JP3242098U - 太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム - Google Patents

太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムを提供する。【解決手段】膨張機内の低温低圧空気を伝熱媒体とし、蒸気タービン101から排出される排蒸気に多くの熱エネルギーが含まれ、蒸気-空気熱交換器102を通過して排蒸気中の熱エネルギーを低温低圧空気に伝達し、排蒸気は降温して低温排蒸気になり、低温低圧空気は昇温して高温低圧空気になり、さらに高温低圧空気を空気-水熱交換器104内に送ると同時に、復水器103中の凝縮水を空気-水熱交換器内に送り、高温低圧空気は凝縮水と熱交換し、凝縮水は昇温して高温凝縮水になる。電気ヒーターで凝縮水を加熱する必要がなく、電気ヒーターに消費される電気エネルギーを節約し、発電所の経済的利益を向上させる。【選択図】図1

Description

本考案は、発電の技術分野に関し、具体的には、太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムに関する。
再生可能エネルギーの大規模な系統連系発電及び電力消費側のリアルタイムな変化にともない、電力網の発電側のピーク調整要件はますます高くなっており、大規模なエネルギー貯蔵装置を建設することは、再生可能エネルギーの発電変動性を抑制し、電力システムの運転信頼性を向上させる効果的な手段であり、発展がより成熟したエネルギー貯蔵技術は、主に揚水エネルギー貯蔵、圧縮空気エネルギー貯蔵、電気化学的エネルギー貯蔵などを含み、揚水エネルギー貯蔵は効率が高いが、地理的条件が過酷であり、電気化学的エネルギー貯蔵は短寿命、産業汚染などの問題を抱えており、圧縮空気エネルギー貯蔵技術は寿命が長く、環境汚染が小さく、運転保守費用が低いなどの特徴を有する。
従来のピーク調整システムは、蒸気タービン発電システムと、圧縮空気エネルギー貯蔵システムとを備え、該蒸気タービン発電システムの動作過程について、ボイラーは給水を過熱蒸気に加熱し、さらに過熱蒸気を蒸気タービン内に送り、該過熱蒸気は蒸気タービンに仕事をし、蒸気タービンを回転駆動し、蒸気タービンは発電機を回転駆動して発電し、過熱蒸気が蒸気タービンに仕事をした後に形成された排蒸気を復水器内に注入して冷却して凝縮水になり、さらに凝縮水を電気ヒーターに注入して加熱し、加熱後の凝縮水をボイラー内に注入する。圧縮空気エネルギー貯蔵システムは、電力消費バレー時に、蒸気タービン発電システムによって生成された余剰電力を圧縮機に使用し、圧縮機が動作して圧縮空気を生成し、該圧縮空気を貯蔵し、電力消費ピーク時に、該圧縮空気を膨張機内に送って仕事をし、膨張機がタービンを回転駆動して発電し、それによってピーク調整機能を実現する。
しかしながら、上記ピーク調整システムでは、電気ヒーターが凝縮水を加熱するために大量の電気エネルギーを消費する必要があるため、複数回の熱サイクルがエネルギー消費量の増加をもたらし、その結果、発電所の経済的利益が低下してしまう。
従って、本考案が解決しようとする技術的課題は、従来技術における電気ヒーターが凝縮水を加熱するために大量の電気エネルギーを消費する必要があるため、複数回の熱サイクルがエネルギー消費量の増加をもたらし、その結果、発電所の経済的利益が低下してしまうことである。
そのため、本考案は、太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムを提供し、
蒸気タービン、蒸気-空気熱交換器、復水器及び空気-水熱交換器を備え、前記蒸気タービンで発生した排蒸気は前記蒸気-空気熱交換器により熱交換されて低温排蒸気になり、前記蒸気-空気熱交換器内の低温排蒸気は前記復水器により凝縮されて凝縮水になり、前記復水器内の凝縮水は前記空気-水熱交換器により熱交換されて高温凝縮水になることに適する蒸気タービン発電システムと、
膨張機を備え、前記膨張機内の低温低圧空気は前記蒸気-空気熱交換器により熱交換されて高温低圧空気になり、前記蒸気-空気熱交換器内の高温低圧空気は前記空気-水熱交換器により熱交換されて低温低圧空気になる空気エネルギー貯蔵システムと、を備えることを特徴とする。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記蒸気タービン発電システムは、第1開閉部材と、貯水タンクとをさらに備え、
前記蒸気タービンで形成される排蒸気は前記第1開閉部材を通過して前記復水器内に送られることに適し、
前記復水器内の凝縮水は凝縮水ポンプ、前記空気-水熱交換器を順に通過して前記貯水タンク内に送られる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムは、第1発電機と、第1熱交換器とをさらに備え、
前記蒸気タービンは第1駆動軸を介して前記第1発電機に固定接続され、
前記貯水タンク内の高温凝縮水は前記第1熱交換器により熱交換されて高温高圧蒸気になり、前記第1熱交換器内の高温高圧蒸気は前記蒸気タービン内に送られ、前記蒸気タービンに仕事をし、前記蒸気タービンは前記第1発電機を回転駆動して電気エネルギーを発生させる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記空気エネルギー貯蔵システムは、第2発電機と、空気貯蔵部材とをさらに備え、
前記第2発電機は第2駆動軸を介して前記膨張機に接続され、
前記空気貯蔵部材内の低温高圧の圧縮空気は第2熱交換器を通過して高温高圧の圧縮空気になり、前記第2熱交換器内の高温高圧の圧縮空気は前記膨張機を通過して低温低圧の空気になり、前記膨張機に仕事をし、前記膨張機は前記発電機を回転駆動して電気エネルギーを発生させる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記空気エネルギー貯蔵システムは、第2開閉部材と、第3開閉部材とをさらに備え、前記空気貯蔵部材内の低温高圧の圧縮空気は前記第2開閉部材、前記第2熱交換器及び前記第3開閉部材を順に通過して前記膨張機内に送られる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記空気エネルギー貯蔵システムは、圧縮機と、第4開閉部材とをさらに備え、
前記第2発電機は電動発電機であり、前記圧縮機は前記第2駆動軸を介して前記電動発電機に固定接続され、
前記圧縮機で発生した高温高圧の圧縮空気は前記第4開閉部材を通過して前記第2熱交換器内に送られ、前記第2熱交換器と熱交換して低温高圧の圧縮空気になり、前記第2熱交換器内の低温高圧の圧縮空気は前記第2開閉部材を通過して前記空気貯蔵部材内に送られる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記空気エネルギー貯蔵システムは、蓄熱タンクと、第1ポンプ本体と、第2ポンプ本体と、をさらに備え、
前記蓄熱タンク内に温度躍層を有し、前記温度躍層の両側はそれぞれ低温媒体と高温媒体であり、
前記蓄熱タンク内の高温媒体は前記第1ポンプ本体、第5開閉部材を通過して前記第2熱交換器内に送られ、前記第2熱交換器と熱交換して低温媒体になり、前記第2熱交換器内の低温媒体は第6開閉部材を通過して前記蓄熱タンク内に送られることに適し、
前記蓄熱タンク内の低温媒体は前記第2ポンプ本体、前記第6開閉部材を通過して前記第2熱交換器内に送られ、前記第2熱交換器と熱交換して高温媒体になり、前記第2熱交換器内の高温媒体は前記第5開閉部材を通過して前記蓄熱タンク内に送られることに適する。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムは、太陽熱相乗システムをさらに備え、前記太陽熱相乗システムは集熱器を備え、前記集熱器内の超高温媒体は第7開閉部材を通過して前記第1熱交換器内に送られ、前記第1熱交換器と熱交換して低温媒体になることに適し、前記第1熱交換器内の低温媒体は第3ポンプ本体、前記第6開閉部材、第8開閉部材、第9開閉部材を通過して前記集熱器(301)内に送られる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記太陽熱相乗システムは第10開閉部材をさらに備え、前記集熱器内の超高温媒体は前記第10開閉部材、前記第2ポンプ本体、前記第6開閉部材を通過して前記第2熱交換器内に送られ、前記第2熱交換器と熱交換して低温媒体になることに適し、前記第2熱交換器内の低温媒体は第9開閉部材を通過して前記集熱器内に送られる。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記太陽熱相乗システムは第11開閉部材と、第12開閉部材とをさらに備え、前記蓄熱タンク内の低温媒体は前記第11開閉部材、前記第2ポンプ本体、前記第6開閉部材、前記第8開閉部材、前記第9開閉部材を通過して前記集熱器内に送られることに適し、前記集熱器と熱交換して超高温媒体になり、前記集熱器内の超高温媒体は前記第12開閉部材を通過して前記蓄熱タンク内に送られることに適する。
選択可能に、上記太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、前記蓄熱タンク内の高温媒体は前記第12開閉部材、第7開閉部材を通過して前記第1熱交換器内に送られ、前記第1熱交換器と熱交換して低温媒体になることに適し、前記低温媒体は前記第3ポンプ本体、前記第11開閉部材を通過して前記蓄熱タンク内に送られることに適する。
本考案に係る技術的解決手段は、以下の利点を有する。
1.本考案に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムによれば、蒸気タービン発電システム及び空気エネルギー貯蔵システムを備え、蒸気タービン発電システムは蒸気タービン、蒸気-空気熱交換器、復水器及び空気-水熱交換器を備え、蒸気タービンで発生した排蒸気は蒸気-空気熱交換器により熱交換されて低温排蒸気になることに適し、蒸気-空気熱交換器内の低温排蒸気は復水器により凝縮されて凝縮水になり、復水器内の凝縮水は空気-水熱交換器により熱交換されて高温凝縮水になることに適し、空気エネルギー貯蔵システムは膨張機を備え、膨張機内の低温低圧空気は蒸気-空気熱交換器により熱交換されて高温低圧空気になり、蒸気-空気熱交換器内の高温低圧空気は空気-水熱交換器により熱交換されて低温低圧空気になる。
この構造の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムは、膨張機内の低温低圧空気を伝熱媒体とし、蒸気タービンから排出される排蒸気に多くの熱エネルギーが含まれ、蒸気-空気熱交換器を通過して排蒸気中の熱エネルギーを低温低圧空気に伝達し、排蒸気は降温して低温排蒸気になり、低温低圧空気は昇温して高温低圧空気になり、さらに高温低圧空気を空気-水熱交換器内に送ると同時に、復水器中の凝縮水を空気-水熱交換器内に送り、高温低圧空気は凝縮水と熱交換し、凝縮水は昇温して高温凝縮水になり、それにより電気ヒーターで凝縮水を加熱する必要がなく、電気ヒーターに消費される電気エネルギーを節約し、発電所の経済的利益を向上させる。
2.本考案に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムによれば、集熱器内で発生する温度は空気を圧縮することによって発生させる温度よりも高く、蓄熱部材内の低温媒体を集熱器内に送って加熱するだけで温度の高い媒体を得ることができ、発電機セットが動作する時、より多くの熱を圧縮空気に返すことができ、それによって発電機セットはより多の電気エネルギーを発生させる。
3.本考案に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムによれば、蓄熱部材は蓄熱タンクであり、蓄熱タンク内に温度躍層を有し、温度躍層の両側はそれぞれ低温媒体と高温媒体であり、低温媒体と高温媒体を同一の蓄熱タンク内に貯蔵することで、蓄熱タンクの使用を低減させ、それによってコストを削減させる。
4.本考案に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムによれば、太陽熱システムと結合することで、電気エネルギー貯蔵の利用モードを拡張し、再生可能エネルギーの利用能力を高める。
本考案の具体的な実施形態又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、具体的な実施形態又は従来技術の記述のために使用した図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記述した図面は本考案のいくつかの実施形態であり、当業者にとって、創造的な労力をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本考案に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムの模式図である。
以下、図面を参照しながら本考案の技術的解決手段を明確かつ完全に説明し、明らかなように、説明される実施例は本考案の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本考案の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をせずに得られたほかの実施例はすべて本考案の特許範囲に属する。
なお、本考案の説明では、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」等で示される方位又は位置関係は図示した方位又は位置関係に基づくものであり、本考案の説明を容易にし、且つ説明を簡素化するためにのみ使用され、係る装置又は構成要素が必ず特定の方位を有したり、特定の方位で構成、操作されたりすることを指示又は示唆するものではないので、本考案を限定するものとして理解すべきではない。また、用語「第1」、「第2」、「第3」は説明の目的にのみ使用され、相対的な重要性を指示又は示唆するものではないと理解すべきである。
なお、本考案の説明において、特に明確に規定、制限されていない限り、用語「取り付ける」、「連結」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続、着脱可能な接続、又は一体的な接続であってもよく、機械的接続、電気的接続であってもよく、直接連結、中間媒体を介する間接連結、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて本考案での上記用語の具体的な意味を理解できる。
また、以下に説明される本考案の異なる実施形態に係る技術的特徴は互いに矛盾しない限り、互い組み合わせることができる。
本実施例は太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムを提供し、図1に示すように、蒸気タービン発電システム及び空気エネルギー貯蔵システムを備え、蒸気タービン発電システムは蒸気タービン101、蒸気-空気熱交換器102、復水器103及び空気-水熱交換器104を備え、蒸気タービン101で発生した排蒸気は蒸気-空気熱交換器102により熱交換されて低温排蒸気になることに適し、蒸気-空気熱交換器102内の低温排蒸気は復水器103により凝縮されて凝縮水になり、復水器103内の凝縮水は空気-水熱交換器104により熱交換されて高温凝縮水になることに適し、空気エネルギー貯蔵システムは膨張機201を備え、膨張機201内の低温低圧空気は蒸気-空気熱交換器102により熱交換されて高温低圧空気になり、蒸気-空気熱交換器102内の高温低圧空気は空気-水熱交換器104により熱交換されて低温低圧空気になる。
本実施例に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムは、膨張機201内の低温低圧空気を伝熱媒体とし、蒸気タービン101から排出される排蒸気に多くの熱エネルギーが含まれ、蒸気-空気熱交換器102を通過して排蒸気中の熱エネルギーを低温低圧空気に伝達し、排蒸気は降温して低温排蒸気になり、低温低圧空気は昇温して高温低圧空気になり、さらに高温低圧空気を空気-水熱交換器104内に送ると同時に、復水器103中の凝縮水を空気-水熱交換器104内に送り、高温低圧空気は凝縮水と熱交換し、凝縮水は昇温して高温凝縮水になり、それにより電気ヒーターで凝縮水を加熱する必要がなく、電気ヒーターに消費される電気エネルギーを節約し、発電所の経済的利益を向上させる。
図1に示すように、本実施例に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、蒸気タービン発電システムは第1開閉部材105、貯水タンク106、凝縮水ポンプ107、第1発電機108、第1駆動軸109及び第1熱交換器110をさらに備え、高温高圧蒸気は蒸気タービン101に仕事をし、蒸気タービン101を回転させ、蒸気タービン101は第1駆動軸109を回転駆動し、第1駆動軸109は第1発電機108を回転駆動して電気エネルギーを発生させ、高温高圧蒸気は蒸気タービン101に仕事をして排蒸気を形成し、該排蒸気を蒸気-空気熱交換器102内に送ると同時に、膨張機201内の低温低圧空気は該蒸気-空気熱交換器102内に送られ、排蒸気は温度が高く、排蒸気と低温低圧空気は熱伝達を行い、排蒸気は降温して低温排蒸気になり、低温低圧空気は昇温して高温低圧空気になり、該低温排蒸気を復水器103内に送り、低温排蒸気は復水器103内で凝縮して凝縮水になり、代替可能な実施形態として、膨張機201内の低温低圧空気の含有量が少ない場合、排蒸気を第1開閉部材105を通過させて復水器103内に直接送ってもよく、凝縮水ポンプ107は復水器103内の凝縮水を空気-水熱交換器104内に送ると同時に、高温低圧空気を蒸気-水熱交換器内に送り、高温低圧空気と凝縮水は熱伝達を行い、高温低圧空気は降温して低温低圧空気になり、凝縮水は昇温して高温凝縮水になり、空気-水熱交換器104内の低温低圧空気は外気に排出されてもよく、凝縮水ポンプ107は空気-水熱交換器104内の高温凝縮水を貯水タンク106内に送り、凝縮水ポンプ107が貯水タンク106内に高温凝縮水を送り続けるため、貯水タンク106内の高温凝縮水は溢れて第1熱交換器110内へ流れ、熱交換器は高温流体の一部の熱を低温流体に伝達する機器であり、該第1熱交換器110はプレート式熱交換器であり、代替可能な実施形態として、熱交換器はシェルアンドチューブ式、ヘアピン式、フィン式熱交換器などの液体供給熱交換器であってもよい。高温凝縮水は第1熱交換器110と熱交換して高温高圧蒸気になり、該高温高圧蒸気を蒸気タービン101内に送り、蒸気タービン101を回転駆動し、蒸気タービン101は第1発電機108を回転駆動して電気エネルギーを発生させる。
図1に示すように、本実施例に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムでは、空気エネルギー貯蔵システムは圧縮機208、第2発電機202、第2駆動軸203、空気貯蔵部材204、第2開閉部材206、第3開閉部材207、第2熱交換器205、第4開閉部材209、蓄熱タンク210、第1ポンプ本体211、第2ポンプ本体214、第5開閉部材212及び第6開閉部材213をさらに備え、第2発電機202は電動発電機であり、第2発電機202は第2駆動軸203を介して圧縮機208に固定接続され、膨張機201は第2駆動軸203を介して第2発電機202に固定接続される。該圧縮空気エネルギー貯蔵システムの作動プロセスはエネルギー貯蔵プロセス及びエネルギー放出プロセスに分けられ、エネルギー貯蔵プロセスは以下のとおりであり、余剰な電気エネルギーが第2発電機202を回転させ、第2発電機202が圧縮機208を駆動して動作させ、圧縮機208の入口が外気に連通し、圧縮機208が動作して高温高圧の圧縮空気を発生させ、該高温高圧の圧縮空気が第4開閉部材209を通過して第2熱交換器205内に送られると同時に、蓄熱タンク210内の低温媒体が第2ポンプ本体214、第6開閉部材213を通過して第2熱交換器205内に送られ、低温媒体と高温高圧の圧縮空気が熱伝達を行い、低温媒体が昇温して高温媒体になり、高温高圧の圧縮空気が低温高圧の圧縮空気になり、第2熱交換器205内の低温高圧の圧縮空気が第2開閉部材206を通過して空気貯蔵部材204内に送られることであり、空気貯蔵部材204は圧力容器クラスターであり、代替可能な実施形態として、空気貯蔵部材204は地下ガス貯蔵施設又は塩洞窟などであってもよい。第2熱交換器205内の高温媒体は第5開閉部材212を通過して蓄熱タンク210内に送られ、温度躍層は下へ移動し、蓄熱タンク210内に温度躍層を有し、温度躍層の両側はそれぞれ低温媒体と高温媒体である。温度躍層は大体積の流体内において非常に明らかな薄い層である。この層の温度は深度の変化に伴いこの層の上又は下層の温度変化よりも急激である。該媒体は熱伝導油であり、代替可能な実施形態として、該媒体はほかの熱伝導性材料であってもよい。蓄熱タンク210内の低温媒体と高温媒体の含有量が異なるに伴い、温度躍層はさらに上下に移動する。図の視点を例として、温度躍層の上部は高温媒体であり、温度躍層の下部は低温媒体である。低温媒体と高温媒体を同一の蓄熱タンク210内に貯蔵することで、蓄熱タンク210の使用を低減させ、それによってコストを削減させる。エネルギー放出プロセスは以下のとおりであり、空気貯蔵部材204内の低温高圧の圧縮空気が第2開閉部材206を通過して第2熱交換器205内に送られると同時に、蓄熱タンク210の高温媒体が第1ポンプ本体211、第5開閉部材212を通過して第2熱交換器205内に送られ、高温媒体と低温高圧の圧縮空気が熱交換を行い、高温媒体が降温して低温媒体になり、低温高圧の圧縮空気が昇温して高温高圧の圧縮空気になり、第2熱交換器205内の低温媒体が第6開閉部材213を通過して蓄熱タンク210内に送られ、このとき、温度躍層が上へ移動し、高温高圧の圧縮空気が第3開閉部材207を通過して膨張機201内に送られ、膨張機201に仕事をし、膨張機201が駆動軸を介して第2発電機202を回転駆動して電気エネルギーを発生させ、高温高圧の圧縮空気が膨張機201に仕事をして低温低圧空気になる。
図1に示すように、本実施例に係る太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムは太陽熱相乗システムをさらに備え、太陽熱相乗システムは集熱器301、第7開閉部材302、第8開閉部材304、第9開閉部材305、第10開閉部材306、第3ポンプ本体303、第11開閉部材307、及び第12開閉部材308を備え、集熱器301は太陽熱を熱エネルギーに変換することに適し、集熱器301はトラフ型集熱器301であり、代替可能な実施形態として、集熱器301はタワー型、フレネル型、ディスク型などの任意の形態の太陽熱集熱器301であってもよい。集熱器301内で発生する温度は圧縮機208で空気を圧縮することによって発生させる温度よりも高い。集熱器301内の超高温媒体は第7開閉部材302を通過して第1熱交換器110内に送られると同時に、貯水タンク106内の高温凝縮水は第1熱交換器110内に送られ、第1熱交換器110は蒸気発生器であり、高温凝縮水と超高温媒体は熱交換を行った後、高温凝縮水は高温高圧蒸気になり、超高温媒体は低温媒体になり、第1熱交換器110内の低温媒体は第3ポンプ本体303、第6開閉部材213、第8開閉部材304、第9開閉部材305を通過して集熱器301内に送られ、高温高圧蒸気は蒸気タービン101内に送られ、蒸気タービン101に仕事をし、蒸気タービン101は第1発電機108を回転駆動して電気エネルギーを発生させる。集熱器301内の超高温媒体はさらに第10開閉部材306、第2ポンプ本体214、第6開閉部材213を通過して前記第2熱交換器205内に送られ得ると同時に、空気貯蔵部材204内の低温高圧の圧縮空気は第2開閉部材206を通過して第2熱交換器205内に送られ、超高温媒体と低温高圧の圧縮空気は熱交換を行い、超高温媒体は降温して低温媒体になり、低温高圧の圧縮空気は昇温して高温高圧の圧縮空気になり、第2熱交換器205内の高温高圧の圧縮空気は第3開閉部材207を通過して膨張機201内に送られ、低温媒体は第9開閉部材305を通過して集熱器301内に送られて加熱される。集熱器301はさらに蓄熱タンク210内の蓄熱密度を向上させることができ、蓄熱タンク210内の低温媒体は第11開閉部材307、第2ポンプ本体214、第6開閉部材213、第8開閉部材304、第9開閉部材305を通過して集熱器301内に送られ、集熱器301は光エネルギーを熱エネルギーに転化し、低温媒体を昇温させて超高温媒体になり、集熱器301内の超高温媒体は第12開閉部材308を通過して蓄熱タンク210の上部に送られ、このとき、温度躍層は下へ移動する。本実施例に係るすべての開閉部材はいずれも電磁弁である。
蓄熱タンク210内の蓄熱密度を向上させる必要がある場合、第6開閉部材213、第8開閉部材304、第9開閉部材305、第11開閉部材307及び第12開閉部材308をオンにし、残りの開閉部材をオフにし、第2ポンプ本体214は動作し、蓄熱タンク210の下部の低温媒体が第11開閉部材307、第2ポンプ本体214、第6開閉部材213、第8開閉部材304、第9開閉部材305を順に通過して集熱器301内に入るように駆動し、集熱器301は光エネルギーを熱に変換し、低温媒体を加熱して超高温媒体とし、第2ポンプ本体214が集熱器301内に低温媒体を送り続けるため、超高温媒体は低温媒体により駆動されて第12開閉部材308を通過して蓄熱タンク210の上部に送られ、このとき、温度躍層は下へ移動し、蓄熱タンク210の上部の温度をさらに上げる。
エネルギー放出プロセスで発生する電気エネルギーが少ない場合、第2開閉部材206、第3開閉部材207、第6開閉部材213、第9開閉部材305、第10開閉部材306をオンにし、残りの開閉部材をオフにし、第2ポンプ本体214は動作し、集熱器301内の超高温媒体が第10開閉部材306、第2ポンプ本体214、第6開閉部材213を順に通過して第2熱交換器205内に送るように駆動し、同時に、空気貯蔵部材204内の低温高圧の圧縮空気は第2開閉部材206を通過して第2熱交換器205内に送られ、低温高圧の圧縮空気と超高温媒体は熱交換を行い、低温高圧の圧縮空気は昇温して高温高圧の圧縮空気になり、超高温媒体は降温して低温媒体になり、第2熱交換器205内の高温高圧の圧縮空気は第3開閉部材207を通過して膨張機201内に送られ、膨張機201に仕事をし、膨張機201は第2発電機202を回転駆動して電気エネルギーを発生させ、第2熱交換器205内の低温媒体は第9開閉部材305を通過して集熱器301内に送られて加熱される。圧縮空気の熱を増加させることによって、膨張機201内に入る高温高圧の圧縮空気はより高いエネルギーを有し、それによってより多くの電気エネルギーを発生させる。
光源が十分で、エネルギー放出プロセスを行う場合、第6開閉部材213、第7開閉部材302、第8開閉部材304、第9開閉部材305をオンにし、残りの開閉部材をオフにし、第3ポンプ本体303は動作し、集熱器301内の超高温媒体が第7開閉部材302を通過して第1熱交換器110内に送るように駆動し、同時に、貯水タンク106内の高温凝縮水は第1熱交換器110内に送られ、高温凝縮水と超高温媒体は熱交換を行うことで、高温凝縮水は昇温して高温高圧蒸気になり、超高温媒体は降温して低温媒体になり、第1熱交換器110内の高温高圧蒸気は蒸気タービン101内に送られて仕事をし、第1熱交換器110内の低温媒体は第3ポンプ本体303、第6開閉部材213、第8開閉部材304、第9開閉部材305を通過して集熱器301内に送られて再加熱されて超高温媒体になり、次のサイクルを行う。
光源が十分で、蒸気タービン101の動作が停止する場合、第2開閉部材206、第3開閉部材207、第6開閉部材213、第9開閉部材305、第10開閉部材306をオンにし、残りの開閉部材をオフにし、第2ポンプ本体214は動作し、集熱器301内の超高温媒体が第10開閉部材306、第2ポンプ本体214、第6開閉部材213を通過して第2熱交換器205内に送るように駆動し、同時に、空気貯蔵部材204内の低温高圧の圧縮空気は第2開閉部材206を通過して第2熱交換器205内に送られ、超高温媒体と低温高圧の圧縮空気は熱交換を行い、超高温媒体は降温して低温媒体になり、低温高圧の圧縮空気は昇温して高温高圧の圧縮空気になり、第2熱交換器205内の高温高圧の圧縮空気は第3開閉部材207を通過して膨張機201内に送られ、低温媒体は第9開閉部材305を通過して集熱器301内に送られて再加熱されて超高温媒体になり、次のサイクルを行う。
光が不足し、エネルギー放出プロセスと蒸気タービン発電システムの両方を行う時、第2開閉部材206、第3開閉部材207、第5開閉部材212、第6開閉部材213、第7開閉部材302、第11開閉部材307、第12開閉部材308をオンにし、残りの開閉部材をオフにし、第1ポンプ本体211は動作し、蓄熱タンク210内の一部の高温媒体が第1ポンプ本体211、第5開閉部材212を通過して第2熱交換器205内に送るように駆動し、同時に、第3ポンプ本体303は動作し、蓄熱タンク210内の残りの高温媒体が第12開閉部材308、第7開閉部材302を通過して第1熱交換器110内に送るように駆動し、同時に、空気貯蔵部材204内の低温高圧の圧縮空気は第2開閉部材206を通過して第2熱交換器205内に送られ、高温媒体と低温高圧の圧縮空気は熱交換を行い、高温媒体は降温して低温媒体になり、低温高圧の圧縮空気は昇温して高温高圧の圧縮空気になり、第2熱交換器205内の低温媒体は第6開閉部材213、第11開閉部材307を通過して蓄熱タンク210内に送られ、このとき、温度躍層は上へ移動し、高温高圧の圧縮空気は第3開閉部材207を通過して膨張機201内に送られ、膨張機201に仕事をし、膨張機201は駆動軸を介して第2発電機202を回転駆動して電気エネルギーを発生させ、高温高圧の圧縮空気は膨張機201に仕事をして低温低圧空気になる。それと同時に、貯水タンク106内の高温凝縮水は第1熱交換部材内に送られ、高温媒体と高温凝縮水は熱交換を行い、高温媒体は降温して低温媒体になり、高温凝縮水は昇温して高温高圧蒸気になり、第1熱交換器110内の低温媒体は第3ポンプ本体303、第11開閉部材307を通過して蓄熱タンク210の下部に送られ、このとき、温度躍層はさらに上へ移動する。
明らかなように、上記実施例は単に明確に説明するための例であり、実施形態を限定するものではない。当業者であれば、上記説明をもとにほかの様々な変化や変更を行うことができる。ここで実施形態のすべてを網羅する必要はなく、すべてを網羅することは不可能である。それにより派生される明らかな変化や変更も本考案の特許範囲に属する。
101 蒸気タービン
102 蒸気-空気熱交換器
103 復水器
104 空気-水熱交換器
105 第1開閉部材
106 貯水タンク
107 凝縮水ポンプ
108 第1発電機
109 第1駆動軸
110 第1熱交換器
201 膨張機
202 第2発電機
203 第2駆動軸
204 空気貯蔵部材
205 第2熱交換器
206 第2開閉部材
207 第3開閉部材
208 圧縮機
209 第4開閉部材
210 蓄熱タンク
211 第1ポンプ本体
212 第5開閉部材
213 第6開閉部材
214 第2ポンプ本体
301 集熱器
302 第7開閉部材
303 第3ポンプ本体
304 第8開閉部材
305 第9開閉部材
306 第10開閉部材
307 第11開閉部材
308 第12開閉部材

Claims (11)

  1. 太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システムであって、
    蒸気タービン(101)、蒸気-空気熱交換器(102)、復水器(103)及び空気-水熱交換器(104)を備え、前記蒸気タービン(101)で発生した排蒸気は前記蒸気-空気熱交換器(102)により熱交換されて低温排蒸気になり、前記蒸気-空気熱交換器(102)内の低温排蒸気は前記復水器(103)により凝縮されて凝縮水になり、前記復水器(103)内の凝縮水は前記空気-水熱交換器(104)により熱交換されて高温凝縮水になることに適する蒸気タービン発電システムと、
    膨張機(201)を備え、前記膨張機(201)内の低温低圧空気は前記蒸気-空気熱交換器(102)により熱交換されて高温低圧空気になり、前記蒸気-空気熱交換器(102)内の高温低圧空気は前記空気-水熱交換器(104)により熱交換されて低温低圧空気になる空気エネルギー貯蔵システムと、を備える、ことを特徴とする太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  2. 前記蒸気タービン発電システムは、第1開閉部材(105)と、貯水タンク(106)とをさらに備え、
    前記蒸気タービン(101)で形成される排蒸気は前記第1開閉部材(105)を通過して前記復水器(103)内に送られることに適し、
    前記復水器(103)内の凝縮水は凝縮水ポンプ(107)、前記空気-水熱交換器(104)を順に通過して前記貯水タンク(106)内に送られる、ことを特徴とする請求項1に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  3. 第1発電機(108)と、第1熱交換器(110)とをさらに備え、
    前記蒸気タービン(101)は第1駆動軸(109)を介して前記第1発電機(108)に固定接続され、
    前記貯水タンク(106)内の高温凝縮水は前記第1熱交換器(110)により熱交換されて高温高圧蒸気になり、前記第1熱交換器(110)内の高温高圧蒸気は前記蒸気タービン(101)内に送られ、前記蒸気タービン(101)に仕事をし、前記蒸気タービン(101)は前記第1発電機(108)を回転駆動して電気エネルギーを発生させる、ことを特徴とする請求項2に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  4. 前記空気エネルギー貯蔵システムは、第2発電機(202)と、空気貯蔵部材(204)とをさらに備え、
    前記第2発電機(202)は第2駆動軸(203)を介して前記膨張機(201)に接続され、
    前記空気貯蔵部材(204)内の低温高圧の圧縮空気は第2熱交換器(205)を通過して高温高圧の圧縮空気になり、前記第2熱交換器(205)内の高温高圧の圧縮空気は前記膨張機(201)を通過して低温低圧空気になり、前記膨張機(201)に仕事をし、前記膨張機(201)は前記発電機を回転駆動して電気エネルギーを発生させる、ことを特徴とする請求項3に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  5. 前記空気エネルギー貯蔵システムは第2開閉部材(206)と、第3開閉部材(207)とをさらに備え、前記空気貯蔵部材(204)内の低温高圧の圧縮空気は前記第2開閉部材(206)、前記第2熱交換器(205)及び前記第3開閉部材(207)を順に通過して前記膨張機(201)内に送られる、ことを特徴とする請求項4に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  6. 前記空気エネルギー貯蔵システムは、圧縮機(208)と、第4開閉部材(209)と、をさらに備え、
    前記第2発電機(202)は電動発電機であり、前記圧縮機(208)は前記第2駆動軸(203)を介して前記電動発電機に固定接続され、
    前記圧縮機(208)で発生した高温高圧の圧縮空気は前記第4開閉部材(209)を通過して前記第2熱交換器(205)内に送られ、前記第2熱交換器(205)と熱交換して低温高圧の圧縮空気になり、前記第2熱交換器(205)内の低温高圧の圧縮空気は前記第2開閉部材(206)を通過して前記空気貯蔵部材(204)内に送られる、ことを特徴とする請求項5に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  7. 前記空気エネルギー貯蔵システムは、蓄熱タンク(210)と、第1ポンプ本体(211)と、第2ポンプ本体(214)と、をさらに備え、
    前記蓄熱タンク(210)内に温度躍層を有し、前記温度躍層の両側はそれぞれ低温媒体と高温媒体であり、
    前記蓄熱タンク(210)内の高温媒体は前記第1ポンプ本体(211)、第5開閉部材(212)を通過して前記第2熱交換器(205)内に送られ、前記第2熱交換器(205)と熱交換して低温媒体になり、前記第2熱交換器(205)内の低温媒体は第6開閉部材(213)を通過して前記蓄熱タンク(210)内に送られることに適し、
    前記蓄熱タンク(210)内の低温媒体は前記第2ポンプ本体(214)、前記第6開閉部材(213)を通過して前記第2熱交換器(205)内に送られ、前記第2熱交換器(205)と熱交換して高温媒体になり、前記第2熱交換器(205)内の高温媒体は前記第5開閉部材(212)を通過して前記蓄熱タンク(210)内に送られることに適する、ことを特徴とする請求項6に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  8. 太陽熱相乗システムをさらに備え、前記太陽熱相乗システムは集熱器(301)を備え、前記集熱器(301)内の超高温媒体は第7開閉部材(302)を通過して前記第1熱交換器(110)内に送られ、前記第1熱交換器(110)と熱交換して低温媒体になることに適し、前記第1熱交換器(110)内の低温媒体は第3ポンプ本体(303)、前記第6開閉部材(213)、第8開閉部材(304)、及び第9開閉部材(305)を通過して前記集熱器(301)内に送られる、ことを特徴とする請求項7に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  9. 前記太陽熱相乗システムは第10開閉部材(306)をさらに備え、前記集熱器(301)内の超高温媒体は前記第10開閉部材(306)、前記第2ポンプ本体(214)、前記第6開閉部材(213)を通過して前記第2熱交換器(205)内に送られ、前記第2熱交換器(205)と熱交換して低温媒体になることに適し、前記第2熱交換器(205)内の低温媒体は第9開閉部材(305)を通過して前記集熱器(301)内に送られる、ことを特徴とする請求項8に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  10. 前記太陽熱相乗システムは第11開閉部材(307)と、第12開閉部材(308)と、をさらに備え、前記蓄熱タンク(210)内の低温媒体は前記第11開閉部材(307)、前記第2ポンプ本体(214)、前記第6開閉部材(213)、前記第8開閉部材(304)、及び前記第9開閉部材(305)を通過して前記集熱器(301)内に送られることに適し、前記集熱器(301)と熱交換して超高温媒体になり、前記集熱器(301)内の超高温媒体は前記第12開閉部材(308)を通過して前記蓄熱タンク(210)内に送られることに適する、ことを特徴とする請求項9に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
  11. 前記蓄熱タンク(210)内の高温媒体は前記第12開閉部材(308)、第7開閉部材(302)を通過して前記第1熱交換器(110)内に送られ、前記第1熱交換器(110)と熱交換して低温媒体になることに適し、前記低温媒体は前記第3ポンプ本体(303)、前記第11開閉部材(307)を通過して前記蓄熱タンク(210)内に送られることに適する、ことを特徴とする請求項10に記載の太陽熱発電と圧縮空気エネルギー貯蔵を結合したピーク調整システム。
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