JP3239415U

JP3239415U - 検出装置を有する消毒装置

Info

Publication number: JP3239415U
Application number: JP2022002679U
Authority: JP
Inventors: 偉智 ▲黄▼; 育賢 ▲黄▼; 同經房; 俊揚張; 智文 ▲温▼
Original assignee: National Taipei University of Technology
Current assignee: National Taipei University of Technology
Priority date: 2020-07-06
Filing date: 2022-08-12
Publication date: 2022-10-11
Anticipated expiration: 2031-06-28
Also published as: TW202202779A; TWI720915B; JP2022014438A; US20220001054A1

Abstract

【課題】検出装置を有する消毒ランプを提供する。【解決手段】本考案による検出装置を有する消毒ランプは、消毒ランプ１、および、検出装置２を有する。消毒ランプ１は、室内空間に設置されて、室内空間に消毒光線を照射する。検出装置２は、消毒ランプ１に接続されて、消毒ランプ１のオン／オフを制御する。検出装置２は、発射器２１と、アンテナ２２と、レシーバ２３と、信号処理器２４、および、アクチュエーター２５、を有する。これにより、本考案は、検出装置２を利用して、室内空間状況を検出し、人が室内空間にいるとき、紫外線消毒滅菌ランプを消灯し、室内にいない時、紫外線消毒滅菌ランプを点灯させる。【選択図】図１

Description

本考案は、消毒装置に関するものであって、特に、検出装置を用いて、室内空間状況を検出し、検出結果に基づいて、消毒ランプのオン／オフを制御する検出装置を有する消毒装置に関するものである。

ウィルスは、人類の日常生活において不可避であり、会議室やエレベータ等の密閉空間では、ウィルスは非常に伝播されやすく、よって、どのようにして、現代の科学技術により、密閉空間内のウィルスを除去するかが非常に重要である。たとえば、現在、エレベータや会議室中では、洗浄剤やアルコールのふき取りにより、ウィルスを除去している。一定時間、ふき取りをしないと、ウィルスは机やエレベータのボタンや、空気中にも残留し、後続の使用者がウィルスに感染する恐れがある。

この問題を解決するため、業者は、紫外線の特性を利用して、室内環境に対し、消毒滅菌を行っている。研究データによると、紫外線は主に、微生物(細菌、ウィルス等の病原体)細胞中のＤＮＡ(デオキシリボ核酸)、ＲＮＡ(リボ核酸)の破壊により、微生物を死亡させて、消毒滅菌効果を達成している。

しかし、紫外線は、微生物に対して強大な殺傷力があり、人体に対しても同様に、たとえば、皮膚アレルギーや皮膚腫瘤、網膜病変、白内障等、一定の傷害が起こる。よって、紫外線ランプにより消毒滅菌を行うとき、人はその空間に滞在することはできないので、紫外線ランプの頻繁なオン／オフの操作が必要である。

よって、いかにして、従来の問題と欠点を解決するかが、本考案の考案者とこの業界に従事するメーカーの大きな課題である。

本考案は、上述の欠点に関し、相関データを収集し、多方の評価と考慮、および、長年にわたり累積した経験により、不断の試作と修正を重ね、本案を設計した。

特表２０１６－５３６０８２号公報

本考案は、検出装置により、室内空間状況を検出して、検出結果に基づいて、消毒ランプのオン／オフを制御する検出装置を有する消毒装置を提供することを目的とする。

上述、あるいは、その他の目的を達成するため、本考案は、検出装置を有する消毒装置を提供する。消毒ランプは、室内空間に設置されて、室内空間に消毒光線を照射する。検出装置は、消毒ランプに接続されて、消毒ランプのオンとオフを制御する。検出装置は、無線周波数電気信号を生成する発射器と、発射器に接続されて、無線周波数電気信号を電磁波に変換して発射し、電磁波波長が１～１５ミリメートルであるとともに、反射した電磁波を受信するアンテナと、アンテナに接続されて、反射した電磁波を受信するとともに、反射した電磁波を、低周波数信号に変換するレシーバと、レシーバに接続され、低周波数信号を受信するとともに、低周波数信号を演算して、少なくとも一つの駆動信号を発する信号処理器、および、信号処理器に接続されて、駆動信号を受信するとともに、駆動信号に基づいて、消毒ランプのオンとオフを制御するアクチュエーター、を有する。

好ましい実施形態において、消毒ランプは紫外線ランプである。

好ましい実施形態において、さらに電源を有し、消毒ランプ、および、検出装置に接続されて、電力を提供する。

好ましい実施形態において、信号処理器は、デジタル信号処理器、あるいは、マイクロプロセッサを有する。

好ましい実施形態において、さらに、管理センターを有し、アクチュエーター、および、消毒ランプに接続され、駆動信号を受信するとともに、消毒ランプのオン／オフを制御する。

好ましい実施形態において、消毒ランプは、手動スイッチを有して、消毒ランプのオン／オフを制御する。

本考案は、検出装置を利用して、室内空間状況を検出し、人が室内空間にいるとき、紫外線消毒滅菌ランプを消灯し、室内にいない時、紫外線消毒滅菌ランプを点灯させることができる。

本考案の好ましい実施形態による検出装置を有する消毒装置のブロック図である。本考案の好ましい実施形態による消毒装置の実施図(１)である。本考案の好ましい実施形態による消毒装置の実施図(２)である。本考案の好ましい実施形態による消毒装置の実施図(３)である。

上述の目的と効果を達成するため、本考案で採用される技術手段と構造は、本考案の好ましい実施形態、および、図面により、詳細に説明することにより完全に理解できる。

図１を参照すると、本考案の好ましい実施形態による検出装置を有する消毒装置は、消毒ランプ１、および、検出装置２を有する。

消毒ランプ１は、室内空間に設置されて、室内空間に対し消毒光線を照射する。好ましくは、消毒ランプ１は紫外線ランプであるが、功能が同じで、消毒滅菌を達成できるその他のランプを用いることもできる。また、消毒ランプ１は手動スイッチを有し、消毒ランプ１のオン／オフを制御する。

検出装置２は消毒ランプ１に接続されて、消毒ランプ１のオン／オフを制御する。検出装置２は、発射器２１、アンテナ２２、レシーバ２３、信号処理器２４、および、アクチュエーター２５を有する。

発射器２１は、周波数電気信号を生成する。

アンテナ２２は、発射器２１に接続されて、周波数電気信号を電磁波に変換して発射し、電磁波波長は、１～１５ミリメートルの間であるとともに、アンテナ２２は、反射した電磁波を受信する。

レシーバ２３はアンテナ２２に接続されて、反射した電磁波を受信するとともに、反射した電磁波を低周波数信号に変換する。

信号処理器２４は、レシーバ２３に接続されて、低周波数信号を受信するとともに、信号処理器２４により、低周波数信号を演算して、少なくとも一つの駆動信号を発する。好ましくは、信号処理器２４は、デジタル信号処理器(ＤＳＰ)、および、マイクロプロセッサ(ＭＣＵ)を有するが、これに制限されない。

アクチュエーター２５は、信号処理器２４に接続されて、駆動信号を受信するとともに、駆動信号に基づいて、消毒ランプ１のオン／オフを制御する。

また、本考案による検出装置を有する消毒装置は、さらに、電源２６を有し、消毒ランプ１、および、検出装置２に接続されて、電力を提供する。

上述の構造、設計により、本考案が達成する効果は以下のようである。図２、および、図３は、本考案の好ましい実施形態を示す図であり、本考案による検出装置２を有する消毒ランプ１は、たとえば、天井や壁面等の室内空間に設置されて、室内空間に対して消毒光線を照射する。検出装置２も、同一の室内空間に設置することができ、好ましくは、検出装置２は、室内空間の入り口箇所に設置し、これにより、検出装置２を利用して、室内空間状況を検出して、人が室内空間にいる、あるいは、室内に進入しようとしているとき、紫外線消毒滅菌ランプをオフにする。反対に、室内空間に人がいない、あるいは、誰も進入しないときは、紫外線消毒滅菌ランプをオンにする。

図４を同時に参照すると、本考案の好ましい実施形態による検出装置を有する消毒装置は、検出装置２が、人が室内空間に進入したことを検出するとき、検出装置２のアクチュエーター２５が、消毒ランプ１をオフにする。また、検出装置２が、人が室内空間にいないことを検出した時、検出装置２のアクチュエーター２５が、消毒ランプ１を制御してオンにし、室内空間に対し、消毒光線を照射する。さらに、消毒ランプ１が起動するとき、消毒ランプ１は、発光、あるいは、音声等の警告メッセージを発信して、現在、消毒光線を照射していることを通知する。

本考案による検出装置を有する消毒装置はさらに、管理センター２７を有し、アクチュエーター２５と消毒ランプ１に接続されて、駆動信号を受信するとともに、消毒ランプ１のオン／オフを制御する。管理センター２７は、駆動信号に基づいて、室内空間に人がいるかどうか確認するので、管理センター２７の操作人員は、実際の状況に応じて、消毒ランプ１のオン／オフを強制的に制御することもできる。

全部の図面を参照して分かるように、従来の技術と比較すると、以下の長所を有する。本考案は使用時、検出装置２により、室内の空間状況を検出して、検出結果に基づいて、消毒ランプ１のオン／オフを制御することができる。

本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の思想を脱しない範囲内で各種の変形を加えることができる。

１消毒ランプ
２検出装置
２１発射器
２２アンテナ
２３レシーバ
２４信号処理器
２５アクチュエーター
２６電源
２７管理センター

Claims

検出装置を有する消毒装置であって、
室内空間に設置されて、室内空間に消毒光線を照射する消毒ランプと、
前記消毒ランプに接続されて、前記消毒ランプのオン／オフを制御する検出装置と、
無線周波数電気信号を生成する発射器と、
前記発射器に接続されて、前記無線周波数電気信号を、電磁波に変換して発射し、電磁波波長は１～１５ミリメートルであるとともに、反射した前記電磁波を受信するアンテナと、
前記アンテナに接続されて、反射した前記電磁波を受信するとともに、反射した前記電磁波を、低周波数信号に変換するレシーバと、
前記レシーバに接続されて、前記低周波数信号を受信するとともに、前記低周波数信号を演算して、少なくとも一つの駆動信号を発する信号処理器、および、
前記信号処理器に接続されて、駆動信号を受信するとともに、前記駆動信号に基づいて、消毒ランプのオン／オフを制御するアクチュエーター、
を有することを特徴とする検出装置を有する消毒装置。
前記消毒ランプは、紫外線ランプであることを特徴とする請求項１に記載の検出装置を有する消毒装置。
さらに、電源を有し、前記消毒ランプ、および、前記検出装置に接続されて、電力を提供することを特徴とする請求項１に記載の検出装置を有する消毒装置。
前記信号処理器は、デジタル信号処理器、あるいは、マイクロプロセッサを有することを特徴とする請求項１に記載の検出装置を有する消毒装置。
さらに、管理センターを有し、前記アクチュエーター、および、前記消毒ランプに接続されて、前記駆動信号を受信するとともに、前記消毒ランプのオン／オフを制御することを特徴とする請求項１に記載の検出装置を有する消毒装置。
前記消毒ランプは、手動スイッチを有して、前記消毒ランプのオン／オフを制御することを特徴とする請求項１に記載の検出装置を有する消毒装置。