JP3241589U - ヒバ材を貼り付けた浴室及び浴室に貼り付けるヒバ材 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユニットバスにおいて、浴室に心地よい香りが漂うようにする。【解決手段】側面部9の内面に1枚ないし複数枚のヒバ材1、ヒノキ材、又はスギ材から成る板材を貼り付け、側面部9には鋼板を設け、板材の裏面にはマグネットを取付け、マグネットを介して板材が側面部9に貼り付けられる。【選択図】図2
Description
本考案は浴室の側面部に貼り付けて心地よい香りが漂うようにするヒバ材、ヒノキ材、及びスギ材、またヒバ材、ヒノキ材、及びスギ材を側面部に貼り付けた浴室に関するものである。
一口に浴室といってもその形態や構造は色々知られている。
温泉旅館の浴室は多くの人が同時に入浴できるように大きく、タイル貼りした構造としたり、また、自然の石や岩を配置したり、ヒノキ材を用いて製作した浴槽を据え付けた浴室など、その形態は色々知られている。
一方、家庭の浴室は、近年では手軽なユニットバスが大半であり、工場で規格に基づいて製作し、住宅に設けたスペース内に設置することが出来る。
温泉旅館の浴室は多くの人が同時に入浴できるように大きく、タイル貼りした構造としたり、また、自然の石や岩を配置したり、ヒノキ材を用いて製作した浴槽を据え付けた浴室など、その形態は色々知られている。
一方、家庭の浴室は、近年では手軽なユニットバスが大半であり、工場で規格に基づいて製作し、住宅に設けたスペース内に設置することが出来る。
勿論、ユニットバスにも色々な種類が存在しているが、ユニットバスではなく、特別な形態及び構造とする為に家庭の浴室を特別に施工することも出来る。
家庭用の浴槽としてヒノキ材やヒバ材を用いて製作することも可能であるが、材料費並びに施工に要する費用は非常に高くなり、近年ではヒノキ風呂やヒバ風呂を備えている家庭は殆どない。
家庭用の浴槽としてヒノキ材やヒバ材を用いて製作することも可能であるが、材料費並びに施工に要する費用は非常に高くなり、近年ではヒノキ風呂やヒバ風呂を備えている家庭は殆どない。
ユニットバスは樹脂や鋼板及び石こうボードなどを材質として製造され、その為にヒノキ材やヒバ材を用いて製作した浴槽及び浴室に比較して耐久性、耐食性は優れている。すなわち、表面にキズは付き難く、汚れも付着しにくい。また付着した汚れは簡単に洗い落とすことが出来るなどの効果がある。
しかし、ヒノキ風呂には、入浴した際の木の温もりがあり、心地よい香りを感じることが出来る。
しかし、ヒノキ風呂には、入浴した際の木の温もりがあり、心地よい香りを感じることが出来る。
特開2014-79484号に係る「浴槽」は、木のもつ温もりや香気等を有し、且つ浴槽そのものを交換することなく新品同様の状態にすることができる浴槽である。
該浴槽は、耐久性、耐腐食性、熱硬化性を有するフェノール樹脂から成る浴槽本体と、浴槽本体の表面を被覆する檜材からなる被覆部材等から構成されている。被覆部材は手摺本体がヒノキ材で構成されているため、檜風呂のような外観を有している。
しかも、浴槽を使用すると、檜風呂に浸かっているかのような木の温もり、香気を得ることができる。浴槽は被覆部材を交換するだけで、浴槽そのものを交換することなく新品同様の状態にする。
該浴槽は、耐久性、耐腐食性、熱硬化性を有するフェノール樹脂から成る浴槽本体と、浴槽本体の表面を被覆する檜材からなる被覆部材等から構成されている。被覆部材は手摺本体がヒノキ材で構成されているため、檜風呂のような外観を有している。
しかも、浴槽を使用すると、檜風呂に浸かっているかのような木の温もり、香気を得ることができる。浴槽は被覆部材を交換するだけで、浴槽そのものを交換することなく新品同様の状態にする。
特開平7-67801号に係る「木製風呂及びその製造法」は、比較的薄い木片の檜等による木製風呂を安全かつ洋風建築に適用させかつ快適に入浴することが出来る。
そこで、正目を左右方向に向わせてなる複数の木片を左右方向に弯曲し、上下左右対向端を接続して浴槽の弯曲側板を形成してなる。
そこで、正目を左右方向に向わせてなる複数の木片を左右方向に弯曲し、上下左右対向端を接続して浴槽の弯曲側板を形成してなる。
実用新案登録第3105182号に係る「檜入浴具」は、自然の芳香を有する檜を機械加工により所定形状に形成し、表面が球面をなし入浴具は比較的小径の15センチ以下、好ましくは10センチ程度で、小児が手に持って遊べる程度の直径を有しているものとする。入浴の際、風呂の湯Wに入浴具を浮かせ、入浴者はその入浴具から発する香りと檜の有する趣を楽しみ、心身ともにリラックスして入浴することが出来る。
特開2014-79484号に係る「浴槽」
特開平7-67801号に係る「木製風呂及びその製造法」
実用新案登録第3105182号に係る「檜入浴具」
このように、浴室には色々な形態が知られているが、家庭用の浴室としてヒバやヒノキの香りが漂うヒノキ風呂やヒバ風呂を作ることは費用的に大きな負担となる。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、費用の負担が極めて低くてヒバの香り、ヒノキの香り、またスギの香りが漂うようにした浴室を提供する。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、費用の負担が極めて低くてヒバの香り、ヒノキの香り、またスギの香りが漂うようにした浴室を提供する。
本考案の浴室はヒノキ材やヒバ材、又はスギ材を使用して製作するものではなく、浴室はあくまでも従来からのユニットバスが用いられる。そして、このユニットバスの浴室側面部にヒノキ材、ヒバ材、又はスギ材で製作した板材を貼付けている。
ここで、板材の大きさ及び形状は特に限定しないが、一般的には細長い長方形とし、裏面には磁石(マグネット)固定している。その為に、上記板材はマグネットを介して浴室の側面部に止着することが出来る。
ここで、板材の大きさ及び形状は特に限定しないが、一般的には細長い長方形とし、裏面には磁石(マグネット)固定している。その為に、上記板材はマグネットを介して浴室の側面部に止着することが出来る。
側面部の表面に止着する板材の枚数は特に限定しないが、浴室に漂うヒノキやヒバの香りを認識することが出来るような枚数が必要である。
ユニットバスの側面部には鉄板が積層され、その為に裏面に取付けたマグネットを介してヒノキ材やヒバ材を止着することが出来る。
該ヒノキ材やヒバ材の形状は一般的に細長い長方形であるが、浴室のデザインとなるように正方形、円形、三角形などの板材とすることも可能である。
ユニットバスの側面部には鉄板が積層され、その為に裏面に取付けたマグネットを介してヒノキ材やヒバ材を止着することが出来る。
該ヒノキ材やヒバ材の形状は一般的に細長い長方形であるが、浴室のデザインとなるように正方形、円形、三角形などの板材とすることも可能である。
本考案に係る浴室は、ヒノキ材、ヒバ材、又はスギ材を用いて製作した板材を貼付けたものであり、極めて簡単な方法でヒノキやヒバの香りが漂う浴室を構成することが出来る。
人工的に作った入浴剤とは異なり、自然のヒノキやヒバの香りが浴室内に漂うことになり、心身共にリラックスできる。
ヒノキ材、ヒバ材、及びスギ材の裏面にはマグネットが固定されていることで、浴室の側面部に手軽に貼り付けることが出来、また不要になれば取り外すことが可能である。
人工的に作った入浴剤とは異なり、自然のヒノキやヒバの香りが浴室内に漂うことになり、心身共にリラックスできる。
ヒノキ材、ヒバ材、及びスギ材の裏面にはマグネットが固定されていることで、浴室の側面部に手軽に貼り付けることが出来、また不要になれば取り外すことが可能である。
そして、浴室に貼り付けて時間が経過することで漂う香りが減少した際には、ヒノキ材、ヒバ材、スギ材を取外して表面をサンドペーパーで磨いたり、工具(道具)にて削除するならば、再び良い香りを発することが可能となる。
勿論、表面を磨いたり削除しても香りが十分に発生しない場合には、新たな板材に交換することが出来る。すなわち、各家庭にいてヒノキの香りやヒバの香りを楽しんで入浴することが出来る。
勿論、表面を磨いたり削除しても香りが十分に発生しない場合には、新たな板材に交換することが出来る。すなわち、各家庭にいてヒノキの香りやヒバの香りを楽しんで入浴することが出来る。
図1は本考案に係るヒバ材1を表している実施例であり、該ヒバ材1は長さL,巾Mの細長い長方形をなし、裏面にはマグネットを取着している。
マグネット2は円盤状を成し、ヒバ材1の両端部と中央の3か所に設けられ、該ヒバ材1はこれらマグネット2を介して浴室の側面部に貼り付けることが出来る。
本考案の浴室はユニットバスを対象とし、このユニットバスの側面部に上記ヒバ材1が貼り付けられる。
マグネット2は円盤状を成し、ヒバ材1の両端部と中央の3か所に設けられ、該ヒバ材1はこれらマグネット2を介して浴室の側面部に貼り付けることが出来る。
本考案の浴室はユニットバスを対象とし、このユニットバスの側面部に上記ヒバ材1が貼り付けられる。
図2は本考案のユニットバス3の内部形態を表している具体例であり、同図の4は浴槽、5は照明、6は鏡、7はシャワー、8は入口ドアをそれぞれ表している。ユニットバス3は床面部、側面部、及び天井部にて形成される空間に、上記浴槽4や照明5,鏡6、及びシャワー7などを所定の位置に取付けてユニット化している。
内部形態はユニットバス1の型式によって色々あるが、邪魔にならない側面部9に上記ヒバ材1,1・・・が貼り付けられている。
内部形態はユニットバス1の型式によって色々あるが、邪魔にならない側面部9に上記ヒバ材1,1・・・が貼り付けられている。
図3はユニットバス3の浴室を構成する側面部9を表す断面図である。
該側面部9は鋼板10,石こうボード11,及び断熱材12が積層されている。鋼板10は表面が塗装されて奇麗な色彩を呈し、石こうボード11が鋼板10の背面側に積層されることで側面部9の強度は保たれ、そして、断熱材12が積層されることで内部の熱が逃げないように、また、外部の熱が浴室内に伝わらないようにしている。
該側面部9は鋼板10,石こうボード11,及び断熱材12が積層されている。鋼板10は表面が塗装されて奇麗な色彩を呈し、石こうボード11が鋼板10の背面側に積層されることで側面部9の強度は保たれ、そして、断熱材12が積層されることで内部の熱が逃げないように、また、外部の熱が浴室内に伝わらないようにしている。
ところで、上記図1に示すヒバ材1は、浴室の側面部表面に止着される。細長い長方形をしたヒバ材1は縦長の状態で複数枚のヒバ材1,1・・・が配列して貼り付けられる。
上記図2は側面部9に2枚のヒバ材1,1が止着されている状態を表しているが、ヒバ材1は裏面に取付けているマグネット2を介して側面部9を構成する鋼板10に固定される。
上記図2は側面部9に2枚のヒバ材1,1が止着されている状態を表しているが、ヒバ材1は裏面に取付けているマグネット2を介して側面部9を構成する鋼板10に固定される。
図4は3枚のヒバ材1,1・・・が横方向に配列した状態であるが、この枚数は自由である。すなわち、浴室内にヒバ材の香りが十分に漂い、この香りを認識してリラックスすることが出来るに必要な枚数としている。
ヒバ材1は木材の中でも特に耐久性があり、ヒノキチオールを豊富に含み、リラックス効果や抗菌作用がある。ヒバ材はヒバ油を含有しているが、このヒバ油には抗黴/抗菌作用があり、含まれたヒノキチオールの働きで黴や細菌の繁殖を防止し、ウイルスや細菌を死滅させる効果もある。
ヒバ材1は木材の中でも特に耐久性があり、ヒノキチオールを豊富に含み、リラックス効果や抗菌作用がある。ヒバ材はヒバ油を含有しているが、このヒバ油には抗黴/抗菌作用があり、含まれたヒノキチオールの働きで黴や細菌の繁殖を防止し、ウイルスや細菌を死滅させる効果もある。
実施例ではヒバ材1を用いているが、ヒノキ材を同じような縦長の細長い板材として浴室の側面部9に貼り付けることも出来る。
同じくスギ材を使用することも可能であり、さらには香りが良い木材を使うことも出来るが、一般的には香りが良くて比較的手軽に入手できるヒバ材、ヒノキ材、スギ材が適している。
同じくスギ材を使用することも可能であり、さらには香りが良い木材を使うことも出来るが、一般的には香りが良くて比較的手軽に入手できるヒバ材、ヒノキ材、スギ材が適している。
また、板材の形状は細長い長方形とすることが一般的であるが、正方形、六角形、ひし形などの多角形板材として、単に浴室の香りを目的とする以外に貼り付ける板材によって浴室側面部9に図形や模様など形成してデザイン化することも可能である。
1 ヒバ材
2 マグネット
3 ユニットバス
4 浴槽
5 照明
6 鏡
7 シャワー
8 入口ドア
9 側面部
10 鋼板
11 石こうボード
12 断熱材
2 マグネット
3 ユニットバス
4 浴槽
5 照明
6 鏡
7 シャワー
8 入口ドア
9 側面部
10 鋼板
11 石こうボード
12 断熱材
Claims (3)
- ユニットバスにおいて、その側面部の内面に1枚ないし複数枚のヒバ材、ヒノキ材、又はスギ材から成る板材を貼り付けて浴室内に上記木材の香りが漂うようにし、ユニットバスの側面部には鋼板を設け、上記板材の裏面にはマグネットを取付け、該マグネットを介して上記側面部に貼り付けるようにしたことを特徴とするユニットバスの浴室。
- ユニットバスの側面部内面に貼り付けて浴室内に香りが漂うようにすることが出来るヒバ材、ヒノキ材、又はスギ材から成る板材において、該板材の裏面にマグネットを取付けて浴室の内面に貼り付け可能としたことを特徴とする板材。
- 上記板材として縦長の長方形とし、その上下端部及び中央部にマグネットを取付けた請求項2記載の板材。
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JP2023000134U JP3241589U (ja) | 2023-01-17 | 2023-01-17 | ヒバ材を貼り付けた浴室及び浴室に貼り付けるヒバ材 |
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