JP3243530U - 巡回型・体験型の防災訓練システム - Google Patents

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Abstract

【課題】組織等を構成する多くの人員の内の多数の参加者が実際の災害対応に求められる心肺蘇生や消火、止血、骨折からなる応急救護等の多種目の技能を体験、修得できる巡回型・体験型の防災訓練システムを提供する。【解決手段】巡回型・体験型の防災訓練システム1は、表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて実施する心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用の説明パネル2A、2B、2Cと、心肺蘇生訓練用の人形、AED(体外式半自動除細動器)と、消火・通報訓練用の消火器、1号消火栓、2号消火栓、及び通報カードと、応急救護訓練用としての止血対応用のタオル、ビニール袋、骨折対応用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋からなる対応用具と、を含む構成としたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、組織等を構成する多くの人員の内の多数の参加者が実際の災害対応に求められる心肺蘇生や消火、止血、骨折からなる応急救護等の多種目の技能を体験、修得できる巡回型・体験型の防災訓練システムに関するものである。
従来の防災訓練は、避難訓練を中心としており、実際の災害対応に求められる心肺蘇生や消火等の技能を修得できる訓練にはなっていない。
また、訓練参加者は組織内の一部の職員に限られ、組織内の全員が参加するものとなっていない。
特許文献1には、実際の火災現場に近い状況下で濃煙と熱気を体感しつつ、消火,防災訓練を実施可能な実火災訓練装置であって、本体部と排煙処理装置を有しており、該本体部は、内部が訓練対象者の訓練ブースとなる大型ケーシング状をなすと共に、上下多層階構造よりなり、最下階に、濃煙と熱気を発生させる燃焼発煙コーナーが設けられ、各階間に、濃煙の通気口が設けられると共に、各階間に、階段や梯子よりなる内部昇降手段が設けられており、該排煙処理装置は、該本体部の上位に配設されており、濃煙を排煙として該本体部の最上階から吸気,導入すると共に、昇温させて内部を流しつつ燃焼せしめ、もって無煙無害化して大気放出し、該本体部は直線長手状をなしており、該本体部の最下階は、長手方向奥側に、可燃物を燃焼させる該燃焼発煙コーナーが配設され、長手方向反対側に出入扉が配設され、長手方向反対側の下部に外気取入口が配設され、長手方向反対側の天井面に、該通気口が配設されており、該外気取入口からのエアーが、最下階の内部空間下部について、可視ゾーンを形成しつつ該燃焼発煙コーナーへと流れると共に、該燃焼発煙コーナーで発生した濃煙を含有し熱気を帯びたエアーが、最下階の内部空間上部について、濃煙ゾーンを形成しつつ該通気口へと流れ、もって、最下階の内部空間について上下2層流が形成され、そして、該本体部は二階建構造よりなり、最下階である一階と最上階である二階とを備えており、該本体部の二階は、内部空間について少なくとも該濃煙ゾーンが形成され、出入扉が設けられると共に、該出入扉の外側に、メンテナンススぺースがベランダ状に設けられており、各階の該出入扉の外側には、導出手段付きの前室が設けられており、該前室は、該出入扉から外部に漏洩した濃煙を収容し、該導出手段は、該前室に収容された濃煙を吸気して、一階から二階や、二階から該排煙処理装置へと導出する構成とした実火災訓練装置が開示されている。
しかし、この特許文献1の実火災訓練装置の場合、実際の火災現場に近い状況下で濃煙と熱気を体感しつつ、消火,防災のシミュレーション訓練を行うものであり、火災時の防災シミュレーション訓練を主体とし、心肺蘇生や吐血、骨折等の技能を修得可能とすることまでは配慮されていない。
特許第5828226号公報
本考案は、上記従来の実情に鑑み開発されたものであり、組織等を構成する多くの人員の内の多数の参加者が実際の災害対応に求められる心肺蘇生や消火、応急救護等の多種目の技能を体験、修得できる巡回型・体験型の防災訓練システムを提供するものである。
本考案の巡回型・体験型の防災訓練システムは、表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて実施する防災訓練に関する複数種目別のインストラクター用の説明パネルと、前記複数種目に対応した複数種の訓練用の用具と、を含むことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、インストラクターによる複数種目別の説明パネルの説明に応じて、各参加者は前記複数種目に対応した複数種の訓練用の用具を使用、体験して複数種目にわたる防災訓練の技能を修得できるとともに、パネル表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、パネル裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて実施する心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用説明パネルと、心肺蘇生訓練用の人形とAED(体外式半自動除細動器)と、消火・通報訓練用の消火器、消火栓、及び通報カードと、応急救護訓練用の対応用具と、を含む構成の基に、インストラクターによる複数種目別の説明パネルの説明に応じて、各参加者は心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練からなる複数種目にわたる防災訓練の技能を修得でき、更に、前記応急救護訓練用の対応用具は、止血対応用のタオル、ビニール袋、骨折対応用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋であることから、これら各用具を使用、体験しつつ止血や骨折対応に関する応急救護に関する技能を取得できる巡回型・体験型の防災訓練システムを実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、前記請求項1記載の効果を発揮できるとともに、インストラクターによる複数種目別の説明パネルの説明に応じて、各参加者は前記複数種目に対応した複数種の訓練用の用具を使用、体験して複数種目にわたる防災訓練の技能を取得できる巡回型・体験型の防災訓練システムを実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、前記請求項1記載の効果を発揮できるとともに、パネルの表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて実施する心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用の説明パネルと、心肺蘇生訓練用の人形とAED(体外式半自動除細動器)と、消火・通報訓練用の消火器、消火栓、及び通報カードと、応急救護訓練用の対応用具と、を含む構成の基に、インストラクターによる複数種目別の説明パネルの説明に応じて、各参加者は心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練からなる複数種目にわたる防災訓練の技能を取得できる巡回型・体験型の防災訓練システムを実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例に係る巡回型・体験型の防災訓練システムを構成する三種目(心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練)に区分したインストラクター用の説明パネルを示す概略斜視図である。 図2は本実施例に係る巡回型・体験型の防災訓練システムを構成する心肺蘇生訓練用の人形、AED(体外式半自動除細動器)を示す概略斜視図である。 図3は本実施例に係る巡回型・体験型の防災訓練システムを構成する消火・通報訓練用の消火器、2種の消火栓、及び2枚ずつ赤青2色に色分けした合計4枚の通報カード(通報役用、消防役用2枚)を示す概略斜視図である。 図4は本実施例に係る巡回型・体験型の防災訓練システムを構成する応急救護訓練用の止血対応用のタオル、ビニール袋、及び骨折対応用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋を示す概略斜視図である。
本考案は、組織等を構成する多くの人員の内の多数の参加者が実際の災害対応に求められる心肺蘇生や消火、応急救護等の多種目の技能を体験、修得できる巡回型・体験型の防災訓練システムを実現し提供するという目的を、表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて実施する心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用の説明パネルと、心肺蘇生訓練用の人形とAED(体外式半自動除細動器)と、消火・通報訓練用の消火器、消火栓、及び通報カードと、応急救護訓練用としての止血対応用のタオル、ビニール袋、骨折対応用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋からなる対応用具と、を含む構成により実現した。
以下、図面を参照して、本考案の実施例に係る巡回型・体験型の防災訓練システムについて詳細に説明する。
本実施例の巡回参加・体験式多種目防災訓練システム1の必要備品構成は、下記(A)~(D)を具備したものである。
(A)表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、裏面に説明ナレーション用の文章が表記されており、紙芝居のように使用する三種目(心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練)に区分したインストラクター用の説明パネル2A、2B、2C。
(B)心肺蘇生訓練用人形3とAED(体外式半自動除細動器)4。
(C)消火・通報訓練用の消火器5、1号消火栓6、2号消火栓からなる2種の消火栓、及び2枚ずつ赤青2色に色分けした合計4枚の通報カード(通報役用、消防役用各2枚)8A、8B。
(D)応急救護訓練用の止血対応用のタオル9、ビニール袋10、及び骨折対応用の新聞紙11、雑誌12、ネクタイ13、ビニール傘14、養生テープ15、ビニール袋16。
次に、上述した各必要備品を用いた本実施例の巡回型・体験型の防災訓練システムについて各種目別に説明する。
(前提)
本実施例の巡回型・体験型の防災訓練システムにおいては、例えば、以下の状態として下記の説明を行う。
・多数の参加者を10~25名ずつ3班程度に分ける。
・実施する3班3種目ごとに3つのブース会場を設ける。
・各ブース会場に各々2名ずつのインストラクターを用意する。
・全体の進行管理役(タームキーパー)を一人設ける。
・種目ごとにインストラクター用の説明パネル2A~2Cを用意する。
・説明パネル2A~2Cに従って各インストラクターは説明、実演、演習を行う。
・標準として各ブース会場とも説明2分、実演4分、演習4分の計10分で設計する。
すなわち、本実施例においては、各参加者が各種目の防災技能を各ブース会場を巡回して修得することを可能とするものである。
次に、上記巡回参加・体験式多種目防災訓練システム1に基づく本実施例の巡回型・体験型の防災訓練システムについて各種目別に説明する。
<心肺蘇生の訓練>
この場合には、心肺蘇生の訓練ブース会場において、前記説明パネル2A、心肺蘇生訓練用の人形3、AED(体外式半自動除細動器)4を使用して心肺蘇生の訓練を行う。
心肺蘇生の訓練ブース会場における訓練の基本的な訓練の流れは、以下の通りである。
1)意識の確認:例えば「もしもーし、大丈夫ですか?」
2)応援を呼ぶ:例えば「あなた!119番お願いします!」「あなた!警備室に通報をお願いします!」
3)呼吸の確認;
4)心臓を押す:
5)AEDの使用;
6)心臓を押すことを継続:
7)救急隊、病院への引継ぎ:
(心肺蘇生の訓練ブース会場におけるインストラクターの説明パネル2Aによる説明)
この際の所要時間は1分程度である。また、心肺蘇生用の人形3と、AED4とを用意する。
なお、心肺蘇生の訓練ブースは、胸骨圧迫とAED4の2種目を2班同時に20分で行って、4班4種ごとに3ブースとして説明を行うようにしても良い。
説明パネル2Aによるインストラクターの具体的説明内容は、以下の通りである。
インストラクター:「みなさん、もう少し前に来てください。こちらは胸骨圧迫とAED4の訓練です。これから、このxx名で胸骨圧迫とAED4について説明・実演します。」
インストラクター:「まず、胸骨圧迫です。突然ですが、みなさん救急車の到着時間は知っていますか会場全国平均8分といわわれています。
意識も呼吸もない人を8分経ってから救命活動しても、助かる確率は1割以下です。
救急車が来る前に、そこにいる私たちが救命活動を行うと助かる確率は5割にも6割にも上がります。そこで、私たちが胸骨圧迫を行って本人の代わりに心臓を動かして体に血液を送ってあげることが必要です。
ポイントは、強く、早く、たえまなく押すことです、救急車が来るまでずっと止めずに押し続けます。
まず私たちが実演し、その後みなさんにもやっていただきます。」
(インストラクターによる実演・目安2分)
(一つ目)
インストラクターは、人形3の隣りに行き、全員に説明パネル2Aを見せながら、ではやり方です。
まず、倒れてる人を見かけたら意識の確認をする。
肩をたたいて「大丈夫ですかー?」を3回ほど繰り返す。徐々に声を大きくしていく。
意識はありますか? はい。
(二つ目)
インストラクター:意識が無かったら、二つ目めです。周りの人に通報とAED4をお願いする。「誰か?」ではなく指を差して指名するのがコツである。
例えば、「あなた119番お願いします!」「あなた防災センターに連絡してください!」「あなたAED4を持ってきてください!」
(三つ目)
三つめは呼吸の確認である。これは胸を見て上下動していないかどうかを6秒以上観察する。胸が上下動していない場合は、直ぐにマッサージをはじめる。
例えば、「呼吸はしていますか?」と問いかけ、確認した後、「していません!」と答える。その後、説明に合わせて手を動かす。
(胸骨圧迫の説明)
インストラクター:「では心臓を押しましょう。心臓は一番力のかかる手のひらの下の部分を使います。
両腕をまっすぐにして重ねてください。押す位置はちょうど乳頭と乳頭の真ん中です。
押す場所の真横に座ります。距離は押す場所の真上に自分の肩が来る距離で。腕をまっすぐにして、手のひらではなく体重をかけて真下に押すことで、一番力がかけやすくなります。」
(胸骨圧迫の実演)
ここから人形3の胸骨圧迫をし始める。
このとき、インストラクター:「押す深さは5cmくらいで、私たちの体の3分の1以上沈む深さですのでかなり深いです。肋骨が折れることもありますがそれくらいの強さが必要です。
速さは1分間で100回。それより速くても構いません。腕だけでは押さず、体の体重をかけて押します。心臓のポンプが最大限収縮するように、押してゆるめて、をちゃんと行います。」と説明する。
そして、しばらく押しつづける。
このとき、インストラクター:「救急車がくるまで押し続けるので、とてもひとりでずっとできることではありません。本番では何人もが交代で絶え間なく心臓を押し続けるために、次に押す人は真向いで列を組んで準備して「1,2の3」でリズムを切らずに交代していきます。」と説明する。
(参加者の実演)
人形3に対する胸骨圧迫訓練タイムである。目安4分
インストラクター:「はい、いいですか、意識の確認です。肩をたたいて呼びかけてください。」と説明する。
参加者:「もしもーし、大丈夫ですか?」
インストラクター:「そうしたら周りに通報とAED4をお願いしましょう。はい!」
参加者:「あなた!119番お願いします!」」「あなた!AEDを持ってきてください!」
インストラクター:「次は呼吸を確認します」
参加者: 呼吸の確認「はい、呼吸していません」「じゃあ心臓マッサージを開始します」
参加者は心臓マッサージをする体制に移動する。
インストラクター:「場所は大丈夫ですか、真横に来ていますか?肩は真上に来ていますか?深さは、私たちの体の3分の1、速さはこのくらいです」
参加者は、心臓マッサージを始める。
インストラクター:「はい、ストップです。結構つかれますよね?では残りやっていない方も順番でやってみてください」と説明する。
このような流れを班の全員について繰り返す。
インストラクター:「はい、ストップです。結構つかれますよね? では残りやっていない方も順番でやってみてください。
さて、全員終わったようなので、次にAEDの使い方を説明致します。こちらにお集まりください。」そして、班を1つに統合する。
(AED4の使用訓練)
インストラクター:「それでは次にAED4を使用して実践しましょう。」目安2分
インストラクター:さて、全員終わったようなので、次にAED4の使い方を説明致します。こちらにお集まりください。(班を1つに統合する)
心肺蘇生用のAED4を用意する。
AED4の基本的使い方は、以下の通りである。
1)AED4を持ってくる。
2)電源をONにする。
3)音声指示に従う。
この他以下も行う。
4)胸骨圧迫の継続。
5)救急車、病院へ引き継ぎ。
(AED4の説明)
インストラクター:(AED4の説明の前に一息おいて)「さて、次にAED4について説明します。みなさん一番近くのAED4はどこにあるかご存知ですか? 当社ではxxxxとxxxにあります。
では、AED4は何をする機械か? 体外式半自動除細動器といって、「細動」、つまり心臓のけいれんを除去するということです。
例示すると、足がつって歩けないときと同じように、心臓がけいれんすると動けなくなります。そんな状態のときに、電気ショックでけいれんを止めるのです。
AED4の使い方はとても簡単で、電源を入れればAED4が全部音声で指示してくれるので、当該音声のいうとおりに操作すれば」大丈夫です。
早速、実演してみます。」と説明する。
(実演)
インストラクター:「まずは電源を入れることが重要です。あとは音声に従うのみです。」
インストラクターの実演;人形3のもとへいき、胸骨圧迫を再開する。
参加者は「AED4を持ってきました!」といってAED4を持ってくる。
インストラクター:「はい、AED4が届きました。(ちなみに、AED4が来ても胸骨圧迫はやめません。)
みなさんAED4の音声が聞こえる位置に近づいてください。さあ、電源を入れましょう。」
インストラクターの実演;AED4のスイッチを入れる。服を脱がす真似をしながら人形3にAED4のパッドを貼る。「みなさん離れてください!!」と叫ぶ。人差し指を上にあげて、AED4の点滅しているボタンを押す。
インストラクター:「みなさまお気づきかもしれませんが、胸骨圧迫をやめていいのは、AED4に「離れてください!といわれたときだけです。」
インストラクターの実演;胸骨圧迫を再開する。そして、AED4を使ったあと、胸骨圧迫を救急隊が来るまで続ける。
救急車がきたらAED4のパッドをつけたまま病院へ引継ぐ。
インストラクター:「意識、呼吸の無い人がいたら直ちに胸骨圧迫、AED4を行うようにしてください。」
以上が胸骨圧迫、AED4の説明及び実演である。
このような流れを班の全員について繰り返す。
以上で心肺蘇生の訓練ブース会場における一班についての訓練が終了となる。
<消火・通報ブース会場での訓練>
所要時間:6分(説明3分・実践3分)と4分(説明1分・実践3分)
(インストラクターの説明)
インストラクター:「火災を見つけたら、小さな火の段階で消すことが大切です。
何台も持ってきて協力して消火をしてください。
帰る時に、みなさんご自分のフロアのどこに消火器があるか、少し気にして見てください。
では使い方を説明します。」
インストラクター:「火災を見つけたら、消火器5を使う前に2つの手順があります。
一つ目、まずは火事を見つけたら周りに大きな声で「火事だ」と伝えます。では、一緒にやってみましょう。
大きな声で、「火事だー」 もっと周りに聞こえるようにもっと大きな声で「火事だー!!」 すばらしい!」
次は、119番通報です。消えなかったら通報するのではなく、火災を見つけたら通報をします。
「誰か?」ではなく人を差して指名します。「あなた!119番お願いします!」、会社の場合はもう一か所あることから、「あなた!警備室に連絡をお願いします!」この二つがあります。と説明する。
そして消火器5を運んでもらう。
インストラクター:「ここから三つの手順です。まずピンを抜き、ホースを向けます。ホースの先を握らないとホースが暴れますので気を付けてください。ホースは炎の根本に向けないと意味がありません。最後、レバーを握る。ピンが抜けていないと、握れませんので「シュー」と、最後まで出しきってください。
以上です。わかりましたか? はい、ここに消火器が2本あります。ではやってみましょう。」と説明する。
消火器5の具体的使い方は、以下の通りである。
1)「火事だー!」
2)「あなた!119番お願いします!」「あなた!警備室に連絡をお願いします!」と叫ぶ。
3)消火器の安全ピンを抜く
4)火元に消火器5のホースを向ける
5)消火器5のレバーを握る。
6)この後、鎮火をしっかり確認する。
消火器5について
表面には5つの手順が書いてあるので、見えるようにみんなの前に移動する。(やり方が違う方には適宜指摘する。1ターン20秒位である。
インストラクター:「ではやってみましょう。分からなかったら、これを見ながらでいいです。」と説明する。
参加者の実演
1)(みなさん)「火事だー」
2)「あなた、119番お願いします!」「あなた!防災センターに連絡をお願いします。
3)「ピンを抜く」
4)「ホースを向ける」
5)「シュー」
インストラクター:「20秒くらいなので全部出し切りましょう。火が確実に消えたのを確認して終わりです。消えていなければ次の消火器5を持ってきて、更に消します。はい、では次の方たちどうぞ。入れ替えがスムースにいくよう、声を出して誘導してください。」と説明する。
(消火栓について)
インストラクター:「さて、消火器5の練習をしていただきましたが、火の大きさが腰よりも大きくなると、消火器5での消火は難しくなります。その際には、消火栓を使って消火の訓練を行います。皆さん、消火栓はどちらにあるかご存じでしょうか? こちらです。(皆を誘導)」と説明する。
(1号消火栓6の場合)
インストラクター:「1号消火栓6のふたをあけると、このようになっています。
1)まずボタンを押してスイッチを入れます。
2)次にノズルを持ってホースを引き出します
3)ノズルを持って火災現場に向かいます。同時に、もう一人の方がホースはこのままでは水がつまってしまうので、ホースの真ん中のつなぎ目のここを持って走り、ホースをきれいに伸ばします。
4)火災現場についたら「放水開始」と叫び、もう一人の方がバルブを開きます。
これで放水が開始されます。
1号消火栓6の水圧はとても強いので、ノズルを腰を入れてしっかり構えます。また1号消火栓6を放水すると室内は水浸しになってしまうので、そうなる前にできれば消火器5で消したいものです。」と説明する。
時間がくるまで、交代で上記3と4を繰り返し実践してもらう。
以上が1号消火栓6の説明である。
(2号消火栓7の場合)
インストラクター:「2号消火栓7の場合、この2号消火栓7のふたをあけると、このようになっています。
1)まずこのノズルを取り出します。
2)次にこのバルブを開きます。
3)ノズルを持ってホースを引き出し、火災現場に向かいます。
4)火災現場についたらノズルの先端をひねり放水します。2号消火栓7は水圧が強いので、ノズルをしっかり持って構えます。
2号消火栓7で放水するとオフィスは水浸しになってしまうので、そうなる前にできれば消火器5で消したいものです。」(時間があれば、ホースを延ばしたり、ノズルを持って構えたりさせてあげる)
以上が2号消火栓7の説明である。
このような流れを班の全員について繰り返す。
(通報;所要時間4分)(説明1分・実践3分)
必要備品:2枚ずつ赤青2色に色分けした合計4枚の通報カード8A、8B(通報役用、消防役用各2枚)を用意する。
インストラクター:「2名1組で対になるように通報カード8A、8Bを渡してください。
目の前でけが人がいたり、火災が起きたら、まずは消防への通報です。通報して聞かれることはほぼ決まっています。
どんなことを聞かれるのか、目の前で起きていることを伝えられるか実際にやってみましょう。火災の場合をやってみましょう。」
「向かい合わせで、通報役と消防役に分かれています。赤い通報カード8Aの方が消防役です。消防役の方は赤い通報カード8Aの文章を上から棒読みで大丈夫です。
そこのコンセントのところから煙が出て炎が出ています。この状況を通報してみましょう。青い通報カード8Bの方が通報役です。」
インストラクター:「ああ!ここで頭から血をだしている方が倒れています。さあ、この状況も通報してください。」
説明者が、頭に例えば赤い布をあててしゃがむ。
通報役:119番掛けました。プルル プルル はい。
インストラクター:「では、私が「どうぞ」といったら、消防役の方は一番上のセリフから始めてください。どうぞ」
消防役:赤い通報カード8Aの文章を上から棒読みする。
インストラクター:(全体終わったのを確認して話し始める。)「はい、お疲れさまでした。通報すると、今みたいなことを聞かれるのだな? と覚えて帰ってもらえれば、この訓練は成功です。」と説明する。
このような流れを班の全員について繰り返す。
<応急救護ブース会場の応急救護訓練:止血、骨折対応>
止血について(所要時間:3分)(説明1分、実演2分)
必要備品:止血用のタオル9、ビニール袋10を用意する。
一人が実演、他の一人が説明をする。なるべく同性で2名1組になってもらう。奇数の場合はインストラクターが入る。
(インストラクターの説明)
インストラクター:「次は止血について説明します。
人は体に流れる血液の1/3を失うと生命の危険が出てきます。救急車を待っているだけではなく、すぐに止血をしなければなりません。
以前は、止血ポイントを覚えて押さえることを勧められましたが、なかなか覚えられないかと思います。
そこで今は、出血している箇所を直接強く押さえる直接圧迫止血法が勧められています。
出血している箇所をガーゼ等で直接強く圧迫して止血します。
もし、ガーゼが無い場合には、なるべく清潔タオルやハンカチで傷口を圧迫します。このようなビニール袋10を手袋代わりに使用すると感染予防にもなります。
では、実際にやってみましょう。」と説明する。
インストラクター:「今、●●さんの腕から大量に出血しています!このように出血しているところを直接圧迫します。
すなわち、傷口にタオル9、ビニール袋10等を当てて強く圧迫(ぐぅ~っと)する。
ちなみに、血液は異物を感じると止まります。血管が破れて、何か他のものに触れると、血液は血管が破れていることを感じて、血を固めて出血を防ごうとするのです。ですから出血している箇所にしっかりと清潔なタオル9等を当てることが大切です。」
インストラクター:「ざっくりと深く切ってしまった場合などには、表面だけではなくて、このように中にタオル9等をしっかりと押し込んでいくことが大切なのです。」
タオル9を押し込むシーンを見せる。
インストラクター:「更になるべく心臓よりも高い位置に上げて、血が止まるまでタオル9等をずっと押え続けます。椅子等に座らせたり、楽な姿勢を取らせてあげましょう。
ではみなさん、向かい合っている相方がどこか出血しているとして、すぐに止血してあげてください。」
「出血している方を見つけたら、直ちに直接患部をタオル9やビニール袋10等で強く押さえて止血する、ということを覚えておいてください。」と説明する。
このような流れを班の全員について繰り返す。
骨折について(所要時間:4分(説明2分、実演2分)
必要備品:新聞紙11、雑誌12、ネクタイ13、ビニール傘14、養生テープ15及びビニール袋16を用意する。一人が実演する。
インストラクター:「骨折時の対応について説明をします。骨折の経験がある方は、身をもって痛感されたかと思いますが、骨折している人を、そのままの状態で救護所等へ搬送しようとすると、非常に痛いです。
まずは、骨折箇所を固定してあげることが大切です。身近なものを利用して固定してあげましょう。それでは、●●さん、実演にご協力ください。」
実演:(インストラクターは相方に固定してもらいながら説明する)
インストラクター:「例として、腕を骨折している場合、このように新聞紙11や雑誌12の紙を腕に巻いて、養生テープ15で留めて患部を固定します。
骨折した腕を吊るす時は、スカーフや大判のハンカチ、又は大きめのビニール袋16を三角巾の代わりとして使用します。
日頃、みなさんが業務中に身に付けている職員証の紐をこれにあてることも可能です。
ビニール袋16を使う場合は、ビニール袋16の両サイドを切り開き、このようにして首からつるすようにしましょう。
但し、この状態では上下を固定できても前後の固定ができていないため、ネクタイ13や養生テープ15等を巻き付けることで更に固定を強化することができます。
また、足を骨折している場合は、ビニール傘14を使ってこのように固定することもできます。
では、机の上にあるものを使って2名1組になって実践してみましょう。」と説明する。
インストラクターと相方は、説明に従って実演する。
インストラクター:「はい、骨折している場合、何か身近なものを使って固定するということを覚えておいてください。」と説明する。
このような流れを班の全員について繰り返す。
以上説明した本実施例の巡回型・体験型の防災訓練システムによれば、3種目の防災訓練に関する説明、実演、実習の3ステップを踏むことで、すなわち、3種目の防災訓練に関して参加者に言ってみせ、やってみせ、やらせてみせることができ、実践的な防災技術の理解、修得を図ることができる。
また、3種目の防災訓練内容をただ見ているだけでなく、全員が実際にやってみることにより、参加意識が高く、参加者の満足度が極めて高い。
組織等の職員がインストラクターを務めることにより、組織の中での防災リーダーとしての意識と技能が高まり、組織全体の防災力が格段に向上する。
多くの組織で実施されている健康診断と同様に、所定時間内に全員が必要な種目を受講でき、参加者は短い時間で効果的に防災技術を修得できる等の顕著な効果を奏するものとなる。
本考案の巡回型・体験型の防災訓練システムは、会社、病院、公共機関等の各種組織における多数人の防災訓練用として効果的に利用可能である。
1 巡回型・体験型の防災訓練システム
2A 説明パネル
2B 説明パネル
2C 説明パネル
3 人形
4 AED
5 消火器
6 1号消火栓
7 2号消火栓
8A 通報カード
8B 通報カード
9 タオル
10 ビニール袋
11 新聞紙
12 雑誌
13 ネクタイ
14 ビニール傘
15 養生テープ
16 ビニール袋

Claims (3)

  1. 多数の訓練参加者が、所定時間内に、実際の災害時に際し求められると想定される必要な多数の対応種目を受講でき、効率良く防災技術を体験・修得できるようにした防災訓練システムであって、
    パネル表面に訓練参加者向けの防災技能の要点を表記し、パネル裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて、紙芝居のようにして使用して実施するようにした心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用の説明パネルと、
    心肺蘇生訓練に用いる人形とAED、すなわち、体外式半自動除細動器と、
    火災・通報訓練に用いる訓練参加者用の消火・通報の消火器、消火栓、及び訓練参加者用の火災の通報役用カード、火災の消防役用カードからなる通報カードと、
    応急救護訓練に用いる止血用のタオル、ビニール袋、骨折用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋を具備した対応用具と、
    を含んで構成し、
    前記訓練参加者は、所定人数毎に班分けされ、前記心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練の各種目の防災技能について各種目別に設けたブース会場を訓練参加者が夫々巡回しながら体験・修得するようにしたとともに、防災訓練に関する説明、実演、実習の3ステップを踏みながら訓練参加者に「言ってみせ」、「やってみせ」、「やらせてみせ」を体験させつつ実践的な防災技術の理解、修得を図ることができるようにしたことを特徴とする巡回型・体験型の防災訓練システム。
  2. 多数の訓練参加者が、所定時間内に、実際の災害時に際し求められると想定される必要な多数の対応種目を受講でき、効率良く防災技術を体験・修得できるようにした防災訓練システムであって、
    パネル表面に訓練参加者向けの防災技能の要点を表記し、パネル裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて、紙芝居のようにして使用して実施するようにした心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用の説明パネルと、
    心肺蘇生訓練に用いる人形とAED、すなわち、体外式半自動除細動器と、
    火災・通報訓練に用いる訓練参加者用の消火・通報の消火器、消火栓、及び訓練参加者用の火災の通報役用カード、火災の消防役用カードからなる通報カードと、
    応急救護訓練に用いる止血用のタオル、ビニール袋、骨折用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋を具備した対応用具と、
    を含んで構成し、
    前記訓練参加者は、所定人数毎に班分けされ、前記心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練の各種目の防災技能について各種目別に設けたブース会場を訓練参加者が夫々巡回しながら体験・修得するようにしたとともに、防災訓練に関する説明、実演、実習の3ステップを踏みながら訓練参加者に「言ってみせ」、「やってみせ」、「やらせてみせ」を体験させつつ実践的な防災技術の理解、修得を図ることができるようにし、
    前記各ブース会場には各々インストラクターを用意し、各ブース会場の各インストラクターは、担当する種目についてパネルの表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、パネルの裏面に説明ナレーション用の文章が表記されている説明パネルに応じた当該種目の訓練内容の説明を行って、
    前記班分けされた各班全員の訓練参加者は、巡回参加した各ブース会場の各種目のインストラクターの説明内容に応じて当該種目の訓練を実施体験するようにしたことを特徴とする巡回型・体験型の防災訓練システム。
  3. 多数の訓練参加者が、所定時間内に、実際の災害時に際し求められると想定される必要な多数の対応種目を受講でき、効率良く防災技術を体験・修得できるようにした防災訓練システムであって、
    パネル表面に訓練参加者向けの防災技能の要点を表記し、パネル裏面に説明ナレーション用の文章が表記されていて、紙芝居のようにして使用して実施するようにした心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練別のインストラクター用の説明パネルと、
    心肺蘇生訓練に用いる人形とAED、すなわち、体外式半自動除細動器と、
    火災・通報訓練に用いる訓練参加者用の消火・通報の消火器、消火栓、及び訓練参加者用の火災の通報役用カード、火災の消防役用カードからなる通報カードと、
    応急救護訓練に用いる止血用のタオル、ビニール袋、骨折用の新聞紙、雑誌、ネクタイ、ビニール傘、養生テープ、ビニール袋を具備した対応用具と、
    を含んで構成し、
    前記訓練参加者は、所定人数毎に班分けされ、前記心肺蘇生訓練、消火・通報訓練、応急救護訓練の各種目の防災技能について各種目別に設けたブース会場を訓練参加者が夫々巡回しながら体験・修得するようにしたとともに、防災訓練に関する説明、実演、実習の3ステップを踏みながら訓練参加者に「言ってみせ」、「やってみせ」、「やらせてみせ」を体験させつつ実践的な防災技術の理解、修得を図ることができるようにし、
    前記各ブース会場には各々インストラクターを用意し、各ブース会場の各インストラクターは、担当する種目についてパネルの表面に参加者向けの防災技能の要点を表記し、パネルの裏面に説明ナレーション用の文章が表記されている説明パネルに応じた当該種目の訓練内容の説明を行って、
    前記班分けされた各班全員の訓練参加者は、各ブース会場を巡回しつつ参加した各種目のインストラクターの説明内容に応じて、人形とAED、すなわち、体外式半自動除細動器を用いた心肺蘇生訓練、消火器、消火栓、及び通報カードを用いた消火・通報訓練、止血対応用具、骨折対応用具を用いた応急救護訓練を実施体験するようにしたことを特徴とする巡回型・体験型の防災訓練システム。
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