JP3242976U - 種の筋蒔き定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】手作業による種蒔き作業の効率化を図る野菜の種の筋蒔き定規を提供する。【解決手段】種の筋蒔き定規は、第一の平面と第二の平面が略L字型に構成される本体部1と、種を投入する投入口と種が落下する落下口を有する筒状部と、本体部とは別体の別体部を備えている。筒状部は、前記第一の平面の長手方向に所定の間隔で複数個設けられる。筒状部の長手方向は、前記第一の平面の短手方向に対して平行になる。別体部は、落下口から落下する種を転がして落とすことができる平面部を有している。【選択図】図7

Description

本考案は、種を筋蒔きする時に用いる種の筋蒔き定規に関する。
小規模農業において、畑に野菜の種を筋蒔きする時、種まき溝に手作業で種蒔きを行っている。例えば、特許文献1のような手作業で行う種蒔き具がある。
特開2018-174853号公報
小規模農業において、手作業による種蒔き作業は大変非効率な上に、長時間膝を折り曲げ、腰を丸めて種蒔き作業することで、姿勢が悪くなるばかりでなく、胸を圧迫するような姿勢になりがちで健康面にも良くない。小規模農業では野菜の種蒔きは昔ながらの手作業のまま改善されていないのが現状である。
本考案の目的はこのようなことに鑑みてなされたものであり、手作業による種蒔き作業の効率化を図る野菜の種の筋蒔き定規を提供することである。
上記目的は、第一の平面と第二の平面が略L字型に構成される本体部(A定規1)と、
種を投入する投入口と種が落下する落下口を有する筒状部(楕円チューブ2)と、
本体部とは別体の別体部(B定規7)を備え、
筒状部は、第一の平面の長手方向に所定の間隔で複数個設けられ、
筒状部の長手方向は、第一の平面の短手方向に対して平行になり、
別体部は、落下口から落下する種を転がして落とすことができる平面部を有している、種の筋蒔き定規、
によって達成される。
本考案によれば、手作業による種蒔き作業の効率化を図る野菜の種の筋蒔き定規を提供することができる。
本考案の種の筋蒔き定規1(A定規1)の平面図である。 A定規1は種の筋蒔き定規で、種の投入口と種の落下口を設けた楕円チューブ2をL字型アングルと直角方向に配列した平面図である。 L字型アングルの内側の折り目部分に種蒔き用に成型した縦型楕円チューブの切断面を密着して楕円チューブを接着固定し、更にL字型アングルの垂直の部分の内側と楕円チューブの上部が接触する楕円チューの一部に種の投入口を設け、種の投入口と逆方向に種の落下口を設けた種の筋蒔き定規1の側面図。 楕円チューブ2の形状の断面が縦方向に長くなるように設置したことにより、種の大きさが大小に関係なく、種が中央底部に集まった状態を、種の落下口から見た正面図。 縦型楕円チューブ2の斜視図。 A定規1の楕円チューブ2内に種を1粒ずつ投入し、B定規7にA定規1の種の落下口を密着し種蒔き直前の情景を表現した図。 図6を一部拡大した斜視図。 本考案のA定規1の使用状態を説明する写真。 本考案のA定規1の使用状態を説明する写真。 本考案のA定規1の写真。 本考案のA定規1の運搬を説明する写真。 本考案のA定規1の使用状態を説明する写真。 本考案のA定規1の使用後の種蒔きが完了した写真。 本考案のA定規1を用いた種蒔きの後に発芽した写真。
本考の種の筋蒔き定規は、軽量で硬質のL字型をしたアングル(以下、「A定規」という。)を使用する。作り置きをした畑の種蒔き溝一筋にA定規1の種の落下口を密着させてA定規1の後方底部を持ち上げると、理論上は簡単に種蒔きが完了すると考えていたが、A定規1の種の落下口(種蒔き口)が畑の種蒔き溝の土の部分に密着した瞬間に、A定規1の種の落下口が土の部分に突き刺さって種蒔きが出来ず、次の手段として畑の種蒔き溝の土の部分から離れた位置から種蒔きを試みたものの種の大半が種蒔き溝の外側に散乱して失敗に終わるという問題があった。そこで、A定規1の種の落下口が土と接触する部分との間に硬質のプレート(以下、「B定規7」という。)を挿入する事により、A定規1の種の落下口がB定規7によって土の部分と分断されたことによりA定規1の筋蒔き定規内に投入した種がB定規7のプレートの表面を転げ落ちて畑の種蒔き溝の底部に1列に整列した状態で種蒔きができる。
本考案の種の筋蒔き定規は、A定規1とB定規7の組み合わせで使用する。A定規1は軽量で硬質のL字型アングルを使用し、L字型アングルの内面片側に種蒔き用に成型した楕円チューブ2を直角方向に野菜の種類に適合した間隔に平行に配列し、すべての楕円チューブの断面の形状が縦型楕円形(縦卵型)になるようにし、L字型アングルの折り目部分に楕円チューブ2の切断面を密着して楕円チューブ2の底部を接着固定し、更にL字型アングルの垂直に伸びた壁の内側と楕円チューブ2の上部が接触する部位の一部に種の投入口を設け、種の投入口と反対側の楕円チューブ2の先端が種の落下口になっている種の筋蒔き定規である。全ての楕円チューブ2の形状を縦型に配置したことで底部の接地面が狭く不安定なため縦型楕円チューブ2を両側から固定部材で軽く挟み付けるように接着補強したことにより安定感が増し、更に種の筋蒔き定規の種の投入口の深さと固定部材の厚さを同等の高さに揃えるか、投入口の深さより微妙に厚みのある固定部材を使用する事により種の投入作業が容易にできる特徴を有する。固定部材の形状は長方形で、短形側が種蒔き楕円チューブの長さと同じ長さとし(L字型アングルの内側に収まる長さとし)長形側は種蒔きチューブを配列した幅に合った長さに接着固定する。本実施形態の固定部材は発泡樹脂で構成されるが、楕円チューブを埋没して固定することができるものであれば発泡樹脂以外のものであってもよい。
B定規7は軽量で硬質のフラットバー(1枚板)又は、L字型アングルのいずれかを選択して使用する。図7で説明の通り、以下L字型アングルを説明する。上述の畑に設けた直線状の種蒔き溝一筋にB定規7の一片を挿入してアングルの内側を種蒔き溝の土の部分と密着して固定し、他方に種蒔き溝の空間を設けA定規1からの種蒔きに備える。次に、A定規1の種の落下口をB定規7の平面に密着してA定規1の後方底部を持ち上げ、A定規1内の全ての種が一瞬にして畑の種蒔き溝の底部に落下し、種が一列に整列した状態で着地し一筋分の種蒔きが終了する。B定規7はA定規1からの種が転げ落ちる速度を制御すると同時に種の飛び出し等を防止し、本考案の目指す早くて美しい種蒔きをする上で大切な役割を果たす。B定規7は一筋分の種蒔きが終了する毎に次の種蒔き溝に移動しつつ(一人)1本のB定規7を順次使い回していくのに対し、A定規1は一筋分の種蒔きが終了する毎にA定規1内に種を補充しつつ畑全体の種蒔きが終了するまで順次使い回していく特徴を有する。従ってB定規7を1本に対してA定規1は複数本準備して種蒔きの効率化を図り、上述の種蒔きの速さ・正確さ・美しさを目的にするA定規1とB定規の組み合わせからなる種の筋蒔き定規である。
本実施形態の縦型楕円チューブ2には、他にも種蒔き定規の底部の形状がU字型・V字型をした種蒔き定規を使用しても縦型楕円チューブと同等の種蒔き効果が得られるが、上部が解放状態になり種蒔き定規内に種を投入し種蒔きの準備が整った段階で、風等の外圧により種が落下するなどトラブルが発生する場合があり、それに比べて楕円チューブは外圧にも強い特徴がある。なお、上述のように、本実施形態では、縦型楕円チューブ2に代えて、A定規1のL字型アングルの内面片側に、縦型楕円チューブ2の配設位置に種が転動する凹部が設けられる場合があってもよい。
以下、図面に従って一実施例を説明する。図1は、耐久性の軽量で硬質の素材にてL字型をしたアングルを使用し一体化形成されたA定規1本体の正面図である。図2は、A定規1の内側平面の固定部5に設けられた縦型楕円チューブ2を示している。縦型楕円チューブ2は、種蒔き用に成型加工した楕円状の種の投入口3と種の落下口4を有している。図3は、縦型楕円チューブ2の種の投入口3と縦型楕円チューブ2の種の落下口(種蒔き口)4と縦型楕円チューブ2を固定部材5で両側から接着補強した状態を示している。固定部材5の厚を投入口3の深さと同じ高さに揃えるか、又は固定部材5の方が投入口3より所定の厚み分だけ高くすることにより種の投入作業が容易にできる効果がある。図4は、落下口4の開口部を正面視した状態を示している。縦型楕円チューブは、縦長の楕円形状のため、種の大小に関係なく種が中央底部に集まる効果がある。図5は、縦型楕円チューブ2の斜視図である。投入口の上部を開口することで種を投入が容易になる。図6は、A定規1とB定規7を組み合わせた状態の斜視図であり、図7は、A定規1とB定規7の使用状態の斜視図である。図7に示すように、畑に設けた一直線状の種蒔き溝にB定規7の一辺を挿入して固定し、A定規1の種の落下口4をB定規7の平面部に密着させることで種蒔きを行う。8は固定部5の端面である。種蒔き時に、固定部5の端面8がB定規7の面にあたり、落下口4がB定規7の平面に密着するよう構成される。図8、図9、図12は、本実施形態の種の筋蒔き定規の使用状態の写真である。種がセットされたA定規1をB定規7にあてて回転させることで、種がA定規からB定規に移動し、B定規の平面を転げるように構成される。図10は、A定規1が3本とB定規1が一本のセットの写真である。図11は、コンテナでA定規1を固定して持ち運ぶ状態の写真である。コンテナにはA定規1を固定する凹部が複数設けられる。図13は、本実施形態の種の筋蒔き定規を用いて種蒔きをした状態の写真であり、図14は、本実施形態の種の筋蒔き定規を用いて種蒔きをしてから2週間程度経過した後に種から発芽した状態の写真である。
畑に野菜の種蒔きをする時に、事前に畑の表面を平坦に整えたベッド状の畝を作り野菜の種類に適合した間隔に種蒔き溝を1筋ずつ畑全体に作り置きして種蒔きに備える。種蒔きは畝に対して縦長に平行に蒔く方法と、直角に横方向に蒔く方法があるが、野菜が成長していく過程で除草作業や施肥の作業が必要不可欠なため、畝に対して横蒔き方向に種蒔きをした方が管理しやすいため後者の畝に対して横蒔き方向に種蒔きする方法で記述した。本考案の種の筋蒔き定規は、従来のように畑に1粒ずつ手作業で種蒔きをするのではなく、前記、作り置きをしておいた畑の種蒔き溝一筋に、本考案の種蒔き定規をかざして、一筋の種まき溝に種を何粒蒔くことが出来るか事前に計量し、必要量の種を、種の筋蒔き定規内の種蒔き用に考案した楕円チューブ内に種を1粒ずつ投入して種蒔きに備え、再度畑の種蒔き溝に移動して、種蒔き定規から畑の種蒔き溝に種を移し替える方法を考案したことにより種蒔き作業が効率的になり、前記種蒔き工程を順次繰り返し行っていく事により予定している畑全体の種蒔きが終了する。種蒔き終了直後、畑のベッド全面に種が規則正しく種蒔きされた姿が綺麗で、それに見惚れてしまう間もなく畑全体の種蒔き溝(種)に土掛けをして一連の種蒔き工程が終了する。数日後一斉に発芽した風景も大変美しく、従来の手作業による種蒔き作業に比べて、種蒔きの速さ・正確さ、美しさにおいて優れており、種蒔き定規内の楕円チューブの配列が絶妙に計算されていて、種蒔きから収穫まで野菜の間引き作業の手間を省略することができる特徴を有する。
本考案の種の筋蒔き定規は、硬質で軽量のL字型のアングルを使用していることから底部が鋭角になっていて不安定なため、種の筋蒔き定規が安定する専用台を設けて種の筋蒔き定規内に種の投入作業がしやすい角度に固定し、畑以外の場所で椅子に掛けた姿勢で種の投入作業をすることができ、健康にかかる負担が軽減される特徴を有する。さらに、手作業による種蒔きでは手が届く範囲が限られていて短いのに対し、本考案の種の筋蒔き定規を使用することにより手の届かない先の方まで種蒔きをすることができるため作業効率が向上する特徴を有する。(なお、本考案の種の筋蒔き定規内に種を投入する係と、畑に種蒔きをする係を分業することもでき一層作業効率が向上する)。
本考案は、上述の実施の形態に限らず種々の変形が可能である。また、上述の各実施の形態は、本考案の好適な一例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、上述の説明によって不当に限定されるものではない。また、上述の各実施の形態で説明される構成の全てが本考案の必須の構成要件ではない。また、上述の各実施の形態で説明される構成は相互に組み合わせることが可能である。
本考案は、農業の種蒔きに用いる種の筋蒔き定規おいて広く利用可能である。
1 野菜の種の筋蒔き定規本体。
2 種蒔き用の種の投入口と種の落下口を設けた楕円チューブを縦型楕円形に配置した。
3 種蒔き用縦型楕円チューブ内への種の投入口。
4 種蒔き用縦型楕円チューブの種の落下口(種蒔き口)。
5 縦型楕円チューブを固定部材で両側から挟むように接着補強し、種の投入口の深さと固定部材が同じ厚さの部材を使用するか、微妙に厚みのある部材を使用する。
6 A定規1本体に種を投入した情景。
7 B定規本体。
8 B定規にA定規1が接触する部位。

Claims (1)

  1. 第一の平面と第二の平面が略L字型に構成される本体部と、
    種を投入する投入箇所と種が落下する落下箇所を有する凹部と、
    前記本体部とは別体の別体部を備え、
    前記凹部は、前記第一の平面の長手方向に所定の間隔で複数個設けられ、
    前記凹部の長手方向は、前記第一の平面の短手方向に対して平行になり、
    前記別体部は、前記落下口から落下する種を転がして落とすことができる平面部を有している、種の筋蒔き定規。
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