JP3239857U - 集尿装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、使用者が寝たままで排尿が可能な集尿装置に関する。
高齢者の場合、夜間就寝中に排尿のため起きる回数が多く、睡眠を妨げられるだけでなく、特に冬場などは寒いためにトイレに行くことが大変である。
このように就寝中の排尿を便利にするため例えば特許文献1には、受尿器と尿タンクとが接続ホースを介して連結された集尿器具において、1回分程度の尿を貯溜可能な第1の尿貯溜部が前記受尿器に設けられ、複数回分の尿を貯溜可能な第2の尿貯溜部が前記尿タンクに設けられていることを特徴とする集尿器具が開示されている。この集尿器具では臭気の逆流を防止するための逆止弁が尿路内に設けられているが、逆止弁により尿の流れが阻害されことになり、またこの弁では完全に密閉することができないため、排尿後臭気が逆流してきてしまうという問題点がある。
上述の問題点に鑑みて、本考案による集尿装置では、集尿部に密閉蓋を設け、集尿装置全体を密閉できるよう構成することにより、排尿後の臭気の逆流を防止することを課題とする。
上述の課題を解決するため本考案による集尿装置は、密閉蓋及び屈曲部を備えた集尿部と、柔軟性ホースと、自立可能な貯尿タンクとが着脱可能に接続されており、前記貯尿タンクが前記集尿部よりも低い位置に設置されることを特徴とする。また、前記集尿部に前記密閉蓋を取り付けた際に、前記集尿装置が全体として密閉状態となるよう構成されていることも好適である。
本考案による集尿装置では、集尿部が屈曲部を備えているため集尿の際に尿の漏洩を防止することが可能であり、また集尿部に密閉蓋を備えたことにより装置全体が密閉されるため、排尿後の臭気の逆流を防止することができる。
以下、本考案の好適な実施例について図面に従って説明する。図1に本考案による集尿装置実施例の全体構成を示した。この集尿装置は、密閉蓋及び屈曲部を備えた集尿部10と、柔軟性ホース20と、自立可能な貯尿タンク30とからなっている。集尿部10の拡大図を図2に示した。集尿部10は基部15と受尿部14とが屈曲部13において角度をもって接合されており、受尿部14先端は開放されており、密閉蓋11により密閉封止できるよう構成されている。また基部15端部は閉塞されており、接続具12が設けられて柔軟性ホース20と着脱可能に接続できるよう構成されている。
貯尿タンク30は直方体状の自立可能な形状に形成されており、上部に開口部33及び取っ手32が設けられている。開口部33にはホース接続具31が着脱可能に取り付けられており、柔軟性ホースと接続できるよう構成されている。取っ手32は集尿装置の機能的にはなくても問題ないが、貯尿タンク30にたまった尿を廃棄する際には取っ手32があったほうが便利である。また、図には示してないが、密閉蓋付きの別の開口部を貯尿タンク30上部に設けることも好適である。尿を廃棄する際にこの密閉蓋を取り除くことにより尿の廃棄がより容易となる。
図3に集尿部を収納する集尿部収納ケース40を示した。この収納ケース40は上部開口部41と前面開口部42を備えた直方体状に形成されている。大きさとしては、集尿部10を収納できる大きさとする。材質としては、プラスチック、厚紙、木材等の硬質材を利用することができる。
図4に貯尿タンクを収納するタンクケース50を示した。タンクケース50は上部開口部52を有し、貯尿タンク50を収納できる大きさの直方体状に形成することが望ましい。背面部51は上部に延長され、ベッド等に固定するために使用することができる。貯尿タンク50をそのまま設置しておくと、使用者が躓いたり、地震等により倒れる恐れがあるため、ベッド等に固定したこのタンクケース50に貯尿タンク30を収納しておくことが望ましい。
次に、本考案による集尿装置の使用方法について説明する。この集尿装置は集尿部10において集めた尿を自然落下により貯尿タンク30に流すため、集尿部10は貯尿タンク30より高い位置に設置することが必要である。そのため、ベッド等での使用を想定している。
まず、ベッド脇にタンクケース50を設置し、ベッドのいずれかの部分と接続して固定する。貯尿タンク30はホース接続具31を介して柔軟性ホース20を開口部33に接続する。貯尿タンク30はタンクケース50に収納する。柔軟性ホース20の他端には集尿部10の接続具12を接続する。ベッドの横端部には集尿部収納ケース40を設置する。集尿部収納ケース40は、ベッドの手すり等に固定しておくことが好適である。集尿部10は密閉蓋を装着したまま、集尿部収納ケース40に収納しておく。
本考案の集尿装置は、男性を対象としている。使用する際はまず使用者が横向きになり、集尿部収納ケース40から集尿部10を取り出して密閉蓋11を外す。集尿部10の受尿部14を上に向けたまま陰茎を差し入れて排尿を行う。排尿終了後は集尿部10に密閉蓋11を装着して集尿部収納ケース40に戻す。集尿部10に排出された尿は自然落下により貯尿タンク30に集められる。集尿部10に密閉蓋11を装着することにより臭気の逆流を防止することができるため、使用者は就寝中に何度でも安心して排尿することができる。
朝になってから、貯尿タンク30のホース接続具31を外し、貯尿タンク30の尿を廃棄する。集尿部10、柔軟性ホース20及び貯尿タンク30はそれぞれ着脱可能に接続されているため、分解することによりそれぞれの部分を容易に洗浄することができる。
本考案による集尿装置では、集尿部が屈曲部を備えているため集尿の際に尿の漏洩を防止することが可能であり、また集尿部に密閉蓋を備えたことにより装置全体が密閉されるため、排尿後の臭気の逆流を防止することができる。また、それぞれ着脱可能に接続されているため、分解することによりそれぞれの部分を容易に洗浄することができる。
10 集尿部
11 密閉蓋
12 接続具
13 屈曲部
14 受尿部
15 基部
20 柔軟性ホース
30 貯尿タンク
31 ホース接続部
32 取っ手
33 開口部
40 集尿部収納ケース
41 上部開口部
42 前面開口部
50 タンクケース
51 背面部
52 上部開口部
11 密閉蓋
12 接続具
13 屈曲部
14 受尿部
15 基部
20 柔軟性ホース
30 貯尿タンク
31 ホース接続部
32 取っ手
33 開口部
40 集尿部収納ケース
41 上部開口部
42 前面開口部
50 タンクケース
51 背面部
52 上部開口部
Claims (2)
- 密閉蓋及び屈曲部を備えた集尿部と、柔軟性ホースと、自立可能な貯尿タンクとが着脱可能に接続されており、前記貯尿タンクが前記集尿部よりも低い位置に設置されることを特徴とする集尿装置。
- 前記集尿部に前記密閉蓋を取り付けた際に、前記集尿装置が全体として密閉状態となるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の集尿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003173U JP3239857U (ja) | 2022-09-05 | 2022-09-05 | 集尿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003173U JP3239857U (ja) | 2022-09-05 | 2022-09-05 | 集尿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239857U true JP3239857U (ja) | 2022-11-16 |
Family
ID=84027137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003173U Active JP3239857U (ja) | 2022-09-05 | 2022-09-05 | 集尿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239857U (ja) |
-
2022
- 2022-09-05 JP JP2022003173U patent/JP3239857U/ja active Active
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3239857 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |