JP3241049U - 帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構成で製造時の効率性に影響することなく、風圧による捲れ上がりや顔への貼り付きを生じるツバの変形を抑えられると共に折りたたみ可能な帽子を提供する。【解決手段】使用者の頭部に被せられるクラウン2と、クラウン2の下端開口から全外周方向に広がるツバ3と、クラウン2の下端外周に巻かれた飾りベルト4と、を備えたツバ広型の帽子1であって、飾りベルト4とその一端部の上面に他端部が取り外し可能に係止される係止具5aとが帽子1の折りたたみ固定具を構成し、ツバ3は、表生地10と裏生地11との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームが芯材20として挟まれて縫製されていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、使用者が自転車に乗っている際に、走行中に受ける風圧によってツバが変形して捲れ上がって顔が露出したり顔に貼り付いて視界が遮られることがない適度な形状保持性を有すると共に、折りたたむことができるツバ広型の帽子に関するものである。
近年、外出時に強い紫外線を避けるためのツバ付きの帽子を着用する人が増えている。このような日焼け防止用の帽子は、頭部に被せられる椀状のクラウンの下端開口から全外周方向に幅広のツバが延在されている、いわゆるキャベリンハット(ツバ広型帽子)が主流となっている。また、顔正面だけでなく、顔の左右や襟足を含む首全体をほぼ完全に遮光するために、ツバの幅がより広いものが望まれる。
また、屋内に入るなど、使わない場合は帽子を脱いで鞄等に収納することもあるため、ツバ広型の帽子全体を柔軟な布製として折りたたみ可能としたものが多く普及している。そこで、帽子を折りたたんだ状態で固定する係止具を備えた折りたたみ式帽子が考えられている。このような折りたたみ式帽子としては、帽子のクラウンとツバの境界部に設けた飾りを係止具として利用するものもある。例えば、特許文献1及び2に示すように、飾りリボンを止めるためのボタンやホックを利用して帽子を折りたたんだ状態で固定するものが挙げられる。
しかしながら、外出時の日焼け防止用としては、単なる歩行時だけでなく、自転車に乗っている際にもツバ広の帽子が着用されることもある。この場合、柔軟な布素材から成る帽子では、走行時の向かい風などの風圧によって、広いツバが変形し、捲れ上がって日差しを浴びた状態になったり、顔に貼り付いて視界を遮って自転車運転に支障を生じる恐れもある。
このような風圧によるツバの捲れ上がりや顔への貼り付き等の変形を抑えるためには、まず、ツバを構成する表生地と裏生地との間に硬質プラスチックシート等の硬い芯を入れて、ツバの形状を保持することが考えられる。ただし、この場合、ツバの硬さによって折りたたみが困難になってしまう。
そこで、ツバ全体に同心円状の多数本であるいは渦巻状にステッチ加工を施して適度な硬さを付与したもの、又は特許文献3に示すように、折りたたんだ状態から形状が復元されやすい樹脂製や形状記憶合金からなるワイヤーがツバの外周縁あるいはその内周部に表裏布の間で縫い付けられているものがある。
しかしながら、上記のようなツバ全体にわたるステッチ加工や、ワイヤーの縫い込みを行うような帽子では、構成が複雑になり、製造において繁雑で時間が取られる作業工程が増えるため、コスト高と非効率性を招くという問題があった。
本考案は、上記問題点に鑑み、簡便な構成で製造における効率性に影響することなく、風圧による捲れ上がりや顔への貼り付きを生じるツバの変形を抑えることが可能なツバ広型の帽子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る請求項1に記載の帽子は、例えば、図1・図2に示すように、使用者の頭部に被せられるクラウンと、該クラウンの下端開口から全外周方向に広がるツバと、前記クラウンの下端外周に巻かれた飾りベルトと、を備えたツバ広型の帽子であって、
前記クラウンは、表生地と裏生地とが重ねられて略椀状に縫製されたものであり、
前記飾りベルトは、その一端部のみが前記クラウンの表面に固定され、前記クラウンの外周に一周巻かれる長さを有すると共に、その他端部が前記一端部の上面に取り外し可能に係止される係止具が設けられており、
前記ツバは、表生地と裏生地との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームが芯材として挟まれて縫製されているものであり、
前記飾りベルトと前記係止具が、前記帽子の折りたたみ状態を固定する折りたたみ固定具を構成することを特徴とする。
前記クラウンは、表生地と裏生地とが重ねられて略椀状に縫製されたものであり、
前記飾りベルトは、その一端部のみが前記クラウンの表面に固定され、前記クラウンの外周に一周巻かれる長さを有すると共に、その他端部が前記一端部の上面に取り外し可能に係止される係止具が設けられており、
前記ツバは、表生地と裏生地との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームが芯材として挟まれて縫製されているものであり、
前記飾りベルトと前記係止具が、前記帽子の折りたたみ状態を固定する折りたたみ固定具を構成することを特徴とする。
本考案に係る請求項1に係る帽子によれば、ツバの芯材として表生地と裏生地との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームが挟まれるものである。これは、ポリオレフィンを電子線により架橋して加熱発泡させた独立気泡構造を有する軽量な発泡体であり、一般にペフと呼ばれている。ペフは、独立気泡構造による優れた断熱性を有すると共に、柔軟性及び復元性による優れた衝撃吸収性、また高い耐水性と耐薬品性を備え、比較的安価であることから、ベビーカーの緩衝材や自動車の内装材として広く普及している。さらに、ペフの基材シートからカッターやハサミなどで所望の形状を簡単に切り出せるため、加工性も良い。従って、ツバの芯材として簡単に所定形状のものを用意でき、且つ扱いやすく、表生地と裏生地とを重ねて縫製するだけでツバを形成できるため、帽子の製造工程の効率に悪影響を生じることはない。
このような電子線架橋ポリオレフィンフォームからなる芯材(以降、ペフ芯とも記す)は、ツバに、折りたたみ可能な柔軟性と同時に折りたたみ状態から帽子のツバとして広がる復元性及びその形状保持性を付与する。よって、使用者が本考案による帽子を被って自転車に乗り、走行中に向かい風を受けても、ツバは、ペフ芯の適度な形状保持性によって、捲れ上がって顔が日差しに晒されることも、顔に貼り付いて視界が遮られる恐れも低減される。このため、ツバとして簡便な構成でありながら、従来よりも安全性を保ちつつ良好な日焼け防止効果が期待できる。
なお、本考案においては、帽子の前(正面)を、使用者の着用時の顔正面側とし後頭部側を帽子の後(背面)とする。よって、帽子の左右は、使用者の顔の側面方向、耳側である。
また、本考案における飾りベルトは、通常は、クラウンの外周に一周巻かれた状態で他端部がクラウン表面に固定されている一端部の上に係止具で係止されて飾りとして配置されるが、この飾りベルトと係止具とが帽子の折りたたみ固定具を構成している。即ち、飾りベルトはその一端部のみでクラウン表面に固定されているため、他端部の係止が取り外れた状態のベルトは、一端部以外はクラウンに対して解放された状態である。従って、クラウンの膨らみを潰して帽子の前面と後面を重ね合わせ、ツバと共に左右を折りたたんでクラウンの径を小さくすれば、飾りベルトを例えば二重に巻き付けることができ、その後他端部を一端部の上面に係止具で係止すれば、帽子の折りたたみ状態を固定できる。また、他端部の係止を外して再びベルトを解放すれば、折りたたみ状態から簡単に帽子としての形に復元できる。
本考案における飾りベルトの係止具としては、飾りベルトの他端部を一端部の上面に取り外し可能に係止できるものであれば、様々なものが採用可能であるが、帽子の飾りの留め具として一般的な、例えば、ボタンやホック等の係止具で良い。特にホックは、着脱がより容易であるため好ましい。この場合、ホックを構成する互いに嵌合する雌ホックと雄ホックとの一方を飾りベルトの固定された一端部の上面に縫い付け、他方を他端部に縫い付ければ良い。
本考案に係る請求項2に記載の帽子は、例えば、図3・図4に示すように、前記ツバの裏面の左右端部にそれぞれ、一対の顎紐の各端部が取り付けられる顎紐係止部が設けられていることを特徴とする。
本考案に係る請求項2に記載の帽子によれば、ツバの裏面の左右端部にそれぞれ設けられた顎紐係止部に一対の顎紐の各端部を取り付ければ、ツバ裏面の左右端部から下垂する一対の顎紐を顎下方向に引っ張ることによって、ツバの左右部分を撓めて顔の左右に沿わせることができる。従って、このツバを撓めた状態で顎紐の結束部を顎下で引き絞って帽子を固定すれば、ツバ裏面の露出領域が大幅に減少するため、自転車走行中の向かい風や強風中でもツバ裏面で受ける風の抵抗を小さく抑えることができる。
顎紐係止部は、ツバ裏面の各位置に縫い付けられたループ部材で簡便に構成できる。これらのループ部にそれぞれ顎紐の端部を結び付けるだけで顎紐の取付けは完了する。なお、一般的なツバ広型の帽子は、多くの場合、帽子裏面の着用時の両耳上方位置に相当するクラウンの左右下端付近に顎紐が取り付けられている。従って、本考案の帽子においても、前記ツバの裏面の左右端部の内側で従来と同様に両耳上方位置に相当する部分にも顎紐を取り付けられるように、更にループ部を設けておくことができる。この場合、使用者は、ツバ裏面の内側と外側とのいずれに顎紐を取り付けるか選択できる。
なお、一対の顎紐の結束は、互いに直接結び付けてもよいが、紐同士の結束位置を簡単に変更できる結束具を用いるのが簡便である。最も一般的な紐結束具として、スライドストッパが広く普及している。スライドストッパは、内部に挿通された二本の紐を解除可能に挟持固定するものであり、固定状態を解除しながら紐に対してスライド移動させるだけで結束位置を変更できる。本考案の帽子においてもこのようなスライドストッパが好適であり、スライドストッパによって顎紐の引き絞り及び緩める動作が容易となる。
本考案に係る請求項3に記載の帽子は、例えば、図1乃至図4に示すように、クラウンの左右側面にスリットが形成されていることを特徴とする。
本考案に係る請求項3に記載の帽子によれば、クラウンの少なくとも左右側面に形成されたこれらスリットによって通気性が確保されるため、気温が高い状態でほぼ頭部全体がクラウンで覆われていても蒸れ難い。また、クラウンの裏生地をメッシュ素材とすることが好ましい。これによって、更に蒸れ難くなり、高温な状態においてもより快適に帽子を着用し続けられる。
本考案に係る請求項4に記載の帽子は、例えば、図5に示すように、クラウンの裏生地に、一つ以上のポケットが形成されていることを特徴とする。
本考案に係る請求項4に記載の帽子によれば、クラウンの裏生地に少なくとも一つのポケットを設けることによって、ポケットの中に小型タオルや保冷剤等を入れることができる。このため、真夏等のより高温な環境での着用時においても快適性が得られ易くなる。ポケットは、少なくとも一つあればよいが、頭頂部や側頭部領域など、複数設けることができる。
本考案によれば、ツバが表生地と裏生地との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームを芯材として挟んで縫製されたものであるため、芯材の柔軟性により折りたたみ可能であると共に、芯材の復元性と形状保持性により風圧を受けてもツバが変形して捲り上げられたり顔に貼り付く恐れも低減され、簡便な構成でありながら、自転車走行中でも安全性を保ちつつ良好に日焼け防止ができるツバ広型の帽子を提供することができる。
以下に、図面を参照して、本考案の一実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1乃至図5は、本考案に係る帽子の一実施の形態を示している。
図1乃至図5は、本考案に係る帽子の一実施の形態を示している。
本実施形態による帽子1は、図1(a)に示すように、使用者の頭部に被せられるクラウン2と、クラウン2の下端開口から全外周方向に広がるツバ3と、クラウン2の下端外周に巻かれた飾りベルト4と、を備え、クラウン2は、表生地12と裏生地13とが重ねられて略椀状に縫製されたものである。
飾りベルト4は、その一端部のみがクラウン2の表面に固定され、クラウン2の外周に一周巻かれる長さを有すると共に、その他端部が一端部の上面に取り外し可能に係止される係止具としてのホックが設けられている。具体的には、図2(a)に示すように、飾りベルト4の一端部の上面に雄ホック5bが縫い付けられ、他端部に雄ホック5bに嵌合する雌ホック5aが縫い付けられている。従って、通常使用時には、飾りベルト4は、クラウン2の下端外周に一周巻きで他端部の雌ホック5aを一端部上面の雄ホック5bに係止された状態で固定され、飾りとして配置される。
ツバ3は、図1(b)に示すように、表生地10と裏生地10との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームの芯材(ペフ芯)20が挟まれて縫製されている。電子線架橋ポリオレフィンフォームは、独立気泡構造を有する軽量な発泡体であって、柔軟性及び復元性に優れた素材であるため、芯材20としてツバ3に風圧による変形に抗する形状保持性を付与している。従って、使用者が着用して自転車で走行している際に、強い風圧を受けても、ツバ3の変形が抑えられ、捲れ上がって顔が紫外線に晒されることも、顔に貼り付いて視界が遮られる恐れも低減する。
またツバ3は、図2に示すように、ペフ芯20の柔軟性によって、良好に折りたたむことが可能である。本実施形態による帽子1の折りたたみの際には、図2(a)に示すように、まず飾りベルト4の雌ホック5aを雄ホック5bから外すことによって飾りベルト4を解放状態とする。そして、クラウン2の膨らみを潰して帽子1の前面と後面を重ね、左右方向で重ねるように折りたたみ、図2(b)に示すように飾りベルト4を二重に巻いてから雌ホック5aを雄ホック5bに係止することで、折りたたみ状態を固定できる。このように、本実施形態においては、飾りベルト4と雌ホック5a及び雄ホック5bとで帽子1の折りたたみ固定具が構成されている。
また、この折りたたみ固定状態から、雌ホック5aを雄ホック5bから外して飾りベルト4を解放状態にするだけで、ツバ3はペフ芯20の復元性によって直ちに広がる。これに追従してクラウン2の下端開口も速やかに広がり、クラウン2を内側から押し出して膨らませるだけで簡単に帽子1としての形態に戻すことができる。そこで、また飾りベルト4をクラウン外周に一周巻いて雌ホック5aを雄ホック5bに係止すれは、通常の使用状態となる。
なお、クラウン2の表生地12・裏生地13とツバ3の表生地10・裏生地11及び飾りベルト4を構成する素材は、従来一般的な布製帽子の素材として使用されているものを利用できる。例えば、綿、麻等の天然繊維からなる生地、又はアクリルやポリエステル等の合成樹脂繊維からなる生地、あるいは天然素材と合成樹脂素材との混紡繊維からなる生地など、帽子形態に縫製可能で且つ折りたたみ可能であれば広く採用可能である。
また、クラウン2とツバ3の表生地(10,12)と飾りベルト4は、同一生地を用いれば統一性のある外観とすることができ、また互いに異なる素材や模様の生地を組み合わせることもできる。各生地の素材はデザインに応じて適宜選択すれば良い。なお、ツバ3に関しては、ペフ芯20が挟まれるため、表生地10と裏生地11は共に比較的薄手の生地が好ましい。
本実施形態による帽子1においては、図3及び図5に示すように、ツバ3の裏面の左右両側で、内側位置と外側位置とにそれぞれ一対の顎紐9の端部が係止できる2組のループ部(7a・7b,8a・8b)を設けている。内側のループ部(7a,7b)は、着用時に使用者の両耳上方に位置し、図3(a)に示すように、一般的な顎紐取付け部となる。従って、一対の顎紐9は、そのまま顔側面に沿って下垂されているため、下方側のスライドストッパSを顎下に引き絞ることによって、帽子1を顔に固定できる。
また本実施形態による帽子1においては、図3(b)に示すように、ツバ3の左右端部に設けられた外側のループ部(8a,8b)に、一対の顎紐9の端部を取り付けることができる。この場合、顔から離れた位置から垂れ下がる一対の顎紐9を顎下方向に引っ張ると、図4に示すように、ツバ3の左右部分を撓めて顔の左右に沿わせることができる。したがって、このツバ3を撓めた状態でスライドストッパSを顎下に引き絞って固定すれば、ツバ裏面の露出領域を極力小さくすることができる。これによって、自転車走行中の向かい風や強風中でもツバ裏面で受ける風の抵抗が抑えられる。
本実施形態による帽子1においては、図1~4に示すように、クラウン2の左右側面にそれぞれスリット6が形成されており、このスリット6によって通気性が確保される。従って、気温が高い状態で帽子1を被っていても、クラウン2内の頭部は蒸れ難い。また、本実施形態においては、クラウン2の裏生地13をメッシュ素材としたことによって、更に蒸れ難くなり、高温な状態においても快適に帽子1を着用できる。
さらに、本実施形態による帽子1においては、図5に示すように、クラウン2のメッシュ素材からなる裏生地13において、頭頂部に第1のポケット14を形成し、これより小型の第2のポケット15を側頭部領域に形成した。これら第1と第2のポケット(14,15)には、保冷剤30や小型タオル等を入れることができるため、真夏の非常に高温な環境での着用時においても快適性が得られ易くなる。
本考案に係る帽子は、例えば、使用者が着用して自転車に乗っている際に、強い風圧を受けてもツバの変形が抑えられて捲れ上がりや顔への貼り付きが低減できると共に、非使用時には簡便に折りたたむことができる。従って、自転車用に限らず、強い風が想定される様々な状況で安全性を保ちながら良好な日焼け防止効果が得られる帽子として幅広く利用できるものである。
1 帽子
2 クラウン
3 ツバ
4 飾りベルト
5a 雌ホック
5b 雄ホック
6 スリット
7a,7b ループ部(内側)
8a,8b ループ部(外側)
9 顎紐
S スライドストッパ
10 表生地(ツバ)
11 裏生地(ツバ)
12 表生地(クラウン)
13 裏生地(クラウン)
14 第1のポケット
15 第2のポケット
20 芯材・ペフ芯
30 冷却剤
2 クラウン
3 ツバ
4 飾りベルト
5a 雌ホック
5b 雄ホック
6 スリット
7a,7b ループ部(内側)
8a,8b ループ部(外側)
9 顎紐
S スライドストッパ
10 表生地(ツバ)
11 裏生地(ツバ)
12 表生地(クラウン)
13 裏生地(クラウン)
14 第1のポケット
15 第2のポケット
20 芯材・ペフ芯
30 冷却剤
Claims (4)
- 使用者の頭部に被せられるクラウンと、該クラウンの下端開口から全外周方向に広がるツバと、前記クラウンの下端外周に巻かれた飾りベルトと、を備えたツバ広型の帽子であって、
前記クラウンは、表生地と裏生地とが重ねられて略椀状に縫製されたものであり、
前記飾りベルトは、その一端部のみが前記クラウンの表面に固定され、前記クラウンの外周に一周巻かれる長さを有すると共に、その他端部が前記一端部の上面に取り外し可能に係止される係止具が設けられており、
前記ツバは、表生地と裏生地との間にシート状の電子線架橋ポリオレフィンフォームが芯材として挟まれて縫製されているものであり、
前記飾りベルトと前記係止具が、前記帽子の折りたたみ状態を固定する折りたたみ固定具を構成することを特徴とする帽子。 - 前記ツバの裏面の左右端部にそれぞれ、一対の顎紐の各端部が取り付けられる顎紐係止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の帽子。
- 前記クラウンの左右側面にスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の帽子。
- 前記クラウンの裏生地に、一つ以上のポケットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004267U JP3241049U (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004267U JP3241049U (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241049U true JP3241049U (ja) | 2023-02-24 |
Family
ID=85238306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022004267U Active JP3241049U (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241049U (ja) |
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2022
- 2022-12-27 JP JP2022004267U patent/JP3241049U/ja active Active
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