JP3242016U - 空気調和機及び熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーミスタの脱落を防ぎつつ、配管の腐食を防ぐ空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機であって、内部に冷媒が流れるアルミニウム製の配管と、冷媒の温度を検出するサーミスタ26と、サーミスタを配管に取り付ける取付部120と、を備え、配管は、5000系以上のアルミニウム合金で形成され、配管の表面には、犠牲層は設けられておらず、取付部は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、配管と取付部は、ロウ付けにより接続される。【選択図】図4

Description

本考案は、空気調和機及び熱交換器に関する。
空気調和機において、冷媒の温度を検出するサーミスタは、冷媒が流れる配管に設けられる。特許文献1には、内部に冷媒が流れるアルミ製の配管と、冷媒の温度を検出するサーミスタと、サーミスタを取り付ける取付部とを備え、配管と取付部は、配管のうち犠牲層が設けられていない部分で接続される空気調和機が開示されている。
特開2021-092360号公報
特許文献1の技術においては、犠牲層が設けられていない部分に取付部が取り付けられているため、犠牲層の腐食により取付部が脱落するのを防ぐことができる。しかしながら、犠牲層が設けられていない部分があるため、犠牲層が少なく、腐食の進行が早まるという問題があった。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたもので、サーミスタの脱落を防ぎつつ、配管の腐食を防ぐことを目的とする。
本考案は、空気調和機であって、内部に冷媒が流れるアルミニウム製の配管と、前記冷媒の温度を検出するサーミスタと、前記サーミスタを前記配管に取り付ける取付部と、を備え、前記配管は、5000系以上のアルミニウム合金で形成され、前記配管の表面には、犠牲層は設けられておらず、前記取付部は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、前記配管と前記取付部は、ロウ付けにより接続される。
本考案の他の形態は、熱交換器であって、内部に冷媒が流れるアルミニウム製の配管と、前記冷媒の温度を検出するサーミスタと、前記サーミスタを前記配管に取り付ける取付部と、を備え、前記配管は、5000系以上のアルミニウム合金で形成され、前記配管の表面には、犠牲層は設けられておらず、前記取付部は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、前記配管と前記取付部は、ロウ付けにより接続される。
本考案によれば、サーミスタの脱落を防ぎつつ、配管の腐食を防ぐことができる。
空気調和機の外観構成図である。 冷媒回路を示す図である。 室外熱交換器の概略を示す図である。 サーミスタの取付例を示す図である。 折り曲げ部と、サーミスタと、を示す図である。
図1は、実施形態に係る空気調和機1を示す外観構成図である。空気調和機1は、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)で冷媒を循環させることによって、空調を行う。図1に示すように、空気調和機1は、室内(被空調空間)に設置される室内機10と、屋外(室外)に設置される室外機20と、ユーザによって操作されるリモコン30と、を備えている。
室内機10は、リモコン通信部11を備えている。リモコン通信部11は、赤外線通信等によって、リモコン30からの信号を受信する。また、リモコン通信部11は、リモコン30に所定の信号を送信してもよい。例えば、リモコン通信部11は、運転/停止指令、設定温度の変更、運転モードの変更、タイマの設定等の信号をリモコン30から受信する。また、リモコン通信部11は、室内温度の検出値等をリモコン30に送信してもよい。なお、図1では省略しているが、室内機10と室外機20とは、冷媒配管を介して接続されるとともに、通信線を介して接続されている。
図2は、実施形態に係る空気調和機1の冷媒回路Qを示す図である。なお、図2に示す実線矢印は、暖房運転時における冷媒の流れを示している。また、図2に示す破線矢印は、冷房運転時における冷媒の流れを示している。
室内機10は、リモコン通信部11のほかに、室内熱交換器12と、室内ファン13と、室内ファン駆動部13aと、を備えている。室内熱交換器12において、その伝熱管を通流する冷媒と、室内ファン13から送り込まれる室内空気と、の間で熱交換が行われる。室内熱交換器12は、後述の四方弁25の切り替えにより凝縮器または蒸発器として動作する。室内ファン13は、室内熱交換器12の付近に設置されている。室内ファン13は、室内ファン駆動部13aの駆動によって、室内熱交換器12に室内空気を送り込む。
室外機20は、圧縮機21と、室外熱交換器22と、室外ファン23と、室外膨張弁24(膨張弁)と、四方弁25と、サーミスタ26と、を備えている。圧縮機21は、圧縮機モータ21aの駆動によって、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する。室外熱交換器22において、その伝熱管を通流する冷媒と、室外ファン23から送り込まれる外気と、の間で熱交換が行われる。室外熱交換器22は、四方弁25の切り替えにより凝縮器または蒸発器として動作する。サーミスタ26は、室外熱交換器22の近傍に設置され、室外熱交換器22の温度を計測する。
室外ファン23は、図1に示すように、室外熱交換器22の付近に設置されている。室外ファン23は、室外ファン駆動部23aの駆動によって、室外熱交換器22に外気を送り込む。室外膨張弁24は、「凝縮器」(室外熱交換器22及び室内熱交換器12の一方)で凝縮した冷媒を減圧する機能を有している。なお、室外膨張弁24において減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器22及び室内熱交換器12の他方)に導かれる。
四方弁25は、空気調和機1の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。四方弁25の切り替えにより、冷房運転時には、破線矢印で示すように、圧縮機21、室外熱交換器22(凝縮器)、室外膨張弁24、及び室内熱交換器12(蒸発器)の順に冷媒が循環する冷凍サイクルとなる。また、四方弁25の切り替えにより、暖房運転時には、実線矢印で示すように、圧縮機21、室内熱交換器12(凝縮器)、室外膨張弁24、及び室外熱交換器22(蒸発器)の順に冷媒が循環する冷凍サイクルとなる。すなわち、圧縮機21、「凝縮器」、室外膨張弁24、及び「蒸発器」を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路Qにおいて、前記した「凝縮器」及び「蒸発器」の一方は室外熱交換器22であり、他方は室内熱交換器12である。
図3は、室外熱交換器22の概略を示す図である。室外熱交換器22は、内部に冷媒が流れる伝熱管100と、フィン110と、を有している。伝熱管100としては、アルミニウム製の配管が用いられる。伝熱管100は、直線部102と、折り曲げ部104と、を含む。さらに、伝熱管100のうち、直線部102に対応する位置に、複数のフィン110が等間隔に配置されている。直線部102は、フィン110を貫通するように設けられている。
図4は、サーミスタ26の取付例を示す図である。伝熱管100の折り曲げ部104には、取付部120がロウ付けされている。取付部120は、サーミスタ26を取り付けるための部材であり、サーミスタ26を収容するための孔部を有している。取付部120は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されている。サーミスタ26は、孔部に挿入される。このように、サーミスタ26は、取付部120を介して伝熱管100に取り付けられる。
図5は、折り曲げ部104と、サーミスタ26と、を示す図である。サーミスタ26は、室外熱交換器22に含まれる複数の折り曲げ部104のうち、1つの折り曲げ部104aに取り付けられる。このように、伝熱管100のうち、取付部120がロウ付けされる部分、すなわち、取付部120がロウ付けされる折り曲げ部104aは、5000系以上のアルミニウム合金で形成される。また、室外熱交換器22の伝熱管100のうち、取付部120が取り付けられる部分以外の部分は、アルミニウム又は5000系未満のアルミニウム合金で形成される。ここで、取付部120が取り付けられる部分以外の部分は、具体的には、折り曲げ部104のうち、取付部120が取り付けられていない折り曲げ部104bと、直線部102である。
5000系以上のアルミニウ合金としては、以下の種類が挙げられる。

アルミニウム5000系(Al-Mg系:アルミマグネシウム合金)
アルミニウム6000系(Al-Mg-Si系:アルミマグネシウムシリコン合金)
アルミニウム7000系(Al-Zn-Mg系:アルミ亜鉛マグネシウム合金)
アルミニウム8000系(Li添加系:アルミリチウム合金)
また、5000系未満のアルミニウム合金としては、以下の種類が挙げられる。

アルミニウム1000系(純アルミニウム系)
アルミニウム2000系(Al-Cu-Mg系:アルミ銅マグネシウム合金)
アルミニウム3000系(Al-Mn系:アルミマンガン合金)
アルミニウム4000系(Al-Si系:アルミシリコン合金)
5000系以上のアルミニウム合金は、5000系未満のアルミニウム合金に比べて、高い腐食耐性を有している。このため、取付部120が取り付けられた折り曲げ部104aには犠牲層を設けなくとも、腐食を防ぐことができる。さらに、折り曲げ部104aが腐食することで冷媒が漏れるのを防ぐことができる。また、折り曲げ部104aから取付部120が脱落するのを防ぐことができる。一方で、伝熱管100のうち、取付部120が取り付けられる部分以外の部分は、アルミニウム又は5000系未満のアルミニウム合金で形成されるので、コストを抑えることができる。
また、室外熱交換器22の伝熱管100のうち、取付部120が取り付けられる部分以外の部分、すなわち直線部102と、取付部120が取り付けられていない折り曲げ部104bには、伝熱管100の表面よりも電位が低い犠牲層が設けられている。犠牲層は、亜鉛、亜鉛合金、亜鉛を含むアルミニウム合金などで形成される。犠牲層は、溶射により形成される。このように、直線部102及び折り曲げ部104bは、アルミニウム又は5000系未満のアルミニウム合金で形成されているが、耐食性を上げるための犠牲層が設けられている。したがって、表面が腐食するのを防ぐことができ、冷媒が漏れるのを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態に係る空気調和機1は、室外熱交換器22にサーミスタ26が設けられている。そして、サーミスタ26を取り付ける取付部120が取り付けられた折り曲げ部104aは、5000系以上のアルミニウム合金で形成される。このため、腐食が生じることがなく、冷媒の漏洩を防ぐことができる。また、折り曲げ部104aから取付部120が脱落するのを防ぐことができる。
なお、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、例えばある実施形態の変形例を他の実施形態に適用するなど、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
そうした第1の変形例としては、室外熱交換器22の伝熱管100のうち、取付部120が取り付けられる部分以外の部分も、5000系以上のアルミニウム合金で形成されてもよい。この場合も、伝熱管100の腐食を防止することができる。
第2の変形例としては、室内熱交換器12についても、上記実施形態において説明した室外熱交換器22と同様の構成とすることができる。すなわち、室内熱交換器12にサーミスタが取り付けられる場合には、室内熱交換器12の伝熱管のうち、サーミスタを取り付ける取付部が取り付けられる部分は、5000系以上のアルミニウム合金で形成されてもよい。また、サーミスタの取付部が取り付けられる部分以外の部分は、5000系未満のアルミニウム合金又はアルミニウムで形成されてもよい。
1 空気調和機
10 室内機
11 リモコン通信部
12 室内熱交換器
13 室内ファン
13a 室内ファン駆動部
20 室外機
21 圧縮機
21a 圧縮機モータ
22 室外熱交換器
23 室外ファン
23a 室外ファン駆動部
24 室外膨張弁
25 四方弁
26 サーミスタ
100 伝熱管
102 直線部
104 折り曲げ部
110 フィン
120 取付部

Claims (6)

  1. 空気調和機であって、
    内部に冷媒が流れるアルミニウム製の配管と、
    前記冷媒の温度を検出するサーミスタと、
    前記サーミスタを前記配管に取り付ける取付部と、
    を備え、
    前記配管は、5000系以上のアルミニウム合金で形成され、
    前記配管の表面には、犠牲層は設けられておらず、
    前記取付部は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、
    前記配管と前記取付部は、ロウ付けにより接続される、空気調和機。
  2. 前記取付部は、室外熱交換器に設けられ、
    前記室外熱交換器の前記配管のうち前記取付部が取り付けられる部分以外の部分は、アルミニウム又は5000系未満のアルミニウム合金で構成される、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記室外熱交換器は、前記配管と熱交換するフィンを含み、
    前記配管のうち、前記取付部が取り付けられる部分以外の部分には、犠牲層が設けられている、請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記配管は、折り曲げ部と、直線部と、を含み、
    前記フィンは、前記直線部に対応して設けられ、
    前記直線部には、犠牲層が設けられている、請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記取付部は、前記折り曲げ部に設けられており、
    前記取付部が取り付けられていない前記折り曲げ部には、犠牲層が設けられている、請求項4に記載の空気調和機。
  6. 熱交換器であって、
    内部に冷媒が流れるアルミニウム製の配管と、
    前記冷媒の温度を検出するサーミスタと、
    前記サーミスタを前記配管に取り付ける取付部と、
    を備え、
    前記配管は、5000系以上のアルミニウム合金で形成され、
    前記配管の表面には、犠牲層は設けられておらず、
    前記取付部は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、
    前記配管と前記取付部は、ロウ付けにより接続される、熱交換器。
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