JP3240703U - 携行可能な行灯型の室内装飾具 - Google Patents

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和浩 西村
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Abstract

【課題】大谷石又は大理石を用いた室内装飾具を形成する技術と提灯あるいは伝統工芸品である行灯を製造する技術とのコラボを図って、大谷石又は大理石を用いた室内装飾具のヒーリング効果を含むインテリア性を、提灯が持つヒーリング効果を含むインテリア性で向上させる携行可能な行灯型の室内装飾具を提供する。【解決手段】携行可能な行灯型の室内装飾具は、携行可能な台座インテリアが、大谷石基材又は大理石基材で形成され、当該大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、ON、OFF点火制御される灯火部が配設されて構成され、和紙で形成した光透過部を備えた提灯筒が、前記灯火部を内蔵し、当該大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持される。【選択図】図7

Description

本考案は、行灯型の装飾具の形成方法及び行灯型の室内装飾具、及び行灯型の室内装飾具を構成する提灯インテリア形成方法及び行灯型の室内装飾具を構成する提灯インテリアに係る。
台座や提灯円筒部のような主要部品同士を、例えば磁石によって組み立てて行灯型の室内装飾具を製作することが広く行われている。行灯型の室内装飾具は、光源としてろうそくや油脂を燃料としたものが知られ、電灯を光源とすることも広く採用される。
また、紙又は不織布により形成されるコースターが知られ、凝灰岩からなるコースターが広く製造されている。特に、コースターに用いられる凝灰岩としては、大谷石が知られている。
特許文献1には、基台や円筒部のような主要部同士を磁石によって組み上げることができる磁石式行灯が記載される。
特許文献2には、ランプシュート部を簡単に交換でき、交換後は一体物となる嵌合部を持つ行灯型の室内装飾具が記載される。
特許文献3には、凝灰岩を台座として使用する照明器具が記載される。
特許文献4には、上面に容器が載置される載置台を備え、載置台は、凝灰岩からなるコースターが記載され、大谷石を厚さ5-15mmの範囲で四角形(多角形)、星形、ハート形等、様々な形に形成することができることが記載される。
実用新案登録第3200017号公報 特開2008-277230号公報 実用新案登録第3178347号公報 実用新案登録第3177475号公報
NC工作機の作業テーブルと切削用回転刃とを協同させて大谷石を切削する技術がある。
大谷石を加工する業界で、大谷石を様々な形のインテリア品(以下、室内装飾具という)に形成する技術がある。
一方、提灯あるいは行灯を製造する業界で、種々の提灯あるいは行灯を製造することが行われ、提灯あるいは行灯を製造する技術がある。
大谷石を用いた室内装飾具を形成する技術と提灯あるいは伝統工芸品である行灯を製造する技術とのコラボを図って、提灯を備えた室内装飾具を新たに作り出すニーズが派生した。
特許公報3には、凝灰岩を台座として使用する照明器具が記載されるが、大谷石を用いた
室内装飾具を形成する技術と提灯あるいは伝統工芸品である行灯を製造する技術とのコラボを図って、提灯を備えた室内装飾具を形成するものではない。
本考案は、係る点に鑑み大谷石又は大理石を用いた室内装飾具を形成する技術と提灯あ
るいは伝統工芸品である行灯を製造する技術とのコラボを図って、大谷石又は大理石を用
いた室内装飾具のヒーリング効果を含むインテリア性を、提灯が持つヒーリング効果を含
むインテリア性で向上することのできる行灯型に形成された室内装飾具を新たに作り出す
ことを課題とする。
本考案によって、台座インテリア及び提灯インテリアを備えた携行可能な行灯型の室内装飾具であって、
前記台座インテリアが、大谷石基材又は大理石基材で形成され、当該台座インテリアの大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、ON、OFF点火制御される灯火部が配設されて構成され、
前記提灯インテリアが、和紙で形成した光透過部を有し、前記灯火部を内部に配置した提灯筒を備えて構成され、
当該提灯インテリアの提灯筒が、当該台座インテリアの大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持されること
を特徴とする携行可能な行灯型の室内装飾具が提供される。

ここで、大谷石、大理石及び和紙になる光透過部を備えた提灯の特性について説明する。
大谷石:
図1は、凝灰岩の表面を示す写真である。
大谷石は、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩からなり、栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材である。
図2は、大谷石の種類を示す図である。
図2に示されるように、大谷石は、大谷石(細目)、大谷石(中目)、大谷石(粗目)及び緑色凝固岩の仲間(田下石)の種類があることが知られる。
大谷石は、珪酸、第二酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マンガン、石灰、酸化マグネシウム、カリウム、ナトリウム等を成分とする軽石凝灰岩である。
大谷石は、吸水性、耐熱性に優れ、含まれるゼオライトがマイナスイオンと強い遠赤外線を放出して、心が休まるヒーリング効果を発揮する。
多孔質構造には吸着特性があり、シックハウス症候群の原因ともいわれる有害物質の飛散防止や空間の消臭に効果的な作用を持ち、アンモニアの吸着性は一般的な活性炭よりも優れている。
また、室外においては、特性の保湿、保温効果によって湿度や通気性を高め、土壌改良に使用可能である。
大谷石は、硬度も低く加工して利用しやすく、インテリア、食器、アクセサリーなど幅広い用途が見出されていて、例えば大谷石コースターの製造技術が開発され、大谷石コースターが製造、販売されている。
大理石:
大理石とは、石灰岩が地中でマグマの熱と圧力を受けて再結晶化してしたもので、粗粒の方解石からなる岩石である。比較的柔らかい石材であるので、加工しやすく、色や模様の種類が豊富で、磨くと独特の光沢が出る特徴を有する。
装飾用建材あるいは彫刻用材料などに用いられる石灰岩は、再結晶する・しないにかかわらず大理石とよばれる。大理石は、色や模様がいろいろで、きめ細かく研磨すると美しい光沢をもつという性質があり、硬度も低く加工して利用しやすい。石灰岩ではないが、暗緑色の地に白色の方解石の脈が網目状に発達した蛇紋岩(蛇灰岩)も大理石とよばれることがある。
内壁、床などの建築・装飾用の石材として用いられる。
このような特徴のある性質をもつ大理石は、心が休まるヒーリング効果を発揮する。
和紙になる光透過部を備えた提灯:
提灯は、主に「火袋」「加輪」「骨」の3つから構成される。「火袋」は、和紙が貼られたメインの部分となる。上下の丸い枠が「加輪」と呼ばれ、竹、プラスチック、厚紙などで作られる。歴史や用途とともに形をさまざまに変化してきている。灯りとしてではなく、装飾品としても広く用いられている。集客効果があり、看板代わりに多用される。
提灯は、最近では和モダンなインテリアとして好まれて使用される。神社で吊るされた提灯は、御神灯の意味がある。個人名や会社の名前が入った提灯もある。
懐かしさを感じる提灯には、心が休まるヒーリング効果がある。癒しを感じることで、リラックスした気分を味わうことができる。店内のコーナー、座席に飾られて癒し効果が発揮される。
本考案によれば、和紙になる光透過部を備えた提灯筒が、前記灯火部を内蔵し、当該大谷石又は大理石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持されることを特徴とする携行可能な行灯型の室内装飾具和紙が提案される。
下側に各種の大谷石又は大理石台座の配設を可能として、上側提灯筒による照明インテリアと下側大谷石又は大理石基材のよる台座インテリアを一体化した室内装飾具を大谷石又は大理石基材による装飾化技術と提灯あるいは伝統工芸品である行灯の製造技術とのコラボを図って、縦方向に起立する提灯筒が大谷石又は大理石基材に密接保持されて安定性が確保することができる。
もって、大谷石又は大理石基材を用いた室内装飾具のヒーリング効果を含むインテリア性を、提灯が持つヒーリング効果を含むインテリア性で向上することのできる行灯型に形成された室内装飾具を新たに作り出すことができる。
凝灰岩の表面を示す写真 大谷石の種類を示す図 本考案の実施例の行灯型の室内装飾具の形成方法を示す図 本考案の実施例である行灯型の室内装飾具の構成する部品を示す構成部品図 他方の位置合わせ具を灯火部載置部の周囲に配置した状態を示す写真 本考案の実施例である提灯インテリアの構成を示す図 本考案の実施例である行灯型の室内装飾具の構成を示す図 台座インテリア形成された外形面を示す図 本考案の実施例である行灯型の他の室内装飾具の構成を示す図 本考案の実施例である行灯型の他の室内装飾具の構成を示す図 本考案の実施例である行灯型の他の室内装飾具の構成を示す図 行灯型の室内装飾具の使用例を示す図 行灯型の室内装飾具の他の使用例を示す図 大谷石コースター形状基材の形状を示す図 行灯型の室内装飾具の他の使用例を示す図 行灯型の室内装飾具の他の使用例を示す図 携行可能な行灯型の室内装飾具和紙の例を示す写真
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図3は、本考案の実施例の行灯型の室内装飾具の形成方法を示す図である。
行灯型の室内装飾具の形成方法は、基本的には室内装飾具を製造する者3と提灯を製造する者4によって形成される。
上述したように、本考案は、前記台座インテリアが、大谷石基材又は大理石基材で形成され、当該大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、ON、OFF点火制御される灯火部が配設されて構成され、和紙になる光透過部を備えた提灯筒が、前記灯火部を内蔵し、当該大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持されることを特徴とする。以下、大谷石基材を例に採って説明するが、大谷石基材に限定するものではない。
室内装飾具を製造する者3によって、携行可能な大谷石基材の準備S1がなされる。大谷石基材が複数個準備される。
複数準備された大谷石基材は、同一形状、同一厚さの場合、異なる形状、異なる厚さの場合がある。いずれの場合にあっても、所定の厚さ、典型的には5mm以上の厚さを備える。2mm程度の場合もある。大谷石基材は、上下に平面を持った立体的形状をなし、平面状の大きさは、典型的には、縦横長さあるいは直径が30cm以内のものとされる。数cmの場合もあり得る。
大谷石基材の準備は、室内装飾具を製造する者3自身による加工でなされてもよいし、大谷石加工業者から指定の大きさのものを購入することでなされてもよい。
また、この準備に並行して、提灯を製造する者4によって、提灯の提灯筒の準備S11がなされる。
提灯の提灯筒の準備S11がなされると、
・一つの大谷石基材の提灯を製造する者4への提供
・他の大谷石基材で、台座インテリアの形成
がなされる。台座インテリアは、台座として搭載物を保持する機能を有するが、大谷石の持つヒーリング効果を含むインテリアとしての機能の発揮が期待されるので、ここでは台座インテリアと呼ぶ。
提灯を製造する者4は、一つの大谷石基材の受け入れS12を行う。
・この大谷石基材を提灯筒に取り付けて、大谷石基材になる連結部の形成
・内部に灯火部の設置
になるステップS13を実行する。
これらのステップを経て、提灯インテリアの形成S14を行う。
提灯インテリアは、照明器具としての機能を有するが、台座インテリアとの組み合わせでインテリアとしての機能の発揮が期待されるので、ここでは提灯インテリアと呼ぶ。
形成された提灯インテリアは、室内装飾具を製造する者3に提供S15される。
室内装飾具を製造する者3は、形成された提灯インテリアの受け入れS2を行う。
室内装飾具を製造する者3は、引き続いてのステップで、提灯インテリアを台座インテリアに積層S3する。
これらのステップを経て、
・スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する外形面が形成され、
・ヒーリング効果を含むインテリア性の向上がなされる。
かくしてステップS4が形成される。
かくして、行灯型の室内装飾具の製造S5がなされ、販売がなされる。
上述した例では、提灯インテリアの形成が提灯を製造する者4によってなされたが、提灯インテリアの形成は、室内装飾具を製造する者3自身でなされてもよい。この場合は、室内装飾具を製造する者3は、提灯を製造する者4から、提灯筒その他提灯を製造するに必要とされる部品一式を購入、提供を受け、提灯インテリアを台座インテリアに積層S3する。
以上のステップから、
室内装飾具を製造する者によって、携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材が複数準備され、一つの大谷石基材が提灯を製造する者に提供され、他の大谷石基材で、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ台座インテリアが形成され、
提灯を製造する者によって、和紙になる光透過部を備えた提灯筒が準備され、当該提灯筒に、下端の開口部を上下として、提供された基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部が形成され、内部に灯火部を備えた提灯インテリアが形成されて、当該提灯が室内装飾具を製造する者に提供され、
当該室内装飾具を製造する者によって、前記提灯インテリアが当該台座インテリアに積層されて、前記連結部の、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面を持つ、携行可能な、行灯型の室内装飾具が形成される行灯型の室内装飾具の形成方法が形成される。
図4は、本考案の実施例である行灯型の室内装飾具の構成する部品を示す構成部品図である。
行灯型の室内装飾具100は、台座インテリア1及び提灯インテリア2から構成され、提灯インテリア2が台座インテリア1に積層されることで組み合わされる。
行灯型の室内装飾具の構成する部品は、主に和紙になる光透過部11を備えた提灯筒10、一方の位置合わせ具12、他方の位置合わせ具13、灯火部15、灯火部15を載置する灯火部載置部16、一方の位置合わせ具12に設けられる一対の磁石17、他方の位置合わせ具13に設けられる一対の磁石18、大谷石基材5からなる。
他方の位置合わせ具13は、灯火部載置部16の周囲に配置される。
行灯型の室内装飾具100の外部に操作装置19が準備される。操作装置19は、ON、OFF制御のための操作スイッチ20を備える。光源14を点灯する装置として、ワイヤレススイッチ装置が知られている。光源に白色以外の有色光源を用いて、色別スイッチを設けて、識別点灯のワイヤレススイッチ装置が採用可能である。有線になるON 、OFF制御のための操作スイッチ20を備えてもよい。
操作装置19を灯火部内に組み込んで、光源14の中央部を押圧することでON 、OFF制御するようにしてもよい。
本例の場合、灯火部は、ダイオードを備えた電源になり、外部に備えた操作装置8によって点火を制御することができる。
本例の場合、準備される大谷石基材5は、3つの大谷石基材5A、5B及び5Cからなる。大谷石基材5は、大谷石基材5A、5B及び5Cを総称して用いられる。大谷石基材5Aは、提灯インテリア2の形成に用いられ、大谷石基材5B及び5Cは、台座1Aの形成に用いられ、大谷石基材5A及び大谷石基材5B及び5Cが台座インテリア1の形成に用いられる。
本例の場合、大谷石基材5A、5B及び5Cは、同一形状、同一厚さ、同一種類で形成された。大谷石基材5A、5B及び5Cは、異なる同一形状、異なる厚さ、異なる種類あるいはこれらの混合状態で形成され得る。
大谷石基材5は、提灯筒10の外形に比べて、その外形が提灯筒10の外形と同一かそれ以上の大きさを持つ。典型的には、その外形は、提灯筒10が円筒状である場合、その外形に比べて、3倍以内とされ、典型的には、1.1~1.5倍とされる。
提灯筒10は、竹製の内部骨とその外面に張られた和紙からなる。本例の場合、提灯筒2は、上下に同一径に形成され、状端部に補強材が設けられているが、この形状に限定されず、中央が太鼓状に形成されてもよいし、非対称型の提灯形態であってもよい。従来からよく知られて形状の提灯筒を用いることができる。提灯筒2は、下端に開口部を有し、上端が閉塞される。栃木県の特産である大谷石基材に合わせて、和紙に栃木県特産の烏山地方の和紙を用いることが推奨される。
一方の位置合わせ具12は、硬い厚紙で形成された薄く数mm高さの円筒形状をなし、円筒形状に形成され、下方に開放された切り欠き部21が左右側対称に設けられる。
一対の磁石17が一方の位置合わせ具12に、下方に向かって埋め込まれ、他方の一対の磁石18が他方の位置合わせ具13に、下方に向かって埋め込まれる。
図5は、他方の位置合わせ具13を灯火部載置部16の周囲に配置した状態を示す写真である。
提灯筒10が半周内で回転されると、一方の位置合わせ具12に設けた切りかけ部に他方の位置合わせ具13が挿入され、組み合わされ、磁力によって提灯インテリア2が台座インテリア1に積層されることで組み合わされる。
一方の位置合わせ具12は、提灯筒10の内部の下端部に挿入され、接着剤によって提灯筒12の下端部内面に固着される。光透過部11の下端と位置合わせ具12の下端とは、ほぼ面一状態とされて、位置合わせ具12が提灯筒10の下端部内面に固着される。
灯火部15は、硬い厚紙で形成され、半径が一方の位置合わせ具12の円筒形状の内径よりも小さな径を有した薄い円板状をなし、中央にダイオードON,OFF制御で点灯、消灯する光源14を載置し、上面に灯火部15を接着、固定する円形状の接着部材22を持つ。
他方の位置合わせ具13は、切り欠き部21の切り欠き高さに相当する高さを有して円弧状をなし、灯火部15の外側で前記リング状直径上に、左右対称に大谷石コースター形状基台5の上面に中心を合わせて接着されて固定される。他方の位置合わせ具13の形状は、切り欠き部21に挿入可能とされる。
一対の他方の位置合わせ具13のそれぞれが、灯火部15の上面であって、切り欠き部21に対応する位置に固着される。
最上位の大谷石基材5A上面に中心を合わせて灯火部15が接着されて固定される。
切り欠き部21の位置と他方の位置合わせ具13の位置とを合わせ、他方の位置合わせ具13を切り欠き部21に挿入すると、上下配置の磁石17、18が吸引し合い、連結体30が提灯筒10に固着され得る。すなわち、提灯筒に、下端の開口部を上下として、大谷石基材5Aが取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結体が形成される。連結体30は、接合前には独立体であるので、連結体と称するが、一体化されたときには、行灯型の室内装飾具100の一部をなすので、連結体と称する。したがって、連結体あるいは連結部は、連結機能をもつ。
他方の位置合わせ具12が切り欠き部21に挿入される。挿入されたときに対向する磁石17と磁石18が引き寄せ合い、灯火部15が提灯筒2の内部に磁石17と磁石18を介して分離可能に一体化され得る。
大谷石基材を、例えば大谷石コースター形状基材としたとき、大谷石コースター形状基材5の上面に中心を合わせて接着されて固定された灯火部15は、光源14を固着した状態で、一方の位置合わせ具12の円筒状の内面に、すなわち提灯筒10の下端部に挿入可能とされる。提灯筒10、灯火部15及び連結部30を備えた提灯インテリアが形成可能となる。
1層と2層、及び2層と3層の大谷石基材5の対抗する面状に磁石を取り付けて、1層と2層、及び2層と3層の大谷石基材を互いに固着することができる。固着方法は磁石による固着方法に限定されず、各種の固着法が採用可能である。例えば、バネ性のある線材を用いて籠を形成し、この籠の中に3層の大谷石基材5を収納して保持することができ、市販されている接着剤を用いて固着することができる。連結部を形成する1層目の大谷石基材5Aを大谷石基材5Bに、大谷石基材5Bを大谷石基材5Cに単に積層するだけであっても大谷石基材5の重みを活用して、大谷石基材5A,5B、5Cを互いに上下方向に固定することができる。大谷石基材5A,5B、5Cを互いに上下方向に固定することで、台座インテリア1が形成可能となる。
大谷石基材は、水平断面が円形状ばかりでなく、多角形(例えば、三角~八角)、楕円形あるいは任意形状とすることができる。
形成される台座インテリア1は、例えば円柱の場合、直径50~600mm、高さ10mm~200mmが採用可能である。四角柱の場合、縦50~600mm、横50~600mm、高さ10~200mmが採用可能である。
提灯筒のサイズとしては、典型的には、直径50~600mmが採用される。
図6は、本考案の実施例である提灯インテリアの構成を示す図である。
光透過部11の下端と位置合わせ具12の下端とは、ほぼ面一状態とされて、位置合わせ具12が提灯筒10の下端部内面に固着される。
大谷石基材5の上面に中心を合わせて接着されて固定された灯火部15は、光源14を固着した状態で、一方の位置合わせ具12の円筒状の内面に、すなわち提灯筒10の下端部に挿入される。
切り欠き部21の位置と他方の位置合わせ具13の位置とを合わせ、他方の位置合わせ具13を切り欠き部21に挿入すると、上下配置の磁石17、18が吸引し合い、連結体30が提灯筒10に固着され、提灯筒10の下端が、連結部30の上面に接触24して密着する。提灯筒10、連結部30に灯火部15を備えた提灯インテリア2が形成される。
本例の場合、連結部30は薄い円筒状をなし、その外形は、提灯筒10の外形よりも大きく、提灯筒10の下端を形成する位置合わせ具12は、連結部30の上面に接触24して密着し、連結部30の外方上面部23は露出する。光透過部11の下端と位置合わせ具12の下端とは、ほぼ面一状態とされるので、光透過部11の下端は、連結部30の上面に密着する如く近接し、光透過部11が連結部30の上面に載置された形となり、光透過部11を左右に振るような力が作用しても連結部30は、安定的に提灯筒10を保持する。
本例では、提灯筒10の下端を形成する位置合わせ具12は、下端が、わずかに光透過部11の下端から突出して、連結部30の大谷石上面に密着する形態とされたが、下端が、わずかに光透過部11の下端から内方に位置するものとして、光透過部11の下端が連結部30の大谷石上面に密着する形態としてもよい。いずれにしても、提灯インテリアの提灯筒が、台座インテリアの大谷石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持される。
位置合わせ具12は、連結部30の上面に接触24して密着し、光透過部11の下端は、連結部30の上面に密着する如く近接配置されるので、灯火部15からの照明光が提灯インテリア2から洩れることがない。
かくして、携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材で提灯インテリアが形成される。
提灯インテリアが他の大谷石基材で形成された台座インテリアに積層される。
連結部に形成された、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面を持ち、携行可能とされた行灯型に形成された室内装飾具に用いられる提灯インテリアにおいて、
和紙になる光透過部を備えた提灯筒に、下端の開口部を上下として、提供された大谷石基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部を備え、内部に灯火部を備える行灯型の室内装飾具に用いられる提灯インテリアの形成を可能とする。
和紙になる光透過部の表面に、透過する光を遮るいかなる部材も付着されず、台座インテリアとの一体感が醸し出される。
図7は、本考案の実施例である行灯型の室内装飾具の構成を示す図である。
図7において、大谷石基材5B、5Cが積層されて、台座インテリア1が構成される。
形成された提灯インテリア2が、連結部30を介して台座インテリア1に積層されて、行灯型の室内装飾具100が構成される。
かくして、本考案の実施例である行灯型の室内装飾具100は、携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材で提灯インテリアが形成され、他の大谷石基材で台座インテリアが形成され、
提灯インテリアが、和紙になる光透過部を備えた提灯筒に、下端の開口部を上下として、提供された大谷石基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部を備え、内部に灯火部を備え、
前記提灯インテリアが当該台座インテリアに積層されて、前記連結部の、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面を持ち、携行可能とされる。
操作スイッチ20を備えた操作装置19が、外部に用意される。
準備された大谷石基材が同一円形の表面を有して、前記提灯インテリアが当該台座インテリアに積層され、灯火部の灯火時に、前記外形面に、和紙になる光透過部を透過した光に起因した間接光が照射されて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様に濃淡が形成されるようにしてもよい。
先端部が提灯筒の外面に接して、当該台座インテリアを収納する籠が形成され、当該台座インテリアの外形面に沿って設けられる。
台座インテリアが、大谷石基材又は大理石基材で形成され、当該台座インテリアの大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、ON、OFF点火制御される灯火部が配設されて構成され、
提灯インテリアが、和紙で形成した光透過部を有し、前記灯火部を内部に配置した提灯筒を備えて構成され、
提灯インテリアの提灯筒が、台座インテリアの大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持されて、携行可能な行灯型の室内装飾具が形成される。
図8は、台座インテリアに形成された外形面を示す図である。
図8において、台座インテリア1は、大谷石基材5B及び5Cの2層で形成されるが、見た目に提灯インテリア2に備える連結部30を含めて、3層の積層形状を呈する。3層の積層形状の外表面31は、2層の場合に比べて表面面積を増大し、その表面に、連続したスポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を備え、提灯インテリア2の持つインテリア性と相乗マッチングして、インテリア性が向上する。
図9は、本考案の実施例である行灯型の他の室内装飾具の構成を示す図である。
提灯筒4に、下端の開口部を上下として、提供された大谷石基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部30が形成された。
台座インテリア1がこれに結合される連結部39を加えて構成された。結合は、連結部30と台座部1Aとの間に磁石あるいは接合材になる結合手段によってなされてもよいし、連結部表面及び台座表面を対向配置して台座表面上に連結部30を載置した非固着形態の結合態様としてもよい。連結部30によって、確実に提灯インテリア2を台座インテリア上に保持することができる。
本考案の実施例である他の行灯型の室内装飾具100は、台座インテリア1が細長の形状で、提灯インテリア2と同等あるいはそれ以上の長さを有していることを特徴とする。台座インテリア1に用いられた大谷石基材と提灯インテリアに用いられた大谷石基材は、同一種類の大谷石が用いられ、上からの平面形状を同一にして、縦方向の長さを異にする。
連結部30の外形面を加えた台座インテリア1の外形面は、長大な外形面になる。
このように提灯インテリア2の縦方向の長さを長大とすることで、インテリ性を向上することができる。
図10は、本考案の実施例である行灯型の他の室内装飾具の構成を示す図である。
本考案の実施例の特徴は、連結部30と台座部1Aが一体的に加工形成されていることにある。台座部1Aの上方部が連結部30となる。当該連結部30は、図8に示される連結部30と同様機能を持つ。
提灯筒4に、下端の開口部を上下として、提供された大谷石基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部30が形成された。
連結部39に台座部1Aが一体的に形成され、台座インテリア1が構成された。この場合には、図9に示される結合方法を異にし、連結部30と台座インテリア1との間に磁石あるいは接合材になる結合手段を要しないし、載置する態様ではなく、一体的な態様となる。連結部30は、確実に提灯インテリア2を台座インテリア上に保持することができる。
連結部30の外形面を加えた台座インテリア1の外形面は、長大な外形面になる。
このように提灯インテリア2の縦方向の長さを長大とすることで、インテリ性を向上することができる。
図11は、本考案の実施例である行灯型の他の室内装飾具の構成を示す図である。
図11に示される行灯型の室内装飾具100は、図6に示される行灯型の室内装飾具100の変形例である。
図10に示される行灯型の室内装飾具100は、厚み及び径の異なる複数の、本例では3つの台座部41、42、43からなる3段重ねが採用された。
台座インテリア1が連結体10及び3つの台座部41、42、43からなる。
本例の場合、厚み及び径のいずれも、台座部41<台座部42<台座部43である。
各台座部の下端面に円形状の厚紙になる固定紙が設けられ得る。
3つの台座部41、42、43は、本例の場合、水平断面が円形状をなし、中心を合わせて上下に配置してもよいし、中心をずらして上下に配置してもよい形態をなす。
台座部41、42、43は、水平断面が円形状でなく、多角形(例えば、三角~八角)、楕円形あるいは任意形状とすることができる。
図12は、行灯型の室内装飾具の一つの使用例を示す図である。
雛人形に並列して載置される行灯型の室内装飾具100が形成された。
灯火部の灯火時に、前記外形面に、和紙になる光透過部を透過した光に起因した間接光が照射されて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様に濃淡が形成される。
雛人形に並列して載置される行灯型の室内装飾具であって、
携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材で提灯インテリアが形成され、他の大谷石基材で台座インテリアが形成され、
提灯インテリアが、和紙になる光透過部を備えた提灯筒に、下端の開口部を上下として、提供された大谷石基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部を備え、内部に灯火部を備え、
前記提灯インテリアが当該台座インテリアに積層されて、前記連結部の、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面を持ち、携行可能とされ、
大谷石基材が同一円形の表面を有して、前記提灯インテリアが当該台座インテリアに積層され、
灯火部の灯火時に、前記外形面に、和紙になる光透過部を透過した光に起因した間接光が照射されて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様に濃淡が形成されて、
を特徴とする雛人形に並列して載置される行灯型の室内装飾具が構成された。
図13は、行灯型の室内装飾具の他の使用例を示す図である。
携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材で提灯インテリアが形成され、他の大谷石基材で大谷石コースター形状の台座インテリアが形成された。
図14は、大谷石コースター形状基台の形状を示す図である。
大谷石コースター形状基台は、図10に示される行灯型の室内装飾具に用いられ得る。
図12に示すように、大谷石コースター形状基台の形状としては、典型的に丸形、四角形及び八角形のものがある。大谷石コースター形状基台の形状としては、丸形、四角形及び八角形のものに限定されない。例えば、ハート形、その他の形状であってもよい。
携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材で提灯インテリアが形成され、他の大谷石基材で大谷石コースター形状の台座インテリアが形成され、
提灯インテリアが、和紙になる光透過部を備えた提灯筒に、下端の開口部を上下として、提供された大谷石コースター形状の大谷石基材が取り付けられて、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部を備え、内部に灯火部を備え、
前記提灯インテリアが当該台座インテリアに積層されて、前記連結部の、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面を持ち、携行可能とされ、
当該大谷石コースター形状の当該台座インテリアが、当該台座インテリアの底部から提灯筒部側にまで伸延する竹ひごで形成された籠に保持され、喫飲用のカップ又は食物を載置するために当該竹かごから取り出し可能であること
を特徴とする行灯型に形成された室内装飾具が構成された。
当該台座インテリアが載置するものとしては、コーヒカップあるいは菓子類の食べ物がある。
図15は、行灯型の室内装飾具の他の使用例を示す図である。
企画運営業者によって、行灯型の室内装飾具作成教室が企画され、有料の室内装飾具作成コースが設けられた。
企画運営業者によって、行灯型の室内装飾具作成教室の室内装飾具作成コースで用いられる行灯型の室内装飾具の各部品が説明され、組み合わせ方法が説明された。
受講者は、思い思いにアイデアを出して、企画運営業者によって準備された行灯型の室内装飾具の各部品を用いて独自の行灯型の室内装飾具を作成した。
行灯型の室内装飾具作成教室で、行灯型の室内装飾具作成コースに用いられる行灯型の室内装飾具であって、
携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材が用いられて提灯インテリアが形成され、他の大谷石基材で台座インテリアが形成されるものであって、
和紙になる光透過部を備えた提灯筒と、内部に備える灯火部と、当該提灯筒の下端の開口部に取り付けられる一つの大谷石基材と、からなる提灯インテリアセット、
他の大谷石基材からなる台座インテリアセット、
一つの大谷石基材がスポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部として用いられて、台座インテリアセットから提灯インテリアが構成され得、
台座インテリアセットを構成する他の大谷石基材から台座インテリアが構成され得、
前記連結部の、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面が構成され得、
前記提灯インテリアを当該台座インテリアに積層可能で、積層されたときに携行可能であること
を特徴とする行灯型の室内装飾具作成教室で、行灯型の室内装飾具作成コースに用いられる行灯型の室内装飾具が構成された。
図16は、行灯型の室内装飾具の他の使用例を示す図である。
企画運営業者によって、インターネットを活用して、ユーザに行灯型の室内装飾具が販売された。
販売に際しては、行灯型の室内装飾具の各部品によってセットとされ、当該セットがネットを介して注文が受け付けられた。パソコン、パソコンの画像に表示された室内装飾具部品を組み合わせる行灯型の室内装飾具の各部品が説明され、組み合わせ方法が説明された。
ユーザは、届けられた行灯型の室内装飾具のセットを説明書の説明に沿って組み合わせて行灯型の室内装飾具を作成した。
インターネットで販売される行灯型の室内装飾具であって、
携行可能な、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様を有した凝灰岩の大谷石基材で構成され、一つの大谷石基材が用いられて提灯インテリアが形成され、他の大谷石基材で台座インテリアが形成されるものであって、
和紙になる光透過部を備えた提灯筒と、内部に備える灯火部と、当該提灯筒の下端の開口部に取り付けられる一つの大谷石基材と、からなる提灯インテリアセット、
他の大谷石基材からなる台座インテリアセット、
一つの大谷石基材がスポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面を持つ連結部として用いられて、台座インテリアセットから提灯インテリアが構成され得、
台座インテリアセットを構成する他の大谷石基材から台座インテリアが構成され得、
前記連結部の、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面と、当該台座インテリアの、スポンジ状の小さな穴を多数備える多孔質で緑色を呈する表面模様の側表面からなる外形面が構成され得、
前記提灯インテリアを当該台座インテリアに積層可能で、積層されたときに携行可能であること
を特徴とするインターネットで販売される行灯型の室内装飾具が構成された。
以上、大谷石基材を使用する場合を例に採って説明したが、大理石を使用しても同様の構成とすることができ、この場合、大理石が比較的柔らかい石材であるので、加工しやすく、色や模様の種類が豊富で、磨くと独特の光沢が出る特徴を有し、心が休まるヒーリング効果
のある行灯型の室内装飾具100を提供することができる。
図17は、携行可能な行灯型の室内装飾具和紙の例を示す写真である。
図17(1)は、大谷石を用いた場合の携行可能な行灯型の室内装飾具和紙の例を示す写真であり、図17(2)は、大理石を用いた場合の携行可能な行灯型の室内装飾具和紙の例を示す写真である。
写真に示されるように、和紙になる光透過部を備えた提灯筒が、前記灯火部を内蔵し、当該大谷石又は大理石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持されることを特徴とする携行可能な行灯型の室内装飾具和紙が提供される。
下側に各種の大谷石又は大理石台座の配設を可能として、上側提灯筒による照明インテリアと下側大谷石又は大理石基材のよる台座インテリアを一体化した室内装飾具を大谷石又は大理石基材による装飾化技術と提灯あるいは伝統工芸品である行灯の製造技術とのコラボを図って、縦方向に起立する提灯筒が大谷石又は大理石基材に密接保持されて安定性が確保することができる。
100…行灯型の室内装飾具、1…台座インテリア、2…提灯インテリア、3…室内装飾具を製造する者、4…提灯を製造する者、5、5A、5B、5C…大谷石基材、10…提灯筒、11…光透過部、12…一方の位置合わせ具、13…他方の位置合わせ具、14…光源、15…灯火部、16…灯火部載置部、17…一方の位置合わせ具12に設けられる一対の磁石、18…他方の位置合わせ具13に設けられる一対の磁石、19…操作装置、20…操作スイッチ、30…連結部、31…積層形状の外表面、41、42、43…台座部。

Claims (1)

  1. 台座インテリア及び提灯インテリアを備えた携行可能な行灯型の室内装飾具であって、
    前記台座インテリアが、大谷石基材又は大理石基材で形成され、当該台座インテリアの大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、ON、OFF点火制御される灯火部が配設されて構成され、
    前記提灯インテリアが、和紙で形成した光透過部を有し、前記灯火部を内部に配置した提灯筒を備えて構成され、
    当該提灯インテリアの提灯筒が、当該台座インテリアの大谷石基材の上側表面上又は大理石基材の上側表面上に、縦方向に起立して密着保持されること
    を特徴とする携行可能な行灯型の室内装飾具。
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