JP3240810B2 - 泡状注出容器 - Google Patents
泡状注出容器Info
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- JP3240810B2 JP3240810B2 JP03705594A JP3705594A JP3240810B2 JP 3240810 B2 JP3240810 B2 JP 3240810B2 JP 03705594 A JP03705594 A JP 03705594A JP 3705594 A JP3705594 A JP 3705594A JP 3240810 B2 JP3240810 B2 JP 3240810B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cap
- container
- partition plate
- air pump
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/06—Gas or vapour producing the flow, e.g. from a compressible bulb or air pump
- B05B11/061—Gas or vapour producing the flow, e.g. from a compressible bulb or air pump characterised by the means producing the gas or vapour pressure
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボディーシャンプー、
整髪剤、液体石鹸などの粘稠液体内容物に使用する泡状
注出容器に関するものである。
整髪剤、液体石鹸などの粘稠液体内容物に使用する泡状
注出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体内容物を泡状に注出させる容
器としては、金属やガラスや一部のプラスチック製の剛
性容器に液体内容物と噴出剤とを充填したいわゆるエア
ゾール容器が一般には使用されていた。このエアゾール
容器は、内容物を指で押すだけで簡単に液体内容物を泡
状に注出することができて非常に便利であるため、簡便
性を追求する現代の風潮にマッチして広く普及してきた
が、容器が高価であり、また、噴出剤に、近年、問題と
なっている地球を取り巻くオゾン層を破壊するフロンガ
スや、また可燃性ガスのLPGなどが使用されるため、
内容物使用後の空容器の廃棄処理時に、危険性防止のた
めに容器に孔を明けてガス抜いて廃棄する必要があり、
手間がかかる問題があった。このため、ガスを用いずに
液体内容物を泡状に注出させる容器の開発が進められ多
くの発明がなされており、たとえば、実公平2−247
92号公報に、液体内容物を多孔物質中を通過させて、
多孔物質中に給気されたエアを液体内容物に混合させて
泡状化させる方法が開示されている。
器としては、金属やガラスや一部のプラスチック製の剛
性容器に液体内容物と噴出剤とを充填したいわゆるエア
ゾール容器が一般には使用されていた。このエアゾール
容器は、内容物を指で押すだけで簡単に液体内容物を泡
状に注出することができて非常に便利であるため、簡便
性を追求する現代の風潮にマッチして広く普及してきた
が、容器が高価であり、また、噴出剤に、近年、問題と
なっている地球を取り巻くオゾン層を破壊するフロンガ
スや、また可燃性ガスのLPGなどが使用されるため、
内容物使用後の空容器の廃棄処理時に、危険性防止のた
めに容器に孔を明けてガス抜いて廃棄する必要があり、
手間がかかる問題があった。このため、ガスを用いずに
液体内容物を泡状に注出させる容器の開発が進められ多
くの発明がなされており、たとえば、実公平2−247
92号公報に、液体内容物を多孔物質中を通過させて、
多孔物質中に給気されたエアを液体内容物に混合させて
泡状化させる方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
多孔物質中を通過させて液体内容物を泡状化させる方法
は、液体内容物の粘度が比較的に低い場合には有効な方
法であるが、粘度が高い粘稠液体内容物は泡状化しにく
いという問題があった。
多孔物質中を通過させて液体内容物を泡状化させる方法
は、液体内容物の粘度が比較的に低い場合には有効な方
法であるが、粘度が高い粘稠液体内容物は泡状化しにく
いという問題があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題を解決したも
のであり、粘稠液体内容物を均一に泡状化して注出する
泡状注出容器を提供するものである。
のであり、粘稠液体内容物を均一に泡状化して注出する
泡状注出容器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図1に示
すように、容器本体(110)の頸部(111)上面
(112)に、逆止弁(114)と内容物の注出パイプ
(13)挿入孔を有する仕切板(113)を載置し、こ
の仕切板(113)の上に、周壁(122)に注出ノズ
ル(11)を突出し天面(121)に開口部(124)
と逆止弁(123)とを有するキャップ(120)を被
せて前記容器本体(110)に係合して固定し、このキ
ャップ(120)の周壁(122)に上下動可能な上蓋
(130)を被せ、この上蓋(130)の天部(13
1)内面にエアポンプ(133)の上端部(134)を
固定し、このエアポンプ(133)の下端部のエア排出
口(135)を、前記キャップ(120)の天面(12
1)の開口部(124)に係合し、且つ、前記注出ノズ
ル(11)の容器内側端部に継手管(12)の上端部を
接続し、この継手管(12)の他の下端部にスクリーン
(19)と、内側に位置決め突起を有する位置決めリン
グ(16)を挿着し、前記仕切板(113)の注出パイ
プ(13)挿入孔より容器本体(110)に垂下する前
記注出パイプ(120)上端部と、この注出パイプ(1
3)との接面に縦に貫通し前記位置決めリング(16)
の内孔に通ずる極細な溝部(14)を部分的に設けたパ
イプホルダー(15)とを挿入して、前記仕切板(11
3)に前記継手管(12)を固設してなる泡状注出容器
(100)である。
すように、容器本体(110)の頸部(111)上面
(112)に、逆止弁(114)と内容物の注出パイプ
(13)挿入孔を有する仕切板(113)を載置し、こ
の仕切板(113)の上に、周壁(122)に注出ノズ
ル(11)を突出し天面(121)に開口部(124)
と逆止弁(123)とを有するキャップ(120)を被
せて前記容器本体(110)に係合して固定し、このキ
ャップ(120)の周壁(122)に上下動可能な上蓋
(130)を被せ、この上蓋(130)の天部(13
1)内面にエアポンプ(133)の上端部(134)を
固定し、このエアポンプ(133)の下端部のエア排出
口(135)を、前記キャップ(120)の天面(12
1)の開口部(124)に係合し、且つ、前記注出ノズ
ル(11)の容器内側端部に継手管(12)の上端部を
接続し、この継手管(12)の他の下端部にスクリーン
(19)と、内側に位置決め突起を有する位置決めリン
グ(16)を挿着し、前記仕切板(113)の注出パイ
プ(13)挿入孔より容器本体(110)に垂下する前
記注出パイプ(120)上端部と、この注出パイプ(1
3)との接面に縦に貫通し前記位置決めリング(16)
の内孔に通ずる極細な溝部(14)を部分的に設けたパ
イプホルダー(15)とを挿入して、前記仕切板(11
3)に前記継手管(12)を固設してなる泡状注出容器
(100)である。
【0006】第2の発明は、図1に示すように、継手管
(12)の上端部内の注出ノズル(11)と継手管(1
2)と接続間にスクリーン(20)を挿着し、継手管
(12)の下端部内に挿着したスクリーン(19)との
間に再加圧部(18)を形成したことを特徴とする第1
の発明に記載の泡状注出容器(100)である。
(12)の上端部内の注出ノズル(11)と継手管(1
2)と接続間にスクリーン(20)を挿着し、継手管
(12)の下端部内に挿着したスクリーン(19)との
間に再加圧部(18)を形成したことを特徴とする第1
の発明に記載の泡状注出容器(100)である。
【0007】第3の発明は、図1に示すように、上蓋
(130)を定位置に復元するスプリング(136)
を、エアポンプ(133)の外側に添設したことを特徴
とする第1の発明に記載の泡状注出容器(100)であ
る。
(130)を定位置に復元するスプリング(136)
を、エアポンプ(133)の外側に添設したことを特徴
とする第1の発明に記載の泡状注出容器(100)であ
る。
【0008】上述の容器本体は、一般的には、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリアセタールなどの合成樹脂やガラスなどを用いて作
製する単層容器であるが、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレートなどの汎用樹脂とエチ
レン酢酸ビニルアルコール共重合体、ナイロンなどのガ
スバリヤ性樹脂や酸変性ポリオレフィンなどの接着性樹
脂との組合せによる多層容器を用いてもよい。また、キ
ャップ、上蓋、継手管は、一般的には、ポリプロピレン
やポリエチレンなどのポリオレフィンを用いて作製す
る。
ピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリアセタールなどの合成樹脂やガラスなどを用いて作
製する単層容器であるが、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレートなどの汎用樹脂とエチ
レン酢酸ビニルアルコール共重合体、ナイロンなどのガ
スバリヤ性樹脂や酸変性ポリオレフィンなどの接着性樹
脂との組合せによる多層容器を用いてもよい。また、キ
ャップ、上蓋、継手管は、一般的には、ポリプロピレン
やポリエチレンなどのポリオレフィンを用いて作製す
る。
【0009】また、仕切板は、一般的には、ポリエチレ
ン、発泡ポリエチレンなどの柔軟性をもつ単層のプラス
チック製シートなどを用いるが、用途に合わせた特性を
もつ積層シートも用いてもよい。
ン、発泡ポリエチレンなどの柔軟性をもつ単層のプラス
チック製シートなどを用いるが、用途に合わせた特性を
もつ積層シートも用いてもよい。
【0010】エアポンプは、下方にエア吐出口を有する
ポリエチレンなどの合成樹脂製の蛇腹状の部品である。
ポリエチレンなどの合成樹脂製の蛇腹状の部品である。
【0011】スクリーンは、多孔性の板状であり、材質
は、ステンレス鋼などの金属、合成樹脂、セラミックな
どを使用してよい。
は、ステンレス鋼などの金属、合成樹脂、セラミックな
どを使用してよい。
【0012】
【作用】第1の発明の泡状注出容器の上蓋を手で押し下
げると、上蓋内に収容されている蛇腹状のエアポンプが
潰れ、内部のエアが加圧状態でキャップ内に移行し、こ
のキャップ内に移行した加圧状態のエアが、さらに、容
器本体の口部を被っている仕切板の逆止弁から容器本体
に移行する。なお、この逆止弁は、容器本体からキャッ
プ方向へは通過できない。容器本体内に移行した加圧状
態のエアによって、液体内容物の液面が加圧され、液体
内容物が注出パイプを上昇する。同時に、移行した加圧
状態のエアは、注出パイプの外面とパイプホルダー間に
設けられた極細な溝部を上昇し、位置決めリングの内孔
に達して、注出パイプを上昇する内容物と混合する。こ
の液体内容物と加圧状態のエアとが混合した状態でさら
に上昇し、スクリーンを加圧状態で通過して、エアが液
体内容物中に分散して、液体内容物が泡状化する。この
泡状化した液体内容物が、さらに、上昇して注出ノズル
先端から泡状の液体内容物として吐出する。上蓋から手
を離すと、エアポンプの蛇腹の復元力によって、上蓋が
上昇するにつれて、キャップの天部の逆止弁から外部の
エアが供給される。なお、この逆止弁は、キャップ内側
から上蓋ップ方向へは通過できない。この操作を繰り返
す。
げると、上蓋内に収容されている蛇腹状のエアポンプが
潰れ、内部のエアが加圧状態でキャップ内に移行し、こ
のキャップ内に移行した加圧状態のエアが、さらに、容
器本体の口部を被っている仕切板の逆止弁から容器本体
に移行する。なお、この逆止弁は、容器本体からキャッ
プ方向へは通過できない。容器本体内に移行した加圧状
態のエアによって、液体内容物の液面が加圧され、液体
内容物が注出パイプを上昇する。同時に、移行した加圧
状態のエアは、注出パイプの外面とパイプホルダー間に
設けられた極細な溝部を上昇し、位置決めリングの内孔
に達して、注出パイプを上昇する内容物と混合する。こ
の液体内容物と加圧状態のエアとが混合した状態でさら
に上昇し、スクリーンを加圧状態で通過して、エアが液
体内容物中に分散して、液体内容物が泡状化する。この
泡状化した液体内容物が、さらに、上昇して注出ノズル
先端から泡状の液体内容物として吐出する。上蓋から手
を離すと、エアポンプの蛇腹の復元力によって、上蓋が
上昇するにつれて、キャップの天部の逆止弁から外部の
エアが供給される。なお、この逆止弁は、キャップ内側
から上蓋ップ方向へは通過できない。この操作を繰り返
す。
【0013】第2の発明の泡状注出容器は、継手管の上
端部内の注出ノズルと継手管と接続間にも液体内容物が
通過しにくいスクリーンを挿着されているため、このス
クリーンと継手管の下端部内に挿着したスクリーンとの
間の流動する液体内容物内の圧力が上昇する。この圧力
によって、継手管の上端部内のスクリーンを通過すると
きに泡状液体内容物内の泡の均一化がおこる。
端部内の注出ノズルと継手管と接続間にも液体内容物が
通過しにくいスクリーンを挿着されているため、このス
クリーンと継手管の下端部内に挿着したスクリーンとの
間の流動する液体内容物内の圧力が上昇する。この圧力
によって、継手管の上端部内のスクリーンを通過すると
きに泡状液体内容物内の泡の均一化がおこる。
【0014】第3の発明の泡状注出容器は、上蓋から手
を離したとき、エアポンプの蛇腹の復元力より強い復元
力のスプリングが、エアポンプの外側に添設されている
ため、上蓋を定位置に復元する時間が速くなる。
を離したとき、エアポンプの蛇腹の復元力より強い復元
力のスプリングが、エアポンプの外側に添設されている
ため、上蓋を定位置に復元する時間が速くなる。
【0015】
【実施例】図1は、本実施例の泡状注出容器の断面図で
あり、図2は、図1のA部分の拡大断面図である。次
に、図1及び図2を用いて詳細に本実施例を説明する。
あり、図2は、図1のA部分の拡大断面図である。次
に、図1及び図2を用いて詳細に本実施例を説明する。
【0016】まず、周壁(132)に注出ノズルが上下
に移動できる切欠部(137)をもち、天部(131)
内側にエアポンプ(133)との係止部(134)をも
つポリプロピレン製の上蓋(130)の内側に、上端部
に上蓋(130)との係止部(134)をもち下端にキ
ャップ(120)との係合部を外側に設けたエア吐出口
(135)をもつ蛇腹状でポリエチレン製のエアポンプ
(133)を係止して収容した。次に、周壁(122)
の上部に注出ノズル(11)を装着するための貫通孔を
もち下部内側に容器本体(110)との係合部(12
6)をもち天部(121)にエアポンプとの係止部(1
25)を設けた開口部(124)と逆止弁(123)と
をもち外側にスプリング係止リング(127)をもつポ
リプロピレン製のキャップ(120)の天部(121)
に、ステンレス鋼製のスプリング(136)を載置して
のち、上述のエアポンプを収容した上蓋(130)を係
合して取り付けた。次に、周壁(122)の注出ノズル
(11)の貫通孔に、上蓋(130)を回転して注出ノ
ズル(11)が上下に移動できる切欠部(137)を合
わせたのち、注出ノズル(11)の継手管(12)との
接続側を挿入し、この挿入端部に、ステンレス鋼製のス
クリーン(20)を挿着したポリプロピレン製の継手管
(12)の上端部をしっかり嵌着した。次に、この継手
管(12)の下端部にステンレス鋼製のスクリーン(1
9)と注出パイプ(15)の位置決めリング(16)を
順次嵌着し、さらに、貫通孔と逆止弁(114)とを有
する発泡ポリエチレン製の仕切板(113)の貫通孔
に、内壁に縦に連続した極細の溝部(14)を設け下端
にフランジ部(21)をもつポリプロピレン製のパイプ
ホルダー(15)を、上端部に貫入したポリエチレン製
の注出パイプ(13)の先端部を挿入し、この仕切板
(113)上に突出部分を、継手管(12)の下端部に
しっかり嵌着した。これとは別個に、〔外層〕ポリエチ
レン/ポリプロピレン〔内層〕構成の容器本体(10
0)に、粘稠なボディーシャンプーを充填し、この容器
本体に、上述した上蓋(130)、エアポンプ(13
3)、スプリング(136)、注出ノズル(11)、継
手管(12)、仕切板(113)、注出パイプホルダー
(15)、注出パイプ(13)など組み込んだキャップ
(120)を係合させて、本実施例の泡状注出容器(1
00)を作製した。
に移動できる切欠部(137)をもち、天部(131)
内側にエアポンプ(133)との係止部(134)をも
つポリプロピレン製の上蓋(130)の内側に、上端部
に上蓋(130)との係止部(134)をもち下端にキ
ャップ(120)との係合部を外側に設けたエア吐出口
(135)をもつ蛇腹状でポリエチレン製のエアポンプ
(133)を係止して収容した。次に、周壁(122)
の上部に注出ノズル(11)を装着するための貫通孔を
もち下部内側に容器本体(110)との係合部(12
6)をもち天部(121)にエアポンプとの係止部(1
25)を設けた開口部(124)と逆止弁(123)と
をもち外側にスプリング係止リング(127)をもつポ
リプロピレン製のキャップ(120)の天部(121)
に、ステンレス鋼製のスプリング(136)を載置して
のち、上述のエアポンプを収容した上蓋(130)を係
合して取り付けた。次に、周壁(122)の注出ノズル
(11)の貫通孔に、上蓋(130)を回転して注出ノ
ズル(11)が上下に移動できる切欠部(137)を合
わせたのち、注出ノズル(11)の継手管(12)との
接続側を挿入し、この挿入端部に、ステンレス鋼製のス
クリーン(20)を挿着したポリプロピレン製の継手管
(12)の上端部をしっかり嵌着した。次に、この継手
管(12)の下端部にステンレス鋼製のスクリーン(1
9)と注出パイプ(15)の位置決めリング(16)を
順次嵌着し、さらに、貫通孔と逆止弁(114)とを有
する発泡ポリエチレン製の仕切板(113)の貫通孔
に、内壁に縦に連続した極細の溝部(14)を設け下端
にフランジ部(21)をもつポリプロピレン製のパイプ
ホルダー(15)を、上端部に貫入したポリエチレン製
の注出パイプ(13)の先端部を挿入し、この仕切板
(113)上に突出部分を、継手管(12)の下端部に
しっかり嵌着した。これとは別個に、〔外層〕ポリエチ
レン/ポリプロピレン〔内層〕構成の容器本体(10
0)に、粘稠なボディーシャンプーを充填し、この容器
本体に、上述した上蓋(130)、エアポンプ(13
3)、スプリング(136)、注出ノズル(11)、継
手管(12)、仕切板(113)、注出パイプホルダー
(15)、注出パイプ(13)など組み込んだキャップ
(120)を係合させて、本実施例の泡状注出容器(1
00)を作製した。
【0017】ボディーシャンプーを充填した本実施例の
泡状注出容器は、上蓋の天面を手で押し下げると、注出
ノズルから均一に泡状化されたボディーシャンプーが吐
出した。
泡状注出容器は、上蓋の天面を手で押し下げると、注出
ノズルから均一に泡状化されたボディーシャンプーが吐
出した。
【0018】
【発明の効果】本発明の泡状注出容器を使用すると、粘
度の比較的高い粘稠液体内容物でも、加圧状態でエアが
液体内容物に均一に分散するため、液体内容物が良好に
泡状化される。
度の比較的高い粘稠液体内容物でも、加圧状態でエアが
液体内容物に均一に分散するため、液体内容物が良好に
泡状化される。
【図1】本発明の泡状注出容器の断面図である。
【図2】本発明の泡状注出容器のA部の拡大断面図であ
る。
る。
11……注出ノズル 12……継手管 13……注出パイプ 14……極細な溝部 15……パイプホルダー 16……位置決めリング 18……再加圧部 19,20……スクリーン 21……フランジ部 100……泡注出容器 110……容器本体 111……頸部 112……天面 113……仕切板 114……逆止弁 120……キャップ 121,131……天部 122,132……周壁 124……開口部 125,126……係合部 127……係止リング 130……上蓋 133……エアポンプ 134……上端部又は係止部 135……エア吐出口 136……スプリング 137……切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/34 B05B 11/06 B65D 47/06
Claims (3)
- 【請求項1】容器本体の頸部上面に、逆止弁と内容物の
注出パイプ挿入孔を有する仕切板を載置し、この仕切板
の上に、周壁に注出ノズルを突出し天面に開口部と逆止
弁とを有するキャップを被せて前記容器本体と係合して
固定し、このキャップの周壁に上下動可能な上蓋を被
せ、この上蓋の天部内面にエアポンプの上端部を固定
し、このエアポンプの下端部のエア排出口を、前記キャ
ップの天面の開口部に係合し、且つ、前記注出ノズルの
容器内側端部に継手管の上端部を接続し、この継手管の
他の下端部内にスクリーンと、内側に位置決め突起を有
する位置決めリングを挿着し、前記仕切板のパイプ挿入
孔より容器本体に垂下する前記注出パイプ上端部と、こ
の注出パイプとの接面に縦に貫通し前記位置決めリング
の内孔に通ずる極細な溝部を部分的に設けたパイプホル
ダーとを挿入して、前記仕切板に前記継手管を固設して
なる泡状注出容器。 - 【請求項2】継手管の上端部内の注出ノズルと継手管と
接続間にスクリーンを挿着し、継手管の下端部内に挿着
したスクリーンとの間に再加圧部を形成したことを特徴
とする請求項1に記載の泡状注出容器。 - 【請求項3】上蓋を定位置に復元するスプリングを、エ
アポンプの外側に添設したことを特徴とする請求項1に
記載の泡状注出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03705594A JP3240810B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 泡状注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03705594A JP3240810B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 泡状注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07242258A JPH07242258A (ja) | 1995-09-19 |
JP3240810B2 true JP3240810B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=12486893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03705594A Expired - Fee Related JP3240810B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 泡状注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240810B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101654920B (zh) * | 2009-07-27 | 2011-05-11 | 天津甘泉集团有限公司 | 一种基于优化自抗扰控制的管网叠压供水系统 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002173165A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-18 | Shiseido Co Ltd | 液体噴出ポンプ |
JP4936308B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2012-05-23 | 株式会社吉野工業所 | 泡噴出器 |
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