JP3242716U - ボルトキャップ装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のボルトキャップをレールに同時装着し、装着効率を向上させる、ボルトキャップ装着装置を提供する。【解決手段】ボルトキャップ装着装置10は本体および圧着部から構成される。本体20はボルトキャップ収容孔23と、側辺開口部24とを有する。圧着部30は本体に形成される。複数のボルトキャップはボルトキャップ収容孔内に重なって収容される。本体がレールに沿って移動し、ボルトキャップ収容孔の位置をレールの一つの座グリ穴に対応させる際、ボルトキャップは本体から座グリ穴に落下する。ボルトキャップの厚みはT、本体の側辺開口部の高さはH、座グリ穴に落下したボルトキャップの頂面とレールの頂面との間の距離はDと定義される。距離D、高さHおよび厚みTの関係はD<H<Tである。圧着部は本体の移動によってボルトキャップを座グリ穴に押し込む。【選択図】図2

Description

本考案はリニアガイドに関し、詳しくは複数のボルトキャップをリニアガイドに同時装着できるボルトキャップ装着装置に関するものである。
ボルトキャップを装着する際、リニアガイドの座グリ穴にボルトキャップを一つずつ人の手で装着し、続いて工具(例えばゴム製ハンマー)で打ち込むことが一般的である。しかし、人の手で工具を使ってボルトキャップを打ち込む力、即ちボルトキャップの外から受ける力は一致しないため、ボルトキャップ全体の装着作業の品質を均一にすることができない。また装着不良のボルトキャップに交換作業をしなければならないため、装着作業の効率に影響を与える。
特許文献1により掲示された装着装置は斜面およびローラーによって座グリ穴にボルトキャップを押し込んで装着する。しかし、装着作業を行う際、あらかじめ座グリ穴にボルトキャップを一つずつ人の手で配置しなければならない。特許文献2により掲示された圧着工具はくさび形の空間のガイド面によって座グリ穴にボルトキャップを押し込んで装着する。くさび形の空間はレールが斜めに伸びて精密加工された面とレールとの間に形成される。しかし、装着作業を行う際、複数のボルトキャップはあらかじめ座グリ穴に一つずつ配置される。圧着工具は複数の固定ユニット(例えばねじ)でブロックに装着される。言い換えれば、付属部品が多すぎる。
台湾特許第201107624号公報 特許第6198863号公報
本考案は複数のボルトキャップをレールに同時装着し、装着作業の効率を向上させることができるボルトキャップ装着装置を提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するため、ボルトキャップ装着装置は本体および圧着部から構成される。本体は頂面と、底面と、頂面および底面を貫通したボルトキャップ収容孔と、ボルトキャップ収容孔に繋がって底面に形成された側辺開口部とを有する。複数のボルトキャップはボルトキャップ収容孔内に重なって収容される。本体がレールに沿って移動し、ボルトキャップ収容孔の位置をレールの一つの座グリ穴に対応させれば、ボルトキャップ収容孔内の一番下のボルトキャップが座グリ穴に落下する。ボルトキャップの厚みはTと定義される。本体の側辺開口部の高さはHと定義される。座グリ穴に落下したボルトキャップの頂面とレールとの間の距離はDと定義され、本体の側辺開口部の高さHおよびボルトキャップの厚みTより小さい。本体の側辺開口部の高さHはボルトキャップの厚みTより小さい。つまり、座グリ穴に落下したボルトキャップの頂面とレールとの間の距離D、本体の側辺開口部の高さHおよびボルトキャップの厚みTの関係はD<H<Tである。圧着部は本体に配置される。本体がレールに沿って移動すれば、複数のボルトキャップは圧着部によって一つずつ座グリ穴内に押し込まれる。
上述した構造特徴により、座グリ穴に落下したボルトキャップの頂面とレールとの間の距離D、本体の側辺開口部の高さHおよびボルトキャップの厚みTの関係はD<H<Tであるため、ボルトキャップ装着装置はレールに沿って移動し、重力を介してボルトキャップを一つずつ座グリ穴に落下させる。座グリ穴に落下したボルトキャップは本体から押し出されることがない。それ以外のボルトキャップは本体によって次の座グリ穴まで押し出される。ボルトキャップ装着装置が一つのボルトキャップを一つの座グリ穴に落下させながら次の一つの座グリ穴に移動する際、ボルトキャップは本体から座グリ穴に落下し、圧着部によって座グリ穴に押し込まれる。つまり、一つのボルトキャップの装着作業が完了する。言い換えれば、本考案によるボルトキャップ装着装置はレールに沿って移動したうえで人の手に頼らず、複数のボルトキャップをレールの複数の座グリ穴に同時装着し、装着効率を向上させることができる。
比較的好ましい場合、圧着部は二つのくさび形ブロックを有する。二つのくさび形ブロックは本体の底面に相対的に連結され、かつ側辺開口部に接するように配置され、それぞれ斜面を有する。くさび形ブロックの斜面は本体の側辺開口部と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びる。上述した構造特徴により、本体がレールに沿って移動する際、圧着部は二つの斜面によってボルトキャップを座グリ穴に押し込める。
比較的好ましい場合、圧着部は二つのくさび形ブロックおよびローラーを有する。二つのくさび形ブロックは本体の底面に相対的に連結され、かつ側辺開口部に接するように配置され、それぞれ斜面を有する。くさび形ブロックの斜面は本体の側辺開口部と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びる。ローラーは本体に差し込まれて配置され、外周縁部の一部分が斜面に突出する。上述した構造特徴により、本体がレールに沿って移動する際、圧着部はローラーによってボルトキャップを座グリ穴に押し込めるため、摩擦面積を減らし、力を省くことができる。
比較的好ましい場合、圧着部は二つのくさび形ブロックおよび二つのローラーを有する。二つのくさび形ブロックは本体の底面に相対的に連結され、かつ側辺開口部に接するように配置され、それぞれ斜面を有する。くさび形ブロックの斜面は本体の側辺開口部と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びる。二つのローラーは本体に相対的に差し込まれて配置され、それぞれ外周縁部の一部分がくさび形ブロックの斜面に突出する。上述した構造特徴により、本体がレールに沿って移動する際、圧着部は二つのローラーによってボルトキャップを座グリ穴に押し込めるため、摩擦面積を減らし、力を省くことができる。
比較的好ましい場合、二つのくさび形ブロックの斜面はそれぞれ外側辺部および内側辺部を有する。二つの斜面の二つの外側辺部の間の距離はボルトキャップの直径より大きい。二つの斜面の二つの内側辺部の間の距離はボルトキャップの直径より小さい。上述した構造特徴により、ボルトキャップを座グリ穴に押し込める際、ボルトキャップを引っ繰り返すことを抑制し、装着の便をはかることができる。
比較的好ましい場合、圧着部はローラーを有する。ローラーは本体の後端部に差し込まれて配置され、外周縁部の一部分が本体の底面に突出する。上述した構造特徴により、本体がレールに沿って移動する際、圧着部はローラーによってボルトキャップを座グリ穴に押し込めるため、摩擦面積を減らし、力を省くことができる。
比較的好ましい場合、圧着部は二つのローラーを有する。二つのローラーは本体に前後に配置されて差し込まれ、それぞれ外周縁部の一部分が本体の底面に突出する。後方のローラーの外周縁部は前方のローラーの外周縁部よりも本体の底面に突出する。上述した構造特徴により、本体がレールに沿って移動する際、圧着部は二つのローラーによってボルトキャップを座グリ穴に押し込めるため、摩擦面積を減らし、力を省くことができる。
比較的好ましい場合、本体はさらに相対する脚部を有する。二つの脚部は底面から下へ伸びて形成されて底面との間がスライド溝になる。本体はスライド溝によってレールに装着される。上述した構造特徴により、レールの上方に本体を配置し、ボルトキャップ収容孔の位置を座グリ穴に対応させることができる。
本考案によるボルトキャップ装着装置の詳細な構造、特徴、組み立てまたは使用方法は、以下の実施形態の詳細な説明を通して明確にする。また、以下の詳細な説明および本考案により提示された実施形態は本考案を説明するための一例に過ぎず、本考案の請求範囲を限定できないことは、本考案にかかわる領域において常識がある人ならば理解できるはずである。
本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置を上から見た斜視図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置を下から見た斜視図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す断面図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置の一部分を下から平面図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置と組み合わせるレールの座グリ穴を示す断面図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置と組み合わせるレールの座グリ穴を示す断面図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置と組み合わせるレールの座グリ穴を示す断面図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置と組み合わせるレールの座グリ穴を示す断面図である。 本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置とレールを組み合わせた状態を一端から見た断面図である。 図5bの一部分を示す拡大図である。 本考案の第2実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施形態によるボルトキャップ装着装置を一端から見た平面図である。 本考案の第2実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す断面図である。 本考案の第3実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す分解斜視図である。 本考案の第3実施形態によるボルトキャップ装着装置を一端から見た平面図である。 本考案の第3実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す断面図である。 本考案の第4実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す断面図である。 本考案の第5実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す断面図である。 本考案の第5実施形態によるボルトキャップ装着装置を示す断面図である。 本考案の第5実施形態によるボルトキャップ装着装置を一端から見た平面図である。 本考案の第5実施形態によるボルトキャップ装着装置を一端から見た平面図である。 本考案の第5実施形態によるボルトキャップ装着装置を一端から見た平面図である。
以下、本考案によるボルトキャップ装着装置を図面に基づいて説明する。なお、明細書および図面において、方向性用語は図面中の方向に基づいて表現される。同じ符号は同じ部品または類似した部品の構造特徴を示す。
(第1実施形態)
図1および図2に示すように、本考案の第1実施形態によるボルトキャップ装着装置10は本体20および圧着部30から構成される。
本体20は頂面21と、底面22と、頂面21および底面22を貫通したボルトキャップ収容孔23と、ボルトキャップ収容孔23に繋がって底面22に形成された側辺開口部24とを有する。図7に示すように、複数のボルトキャップ16はボルトキャップ収容孔23内に重なって収容される。本体20はさらに二つの相対する脚部25を有する。二つの脚部25は底面22から下に伸びて形成される。
圧着部30は二つのくさび形ブロック32を有する。図2に示すように、二つのくさび形ブロック32は本体20の底面22と一体になって連結され、かつ側辺開口部24に接するように配置され、それぞれ斜面34を有する。図3に示すように、斜面34は本体20の側辺開口部24と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びる。図4に示すように、二つの斜面34はそれぞれ外側辺部36および内側辺部38を有する。二つの斜面34の二つの外側辺部36の間の距離D1はボルトキャップ16の直径Rより大きい。二つの斜面34の二つの内側辺部38の間の距離D2はボルトキャップ16の直径Rより小さい。
装着作業を行う際、図5aに示すように本体20の二つの脚部25をレール12に取り付け、図6に示すように本体20をレール12の上方に位置させれば、ボルトキャップ収容孔23の位置をレール12の座グリ穴14に対応させることができる。続いて、図5bに示すように、本体20がレール12に沿って移動し、ボルトキャップ収容孔23の位置をレール12の一つの座グリ穴14に対応させれば、ボルトキャップ収容孔23内の一番下のボルトキャップ16は重力を介してボルトキャップ収容孔23の位置に対応する座グリ穴14に落下する。図7に示すように、このとき座グリ穴14に落下したボルトキャップ16の頂面162とレール12の頂面122との間の距離はDと定義される。ボルトキャップ16の厚みはTと定義される。本体20の側辺開口部24の高さはHと定義される。座グリ穴に落下したボルトキャップの頂面とレールとの間の距離D、本体の側辺開口部の高さHおよびボルトキャップの厚みTの関係はD<H<Tである。図5cに示すように、本体20がレール12に沿って前進すれば、座グリ穴14に落下したボルトキャップ16は側辺開口部24によって座グリ穴14内に安定する。それ以外のボルトキャップ16は本体20によって次の座グリ穴14まで押し出され、重力を介して落下する。図5dに示すように、ボルトキャップ装着装置10が一つのボルトキャップ16を一つの座グリ穴14に落下させながら次の一つの座グリ穴14に移動する際、座グリ穴14に落下したボルトキャップ16は圧着部30の二つの斜面34によって座グリ穴14に押し込まれる。このとき図4に示すように、二つの斜面34の二つの外側辺部36の間の距離D1はボルトキャップ16の直径Rより大きい。二つの斜面34の二つの内側辺部38の間の距離D2はボルトキャップ16の直径Rより小さい。上述した二つの斜面34の特徴により、均一な力を受けたボルトキャップ16を引っ繰り返すことを抑制し、ボルトキャップ16を一つずつ装着することができる。つまり、一つのボルトキャップ16の装着作業が完了すれば、次の一つのボルトキャップ16の装着作業が進む。
(第2実施形態)
図8は本考案の第2実施形態によるボルトキャップ装着装置10’を示す分解斜視図である。第1実施形態との違いは圧着部40にある。詳しく言えば、第2実施形態において、圧着部40は第1実施形態と同じ二つのくさび形ブロック32のほかに一つのローラー42を有する。図9に示すように、ローラー42は本体20の後端部に位置し、かつ本体20の側面の穿孔26に横から差し込まれて配置される。図10に示すように、ローラー42は外周縁部422の一部分が二つの斜面34に突出する。上述した構造特徴により、本体20がレール12に沿って前進する際、圧着部40は二つの斜面34の前端部によってボルトキャップ16を座グリ穴14に詰め、続いてローラー42によってボルトキャップ16を座グリ穴14に押し込める。二つの斜面34による面接触を採用する第1実施形態に対し、第2実施形態はさらにローラー42による線接触を採用するため、摩擦面積を減らし、力を省くことができる。
(第3実施形態)
図11から図13は本考案の第2実施形態によるボルトキャップ装着装置10”を示す模式図である。第2実施形態との違いは圧着部50にある。詳しく言えば、第3実施形態において、圧着部50は第1実施形態と同じ二つのくさび形ブロック32のほかに二つの相対するローラー52を有する。二つのローラー52は本体20の中間部位に位置し、かつ本体20の二つの相対する側面の穿孔27に横から差し込まれて配置される。二つのローラー52は二つの斜面34に対応し、それぞれ外周縁部522の一部分が二つの斜面34に突出する。上述した構造特徴により、本体20がレール12に沿って前進する際、圧着部50は二つのローラー52によってボルトキャップ16を座グリ穴14に詰め、続いて二つの斜面34の後端部によってボルトキャップ16を座グリ穴14に押し込めるため、摩擦面積を減らし、力を省くことができる。
(第4実施形態)
本考案の第4実施形態は第2実施形態により掲示された一つのローラー42および第3実施形態により掲示された二つの相対するローラー52を組み合わせて使用する。図14に示すように、本体20がレール12に沿って前進する際、圧着部は二つのローラー52によってボルトキャップ16を座グリ穴14に詰め、続いてローラー42によってボルトキャップ16を座グリ穴14に押し込める。上述した構造特徴により、ボルトキャップ16を二つの斜面34に接触させずに摩擦面積を大幅に減少させ、力を省くことができる。
(第5実施形態)
圧着部は上述した実施形態に限定されず、構造が変わってもよい。図15および図16に示すように、第5実施形態はくさび形ブロック32を圧着部60から取り除き、圧着部60に一つ以上のローラー62を配置することである。ローラー62の配置方式および位置は次の通りである。ローラー62は図17に示すように本体20の同じ側面に横から差し込まれるか、図18に示すように、本体20の同じ側面に横から差し込まれて本体20の別の側面を貫通するように配置される。あるいは図19に示すように、本体20の二つの相対する側面から本体20に差し込まれて配置される。図15に示すように、ローラー62が本体20の後端部に位置し、外周縁部622を本体20の底面22に突出させれば、圧着部はローラー62によってボルトキャップ16を座グリ穴14に詰める。図16に示すように、二つのローラー62が横から本体20に前後に配置されて差し込まれ、それぞれ外周縁部622の一部分を本体20の底面22に突出させ、かつ後方のローラー62の外周縁部622が前方のローラー62の外周縁部622よりも本体20の底面62に突出すれば、圧着部60は前方のローラー62によってボルトキャップ16を座グリ穴14に詰め、続いて後方のローラー62によってボルトキャップ16を座グリ穴14に押し込める。
上述した構造特徴により、本考案によるボルトキャップ装着装置がレール12に移動すれば、複数のボルトキャップ16をレール12の複数の座グリ穴14に同時装着することができる。つまり、人の手で一つずつボルトキャップ16を座グリ穴14に装着する作業を免除し、装着効率を向上させることができる。
10、10’、10”:ボルトキャップ装着装置
12:レール、
122:頂面、
124:座グリ穴、
16:ボルトキャップ、
162:頂面
20:本体、
21:頂面、
22:底面、
23:ボルトキャップ収容孔、
24:側辺開口部、
25:脚部、
26、27:穿孔、
30:圧着部
32:くさび形ブロック、
34:斜面、
36:外側辺部、
38:内側辺部、
40、50、60:圧着部、
42、52、62:ローラー、
422、522、622:外周縁部
D:ボルトキャップの頂面とレールの頂面との間の距離、
D1:二つの斜面の外側辺部の間の距離、
D2:二つの斜面の内側辺部の間の距離、
H:高さ
R:直径、
T:厚み、

Claims (5)

  1. 本体および圧着部から構成され、複数のボルトキャップをレールの複数の座グリ穴に同時装着できるボルトキャップ装着装置であって、
    前記本体は頂面と、底面と、前記頂面および前記底面を貫通したボルトキャップ収容孔と、前記ボルトキャップ収容孔に繋がって前記底面に形成された側辺開口部とを有し、複数の前記ボルトキャップは前記ボルトキャップ収容孔内に重なって収容され、
    前記本体が前記レールに沿って移動し、前記ボルトキャップ収容孔の位置を前記レールの一つの前記座グリ穴に対応させる際、前記ボルトキャップ収容孔内の一番下の前記ボルトキャップが前記座グリ穴に落下し、
    前記ボルトキャップの厚みはTと定義され、前記本体の前記側辺開口部の高さはHと定義され、前記座グリ穴に落下した前記ボルトキャップの頂面と前記レールの頂面との間の距離はDと定義され、前記したT、H、Dの関係はD<H<Tであり、
    前記圧着部は前記本体に配置され、
    前記本体が前記レールに沿って移動する際、複数の前記ボルトキャップは前記圧着部によって一つずつ前記座グリ穴内に押し込まれることを特徴とするボルトキャップ装着装置。
  2. 前記圧着部は二つのくさび形ブロックを有し、二つの前記くさび形ブロックは前記本体の前記底面に相対的に連結され、かつ前記側辺開口部に接するように配置され、それぞれ斜面を有し、前記斜面は前記本体の前記側辺開口部と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びて形成されることを特徴とする請求項1に記載のボルトキャップ装着装置。
  3. 前記圧着部は二つのくさび形ブロックおよびローラーを有し、二つの前記くさび形ブロックは前記本体の前記底面に相対的に連結され、かつ前記側辺開口部に接するように配置され、それぞれ斜面を有し、前記斜面は前記本体の前記側辺開口部と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びて形成され、前記ローラーは前記本体に差し込まれて配置され、外周縁部の一部分が二つの前記斜面に突出することを特徴とする請求項1に記載のボルトキャップ装着装置。
  4. 圧着部は二つのくさび形ブロックおよび二つのローラーを有し、二つの前記くさび形ブロックは前記本体の前記底面に相対的に連結され、かつ前記側辺開口部に接するように配置され、それぞれ斜面を有し、前記斜面は前記本体の前記側辺開口部と逆の方向に向かって下向きかつ斜めに伸びて形成され、二つの前記ローラーは前記本体に相対的に差し込まれて配置され、それぞれ外周縁部の一部分が前記くさび形ブロックの前記斜面に突出することを特徴とする請求項1に記載のボルトキャップ装着装置。
  5. 二つの前記くさび形ブロックの前記斜面はそれぞれ外側辺部および内側辺部を有し、二つの前記斜面の二つの前記外側辺部の間の距離は前記ボルトキャップの直径より大きく、二つの前記斜面の二つの前記内側辺部の間の距離は前記ボルトキャップの直径より小さいことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一つに記載のボルトキャップ装着装置。
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