JP3240541U - Buddhist altar - Google Patents
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Abstract
【課題】耐久性を備えると共に、メンテナンスが容易で、また、美観に優れて高級感を奏することができる仏壇の提供を課題とする。【解決手段】二つ折り可能な二枚の扉を左右に一対備える仏壇1であって、前記二つ折り可能な二枚の扉のうち、先端側右扉11は、板状の扉本体11aと、前記扉本体11aの所定領域を被覆する透明樹脂層たるレジン11cと、透明樹脂層で被覆される前記扉本体11aの所定領域の表面に配置される模様部Qとで構成される仏壇1である。【選択図】 図4An object of the present invention is to provide a Buddhist altar that has durability, is easy to maintain, and has an excellent appearance and a sense of quality. A Buddhist altar 1 is provided with a pair of two doors that can be folded in two on the left and right sides, and of the two doors that can be folded in two, the right front door 11 includes a plate-shaped door body 11a, The Buddhist altar 1 comprises a resin 11c, which is a transparent resin layer covering a predetermined area of the door body 11a, and a pattern portion Q arranged on the surface of the door body 11a covered with the transparent resin layer in a predetermined area. . [Selection drawing] Fig. 4
Description
実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り (販売)令和4年4月18日に株式会社佛壇の古屋鋪に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年5月21日に有限会社日真堂に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年7月1日に株式会社もがみに仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年7月1日に浜屋株式会社に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年7月27日に株式会社乾商事に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年8月8日に株式会社浄光に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年8月29日に株式会社五十嵐仏壇店に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年9月10日に株式会社熊木に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年9月15日に有限会社松尾仏具本店に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年9月27日に有限会社志喜屋に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年11月5日に株式会社中原三法堂に仏壇を販売したことにより公開 (販売)令和4年11月12日に須藤忠商事株式会社に仏壇を販売したことにより公開Applied mutatis mutandis to Article 30,
本考案は、耐久性を備えると共に、メンテナンスが容易で、また、美観に優れて高級感を奏することができる仏壇に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a Buddhist altar that is durable, easy to maintain, and has an excellent appearance and a sense of quality.
従来、美しい立体的な装飾を備えた仏壇が各種開発されている。
このような従来の仏壇を示すものとして、例えば、下記特許文献1がある。
Conventionally, various types of Buddhist altars with beautiful three-dimensional decorations have been developed.
For example,
上記特許文献1に示す従来技術は、装飾板を備える仏壇に関するもので、木製細工の狂いを少なくして、重厚感のある美しい装飾板を、簡単かつ容易に、しかも能率よく安価に大量生産できるメリットがある。
しかしながら、このような立体的な装飾を備える従来の仏壇においては、装飾が外部に露出していることから、装飾に埃やごみ等が溜まり易く、頻繁に掃除をしなければならず、メンテナンスが面倒になると共に装飾が損傷し易いという問題があった。
The prior art shown in
However, in conventional Buddhist altars with such three-dimensional decorations, since the decorations are exposed to the outside, dust and dirt tend to accumulate on the decorations, requiring frequent cleaning and maintenance. There was a problem that it was troublesome and the decoration was easily damaged.
そこで、本考案は上記従来技術の問題を解消し、耐久性を備えると共に、メンテナンスが容易で、また、美観に優れて高級感を奏することができる仏壇の提供を課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a Buddhist altar that solves the above-described problems of the prior art, has durability, is easy to maintain, and has an excellent appearance and a sense of quality.
本考案の仏壇は、二つ折り可能な二枚の扉を左右に一対備える仏壇であって、前記二つ折り可能な二枚の扉のうち、先端側の扉は、板状の扉本体と、前記扉本体の所定領域を被覆する透明樹脂層と、透明樹脂層で被覆される前記扉本体の所定領域の表面に配置される模様部と前記透明樹脂層内に配置される模様部との少なくとも何れか一つの模様部とで構成されることを第1の特徴としている。
また、本考案の仏壇は、上記第1の特徴に加えて、扉本体は、おもて面側に、扉本体の先端側の端面を含む位置に配置される正面視矩形状の凹状溝を備えると共に、前記凹状溝内に模様部を配置してあり、透明樹脂層がレジンで構成されていることを第2の特徴としている。
また、本考案の仏壇は、上記第1又は第2の特徴に加えて、模様部は、扉本体のおもて面側に貼り付けられる薄板上に配置される凹状型の模様部と凸状型の模様部との少なくとも何れか一つで構成されると共に、前記凹状型の模様部が前記薄板の所定領域に設けた開口で形成され、凸状型の模様部が前記薄板に取り付けられた木工部材で形成されていることを第3の特徴としている。
The Buddhist altar of the present invention is a Buddhist altar provided with a pair of two doors that can be folded in two on the left and right sides, wherein the door on the tip side of the two doors that can be folded in two comprises a plate-like door body and the door body. At least one of a transparent resin layer covering a predetermined area of a door body, a pattern portion disposed on the surface of the predetermined area of the door body covered with the transparent resin layer, and a pattern portion disposed within the transparent resin layer. The first feature is that the pattern portion is composed of one or more pattern portions.
Further, in the Buddhist altar of the present invention, in addition to the above first feature, the door body has a rectangular recessed groove in the front view that is arranged at a position including the end face on the tip side of the door body. A second feature is that a pattern portion is arranged in the recessed groove, and the transparent resin layer is made of resin.
Further, in the Buddhist altar of the present invention, in addition to the above first or second feature, the pattern portion includes a concave pattern portion and a convex pattern portion arranged on a thin plate attached to the front surface side of the door body. and a pattern portion of a mold, wherein the concave pattern portion is formed by an opening provided in a predetermined region of the thin plate, and the convex pattern portion is attached to the thin plate. A third feature is that it is made of a wooden member.
請求項1に記載の仏壇によれば、二つ折り可能な二枚の扉のうち、先端側の扉が、板状の扉本体と、前記扉本体の所定領域を被覆する透明樹脂層と、透明樹脂層で被覆される前記扉本体の所定領域の表面に配置される模様部と前記透明樹脂層内に配置される模様部との少なくとも何れか一つの模様部とで構成されることで、模様部が透明樹脂で被覆された状態となり、模様部に埃やごみ等が溜まることを確実に防止することができると共に、先端側の扉の掃除をする場合でも最表面を拭くだけで掃除を完了させることができ、メンテナンスが容易な仏壇とすることができる。加えて、模様部が透明樹脂で被覆された状態となることで、掃除等を行う場合に模様部が落下することを確実に防止することができ、耐久性を備えた仏壇とすることができる。更に、透明樹脂層を透して模様部を視認することができ、美観に優れて高級感を奏することができる仏壇とすることができる。
According to the Buddhist altar of
また、請求項2に記載の仏壇によれば、上記請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、扉本体は、おもて面側に、扉本体の先端側の端面を含む位置に配置される正面視矩形状の凹状溝を備えると共に、前記凹状溝内に模様部を配置してある構成とすることで、先端側の扉を開いた状態において、扉本体の先端側の端面からも模様部を視認することができ、一段と美観に優れて高級感を奏することができる仏壇とすることができる。更に、透明樹脂層としてレジンを用いる構成とすることで、製造効率が良いと共に、透明度が高く、一段と美観に優れて高級感を奏することができる仏壇とすることができる。
Further, according to the Buddhist altar described in
また、請求項3に記載の仏壇によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による作用効果に加えて、模様部が扉本体のおもて面側に貼り付けられる薄板上に配置されていると共に、凹状型の模様部が前記薄板の所定領域に設けた開口で形成され、凸状型の模様部が前記薄板に取り付けられた木工部材で形成されている構成とすることで、製造効率が良く、より精巧な模様部を容易に表現可能な仏壇とすることができる。
Further, according to the Buddhist altar of
以下の図面を参照して、本考案の実施形態に係る仏壇を説明し、本考案の理解に供する。しかし、以下の説明は本考案の実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定するものではない。 A Buddhist altar according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the following drawings for understanding of the present invention. However, the following description is not intended to limit the invention described in the scope of utility model registration claims of the present invention.
図1~図3に示すように、本考案の実施形態に係る仏壇1は、二つ折り可能な二枚の扉を左右に一対備える仏壇である。
より具体的には、天板1aと、側板1bと、背板1cと、底板1dと、扉部1eと、棚板1fとを組み付けてなる仏壇であると共に、扉部1eがヒンジHを介して二つ折り可能な二枚の扉で構成されるものである。
なお、天板1aと、側板1bと、背板1cと、底板1dと、棚板1fとは、汎用されている製造方法にて加工された所定大きさ、所定厚みの板状部材で形成されるものであるため、詳細な説明は省略し、以下、本考案の特徴的な構成を備える扉部1eについてのみ詳細な説明を行うものとする。
なお、天板1aと、側板1bと、背板1cと、底板1dと、棚板1fの素材としては、松、杉、檜、楢、紫檀、ウォールナット、タモなど、仏壇の素材として汎用されている各種の板を用いることができる。
As shown in FIGS. 1 to 3, a
More specifically, the altar is formed by assembling a top plate 1a, a side plate 1b, a back plate 1c, a bottom plate 1d, a door portion 1e, and a shelf plate 1f. It consists of two doors that can be folded in two.
The top plate 1a, the side plate 1b, the back plate 1c, the bottom plate 1d, and the shelf plate 1f are formed of plate-shaped members having a predetermined size and a predetermined thickness processed by a general-purpose manufacturing method. Therefore, detailed description will be omitted, and only the door portion 1e having the characteristic structure of the present invention will be described in detail below.
The top plate 1a, the side plate 1b, the back plate 1c, the bottom plate 1d, and the shelf plate 1f are made of pine, cedar, cypress, oak, rosewood, walnut, tamo, etc., which are widely used as materials for Buddhist altars. A variety of plates can be used.
前記扉部1eは、仏壇1の正面側に配置されるもので、本実施形態においては、二つ折り可能な二枚の扉を左右に一対配置する構成としてある。
より具体的には、前記扉部1eは、図1~図3に示すように、ヒンジHを介して折り畳み自在な先端側右扉11と後端側右扉12とを備える右扉10と、ヒンジHを介して折り畳み自在な先端側左扉21と後端側右扉22とを備える左扉20とで構成される。
なお、右扉10と左扉20とは、模様部Qの配置と先端側扉の端面Sの形状のみが異なるものであって、その他の構成は全て同じものであることから、以下においては右扉10のみの説明を行うものとする。
The door portion 1e is arranged on the front side of the
More specifically, as shown in FIGS. 1 to 3, the door portion 1e includes a
Note that the
前記先端側右扉11は、右扉10を開いた状態において先端側に配置される扉で、図1~図3に示すように、縦長で所定の厚みを有する長方形型の板状部材で形成されている。
この先端側右扉11は、図4(a)、図4(b)に示すように、扉本体11aと、基台11bと、レジン11cと、模様部Qとで構成される。
The tip-side
4(a) and 4(b), the front
前記扉本体11aは、先端側右扉11の土台を構成するものである。扉本体11aの素材としては、松、杉、檜、楢、紫檀、ウォールナット、タモなど、仏壇の素材として汎用されている各種の板を用いることができる。
また、本実施形態においては、図1~図4に示すように、扉本体11aのおもて面側に、扉本体11aの先端側の端面Sを含む位置に配置される正面視矩形状の凹状溝Pを備える構成としてある。より具体的には、正面視において、扉本体11aの上端、下端、右端のそれぞれを所定厚み残した領域に矩形状の凹状溝Pを設ける構成としてある。なお、凹状溝Pの深さは、好適には12mm~13mm程度とすることが望ましい。
また、扉本体11aの下端には、先端側の端面Sから水平方向に所定長さのL字状の段差部D1を設けてあると共に、段差部D1の上面に所定大きさの窪み(図示しない)を設けてある。この段差部D1及び窪みは、右側扉10を開く際に指を引っ掛けるための引っ掛け部となるものである。
また、図2、図3に示すように、先端側の端面Sの長手方向には、右側扉10と左側扉20とを閉じた際に、左側扉20の先端に設けたL字状の段差部D3と当接させるためのL字状の段差部D2を設けてある。より具体的には、扉本体11aの先端側の端面Sの長手方向には、仏壇1の内部側にL字状の段差部D2を設けてあり、先端側左扉21の扉本体の先端側の端面Sの長手方向には、仏壇1の外部側にL字状の段差部D3を設けてある。
更に、図1、図2、図4に示すように、扉本体11aのおもて面側の後端(正面視における右端)には、上端から下端に向けて幅広となると共に、仏壇1の内部方向に傾斜する傾斜面Kを設けてある。
The door main body 11a constitutes the base of the front
Further, in the present embodiment, as shown in FIGS. 1 to 4, on the front surface side of the door body 11a, a rectangular shape in a front view is arranged at a position including the end face S on the tip side of the door body 11a. It is configured to have a concave groove P. More specifically, in a front view, a rectangular concave groove P is provided in each of the upper end, the lower end, and the right end of the door body 11a with a predetermined thickness left. The depth of the concave groove P is preferably about 12 mm to 13 mm.
Further, at the lower end of the door main body 11a, an L-shaped stepped portion D1 having a predetermined length in the horizontal direction from the end surface S on the tip side is provided, and a depression of a predetermined size (not shown) is provided on the upper surface of the stepped portion D1. ) is provided. The stepped portion D1 and the depression serve as a hooking portion for hooking a finger when opening the
As shown in FIGS. 2 and 3, in the longitudinal direction of the end face S on the leading end side, there is an L-shaped step provided at the leading end of the
Furthermore, as shown in FIGS. 1, 2, and 4, at the rear end (right end in front view) of the front side of the door body 11a, the width of the
前記基台11bは、おもて面側に模様部Qを構成する凹状型の模様部Q1と凸状型の模様部Q2とを備え、扉本体11aのおもて面側に接着剤を介して貼り付けられることで、凹状型の模様部Q1と凸状型の模様部Q2とを扉本体11a上に表示するためのものである。
より具体的には、本実施形態においては図1、図2、図4に示すように、基台11bとして、凹状溝Pと同一形状(本実施形態においては矩形状)の厚みの薄い板状部材を用いる構成としてある。
また、基台11bの所定箇所に所定模様(本実施形態においては葉と茎)の開口(貫通孔)を設けることで、凹状型の模様部Q1を形成する構成としてある。また、予め木工部材を用いて基台11bとは別部材となる凸型の装飾体(本実施形態においては花)を作製し、この凸型の装飾体で凸状型の模様部Q2を形成する構成とすると共に、接着剤を介して前記凸状型の模様部Q2を基台11bの所定箇所に貼り付ける構成としてある。そして、このように形成した凹状型の模様部Q1と凸状型の模様部Q2を備える基台11bを扉本体11aの凹状溝Pの表面に接着剤を介して貼り付けてある。
なお、凹状型の模様部Q1と凸状型の模様部Q2の形状、大きさ、数などは本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
また、基台11bの厚みも本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
なお、基台11bの素材としては、松、杉、檜、楢、紫檀、ウォールナット、タモなど、仏壇の素材として汎用されている各種の板を用いることができる。
The base 11b has a concave pattern portion Q1 and a convex pattern portion Q2 forming the pattern portion Q on the front surface side, and is attached to the front surface side of the door body 11a via an adhesive. The concave pattern portion Q1 and the convex pattern portion Q2 are displayed on the door main body 11a.
More specifically, in this embodiment, as shown in FIGS. 1, 2, and 4, the base 11b is a thin plate having the same shape (rectangular shape in this embodiment) as the recessed groove P. It is set as the structure using a member.
Further, by providing openings (through holes) of a predetermined pattern (leaf and stem in this embodiment) at predetermined locations of the base 11b, the recessed pattern portion Q1 is formed. In addition, a convex decorative body (a flower in this embodiment), which is a separate member from the base 11b, is prepared in advance using a woodwork member, and the convex pattern portion Q2 is formed with this convex decorative body. In addition, the convex pattern portion Q2 is adhered to a predetermined portion of the base 11b via an adhesive. Then, the base 11b having the concave pattern portion Q1 and the convex pattern portion Q2 thus formed is attached to the surface of the concave groove P of the door body 11a via an adhesive.
The shape, size, number, etc. of the concave pattern portion Q1 and the convex pattern portion Q2 are not limited to those of the present embodiment, and can be changed as appropriate.
Also, the thickness of the base 11b is not limited to that of the present embodiment, and can be changed as appropriate.
As the material for the base 11b, various boards commonly used as materials for Buddhist altars, such as pine, cedar, cypress, oak, rosewood, walnut, and tamo can be used.
前記レジン11cは、扉本体11aの所定領域を被覆する透明樹脂層である。なお、本実施形態においては、模様部Qの表面を含んで扉本体11aの表面全体をレジン11cで被覆する構成としてある。つまり、本実施形態においては、扉本体11aの全面を透明樹脂層で被覆する所定領域としてある。
より具体的には、本実施形態においては図1~図4に示すように、凹状溝P内の厚み全てに無色透明のレジン11cを充填させることで、透明樹脂層で被覆される扉本体11aの所定領域の表面に模様部が配置される構成、より具体的には全ての模様部Qがレジン11cの内部に埋まったような状態にて配置される構成としてある。また、凹状溝Pの部分を除く扉本体11aの表面全体を所定の厚みのレジン11cで被覆する構成としてある。
更に、本実施形態においては、先端側右扉11の段差部D1、段差部D2や傾斜部Kを含む各面が面一となるようにレジン11cを被覆する構成としてある。
なお、レジン11cは、例えば所定の型枠を用いて扉本体11aの表面に所定厚みで被覆させることができる。凹状溝Pを被覆するレジン11cの厚みは、好適には、15mm~18mm程度とすることが望ましい。
また、レジンとしては、複数の溶剤を混合することにより固化するエポキシレジンと、紫外線照射により固化するUVレジンとのどちらを用いる構成としてもよい。
The resin 11c is a transparent resin layer covering a predetermined area of the door body 11a. In this embodiment, the entire surface of the door body 11a including the surface of the pattern portion Q is covered with the resin 11c. In other words, in this embodiment, the entire surface of the door body 11a is a predetermined area covered with the transparent resin layer.
More specifically, in this embodiment, as shown in FIGS. 1 to 4, the door body 11a covered with the transparent resin layer is filled with the colorless and transparent resin 11c over the entire thickness of the recessed groove P. More specifically, all the pattern portions Q are arranged in such a manner as to be buried inside the resin 11c. Further, the entire surface of the door body 11a except for the portion of the concave groove P is coated with the resin 11c having a predetermined thickness.
Furthermore, in the present embodiment, the resin 11c is coated so that each surface including the stepped portion D1, the stepped portion D2, and the inclined portion K of the tip-side
The resin 11c can be coated with a predetermined thickness on the surface of the door body 11a by using a predetermined mold, for example. Preferably, the thickness of the resin 11c covering the concave groove P is about 15 mm to 18 mm.
As the resin, either an epoxy resin that is hardened by mixing a plurality of solvents or a UV resin that is hardened by ultraviolet irradiation may be used.
このような構成からなる本実施形態に係る仏壇1は、以下の効果を奏する。
The
二つ折り可能な二枚の扉のうち、先端側右扉11が、扉本体11aと、扉本体11aの所定領域(本実施形態においては扉本体11aの全面)を被覆する透明樹脂層たるレジン11cと、透明樹脂層で被覆される扉本体11aの所定領域の表面に配置される模様部Qとで構成されることで、扉本体11の全面が透明樹脂層であるレジン11cで被覆された状態となり、扉本体11aの全面において耐久性に優れた仏壇1とすることができる。
また、凹状型の模様部Q1及び凸状型の模様部Q2に埃やごみ等が溜まることを確実に防止することができると共に、先端側右扉11の掃除をする場合でも最表面を拭くだけで掃除を完了させることができ、メンテナンスが容易な仏壇1とすることができる。加えて、凹状型の模様部Q1及び凸状型の模様部Q2がレジン11cで被覆された状態となることで、掃除等を行う場合に凸状型の模様部Q2が落下することを確実に防止することができ、耐久性を備えた仏壇とすることができる。
また、先端側右扉11の最表面を被覆する被覆層が透明樹脂層であるレジン11cで形成され、且つ凹状溝Pの厚みの全てをレジン11cで埋める構成とすることで、レジン11cを透して凹状型の模様部Q1及び凸状型の模様部Q2を視認することができ、美観に優れて高級感を奏することができる仏壇1とすることができる。
加えて、本実施形態においては、扉本体11aの先端側の端面Sを含む位置に正面視矩形状の凹状溝Pを配置する構成としてあることから、図3(b)、図4に示すように、右扉10を開いた際に、先端側右扉11の端面Sからも凸状型の模様部Q2を視認することができる。従って、凸状型の模様部Q2の厚みによってレジン11c内で凸状型の模様部Q2を浮き出たように立体的に見せることができ、一段と美観に優れて高級感を奏することができる仏壇1とすることができる。
Of the two doors that can be folded in half, the front
In addition, it is possible to reliably prevent dust and dirt from accumulating in the concave pattern portion Q1 and the convex pattern portion Q2. Cleaning can be completed with , and the
In addition, the resin 11c, which is a transparent resin layer, is used as the coating layer that covers the outermost surface of the front
In addition, in the present embodiment, since the recessed groove P having a rectangular shape in front view is arranged at a position including the end surface S on the tip side of the door main body 11a, as shown in FIGS. In addition, when the
また、透明樹脂層としてレジン11cを用いる構成とすることで、製造効率が良いと共に、透明度が高く、一段と美観に優れて高級感を奏することができる仏壇1とすることができる。
In addition, by using the resin 11c as the transparent resin layer, the
また、薄板で構成される基台11b上に予め模様部Qを配置し、接着剤を介して基台11bを扉本体11aのおもて面側に設ける凹状溝Pに貼り付けてある構成とすることで、模様部Qを備えた基台11bを扉本体11aに接着剤を介して貼り付けるだけで扉本体11aに模様部Qを設けることができ、製造効率が良い仏壇1とすることができる。
また、凹状型の模様部Q1が基台11bの所定領域に設けた開口(貫通孔)で形成され、凸状型の模様部Q2が基台11bに接着剤を介して取り付けられた木工部材で形成されている構成とすることで、より精巧な模様部Qを容易に表現可能な仏壇1とすることができる。
In addition, the pattern portion Q is arranged in advance on the base 11b made of a thin plate, and the base 11b is attached to the concave groove P provided on the front side of the door body 11a via an adhesive. By doing so, the pattern portion Q can be provided on the door body 11a only by sticking the base 11b having the pattern portion Q to the door body 11a via an adhesive, and the
Further, the concave pattern portion Q1 is formed by an opening (through hole) provided in a predetermined region of the base 11b, and the convex pattern portion Q2 is a wooden member attached to the base 11b via an adhesive. By setting it as the structure formed, it can be set as the
なお、本実施形態においては、先端側右扉11及び先端側左扉21のおもて面側にのみ模様部Qを設ける構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、先端側右扉11及び先端側左扉21のうら面側にも模様部Qを備える構成としてもよい。
また、本実施形態においては、先端側右扉11及び先端側左扉21の各扉本体のおもて面側に凹状溝Pを設ける構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、先端側右扉11及び先端側左扉21の各扉本体のおもて面側に凹状溝を設けず(段差を設けず)、先端側右扉11及び先端側左扉21の各扉本体のおもて面側が平坦面で形成されると共に、平坦面上に模様部Qを配置し、各扉本体のおもて面側の表面を所定厚みのレジン11cで均一に被覆するような構成としてもよい。このような構成も本発明の範囲内に含まれるものである。
更に、透明樹脂層と模様部の構成として、本実施形態のような構成とせず、先端側右扉11及び先端側左扉21の各先端側の端面だけを透明樹脂層で被覆すると共に、透明樹脂層内に模様部を散りばめて配置するような構成としてもよい。より具体的には、各先端側の端面と縦の長さ及び横の長さが同じで、各先端側の端面から互いの扉が当接する方向へ所定の厚みだけ延出させた状態で透明樹脂層を設け、この透明樹脂層内に例えば花びらのような薄くて小さな模様部を散りばめて配置するような構成としてもよい。なお、この際、先端側右扉11と先端側左扉21とを閉じた状態で各透明樹脂層の先端側の端面が干渉することなく先端側右扉11と先端側左扉21とを閉じることができる透明樹脂層の厚みとすることが必要である。このような構成とすることで、先端側右扉11と先端側左扉21との各先端部分を透明樹脂層で構成することができ、一段と美観に優れて高級感を奏することができると共に、扉を閉じた状態であっても仏壇の中をある程度確認することが可能な仏壇とすることができる。このような構成も本発明の範囲内に含まれるものである。なお、本構成における模様部は、既述した花びらのような薄くて小さな模様部に限るものではなく、透明樹脂層内に配置可能なものであれば、適宜変更可能である。
In this embodiment, the pattern portion Q is provided only on the front surface side of the front end side
In addition, in the present embodiment, the concave groove P is provided on the front surface side of each door body of the tip-side
Further, the configuration of the transparent resin layer and the pattern portion is not configured as in the present embodiment, and only the end surfaces of the tip side
また、本実施形態においては、先端側右扉11及び先端側左扉21にのみ模様部Qを設けると共に、各扉本体の表面をレジン11cで被覆させる構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではない。例えば、本実施形態の構成に加えて、背板1bにおける仏壇1の内部側に模様部Qを備えると共に、模様部Qの表面を含んで背板1bにおける仏壇1の内部側をレジン11cで被覆する構成としてもよい。このような構成とすることで、一段と美観に優れて高級感を奏することができる仏壇とすることができる。
また、本実施形態においては、模様部Qの表面を含んで扉本体の表面全体をレジン11cで被覆する構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではない。例えば、模様部Qを含む扉本体の所定の領域内だけをレジン11cで被覆する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、レジン11cとして、無色透明のものを用いる構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、有色透明のレジンを用いる構成としてもよい。
Further, in the present embodiment, the pattern portion Q is provided only on the front
Further, in the present embodiment, the entire surface of the door body including the surface of the pattern portion Q is covered with the resin 11c, but the present invention is not necessarily limited to such a structure. For example, only a predetermined area of the door body including the pattern Q may be covered with the resin 11c.
In addition, in the present embodiment, a colorless and transparent resin is used as the resin 11c, but the resin is not necessarily limited to such a configuration, and a colored and transparent resin may be used.
本考案の仏壇は、耐久性を備えると共に、メンテナンスが容易で、また、美観に優れて高級感を奏することが可能な仏壇とすることができることから、仏壇に関連する産業分野において有用であり、産業上の利用可能性が大きい。 The Buddhist altar of the present invention is useful in industrial fields related to Buddhist altars because it is durable, easy to maintain, and can be used as a Buddhist altar that is beautiful and can give a sense of luxury. Great industrial applicability.
1 仏壇
1a 天板
1b 側板
1c 背板
1d 底板
1e 扉部
10 右扉
11 先端側右扉
11a 扉本体
11b 基台
11c レジン
12 後端側右扉
20 左扉
21 先端側左扉
22 後端側左扉
D1 段差部
D2 段差部
D3 段差部
K 傾斜部
P 凹状溝
Q 模様部
Q1 凹状型の模様部
Q2 凸状型の模様部
S 先端側の端面
1 Buddhist altar 1a Top plate 1b Side plate 1c Back plate 1d Bottom plate 1e
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003792U JP3240541U (en) | 2022-11-17 | 2022-11-17 | Buddhist altar |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022003792U JP3240541U (en) | 2022-11-17 | 2022-11-17 | Buddhist altar |
Publications (1)
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JP3240541U true JP3240541U (en) | 2023-01-17 |
Family
ID=84900413
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022003792U Active JP3240541U (en) | 2022-11-17 | 2022-11-17 | Buddhist altar |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240541U (en) |
-
2022
- 2022-11-17 JP JP2022003792U patent/JP3240541U/en active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20221209 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3240541 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |