JP3240465U - 中古車の価格表示の基台支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 中古車の販売価格を表示する表示板又は表示シートを配置した基台を適度な角度で傾斜して支持することが出来る支持装置の提供。【解決手段】 支持装置21はフレキシブルアーム22を有し、該フレキシブルアームの基部と先端にはボール10、23を設け、基部側のボール10は上記基台1側に取付けられた取着部7と回転可能に連結し、先端のボール23は基台1が載置されるダッシュボード面に点接触状態で載置される。【選択図】 図7
Description
本考案は中古車市場において、展示される各中古車の価格を表示した表示板又は表示シートを取付ける価格表示の基台支持装置に関するものである。
新車の価格は夫々のメーカが定価として定めており、この定価を基にして客に販売価格を提示している。新車の仕様及び定価は各メーカが配布しているパンフレットに表示され、また、インターネットを介して各メーカのホームページを開くことで見ることが出来る。そして、具体的な販売価格は客との交渉で上記定価から幾らかを値引きして決められる。
しかし、中古車の場合には定価として定まったものはなく、その車の年式、走行距離、及び車両の状態などによってその価格は変動し、その為に各中古車ごとに価格が定められる。
そこで、中古車の価格は表示板に表示され、車のフロントから見えるように該表示板は車内にセットされる。一般的には、車内のバックミラーに引っ掛けて取付けている。
そこで、中古車の価格は表示板に表示され、車のフロントから見えるように該表示板は車内にセットされる。一般的には、車内のバックミラーに引っ掛けて取付けている。
図9は従来の価格表示板(イ)をバックミラー(ロ)に引っ掛けて取付けた場合を示している。上記価格表示板(イ)は同図に示すように長方形をした薄い板体であり、その表面には価格を表示している。価格は1,2,3の数字を表している数字板(ハ)、(ニ)、(ホ)と「万」の文字を表している文字板(ヘ)を配列して123万と表示している。時にはマジックで手書きすることもあるが、数字板(ハ)、(ニ)、(ホ)と文字板(ヘ)を配列することで、簡単にしかも綺麗に価格を表示できる。その為に、数字板(ハ)、(ニ)、(ハ)及び文字板(ヘ)は価格表示板(イ)の表面に磁気力を利用して吸着出来るように成っている。
価格表示板(イ)の背面側には金属製のワイヤーで作った吊具(ト)が取付けられ、スライドして上方へ伸びるようになっている。
図10はバックミラー(ロ)に価格表示板(イ)を引っ掛けた場合の背面図であり、上記吊具(ト)は価格表示板(イ)の背面に固定した取着板(チ)に取付けられ、上下方向にスライドすることが出来、その為に吊具(ト)をバックミラー(ロ)に引っ掛けて価格表示板(イ)を適当な高さにセットすることが出来る。
図10はバックミラー(ロ)に価格表示板(イ)を引っ掛けた場合の背面図であり、上記吊具(ト)は価格表示板(イ)の背面に固定した取着板(チ)に取付けられ、上下方向にスライドすることが出来、その為に吊具(ト)をバックミラー(ロ)に引っ掛けて価格表示板(イ)を適当な高さにセットすることが出来る。
図11は価格表示板(イ)をバックミラー(ロ)に引っ掛ける場合を示しているが、吊具(ト)の空間(リ)にバックミラー(ロ)を通過させて前記図9のように吊下げることが必要である。
しかし、吊具(ト)の幅寸法は小さくて、その為にバックミラー(ロ)に引っ掛けにくい。また、該吊具(ト)の幅寸法をバックミラーの幅寸法と同じ程度に大きくするならば、引っ掛ける作業は容易であるが、価格表示板(イ)が横ズレして傾いてしまう。
しかし、吊具(ト)の幅寸法は小さくて、その為にバックミラー(ロ)に引っ掛けにくい。また、該吊具(ト)の幅寸法をバックミラーの幅寸法と同じ程度に大きくするならば、引っ掛ける作業は容易であるが、価格表示板(イ)が横ズレして傾いてしまう。
中古車の価格を表示する表示板に関しては従来から色々なものが存在している。例えば、特開平11-45062号に係る「表示装置」は、上記の価格表示板とは異なり、少ない消費電力で昼夜を問わずに鮮明に表示し、中古車などの販売促進に使用できる表示装置である。
すなわち、販売せんとする車輛のバッテリーを電源とし、タイマー回路を経て間欠点灯回路によって多数のLED光源の光を、点灯/(点灯+消灯)の時間比を示す実質上の点滅比率を低比率として、フィルターを経て蛍光色印刷層と遮光印刷層によって価格等を色分けした表面板の前面に点滅表示することにより、見掛け上1/1若しくはその近傍の点滅比率として視認させるよう構成している。
この「表示装置」は、LED光源を利用することで夜間でも表示可能であるが、むしろ明るい昼間が見え難い。そして、電子回路を必要とするためにコスト高に成ると共に、バッテリーの電源を消費するなど、色々問題がある。
すなわち、販売せんとする車輛のバッテリーを電源とし、タイマー回路を経て間欠点灯回路によって多数のLED光源の光を、点灯/(点灯+消灯)の時間比を示す実質上の点滅比率を低比率として、フィルターを経て蛍光色印刷層と遮光印刷層によって価格等を色分けした表面板の前面に点滅表示することにより、見掛け上1/1若しくはその近傍の点滅比率として視認させるよう構成している。
この「表示装置」は、LED光源を利用することで夜間でも表示可能であるが、むしろ明るい昼間が見え難い。そして、電子回路を必要とするためにコスト高に成ると共に、バッテリーの電源を消費するなど、色々問題がある。
実用新案登録第3202691号に係る「中古車の価格表示板」は、中古車のバックミラーに引っ掛けて価格を表示することが出来る中古車の価格表示板である。
すなわち、表示板の背面側上部に固定した取着板に吊具を取付けた構造とし、該吊具は両縦片と上片を有して上記取着板に沿って縦片をスライド可能とし、両縦片間距離を上記バックミラーの幅寸法より大きくしている。
すなわち、表示板の背面側上部に固定した取着板に吊具を取付けた構造とし、該吊具は両縦片と上片を有して上記取着板に沿って縦片をスライド可能とし、両縦片間距離を上記バックミラーの幅寸法より大きくしている。
該表示板はバックミラーに正面から引っ掛けることで取付け易く、しかもバックミラーに引っ掛けた状態での横ズレを生じることなく安定する。しかし、引っ掛けられる表示板は下方へ垂下して配置されるが、車両のフロントガラスの傾斜によっては見え難い場合があり、また、表示板はプラスチックや金属板にて構成して剛性のあるプレートと成っている。
特に、フロントガラスの傾斜が大きなスポーツカータイプの車両の場合、バックミラーに吊設した表示板とフロントガラスとの間には大きな空間が形成され、その為に正面から該表示板は見え難く、表示板に表示した価格を認識し難いといった問題がある。
一方、ダッシュボード上に表示板を載置する型式であれば、金属製の表示板本体にマグネットを介して数字板を取付ける形態とする為に、全体の重量は大きく成り、取扱いが面倒であると共に該ダッシュボードの表面にキズが付く。
さらに、表示板は中古車の価格のみならず、その他の情報を表示しようとする場合も多く、大きさが足らなくて表示スペースが取れないといった問題もある。
特開平11-45062号に係る「表示装置」
実用新案登録第3202691号に係る「中古車の価格表示板」
一方、ダッシュボード上に表示板を載置する型式であれば、金属製の表示板本体にマグネットを介して数字板を取付ける形態とする為に、全体の重量は大きく成り、取扱いが面倒であると共に該ダッシュボードの表面にキズが付く。
さらに、表示板は中古車の価格のみならず、その他の情報を表示しようとする場合も多く、大きさが足らなくて表示スペースが取れないといった問題もある。
このように、中古車の価格を表示する表示板は知られているが、上記のごとき問題がある。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、車両のフロント部に見易い傾斜角度をもって配置することが出来、また、ダッシュボードの表面に凹凸があってもキズ付くことなく安定して載置出来る価格表示の基台支持装置を提供する。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、車両のフロント部に見易い傾斜角度をもって配置することが出来、また、ダッシュボードの表面に凹凸があってもキズ付くことなく安定して載置出来る価格表示の基台支持装置を提供する。
本考案に係る中古車の価格表示の基台は、その表面に表示板又は表示シートが取付けられ、車両のフロント側に配置され、フロントガラスを通して上記表示板又は表示シートに記載されている車両の価格を見ることが出来る。
価格表示の基台は一般に四角形をしたプラスチック製板であり、その下端部には受けを設けた構造としているが、該受けの具体的な形態は限定せず、受けの上方には高さ調整プレートを取付けることが出来るようにしている。
上記表示板は表面に中古車の値段を表示しているが、一般的にプラスチック製の四角形板としているが、表示シートは薄い紙製と成っている。
価格表示の基台は一般に四角形をしたプラスチック製板であり、その下端部には受けを設けた構造としているが、該受けの具体的な形態は限定せず、受けの上方には高さ調整プレートを取付けることが出来るようにしている。
上記表示板は表面に中古車の値段を表示しているが、一般的にプラスチック製の四角形板としているが、表示シートは薄い紙製と成っている。
ところで、上記表示板又は表示シートは基台にもたれ掛り、その下縁が受けに載って滑り落ちないように配置される。
上記価格表示の基台はフロントガラスの内側に、しかもフロントガラスに沿って適当な角度に傾斜して配置されるが、その為に基台には支持手段を備えている。
すなわち、基台は車両のフロントガラスの傾斜が如何様であっても、該フロントガラスに沿って配置されるように支持手段を備えている。
上記価格表示の基台はフロントガラスの内側に、しかもフロントガラスに沿って適当な角度に傾斜して配置されるが、その為に基台には支持手段を備えている。
すなわち、基台は車両のフロントガラスの傾斜が如何様であっても、該フロントガラスに沿って配置されるように支持手段を備えている。
上記支持手段はフレキシブルアームを有し、アームの基部には基台に固定される取着部を有し、アーム先端には軟質樹脂製のボールを取付けている。又はボールに代わって吸着盤を備えている。
上記ボールを使う場合、基台はダッシュボード面に配置し、先端のボールもダッシュボード面に載置され、アームは適当に湾曲して基台とボールとを繋いでいる。ボール表面は滑らかな曲面である為に、ダッシュボード面とは点接触に近い状態と成る。
上記ボールを使う場合、基台はダッシュボード面に配置し、先端のボールもダッシュボード面に載置され、アームは適当に湾曲して基台とボールとを繋いでいる。ボール表面は滑らかな曲面である為に、ダッシュボード面とは点接触に近い状態と成る。
一方、吸着盤を使って基台を支持する場合は、該吸着盤はフロントガラスに吸着して固定され、基台はダッシュボード面に載置され、基台と吸着盤は適当な形状に湾曲したフレキシブルアームにて繋がれる。ここで、基台をダッシュボード面に載置することなく、ダッシュボード面から浮上した状態でアームにて保持することも可能である。
ボールを使っても、吸着盤を使う場合でも、フレキシブルアームを適度に湾曲することで基台の傾斜角度を最適化して、フロントガラスを通して正面側から見易いようにしている。
ボールを使っても、吸着盤を使う場合でも、フレキシブルアームを適度に湾曲することで基台の傾斜角度を最適化して、フロントガラスを通して正面側から見易いようにしている。
中古車の価格表示の基台は、その表面に表示板又は表示シートを凭れかけると共に受けに載せて滑り落ちないように取付けられる。そして、車両のフロント側から価格を表示した上記表示板又は表示シートを見ることが出来るように適度な角度で傾斜して配置される。
本考案の基台支持手段はフレキシブルアームを用いて構成し、該アームは適度な形状に湾曲して基台を支えることが出来る。
本考案の基台支持手段はフレキシブルアームを用いて構成し、該アームは適度な形状に湾曲して基台を支えることが出来る。
アーム基部に設けた取着部は基台に固定され、アーム先端にボールを備えることで、ダッシュボード面が平坦でなく凹凸化した面であっても、軟質樹脂製のボールは僅かに圧縮変形するが、摩擦係数が高くて点に近い状態で安定して接触することでガタ付くことなく、基台はダッシュボード面に安定して配置される。そして、ボールは樹脂製、特に軟質樹脂製(例えば、シリコン樹脂)とすることで、点接触してもダッシュボード面がキズ付くことはない。
また、アーム先端に吸着盤を用いる場合には、該吸着盤はフロントガラスに吸着して固定され、その為に該吸着盤から湾曲して延びるフレキシブルアームを介して基台は安定して配置される。したがって、適度な角度で傾斜した基台に配置される表示板又は表示シートに表示されている価格は見易くなる。
図1、図2は価格表示体を構成する基台1を示す実施例であり、正面図と背面図を表している。該基台1は樹脂製であって長方形を成して、周囲にはリブ2,2・・・を背面側に突出して設けることで、全体の剛性を高めている。製造に関しては自由であるが、一般には成形することが出来る。
基台1の背面の中央部には水平方向に延びる複数の係止部3,3・・が一定間隔をおいて上下方向に形成され、該係止部3,3・・・の両側には複数の取付け穴6,6・・・が一定間隔をおいて貫通して設けている。この取付け穴6は中央に円形の大きな挿入穴14を有し、この挿入穴14の上下には幅の狭いスリット穴15,15を連続して設けている。
基台1の背面の中央部には水平方向に延びる複数の係止部3,3・・が一定間隔をおいて上下方向に形成され、該係止部3,3・・・の両側には複数の取付け穴6,6・・・が一定間隔をおいて貫通して設けている。この取付け穴6は中央に円形の大きな挿入穴14を有し、この挿入穴14の上下には幅の狭いスリット穴15,15を連続して設けている。
本考案の支持手段はフレキシブルアームを有した支持構造であるが、上記係止部3に角度調整プレートを使って基台1を支持することも可能である。
図3は本考案に係る基台1の支持装置4を示す具体例であり、(a)は表面斜視図、(b)は裏面斜視図を表している。同図の5はフレキシブルアーム、7は取着部、8は吸着盤をそれぞれ表している。
図3は本考案に係る基台1の支持装置4を示す具体例であり、(a)は表面斜視図、(b)は裏面斜視図を表している。同図の5はフレキシブルアーム、7は取着部、8は吸着盤をそれぞれ表している。
上記取着部7は中央に筒9を起立し、この筒9にボール10が嵌合している。筒9に嵌合したボール10は回転することが出来、その為にフレキシブルアーム5に対して取着部7の向きを変えることが可能となる。そして、取着部7は四角形を成し、その背面には4本の嵌合ピン11,11・・・を起立している。
該嵌合ピン11は先端にツバを設けたL形状を成し、図4に示す取付け板12に取着される。
該嵌合ピン11は先端にツバを設けたL形状を成し、図4に示す取付け板12に取着される。
そして、この取付け板12は前記図1、図2に示した基台1の中央部に貫通して設けた取付け穴6,6・・・を利用して固定される。該取付け板12の両側部には嵌合ピン13,13・・・が起立し、該嵌合ピン13は先端にツバを設けている。そこで、該嵌合ピン13は上記取付け穴6に嵌って固定されるが、嵌合ピン13は取付け穴6の中央部に設けた挿入穴14に一旦嵌り、挿入穴14に嵌った嵌合ピン13はスライドすることで、嵌合ピン13はスリット穴15に嵌合して固定される。すなわち、スリット穴15に嵌合ピン13が移動することで、ツバはスリット穴15から抜けないようになる。
このように基台1の中央部に取付け板12は固定され、この取付け板12に本考案の支持装置4の取着部7が取付けられる。
取付け板12の中央部16は段差を有して突出し、この中央部16の四隅に設けたL形の嵌合穴17,17・・・に取着部7の背面に設けた嵌合ピン11,11・・・が係合する。該嵌合ピン11は先端にツバを有してL形を成し、その為に幅の大きな挿入穴18に嵌合ピン11が一旦嵌り、嵌った状態で上方へ移動するならば、先端のツバが抜けないように成って、該嵌合ピン11は固定される。
取付け板12の中央部16は段差を有して突出し、この中央部16の四隅に設けたL形の嵌合穴17,17・・・に取着部7の背面に設けた嵌合ピン11,11・・・が係合する。該嵌合ピン11は先端にツバを有してL形を成し、その為に幅の大きな挿入穴18に嵌合ピン11が一旦嵌り、嵌った状態で上方へ移動するならば、先端のツバが抜けないように成って、該嵌合ピン11は固定される。
図5は基台1に支持装置4が取付けられる前の状態であり、(a)は取付け板12が基台1から分離し、(b)は基台1の背面に取付け板12が固定された状態を表している。そして、取着部7を取付け板12に取付けることで支持装置4は基台1に取付けられる。
ところで、支持装置4の吸着盤8は車両のフロントガラスに吸着して固定され、フレキシブルアーム5を適当な形状に湾曲することで基台1をフロントガラスにほぼ平行を成して配置することが出来る。ここで、基台1の下縁はダッシュボード面に接触することもあり、ダッシュボード面から浮上して配置することも可能である。
ところで、支持装置4の吸着盤8は車両のフロントガラスに吸着して固定され、フレキシブルアーム5を適当な形状に湾曲することで基台1をフロントガラスにほぼ平行を成して配置することが出来る。ここで、基台1の下縁はダッシュボード面に接触することもあり、ダッシュボード面から浮上して配置することも可能である。
図6(a)は基台1が支持装置4にて支持されている背面斜視図である。図示していないが、支持装置4の吸着盤8はフロントガラスに吸着して固定され、基台1はその傾きを適当に変えることが出来る。
図6(b)は基台1に表示板19を載置した場合の正面斜視図を表しているが、基台1に支えられると共に、下端に設けている受け20に表示板19が載置される。該表示板19には123万と表示され、適当に傾いて配置される表示板19の価格は遠くから見ることが出来る。
図6(b)は基台1に表示板19を載置した場合の正面斜視図を表しているが、基台1に支えられると共に、下端に設けている受け20に表示板19が載置される。該表示板19には123万と表示され、適当に傾いて配置される表示板19の価格は遠くから見ることが出来る。
図7は本考案の他の支持装置21を示す具体例であり、(a)は表面斜視図、(b)は裏面斜視図を表している。同図の22はフレキシブルアーム、7は取着部、23はボールをそれぞれ表している。
上記取着部7は前記図3に示した支持装置4と同じく、中央に筒9を起立し、この筒9にボール10が嵌合している。筒9に嵌合したボール10は回転することが出来、その為にフレキシブルアーム22に対して取着部7の向きを変えることが可能となる。そして、取着部7は四角形を成し、その背面には4本の嵌合ピン11,11・・・を起立している。
該嵌合ピン11は先端にツバを設けたL形状を成し、前記図4に示した取付け板12に設けた嵌合穴17,17・・・に嵌って取着部7は固定される。
上記取着部7は前記図3に示した支持装置4と同じく、中央に筒9を起立し、この筒9にボール10が嵌合している。筒9に嵌合したボール10は回転することが出来、その為にフレキシブルアーム22に対して取着部7の向きを変えることが可能となる。そして、取着部7は四角形を成し、その背面には4本の嵌合ピン11,11・・・を起立している。
該嵌合ピン11は先端にツバを設けたL形状を成し、前記図4に示した取付け板12に設けた嵌合穴17,17・・・に嵌って取着部7は固定される。
すなわち、図7に示す支持装置21の場合、取付け板12を基台1に取付ける構造、並びに取着部7を取付け板12に取付ける構造は前記支持装置4の場合の取付け構造と同じである。
図8は基台1に支持装置21を取付けた場合であり、(a)は基台1を縦長に配置しており、(b)は基台1を横長に配置している。背面側に取付けた支持装置21は基台1を適当な傾斜角度で傾斜して支持することが出来る。
図8は基台1に支持装置21を取付けた場合であり、(a)は基台1を縦長に配置しており、(b)は基台1を横長に配置している。背面側に取付けた支持装置21は基台1を適当な傾斜角度で傾斜して支持することが出来る。
ところで、基台1の下端は車両のダッシュボード面に配置され、支持装置21のフレキシブルアーム22の先端に設けているボール23もダッシュボードに載置される。該ボール23は湾曲した曲面であって、その為にダッシュボード面に点接触することで安定する。しかも、軟質樹脂製のボール23の摩擦係数は高く、その為に点接触してもダッシュボード面にキズが付くことはない。
また、前記図7に示すように、フレキシブルアーム22は取着部7とボール10を介して連結している為に、図8(a)に示す縦長状態の基台1は該ボール10を介して回転することで、その向きを変えて図8(b)に示す横長状態の基台1にすることが出来る。基台1の表面には中古車の販売価格を表示した表示板が配置され、必要に応じて基台1の向きを変えることが可能である。
1 基台
2 リブ
3 係止部
4 支持装置
5 フレキシブルアーム
6 取付け穴
7 取着部
8 吸着盤
9 筒
10 ボール
11 嵌合ピン
12 取付け板
13 嵌合ピン
14 挿入穴
15 スリット穴
16 中央部
17 嵌合穴
18 挿入穴
19 表示板
20 受け
21 支持装置
22 フレキシブルアーム
23 ボール
2 リブ
3 係止部
4 支持装置
5 フレキシブルアーム
6 取付け穴
7 取着部
8 吸着盤
9 筒
10 ボール
11 嵌合ピン
12 取付け板
13 嵌合ピン
14 挿入穴
15 スリット穴
16 中央部
17 嵌合穴
18 挿入穴
19 表示板
20 受け
21 支持装置
22 フレキシブルアーム
23 ボール
Claims (4)
- 中古車の販売価格を表示した表示板又は表示シートを載置することが出来る樹脂製の基台を車両のフロントガラスを通して見えるように適当な角度に傾斜して支えることが出来る支持装置において、該支持装置はフレキシブルアームを有し、該フレキシブルアームの基部と先端にはボールを設け、基部側のボールは上記基台側に取付けられた取着部と回転可能に連結し、先端のボールは樹脂製として基台が載置されるダッシュボード面に点接触状態で載置することを特徴とする中古車の価格表示の基台支持装置。
- 上記フレキシブルアーム先端のボールに代わってフロントガラスに吸着する吸着盤を備えた請求項1記載の中古車の価格表示の基台支持装置。
- 基台には取付け板を固定し、該取付け板には上記ボールが回転可能に嵌合した取着部を取付けた請求項1、又は請求項2記載の中古車の価格表示の基台支持装置。
- 上記取付け板の裏面には先端にツバを形成した嵌合ピンを複数本起立し、また上記取着部の裏面には先端にツバを形成した嵌合ピンを複本起立し
基台に貫通して設けた取付け穴に嵌合ピンを嵌めて取付け板を固定し、取付け板に貫通して設けた取付け穴に嵌合ピンを嵌めて取着部を固定した請求項3記載の中古車の価格表示の基台支持装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022003688U JP3240465U (ja) | 2022-11-08 | 2022-11-08 | 中古車の価格表示の基台支持装置 |
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Legal Events
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