JP3239515U - 包装袋及び包装セット - Google Patents
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Abstract
【課題】別途花束を購入することなくプレゼントとともに花束を贈った気分を味わうことができるとともに、相手は花束も一緒に贈られた気分を味わうことができる包装袋、及び包装体と紐体とを備えた包装セットを提供する。【解決手段】一側に開口部3を備えるとともに他側に底部2を備えた袋本体1の表面に、開口部側に茎部8側を配置した植物の図、イラスト、写真、またはその組み合わせを、複数本表示した包装袋15であって、開口部側には、植物の図、イラスト、写真、又はその組み合わせに連続して帯状の帯状部10を表示した。さらに、紐体14とこの包装袋とを備え、包装袋の開口部側を絞って形成された絞り部13を、紐体で巻き付けて包装袋の開口部を閉止可能とした包装セットとする。【選択図】図2
Description
本考案は、他人に贈るプレゼントを包装するための包装袋、及びこの包装袋と紐体とを備えた包装セットに関するものである。
プレゼント用の袋としては、長方形状の袋に様々なデザインの図、絵、又は写真等が施されたものや、特許文献1に示す如く様々なプレゼント用の包装袋が使用されている。またこのような包装袋に包装したプレゼントを他人に贈る際に、当該プレゼントの他に花束も一緒に贈る場合がある。
しかしながら、上記の如くプレゼントとともに花束を贈る場合には、別途花屋に花を買いに行かなければならず、また花束を購入するための費用が別途かかるという問題がある。
そこで、本考案は上述の如き課題を解決しようとするものであって、プレゼント用の包装袋でありながら、別途花束を購入することなくプレゼントとともに花束を贈った気分を味わうことができるとともに、当該プレゼントを贈られた相手にとっても、プレゼントとともに花束も一緒に贈られた気分を味わうことができる包装袋を得ようとするものである。
本願の第一考案は上述の如き課題を解決するものであって、一側に開口部を備えるとともに他側に底部を備えた袋本体の表面に、上記開口部側に茎部側を配置した植物の図、イラスト、写真、またはその組み合わせを、複数本表示したものである。
また上記開口部側には、上記植物の図、イラスト、写真、又はその組み合わせに連続して帯状の帯状部を表示したものであってもよい。
また本願の第二考案は、紐体と上記第一考案の包装袋とを備え、当該包装袋の開口部側を絞って形成された絞り部を、上記紐体で巻き付けて上記包装袋の開口部を閉止可能と下でものである。
本願の第一、第二考案は上記の如く構成したものであるから、上記包装袋にプレゼントを収納した状態で当該包装袋の開口部側を絞ることにより、当該包装袋内のプレゼントの存在により当該包装袋が外見上膨らむものとなるとともに、当該包装袋に表示された複数の植物の基端側が束ねられた状態に見える。そのため、当該袋本体全体が、花束のような外観となる。よって、上記の如く本願の包装袋にて包装したプレゼントを手渡す際に、別途花束を準備しなくても花束を贈った気分を味わうことができるとともに、当該プレゼントを贈られた相手も、プレゼントとともに花束も一緒に贈られた気分を味わうことができる。
以下、本願の第一、第二考案の包装袋(15)について説明すると、図1に示す如く(1)は平面長方形状の袋本体であって、短辺側の一端を底部(2)とするとともに他端を開口部(3)としている。そしてこの袋本体は表部(4)と裏部(5)とから成り、図1に示す如く表部(4)には複数本の草や花などの植物の図(6)が表示されている。この図(6)の表示について説明すると、上記袋本体(1)の底部(2)側には、花や葉をつけた植物の先端側(7)が表示されるとともに、上記袋本体(1)の開口部(3)側には、この植物の基端側となる茎部(8)が表示されている。
尚、本実施例では図1に示す如く数種類の花や草等の植物を表示しているが、他の異なる実施例ではこれに限らず、花以外にハーブやその他の草木類、又はその組み合わせ等、任意の植物を選択して表示することができる。また上記袋本体(1)に表示した植物の図(6)は、イラスト、絵、デザイン画像、写真等、どのような表示形態であっても良い。また本実施例では袋本体(1)の表部(4)にのみ植物を表示しているが、他の異なる実施例ではこれに限らず、表部(4)と裏部(5)の両方に植物を表示することも可能である。
そして、上記の如く表示した植物の茎部(8)に連続して、図1に示す如く袋本体(1)の開口部(3)側に帯状の帯状部(10)が表示されている。この帯状部(10)は横長の略長方形状であって、その短辺側の両側は袋本体(1)の両側部付近まで延びている。尚、本実施例では帯状部(10)を長方形状としているが、他の異なる実施例ではこれに限らず、正方形や台形等、帯状であれば任意の形状とすることができる。
また、当該帯状部(10)の開口部(3)側の一長辺(11)は、開口部(3)の端縁に沿って配置されるとともに、当該長辺とは反対側の他長辺(12)は、上記植物の茎部(8)側の一端から連続して配置されている。尚、本実施例では上記の如く袋本体(1)に帯状部(10)を表示しているが、他の実施例ではこれに限らず、図4に示す如く開口部(3)付近まで茎部(8)が延びた植物の図(6)のみを表示したものであっても良い。
次に上記包装袋(15)を使用する場合について説明する。まず上記包装袋(15)内にプレゼント(図示せず。)を収納し、この状態で図2に示す如く、開口部(3)側を絞ることにより絞り部(13)を形成し、当該絞り部(13)を紐体(14)にて巻き付ける。上記紐体(14)と上記包装袋(15)とにより、本実施例の包装キット(16)を構成している。
尚、本実施例の紐体(14)は図2に示す如く細い麻紐を用いているが、他の異なる実施例ではこれに限らず、リボンやモール、テープ類、又は輪ゴムなど、上記絞り部(13)を巻き付けることができるものであれば任意の材料を用いることが可能である。このように、包装袋(15)のデザインに合わせて任意の材料を選択することにより、包装キット(16)を使用したプレゼント包装の装飾性を更に高めることができる。
そして上記の如くプレゼントを包装袋(15)により包装することにより、上記包装キット(16)の外観においてプレゼントを挿入した底部(2)側が膨らむとともに開口部(3)側が絞られた状態となる。これにより、上記包装袋(15)の複数本の植物が表示された底部(2)側が膨らんで立体的になり、包装袋(15)全体が花束様の外観となる。
よって、相手(17)にプレゼントを手渡す際には、図3に示す如く包装袋(15)の表部(4)を上にした状態で、当該包装袋(15)の絞り部(13)を手(18)に把持するとともに当該包装袋(15)の底部(2)側を相手(17)側に向けることにより、まるで相手(17)に花束を手渡すような感覚でプレゼントを贈ることができる。そのため、本考案の包装キット(16)を用いることにより、プレゼントを手渡す者にとっては別途花束を購入することなくプレゼントとともに花束を贈った気分を味わうことができるとともに、プレゼントを贈られた相手(17)は、プレゼントと花束とを同時に受け取った気分を味わうことができる。
1袋本体
2底部
3開口部
6 図
8 茎部
10 帯状部
13 絞り部
14 紐体
15 包装袋
16 包装キット
2底部
3開口部
6 図
8 茎部
10 帯状部
13 絞り部
14 紐体
15 包装袋
16 包装キット
Claims (3)
- 一側に開口部を備えるとともに他側に底部を備えた袋本体の表面に、上記開口部側に茎部側を配置した植物の図、イラスト、写真、またはその組み合わせを、複数本表示したことを特徴とする包装袋。
- 上記開口部側には、上記植物の図、イラスト、写真、又はその組み合わせに連続して帯状の帯状部を表示したことを特徴とする請求項1の包装袋。
- 紐体と請求項1に記載の包装袋とを備え、当該包装袋の開口部側を絞って形成された絞り部を、上記紐体で巻き付けて上記包装袋の開口部を閉止可能としたことを特徴とする包装セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002761U JP3239515U (ja) | 2022-08-22 | 2022-08-22 | 包装袋及び包装セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022002761U JP3239515U (ja) | 2022-08-22 | 2022-08-22 | 包装袋及び包装セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3239515U true JP3239515U (ja) | 2022-10-20 |
Family
ID=83637861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002761U Active JP3239515U (ja) | 2022-08-22 | 2022-08-22 | 包装袋及び包装セット |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3239515U (ja) |
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2022
- 2022-08-22 JP JP2022002761U patent/JP3239515U/ja active Active
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