JP3242928U - 公衆トイレにおける個室トイレ利用予定者待ち状況知らせ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】公衆トイレにおいて個室トイレ内にいる利用者に対して個室外にいる利用予定者の待ち状況を知らせる装置を提供する。【解決手段】公衆トイレ内の個室トイレエリアの進入口附近の利用予定者が慣例として立つ位置に、筒状(円筒または角筒)の筐体1の上面は密閉し、下面にはこの筐体を自立可能にするための基部を取り付ける。筐体には人感センサー3、コントローラー4、音響装置5及び電源電池6を内蔵した、個室トイレ利用予定者待ち状況知らせ装置を設置する。個室トイレ利用予定者が本装置の前に立つと、取り付けられている、人感センサーが感知を開始してコントローラーを経由して音響装置がチャイム音などの音で個室内の利用者に個室外に利用予定者がいることを知らせることができるようにしたものである。【選択図】図5

Description

この考案は公衆トイレにおいて個室トイレ(以下個室という)の外にいる利用待ち者(以下利用予定者という)の状況(待ち具合)を個室内にいる利用者(以下利用者という)に対して知らせるためのものである。
従来公衆トイレにおいて個室を利用するとき、複数ある個室がすべて使用中の場合がある。
このとき利用予定者は個室エリアの進入口附近に立って(待って)(以下立つという)何れかの個室が空くのを待つことが慣例となっていた。
このとき利用予定者は個室が空くのをただ待つだけか、あるいは場合によっては個室の扉を順次ノックして退室を促すことなどもあった。
一方個室内の利用者にとって個室外に利用予定者がいるのかあるいはどの程度の時間(秒または分)待っているのかなどを知ることはできず、利用予定者の存在につねに気を払う必要があった。
この考案はこのような個室内の利用者に対して個室外の利用予定者の待ち状況を知らせることができるようにするものである。
公衆トイレにおいて個室エリアの進入口附近の利用予定者が慣例として立つ位置に、筒状(円筒または角筒)の筐体(1)の上面は密閉し、下面にはこの筐体(1)を自立可能にするための基部(2)を取り付て、筐体(1)には人感センサー(3)、コントローラー(4)、音響装置(5)及び電源(電池)(6)を内蔵した個室トイレ利用予定者待ち状況知らせ装置(以下本装置という)を設置する。
個室外の利用予定者はすべての個室が使用中であることを確認したとき、個室エリアの進入口附近に設置されている本装置の前あるいは横(以下前とのみ表現)に立つと、本装置に取り付けられている人感センサー(3)が感知を開始して、コントローラー(4)を経由して音響装置(5)がチャイム音(例えば)などのソフトな音を発生させるので、個室内の利用者は個室外に利用予定者がいることを知ることができるようになる。
このため複数ある個室のうちでまもなく退出することが可能となる利用者は早期の退出に(平均的には1~2分程度)努めることとする。
この結果利用予定者はいままでのようにただ個室が空くのを待つのではなく、退出までの大体の時間(1~2分)が予測ができるようになる。
本装置の正面図 本装置の平面図 本装置の斜視図 本装置使用の相互関連図 本装置の筐体内の系統図
本装置を利用するにあたっては個室の利用予定者が個室エリアの進入口附近に進むと個室が全て使用中の場合がある。
このとき利用予定者は個室エリアの進入口附近に設置されている本装置の前に立つと、本装置に取り付けられている人感センサー(3)が感知を開始してコントローラー(4)を経由して音響装置(5)がチャイム音(例えば)を発生させて、個室外に利用予定者がいることを知らせることができるものである。
このチャイム音(例えば)は利用予定者が本装置の前に立つことによって自動的に起動されるもので、また全ての個室に対して均等に伝播されるため個別に個室をノックする場合などと比べてはるかにスマートでかつ強制感の少ない方法で利用予定者の存在を知らせることができるようになり個室内の利用者にとっても抵抗感が少ない。
個室外の利用予定者が個室内に移動すると人感センサー(3)は感知を止めてチャイム音(例えば)が停止して個室外に利用予定者がいなくなったことを知らせることができる。
その後次の利用予定者が本装置の前に立つと人感センサー(3)が再び感知を開始してチャイム音(例えば)が発生して次の利用予定者が個室外にいることを知らせることができる。
この装置には全ての機能が一体として組み込まれており工事の必要がないので短時間で設置することが可能である。
また自立した構造となっているので設置場所を選ばず、進入口エリアの限られたスペースにおいても状況に応じて自由に設置することができる。
本装置の設置の安全性を高めるために必要に応じては床面に直接固定して使用することも可能である。
1 筐体
2 基部
3 人感センサー
4 コントローラー
5 音響装置
6 電源(電池)
7 センサー入力

Claims (2)

  1. 筒状(円筒または角筒)の筐体(1)の上面は密閉し、下面にはこの筐体(1)を自立可能にするための基部(2)を取り付ける。
    筐体(1)には人感センサー(3)、コントローラー(4)、音響装置(5)及び電源(電池)(6)を内蔵した組み合わせからなる、公衆トイレにおける個室トイレ利用予定者待ち状況知らせ装置。
  2. 請求項1において電源(電池)(6)の代わりに外部からの電源供給を可能とするケーブルの組み合わせからなる、公衆トイレにおける個室トイレ利用予定者待ち状況知らせ装置。
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