JP3243767U - 弾性ウェビング、パンティー、スポーツブラジャー、バックホック型ブラジャー及びフロントホック型ブラジャー - Google Patents

Abstract

【課題】弾性バンドの幅が不変であることを確保するとともに、弾性力を２倍にし、粘着することで下着に接着して固定し、縫合を必要とせず、旋盤加工への依存を低減して、完全なフィット感を実現して、製品の着用体験及び清潔さを向上させる弾性ウェビング、パンティー、スポーツブラジャー、バックホック型ブラジャー及びフロントホック型ブラジャーを提供する。【解決手段】弾性ウェビング、および弾性ウェビングを含むパンティー、スポーツブラジャー、バックホック型ブラジャー及びフロントホック型ブラジャーであり、弾性バンド本体１を含み、前記弾性バンド本体は縦方向に沿って折り畳まれ、その横断面は「Ｕ」字型構造を呈し、前記弾性バンド本体の内側には粘着層が設けられ、前記弾性バンド本体は開口側から下着のエッジを外嵌し、熱圧着によって接着されることで、下着に固定される。【選択図】図３

Description

本考案は、下着の技術分野に関し、特に、弾性ウェビング、パンティー、スポーツブラジャー、バックホック型ブラジャー及びフロントホック型ブラジャーに関する。

パンティーは、下半身にぴったりとフィットする下着の一種であり、男性用と女性用の２種類に分けられ、性差によって、デザインもますます多くなっている。女性にとってブラジャーは欠かせない日用品であり、胸を寄せたり、胸の垂れを防止する機能があり、女性に自信をもたらす。既存のシームレスパンティー、ブラジャーの一部は、主に弾性バンドバンディングをブラジャー／パンティーを固定しているが、現在、弾性バンドとパンティー／ブラジャーとの接続方式は主に単層構造によって接続され、その全体的な弾性力が不足しており、長期間使用すると、弾性バンドは弾性変形が生じやすく、弾性バンドの弾性力が大幅に低下して、パンティー／ブラジャーを支持・固定できなくなる。

本考案は、弾性ウェビング、パンティー、スポーツブラジャー、バックホック型ブラジャー及びフロントホック型ブラジャーを提供することを目的とし、弾性バンドの幅が不変であることを確保するとともに、前記弾性バンド本体を縦方向に折り畳んで下着のエッジに外嵌し、２層構造を形成し、その弾性力を２倍にし、粘着することで下着に接着して固定し、縫合を必要とせず、旋盤加工への依存を低減して、完全なフィット感を実現して、製品の着用体験及び清潔さを向上させる。

本出願は、以下の技術的解決策によって実現される。弾性ウェビングは、弾性バンド本体を含み、前記弾性バンド本体は縦方向に沿って折り畳まれ、その横断面は「Ｕ」字型構造を呈し、前記弾性バンド本体の内側には粘着層が設けられ、前記弾性バンド本体はその開口側から下着のエッジの内側と外側の間に挟み込まれて、熱圧着によって接着されることで、下着に固定される。

上記の弾性ウェビングによれば、前記弾性バンド本体は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体の首と尾の接続箇所に接続構造が設けられることで、前記弾性バンド本体の首と尾とがリング状になるように接続される。

上記の弾性ウェビングによれば、前記接続構造は骨縫合のない接続構造を含む。上記の弾性ウェビングによれば、前記接続構造は弾性バンド本体の外側に設けられた接続布を含み、前記接続布は熱圧着されるように、前記弾性バンド本体の首と尾の接続箇所に接着される。

上記の弾性ウェビングによれば、前記弾性バンド本体は一体成形構造である。上記の弾性ウェビングによれば、前記弾性バンド本体の外側には標識部が設けられる。パンティーは、パンティー身頃と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体の首と尾の接続箇所で骨縫合することなく接続される。前記パンティー身頃のエッジは、前記弾性バンド本体の開口側から、前記弾性バンド本体の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体は熱圧着によって前記パンティー身頃に接着される。

スポーツブラジャーは、ブラジャー本体と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体の首と尾の接続箇所で骨縫合することなく接続される。前記ブラジャー本体のエッジは、前記弾性バンド本体の開口側から、前記弾性バンド本体の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体は熱圧着によって前記ブラジャー本体に接着される。

バックホック型ブラジャーは、ブラジャー本体と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体の端部にはシール構造が設けられ、前記ブラジャー本体のエッジは、前記弾性バンド本体の開口側から、前記弾性バンド本体の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体は熱圧着によって前記ブラジャー本体に接着される。

フロントホック型ブラジャーは、ブラジャー身頃と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体の端部にはシール構造が設けられ、前記ブラジャー身頃のエッジは、前記弾性バンド本体の開口側から、前記弾性バンド本体の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体は熱圧着によって前記ブラジャー身頃に接着される。

従来技術と比較して、本出願は以下の利点を有する。即ち、本考案の弾性ウェビングによれば、弾性バンド本体は縦方向に沿って折り畳まれ、前記弾性バンド本体の内側には粘着層が設けられ、前記弾性バンド本体はその開口側から下着のエッジを外嵌し、熱圧着によって接着され、弾性バンドの幅が不変であることを確保するとともに、前記弾性バンド本体１は縦方向に沿って折り畳まれ、下着のエッジを外嵌することで、２層構造を形成し、その弾性力を２倍にし、粘着することで下着に接着して固定し、縫合を必要とせず、旋盤加工への依存を低減して、完全なフィット感を実現して、製品の着用体験及び清潔さを向上させる。

本出願の実施例の技術的解決策をより明らかに説明するために、以下、実施例の記載に必要な図面を簡単に紹介するが、明らかに、以下に記載の図面は本出願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、進歩性に値する労働をしないことを前提として、これらの図面に基づいて他の図面を取得できる。
本出願の実施例の弾性バンドの構造模式図である。 本出願の実施例の弾性バンドの使用状態図である。 本出願の実施例の弾性バンドの断面図である。 本出願の実施例の男性用パンティーの構造模式図である。 本出願の実施例の女性用パンティーの構造模式図である。 本出願の実施例のスポーツブラジャーの構造模式図である。 本出願の実施例のバックホック型ブラジャーの構造模式図である。 本出願の実施例のフロントホック型ブラジャーの構造模式図である。

本出願が解決しようとする技術的課題、技術的解決策及び有益な効果をより明確にするために、以下、図面及び実施例を結合して、本出願をさらに詳しく説明する。ここで説明される具体的な実施例は本出願を限定しておらず、単に本出願を解釈するためのものである。

図１～８に示すように、本出願の実施例は、弾性バンド本体１を含む弾性ウェビングを提案する。前記弾性バンド本体１は、縦方向に沿って折り畳まれ、その横断面は「Ｕ」字型構造を呈し、前記弾性バンド本体１の内側には粘着層１１が設けられ、前記弾性バンド本体１はその開口側から下着のエッジを外嵌し、熱圧着によって接着されることで、下着に固定される。従来のシームレスパンティー／ブラジャーは、主に広い弾性バンドを使用して下着を縫合しているが、このような弾性バンドの縫合方式は単層構造であり、一定期間使用すると、弾性バンドは弾性変形が生じやすく、その弾性が大幅に低下して、着用が不安定になるため、弾性バンドの幅が不変であることを確保するとともに、前記弾性バンド本体１は縦方向に沿って折り畳まれ、下着のエッジを外嵌することで、２層構造を形成し、その弾性力を２倍にし、粘着することで下着に接着して固定し、縫合を必要とせず、旋盤加工への依存を低減して、完全なフィット感を実現して、製品の着用体験及び清潔さを向上させる。

前記弾性バンド本体１は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体１の首と尾の接続箇所には接続構造１２が設けられることで、前記弾性バンド本体１の首と尾とがリング状になるように接続され、当該接続構造１２によって前記弾性バンド本体１の首と尾とを接続し、弾性バンド本体１の端部を外部から切り離し、着用の摩耗による弾性バンド本体１の構造のゆるみ、及び弾性バンド本体１の収縮性は弾性バンド本体１の収縮方向へ跳ね返るように端部を引っ張って、これによって、端部と下着との間に脱落が生じることを回避し、製品全体の完全性を確保して、製品の着用体験を向上させるとともに、製品の耐用年数を延長し、前記接続構造１２は骨縫合のない接続構造、又は弾性バンド本体１の外側に設けられた接続布を含み、前記接続布は熱圧着されるように、前記弾性バンド本体１の首と尾の接続箇所に接着され、シームレス接続によって、接続の安定性を確保するとともに、製品の着用体験を向上させ、ユーザーは着用時に、より快適でフィット感が増す。

前記弾性バンド本体１は一体成形構造であり、その内部の弾性ゴム又は他の弾性力構造は連続的な完全構造であり、継ぎ目や破損がなく、弾性力によって引っ張られる際、その全体的な完全性、及び構造の安定性がより高くなる。

前記弾性バンド本体１の外側には標識部が設けられ、当該標識部の態様に対して、縫合、熱圧着貼付、塗装などの多種の方式で設置されるパターンを選択してもよく、パターンに対してブランド名、ｌｏｇｏ又は他の装飾的なパターンを選択してもよく、主に他の製品と区別し、又は消費者を惹きつける作用を発揮し、製品の認知度を向上させる。

パンティーは、パンティー身頃２と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体１は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体１の首と尾の接続箇所で骨縫合することなく接続される。前記パンティー身頃２のエッジは、前記弾性バンド本体１の開口側から、前記弾性バンド本体１の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体１は熱圧着によって前記パンティー身頃２に接着される。

スポーツブラジャーは、ブラジャー本体３と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体１は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体１の首と尾の接続箇所で骨縫合することなく接続される。前記ブラジャー本体３のエッジは、前記弾性バンド本体１の開口側から、前記弾性バンド本体１の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体１は熱圧着によって前記ブラジャー本体に接着される。バックホック型ブラジャーは、ブラジャー本体４と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体１の端部にはシール構造が設けられ、前記ブラジャー本体４のエッジは、前記弾性バンド本体１の開口側から、前記弾性バンド本体１の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体１は熱圧着によって前記ブラジャー本体４に接着される。フロントホック型ブラジャーは、ブラジャー身頃５と、上記の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体１の端部にはシール構造が設けられ、前記ブラジャー身頃５のエッジは、前記弾性バンド本体１の開口側から、前記弾性バンド本体１の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体１は熱圧着によって前記ブラジャー身頃５に接着される。以上のように、本出願は以下の有益な効果を有するが、これらに限定されず、即ち、本考案の弾性ウェビング、パンティー、スポーツブラジャー、バックホック型ブラジャー及びフロントホック型ブラジャーによれば、弾性バンド本体１を含み、前記弾性バンド本体１は縦方向に沿って折り畳まれ、その横断面は「Ｕ」字型構造を呈し、前記弾性バンド本体１の内側には粘着層１１が設けられ、前記弾性バンド本体１はその開口側から下着のエッジを外嵌し、熱圧着によって接着されることで、下着に固定され、従来のシームレスパンティー／ブラジャーは主に広い弾性バンドを使用して下着を縫合しているが、このような弾性バンドの縫合方式は単層構造であり、一定期間使用すると、弾性バンドは弾性変形が生じやすく、その弾性が大幅に低下して、着用の不安定を招致し、弾性バンドの幅が不変であることを確保するとともに、前記弾性バンド本体１は縦方向に沿って折り畳まれ、下着のエッジを外嵌することで、２層構造を形成し、その弾性力を２倍にし、粘着することで下着に接着して固定し、縫合を必要とせず、旋盤加工への依存を低減して、完全なフィット感を実現して、製品の着用体験及び清潔さを向上させる。

以上は、具体的な内容を結合して提供される１つ又は複数の実施形態であり、本出願の具体的な実施はこれらの説明に限定されることは意図していない。本出願の方法、構造などと類似又は同一のもの、あるいは、本出願の構想を前提としてなされたいくつかの技術的演繹又は置換は何れも本出願の保護範囲とみなされるべきである。

Claims (10)

1. 弾性ウェビングであって、弾性バンド本体（１）を含み、前記弾性バンド本体（１）は縦方向に沿って折り畳まれ、その横断面は「Ｕ」字型構造を呈し、前記弾性バンド本体（１）の内側には粘着層（１１）が設けられ、前記弾性バンド本体（１）はその開口側から下着のエッジの内側と外側の間に挟み込まれて、熱圧着によって接着されることで、下着に固定されることを特徴とする弾性ウェビング。
2. 前記弾性バンド本体（１）は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体（１）の首と尾の接続箇所には接続構造（１２）が設けられることで、前記弾性バンド本体（１）の首と尾とがリング状になるように接続されることを特徴とする請求項１に記載の弾性ウェビング。
3. 前記接続構造（１２）は骨縫合のない接続構造を含むことを特徴とする請求項２に記載の弾性ウェビング。
4. 前記接続構造（１２）は弾性バンド本体（１）の外側に設けられた接続布を含み、前記接続布は熱圧着されるように、前記弾性バンド本体（１）の首と尾の接続箇所に接着されることを特徴とする請求項２に記載の弾性ウェビング。
5. 前記弾性バンド本体（１）は一体成形構造であることを特徴とする請求項１に記載の弾性ウェビング。
6. 前記弾性バンド本体（１）の外側には標識部が設けられることを特徴とする請求項１に記載の弾性ウェビング。
7. パンティーであって、パンティー身頃（２）、及び請求項１～６の何れか１項に記載の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体（１）は、首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体（１）の首と尾の接続箇所で骨縫合することなく接続され、前記パンティー身頃（２）のエッジは、前記弾性バンド本体（１）の開口側から、前記弾性バンド本体（１）の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体（１）は熱圧着によって前記パンティー身頃（２）に接着されることを特徴とするパンティー。
8. スポーツブラジャーであって、ブラジャー本体（３）、及び請求項１～６の何れか１項に記載の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体（１）は首と尾が対向するように折り曲げられ、前記弾性バンド本体（１）の首と尾の接続箇所で骨縫合することなく接続され、前記ブラジャー本体（３）のエッジは、前記弾性バンド本体（１）の開口側から、前記弾性バンド本体（１）の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体（１）は熱圧着によって前記ブラジャー本体に接着されることを特徴とするスポーツブラジャー。
9. バックホック型ブラジャーであって、ブラジャー本体（４）、及び請求項１～６の何れか１項に記載の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体（１）の端部にはシール構造が設けられ、前記ブラジャー本体（４）のエッジは、前記弾性バンド本体（１）の開口側から、前記弾性バンド本体（１）の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体（１）は熱圧着によって前記ブラジャー本体（４）に接着されることを特徴とするバックホック型ブラジャー。
10. フロントホック型ブラジャーであって、ブラジャー身頃（５）、及び請求項１～６の何れか１項に記載の弾性ウェビングを含み、前記弾性バンド本体（１）の端部にはシール構造が設けられ、前記ブラジャー身頃（５）のエッジは、前記弾性バンド本体（１）の開口側から、前記弾性バンド本体（１）の折曲箇所に嵌入されて当接し、前記弾性バンド本体（１）は熱圧着によって前記ブラジャー身頃（５）に接着されることを特徴とするフロントホック型ブラジャー。