JP3241627U - ファミリーツリー - Google Patents

Abstract

【課題】 家系図としての機能を果たしつつも、興趣に富み、インテリアとして長く飾ることができるファミリーツリーを提供する。【解決手段】 婚約中の又は既に結婚しているカップルの家系図２０がパネル１０に印刷されてなるファミリーツリー１は、家系図２０が、カップル及びその家族及び／又は親族のそれぞれを写した写真２１を有し、パネル１０に樹木のイラスト３０が印刷されている。また家系図２０が、カップルの一方とその家族及び／又は親族との関係を表す第一家系図部分２０ａと、カップルの他方とその家族及び／又は親族との関係を表す第二家系図部分２０ｂとを有する。【選択図】 図１

Description

実用新案法第１１条において準用する特許法第３０条第２項適用申請有り 令和４年１１月１７日に、株式会社ファルベが自社のウェブサイトにて電気通信回線を通じて公開。

本考案は、婚約中の又は既に結婚しているカップルの家系図がパネルに印刷されてなるファミリーツリーに関する。

結婚式や披露宴の記念品として、新郎新婦両家の家系図を一つにまとめて表示したファミリーツリーを制作する場合がある。また既婚の夫婦の結婚記念日等に、一家の家系図を表したファミリーツリーを家族が夫婦に贈る場合がある。

一般に家系図は、構成する人物を表す文字と、人物同士の関係を示す直線のみから構成され（特許文献１参照）、記念品として残すには興趣に欠けるという問題があった。またビジュアルも地味であり、インテリアとして部屋に飾っても視線が向けられないという問題もあった。

そこで、家系図としての機能を果たしつつも、興趣に富み、インテリアとして長く飾ることができるファミリーツリーが求められていた。

実用新案登録第３０２２４４８号公報

上記問題点を鑑みて、本考案は、家系図としての機能を果たしつつも、興趣に富み、インテリアとして長く飾ることができるファミリーツリーを提供することを目的とする。

本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項１に記載の考案は、婚約中の又は既に結婚しているカップルの家系図がパネルに印刷されてなるファミリーツリーであって、前記家系図が、前記カップル及びその家族及び／又は親族のそれぞれを写した写真を有し、前記パネルに樹木のイラストが印刷されていることを特徴とするファミリーツリーである。なお、ここで「家族」にはペットも含まれる。

請求項２に記載の考案は、前記カップルが婚約中であり、前記家系図が、前記カップルの一方と当該一方の家族及び／又は親族との関係を表す第一家系図部分と、前記カップルの他方と当該他方の家族及び／又は親族との関係を表す第二家系図部分とを有することを特徴とする請求項１に記載のファミリーツリーである。

請求項３に記載の考案は、前記パネルが二つの面の見開きで構成されており、前記第一家系図部分が前記パネルの一の面に印刷されており、前記第二家系図部分が前記パネルの他の面に印刷されていることを特徴とする請求項２に記載のファミリーツリーである。

請求項４に記載の考案は、前記写真が、前記樹木のイラストの枝の位置に重ねて配置されていることを特徴とする請求項１に記載のファミリーツリーである。

請求項５に記載の考案は、前記カップルが既に結婚しており、前記カップルが結婚してからの時間が前記パネルに印刷されていることを特徴とする請求項４に記載のファミリーツリーである。

請求項６に記載の考案は、前記パネルに時計が設けられていることを特徴とする請求項１～５のいずれかに記載のファミリーツリーである。

本考案によれば、家系図としての機能を果たしつつも、興趣に富み、インテリアとして長く飾ることができるファミリーツリーを提供することができる。

本考案の第一実施形態に係るファミリーツリーを示す正面図である。 本考案の第二実施形態に係るファミリーツリーを示す正面図である。 本考案の第三実施形態に係るファミリーツリーを示す正面図である。

次に、本考案を適用したファミリーツリーの実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本考案の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において特に本考案を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。

（第一実施形態）
本考案の第一実施形態に係るファミリーツリーの構成について、図１に基づき説明する。図１は、本考案の第一実施形態に係るファミリーツリーを示す正面図である。

本実施形態に係るファミリーツリー１は、これから結婚する婚約中のカップルが、結婚式や披露宴のアイテムとして使用することを想定している。ファミリーツリー１は、図１に示すように、パネル１０と、このパネル１０に印刷されている、カップルの家系図２０と、樹木のイラスト３０とを有している。家系図２０は、結婚するカップル及びその家族・親族のそれぞれを写した写真２１、及び写真２１のキャプションとなる文字２２を有している。

家系図２０は、カップルのうち新郎と新郎の家族・親族との関係を表す第一家系図部分２０ａと、新婦と新婦の家族・親族との関係を表す第二家系図部分２０ｂとを有している。家系図２０の中で、カップル本人同士はもちろん、彼らの家族・親族を写した写真２１及び文字２２も同様に表示されている。

パネル１０は、第一面１０ａと第二面１０ｂとが、折目１０ｃを介して見開きとなるよう構成されている。新郎の家族・親族に関する第一家系図部分２０ａが第一面１０ａに印刷されており、新婦の家族・親族に関する第二家系図部分２０ｂが第二面１０ｂに印刷されている。なお、新郎新婦の家族として、ペットを含めることも勿論可能である。そしてパネル１０の第一面１０ａ及び第二面１０ｂには、樹木のイラスト３０，３０が印刷されている。

ファミリーツリー１は、家系図２０に新郎新婦それぞれの家族・親族の写真が見開き状に表されているため分かりやすく、家系図としての機能を果たしつつ、興趣に富む。また樹木のイラスト３０があることで、結婚後の成長・繁栄を願い気持ちが表れており、部屋に飾るインテリアとしても適する。

（第二実施形態）
次に本考案の第二実施形態に係るファミリーツリーの構成について、図２に基づき説明する。図２は、本考案の第二実施形態に係るファミリーツリーを示す正面図である。

本実施形態に係るファミリーツリー２は、既に結婚しているカップルに対して、結婚の周年等を記念して家族が贈ることを想定している。ファミリーツリー２は、図２に示すように、パネル１０と、このパネル１０に印刷されている、カップルの家系図２０と、樹木のイラスト３０とを有している。家系図２０は、カップル及びその家族・親族のそれぞれを写した写真２１、及び写真２１のキャプションとなる文字２２を有している。

ファミリーツリー２のパネル１０の中央には、樹木のイラスト３０が印刷されており、写真２１は樹木のイラスト３０の枝３１の位置に重ねて配置されている。またパネル１０には、カップルが結婚してから経った時間（年数、日数等）が、時間印刷部４０に印刷されている。またパネル１０の縁には額縁１１が設けられている。

ファミリーツリー２はこのようの構成をとっているため、家系図としての機能を果たすだけでなく、カップルが結婚してから現在の家族構成となるまで、時間をかけて樹木のように繁栄してきた、というイメージを想起させ、興趣に富む。また、額縁１１によって、容易に室内に飾ることができ、インテリアとして長く飾ることができる。

（第三実施形態）
次に本考案の第三実施形態に係るファミリーツリーの構成について、図３に基づき説明する。図３は、本考案の第三実施形態に係るファミリーツリーを示す正面図である。

本実施形態に係るファミリーツリー３は、時計５０を有する点以外は、第二実施形態と同様である。ファミリーツリー３のパネル１０には、アナログ式の時計５０が設けられており、時計５０の文字板はパネル１０の表面に形成され、時計５０の針はパネル１０の表面の手前側に位置している。時計５０の駆動部分はパネル１０の裏面に配置されている。

ファミリーツリー３は時計５０を有することにより、時計として室内に飾ることができるようになる。なお、本実施形態ではアナログ式の時計であったが、デジタル式の時計を設けることももちろん可能である。また、本実施形態では、第二実施形態に係るファミリーツリー２に時計５０を付加していたが、第一実施形態に係るファミリーツリー１に時計５０を付加することも、もちろん可能である。

１，２，３ ファミリーツリー
１０ パネル
１０ａ 第一面（一の面）
１０ｂ 第二面（他の面）
１０ｃ 折目
１１ 額縁
２０ 家系図
２０ａ 第一家系図部分
２０ｂ 第二家系図部分
２１ 写真
２２ 文字
３０ 樹木のイラスト
３１ 枝
４０ 時間印刷部（結婚してからの時間）
５０ 時計

Claims (6)

1. 婚約中の又は既に結婚しているカップルの家系図がパネルに印刷されてなるファミリーツリーであって、
   前記家系図が、前記カップル及びその家族及び／又は親族のそれぞれを写した写真を有し、
   前記パネルに樹木のイラストが印刷されている
   ことを特徴とするファミリーツリー。
2. 前記カップルが婚約中であり、
   前記家系図が、
   前記カップルの一方と当該一方の家族及び／又は親族との関係を表す第一家系図部分と、
   前記カップルの他方と当該他方の家族及び／又は親族との関係を表す第二家系図部分とを有する
   ことを特徴とする請求項１に記載のファミリーツリー。
3. 前記パネルが二つの面の見開きで構成されており、
   前記第一家系図部分が前記パネルの一の面に印刷されており、
   前記第二家系図部分が前記パネルの他の面に印刷されている
   ことを特徴とする請求項２に記載のファミリーツリー。
4. 前記写真が、前記樹木のイラストの枝の位置に重ねて配置されている
   ことを特徴とする請求項１に記載のファミリーツリー。
5. 前記カップルが既に結婚しており、
   前記カップルが結婚してからの時間が前記パネルに印刷されている
   ことを特徴とする請求項４に記載のファミリーツリー。
6. 前記パネルに時計が設けられている
   ことを特徴とする請求項１～５のいずれかに記載のファミリーツリー。

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