JP3242883U - 水筒用蓋体 - Google Patents

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【課題】上下に摺動させることで開閉が可能な開閉栓部材に対して脱着しやすく、また使用性が更に向上するキャップ部材を備えた水筒用蓋体を提供すること。【解決手段】筒状の水筒上部に備える水筒用蓋体10であって、中央軸部材31と、中央軸部材31の外周に液体が流通する流通領域35を離間して取り囲む筒部32を有すると共に、下方に摺動させた閉栓時には筒部32の一部が中央軸部材31と接触して液体の流通を阻止する一方、上方に摺動させて開栓すると、筒部32の一部と中央軸部材31が離脱して流通領域35から液体が流出可能となる開閉栓部材と、開閉栓部材の側面及び上面を覆うキャップ部材20とを備える構成において、キャップ部材20の側面の内側にキャップ部材20を取り外す際に開閉栓部材と係合して上方に摺動させる係合部21を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、筒状の水筒上部に備える水筒用蓋体に係り、特に上下に摺動する開閉栓部材に脱着するキャップ部材の構成に関する。
従来より、樹脂等で構成される水筒であって、特に上下に摺動させると内部の液体が流出可能となったり閉栓されたりする開閉栓部材を備えた水筒が知られている。同じような開閉栓部材は、食器用洗剤の容器などにも採用されている。
このような水筒は簡易な構造で製造することができ、しかも直接口に入れて飲料を摂取することができるため、特にスポーツなどでは便利に使用されている。
一方、通常の水筒とは異なり、開閉栓がそのまま飲み口になるため、汚れやすいなどの欠点があり、開閉栓部材に装着するキャップも円筒状の簡易なものが提供されているだけである。
一般的な水筒のキャップの構成として特許文献1ないし5に挙げられる技術が知られている。
特開平11-332646 特開2002-065478 特開2009-057064 特開2008-260538 登実-3126205
本考案は、上下に摺動させることで開閉が可能な開閉栓部材に対して脱着しやすく、また使用性が更に向上するキャップ部材を備えた水筒用蓋体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は次のような水筒用蓋体を提供する。
すなわち、筒状の水筒上部に備える水筒用蓋体であって、中央軸部材と、中央軸部材の外周に液体が流通する流通領域を離間して取り囲む筒部を有すると共に、下方に摺動させた閉栓時には筒部の一部が中央軸部材と接触して液体の流通を阻止する一方、上方に摺動させて開栓すると、筒部の一部と中央軸部材が離脱して流通領域から液体が流出可能となる開閉栓部材と、開閉栓部材の側面及び上面を覆うキャップ部材とを備える。
そして、上記構成において、キャップ部材の側面の内側にキャップ部材を取り外す際に開閉栓部材と係合して上方に摺動させる係合部を備えたことを特徴とする水筒用蓋体を提供する。
本考案の第2の実施形態によれば、上記のキャップ部材の上面の内側にキャップ部材を装着する際に開閉栓部材を下方に摺動させる押圧部を備えた構成を提供することができる。
本考案の第3の実施形態によれば、筒状の水筒上部に備える水筒用蓋体であって、中央軸部材と、中央軸部材の外周に液体が流通する流通領域を離間して取り囲む筒部を有すると共に、下方に摺動させた閉栓時には筒部の一部が中央軸部材と接触して液体の流通を阻止する一方、上方に摺動させて開栓すると、筒部の一部と中央軸部材が離脱して流通領域から液体が流出可能となる開閉栓部材と、開閉栓部材の側面及び上面を覆うキャップ部材とを備える。
そして、上記構成において、キャップ部材が、可撓性を有し、キャップ部材が落下するのを防止する落下防止バンドと、少なくとも落下防止バンドが取り付けられる円周部の対向側の円周部を上方に向けて傾斜又は切り込みを入れることにより、キャップ部材を落下防止バンド側に傾斜させて取り外しやすく構成した水筒用蓋体を提供することができる。
本考案によれば、開閉栓部材からキャップ部材を取り外す時に、係合した開閉栓部材が自然に上方に摺動し、開栓する構成とすることができる。
また、第2の実施形態によれば、開閉栓部材にキャップ部材を装着する時に、開閉栓部材が自然に下方に摺動し、閉栓する構成とすることができる。
さらに、第3の実施形態によれば、キャップ部材の脱着がしやすく、また落下防止バンドの長さを短くすることができるので、美匠性にも優れた水筒用蓋体を提供することができる。
本考案に係る水筒の全体図である。 本考案に係る水筒用蓋体の断面図である。 キャップ部材の正面図である。 キャップ部材の平面図である。 キャップ部材の平面断面図である。 キャップ部材の右側面図である。
以下、本考案の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。なお、実施形態は下記に限定されるものではない。
図1は、本考案に係る水筒の全体図、図2は本考案に係る水筒用蓋体の断面図である。
図1に示されるように、本考案は樹脂やアルミニウム、ステンレスなどで構成される筒状の水筒本体(40)の上部に備えられる水筒用蓋体(10)である。
水筒用蓋体(10)は、水筒本体(40)に螺合などによって装着され、開閉栓部材を備える蓋体本体(30)と、キャップ部材(20)とから構成される。
キャップ部材(20)は落下防止バンド(23)により蓋体本体(30)あるいは水筒本体(40)から落下しないように連結されている。
図2に示すように、蓋体本体(30)は固定された中央軸部材(31)と、その中央軸部材(31)の外周に液体が流通する流通領域(35)を離間して取り囲む筒部(32)を有する。そして、飲み口も構成する筒部(32)を下方に摺動させた閉栓時には筒部の一部である上端部(33)が中央軸部材(31)と密着した状態(図示の状態)となって水筒本体(40)に収容された水などの液体の流通を阻止する。
中央軸部材(31)の下端は、筒部(32)の下端を係止するように大径部(34)を形成している。
一方、筒部(32)を上方に摺動させて開栓すると、筒部(32)の上端部(33)と中央軸部材(31)が接触しない状態になって離脱し、流通領域(35)から液体が流出可能となる。
従って、本考案に係る開閉栓部材は、中央軸部材(31)、上下に摺動する筒部(32)とから構成されており、使用者は筒部(32)と中央軸部材(31)の隙間にできた流通領域(35)から流出する水などを摂取することができる。使用方法としては、筒部(32)に口を付けないようにして、樹脂の水筒本体(40)を手で押圧することにより水を噴出させて飲むこともできるし、幼児などの場合には筒部(32)を加えて飲むこともできる。
上記のような開閉栓部材は公知であるが、本考案はこの開閉栓部材の使用性を向上するために次のようなキャップ部材(20)を更に備えることを特徴とする。
すなわち、図2ないし図6に示すように、開閉栓部材の側面及び上面を覆うキャップ部材(20)を提供する。
本考案の第1の実施形態では、キャップ部材(20)の側面の内側にキャップ部材(20)を取り外す際に開閉栓部材と係合して上方に摺動させる係合部(21)を備える。筒部(32)の上端部(33)は傘状に大径となっているので、傘状の下面と係合部(21)が係合し、キャップ部材(20)を取り外そうとすると筒部(32)が上方に移動し、開栓状態となる。
筒部(32)下端の大径部(36)が蓋体本体の係止部(37)によって係止されると、それ以上筒部(32)は上方に抜けないので、キャップ部材(20)等の変形によりキャップ部材(20)が離脱する。
本構成によれば、開閉栓部材からキャップ部材を取り外す時に、係合した開閉栓部材が自然に上方に摺動し、開栓する構成とすることができる。
本考案の第2の実施形態では、キャップ部材(20)の上面の内側にキャップ部材(20)を装着する際に開閉栓部材を下方に摺動させる押圧部(22)を備えることもできる。押圧部(22)は図示のように円柱形で下方に突出した形状を成し、押圧部(22)が筒部の上端部(33)と接触する。
従って、キャップ部材(20)を嵌めようとすれば、筒部(32)も下方に押され、自然に閉栓した状態となる。
閉栓時には、あるところまで力がかかると、上記係合部(21)が上端部(33)と係合する際に、クリック感を生じさせるため、使用者はきちんと閉栓したことを感知しやすくなっている。
本考案の別実施例を主に図3ないし図6を用いて説明する。
本考案の別実施例は、キャップ部材(20)が、可撓性を有する素材で構成される。可撓性材料としてはシリコン、ゴム等の樹脂が好適である。
キャップ部材(20)には落下するのを防止する落下防止バンド(23)の他、水筒本体(40)の首部に嵌合させる環状部(24)を備え、落下を防止する。なお、落下防止バンド(23)は蓋体本体(30)に一端を固定する構成でもよいし、水筒本体への固定の場合でもその方法は任意である。
本考案では、落下防止バンド(23)が取り付けられる円周部(28)の対向側の円周部(29)を上方に向けて傾斜又は切り込みを入れる。すなわち、図3及び図5に表れるように、円周部(29)の下端に傾斜部(25)を形成している。傾斜部(25)が設けられる領域は図4に示されるαの範囲であり、110度ないし140度の範囲が好ましい。
傾斜部(25)を設けることでキャップ部材(20)を落下防止ベルト(23)側に傾斜させながら取り外す際に筒部(32)の上端部(33)が早く開放されるため、キャップ部材(20)を大きく上方まで離脱させる必要がなく、簡便に脱着を行うことができる。
同時に、落下防止バンド(23)も短くすることができるので、水筒本体(40)の側方に大きくはみ出すことがなく、使用性及び美匠性の向上に寄与する。
傾斜部(25)と合わせて、或いは傾斜部(25)に代えて切り込み部(26)(27)を設けてもよい。切り込み部(26)は図6に示すように傾斜部(25)の上部にさらに形成されており、切り込み部(27)は、落下防止バンド(23)が取り付けられる円周部(28)側に形成されている。
本実施例における切り込み部(26)(27)の幅は中心から成す角22度であり、概ね20度ないし30度の範囲が好ましい。切り込み部(26)によってキャップ部材(20)の取り外し時にさらに変形、すなわち広がる方向の変形が生じやすく、簡便にキャップ部材(20)を取り外すことができる。
切り込み部(27)も同様に、キャップ部材(20)の取り外し時に変形しやすいが、こちら側は切り込みが狭まる向きに変形しやすく、軽い力で取り外しを行うことができる。
本考案は以上の構成により、開閉栓部材からキャップ部材を取り外す時に、係合した開閉栓部材が自然に上方に摺動し、開栓する構成、開閉栓部材が自然に下方に摺動し、閉栓する構成、キャップ部材の脱着がしやすい構成の水筒用蓋体を提供することができる。
これらの構成は組み合わせても、それぞれ単独で実施してもよい。
10 水筒用蓋体
20 キャップ部材
21 係合部
22 押圧部
23 落下防止ベルト
24 環状部
25 傾斜部
26 切り込み部
27 切り込み部
30 蓋体本体
31 中央軸部材
32 筒部
33 上端部
34 大径部
35 流通領域
36 大径部
37 係止部
40 水筒本体

Claims (3)

  1. 筒状の水筒上部に備える水筒用蓋体であって、
    中央軸部材と、
    該中央軸部材の外周に液体が流通する流通領域を離間して取り囲む筒部を有すると共に、下方に摺動させた閉栓時には該筒部の一部が該中央軸部材と接触して液体の流通を阻止する一方、上方に摺動させて開栓すると、該筒部の一部と該中央軸部材が離脱して該流通領域から液体が流出可能となる開閉栓部材と、
    該開閉栓部材の側面及び上面を覆うキャップ部材とを備える構成において、
    該キャップ部材の側面の内側にキャップ部材を取り外す際に該開閉栓部材と係合して上方に摺動させる係合部を備えた
    ことを特徴とする水筒用蓋体。
  2. 前記キャップ部材の上面の内側にキャップ部材を装着する際に該開閉栓部材を下方に摺動させる押圧部を備えた
    請求項1に記載の水筒用蓋体。
  3. 筒状の水筒上部に備える水筒用蓋体であって、
    中央軸部材と
    該中央軸部材の外周に液体が流通する流通領域を離間して取り囲む筒部を有すると共に、下方に摺動させた閉栓時には該筒部の一部が該中央軸部材と接触して液体の流通を阻止する一方、上方に摺動させて開栓すると、該筒部の一部と該中央軸部材が離脱して該流通領域から液体が流出可能となる開閉栓部材と、
    該開閉栓部材の側面及び上面を覆うキャップ部材とを備える構成において、
    該キャップ部材が、可撓性を有し、
    該キャップ部材が落下するのを防止する落下防止バンドと、
    少なくとも落下防止バンドが取り付けられる円周部の対向側の円周部を上方に向けて傾斜又は切り込みを入れることにより、該キャップ部材を該落下防止バンド側に傾斜させて取り外しやすく構成した
    ことを特徴とする水筒用蓋体。
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