JP3241355U - プラットフォーム高度調整構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンターに設けられるプラットフォームの高度を正確に調整することができて、固定スペースが小さいプラットフォーム高度調整装置を提供する。【解決手段】支持構造21と高度調節基台25と高度調節アセンブリ22と固定構造26と回転軸20と複数の固定部材271~275とを備えるプラットフォーム高度調整装置2であって、支持構造は、プリンターのプラットフォームの下方に固定される。高度調節基台は、基台上に設置される。高度調節アセンブリは、第1高度調節部23と第2高度調節部24とを備える。固定構造は、支持構造上に設置される。回転軸は、支持構造及び高度調節アセンブリを貫通する。第2高度調節部の円板構造240が回転すると、第1高度調節部の第1斜面232が第2高度調節部の第2斜面242に沿って上方に変位し、第1高度調節部が上方に変位し、支持構造が上方に変位する。【選択図】図4A

Description

本考案は、プラットフォーム高度調整構造に関し、特に、プリンターに適用され、プラットフォームの高度を正確に調整することができ且つ必要な固定スペースが小さい、プラットフォーム高度調整構造に関する。
電子技術の急速な進歩に伴い、オフィスでの日常業務では、コピー機、ファクシミリ、プリンター、スキャナーなどの事務機を頻繁に使用している。これらの事務機はオフィスに欠かせない機器となっており、そのうち、プリンターは、動作中のインクジェットの精度に与える影響、又は、印刷基材と衝突することで生じる印刷の歪みなどの問題を回避するために、インクジェットのノズルとプラットフォームの位置を確保するとともに、印刷範囲全体において高さ方向の位置ずれを抑える必要がある。
図1は、従来のプリンター内部に設けられているプラットフォーム高度調整構造の概念図である。図1に示すように、従来の高度調整構造1は、高度調整板10及び固定板11のような2枚の板部材によって構成されている。高度調整板10は、第1平面100と側面101とを備えており、第1平面100は、側面101に垂直して接続されており、且つ、第1留め具13が前記第1平面100を貫通して固定することによって、高度調整板10を従来のプリンター(図示せず)のプラットフォーム(図示せず)上に固定させている。固定板11は、第2平面110と側面111と第3平面112とを備え、第2平面110は、第3平面112に平行し且つ側面111に垂直して設けられている。側面111は、第2平面110と第3平面112との間に接続されている。図1に示すように、高度調整板10の側面101は、固定板11の側面111に面接触しており、且つ2つの側面101、111同士は、複数の第2留め具14を介して互いに固定されている。固定板11は、第3留め具15が第3平面112を貫通して固定することによって、従来のプリンター(図示せず)の基台(図示せず)上に固定されている。
従来技術では、高度調整板10の第1平面100の両側に、2つの高度調節部121、122が対応して貫通するための第1調節孔102が設けられており、前記2つの高度調節部121、122の末端は、固定板11の第2平面110に当接する。従来技術のプラットフォームの高度を調整したい時、まず、高度調整板10及び固定板11に固定されている複数の第2留め具14を緩める。次に、高度調節部121、122を回転させ、高度調整板10の垂直方向の位置を変位する。しかし、従来技術では、プラットフォームの前後の高度を調整するためには、ねじ(即ち、前記複数の第2留め具14)を1つずつ緩めて微調整する必要がある。このとき、前後に設置される高度調節部121、122を別々に調整する必要があるため、調整手順が煩雑であり、位置合わせ精度の制御は困難である。
また、従来の高度調整構造1において、前後に設置されている高度調節部121、122をスムーズに調整及び回転させるためには、第1平面100の前後両側に設置されている第1調節孔102をプラットフォーム外に延伸するように変更する必要があり、換言すれば、固定に必要なスペースが大きくなり、その結果、前記高度調整板10及び固定板11の板部材のサイズが大きくなってしまい、プリンター全体を大型化にする必要がある。
従来技術の欠点及び問題点を解決するために、プラットフォームの高度を正確に調整でき、必要な固定スペースが少なく、調整手順が簡単で、装置全体の体積を効果的に減少できる、プラットフォーム高度調整構造を提供する必要がある。
本考案の目的は、プラットフォームの下方の異なる位置に配置され、高度調節アセンブリを回転してプラットフォームを垂直方向に変位させることで、プラットフォームの高度を正確に調整でき、且つ必要な固定スペースが少なく、調整手順が簡単で、装置全体の体積を効果的に減少できる効果を有する、プラットフォーム高度調整構造を提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案のの実施形態によって、プリンターに適用するプラットフォーム高度調整装置であって、プリンターは、プラットフォームと、基台とを備え、プラットフォーム高度調整装置は、本体と本体に設置される高度調整溝部とを備える支持構造と、基台に設置される高度調節基台と、支持構造上に設置される固定構造と、回転軸と、複数の固定部材とを備え、高度調節アセンブリは、固定板と第1調節構造とを備え、第1調節構造が固定板の下方に設けられ、且つ第1調節構造は、少なくとも1つの第1斜面と第1垂直面とを備える、第1高度調節部と、高度調節基台に設けられ、且つ円板構造と第2調節構造とを備え、第2調節構造が円板構造上に設置され、且つ第2調節構造は、少なくとも1つの第2斜面と第2垂直面とを備える、第2高度調節部とを備え、回転軸は、支持構造及び高度調節アセンブリを順次に貫通し、且つ回転軸の一端が固定構造に当接され、他端が高度調節基台に当接され、複数の固定部材は、第1固定部材と第2固定部材と第3固定部材とを含み、第1固定部材は、支持構造の本体及びプラットフォームを貫通して支持構造をプラットフォームに固定させ、第2固定部材は、支持構造の本体及び高度調節基台を貫通し且つ高度調整溝部内に設置され、第3固定部材は、支持構造の本体及び第1高度調節部の固定板を貫通して支持構造を高度調節アセンブリに固定させ、第2高度調節部の円板構造が回転すると、第2調節構造の駆動により、少なくとも1つの第1斜面が少なくとも1つの第2斜面に沿って変位して支持構造を上方に変位させ、且つ第2固定部材が高度調整溝部に沿って下方に変位して固定し、支持構造の高度をプラットフォームの所要の高度に調整する、ことを特徴とするプラットフォーム高度調整装置を提供している。
従来のプリンター内部のプラットフォーム高度調整構造を示す概念図である。 本考案の好ましい実施形態におけるプリンター内部のプラットフォーム、プラットフォーム高度調整構造及び基台の組立構造を示す概念図である。 本考案の好ましい実施形態におけるプラットフォーム高度調整構造の分解図である。 図3に示すプラットフォーム高度調整構造の組立構造を示す概念図である。 図4Aに示す構造を別の角度から見たときの構造概念図である。 図4Aに示すプラットフォーム高度調整構造の高度調整動作を示す概念図である。 図5Aに示す構造を別の角度から見たときの構造概念図である。 図5Bに示す構造を別の角度から見たときの構造概念図である。
以下、本考案の特徴及び利点を示すいくつかの典型的な実施形態について詳細に説明する。なお、本考案は、様々な形態で改良及び変更を加えることができるが、その改良及び変更はいずれも本考案の範囲内である。また、以下の実施形態に関する説明及び図面は、本考案を説明するためのものであり、本考案を限定するものではない。
図2は、本考案の好ましい実施形態におけるプリンター内部プラットフォームと、プラットフォーム高度調整構造と、基台との組立構造を示す概念図である。図2に示すように、本考案のプラットフォーム高度調整装置2は、プリンター(図示せず)に適用され、プリンターは、プラットフォーム3と、インクジェットヘッド4と、基台5などの構造を備える。プラットフォーム3は、インクジェットヘッド4を担持し、インクジェットヘッド4がプラットフォーム上を往復運動してインクジェット動作を実行する。本実施形態では、プラットフォーム3の下方には、複数のプラットフォーム高度調整装置2が設けられている。前記プラットフォーム高度調整装置2は、プラットフォーム3と基台5との間に配置されている。本実施形態では、前記プラットフォーム高度調整装置2の配置位置は、互いにずれた2列に配置されている。別の実施形態では、前記複数のプラットフォーム高度調整装置2は、必ずしも一直線上に配置される必要はなく、例えば、その個数や配置位置は実際の使用状況に応じて任意に変更可能であり、本考案は特に限定されない。各プラットフォーム高度調整装置2を調整することによって、プラットフォーム3の異なる位置での高度を微調整することができるので、プラットフォーム3がインクジェットヘッド4に対して同じ水平面に維持される(プラットフォーム3とインクジェットヘッド4との距離を一定に維持する)ので、印刷精度が向上することができる。
図3は、本考案の好ましい実施形態におけるプラットフォーム高度調整構造の分解図である。図4Aは、図3に示すプラットフォーム高度調整構造の組立構造概念図である。図4Bは、図4Aに示す構造を他の視点から見た時の構造概念図である。図3~図4Aに示すように、プラットフォーム高度調整装置2は、支持構造21と、高度調節アセンブリ22と、高度調節基台25と、固定構造26と、回転軸20と、複数の固定部材27とを備える。支持構造21は、本体210と、高度調整溝部211とを備え、高度調整溝部211は、本体210上に設置されている。高度調節アセンブリ22は、第1高度調節部23と、第2高度調節部24とを備える。第1高度調節部23は、固定板230と、第1調節構造231とを備える。第1調節構造231が固定板230下に設けられ、且つ、第1調節構造231は、少なくとも1つの第1斜面232と少なくとも1つの第1垂直面233とを備える。第2高度調節部24は、高度調節基台25上に設置され、且つ円板構造240と第2調節構造241とを備える。第2調節構造241は、円板構造240上に設けられ、且つ、第2調節構造241は、少なくとも1つの第2斜面242と、少なくとも1つの第2垂直面243とを備える。高度調節基台25は、基台5上に設置されている。図4Aに示すように、固定構造26は、支持構造21上に設置されている。回転軸20は、支持構造21と高度調節アセンブリ22とを順に貫通し、且つ回転軸20の一端が固定構造26に当接し、他端が高度調節基台25に当接する。複数の固定部材27は、第1固定部材271と、第2固定部材272と、第3固定部材273とを備え、第1固定部材271は、支持構造21の本体210及びプラットフォーム3を貫通して支持構造210をプラットフォーム3に固定する。第2固定部材272は、支持構造21の本体210及び高度調節基台25を貫通し、且つ高度調整溝部211内に配置されている。第3固定部材273は、支持構造21の本体210及び第1高度調節部23の固定板230を貫通して、支持構造21を高度調節アセンブリ22上に固定する。別の実施形態では、複数の固定部材27の第1固定部材271、第2固定部材272及び第3固定部材273はいずれも螺子であるが、本考案はこれに限定されない。図4A及び図4Bに示すように、第2高度調節部24の円板構造240が回転すると、第2調節構造241の駆動により、少なくとも1つの第1斜面232が少なくとも1つの第2斜面242の斜面に沿って上方向に変位し、これによって、支持構造21が上方に移動され、第2固定部材272が高度調整溝部211に沿って下方に変位して固定する。これによって、支持構造21の高度を調整し、プラットフォーム3の所用の高度を実現することができる。
図3に示すように、本実施形態におけるプラットフォーム高度調整装置2の支持構造21の本体210は、冂字形状の構造であり、且つ第1板部材212と、第2板部材213と、側板214とを備えている。第1板部材212は、第2板部材213に平行であり、側板214は、第1板部材212及び第2板部材213に対して垂直であり、且つ第1板部材212と第2板部材213との間に接続されている。別の実施形態では、前記支持構造21の本体210は、一体化された構造であるが、本考案はこれに限定されない。支持構造21の本体210の第1板部材212には、第1固定部材271が貫通して支持構造21をプラットフォーム3に固定するための第1孔215が設けられている。本実施形態では、第1孔215の個数は2であり、且つ第1板部材212の両側に設けられており、2つの第1固定部材271が貫通するために使用されるが、本考案では、個数及び位置を限定されず、支持構造21をプラットフォーム3上に固定できれば、実際の需要に応じて任意に変更することができる。側板214には、高度調整溝部211が設けられており、本実施形態では、側板214の両側のそれぞれに高度調整溝部211が設けられており、且つ2つの高度調整溝部211の位置が互いに対応しているが、個数及び位置はこれに限定されない。第2板部材213には、貫通孔216と第2孔217とが設けられており、前記貫通孔216は、第2板部材213の中心部に設けられ、且つ孔の直径は、回転軸20の直径よりもやや大きく、これによって、回転軸20が孔内を貫通することができる。第1板部材212と同じように、第2板部材213には、2つの第2孔217が設けられ、且つ貫通孔216の互いに対向する両側に設置されている。前記2つの第2孔217は、2つの第3固定部材273が貫通するように用いられているが、その個数及び位置はこれに限定されない。
図3及び図4Aに示すように、本実施形態におけるプラットフォーム高度調整装置2の高度調節アセンブリ22は、第1高度調節部23と、第2高度調節部24とを備える。第1高度調節部23は、固定板230と、第1調節構造231とを備える。固定板230は、平面且つ長方形の板構造であり、第1調節構造231は、概ね円柱状の立体構造であり、且つ固定板230下に配置されている。第1調節構造231は、複数の第1斜面232と、複数の第1垂直面233とを備える。本実施形態では、固定板230は、貫通部234と第3孔235とをさらに備え、前記貫通部234は、固定板230の中央部に設けられ、前記固定板230及び前記固定板230の下方にある第1調節構造231の貫通通路を貫通している。前記貫通通路の直径は、回転軸20の直径よりも大きいので、回転軸20が貫通できる。例示として、本実施形態では、第3孔235の個数が2(本考案はこれに限定されない)であり、固定板230の両側、即ち、貫通部234の両側に対応して設置されている。本実施形態では、2つの第3固定部材273は、支持構造21の第2板部材213の2つの第2孔217及び第1高度調節部23の固定板230の2つの第3孔235にそれぞれ対応して貫通しており、これによって、支持構造21が高度調節アセンブリ22上に固定されることができる。
図3に示すように、高度調節アセンブリ22の第2高度調節部24は、円板構造240と、第2調節構造241とを備えている。円板構造240は、円形の板構造であり、周縁部には、サイズが異なる歯形構造が設けられている。第2調節構造241は、円柱状の立体構造であり、且つ円板構造240上に設けられている。図に示すように、第2調節構造241は、複数の第2斜面242と、複数の第2垂直面243とを備えている。本実施形態では、前記第2斜面242及び前記第2垂直面243の個数は3であり、換言すれば、第1高度調節部23の第1調節構造231の第1斜面232及び第1垂直面233の個数は3であり、且つ構造は互いに対応している。図4A及び図4Bに示すように、第1調節構造231の第1斜面232と第2調節構造241の第2斜面242とが密接して噛み合い(面接触している)、第1垂直面233と第2垂直面243とが密接して噛み合い(面接触している)、この時、第1高度調節部23の第1調節構造231と第2高度調節部24の第2調節構造241は、隙間なく(完全な)円柱状構造を形成するように接触しているので、高度調節アセンブリ22上方に設けられる支持構造21は初期位置にある。図3に示すように、第2高度調節部24の円板構造240は、第1歯部244と、第2歯部245とを備え、第1歯部244ののピッチは、第2歯部245のピッチよりも大きい。第1歯部244は、主に使用者が前記第2高度調節部24を回転させて押すために使用される。第2歯部245のピッチは比較的に小さく、主に高度調節基台25の当接部253と当接して位置決めや円板構造24の回転変位を制限するために使用される。本実施形態では、円板構造240の中央部に貫通孔(図示せず)が設けられ、前記貫通孔は、第2調節構造241の中央の貫通通路246と連通しており、且つ前記貫通通路246の直径は回転軸20の直径よりもわずか大きいので、回転軸20が貫通通路を貫通し、回転軸20の末端が高度調節基台25内に配置されることができる。これによって、高度調節アセンブリ22の第2高度調節部24が回転する際、回転軸20を回転中心として安定して回転することができる。
本実施形態では、プラットフォーム高度調整装置2の高度調節基台25は、底面250と、第1側面251と、第2側面252とを備える。第1側面251と第2側面252は互いに接続されており、且つ底面250に垂直するように接続されている。別の実施形態では、底面250、第1側面251及び第2側面252は、一体化された構造であるが、本考案はこれに限定されない。前述したように、高度調節基台25の当接部253は、第1側面251と底面250との接続箇所に設けられ、且つ底面250から上方に延びて形成されている。なお、当接部253の設置はこれに限定されず、実際の需要に応じて変更することができる。図3に示すように、第1側面251は第4孔254を有し、底面250は第5孔255を有し、第2側面252は第6孔256を有する。本実施形態では、第4孔254、第5孔255及び第6孔256の個数は2であるが、本考案はこれに限定されない。図3及び図4Aに示すように、本実施形態では、2つの第2固定部材272は、支持構造21の2つの高度調整溝部211及び高度調節基台25の第1側面251の2つの第4孔254に対応して貫通して支持構造21と高度調節基台25とを固定することで、支持構造21の高度を決定し、且つ支持構造21上のプラットフォームを安定して支持することに使用される。底面250上に設けられる2つの第5孔255は、2つの第4固定部材274が貫通するように用いられ、これによって、高度調節基台25を基台5に安定して固定させることができる。前記第2側面252における2つの第6孔256は、2つの第5固定部材275が貫通するように用いられ、これによって、固定構造26と高度調節基台25とが互いに固定される。同様に、別の実施形態では、第4固定部材274、第5固定部材275は、固定するための螺子であるが、本考案はこれに限定されない。本実施形態では、高度調節基台25の底面250に、回転軸20の末端の第2凸部20bが貫通するように用いられる第7孔257が設けられ、これによって、回転軸20が高度調節基台25の底面250に対応して配置され、回転軸20の軸を位置決めすることができる。
本実施形態では、プラットフォーム高度調整装置2の固定構造26は、L字形状の板構造であるが、本考案はこれに限定されない。固定構造26は、頂面260と側面261とを備え、側面261は頂面260に対して垂直するように接続されている。図3に示すように、側面261には、第8孔262が設けられており、第7孔262の個数及び位置は、高度調節基台25の第2側面252における第6孔256に対応する。これによって、第5固定部材275は、固定構造26の側面261における第8孔262及び高度調節基台25の第2側面252における第6孔256に対応して貫通して固定構造26と高度調節基台25とを互いに固定することができる。本実施形態では、固定構造26の頂面260には、第9孔263が設けられ、前記第9孔263は、回転軸20の頂部上の第1凸部20aが貫通するように使用され、これによって、回転軸20の軸を位置決めすることができる。
図3、図4A及び図4Bに示すように、プラットフォーム高度調整装置2の回転軸20は、円形の細長い回転軸構造であり、且つ、プラットフォーム高度調整装置2は、弾性部材200(例えば、ばねである。なお、本考案はこれに限定されない)を備える。弾性部材200は、回転軸20に外嵌されており(回転軸20の外側を嵌合している)、支持構造21が垂直方向に沿って変位するときに弾性力を提供することができる。回転軸20がプラットフォーム高度調整装置2内に取り付けられる時、まず、弾性部材200を回転軸20に外嵌し、次に、回転軸20を支持構造21の第2板部材213における貫通孔216と高度調節アセンブリ22の第1高度調節部23の固定板230における貫通部234と第2高度調節部24の第2調節構造241の中央にある貫通通路246及び円板構造240における貫通孔とに順次に貫通する。これによって、前記回転軸20の一端(即ち、頂端)の第1凸部20aが固定構造26の頂面260の第9孔263内に配置され、他端(即ち、底端)の第2凸部20bが高度調節基台25の底面250の第7孔257内に配置される。これによって、回転軸20は、高度調節アセンブリ22の第1高度調節部23及び第2高度調節部24の中心部に安定して位置決めすることができ、回転中心として機能を果たすことができる。
図5Aは、図4Aに示すプラットフォーム高度調整構造の高度調整の動作を示す概念図である。図5Bは、図5Aに示す構造を別の視点から見た時の構造概念図である。図6は、図5Bに示す構造を別の視点から見た時の構造概念図である。図5A及び図5Bに示すように、プラットフォーム高度調整装置2の高度を調整する時、プラットフォーム高度調整装置2上に固定された第2固定部材272を緩める。その後、図5Bに示すように、矢印A1の方向に、第2高度調節部24の円板構造240の第1歯部244を押して円板構造240を反時計回り方向に回転させることで、それに從って、第2調節構造241が反時計回り方向に回転する。この時、第1高度調節部23が固定板231によって支持構造21に固定されているので、第1調節構造231は回転できない。下方の第2調節構造241が回転すると、第1調節構造231の第1斜面232は、第2調節構造241の第2斜面242に沿って、第2斜面242の最高点まで摺動する。この過程において、第1調節構造231は、第2調節構造241の摺動及び付勢力によって、第2斜面242に沿って徐々に上方に移動し、第1高度調節部23は、図示する矢印A2の方向に沿って上方に持ち上げられる。同時に、第1高度調節部23の固定板230上に設けられる支持構造21は、それに從って、上方(例えば、矢印A3で示される方向)に変位する。図面に示すように、支持構造21が上方に変位する時、上方にある側板214の高度調整溝部211もそれに伴って上方に変位する。第2固定部材272が高度調整溝部211の底部に設置されると、支持構造21のそれ以上の変位が制限され、換言すれば、支持構造21が最も高い位置に達している。また、第2固定部材272を固定することによって、支持構造21が最も高い位置に設置されることができ、当然、その上に固定して設けられたプラットフォーム3も同じ高度まで持ち上げられている。この時、第2調節構造241は回転軸20を回転中心に回転し、第1調節構造231は、第2調節構造241の回転により、回転軸20を回転中心にとして上下変位する。この時、回転軸20は、固定構造26の頂面260と高度調節基台25の底面250との間に固定して当接されており、且つ弾性部材200の付勢力によって、第2調節構造241の第2斜面242に当接されているので、第1調節構造231と第2調節構造241との間の動作はより安定にすることができる。さらに、図6に示すように、第2高度調節部24の円板構造240の第2歯部245が高度調節基台25の当接部253に対応して当接するので、位置決めを補助し、同時に円板構造24の回転変位を制限することができる。
プラットフォーム高度調整装置2の支持構造21の高度を降下する場合、第2固定部材272を再び緩め、その後、第2高度調節部24の円板構造240の第1歯部244を時計回り方向に回転して円板構造240を時計回り方向に回転させ、第2調節構造241が時計回り方向に回転する。これによって、第1調節構造231の第1斜面232は、第2調節構造241の第2斜面242に沿って下方に摺動して、第1垂直面233及び第2垂直面243が互いに接触するまで、最も低い位置に(即ち、図4A及び図4Bに示す位置)に達する。これによって、支持構造21を駆動して徐々に下方に移動させ、最後に、第2固定部材272を固定することによって、支持構造21を初期位置に固定させる。もちろん、支持構造21の高度は、前述した初期位置及び最も高い位置に限定されず、実際の需要に応じて高度を任意に調整及び固定することができる。本実施形態のように、高度調節アセンブリ22を回転することで、支持構造21及びそれの上に固定されたプラットフォーム3がそれに伴って垂直方向に変位するので、プラットフォーム高度調整装置2の高度を正確に調整できるだけでなく、調整操作方法も簡単であり、且つプラットフォーム高度調整装置2に必要な固定スペースが小さいため、プリンター装置の全体の体積を効果的に減少することができる。
上述したように、本考案のプラットフォーム高度調整装置は、高度調節アセンブリを回転することにより、支持構造及び前記支持構造上のプラットフォームを駆動して垂直方向に沿って移動させることを実現している。従来技術の高度調整構造と比較して、本考案のプラットフォーム高度調整装置は、プラットフォーム高度を高精度に調整することができ、調整過程が簡単であり且つ必要な固定スペースは小さいので、プリンター装置全体の体積を減少するなどの効果を実現することができる。
本考案は、当業者によって変更及び改良ができるが、その変更及び改良はいずれも本願の実用新案登録請求の範囲に含まれている。
1:高度調整構造
10:高度調整板
100:第1平面
101、111:側面
102:第1調節孔
11:固定板
110:第2平面
112:第3平面
12、121、122:高度調節部
13:第1留め具
14:第2留め具
15:第3留め具
2:プラットフォーム高度調整装置
20:回転軸
20a:第1凸部
20b:第2凸部
200:弾性部材
21:支持構造
210:本体
211:高度調整溝部
212:第1板部材
213:第2板部材
214:側板
215:第1孔
216:貫通孔
217:第2孔
22:高度調節アセンブリ
23:第1高度調節部
230:固定板
231:第1調節構造
232:第1斜面
233:第1垂直面
234:貫通部
235:第3孔
24:第2高度調節部
240:円板構造
241:第2調節構造
242:第2斜面
243:第2垂直面
244:第1歯部
245:第2歯部
246:貫通通路
25:高度調節基台
250:底面
251:第1側面
252:第2側面
253:当接部
254:第4孔
255:第5孔
256:第6孔
257:第7孔
26:固定構造
260:頂面
261:側面
262:第8孔
263:第9孔
27:固定部材
271:第1固定部材
272:第2固定部材
273:第3固定部材
274:第4固定部材
275:第5固定部材
3:プラットフォーム
4:インクジェットヘッド
5:基台

Claims (10)

  1. プリンターに適用するプラットフォーム高度調整装置であって、
    前記プリンターは、プラットフォームと、基台とを備え、
    前記プラットフォーム高度調整装置は、
    本体と前記本体に設置される高度調整溝部とを備える支持構造と、
    前記基台に設置される高度調節基台と、
    前記支持構造上に設置される固定構造と、
    回転軸と、
    複数の固定部材とを備え、
    前記高度調節アセンブリは、
    固定板と第1調節構造とを備え、前記第1調節構造が前記固定板の下方に設けられ、且つ第1調節構造は、少なくとも1つの第1斜面と第1垂直面とを備える、第1高度調節部と、
    前記高度調節基台に設けられ、且つ円板構造と第2調節構造とを備え、前記第2調節構造が前記円板構造上に設置され、且つ前記第2調節構造は、少なくとも1つの第2斜面と第2垂直面とを備える、第2高度調節部とを備え、
    前記回転軸は、前記支持構造及び前記高度調節アセンブリを順次に貫通し、且つ前記回転軸の一端が前記固定構造に当接され、他端が前記高度調節基台に当接され、
    前記複数の固定部材は、第1固定部材と第2固定部材と第3固定部材とを含み、前記第1固定部材は、前記支持構造の前記本体及び前記プラットフォームを貫通して前記支持構造を前記プラットフォームに固定させ、前記第2固定部材は、前記支持構造の前記本体及び前記高度調節基台を貫通し且つ前記高度調整溝部内に設置され、前記第3固定部材は、前記支持構造の前記本体及び前記第1高度調節部の前記固定板を貫通して前記支持構造を前記高度調節アセンブリに固定させ、
    前記第2高度調節部の前記円板構造が回転すると、前記第2調節構造の駆動により、前記少なくとも1つの第1斜面が前記少なくとも1つの第2斜面に沿って変位して前記支持構造を上方に変位させ、且つ前記第2固定部材が前記高度調整溝部に沿って下方に変位して固定し、前記支持構造の高度を前記プラットフォームの所要の高度に調整する、ことを特徴とするプラットフォーム高度調整装置。
  2. 前記支持構造の前記本体は、冂字形状の構造であり、且つ第1板部材と第2板部材と側板とを備え、前記第1板部材は前記第2板部材に平行し、前記側板は、前記第1板部材と前記第2板部材との間に接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  3. 前記支持構造の前記第1板部材に第1孔が設けられ、前記第2板部材に、貫通孔と第2孔とが設けられ、前記側面に、前記高度調整溝部が設けられ、前記回転軸が前記貫通孔を貫通し、第1固定部材が前記第1孔を貫通することで、前記支持構造を前記プラットフォームに固定させ、前記第3固定部材が前記第2孔を貫通する、ことを特徴とする請求項2に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  4. 前記第1高度調節部の前記固定板は、貫通部と第3孔とを備え、前記貫通部が前記固定板の中心部に設置され、且つ前記固定板及び前記第1調節構造の貫通通路を貫通し、回転軸が前記貫通孔を貫通し、前記第3固定部材は、前記支持構造の前記第2板部材の前記第2孔及び前記第1高度調節部の前記第3孔を貫通して前記支持構造を前記高度調節アセンブリに固定させる、ことを特徴とする請求項3に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  5. 前記第2高度調節部の前記円板構造は、第1歯部と第2歯部とを備え、前記第1歯部のピッチは、前記第2歯部のピッチよりも大きく、前記第1歯部は、使用者が前記第2高度調節部を回転するように用いられる、ことを特徴とする請求項1に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  6. 前記高度調節基台は、当接部を備え、前記当接部は、前記第2高度調節部の前記円板構造の前記第2歯部に当接されることで、位置決めを補助し、同時に前記円板構造の回転変位を制限する、ことを特徴とする請求項5に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  7. 前記高度調節基台は、第1側面と第2側面と底面とを備え、前記第1側面と前記第2側面とが互いに接続され、且つ前記底面に垂直して接続され、前記当接部は、前記第1側面と前記底面との接続箇所に設けられ、且つ前記底面から上方に延伸して構成される、ことを特徴とする請求項6に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  8. 前記高度調節基台の前記第1側面は、第4孔を備え、前記底面は、第5孔を備え、前記第2側面は、第6孔を備え、前記第2固定部材は、前記支持構造の前記高度調整溝部及び前記高度調節基台の前記第1側面の前記第4孔を貫通して前記支持構造と前記高度調節基台とを互いに固定させ、前記第5孔は、第4固定部材が貫通するように用いられることで、前記高度調節基台を前記基台に固定させ、前記第6孔は、第5固定部材が貫通するように用いられる、ことを特徴とする請求項7に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  9. 前記固定構造は、頂面と側面とを備え、前記側面は前記頂面に垂直して接続し、前記側面に第8孔が設けられ、前記第5固定部材は、前記側面の前記第8孔及び前記高度調節基台の前記第2側面の前記第6孔を貫通して前記固定構造と前記高度調節基台とを互いに固定させる、ことを特徴とする請求項8に記載のプラットフォーム高度調整装置。
  10. 前記プラットフォーム高度調整装置は、弾性部材を備え、前記弾性部材は、前記回転軸の外側を嵌合し、前記支持構造が垂直方向に沿って変位するときに、弾性力を提供する、ことを特徴とする請求項1に記載のプラットフォーム高度調整装置。
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