JP3239816U - 観音扉用ヒンジ - Google Patents
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Abstract
【課題】トラックの後部の観音扉が勢いよく閉まることを防止し、作業員の安全性の確保を実現したトラック観音扉用ヒンジを提供する。
【解決手段】観音扉用ヒンジ1は、荷室に固定される第1接続板10と、観音扉に固定される第2接続板20と、略矩形の中間板30と、中間板30の一辺側に設けられ、第1接続板10を回動自在に支持する荷室側支持部40と、一辺に対向する中間板30の他辺側に設けられ、第2接続板20を回動自在に支持する扉側支持部50と、を備え、荷室側支持部40は、第1接続板10に固定される第1回転軸41と、中間板30に形成され、第1回転軸41が軸支される第1軸受部31と、を有し、扉側支持部50も荷室側支持部40と同様な構造を有する。
【選択図】図3
【解決手段】観音扉用ヒンジ1は、荷室に固定される第1接続板10と、観音扉に固定される第2接続板20と、略矩形の中間板30と、中間板30の一辺側に設けられ、第1接続板10を回動自在に支持する荷室側支持部40と、一辺に対向する中間板30の他辺側に設けられ、第2接続板20を回動自在に支持する扉側支持部50と、を備え、荷室側支持部40は、第1接続板10に固定される第1回転軸41と、中間板30に形成され、第1回転軸41が軸支される第1軸受部31と、を有し、扉側支持部50も荷室側支持部40と同様な構造を有する。
【選択図】図3
Description
本考案は、トラック等の輸送用車両の後部に設けられた観音扉を開閉自在に支持する観音扉用ヒンジに関する。
従来、使用者が観音扉の開閉を行う際に、観音扉に手が挟まったり、観音扉が速く回動して使用者にぶつかったりする、といった問題点があった。この問題点に対して、従来、特許文献1に記載された技術のように、扉の閉鎖速度を調節及び緩衝することができる速度調節機能を具えるデュアルヒンジが提案されている。特許文献1には、デュアルヒンジに歯車減衰装置、油圧減速装置、ばね減速装置、気圧減速装置、摩擦減速装置又はその任意の組み合わせを用いた速度調節機能を具えることによって、門扉の閉鎖速度を調節及び緩衝する技術について開示されている。
ところで、トラックの後部の荷室には観音扉が設けられており、この観音扉を開いた状態で荷物の搬入、搬出する作業が行われる。この作業は屋外で行われる場合が多々あるため、開いた状態の観音扉が強風によって勢いよく閉まることがあり得る。また、トラックは、道路の端に停車されることが多い。このため、トラックの側方を車両が通過する際に発生する風や、トラックの側方を通過する車両と観音扉との接触等によって観音扉が勢いよく閉まる可能性がある。このように、トラックの後部の観音扉は突然に勢いよく閉まる可能性があるため、作業員の安全性の確保が求められる。ここで、観音扉が強風で勢いよく開閉しないように、ストッパを取り付けることが考えられる。しかし、この場合、ストッパによって観音扉と固定する作業や、解除する作業が必要になる。このため、道路の端に停車している場合において、荷物の出し入れ作業後にすぐに出発することができない。
本考案は、このような課題に対して鑑みなされたものであり、輸送用車両の後部の観音扉の開閉性を維持しつつ観音扉が勢いよく閉まることを防止し、作業員の安全性の確保を実現したトラック観音扉用ヒンジを提供することを目的とする。
本考案は、前記目的を達成するため、次に記載する構成を備えている。
(1) 車両の荷室を開閉する観音扉を支持する観音扉用ヒンジであって、
前記荷室に固定される第1接続体(例えば、第1接続板10)と、
前記観音扉に固定される第2接続体(例えば、第2接続板20)と、
略矩形の平板状支持体(例えば、中間板30)と、
前記平板状支持体の一辺側に設けられ、前記第1接続体を回動自在に支持する荷室側支持部(例えば、荷室側支持部40)と、
前記一辺に対向する前記平板状支持体の他辺側に設けられ、前記第2接続体を回動自在に支持する扉側支持部(例えば、扉側支持部50)と、を備え、
前記荷室側支持部は、前記第1接続体及び前記平板状支持体のいずれか一方に固定される第1回転軸(例えば、第1回転軸41)と、他方に備えられ、前記第1回転軸が軸支される荷室側軸受(例えば、第1軸受部31)と、を有し、
前記扉側支持部は、前記第2接続体及び前記平板状支持体のいずれか一方に固定される第2回転軸と、他方に備えられ、前記第2回転軸が軸支される扉側軸受(例えば、第2軸受部32)と、を有する、観音扉用ヒンジ。
前記荷室に固定される第1接続体(例えば、第1接続板10)と、
前記観音扉に固定される第2接続体(例えば、第2接続板20)と、
略矩形の平板状支持体(例えば、中間板30)と、
前記平板状支持体の一辺側に設けられ、前記第1接続体を回動自在に支持する荷室側支持部(例えば、荷室側支持部40)と、
前記一辺に対向する前記平板状支持体の他辺側に設けられ、前記第2接続体を回動自在に支持する扉側支持部(例えば、扉側支持部50)と、を備え、
前記荷室側支持部は、前記第1接続体及び前記平板状支持体のいずれか一方に固定される第1回転軸(例えば、第1回転軸41)と、他方に備えられ、前記第1回転軸が軸支される荷室側軸受(例えば、第1軸受部31)と、を有し、
前記扉側支持部は、前記第2接続体及び前記平板状支持体のいずれか一方に固定される第2回転軸と、他方に備えられ、前記第2回転軸が軸支される扉側軸受(例えば、第2軸受部32)と、を有する、観音扉用ヒンジ。
(1)の構成によれば、第1接続体に対する平板状支持体の回動によって、扉側支持部を荷室の側方に位置付けることが可能になり、しかも、平板状支持体に対する第2接続体の回動によって観音扉を荷室101の側面近くに位置付けるまで回動させることが可能である。これにより、開いた状態の観音扉の外面に風が当たり難くなり、強風によって観音扉が急に閉じることが低減される。これにより、観音扉の開閉性を維持しつつ、荷室に対して荷物の搬入、搬出を行う作業員の安全性を確保することが可能になる。
(2) (1)において、前記荷室側軸受と前記第1回転軸との間に形成される環状の隙間(例えば、隙間35)、及び前記扉側軸受と前記第2回転軸との間に形成される環状の隙間にシリコーン化合物を封入してなる、観音扉用ヒンジ。
(2)の構成によれば、強風が観音扉に当たったときなど、観音扉が急に開閉しようとした場合に、隙間に封入された粘性を有するシリコーン化合物が剛体のように振る舞うため、シリコーン化合物が抵抗となって観音扉の急激な回動を抑えることが可能になる。一方、通常の開閉動作においてはシリコーン化合物が剛体のように振る舞わないため、観音扉の開閉性を維持することができる。このように、観音扉の開閉性を維持しつつ、荷室に対して荷物の搬入、搬出を行う作業員の安全性を確保することが可能になる。
(3) (2)において、前記シリコーン化合物として粘性の温度変化が小さい化合物を用いる、観音扉用ヒンジ。
(3)の構成によれば、シリコーン化合物として、粘性の温度変化が小さい化合物を用いることにより、季節や環境に関係なく、強風などの影響によって観音扉が急に開閉しようとした場合に、観音扉の急激な回動を抑えることが可能になる。
本考案によれば、輸送用車両の後部の観音扉の開閉性を維持しつつ観音扉が勢いよく閉まることを防止し、作業員の安全性の確保を実現したトラック観音扉用ヒンジを提供することが可能になる。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施形態における観音扉用ヒンジ1を取り付けたトラック100の外観を示す図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は背面図である。
図1は、本考案の一実施形態における観音扉用ヒンジ1を取り付けたトラック100の外観を示す図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は背面図である。
観音扉用ヒンジ1は、トラック100の荷室101の後部に設けられている観音扉102、102を、例えば図4に示すように、回動自在に支持する部材である。観音扉102、102を閉じた際に、ロックバー103で観音扉102、102を連結することにより、観音扉102、102を閉じた状態が維持される。ロックバー103を外すことによって、観音扉102、102が回動自在な状態となる。
図2は、本考案の一実施形態における観音扉用ヒンジ1の外観を示す斜視図である。
観音扉用ヒンジ1は、荷室101に固定される略矩形の平板状の第1接続板10と、観音扉102に固定される略矩形の平板状の第2接続板20と、略矩形の平板状の中間板30と、中間板30の一辺側に設けられ、第1接続板10を回動自在に支持する荷室側支持部40と、一辺に対向する中間板30の他辺側に設けられ、第2接続板20を回動自在に支持する扉側支持部50と、を備えている。
観音扉用ヒンジ1は、荷室101に固定される略矩形の平板状の第1接続板10と、観音扉102に固定される略矩形の平板状の第2接続板20と、略矩形の平板状の中間板30と、中間板30の一辺側に設けられ、第1接続板10を回動自在に支持する荷室側支持部40と、一辺に対向する中間板30の他辺側に設けられ、第2接続板20を回動自在に支持する扉側支持部50と、を備えている。
第1接続板10、第2接続板20及び中間板30は金属板によって構成されている。第1接続板10及び第2接続板20は、固定ねじを通すための複数の孔部を備えている。
荷室側支持部40は、第1接続板10の一方の長辺の両端部にそれぞれ形成された円筒部11、11と、中間板30の一方の長辺の中央部に形成された円筒形の第1軸受部31と、第1回転軸41と、固定ねじ60と、によって構成される。円筒部11は、第1接続板10の一方の長辺の両端部から延在した延在片を円筒形になるように曲げ加工を施すことによって形成される。一対の円筒部11、11は、同形でありかつ円筒部11、11の中心軸が一致するように配置される。第1軸受部31は、中間板30の一方の長辺の中央部から延在する延在片を円筒形になるように曲げ加工を施すことによって形成される。
荷室側支持部40は、円筒部11、11の間に第1軸受部31を配置し、円筒部11、11及び第1軸受部31の中心に第1回転軸41を通すことによって構成される。
扉側支持部50は、第2接続板20の一方の長辺の両端部にそれぞれ形成された円筒部21、21と、中間板30の他方の長辺の中央部に形成された円筒形の第2軸受部32と、第2回転軸42と、固定ねじ60と、によって構成される。円筒部21は、第2接続板20の一方の長辺の両端部から延在した延在片を円筒形になるように曲げ加工を施すことによって形成される。一対の円筒部21、21は、同形でありかつ円筒部21、21の中心軸が一致するように配置される。第2軸受部32は、中間板30の他方の長辺の中央部から延在する延在片を円筒形になるように曲げ加工を施すことによって形成される。更に、第1軸受部31及び第2軸受部32の内部には、切削加工等によって、後述する中央孔部33(図3参照)が形成される。なお、第1軸受部31及び第2軸受部32は、中間板30の長辺の中央に形成された円筒形の内部に、予め内部に中央孔部33(図3参照)が形成された筒体を挿入、固定することによって構成してもよい。
扉側支持部50は、円筒部21、21の間に第2軸受部32を配置し、円筒部21、21及び第2軸受部32の中心に第2回転軸42を配置することによって構成される。これにより、第1接続板10及び第2接続板20が中間板30の両側部に回動自在に取り付けられる。
更に、円筒部11、11と第1回転軸41、及び円筒部21、21と第2回転軸42とがそれぞれ固定ねじ60によって連結される。このため、第1接続板10と第1回転軸41、及び第2接続板20と第2回転軸42とが一体化し、第1接続板10及び第2接続板20の回動とともに第1回転軸41及び第2回転軸42が回動し、第1回転軸41が第1軸受部31に軸支され、第2回転軸42が第2軸受部32に軸支される。
図3は、荷室側支持部40の内部構造を示す断面図である。なお、扉側支持部50は、荷室側支持部40において固定ねじ60の位置が異なる以外は同一の構成であるため、詳細な説明は省略する。
第1回転軸41は、円筒部11、11の内部に配置される延長軸43、43と、第1軸受部31の内部に配置される中央軸44と、によって構成される。なお、第2回転軸42は、第1回転軸41と同一の構成である。
延長軸43、43は円柱形に形成されており、円柱の一方の底面の中心から中心軸にそって連結軸43a、43aが延在している。連結軸43a、43aは側面の一部に平面部を備えており、軸方向視した場合に円欠形の構造である。
中央軸44は、回転体形状であり、連結軸43aよりも太い第1円柱部44aと、第1円柱部44aの側方に形成され、第1円柱部44aよりも太い第2円柱部44bと、第2円柱部44bから径が徐々に大きくなるように伸びる円錐部44cと、円錐部44cの底面より大きい底面の第3円柱部44dと、第1円柱部44aと同じ太さであり第3円柱部44dから延びる第4円柱部44eと、からなる。第1円柱部44a、第2円柱部44b、円錐部44c、第3円柱部44d及び第4円柱部44eの中心軸は一致する。
第1円柱部44a及び第4円柱部44eの円形の表面の中心に、連結軸43aが挿入可能な連結孔45が形成されている。連結孔45は軸方向視した場合に円欠形の構造である。第2円柱部44bの側面には環状の溝が形成されており、この溝にOリング70が装着される。
第1軸受部31は、中央軸44が配置される中央孔部33を有している。中央孔部33は、回転体形状であり、第2円柱部44bが配置される円柱孔部33aと、円錐部44cが配置される円錐孔部33bと、第3円柱部44dが配置される円柱孔部33cと、を備えている。円錐孔部33bは、円錐部44cよりも若干径が大きく形成されている。このため、円錐部44cが円錐孔部33bに配置されたときに、円錐部44cの外面と円錐孔部33bの内面との間に隙間35が形成される。荷室側支持部40を組み立てる際に、隙間35にシリコーン化合物が封入される。また、円柱孔部33cの内面には環状の溝が形成されており、この溝にOリング71が装着される。なお、第2軸受部32は、第1軸受部31と同一の構成である。
荷室側支持部40は、中央孔部33の両端部を塞ぐ円板状の蓋体36、36を更に備えている。蓋体36、36の中心には、第1円柱部44a及び第4円柱部44eが挿通可能な孔部が形成されており、蓋体36、36は、中心に第1円柱部44a或いは第4円柱部44eが挿通された状態で、複数の固定ねじ61によって第1軸受部31に固定される。これにより、中央軸44は第1軸受部31に回転自在に支持される。
環状の隙間35に封入されるシリコーン化合物は粘性体であり、シリコーン化合物として、シリコーンオイル、シリコーン生ゴム、シリコーンバウシングパテ等が用いられる。シリコーンオイルは、ジメチルシリコーンオイルに代表されるもので、粘度が105センチストークス以上のものが使用される。シリコーン生ゴムは、分子量が105~106、粘度が106~108センチストークスの粘稠な高分子体であり、ジメチルシリコーン生ゴム、メチルビニルシリコーン生ゴム、メチルフェニルビニルシリコーン生ゴム、フロロシリコーン生ゴム等が挙げられる。シリコーンバウンシングパテは、ジメチルシロキサンを、ホウ酸を触媒として重合してなるホウ素含有シロキサンポリマーで、ゆっくり変形させると粘性流体のように振る舞い、早く変形させると剛体のように振る舞うダイラタンシー現象を示す。これらシリコーンオイル、シリコーン生ゴム及びシリコーンバウシングパテは、単体或いは補強剤、増粘剤等の充填剤を配合した形で使用される。前記充填剤としてはシリカ微粉末が挙げられる。前記シリコーン化合物の種類、隙間35の大きさ等を調整することにより、必要とする回転トルクを得ることができる。
また、シリコーン化合物は幅広い温度帯で粘性が変化しづらいような粘性体であることが望ましい。例えば、ポリオルガノシロキサンにポリオルガノシルセスキオキサン粉末及び炭酸カルシウムを配合してなるシリコーンオイルコンパウンド組成物であることが望ましい。このように、シリコーン化合物として、粘性の温度変化が小さい化合物を用いることにより、季節や環境に関係なく、強風などの影響によって観音扉が急に開閉しようとした場合に、観音扉の急激な回動を抑えることが可能になる。
また、シリコーン化合物は、ガラス転移温度(℃)が-30℃以上である有機樹脂粒子と、を含むことが望ましい。このような有機樹脂粒子を含むことで、低温領域において温度によるトルク値の変化を小さくすることができる。有機樹脂粒子としては、シリコーンレジン粉末、ポリメチルシルセスキオキサン粉末、ポリウレタン粒子、ポリアクリル系粒子、ポリエチレン粒子、ポリスチレン粒子、ポリアミド粒子、ポリテトラフルオトエチレン粒子、ポリイミド粒子、ポリメタクリル系粒子、ポリラクトン系粒子等が挙げられる。
次に、荷室側支持部40の組み立てについて説明する。
まず、予め、第2円柱部44bの側面の溝にOリング70を装着し、円柱孔部33cの環状の溝にOリング71を装着する。次に、円錐孔部33b或いは円錐部44cにシリコーン化合物を塗布する。そして、円柱孔部33cから中央軸44の第1円柱部44aを挿入して、第2円柱部44bを円柱孔部33aに、第3円柱部44dを円柱孔部33cに適合させる。これにより、隙間35にシリコーン化合物が封入され、Oリング70、71によってシリコーン化合物の外部への流出が抑制される。最後に、蓋体36、36を第1軸受部31に固定ねじ61によって固定することにより、荷室側支持部40が組み立てられる。扉側支持部50の組み立てについても同様である。
まず、予め、第2円柱部44bの側面の溝にOリング70を装着し、円柱孔部33cの環状の溝にOリング71を装着する。次に、円錐孔部33b或いは円錐部44cにシリコーン化合物を塗布する。そして、円柱孔部33cから中央軸44の第1円柱部44aを挿入して、第2円柱部44bを円柱孔部33aに、第3円柱部44dを円柱孔部33cに適合させる。これにより、隙間35にシリコーン化合物が封入され、Oリング70、71によってシリコーン化合物の外部への流出が抑制される。最後に、蓋体36、36を第1軸受部31に固定ねじ61によって固定することにより、荷室側支持部40が組み立てられる。扉側支持部50の組み立てについても同様である。
次に、観音扉用ヒンジ1の組み立てについて説明する。
まず、中間板30の側方に第1接続板10を配置し、荷室側支持部40の両側部に円筒部11、11を位置付ける。次に、円筒部11、11に延長軸43、43を挿入して、連結孔45、45に連結軸43a、43aを嵌入させる。そして、第1接続板10を回動させることで円筒部11、11に形成されたねじ孔(図示せず)と延長軸43、43に形成されたねじ孔(図示せず)とを一致させ、このねじ孔に固定ねじ60を螺合させることによって円筒部11、11に延長軸43、43が固定される。これにより、中間板30に対する第1接続板10の取り付けが完了する。中間板30に対する第2接続板20も同様に、扉側支持部50の両側部に円筒部21、21を位置付ける。次に、円筒部21、21に延長軸43、43を挿入して、連結孔45、45に連結軸43a、43aを嵌入させる。そして、固定ねじ60によって円筒部21、21に延長軸43、43を固定することにより、中間板30に対する第2接続板20の取り付けが完了する。以上により、観音扉用ヒンジ1の組み立てが完了する。
まず、中間板30の側方に第1接続板10を配置し、荷室側支持部40の両側部に円筒部11、11を位置付ける。次に、円筒部11、11に延長軸43、43を挿入して、連結孔45、45に連結軸43a、43aを嵌入させる。そして、第1接続板10を回動させることで円筒部11、11に形成されたねじ孔(図示せず)と延長軸43、43に形成されたねじ孔(図示せず)とを一致させ、このねじ孔に固定ねじ60を螺合させることによって円筒部11、11に延長軸43、43が固定される。これにより、中間板30に対する第1接続板10の取り付けが完了する。中間板30に対する第2接続板20も同様に、扉側支持部50の両側部に円筒部21、21を位置付ける。次に、円筒部21、21に延長軸43、43を挿入して、連結孔45、45に連結軸43a、43aを嵌入させる。そして、固定ねじ60によって円筒部21、21に延長軸43、43を固定することにより、中間板30に対する第2接続板20の取り付けが完了する。以上により、観音扉用ヒンジ1の組み立てが完了する。
次に、観音扉用ヒンジ1の動作について説明する。
図4は、観音扉102の動作を示す説明図であり、図4(a)は、観音扉102を閉じた状態を示し、図4(b)は、観音扉102を開いた状態を示す。
図4は、観音扉102の動作を示す説明図であり、図4(a)は、観音扉102を閉じた状態を示し、図4(b)は、観音扉102を開いた状態を示す。
観音扉用ヒンジ1の第1接続板10は、荷室101の後面における上下方向に延びる縁部に固定され、第2接続板20は、観音扉102の外面の縁部に固定される。このとき、第1回転軸41及び第2回転軸42の中心軸の方向は荷室101の上下方向と平行である。このため、観音扉102は水平方向に開閉する。
観音扉102を閉じた状態においては、図4(a)に示すように、第1接続板10と中間板30とが重なった状態にあり、第2接続板20は中間板30に対して180度の位置にある。
第1接続板10及び第2接続板20は中間板30に対して少なくとも270度回動可能である。このため、観音扉102を閉じた状態から観音扉102を開いたとき、図4(b)に示すように、第1接続板10に対する中間板30の回動によって、扉側支持部50を荷室101の側方に位置付けることが可能になり、しかも、中間板30に対する第2接続板20の回動によって、観音扉102の先端部が荷室101の側面に当接するまで観音扉102を回動させることが可能である。このように、観音扉102は、図(a)に示す閉じた状態から270度以上回動させることが可能になる。
ここで、図4(b)に示す状態において、観音扉102に強風が当たって観音扉102が速く回動し、勢いよく閉じようとしたとき、隙間35に封入された粘性を有するシリコーン化合物が剛体のように振る舞うため、シリコーン化合物が抵抗となって観音扉102の急激な回動を抑えることが可能になる。なお、図4(b)に示す状態において、作業員等が通常の開閉操作と同様に観音扉102をゆっくり回動させた場合には、シリコーン化合物は流動体であるため、観音扉102を閉じることが可能になる。
このように構成された本実施形態の観音扉用ヒンジ1によれば、トラック100の観音扉102を270度以上回動させることが可能であるため、観音扉102を荷室101の側面の隣に配置することが可能になる。これにより、開いた状態の観音扉102の外面に風が当たり難くなり、強風によって観音扉102が急に閉じることが低減される。しかも、強風によって観音扉102が急に勢いよく開閉しようとした場合に、隙間35に封入された粘性を有するシリコーン化合物が剛体のように振る舞うため、シリコーン化合物が抵抗となって観音扉102の急激な回動を抑えることが可能になる。これにより、荷室101に対して荷物の搬入、搬出を行う作業員の安全性を確保することが可能になる。
しかも、本実施形態によれば、円錐部44cと円錐孔部33bとによって隙間35を形成しているため、第1円柱部44aの太さで一本の第1回転軸41や第2回転軸42を構成する場合よりも、双方の向かい合う表面積を増加させることが可能になる。これにより、観音扉102が急激に回動した場合に、シリコーン化合物の抵抗としての機能がより効率良く発揮される。
また、本考案によれば、固定ねじ60を外すことにより、第1接続板10及び第2接続板20に対して、シリコーン化合物による抵抗を加えること解除することが可能になる。この場合、延長軸43が円筒部11や円筒部21から抜け落ちないように円筒部11、21にキャップを取り付けることが望ましい。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案の実施形態は上述した実施形態に限るものではない。例えば、上述した実施形態によれば、中間板30に荷室側支持部40及び扉側支持部50を設けているが、それに限らず、図4に示すように、第1接続板10に荷室側支持部40を設け、第2接続板20に扉側支持部50を設け、円筒部11、11及び円筒部21、21を中間板30に形成してもよい。
なお、前述の実施の形態及び各変形例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本考案の要旨を備えている限り、本考案の範囲に含まれる。
1 観音扉用ヒンジ
10 第1接続板
11 円筒部
20 第2接続板
21 円筒部
30 中間板
31 第1軸受部
32 第2軸受部
33 中央孔部
33a 円柱孔部
33b 円錐孔部
33c 円柱孔部
35 隙間
36 蓋体
40 荷室側支持部
41 第1回転軸
42 第2回転軸
43 延長軸
43a 連結軸
44 中央軸
44a 第1円柱部
44b 第2円柱部
44c 円錐部
44d 第3円柱部
44e 第4円柱部
45 連結孔
50 扉側支持部
60、61 固定ねじ
70、71 Oリング
100 トラック
101 荷室
102 観音扉
103 ロックバー
10 第1接続板
11 円筒部
20 第2接続板
21 円筒部
30 中間板
31 第1軸受部
32 第2軸受部
33 中央孔部
33a 円柱孔部
33b 円錐孔部
33c 円柱孔部
35 隙間
36 蓋体
40 荷室側支持部
41 第1回転軸
42 第2回転軸
43 延長軸
43a 連結軸
44 中央軸
44a 第1円柱部
44b 第2円柱部
44c 円錐部
44d 第3円柱部
44e 第4円柱部
45 連結孔
50 扉側支持部
60、61 固定ねじ
70、71 Oリング
100 トラック
101 荷室
102 観音扉
103 ロックバー
Claims (3)
- 車両の荷室を開閉する観音扉を支持する観音扉用ヒンジであって、
前記荷室に固定される第1接続体と、
前記観音扉に固定される第2接続体と、
略矩形の平板状支持体と、
前記平板状支持体の一辺側に設けられ、前記第1接続体を回動自在に支持する荷室側支持部と、
前記一辺に対向する前記平板状支持体の他辺側に設けられ、前記第2接続体を回動自在に支持する扉側支持部と、を備え、
前記荷室側支持部は、前記第1接続体及び前記平板状支持体のいずれか一方に固定される第1回転軸と、他方に備えられ、前記第1回転軸が軸支される荷室側軸受と、を有し、
前記扉側支持部は、前記第2接続体及び前記平板状支持体のいずれか一方に固定される第2回転軸と、他方に備えられ、前記第2回転軸が軸支される扉側軸受と、を有する、観音扉用ヒンジ。 - 前記荷室側軸受と前記第1回転軸との間に形成される環状の隙間、及び前記扉側軸受と前記第2回転軸との間に形成される環状の隙間にシリコーン化合物を封入してなる、請求項1に記載の観音扉用ヒンジ。
- 前記シリコーン化合物として粘性の温度変化が小さい化合物を用いる、請求項2に記載の観音扉用ヒンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022003062U JP3239816U (ja) | 2022-09-14 | 2022-09-14 | 観音扉用ヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022003062U JP3239816U (ja) | 2022-09-14 | 2022-09-14 | 観音扉用ヒンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3239816U true JP3239816U (ja) | 2022-11-14 |
Family
ID=84027095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022003062U Active JP3239816U (ja) | 2022-09-14 | 2022-09-14 | 観音扉用ヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3239816U (ja) |
-
2022
- 2022-09-14 JP JP2022003062U patent/JP3239816U/ja active Active
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3239816 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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