JP3241569U - モバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置 - Google Patents

Abstract

【課題】モバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置を提供する。【解決手段】モバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置は、モバイル電源１０と、荷重構造２０と、磁気素子３０と、を含んで構成され、モバイル電源１０は第一面１２１及び第一面１２１の背面に形成されている第二面１３１を有している。荷重構造２０はモバイル電源１０の第二面１３１に対応するように配置されている。磁気素子３０がモバイル電源１０の第二面１３１と荷重構造２０との間に設置されていることで、モバイル電源１０が磁気により荷重構造２０に吸着される。こうすることで、電気製品の充電を行う際に、電気製品を継続的に使用または操作可能になる。【選択図】図１

Description

本考案は、モバイル電源と負荷構造の分野に関し、より詳しくは、モバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置に関する。

ＩＴ及び電子技術の発展に伴って様々な電気製品が絶えず生み出されている。例えば、携帯電話、ＰＤＡ、電子書籍、ノートパソコン、ＭＰ３、ＭＰ４、タブレット端末、デジタルカメラ等がある。このような電気製品は商用電源から充電可能であるほか、外出時や屋外では、モバイル電源による充電も行えるため、電気製品がメッセージの受信や閲覧に必要な電力を随時十分確保できるようになり、電力不足により連絡先等のメッセージを受信できなくなるようなことがなくなった。

しかしながら、従来の携帯電話はモバイル電源によりワイヤレス充電を行う過程では、多くの場合では平面に置いて使用するため、ユーザーが携帯電話を使用する場合、前傾して覗き込まなければ閲覧できず、ユーザーの背中及び頸部を酷使することになった。さらに、環境光源が電気製品のスクリーンに投射されると、スクリーンの反射により閲覧及び操作に支障をきたすことになった。ゆえに、使用上の利便性と多様性を如何に高めるかが、本考案者が研究開発を行う上での課題であった。

そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。

かかる従来の実情に鑑みて、本考案は、電気製品の充電を行う際に、電気製品を継続的に使用または操作可能にするモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置を提供することを目的とする。

上記課題を解決するために、本考案の一態様のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置は、モバイル電源と、荷重構造と、磁気素子と、を含んで構成され、前記モバイル電源は第一面及び前記第一面の背面に形成されている第二面を有している。前記荷重構造は前記モバイル電源の前記第二面に対応するように配置されている。前記磁気素子が前記モバイル電源の前記第二面と前記荷重構造との間に設置され、前記モバイル電源を磁気により前記荷重構造に吸着する。

本考案によれば、次のような効果がある。
モバイル電源の第一面の磁気吸着力が第二面の磁気吸着力より強いため、電気製品とモバイル電源とを共に荷重構造から取り外しやすくなっている。異なる荷重構造の組み合わせにより、様々な異なる需要及び使用場面に適用可能になる。ボタン及び接続ポートがモバイル電源の上枠に設置されることで、ユーザーの押圧操作が便利になるほか、コネクタを挿脱する際の利便性を更に提供する。モバイル電源の収容溝を設けることで、磁気素子及び荷重構造と結合する際に堅固に位置決めする。飾り板及びその粗面を設けることで、モバイル電源と磁気素子の基板との間の摩擦減衰を増加させ、更に好適な滑り止め効果を有している。

本考案の他の目的、構成及び効果については、以下の考案の実施の形態の項から明らかになるであろう。

本考案の一実施例に係るモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置を示す外観斜視図である。 本考案の一実施例に係るモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置の組み合わせを示す外観斜視図である。 本考案の一実施例に係るモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置が電気製品に適用されている例を示す組み合わせ側面図である。 図３の部分拡大図である。 本考案の他の実施例に係るモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置を示す分解図である。 本考案のさらなる他の実施例に係るモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置を示す分解図である。

以下、本考案の実施形態について具体的に説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。

次に、適宜添付図１～４を参照しながら、本考案のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置を詳しく説明する。

本考案のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置は、主にモバイル電源１０と、荷重構造２０と、磁気素子３０と、を含んで構成されている。以下、それぞれについて説明する。

本実施例に係るモバイル電源１０はワイヤレス充電モバイル電源であり、主にケース１１及び無線送受信モジュール１８を含んで構成されている。ケース１１は略矩形状を呈し、主にフロントパネル１２と、リアプレート１３と、リングフレーム１４と、を備えている。リアプレート１３はフロントパネル１２の後方に形成され、リングフレーム１４はフロントパネル１２とリアプレート１３との間に連接され、リングフレーム１４は主に下枠１４１、２つのサイドフレーム１４２、及び上枠１４３が囲むことにより形成され、上枠１４３にはボタン１５及び接続ポート１６が設けられている。

フロントパネル１２は磁性体、磁性材料を含む製品、または磁性フィルムが貼着されている部材であり、第一面１２１を有し、第一面１２１には円形記号１２２及び円形記号１２２の下方に形成されている１字型記号１２３が設けられている。リアプレート１３は磁性を有していない鉄製部材であり、第二面１３１を有し、第二面１３１は前述の第一面１２１の背面に形成されている。リアプレート１３はリングフレーム１４に取り付ける際に、リングフレーム１４とリアプレート１３との間に囲むように収容溝１７が形成される。

無線送受信モジュール１８はケース１１に内設され、且つ主にワイヤレス受信ユニットと、ワイヤレス発信ユニットと、バッテリーと、を含んで構成されている。使用時には、ワイヤレス発信ユニットにより電流が誘導コイルの発射端を通過するように制御され、誘導コイルにより磁力線及び交代で変化する磁場を発生させ、ワイヤレス発信ユニットがワイヤレス充電機能を備えた電気製品８の充電を行う目的を達成する。

荷重構造２０は前述のモバイル電源１０の第二面１３１に対応するように配置され、本実施例の荷重構造２０はハンドヘルド部材であり、主に載置板２１及び弾性バンド２２を備え、弾性バンド２２の両端は載置板２１の先端及び末端にそれぞれ連結されている。載置板２１と弾性バンド２２との間にユーザーが指を挿入し、載置板２１を手と指の間で持てるようにしている。

磁気素子３０は永久磁石であり、モバイル電源１０の第二面１３１と荷重構造２０との間に設置されることで、モバイル電源１０が磁気により荷重構造２０に吸着される。磁気素子３０は前述の載置板２１に固定され、且つ載置板２１と共に前述の収容溝１７中に位置決めされている。同様に、磁気素子３０は前述のモバイル電源１０の第二面１３１に固定され、この場合、載置板２１は磁性を有しない鉄製部材である。

一実施例では、磁気素子３０は主に基板３１及び基板３１に連結されている磁性体３２を備え、本実施例の磁性体３２は円形磁気ユニット３２１及び円形磁気ユニット３２１の下方に形成されている１字型磁気ユニット３２２を含む。各磁気ユニット３２１、３２２はそれぞれ複数の磁気ブロックが間隔を置いて配列されて組み合わせられることで構成されている。こうすることで、電気製品８をモバイル電源１０に重置した後、前述の円形磁気ユニット３２１及び１字型磁気ユニット３２２により、方向を識別し、フールプルーフ効果を有している。

一実施例では、第一面１２１の磁気吸着力は第二面１３１の磁気吸着力より強い。このため、電気製品８及びモバイル電源１０を共に荷重構造２０から取り外しやすくなっている。

一実施例では、モバイル電源１０は、前述のモバイル電源１０の第二面１３１と磁気素子３０との間に配置されている飾り板１９を更に備えている。飾り板１９の第二面１３１に背向する一側に粗面１９１が設けられることで、モバイル電源１０と磁気素子３０の基板３１との間の摩擦減衰が増加し、更に好適な滑り止め効果を有している。

図５に示す如く、本考案に係るモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置は、上述の実施例以外、本実施例の荷重構造２０Ａは支持フレームであり、主に載置板２１と、弾性バンド２２と、折りたたみ板２３と、を含んで構成されている。前述の磁気素子３０は載置板２１の正面に固定され、弾性バンド２２の両端は載置板２１の背面の先端及び末端にそれぞれ連結され、折りたたみ板２３の一端は載置板２１の底端に枢着され、折りたたみ板２３の他端は弾性バンド２２に可動的に被装されている。折りたたみ板２３により支持されることで、載置板２１が異なる挟角で仰視する効果を有する。

図６に示す如く、本実施例の荷重構造２０Ｂは車載ホルダーであり、主に載置板２１及び挟持具２４を備えている。前述の磁気素子３０は載置板２１の正面に固定され、挟持具２４は載置板２１の背面に枢動可能に連結されている。この挟持具２４は車両内部の対応する部材に狭着して固定可能であり、使用上の多様性を更に高めている。

以上、本考案を実施の形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。

１０ モバイル電源
１１ ケース
１２ フロントパネル
１２１ 第一面
１２２ 円形記号
１２３ １字型記号
１３ リアプレート
１３１ 第二面
１４ リングフレーム
１４１ 下枠
１４２ サイドフレーム
１４３ 上枠
１５ ボタン
１６ 接続ポート
１７ 収容溝
１８ 無線送受信モジュール
１９ 飾り板
１９１ 粗面
２０ 荷重構造
２０Ａ 荷重構造
２０Ｂ 荷重構造
２１ 載置板
２２ 弾性バンド
２３ 折りたたみ板
２４ 挟持具
３０ 磁気素子
３１ 基板
３２ 磁性体
３２１ 円形磁気ユニット
３２２ １字型磁気ユニット
８ 電気製品

Claims (12)

1. 第一面及び前記第一面の背面に形成されている第二面を有しているモバイル電源と、
   前記モバイル電源の前記第二面に対応するように配置されている荷重構造と、
   前記モバイル電源の前記第二面と前記荷重構造との間に設置され、前記モバイル電源を磁気により前記荷重構造に吸着する磁気素子と、を備えていることを特徴とするモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
2. 前記モバイル電源の前記第一面の磁気吸着力は、前記第二面の磁気吸着力よりも強いことを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
3. 前記荷重構造は、載置板を備え、前記磁気素子が載置板に固定されていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
4. 前記磁気素子は前記モバイル電源の前記第二面に固定されていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
5. 前記モバイル電源は、リアプレート及びリングフレームを含むケースを備え、前記リアプレートは前記リングフレームに連接される際に収容溝が形成され、前記荷重構造は載置板を備え、前記磁気素子は前記載置板に固定されていると共に前記載置板と共に前記収容溝中に位置決めされていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
6. 前記モバイル電源は、リングフレームを含むケースを備え、前記リングフレームは下枠、２つのサイドフレーム、及び上枠が囲むことで形成され、前記上枠にはボタン及び接続ポートが設けられていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
7. 前記磁気素子は基板及び前記基板に連結されている磁性体を備え、前記磁性体は円形磁気ユニット及び前記円形磁気ユニットの下方に形成されている１字型磁気ユニットを含むことを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
8. 前記荷重構造は載置板及び弾性バンドを備え、前記磁気素子は前記載置板に固定され、前記弾性バンドの両端は前記載置板の対応する両端にそれぞれ連接されていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
9. 前記荷重構造は、載置板と、弾性バンドと、折りたたみ板と、を備え、前記磁気素子は前記載置板に固定され、前記弾性バンドの両端は前記載置板の対応する両端にそれぞれ連接され、前記折りたたみ板の一端は前記載置板に枢着され、前記折りたたみ板の他端は前記弾性バンドに可動的に被装されていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
10. 前記荷重構造は載置板及び前記載置板に枢動可能に連結されている挟持具を備え、前記磁気素子は前記載置板に固定されていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
11. 前記モバイル電源は前記モバイル電源の前記第二面と前記磁気素子との間に配置されている飾り板を更に備えていることを特徴とする請求項１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。
12. 前記飾り板の前記第二面に背向する一側には粗面が設けられていることを特徴とする請求項１１に記載のモバイル電源と負荷構造の組み合わせ装置。

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