JP3241166U - 統合画像表示装置 - Google Patents

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Figure 0003241166000001

【課題】より良好な立体視画像表示効果を得る、統合画像表示装置を提供する。
【解決手段】統合画像表示装置は、ディスプレイ1、レンズアレイ層2、及びバッフル群3を含む。バッフル群は、複数の第1のバッフル311を有する第1のバッフル層31、及び複数の第2のバッフル321を有する第2のバッフル層32を含む。隣り合う任意の2つの第1のバッフルの間に第1の光透過部312が形成され、隣り合う任意の2つの第2のバッフルの間に第2の光透過部322が形成される。複数の第1の光透過部と複数の第2の光透過部の重なり部分は、複数の光透過ユニット33として構成される。複数の光透過ユニットはアレイに配列され、複数の第1のバッフル及び複数の第2のバッフルは、ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、ディスプレイ面11に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、レンズアレイ層により統合画像となるように再構成される。
【選択図】図2

Description

本考案は統合画像表示装置に関し、特に主に3D立体視の分野で、3D裸眼技術を利用した、より使いやすく便利な統合画像表示装置に関する。
従来の立体視画像表示装置では、通常は二眼融合技術を用いて製造される。また、裸体立体視画像表示装置では、表示装置に対向する所定の角度から画像を見るのか、あるいは画像の奥行きが表示面からあまり離れていないようにするのが一般的である。しかし、3次元地形モデル、建築モデル、医療用3Dトレーニングなど、表示装置を横置きにした場合、視聴者の自然な視野角が斜めになってしまう場面がある。これは、主流の立体視ディスプレイ技術では、視聴者にとって自然な視野角が得られないという不都合がある。さらに、一般的な立体視画像表示装置の立体感は、前面から見た場合、映像が突出しているような、あるいは沈み込んでいるような、視聴者にとっては一方向の視覚的刺激に過ぎず、真に映像を平面から出して宙に浮いているような感覚を実現することはできない。また、従来の立体視画像表示装置では、配光の発散角が大きく、視聴者が移動時に他のレベルの光が見えてしまうため、品質が悪く、より良い立体表示効果を得ることが困難であった。
本考案が解決しようとする技術的課題は、立体視画像を前方と斜めの角度で見ることができるようにフローティング表示効果を提供するとともに、ディスプレイから出射する光から他のレベルの光を排除するために発散角を制限できるように品質を向上させ、より良好な立体視画像表示効果を得ることができる統合画像表示装置を提供することである。
上記の技術的課題を解決するために、本考案は、ディスプレイ、レンズアレイ層、及びバッフル群を含む統合画像表示装置を提供する。前記ディスプレイは、ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含む。前記レンズアレイ層は、前記ディスプレイに、ディスプレイ面寄りに配置される。前記レンズアレイ層は複数のレンズを含む。前記バッフル群は、第1のバッフル層を含む。前記第1のバッフル層は複数の第1のバッフルを含み、前記複数の第1のバッフルは、互いに間隔をあけて配置され、隣り合う任意の2つの第1のバッフルの間に第1の光透過部が形成される。前記複数の第1のバッフルはシェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、レンズアレイ層によって統合画像となるように再構成されることができる。
上記の技術的課題を解決するために、本考案はさらにディスプレイ、レンズアレイ層、及びバッフル群を含む統合画像表示装置を提供する。前記ディスプレイは、ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含む。前記レンズアレイ層は前記ディスプレイに、ディスプレイ面よりに配置される。前記レンズアレイ層は、複数のレンズを含む。前記バッフル群は、複数の第1のバッフル及び複数の第2のバッフルを含む。前記複数の第1のバッフルは間隔をあけて配置される。前記複数の第2のバッフルは間隔をあけて配置される。前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとは互いに交差しており、前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとの間に複数の光透過ユニットが形成される。前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、レンズアレイ層によって統合画像となるように再構成されることができる。
上記の技術的課題を解決するために、本考案はさらにディスプレイ、ピンホールアレイ層、及びバッフル群を含む統合画像表示装置を提供する。前記ディスプレイはディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含む。前記ピンホールアレイ層は前記ディスプレイにディスプレイ面寄りに配置される。前記ピンホールアレイ層は本体及び複数のピンホールを含む。前記複数のピンホールは前記本体に配置され、前記複数のピンホールは、前記本体を貫通するように配置される。前記バッフル群は第1のバッフル層を含み、前記第1のバッフル層は複数の第1のバッフルを含み、前記複数の第1のバッフルは互いに間隔をあけて配置される。隣り合う任意の2つの第1のバッフルの間に第1の光透過部が形成される。
前記複数の第1のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、ピンホールアレイ層重組によって統合画像となるように再構成されることができる。
上記の技術的課題を解決するために、本考案はさらにディスプレイ、ピンホールアレイ層、及びバッフル群を含む統合画像表示装置を提供する。前記ディスプレイは、ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含む。前記ピンホールアレイ層は、前記ディスプレイにディスプレイ面寄りに配置される。前記ピンホールアレイ層は本体及び複数のピンホールを含み、前記複数のピンホールは、前記本体に配置され、前記複数のピンホールは、前記本体を貫通するように構成される。前記バッフル群は複数の第1のバッフル及び複数の第2のバッフルを含む。前記複数の第1のバッフルは互いに間隔をあけて配置される。前記複数の第2のバッフルは互いに間隔をあけて配置される。前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは互いに交差する。前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとの間に複数の光透過ユニットが形成される。前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、ピンホールアレイ層重組によって統合画像となるように再構成されることができる。
上記の技術的課題を解決するために、本考案はさらにディスプレイ、及びバッフル群を含む統合画像表示装置を提供する。前記ディスプレイは、液晶パネル、バックライト、及び画像算出ユニットを含む。前記液晶パネルはディスプレイ面を含み、前記液晶パネルは、使用しようとするピクセルをオンにして、必要のないピクセルをオフにしえる。前記バックライトは複数の光源を含む。バッフル群,前記バッフル群は、第1のバッフル層を含み、前記第1のバッフル層は複数の第1のバッフルを含む。前記複数の第1のバッフルは互いに間隔をあけて配置される。隣り合う任意の2つの第1のバッフルの間に第1の光透過部が形成される。前記複数の第1のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、前記複数の光源及び該前記晶パネルによって統合画像となるように再構成されることができる。
上記の技術的課題を解決するために、本考案はさらにディスプレイ、及びバッフル群を含む統合画像表示装置を提供する。前記ディスプレイは、液晶パネル、バックライト、及び画像算出ユニットを含む。前記液晶パネルはディスプレイ面を含む。前記液晶パネルは、使用しようとするピクセルをオンにするか、或いは必要のないピクセルをオフにすることができる。前記バックライトは複数の光源を含む。前記バッフル群は複数の第1のバッフル及び複数の第2のバッフルを含む。前記複数の第1のバッフルは互いに間隔をあけて配置される。前記複数の第2のバッフルは互いに間隔をあけて配置される。前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとは交差する。前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとの間に複数の光透過ユニットが形成される。前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、前記複数の光源及び該前記晶パネルによって統合画像となるように再構成されることができる。
本考案による有益な効果の1つとしては、本考案は、フローティング表示効果を提供し、前方と斜めの両方の角度で立体視画像を見ることができることである。かつ、本考案では、バッフル群が配置される。前記バッフル群は、複数の第1のバッフル及び複数の第2のバッフルを含み、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、ディスプレイからの配光の発散角が大きく、視聴者が移動時に他のレベルの光が見えてしまい、品質が悪い課題を解決し、より良い立体表示効果を得ることができる。さらに、第1のバッフル層、第2のバッフル層は独立の個体であり、別々に作り上げられるため、製造にはより簡単となりつつ、製品の厚さを効果的に減らすことができる。また、本考案は多様な製品に応じて、光の発散角を水平又は垂直等単一の角度に規制してもよい。
本考案に係る統合画像表示装置の第1の実施形態を示す分解模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第1の実施形態を示す模式図である。 本考案においてレンズアレイが互いに揃って配置される構成を示す模式図である。 本考案においてレンズアレイが千鳥状に配列される構成を示す模式図である。 本考案において、単一のレンズのフォーカス状況を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第2の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第3の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第4の実施形態を示す分解模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第5の実施形態を示す分解模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第6の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第7の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第8の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第9の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置第10の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第11の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第12の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第13の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第14の実施形態を示す模式図である。 本考案に係る統合画像表示装置の第15の実施形態を示す模式図である。 本考案に係るバッフル群を示す上面模式図である。 本考案に係るバッフル及び出光発散角を示す側面図である。 本考案において、バッフルが配置されていない時の正規化された光強度及び発散角を示す関係図である。 本考案において、バッフルが配置されている時の正規化された光強度及び発散角を示す関係図である。
考案の特徴及び技術内容がより一層分かるように、以下本考案に関する詳細な説明と添付図面を参照する。しかし、提供される添付図面は参考と説明のために提供するものに過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を制限するためのものではない。
下記より、具体的な実施例で本考案が開示する実施形態を説明する。当業者は本明細書の公開内容により本考案のメリット及び効果を理解し得る。本考案は他の異なる実施形態により実行又は応用できる。本明細書における各細節も様々な観点又は応用に基づいて、本考案の精神逸脱しない限りに、均等の変形と変更を行うことができる。また、本考案の図面は簡単で模式的に説明するためのものであり、実際的な寸法を示すものではない。以下の実施形態において、さらに本考案に係る技術事項を説明するが、公開された内容は本考案を限定するものではない。
[第1の実施形態]
本考案は、オプトエレクトロニクス、医療、軍事、展示、教育用エンターテイメント、民生用電子機器などの様々な産業に適用可能な統合画像表示装置を提供するものであり、この統合画像表示装置は、限定されることなく、アクティブディスプレイまたはパッシブディスプレイに適用可能である。
図1及び図2を参照されたい、前記統合画像表示装置は、ディスプレイ1、レンズアレイ層2、及びバッフル群3を含み、表示画像を変更して、視聴者の視野角から見る立体視画像の画面を変更することで、視聴者従来と異なる視野角で立体視画像を見ることができるようにする。
前記ディスプレイ1は、汎用の平面ディスプレイを使用してもよい。ディスプレイ1は、ディスプレイ面11は画像を示すように使われる。レンズアレイ層2は、ディスプレイ1に、ディスプレイ面11寄りに配置される。即ち、図1又は図2において、レンズアレイ層2は、ディスプレイ1の上方に配置されてもよい。レンズアレイ層2は、ディスプレイ1のディスプレイ面11に接触してもよいが、レディスプレイ1のディスプレイ面11と離れて配置されてもよいし、ディスプレイ1のディスプレイ面11との間にレンズアレイ層2が介在して配置されてもよい。
前記ディスプレイ1は、図1又は図2において、例えば、一番下に配置されてもよい。前記ディスプレイ1は、未だ配光の再構成を行っていない平面画像を示すために使用される。平面画像は、さらにレンズアレイ層2のレンズアレイにより、配光が再分配して合成されるため、再構成された3D立体視画像となることができる。第1層となるディスプレイ1は、単純に対象の平面画像を示すためのものに過ぎないため、例えば、携帯電話、タブレットまたはフラットスクリーンを含む任意のハードウェア構成であってもよい。即ち、前記ディスプレイ1の形式や構造については、本考案では制限されない。なお、前記ディスプレイ1が自発光型のディスプレイであってもよい。
前記レンズアレイ層2は最上層に配置されてもよい。前記レンズアレイ層2は、光場を制御する機能を有しており、立体物の光角を制御することができるため、元々再構成されていない平面画像を再分配して合成することができ、立体視画像を見せることができるようになる。
前記レンズアレイ層2は、光学特性の良い素材で作られるのが好ましいが、前記レンズアレイ層2の作り素材については、本考案では制限されない。前記レンズアレイ層2はベース部21及び複数のレンズ22を含んでもよい。前記複数のレンズ22はベース部21の一方面に配置され、即ち、前記複数のレンズ22がベース部21におけるディスプレイ1から離れる一方面に配置されてもよいが、前記レンズアレイ層2の配列または構成について、本考案では制限されない。前記複数のレンズ22は、フォーカス機能を有している。前記ディスプレイ面11に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、レンズアレイ層2によって統合画像となるように再構成されることができる。
本考案は、立体視画像を斜めに見ていることを特徴とするものであり、つまり、ディスプレイ1に向かっていないにもかかわらず立体視画像を見ることができる。従来の裸眼3Dディスプレイでは、ほとんどが斜めの角度で見ることができない視野角の問題を抱えている。本考案では、意図的に斜めの角度で見ることが特徴である。視聴者がディスプレイ1に対向する方向にいる(zeroorderviewingzone)時、左右ではそれぞれ立体視画像を見ることができる所定区間の視野角があり、その視野角を超えると、視聴者は、その視野角に対応すべきではない立体視画像を見ることになる。斜めの角度で立体視画像を見るために、0次(正対面の方向)表示の代わりに、斜め方向に光路を収束させるための斜めの角度を利用することで、前記斜めの方向で立体視画像を見せることができる。しかし、本考案に係る統合画像表示装置は、表示装置に対向する角度で立体視画像を見ることもできる。
前記ディスプレイ1としては、アルゴリズムが実行できれば、任意の仕様であってもよい。即ち、ディスプレイ1は、画像に対してアルゴリズムで計算を行う画像算出ユニット12を含む。その計算をレンズアレイの構成と組み合わせて、光線が進む各種の光路を予測することによって、画像の相対位置を計算することができる。画像のアルゴリズムは既存の技術で、本考案の重点でもないし、ここでは説明を省略する。
前記バッフル群3は、第1のバッフル層31を含む。前記バッフル群3はさらに第2のバッフル層32を含んでもよい。第2のバッフル層32が第1のバッフル層31の一方側に配置され、第1のバッフル層31と第2のバッフル層32とは、隣接してもよいし、互いに間隔をあけて配置されてもよい。第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はそれぞれ、レンズアレイ層2の両側(上方及び下方)に配置されてもよいが、一緒にレンズアレイ層2の一方側(上方または下方)に配置されてもよい。本実施形態では、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はいずれもレンズアレイ層2にディスプレイ1寄りに配置される。即ち、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はいずれもレンズアレイ層2の下方に配置される。
前記第1のバッフル層31は板状に形成される。第1のバッフル層31は、複数の第1のバッフル311を含む。前記複数の第1のバッフル311は、互いに平行又は非平行となるように間隔をあけて配置される。前記複数の第1のバッフル311は、第1の方向Aに延在する。前記複数の第1のバッフル311は、ディスプレイ1のディスプレイ面11に垂直となってもよい。前記複数の第1のバッフル311は、例えば、ディスプレイ1のディスプレイ面11に対して傾斜になるように、ディスプレイ1のディスプレイ面11に非垂直となってもよい。隣り合う任意の2つの第1のバッフル311の間に第1の光透過部312が形成され、前記複数の第1の光透過部312は長尺状に形成される。前記複数の第1の光透過部312は空洞状(くり抜かれた状態)に形成されてもよい。前記複数の第1の光透過部312は、内部に光透過素材が設けられた中実状に形成されてもよい。前記複数の第1のバッフル311は、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイ1による光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面11に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、レンズアレイ層2によって統合画像となるように再構成されることができる。図2に示すように、本実施形態に係る統合画像表示装置における複数の第1のバッフル311が配列する方向に沿った断面において、ディスプレイ面11の法線方向に、1つのレンズ22が複数の第1の光透過部312と対応する。
前記第2のバッフル層32は板状に形成される。第2のバッフル層32は複数の第2のバッフル321を含む。前記複数の第2のバッフル321は、互いに平行又は非平行となるように間隔をあけて配置される。前記複数の第2のバッフル321は、第2の方向Bに延在する。第1の方向Aと第2の方向Bとは、前記複数の第1のバッフル311が前記複数の第2のバッフル321と垂直にするために、互いに垂直になってもよいが、それに制限されない。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は非垂直となってもよい。前記複数の第2のバッフル321は、ディスプレイ1のディスプレイ面11に垂直となってもよいが、前記複数の第2のバッフル321は、例えば、ディスプレイ1のディスプレイ面11に対して傾斜になるように、ディスプレイ1のディスプレイ面11非垂直となってもよい。隣り合う任意の2つの第2のバッフル321の間に第2の光透過部322が形成される。前記複数の第2の光透過部322は長尺状に形成される。前記複数の第2の光透過部322は空洞状(くり抜かれた状態)に形成されてもよい。前記複数の第2の光透過部322は、内部に光透過素材が設けられた中実状に形成されてもよい。
前記複数の第1の光透過部312と第2の光透過部322との重なり部分は、複数の光透過ユニット33(例えば、図20に示すように)が構成される。前記複数の光透過ユニット33はアレイに配列され、前記複数の光透過ユニット33がバッフル群3を貫通している。本実施形態において、複数の光透過ユニット33は1つのレンズ22を対応するようになり、前記複数の光透過ユニット33をより密集的に配置することにより、バッフル群3の薄さを向上できる。前記複数の光透過ユニット33は光線が通過する。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、ディスプレイ1からの光がレンズアレイ層2への発散角を制限することができ、他のレベルの光を排除してより良好な立体画像表示を行うことができる。
前記バッフル群3は、ディスプレイ1とレンズアレイ層2との間に配置されてもよい。前記バッフル群3は、ディスプレイ1に、或いはレンズアレイ層2に配置(形成)されてもよい。前記バッフル群3は、出光品質を改善するために、ディスプレイ1による光線がレンズアレイ層2に至るように発散角を制限し得、それにより、他のレベルの光線を抑えて、さらに優れた立体視画像の表示効果を持たせるようになる。前記バッフル群3は、光線が左右方向(制御角度)及び前後方向(斜め角度)に所定の角度内に収束して、それにより、他のレベルの光線を消去し、優れた立体視画像の表示効果を得られるようになる。
本考案に係るレンズアレイ層2は、表示効果に対して非常に重要な役割を担っている。図3に示すように、レンズアレイの配列では、全体的に長方形となるように、隣り合う二列のレンズ22が揃って配置される形で構成されてもよい。図4に示すように、レンズアレイの配列は、全体的に六角形となるように、隣り合う二列のレンズ22が互い違いの形で配列されてもよい。なお、レンズアレイは、立体視画像を示すために他の配列に形成されてもよい。
レンズアレイ層2に、フォーカス機能を持つレンズという微細構造が形成されている。その微細レンズの構成は、その素材屈折率n値に応じて、レンズのフォーカス程度を決めることになる。微細レンズに適用される光線の波長は300nm~1100nmである。単一の微細レンズの焦点距離は、例えば、図5に示すように、レンズメーカーの公式1/f=(n-1)(1/R1-1/R2)を満たす。なかでも、R1及びR2はそれぞれ、レンズの両面の曲率半径であり、fはレンズ焦点距離であり、nはレンズの屈折率である。また、レンズの直径は、異なる表示装置の像素の大きさに応じて、100um~5mmとなっている。
本考案は、前方視野角および斜め視野角のための一体型を提案し、これは、ハードウェアの設定とともに、装置内各位置に位置する画素毎からの光線が光学部材を通る光の進行方向を制御することができる。本考案のハードウェアシステムは、ディスプレイ1、レンズアレイ層2、バッフル群3を含む簡易な光学部品をキット化したものであり、画素サイズ、システムギャップ、レンズサイズ、焦点距離を設計することで、統合画像原理を特殊なアルゴリズムで利用して画面信号を出力し、三次元空間に実像を呈することができる。
[第2の実施形態]
図6を参照されたい。本実施形態と上記第1の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、第1のバッフル層31と第2のバッフル層32は、いずれもレンズアレイ層2にディスプレイ1から離れる側に配置される点である。即ち、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32のいずれも、レンズアレイ層2の上方に配置される。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第3の実施形態]
図7を参照されたい。本実施形態と上記第1の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、第1のバッフル層31と第2のバッフル層32はそれぞれ、レンズアレイ層2の両側に配置される点である。即ち、第1のバッフル層31がレンズアレイ層2の上方に、第2のバッフル層32がレンズアレイ層2の下方に配置される。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第4の実施形態]
図8を参照されたい。本実施形態と上記第1の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、1つの光透過ユニット(図示されない)を1つのレンズ22と対応させることにより、各前記複数の光透過ユニットが前記複数のレンズ22のそれぞれと対応するようにする点にある。前記複数の第1のバッフル311及前記複数の第2のバッフル321シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第5の実施形態]
図9を参照されたい。本実施形態と上記第1の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、前記バッフル群3aは一層に変更される点にある。前記バッフル群3aは、レンズアレイ層2に、ディスプレイ1に近接する又は離れる側に配置される。即ち、前記バッフル群3aは、レンズアレイ層2の上方または下方に配置される。前記バッフル群3aは板状に形成され、それに複数の第1のバッフル31aが含まれる。前記バッフル群3aはさらに、複数の第2のバッフル32aが含まれてもよい。前記複数の第1のバッフル31aは、互いに平行または非平行となるように間隔をあけて配置される。前記複数の第1のバッフル31aは、第1の方向Aに延在し、前記複数の第1のバッフル31aは、ディスプレイ1のディスプレイ面11に垂直となってもよい。前記複数の第1のバッフル31aがディスプレイ1のディスプレイ面11に傾斜となってもよい。前記複数の第1のバッフル31aシェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイ1による光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面11に表示される再構成されていない画像では、立体視画像を得るために、レンズアレイ層2によって統合画像となるように再構成されることができる。
前記複数の第2のバッフル32aは、互いに平行又は非平行になるように間隔をあけて配置される。前記複数の第2のバッフル32aは第2の方向Bに延在し、前記複数の第2のバッフル32aがディスプレイ1のディスプレイ面11に垂直となってもよい。前記複数の第2のバッフル32aはディスプレイ1のディスプレイ面11に傾斜となってもよい。前記複数の第1のバッフル31aと前記複数の第2のバッフル32aは互いに直交又は非直交に交わしてもよい。前記複数の第1のバッフル31aと前記複数の第2のバッフル32aとの間に複数の光透過ユニット33aが形成される。前記複数の光透過ユニット33aはアレイに配列され、前記複数の光透過ユニット33aはバッフル群3aを貫通している。前記複数の光透過ユニット33aは光線が通過し得る。前記複数の第1のバッフル31a及び前記複数の第2のバッフル32aは、シェーディング効果を提供することにより、ディスプレイ1からの光線がレンズアレイ層2に至る時の発散角を規制できるため、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第6の実施形態]
図10を参照されたい。本実施形態において、主に、ピンホールアレイ層4を第1の実施形態におけるレンズアレイ層2の代わりに配置する点にある。前記統合画像表示装置は、ディスプレイ1、ピンホールアレイ層4、及びバッフル群3を含む。前記ディスプレイ1は、液晶パネル13、及びバックライト14を含む。ディスプレイ面11が液晶パネル13に配置され、バックライト14が液晶パネル13に近接する。バックライト14は、光源から光線を液晶パネル13に通過させ、視聴者に情報を伝えることができる。本実施形態では、ディスプレイ1は受動的に発光するディスプレイであり、別の実施形態では、ディスプレイ1は、有機ELディスプレイまたはLEDディスプレイのような能動的に発光するディスプレイであってもよい。バッフル群3の構造は第1の実施例と同様であるため、繰り返しは行わない。
前記ピンホールアレイ層4は、ディスプレイ1にディスプレイ面11寄りに配置される。すなわち、ピンホールアレイ層4は、ディスプレイ1の上方に配置される。ピンホールアレイ層4は、ディスプレイ1のディスプレイ面11と接触してもよいが、ピンホールアレイ層4は、ディスプレイ1のディスプレイ面11と間隔をあけて配置されてもよい。また、ディスプレイ1のディスプレイ面11及びピンホールアレイ層4の間に中央層を配置してもよい。前記ピンホールアレイ層4は、ディスプレイ1内又は他の適当な位置に配置されてもよい。
前記ディスプレイ1は最下層に配置され、ディスプレイ1は、光線の再構成が未だ行っていない平面画像を示すために用いられる。その平面画像は、ピンホールアレイ層4のピンホールによって、光線の再分配または合成され、立体視画像に再構成される。前記ピンホールアレイ層4は最上層に配置されてもよい。前記ピンホールアレイ層4は、光場を制御する機能を有しており、ピンホールアレイ層4は、立体物の光角を制御することができるため、元々再構成されていない平面画像を再分配して合成することができ、立体視画像を見せることができるようになる。
前記ピンホールアレイ層4の素材については、本考案では制限されない。前記ピンホールアレイ層4は、本体41及び複数のピンホール(pinhole)42を含む。前記本体41を光透過性のないものにするために、前記本体41は光透過性のない素材で作られる。前記本体41は板状に形成される。前記複数のピンホール42は円孔に形成されるのが好ましい。前記複数のピンホール42が本体41に配置される。前記複数のピンホール42は、本体41を一側から他側に貫通するように構成されてもよい。隣り合う任意の2つのピンホール42同士の距離が5mmを下回る。ピンホール42毎の直径は1mmを下回る。前記複数のピンホール42はフォーカスの機能を有している。前記ディスプレイ面11に表示される再構成されていない画像では、立体視画像として形成されるために、前記複数のピンホール42によってピンホール原理で統合画像となるように再構成される。ピンホール42は中空構造に形成されてもよいが、ピンホール42に光線が通過できるように、ピンホール42内に光透過性を有する素材を配置した構成になってもよい。本考案のピンホールアレイ層4は、表示の効果に対して重要な役割を担っている。ピンホールアレイは、全体的に長方形、又は全体的に六角形となるように配列されてもよい。即ち、隣り合う2つのピンホール42が互いに揃って、又は互いに違って排列されてもよい。なお、レンズアレイは、立体視画像を示すために他の配列に形成されてもよい。
前記バッフル群3は第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32を含む。前記バッフル群3は複数の光透過ユニット33を含む。本実施形態において、隣り合ったピンホール42同士の間の間隔は複数の光透過ユニット33と対応して、前記複数の光透過ユニット33は光線が通過できる。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、ピンホールアレイ層4に至るディスプレイ1からの光線の発散角を規制し、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。図10に示すように、本実施形態に係る統合画像表示装置における複数の第1のバッフル311が配列する方向に沿った断面において、ディスプレイ面11の法線方向に、隣り合ったピンホール42同士の間の間隔は複数の第1の光透過部312と対応する。
[第7の実施形態]
図11を参照されたい。本実施形態は上記第6の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はいずれもピンホールアレイ層4にディスプレイ1から離れる側に配置される点にある。即ち、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32は、いずれもピンホールアレイ層4の上方に配置される。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第8の実施形態]
図12を参照されたい。本実施形態と上記第6の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はそれぞれ、ピンホールアレイ層4の両側に配置される点にある。即ち、第1のバッフル層31がピンホールアレイ層4の上方に配置され、第2のバッフル層32がピンホールアレイ層4の下方に配置される。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第9の実施形態]
図13を参照されたい。本実施形態と上記第6の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、1つの光透過ユニット33を1つのピンホール42に対応させることによって、前記複数の光透過ユニット33をそれぞれと前記複数のピンホール42に対応するようにする点にある。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第10の実施形態]
図14を参照されたい。本実施形態と上記第6の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、前記バッフル群3aは一層に変更される点にある。前記バッフル群3aは、ピンホールアレイ層4に、ディスプレイ1に近接する又は離れる側に配置される。前記バッフル群3aは、複数の第1のバッフル31a及び複数の第2のバッフル32aを含む。前記バッフル群3aの構成は第5の実施形態とほぼ同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。前記複数の第1のバッフル31a及び前記複数の第2のバッフル32aは、シェーディング効果を提供することにより、ピンホールアレイ層4に至るディスプレイ1からの光線の発散角を規制し得て、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第11の実施形態]
図15を参照されたい。実施形態において、前記統合画像表示装置は、ディスプレイ1a、及びバッフル群3を含む。前記ディスプレイ1aは、液晶パネル12a、バックライト13a、及び画像算出ユニット14aを含む。液晶パネル12aはディスプレイ面11aを含む。前記バックライト13aの光源から光線が液晶パネル12aを通過してから、視聴者に見られるようになる。本実施形態において、前記液晶パネル12aは、ソフトウェアで、使用しようとするピクセル121aをオンにするか、または必要のないピクセル122aをオンにすることができる。前記バックライト13aは複数の光源131aを含み、前記複数の光源131aはLEDまたはOLED等の光源であってもよい。前記複数の光源131aは互いに間隔をあけて配置される。前記複数の光源131aは、ピンホールアレイ層と同様な機能を果たせることができる。前記複数の光源131aは、光線を出光して、光線が液晶パネル12aを通過してから、情報を視聴者の目に届ける。ディスプレイ1aからの平面画像は、前記複数の光源131a及び液晶パネル12aによって、再構成された三次元立体視画像を示すことができる。
前記バッフル群3の構成は、第1の実施形態と同じく、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32を含む。第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はそれぞれ液晶パネル12aの両側(上方及び下方)に配置されてもよいが、両方とも液晶パネル12aの一側(上方または下方)に配置されてもよい。本実施形態において、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はいずれも液晶パネル12aにバックライト13a寄りの側に配置される。本実施形態において、隣り合った使用しようとするピクセル121a同士の間の間隔は、複数の光透過ユニット33に対応し、前記複数の光透過ユニット33は光線が通過できる。前記複数の第1のバッフル311及前記複数の第2のバッフル321シェーディング効果を提供することにより、使用しようとするピクセル121aに至るディスプレイ1aからの光線の発散角を規制し得て、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。図15に示すように、本実施形態に係る統合画像表示装置における複数の第1のバッフル311が配列する方向に沿った断面において、ディスプレイ面11の法線方向に、隣り合った使用しようとするピクセル121a同士の間の間隔は複数の第1の光透過部312と対応する。
[第12の実施形態]
図16を参照されたい。本実施形態と上記第11の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はいずれも液晶パネル12aにバックライト13aから離れる側に配置される点にある。即ち、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32のいずれも液晶パネル12aの上方に配置される。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第13の実施形態]
図17を参照されたい。本実施形態と上記第11の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、第1のバッフル層31及び第2のバッフル層32はそれぞれ液晶パネル12aの両側に配置される点にある。即ち、第1のバッフル層31が液晶パネル12aの上方に配置され、第2のバッフル層32が液晶パネル12aの下方に配置される。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第14の実施形態]
図18を参照されたい。本実施形態と上記第11の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、1つの光透過ユニット33を1つの光源131aに対応させることにより、前記複数の光透過ユニット33をそれぞれ前記複数の光源131aと対応するようにする点にある。前記複数の第1のバッフル311及び前記複数の第2のバッフル321は、シェーディング効果を提供することにより、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
[第15の実施形態]
図19を参照されたい。本実施形態と上記第11の実施形態の構成はほぼ同様であり、主な相違点では、本実施形態において、前記バッフル群3aは一層に変更される点にある。前記バッフル群3aは、液晶パネル12aに、バックライト13aに近接する又は離れる側に配置されてもよい。前記バッフル群3aは複数の第1のバッフル31a及び複数の第2のバッフル32aを含み、前記バッフル群3aの構成は、第5の実施形態とほぼ同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。前記複数の第1のバッフル31a及び前記複数の第2のバッフル32aは、シェーディング効果を提供することにより、液晶パネル12aに至る前記複数の光源131aからの光線の発散角を規制し得て、より良い立体視画像表示のために他のレベルの光を排除することができる。
また、図21に示すように、隣り合う任意の2つの第1のバッフル31a又は任意の2つの第2のバッフル32a同士の間の間隔をPにして、前記複数の第1のバッフル31aまたは前記複数の第2のバッフル32aの高さをHにして、(光透過ユニットまたは第1の、第2の光透過部)を通過する光線の発散角をθにした場合、θ=2×tan-1(P/H)の関係を満たす。そのように、発散角は定値の場合、間隔Pが小さいほど(バッフルが密集的になる)、高さHを小さくすることが可能になるため、(バッフル高さが低くなれる)効果的に薄型化することができる。上記各実施形態における第1のバッフル、第2のバッフルも上記の数式の関係を満たしている。
また、図22及び図23に示すように、それらは、本考案において、バッフルが配置されていない状況と、配置されている状況とは、正規化された光強度及び光線の発散角を示す関係図である。それから分かるように、本考案にバッフル(第1のバッフル、第2のバッフル)が配置された時、ディスプレイからの光線の発散角を効果的に規制することができる。
[実施形態による有益な効果]
本考案による有益な効果の1つとしては、本考案は、フローティング表示効果を提供し、前方と斜めの両方の角度で立体視画像を見ることができることである。かつ、本考案では、バッフル群が配置される。前記バッフル群は、複数の第1のバッフル及び複数の第2のバッフルを含み、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、ディスプレイからの配光の発散角が大きく、視聴者が移動時に他のレベルの光が見えてしまい、品質が悪い課題を解決し、より良い立体表示効果を得ることができる。さらに、第1のバッフル層、第2のバッフル層は独立の個体であり、別々に作り上げられるため、製造にはより簡単となりつつ、製品の厚さを効果的に減らすことができる。また、本考案は多様な製品に応じて、光の発散角を水平又は垂直等単一の角度に規制してもよい。
以上に開示された内容は本考案の好ましい実施形態に過ぎず、これにより本考案の実用新案登録請求の範囲を制限するものではない。そのため、本考案の明細書及び添付図面の内容に基づき為された等価の技術変形は、全て本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
1 ディスプレイ
11 ディスプレイ面
12 画像算出ユニット
13 液晶パネル
14 バックライト
2 レンズアレイ層
21 ベース部
22 レンズ
3 バッフル群
31 第1のバッフル層
311 第1のバッフル
312 第1の光透過部
32 第2のバッフル層
321 第2のバッフル
322 第2の光透過部
33 光透過ユニット
3a バッフル群
31a 第1のバッフル
32a 第2のバッフル
33a 光透過ユニット
A 第1の方向
B 第2の方向
f レンズ焦点距離
P 間隔
H 高さ
θ 発散角
4 ピンホールアレイ層
41 本体
42 ピンホール
1a ディスプレイ
11a ディスプレイ面
12a 液晶パネル
121a使用しようとするピクセル
122a必要のないピクセル
13a バックライト
131a光源
14a 画像算出ユニット

Claims (9)

  1. ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含むディスプレイと、
    前記ディスプレイに、ディスプレイ面寄りに配置され、複数のレンズを含む、レンズアレイ層と、
    第1のバッフル層を含むバッフル群と、
    を備える、統合画像表示装置であって、
    前記第1のバッフル層は互いに間隔をあけて所定の配列方向に配列するように配置される複数の第1のバッフルを含み、隣り合う任意の2つの第1のバッフルの間に第1の光透過部が形成され、前記複数の第1のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像から、立体視画像を得るために、レンズアレイ層によって統合画像となるように再構成されることができ、
    前記第1のバッフル層の前記配列方向に沿った断面において、前記ディスプレイ面の法線方向に、1つの前記レンズにおける光学レンズとして機能し得る断面は複数の前記第1の光透過部に対応する、ことを特徴とする統合画像表示装置。
  2. 前記バッフル群はさらに第2のバッフル層を含み、前記第2のバッフル層は、前記第1のバッフル層の一側に配置され、前記第2のバッフル層は、互いに間隔をあけて配置される複数の第2のバッフルを含み、隣り合う任意の2つの第2のバッフルの間に第2の光透過部が形成され、前記複数の第1の光透過部及び前記複数の第2の光透過部の重なり部分は、複数の光透過ユニットとして構成され、前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供する、請求項1に記載の統合画像表示装置。
  3. ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含む、ディスプレイと、
    前記ディスプレイにディスプレイ面寄りに配置され、複数のレンズを含む、レンズアレイ層と、
    互いに間隔をあけて配置される複数の第1のバッフル及び互いに間隔をあけて配置される複数の第2のバッフルを含む、バッフル群と、
    を備える、統合画像表示装置であって、
    前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは交わされており、前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとの間に複数の光透過ユニットが形成され、前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像から、立体視画像を得るために、レンズアレイ層によって統合画像となるように再構成され、
    前記第1のバッフル層の前記配列方向に沿った縦断面において、前記ディスプレイ面の法線方向に、1つの前記レンズにおける光学レンズとして機能し得る断面は複数の前記第1の光透過部に対応する、ことを特徴とする、統合画像表示装置。
  4. ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含むディスプレイと、
    前記ディスプレイにディスプレイ面寄りに配置され、本体、及び前記本体を貫通するように前記本体に配置される複数のピンホールを含み、かつ、隣り合った前記ピンホール同士の間の間隔が5mmを下回り、前記ピンホール毎の直径は1mmを下回る、ピンホールアレイ層と、
    第1のバッフル層を含むバッフル群と、
    を備える、統合画像表示装置であって、
    前記第1のバッフル層は互いに間隔をあけて所定の配列方向に配列するように配置される複数の第1のバッフルを含み,隣り合う任意の2つの第1のバッフルの間に第1の光透過部が形成され、前記複数の第1のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像から、立体視画像を得るために、ピンホールアレイ層によって統合画像となるように再構成され、
    前記第1のバッフル層の前記配列方向に沿った断面において、前記ディスプレイ面の法線方向に、1つの隣り合った前記ピンホール同士の間の間隔は複数の前記第1の光透過部に対応する、ことを特徴とする統合画像表示装置。
  5. 前記バッフル群はさらに第2のバッフル層を含み、前記第2のバッフル層は、前記第1のバッフル層の一側に配置され、前記第2のバッフル層は、互いに間隔をあけて配置される複数の第2のバッフルを含み、隣り合う任意の2つの第2のバッフルの間に第2の光透過部が形成され、前記複数の第1の光透過部及び前記複数の第2の光透過部の重なり部分は、複数の光透過ユニットとして構成され、前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供する、請求項4に記載の統合画像表示装置。
  6. ディスプレイ面、及び画像算出ユニットを含むディスプレイと、
    前記ディスプレイにディスプレイ面寄りに配置され、本体、及び前記本体を貫通するように前記本体に配置される複数のピンホールを含み、かつ、隣り合った前記ピンホール同士の間の間隔が5mmを下回り、前記ピンホール毎の直径は1mmを下回る、ピンホールアレイ層と、
    互いに間隔をあけて配置される複数の第1のバッフル及び互いに間隔をあけて配置される複数の第2のバッフルを含む、バッフル群と、を備える、
    統合画像表示装置であって、
    前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは交わされて、前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとの間に複数の光透過ユニットが形成され、前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像から、立体視画像を得るために、ピンホールアレイ層によって統合画像となるように再構成されることができ、
    前記ディスプレイ面の法線方向に、1つの隣り合った前記ピンホール同士の間の間隔は複数の前記光透過ユニットに対応する、ことを特徴とする統合画像表示装置。
  7. ディスプレイ及びバッフル群を備える、統合画像表示装置であって、
    前記ディスプレイは、液晶パネル、バックライト、及び画像算出ユニットを含み、前記液晶パネルはディスプレイ面を有し、前記液晶パネルは、使用しようとするピクセルをオンにするか、或いは必要のないピクセルをオンにすることができ、前記バックライトは複数の光源を含み、
    前記バッフル群は、第1のバッフル層を含み、前記第1のバッフル層は互いに間隔をあけて所定の配列方向に配列するように配置される複数の第1のバッフルを有し、かつ、隣り合う任意の2つの前記第1のバッフルの間に第1の光透過部が形成され、前記複数の第1のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像から、立体視画像を得るために、前記複数の光源及び該前記液晶パネルによって統合画像となるように再構成されることができ、
    前記第1のバッフル層の前記配列方向に沿った断面において、前記ディスプレイ面の法線方向に、1つの隣り合った前記使用しようとするピクセル同士の間の間隔は複数の前記第1の光透過部に対応する、ことを特徴とする統合画像表示装置。
  8. 前記バッフル群はさらに第2のバッフル層を含み、前記第2のバッフル層は、前記第1のバッフル層の一側に配置され、前記第2のバッフル層は、互いに間隔をあけて配置される複数の第2のバッフルを含み、隣り合う任意の2つの第2のバッフルの間に第2の光透過部が形成され、前記複数の第1の光透過部及び前記複数の第2の光透過部の重なり部分は、複数の光透過ユニットとして構成され、前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供する、請求項7に記載の統合画像表示装置。
  9. ディスプレイ及びバッフル群を備える、統合画像表示装置であって、
    前記ディスプレイは、液晶パネル、バックライト、及び画像算出ユニットを含み、前記液晶パネルはディスプレイ面を有し、前記液晶パネルは、使用しようとするピクセルをオンにするか、或いは必要のないピクセルをオンにすることができ、前記バックライトは複数の光源を含み、
    前記バッフル群は、互いに間隔をあけて配置される複数の第1のバッフルと、互いに間隔をあけて配置される複数の第2のバッフルとを含み、前記複数の第1のバッフル及前記複数の第2のバッフルは交わされて、前記複数の第1のバッフルと前記複数の第2のバッフルとの間に複数の光透過ユニットが形成され、前記複数の光透過ユニットはアレイに配列され、前記複数の第1のバッフル及び前記複数の第2のバッフルは、シェーディング効果を提供することにより、前記ディスプレイによる光線の発散角を制限し得、前記ディスプレイ面に表示される再構成されていない画像から、立体視画像を得るために、前記複数の光源及び該前記液晶パネルによって統合画像となるように再構成されることができ、
    前記ディスプレイ面の法線方向に、1つの隣り合った前記使用しようとするピクセル同士の間の間隔は複数の前記光透過ユニットに対応する、ことを特徴とする統合画像表示装置。
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