JP3242140U - 傘袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】濡れた傘を収容した際の傘からの水濡れを抑制しつつ、傘の持ち運びの利便性も兼備した傘袋を提供することができる。【解決手段】傘袋10は、被収容物11を受け入れる収容開口部13と被収容物から出る水分を放出する放出開口部14とを備えるとともに被収容物を収容する筒状袋部12と、放出開口部に装着され被収容物から出る水分を回収する回収部17とを備え、回収部は、容器部18と容器部を密栓する栓部19とを備え、被収容物の先端部は容器部内に挿入される。【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は傘袋に関し、特に濡れた傘を簡便に収容し傘に付着した水分により他の物品への水濡れを防ぐ傘袋に関する。
濡れた傘を携えて店舗内等を持ち運ぶ際、ポリエチレン等の使い捨ての袋が多用されている。このような傘袋は1回限りの使用であり、傘袋は使用後に廃棄される。このため、資源保護の点から好ましくはない。また、使い捨ての傘袋は、破損し易いため傘から滴る水分は傘袋から漏水し易い。加えて、使い捨ての傘袋では持ち運ぶ際の傘の持ち易さは考慮されていない。
そこで、例えば、フック、ストラップ等を備えた傘袋が提案されている(特許文献1、2等参照)。これらの傘袋によると、傘の持ち運びやすさにおいて改良が加えられている。しかしながら、濡れた傘を収容した際における傘袋からの水濡れに対する対策は十分ではなかった。
実用新案登録第3218255号公報 実用新案登録第3231915号公報
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、濡れた傘を収容した際の傘からの水濡れを抑制しつつ、傘の持ち運びの利便性も兼備した傘袋を提供する。
すなわち、第1の態様に係る傘袋は、被収容物を受け入れる収容開口部と、被収容物から出る水分を放出する放出開口部を備え、被収容物を収容する筒状袋部と、放出開口部に装着され被収容物から出る水分を回収する回収部と、を備える。
さらに、第2の態様に係る傘袋の回収部は、容器部と容器部を密栓する栓部とを備え、被収容物の先端部は、容器部内に挿入されることとしてもよい。
さらに、第3の態様に係る傘袋の回収部は、ペットボトルにより形成されることとしてもよい。
さらに、第4の態様に係る傘袋の筒状袋部の内側表面に防水部が備えられることとしてもよい。
さらに、第5の態様に係る傘袋の筒状袋部は、傘の布地から形成されることとしてもよい。
さらに、第6の態様に係る傘袋は、筒状袋部において収容開口部と放出開口部のそれぞれに開口量を調節する調節紐が備えられることとしてもよい。
さらに、第7の態様に係る傘袋は、筒状袋部において収容開口部と放出開口部との間に掛け渡される吊り紐が備えられることとしてもよい。
本考案の傘袋によると被収容物を受け入れる収容開口部と、被収容物から出る水分を放出する放出開口部を備え、被収容物を収容する筒状袋部と、放出開口部に装着され被収容物から出る水分を回収する回収部と、を備えるため、濡れた傘を収容した際の傘からの水濡れを抑制しつつ、傘の持ち運びの利便性も兼備した傘袋を提供することができる。
本実施形態に係る傘袋の正面図である。 本実施形態に係る筒状袋部の正面図である。 本実施形態に係る回収部の斜視図である。 本実施形態に係る傘袋を使用者が店舗内を持ち運ぶ様子を説明するための図である。 本実施形態に係る傘袋を使用者が店舗内を持ち運ぶ様子を説明するための図である。 本実施形態に係る傘袋に複数本の被収容物(傘)を収納した使用例を説明するための図である。 本実施形態に係る傘袋に溜まった水を抜く様子を説明するための図である。 本実施形態に係る傘袋を自動車内で使用する様子を説明するための図である。 本実施形態に係る傘袋を自動車内で保管する様子を説明するための図である。 本実施形態に係る筒状袋部の製作方法を説明するための図である。 本実施形態に係る筒状袋部の他の製作方法を説明するための図である。
(傘袋10の構成について)
図1乃至図3を参照して、本実施形態に係る傘袋10について説明する。
本実施形態に係る傘袋10は、被収容物11となる傘を濡れた状態のまま収納し、当該傘を傘袋10に収納した状態で携帯若しくは保管するものである。なお、被収容物11は、傘に限定されるものではなく、いわゆる長尺ものである、例えば、釣り竿、バッド(野球用品)、杖などでもよい。
傘袋10は、筒状袋部12と回収部17とを備える。
筒状袋部12は、被収容物11を受け入れる収容開口部13と、被収容物11から出る水分を放出する放出開口部14を備え、被収容物11を収容する。
筒状袋部12は、耐水性、防水性に優れた素材、例えば、ポリエステル、T/C(ポリエステルと綿の混紡素材)、ナイロン、ポリエチレンなどの布地を用いて製作される。例えば、筒状袋部12は、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36から形成されることとしてもよい(図10、図11参照)。傘の布地36を用いて筒状袋部12を製作する手順等については図10、図11を参照しつつ後述する。
筒状袋部12は、耐水性、防水性に優れた素材を用いて製作されるため、雨に濡れた被収容物11を筒状袋部12に収納することにより、被収容物11に付着した水など、被収容物11から出る水が筒状袋部12から外部に漏れることは抑制される。さらに、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36を用いて筒状袋部12を作成することで環境保護の一助を担うことが出来る。
筒状袋部12の長手方向の長さは、傘袋10に収納する被収容物11の長さに合わせて適宜調整されて形成することができる。筒状袋部12の長手方向の長さは、利用する傘のサイズを使い分けることで調整することができ、利用する傘のサイズが大きいほど傘の布地が大きくなり、筒状袋部12の長手方向の長さを長くすることができて長い被収容物11を収容することができる。また、後述する筒状袋部12の製作の途中でも筒状袋部12の長手方向の長さを調整することができる(図11参照)。
筒状袋部12の短手方向の長さ(筒状袋部12の太さ)は、傘袋10に収納する被収容物(傘)11の本数に合わせて適宜調整されて形成することができる。筒状袋部12の短手方向の長さ(筒状袋部12の太さ)は、利用する傘のサイズを使い分けることで調整することができ、利用する傘のサイズが大きいほど傘の布地が大きくなり、筒状袋部12の短手方向の長さ(筒状袋部12の太さ)を大きくすることができ、2本、若しくは3本以上の被収容物11を同時に収容することができる。
筒状袋部12の内側表面に防水部(不図示)が備えられる。
防水部は、水を通さない加工が施された部分であり、筒状袋部12の内側表面の全域を覆うように設けられている。防水部は、塩化ビニルシート、合成ゴムシート等を筒状袋部12の内側表面の全域に亘って重ね合わせることで形成される。また、防水部は、市販されている防水スプレーを筒状袋部12の内側表面の全域に吹き付けて形成してもよい。
筒状袋部12は、防水部を内側表面に備えることで、防水性を向上させることができ、濡れた傘を収容した際における傘袋10からの水濡れを抑制することができる。
また、防水部の代わりに撥水部(不図示)を筒状袋部12の内側表面に備えてもよい。撥水部は、防水部とは異なり通気性が保たれる。
撥水部は、水をはじく加工が施された部分であり、防水部と同様に、筒状袋部12の内側表面の全域を覆うように設けられている。撥水部は、市販されている撥水スプレーを筒状袋部12の内側表面の全域に吹き付けて形成される。
筒状袋部12は、撥水部を内側表面に備えることで、防水性を向上させることが出来るとともに通気性を保つことができる。このため、筒状袋部12は、撥水部により水漏れを抑制しつつ内部の蒸れを抑制し乾燥を促進することができるという効果が得られる。
筒状袋部12において収容開口部13と放出開口部14のそれぞれに開口量を調節する調節紐15が備えられる。
図2に示す様に、収容開口部13と放出開口部14とのそれぞれに、2個の紐穴15aと、この2個の紐穴15aを結ぶように紐通路15bが形成されている。紐通路15bは調節紐15を通し、2個の紐穴15aから調節紐15の端部が出される。調節紐15は、2個の紐穴15aから外部に出る部分の長さを調節することで、収容開口部13と放出開口部14との開口量を調整することができる。
傘袋10に被収容物11を収納した状態において、調節紐15を引き締めて収容開口部13の開口量を狭めることで、傘袋10に被収容物11を収納した状態を保持することができる。
筒状袋部12において収容開口部13と放出開口部14との間に掛け渡される吊り紐16が備えられる。
吊り紐16は、環状に形成され、筒状袋部12の内部を長手方向に貫通させて、筒状袋部12に備えられる。傘袋10の携帯時、吊り紐16は使用者の手に持たれ、若しくは使用者の肩に掛けられて使用される。傘袋10は吊り紐16により携帯性が向上する。
また、傘袋10の不使用時、吊り紐16は、ドアのノブ、荷物架け用フック、パイプハンガー、及び、ハンガーフックなどに掛けられて保管されてもよい。傘袋10は吊り紐16により保管時の状態の安定性が向上する。
なお、吊り紐16は、両端部のそれぞれを収容開口部13と放出開口部14とに結び留められて、収容開口部13と放出開口部14との間に掛け渡されて使用されることとしてもよい。
回収部17は、放出開口部14に装着され被収容物11から出る水分を回収する。
回収部17は、被収容物11に付着した水など、被収容物11から出る水が、筒状袋部12の内側表面及び当該被収容物11を伝って流れ落ちてくるので、当該水を回収する。
回収部17は、容器部18と容器部18を密栓する栓部19とを備える。
回収部17は、ペットボトルにより形成されることとしてもよい。
そこで、ペットボトルはその胴部の適当な位置により横断面で切断される。切断の切り口はやすり掛け、テープ巻き、加熱による融解などが行われ、切り口の角が取り除かれる。これは、被収容物11を傷つけなくするためである。
なお、ペットボトルを用いて回収部17を形成する場合、一般的な清涼飲料用のペットボトルよりも炭酸飲料用のペットボトルの方が好ましい。なぜなら、炭酸飲料用のペットボトルは炭酸ガスの圧力に耐える必要があるため、一般的な清涼飲料用のペットボトルよりも厚く壁面が形成されている。そのため、炭酸飲料用のペットボトルは、清涼飲料用のペットボトルと比較して頑丈であるからである。
この場合のペットボトルは、キャップの付いた飲料用ペットボトルを使用することができ、廃棄された、若しくは廃棄予定のものを使用することができるため、環境保護の一助を担うことが出来る。ペットボトルの胴部の長手方向の中央部あたりにおいて切断して、その切断されたペットボトルの飲み口部側を回収部17として使用することができる。ペットボトルのキャップは栓部19となる。
ペットボトルを利用した回収部17は、ペットボトルの胴部を筒状袋部12に挿入した状態において、ペットボトルの首の付け根を筒状袋部12の放出開口部14に備えられた調節紐15によって締め付けることで、当該放出開口部14に装着することができる。若しくは、ペットボトルを利用した回収部17は、ペットボトルの胴部を筒状袋部12の放出開口部14の内側表面と接着若しくは溶着させて固定することで、放出開口部14に装着してもよい。
被収容物11の先端部は、容器部18内に挿入される。
被収容物11である傘の先端部の石突きは、ペットボトルの胴部である容器部18の内部に挿入され、ペットボトルのキャップの天面の裏側に当接して保持される。
(傘袋10の使用例について)
次に図4乃至図9を参照して、傘袋10の使用例について説明する。
図4、図5は、本実施形態に係る傘袋10を使用者20が店舗内を持ち運ぶ様子を説明するための図である。図6は本実施形態に係る傘袋10に複数本の被収容物11である傘を収納した使用例を説明するための図である。図7は本実施形態に係る傘袋10に溜まった水25を抜く様子を説明するための図である。図8、図9は、本実施形態に係る傘袋10を自動車内30で使用する様子を説明するための図である。
図4、図5に示す様に、使用者20がスーパーマーケットなどの店舗に入場した際に、持参していた被収容物11である傘を傘袋10に収納して携帯することができる。図4に示す様に、使用者20は、環状の吊り紐16に右腕を通して右肩に掛けることで傘袋10を背負うように持つことができ、買い物中であっても両腕を自由に使うことが出来る。傘袋10は被収容物11から出る水を外部に漏らさないので、使用者20の衣服は濡れる心配がない。
図5に示す様に、使用者20は、買い物用カゴ21を載せた買い物用カート22の手押し部に傘袋10に収納された被収容物11のハンドルを引っ掛けることで携帯することができ、買い物用カート22を操縦する際中などで使用者20の衣服が傘袋10と接触しても衣服が濡れる心配がない。
図6に示す様に、傘袋10は3本の被収容物11である傘を収容することができる。回収部17の容器部18には、3本の被収容物11である傘の先端部が収納される。筒状袋部12を製作する際、利用される傘のサイズを大型のものにすることで筒状袋部12の太さを大きくすることができるのは前述の通りであり、筒状袋部12の太さを大きくすることで複数本の被収容物11である傘を筒状袋部12に収納することができる。また、回収部17を製作する際、利用される飲料用ペットボトルのサイズを大きくすることで、例えば、容量が1リットル以上の飲料用ペットボトルを利用することで、複数本の被収容物11である傘を回収部17に収納することができる。
図7に示す様に、傘袋10の回収部17に溜まった水25は、栓部19を取り外すことで外部に排出することができる。栓部19は繰り返しの付け外しが可能であるため、傘袋10の内部の水25を排出した後、再び、ペットボトルの飲み口部に装着される。
図8に示す様に、自動車の車内30において傘袋10を用いる場合は、座席31のヘッドレスト32の支持棒33に吊り紐16を引っ掛けて吊り下げておくことができる。被収容物11である傘を傘袋10に収容した状態で傘を車内30に持ち込むので、車内30に水が滴り落ちることが無く、また、座席31の座面を水で濡らすことを防ぐことができる。
なお、傘袋10は、自動車の車内30に限らず、自宅の中、学校の中、電車の中、オフィスの中、レストランの中、病院の中、及び、工場の中などにおいて、被収容物11を収納した状態で、吊り紐16を所定の場所に引っ掛けて吊り下げておくことができる。雨に濡れた被収容物11である傘は、傘袋10に収納されることで、吊り下げられた状態において周囲を濡らすことは無い。
傘袋10の不使用時は、筒状袋部12を縮小して回収部17の容器部18に収納することで、傘袋10は小さくなり収納性、携帯性を向上させることができる。例えば、図9に示す様に、自動車の車内30の前列の座席31のヘッドレスト32の支持棒33に上記の通りに小さくした傘袋10を引っ掛けて吊り下げておいても、後部座席に座る人の邪魔をすることが少ない。
(筒状袋部12の製作について)
図10、図11を参照して、本実施形態に係る筒状袋部12の製作方法について説明する。図10、図11は、本実施形態に係る筒状袋部12の製作方法を説明するための図である。
図10(a)に示す様に、筒状袋部12の製作に利用するため、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36を用意する。布地36は複数枚の小間37、38を備える。
図10(b)に示す様に、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36から二枚の小間37、38を切り出す。小間37、38は略三角形状をしており、それぞれ、第1斜辺37a、38aと第2斜辺37b、38bを備える。
図10(c)に示す様に、小間38の天地は反転されて、小間37の第2斜辺37bと小間38の第2斜辺38bとを向かい合わせて、第2斜辺37bと第2斜辺38bとの端から端までを縫合することにより接合して接合部39を形成する。小間37と小間38とを接合部39において接合することで、略矩形状の1枚のシートが形成される。
次に、図10(d)に示す様に、小間37の第1斜辺37aと小間38の第1斜辺38aとを向かい合わせて、第1斜辺37aと第1斜辺38aとの端から端までを縫合することで筒状の筒状袋部12を形成する。筒状袋部12の放出開口部14には、ペットボトルを切断して10~15cmの高さにした回収部17が装着される。
図11を参照して、本実施形態に係る筒状袋部12の他の製作方法について説明する。
図11に示す製作方法では、図10に示した製作方法と比較して、筒状袋部12の長手方向の長さを延伸することができる。
図11(a)に示す様に、筒状袋部12の製作に利用するため、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36を用意する。布地36は複数枚の小間37、38を備える。
図11(b)に示す様に、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36から二枚の小間37、38を切り出す。小間37、38は略三角形状をしており、それぞれ、第1斜辺37a、38aと第2斜辺37b、38bを備える。
図11(c)に示す様に、小間38の天地は反転されて、小間37の第2斜辺37bと小間38の第2斜辺38bとをその一部同士が向かい合わせになるようにして、その向かい合った部分の第2斜辺37bと第2斜辺38bとの端から端までを縫合することにより接合して接合部40を形成する。小間37と小間38との接合部40において接合することで、1枚のシートが形成される。
次に、図11(d)に示す様に、図11(c)に示す方法において形成された1枚のシートの長辺同士を向かい合わせにして端から端までを縫合することで筒状の筒状袋部12を形成する。当該1枚のシートは矩形形状とは言えず、長手方向の両端部に近づくにつれて短手方向の長さが長くなる形状をしているため、当該1枚のシートから筒状の筒状袋部12を形成する際の縫合において縫い代42、43が形成される。筒状袋部12の放出開口部14には、ペットボトルを切断して10~15cmの高さにした回収部17が装着される。
図11に示した筒状袋部12の製造方法によれば、小間37と小間38との接合部40が、図10に示した製造方法によって形成される接合部39と比較して短くなった分、筒状袋部12の長手方向の長さを図10に示した製造方法で製作した筒状袋部12と比較して長くすることができる。
上記した実施形態によれば、筒状袋部12は、耐水性、防水性に優れた素材を用いて製作されるので、被収容物11から出る水が筒状袋部12から外部へ漏れるのを抑制することができる。
さらに、上記した実施形態によれば、廃棄された、若しくは破損した傘35の布地36を用いて筒状袋部12を作成することで環境保護の一助を担うことが出来る。
さらに、上記した実施形態によれば、筒状袋部12の長手方向の長さは、利用する傘のサイズを使い分けることで調整することができ、利用する傘のサイズが大きいほど傘の布地36が大きくなり、筒状袋部12の長手方向の長さを長くすることができて長い被収容物11を収容することができる。
さらに、上記した実施形態によれば、筒状袋部12の短手方向の長さ(筒状袋部12の太さ)は、利用する傘のサイズを使い分けることで調整することができ、利用する傘のサイズが大きいほど傘の布地36が大きくなり、筒状袋部12の短手方向の長さ(筒状袋部12の太さ)を大きくすることができ、2本、若しくは3本以上の被収容物11を同時に収容することができる。
さらに、上記した実施形態によれば、筒状袋部12は、防水部を内側表面に備えることで、防水性を向上させることができ、濡れた傘を収容した際における傘袋10からの水濡れを抑制することができる。
さらに、上記した実施形態によれば、筒状袋部12は、撥水部を内側表面に備えることで、防水性を向上させることが出来るとともに通気性を保つことができる。このため、筒状袋部12は、撥水部により水漏れを抑制しつつ内部の蒸れを抑制し乾燥を促進することができるという効果が得られる。
なお、本開示は上記した実施形態に係る傘袋10に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の変形例、若しくは応用例により実施可能である。
10 傘袋
11 被収容物
12 筒状袋部
13 収容開口部
14 放出開口部
15 調節紐
15a 紐穴
15b 紐通路
16 吊り紐
17 回収部
18 容器部
19 栓部
20 使用者
21 買い物用カゴ
22 買い物用カート
25 水
30 車内
31 座席
32 ヘッドレスト
33 支持棒
35 廃棄された、若しくは破損した傘
36 布地
37 小間
37a 第1斜辺
37b 第2斜辺
38 小間
38a 第1斜辺
38b 第2斜辺
39 接合部
40 接合部
42 縫い代
43 縫い代

Claims (7)

  1. 被収容物を受け入れる収容開口部と、前記被収容物から出る水分を放出する放出開口部を備え、前記被収容物を収容する筒状袋部と、
    前記放出開口部に装着され前記被収容物から出る水分を回収する回収部と、を備える
    ことを特徴とする傘袋。
  2. 前記回収部は、容器部と前記容器部を密栓する栓部とを備え、
    前記被収容物の先端部は、前記容器部内に挿入される請求項1に記載の傘袋。
  3. 前記回収部は、ペットボトルにより形成される請求項1に記載の傘袋。
  4. 前記筒状袋部の内側表面に防水部が備えられる請求項1に記載の傘袋。
  5. 前記筒状袋部は、傘の布地から形成される請求項1に記載の傘袋。
  6. 前記筒状袋部において前記収容開口部と前記放出開口部のそれぞれに開口量を調節する調節紐が備えられる請求項1に記載の傘袋。
  7. 前記筒状袋部において前記収容開口部と前記放出開口部との間に掛け渡される吊り紐が備えられる請求項1に記載の傘袋。
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