JP3242265U - ペットハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】共用可能なペットハウスを提供する。【解決手段】ペットハウス100は、屋根部1、2、本体部3、第1壁部、第2壁部および床部を備え、内部に動物が収容されるペットハウスであって、前記屋根部は、上側に配置され、前記本体部は、前記屋根部の一方側に配置され、前記屋根部の下側には、前記第1壁部および前記第2壁部が設けられ、前記第1壁部および前記第2壁部の下側には、前記床部が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、新規で多機能であって共有可能なペットハウスに関するものである。
先行技術文献1には、底板と、側板と、上蓋と、形材と、を含み、前記側板と前記形材とが交互に連結されて囲んで、多角形構造のフレームを形成し、前記フレームの少なくとも1つの前記側板に通路が設けられ、前記底板と前記上蓋が締結装置を介して前記フレームの前記形材に連結され、前記底板、前記フレーム及び前記上蓋によって形成されたペットハウスが記載されている。
実用新案登録第3235087号
ところで、ペットを飼育する飼い主の増加傾向に伴い、さまざまなペットが公共の場所で見られるようになった。ここで、飼い主の細心の注意の下で、各種のペットは、例えば都市などにおいて多忙な生活を送る者に暖かさと幸せをもたらす。つまり、ペットを飼うことは、非常に重要になっている。ここで、ペットの飼い主にとって、ペットは、大切な存在である。そのため、飼い主は、ペットをできるだけ散歩に連れて行ったり、ペットと遊んだりする。しかしながら、例えば気温が高い時期において、飼い主は、涼しいショッピングモールや喫茶店に立ち寄りたいと考える。そして、例えばこのような屋内の公共の場所では、ペットを連れて入ることができない場合がある。このような場合、ペットの飼い主にとっては、不便に感じることになる。
本考案の目的は、共用可能なペットハウスを提供することにある。
かかる目的のもと、本明細書に開示される技術は、屋根部、本体部、第1壁部、第2壁部および床部を備え、内部に動物が収容されるペットハウスであって、前記屋根部は、上側に配置され、前記本体部は、前記屋根部の一方側に配置され、前記屋根部の下側には、前記第1壁部および前記第2壁部が設けられ、前記第1壁部および前記第2壁部の下側には、前記床部が設けられている、ことを特徴とするペットハウスである。
ここで、前記本体部に設けられ開閉する扉部と、前記扉部に設けられ可視光を透過する透明板と、前記扉部に設けられる把手と、前記扉部を電気的に施錠および開錠する電子錠と、前記電子錠を操作する操作画面を表示する表示部と、前記扉部を物理的に施錠および開錠する物理錠と、を備えるとよい。
また、ペットが飲む水を貯えるボトル部と、前記ボトル部の下側に設けられ前記ボトル部の水をペットに送る給水部と、ペットの餌を貯蔵する貯蔵部と、前記貯蔵部の下側に設けられ前記貯蔵部の餌をトレイに供給する供給部と、を備えるとよい。
また、前記第1壁部に設けられ内部を観ることが可能な第1観察窓と、前記第1観察窓に設けられ通気可能な第1通気口と、を備えるとよい。
また、前記第2壁部に設けられ内部を観ることが可能な第2観察窓と、前記第2観察窓に設けられ通気可能な第2通気口と、を備えるとよい。
また、巻かれたシートを保持するホルダと、前記ホルダに保持された前記シートを覆うカバーと、前記カバーの下側に設けられ前記シートを切断する際に用いられる刃部と、を備えるとよい。
また、前記床部に設けられ排水可能な排水部と、前記床部を支持する支持脚と、を備えるとよい。
また、前記内部の空気を排出する排気ファンと、前記内部を照らす照明ランプと、少なくとも前記内部を撮影するカメラと、除菌および脱臭を行う除菌脱臭機と、前記内部の温度を下げる冷房装置と、前記内部の温度を上げる暖房装置と、前記排気ファン、前記照明ランプ、前記カメラ、前記除菌脱臭機、前記冷房装置および前記暖房装置に給電する電源装置と、を備えるとよい。
また、前記本体部に設けられ開閉する扉部と、前記扉部を電気的に施錠および開錠する電子錠と、を備えるとよい。
また、前記電子錠は、飼い主が用いる端末装置を介して取得した特定情報に基づいて前記扉部の施錠および開錠を行うとよい。
また、前記ペットハウスに設けられる電子機器を制御可能な制御部と、外部との通信が可能な通信部と、を備えるとよい。
また、前記通信部は、前記内部のペットの状態に関するペット情報を飼い主が用いる端末装置に対して送信するとよい。
また、前記通信部は、前記内部を撮影した撮影画像を送信するとよい。
また、前記通信部は、前記内部の環境に関する情報を送信するとよい。
また、前記通信部は、予め定められた条件に応じて警報情報を送信するとよい。
また、前記制御部は、前記通信部を介して外部から取得した取得情報に基づいて前記電子機器を制御するとよい。
また、前記制御部は、前記通信部から取得した制御情報に基づいて、前記内部を照らす照明ランプ、前記内部の温度を下げる冷房装置、および前記内部の温度を上げる暖房装置のうち、少なくともいずれかの制御を行うとよい。
また、前記本体部に設けられ開閉する扉部と、前記一方側とは反対の他方側に設けられ、少なくとも前記内部を撮影可能なカメラと、を備え、前記カメラは、前記他方側から前記一方側を撮影するとよい。
また、ペットが飲む水を貯えるボトル部と、ペットの餌を貯蔵する貯蔵部と、を備え、前記ボトル部および前記貯蔵部は、前記一方側に配置されているとよい。
かかる目的のもと、本明細書に開示される技術は、ペットを出し入れする開口部を有し、内部にペットを収容可能な収容体と、前記開口部を開閉する開閉部と、前記開閉部を電気的に施錠および開錠する電子錠と、を備える、ことを特徴とするペットハウスである。
ここで、前記電子錠は、飼い主が用いる端末装置を介して取得した特定情報に基づいて前記開閉部の施錠および開錠を行うとよい。
また、前記内部に設けられる電子機器を制御可能な制御部と、外部との通信が可能な通信部と、を備えるとよい。
また、前記通信部は、前記収容体において得られる情報を送信するとよい。
また、前記制御部は、前記通信部を介して外部から取得した取得情報に基づいて前記電子機器を制御するとよい。
本考案によれば、共用可能なペットハウスを提供することができる。
本実施形態のペットハウスの全体斜視図である。 本実施形態のペットハウスの正面図である。 本実施形態のペットハウス前側本体の内部構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス左屋根の外観構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス右屋根の外観構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス左側壁の外観構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス右側壁の外観構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス左屋根の内部構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス右屋根の内部構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス左側壁の内部構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス右側壁の内部構造の模式図である。 本実施形態のホルダカバーの正面図と側面図である。 本実施形態のペットハウス底板の表面構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス底板の底面構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス背面の外観構造の模式図である。 本実施形態のペットハウス背面の内部構造の模式図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明する。
図1~図16に示すように、本実施形態の新規な多機能の共有可能なペットハウス100において、ペットハウス左屋根1およびペットハウス右屋根2は、それぞれ共用ペットハウスにおける上側にて接続している。ペットハウス左屋根1およびペットハウス右屋根2との前側には、ペットハウス前側本体3が設けられている。ペットハウス左屋根1およびペットハウス右屋根2との後側には、ペットハウス背面40が設けられている。ペットハウス左屋根1の下側には、ペットハウス左側壁17が設けられている。ペットハウス右屋根2の下側には、ペットハウス右側壁20が設けられている。
図13に示すように、ペットハウス左側壁17およびペットハウス右側壁20の下側には、ペットハウス底板24が設けられる。ペットハウス底板24は、ペットハウス底板24における四隅にそれぞれ排水口25を有する。また、図14に示すように、ペットハウス底板24の四隅には、地面に接する支持脚26が設けられている。
図15に示すように、ペットハウス背面40における上部には、内部の空気を排出する排気ファン27が設けられる。また、ペットハウス背面40における内側には、照明ランプ28が設けられる。また、ペットハウス背面40における内側には、ホルダ軸22を保持する溝部30が設けられる。また、ペットハウス背面40における上部には、対象を撮影可能な小型カメラ31が設けられる。ペットハウスの内部であってペットハウス背面40における中央には、除菌脱臭機29が設けられる。
図16に示すように、給電する電源装置34は、ペットハウス背面40に設置される。電源装置34には、排気ファン27、照明ランプ28、除菌脱臭機29、小型カメラ31、小型冷房装置32および小型暖房装置33が電気的に接続される。また、電源装置34は、電源コード35を介して電源プラグ36に接続される。
図2に示すように、ペットハウス前側本体3の中央には、開口部を開閉する扉枠4が設けられる。扉枠4の中央には、透明シート5が配置される。ドアハンドル7および電子錠8の前面には、電子錠8の制御画面6が設けられる。電子錠8の下部には、扉枠4を物理的に施錠および開錠する物理錠9が設けられる。
図3に示すように、ペットハウス前側本体3の内側には、ホルダ軸22を保持する溝部10が設けられる。溝部10の下側には、ペットの給水ボトル11がある。ペットの給水ボトル11の下側には、給水ボトル11には、ペットに自動的に水を供給する自動飲用ストロー12が設けられる。ペットハウス100の内部であってペットハウス前側本体3における反対側には、ペットフード貯蔵タンク13が配置される。ペットフード貯蔵タンク13の下側には、自動給餌口14が配置されている。ペットフード貯蔵タンク13の下側であって中央部に、トレイ15上に自動的にペットフードを供給する自動給餌口14が配置されている。
図6および図10に示すように、ペットハウス左側壁17の中央には、内部を観察可能な左観察窓16が設けられる。左観察窓16には、空気が通気可能な左通気口18が設けられる。図7および図11に示すように、ペットハウス右側壁20の中央には、内部を観察可能な右観察窓19が設けられる。右観察窓19には、空気が通気可能な右通気口21が設けられる。
図10に示すように、ペットハウス左側壁17の内側には、吸水性を有する紙などを巻いたロールシート23の回転軸となるホルダ軸22が設けられる。ホルダ軸22には、ロールシート23が取り付けられる。図12に示すように、ホルダ軸22は、ホルダカバー37で覆われる。ホルダカバー37の下側には、隙間39が設けられる。ホルダカバー37における下側には、ロールシート23を切るためのノコギリ歯38が付属している。
続いて、本実施形態のペットハウスの使用方法を説明する。
例えばペットを持ち込めない公共の場所に、ペットハウスを設置する。電源プラグ36を電源コード35に接続して使う。電子錠8を制御する制御画面6から電子錠8の開錠を行う。電子錠8は、扉枠4を開錠する。
続いて、ホルダ軸22に回転可能にロールシート23からシートを引き出す。本実施形態では、ホルダカバー37の隙間39からロールシート23を引き出す。ノコギリ歯38を用いて、引き出したロールシート23を切る。ロールシート23をペットハウス底板24上に敷く。そして、ペットをペットハウス底板24に寝かせる。ペットハウス100にペットを収容し、飼い主の携帯電話がサーバ装置につながったら、電子錠8は施錠する。
ペットの様子は、ペットハウスの小型カメラ31でリアルタイムに遠隔監視できる。そのため、飼い主は、安心して利用することができる。
使用後は、携帯電話を介して電子錠8を開錠し、ペットハウス100の扉枠4を開けてペットハウス100の外にペットを出すことができる。
ペットがペットハウス100に入ると、給水ボトル11の下側にある自動飲用ストロー12から水を飲むことができる。ペットフード貯蔵タンク13は、自動給餌口14からトレイ15にペットフードを追加して、ペットに十分なペットフードを供給できる。
ペットがペットハウス100にいるとき、除菌脱臭機29は、ペットハウス100の内部の空気を浄化することができ、99.9%の細菌を効果的に殺菌し、臭いを除去することができる。
小型冷房装置32と小型暖房装置33を使用して、ペットハウス内の温度を適切に保ち、ペットの快適さと衛生を全面的に確保することができる。
本実施形態のペットハウス100が大量に導入されると、全国主要都市のペットハウス100がカバーされることになる。これによって、ペットハウス100を利用する会員の登録記録情報から市内のペットの頭数が概算できるようになる。ペットの基本的な情報状況を把握することができ、飼い主の情報まで特定することができ、監視とトレーサビリティの目的を達成することも可能になる。
本実施形態の製品は、将来を見据え、ペットの増加によって引き起こされる様々な社会的矛盾を真に解決することも可能になる。
ペットハウス100は、快適で衛生的、安全で便利な共同ペットハウスである。ペットハウス100は、既存の屋根付き屋外ペットハウスの形状をベースにしている。ペットハウス100は、屋外ペットハウスにタッチパネルを搭載した携帯電話などを介して制御可能な電子錠を搭載している。GPS測位システムを利用して共有ペットハウスを実現し、使用中のペット所有者のみが開閉できるようしてもよい。
本実施形態のペットハウス100は、高度なハイテク消毒および脱臭装置を備える。そして、ペット特有な臭いを除去し、例えば99.9%のバクテリアを効果的に抑制することが可能になる。また、ペットハウス100は、冷蔵設備と暖房設備とを装備し、小型カメラを装備することで、ペットの快適さと衛生状態を確保でき、ペットの飼い主はペットの状態をリアルタイムで監視できる。ペットハウス100は、外部の装置と通信可能であり、ペットの会員登録記録から市内のペットの数が概算できる。飼い主の家、およびペットの基本的な情報ステータスを収集できる。またペットの飼い主にまで遡ることができ、監視とトレーサビリティの目的を達成することが可能である。
ここで、本実施形態では電源装置34は、電源プラグ36を介して受電し、ペットハウス100に設けられる各種の装置に電力を供給しているが、これに限定されない。例えば、電源装置34は、バッテリーを用いて各種の電子機器に電力を供給してもよい。
本実施形態のペットハウス100は、ペットハウス100に設けられる各種の電子機器を制御する制御部を有する。制御部は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ、RAM、ROMおよびSDD(Solid State Drive)などの記憶装置を備える。
本実施形態のペットハウス100は、ネットワーク通信を介して外部機器との通信を可能にする通信I/F(インターフェース)と、近距離無線通信を可能にする近距離通信I/Fを備える。
さらに、本実施形態のペットハウス100は、ペットハウス100の内部の温度を測定可能な温度センサと、内部の湿度を測定可能な湿度センサと、ペットハウス自体の移動や振動を検知可能な加速度センサとを備えている。また、ペットハウス100は、GPS測位システムにおけるGPS信号を取得するGPSセンサを備えている。さらに、ペットハウス100は、ペットの鳴き声などの音声を取得するマイクと、ペットハウス100の内部に向けて音声を出力するスピーカとを備えている。
制御部は、制御画面6、電子錠8、排気ファン27、照明ランプ28、除菌脱臭機29、小型カメラ31、小型冷房装置32、小型暖房装置33、電源装置34、通信I/F、近距離通信I/F、温度センサ、湿度センサ、加速度センサおよびGPSセンサに対し情報の送受信が可能である。制御部は、これらの電子機器の制御が可能である。
制御部は、飼い主が用いるスマートフォンや携帯電話などの携帯端末装置を介して取得した特定情報に基づいて、電子錠8による扉枠4の施錠および開錠を行う。ここで、制御部が電子錠8を用いて扉枠4の開錠および施錠を許可するパスコードが予め設定されている。このパスコードは、ペットハウスの制御部と、例えばペットハウス100を管理するサーバ装置とで共有される。
そして、サーバ装置は、ペットハウス100を利用する飼い主の携帯端末装置にパスコードを送信する。飼い主は、制御画面6を用いてパスコードを入力することで、制御部が電子錠8により開錠および施錠を行う。
また、サーバ装置から飼い主の携帯端末装置に送信されたパスコードは、ペットハウス100の近距離通信I/Fを通じて、携帯端末装置からペットハウス100の制御部に送られる。制御部は、携帯端末装置から受信したパスコードに基づいて電子錠8の開錠および施錠を行う。
制御部は、通信I/Fを用いて、ペットに関するペット情報を飼い主が用いる携帯端末装置に対して送信する。なお、制御部は、携帯端末装置に情報を送信する際に、携帯端末装置に直接情報を送信したり、サーバ装置を中継して携帯端末装置に情報を送信したりしてもよい。
本実施形態の制御部は、小型カメラ31が撮影したペットハウス100の内部の撮影画像を飼い主の携帯端末装置に送信する。撮影画像には、ペットを写した画像や、ペットハウスの内部の様子を写した画像が含まれる。撮影画像は、静止画や動画を例示できる。
また、制御部は、マイクにより収集したペットの鳴き声などの音声を飼い主の携帯端末装置に送信する。
このように、制御部は、ペットハウス100の内部にいるペットの状態に関する情報を携帯端末装置に送信できるようになっている。
本実施形態の制御部は、ペットハウス100の内部の環境に関する情報を送信する。環境に関する情報には、温度センサにより測定された温度情報や湿度センサにより測定された湿度情報などが含まれる。
本実施形態の制御部は、予め定められた条件に応じて警報情報を送信する。制御部は、警報情報を飼い主の携帯端末装置に送信したり、ペットハウス100を管理するサーバ装置に送信したりすることができる。
制御部は、例えばペットの鳴き声の音量や鳴き声の頻度が予め定められた基準を超えた場合に警報情報を送信する。また、制御部は、加速度センサにより検知されるペットハウス100の振動が予め定められた基準を超えた場合に、警報情報を送信する。これによって、ペットが著しく吠えていたり、ペットが特に暴れていたりした場合に、飼い主に知らせることが可能になる。
制御部は、給水ボトル11やペットフード貯蔵タンク13の残量に応じて警報情報を送信する。なお、残量は、小型カメラ31によって撮影した給水ボトル11やペットフード貯蔵タンク13の画像解析や、残量を検知可能なセンサの検知情報に基づいて特定する。制御部は、特定の結果に基づいて、給水ボトル11やペットフード貯蔵タンク13の残量に関する警報情報を送信する。
制御部は、加速度センサやGPSセンサに基づいて、ペットハウス100が動かされたり、位置が移動されたりした場合に、警報情報を送信する。この場合、ペットハウス100が転倒したり、盗難されたりした場合に、飼い主に知らせることができる。このように、制御部は、ペットハウス100の異常に関する警報情報を送信できるようになっている。
制御部は、通信I/Fを介して取得した取得情報に基づいて、ペットハウス100に設けられる各種の電子機器を制御する。制御部は、飼い主の携帯端末装置や、ペットハウス100を管理するサーバ装置から、電子機器を制御するための制御情報を取得できる。
制御部は、例えば飼い主の携帯端末装置から取得した指示情報に応じて、照明ランプ28の明るさの調整や、小型冷房装置および小型暖房装置による温度の調整を行うことができる。また、例えば小型カメラ31によるペットの撮影画像から得られるペットの様子に基づいて、ペットハウス100内部の温度を制御しても良い。
制御部は、スピーカを用いてペットハウス100のペットに対して音声を流すことができる。例えばペットが不安になっている場合や暴れているような場合に、飼い主の携帯端末装置から取得した飼い主の声などをスピーカから出力することができる。これによって、例えばペットを落ち着かせたり、安心させたりすることができる。
続いて、本実施形態のペットハウス100における構成配置について説明する。
本実施形態のペットハウス100では、ペットハウス100の前側に扉枠4が設けられる。また、小型カメラ31は、ペットハウス100の内部であってペットハウス背面40に設けられる(図15参照)。つまり、小型カメラ31は、扉枠4が設けられる前側とは反対の後側に設けられる。そして、小型カメラ31は、ペットハウス100の後側に設けられ、後側から扉枠4が設けられる前側を撮影する。
さらに、本実施形態のペットハウス100では、ペットハウス前側本体3に、ペットフード貯蔵タンク13および給水ボトル11が配置される。
例えば飼い主がペットをペットハウス100に預ける際に、扉枠4を開けてペットを内部に収容する。このとき、小型カメラ31は、扉枠4側を撮影しているため、開口部からペットを内部に収容しようとする飼い主の顔を撮影することが可能になる。これによって、ペットを預けた者の顔写真を記録として管理することができる。
また、小型カメラ31は、ペットフード貯蔵タンク13および給水ボトル11を撮影可能である。これによって、ペットフード貯蔵タンク13および給水ボトル11を使うペットの食事の状況を飼い主が確認できる。さらに、ペットフード貯蔵タンク13および給水ボトル11における残量を小型カメラ31の撮影画像から特定することが可能になる。本実施形態の小型カメラ31は、ペットハウス100の内部にて後側に設けられ、前側を撮影する。本実施形態のペットハウス100では、ペットフード貯蔵タンク13および給水ボトル11が小型カメラ31の撮影範囲の死角になりにくくなっている。
本実施形態において説明される内容は、本考案の実施形態の一部に過ぎず、全てではなく一例である。また、本実施形態に基づいて、当業者が創造的な努力をすることなく得た他のすべての実施形態は、本実用新案の保護範囲に属する。
当業者であれば、本考案が上記の例示的な実施形態の詳細に限定されず、本考案の精神または本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施できることは明らかである。したがって、いかなる観点から見ても、実施形態は例示的かつ非限定的であると見なされるべきであり、本考案の範囲は、上記の説明ではなく添付の特許請求の範囲によって定義されるため、その範囲に含まれるものとする。特許請求の範囲、必要な要素の均等の意味および範囲内でのすべての変更は、本考案に含まれる。請求項に参照記号が記載される場合であっても、関連する請求項を限定するものと解釈されるべきではない。
また、本実施形態の説明における「上」、「下」、「内側」、「外側」、「前端」、「後端」、「両端」、「一端」という用語は、図面における方向の一例である。例えば「もう一方の端」などで示される方向または位置関係は、図面に示される方向または位置関係に基づいており、単に実用新案を説明し、説明を簡略化するためのものである。言及される装置または要素が特定の向きを持たなければならないことを暗示しているため、特定の向きの構成および動作は、本考案に対する限定と解釈されるべきではない。さらに、「第1」および「第2」という用語は、説明の目的でのみ使用されており、相対的な重要性を示したり暗示したりするものとして理解されるべきではない。
本実施形態の説明において、「設置」、「設置」、「接続」などの用語は、別段の明確な規定および制限がない限り、「接続」などの広い意味で理解されるべきであることに留意されたい。また、接続は、取り外し可能に接続すること、または一体的に接続にすることのいずれの態様も含む。さらに、接続は、機械的な接続または電気的な接続も含む。そして、接続は、直接接続すること、または中間体などを介して間接接続することも含む。さらに、接続は、2つのコンポーネントの内部通信の意味も含む。当業者は、特定の状況における本実用新案における上記の用語の特定の意味を理解することができる。
1…ペットハウス左屋根、2…ペットハウス右屋根、3…ペットハウス前側本体、4…扉枠、5…透明シート、6…制御画面、7…ドアハンドル、8…電子錠、9…物理錠、10…溝部、11…給水ボトル、12…自動飲用ストロー、13…ペットフード貯蔵タンク、14…自動給餌口、15…トレイ、16…左観察窓、17…ペットハウス左側壁、18…左通気口、19…右観察窓、20…ペットハウス右側壁、21…右通気口、22…ホルダ軸、23…ロールシート、24…ペットハウス底板、25…排水口、26…支持脚、27…排気ファン、28…照明ランプ、29…除菌脱臭機、30…溝部、31…小型カメラ、32…小型冷房装置、33…小型暖房装置、34…電源装置、35…電源コード、36…電源プラグ、37…ホルダカバー、38…ノコギリ歯、39…隙間、40…ペットハウス背面、100…ペットハウス

Claims (24)

  1. 屋根部、本体部、第1壁部、第2壁部および床部を備え、内部に動物が収容されるペットハウスであって、
    前記屋根部は、上側に配置され、
    前記本体部は、前記屋根部の一方側に配置され、
    前記屋根部の下側には、前記第1壁部および前記第2壁部が設けられ、
    前記第1壁部および前記第2壁部の下側には、前記床部が設けられている、
    ことを特徴とするペットハウス。
  2. 前記本体部に設けられ開閉する扉部と、
    前記扉部に設けられ可視光を透過する透明板と、
    前記扉部に設けられる把手と、
    前記扉部を電気的に施錠および開錠する電子錠と、
    前記電子錠を操作する操作画面を表示する表示部と、
    前記扉部を物理的に施錠および開錠する物理錠と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  3. ペットが飲む水を貯えるボトル部と、
    前記ボトル部の下側に設けられ前記ボトル部の水をペットに送る給水部と、
    ペットの餌を貯蔵する貯蔵部と、
    前記貯蔵部の下側に設けられ前記貯蔵部の餌をトレイに供給する供給部と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  4. 前記第1壁部に設けられ内部を観ることが可能な第1観察窓と、
    前記第1観察窓に設けられ通気可能な第1通気口と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  5. 前記第2壁部に設けられ内部を観ることが可能な第2観察窓と、
    前記第2観察窓に設けられ通気可能な第2通気口と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  6. 巻かれたシートを保持するホルダと、
    前記ホルダに保持された前記シートを覆うカバーと、
    前記カバーの下側に設けられ前記シートを切断する際に用いられる刃部と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  7. 前記床部に設けられ排水可能な排水部と、
    前記床部を支持する支持脚と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  8. 前記内部の空気を排出する排気ファンと、
    前記内部を照らす照明ランプと、
    少なくとも前記内部を撮影するカメラと、
    除菌および脱臭を行う除菌脱臭機と、
    前記内部の温度を下げる冷房装置と、
    前記内部の温度を上げる暖房装置と、
    前記排気ファン、前記照明ランプ、前記カメラ、前記除菌脱臭機、前記冷房装置および前記暖房装置に給電する電源装置と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  9. 前記本体部に設けられ開閉する扉部と、
    前記扉部を電気的に施錠および開錠する電子錠と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  10. 前記電子錠は、飼い主が用いる端末装置を介して取得した特定情報に基づいて前記扉部の施錠および開錠を行う、ことを特徴とする請求項9に記載のペットハウス。
  11. 前記ペットハウスに設けられる電子機器を制御可能な制御部と、
    外部との通信が可能な通信部と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  12. 前記通信部は、前記内部のペットの状態に関するペット情報を飼い主が用いる端末装置に対して送信する、ことを特徴とする請求項11に記載のペットハウス。
  13. 前記通信部は、前記内部を撮影した撮影画像を送信する、ことを特徴とする請求項11に記載のペットハウス。
  14. 前記通信部は、前記内部の環境に関する情報を送信する、ことを特徴とする請求項11に記載のペットハウス。
  15. 前記通信部は、予め定められた条件に応じて警報情報を送信する、ことを特徴とする請求項11に記載のペットハウス。
  16. 前記制御部は、前記通信部を介して外部から取得した取得情報に基づいて前記電子機器を制御する、ことを特徴とする請求項11に記載のペットハウス。
  17. 前記制御部は、前記通信部から取得した制御情報に基づいて、前記内部を照らす照明ランプ、前記内部の温度を下げる冷房装置、および前記内部の温度を上げる暖房装置のうち、少なくともいずれかの制御を行う、ことを特徴とする請求項11に記載のペットハウス。
  18. 前記本体部に設けられ開閉する扉部と、
    前記一方側とは反対の他方側に設けられ、少なくとも前記内部を撮影可能なカメラと、
    を備え、
    前記カメラは、前記他方側から前記一方側を撮影する、ことを特徴とする請求項1に記載のペットハウス。
  19. ペットが飲む水を貯えるボトル部と、
    ペットの餌を貯蔵する貯蔵部と、
    を備え、
    前記ボトル部および前記貯蔵部は、前記一方側に配置されている、ことを特徴とする請求項18に記載のペットハウス。
  20. ペットを出し入れする開口部を有し、内部にペットを収容可能な収容体と、
    前記開口部を開閉する開閉部と、
    前記開閉部を電気的に施錠および開錠する電子錠と、
    を備える、ことを特徴とするペットハウス。
  21. 前記電子錠は、飼い主が用いる端末装置を介して取得した特定情報に基づいて前記開閉部の施錠および開錠を行う、ことを特徴とする請求項20に記載のペットハウス。
  22. 前記内部に設けられる電子機器を制御可能な制御部と、
    外部との通信が可能な通信部と、
    を備える、ことを特徴とする請求項20または21に記載のペットハウス。
  23. 前記通信部は、前記収容体において得られる情報を送信する、ことを特徴とする請求項22に記載のペットハウス。
  24. 前記制御部は、前記通信部を介して外部から取得した取得情報に基づいて前記電子機器を制御する、ことを特徴とする請求項22に記載のペットハウス。
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