JP3239142B2 - 放射状層化火炎中心バーナの制御を行う方法 - Google Patents

放射状層化火炎中心バーナの制御を行う方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、化石燃料燃焼炉の燃焼システムで使用され
る放射状層化火炎中心バーナに係り、さらに詳しくは、
放射状層化火炎中心バーナの制御を行う方法に係る。
化石燃料は、長期間にわたって炉において有効に燃焼
されてきた。しかしながら、最近では、空気汚染をでき
るかぎり最少にすることがますます主張されるようにな
っている。これに関連して、特にNOxの制御の問題を参
照すると、炉における化石燃料の燃焼の間に窒素酸化物
が発生することが知られている。さらに、これら窒素酸
化物は主に2つの別々の機構によって発生され、熱NOx
及び燃料NOxと表示されることも知られている。
この熱NOxは、化石燃料の燃焼を行う過程で使用する
空気中の分子状窒素及び酸素の熱固着から生ずる。熱NO
xの生成速度は局部火炎温度に極めて敏感であり、局部
酸素濃度にはさほど敏感ではない。実質的には、すべて
の熱NOxは、最も高い温度にある火炎の領域で形成され
る。その後、熱NOx濃度は、燃焼ガスの熱冷却によって
高温領域において一般的なレベルで「固定」される。従
って、煙道ガス熱NOx濃度は、ピーク火炎温度の平衡レ
ベル特性と煙道ガス温度における平衡レベルとの間にあ
る。
一方、燃焼NOxは、石炭及び重油の如きある種の化石
燃料中の有機結合窒素の酸化から発生する。燃料NOxの
生成速度は、一般に化石燃料と空気流との混合速度、及
び特に局部酸素濃度に強く影響される。しかしながら、
燃料窒素による煙道ガスNOx濃度は、代表的には、化石
燃料中のすべての空気の完全酸化から生ずるレベルの一
部、たとえば20〜60%にすぎない。このように、上述の
事項から、NOxの全体的生成が局部酸素レベル及びピー
ク火炎温度の両方の関数であることが容易に明らかにな
るであろう。
ここ数年間で、炉における化石燃料の燃焼の結果とし
て生成されるNOxの放出を制限することの必要性の主張
に関して、従来技術において各種の試みが追求されて来
た。このような試みの1つの焦点は、化石燃料燃焼炉で
の使用に適するいわゆる低NOx燃焼システムの開発であ
る。これに関連する例として、これに限定されることな
く述べれば、このような低NOx燃焼システムの1例とし
ては、1991年6月4日発行され、本願と同一の譲受人に
譲渡されている米国特許第5,020,454号(発明の名称:
集合同心式ぐら角燃焼システム)の目的物を構成するも
のがある。米国特許第5,020,454号の開示によれば、風
箱と、この風箱内に取付けられ、集合燃料を炉内に導入
して、炉内に第1の富燃料区域を形成する第1の群の燃
料ノズルと、風箱内に取付けられ、集合燃料を炉内に導
入して、炉内に第2の富燃料区域を形成する第2の群の
燃焼ノズルと、風箱内に取付けられ、オフセット空気を
炉内に導入して、オフセット空気を炉内に導入されてい
る集合燃料から離れるようにかつ炉の壁に向かってさし
向けるオフセット空気ノズルと、風箱内に取付けられ、
密結合オーバファイア空気を炉内に導入する密結合オー
バファイア空気ノズルと、風箱内に取付けられ、分離オ
ーバファイア空気を炉内に導入する分離オーバファイア
空気ノズルとを包含する集合同心式ぐう角燃焼システム
が提供されている。
上記低NOx燃焼システムの他の例は、1994年5月31日
発行され、本願と同一の譲受人に譲渡された米国特許第
5,315,939号(発明の名称:統合低NOxぐう角燃焼システ
ム)の目的物を構成するものである。米国特許第5,315,
939号によれば、粉末化固体燃料供給手段と、火炎付着
粉末化燃料ノズルチップと、同心燃焼ノズルと、密結合
オーバファイア空気手段と、及び多段の分離オーバファ
イア空気手段とを包含し、粉末化固体燃料燃焼炉と一緒
に使用されたときには、粉末化固体燃料燃焼炉からのNO
x排出量を0.15lb/106BTU以下に制限し、さらに、フライ
アッシュ中に含まれる炭素量を5%以下に、CO排出量を
50ppm以下に維持することができる統合低NOxぐう角燃焼
システムが提供される。
上記NOx燃焼システムのさらに他の例は、1994年9月
6日発行され、本願と同一の譲受人に譲渡された米国特
許第5,343,820号(発明の名称:高性能のNOx制御用オー
バファイア空気システム)の目的物を構成するものであ
る。米国特許第5,343,820号によれば、多段高さのオー
バファイア空気コンパートメントを包含し、該コンパー
トメントに、これらの間で予め決められた最良のオーバ
ファイア空気の分配が行われ、分離オーバファイア空気
コンパートメントから出るオーバファイア空気がオーバ
ファイア空気の水平な「スプレイ状」又は「扇状」の分
配を確立し、オーバファイア空気が、これまで用いられ
ていた速度よりも十分に高い速度で分離オーバファイア
空気コンパートメントを出るようにオーバファイア空気
が供給される高性能のNOx制御用オーバファイア空気シ
ステムが提供される。
炉における化石燃料の燃焼の結果として生成されるNO
xの発生を制限することの必要性を解消するために従来
技術において追求されている他の試みの注目は、化石燃
料燃焼炉で使用される燃焼システムへの一体化に適する
いわゆる低NOxバーナの開発にある。これに関連する例
として、これに限定されることなく述べれば、このよう
な低NOxバーナの1例としては、1983年12月27日発行さ
れ、川崎重工業株式会社(神戸市、日本)に譲渡された
米国特許第4,422,931号(発明の名称:粉末化石炭バー
ナによる粉末化石炭の燃焼法)の目的物を構成するもの
がある。米国特許第4,422,931号の開示によれば、粉末
化石炭が低NOxバーナの燃焼空気アウトレットを通って
1次空気と共に供給され、スワラによって渦状でゆっく
りと流動しながら炉に注入される低NOxバーナが提供さ
れる。二次空気は燃焼空気アウトレットを囲繞する内部
環状アウトレットを通って排出ガスと共に炉に注入さ
れ、該二次空気は場合に応じて渦状でゆっくりと流動す
るか又は渦状では流動しない。三次空気は、渦状で流動
しながら、内部環状アウトレットを囲繞する外部環状ア
ウトレットを通って炉に注入される。一次空気と共に炉
に供給される粉末化石炭は燃焼されて一次火炎を形成す
る。この一次火炎は低温度における低O2を使用する粉末
化石炭のゆっくりとした燃焼によって形成され、一次空
気がこれと共に炉に供給された粉末化石炭のすべてを燃
焼させるに必要な空気の量の約20〜30%であり、二次及
び三次空気との混合が禁止されるため、輝度が低い。粉
末化石炭の揮発成分の燃焼は主として一次火炎の形成に
よるものであり、このため、粉末化石炭は低輝度の火炎
によって低温でゆっくりと燃焼される。この種の燃焼で
は、NOxがおおいに生成され、脱窒反応による活性化中
間生成物である炭化水素、NH3,HCN及びCOの如き非燃焼
成分が多量生成され、非燃焼状態で長い期間排出され
る。このように、これらの非燃焼成分はNOxと反応してN
2となる。一次火炎の非燃焼成分として多量に生成され
たチャーは二次火炎内で燃焼される。残留する揮発成分
は、主として内部環状アウトレットを通って注入された
二次空気によって燃焼され、二次火炎を形成する。チャ
ーの多くは二次空気及び三次空気によって燃焼され、三
次火炎区域を形成する。二次及び三次火炎は、二次及び
三次空気が粉末化石炭のすべてを燃焼するに必要な空気
の量の約55〜80%であり、空気が35〜60%の排出ガスを
含有するため、低O2により比較的低い速度及び低い温度
での燃焼によって形成される。
上記の低NOxバーナの他の例は、1985年10月8日発行
され、バブコック日立株式会社(東京都、日本)に譲渡
された米国特許第4,545,307号(発明の名称:石炭燃焼
装置)の目的物を構成するものである。米国特許第4,54
5,307号の開示によれば、燃焼炉の側壁上でバーナスロ
ートに挿入され、石炭及び空気を炉に供給する粉末化石
炭パイプと、石炭及び空気を石炭パイプに供給する手段
と、石炭パイプ及び石炭パイプの外方周辺側上に配置さ
れた二次空気供給パイプの間に形成された二次空気通路
と、二次空気供給パイプの外部周辺側上に形成された三
次空気通路と、空気又は酸素含有ガスを二次空気通路及
び三次空気通路に供給する手段と、及び石炭パイプの先
端に設けられたL字形断面を有するブラフボディとを包
含してなる低NOxバーナが提供される。
上記低NOxバーナのさらに他の例は、1985年9月10日
発行され、ウエスチングハウス・エレクトリック社に譲
渡された米国特許第4,539,918号(発明の名称:粒子の
分離を伴うマルチアニュラスワール燃焼装置)の目的物
を構成するものである。米国特許第4,539,918号の開示
によれば、異なる軸方向の長さを有し、軸方向に一定間
隔で位置する富及び希薄燃焼区域を収容するに十分なサ
イズ及び軸方向の長さのバーナバスケットを形成するよ
う配列された複数の管状部材;該管状部材を相互に実質
的に同軸的及び入れこ式に支持して、各管状部材と半径
方向に外側に配列された次の管状部材との間で予め決め
られた軸方向速度で低NOxバーナに流入するインレット
加圧ガス状反応体及び加圧空気のための一般に管状の通
路を提供する手段;各環状流路を通って低NOxバーナに
入るガス状反応体にぐう角速度を付与して、少なくとも
富燃焼区域に入る流れのぐう角速度が流れ半径の増大に
伴って増大するようにする手段;低NOxバーナに少なく
とも1つの予め決められた位置で燃料を供給するノズル
「前記管状部材は各々の軸方向の長さを有すると共に、
管状部材の出口端の軸方向の部位が一般的に増大する半
径を有し、それぞれ連続して下流位置に位置されるよう
に配置され、前記ぐう角付与手段及び管状部材の少なく
とも2つの半径方向及び軸方向の幾何学的構造は、操作
インレットガス圧力及びガス軸方向速度の条件下で、
a)低NOxバーナの上流部位に富燃焼区域を限定し(こ
こで、高温の酸素不足燃焼が生じ、火炎が再循環を安定
化させ、実質的にNOxの形成は生じない)、b)富燃焼
区域内で円錐形の渦を生成して、再循環燃焼空気が、富
燃焼区域のまわりの管状部材の内方壁表面を冷却した
後、実質的にスワールインレット環状空気流によって、
熱交換式で供給されるようにし、及びc)低NOxバーナ
壁表面に向かう粒状物の遠心分離前に、粒状物の燃焼を
行うに十分な富燃焼区域における燃料粒状物の滞留時間
を提供するように整列されており、前記ぐう角速度付与
手段及び富燃焼区域のまわりの管状部材から外側に配列
された少なくとも2つの管状部材の半径方向及び軸方向
の幾何学的構造は、操作インレットガス圧力及びガス軸
方向速度の条件下で、希薄燃焼区域を限定し、かつ希薄
燃焼区域内で円錐状渦を形成させるように整列されてお
り、前記管状部材はスロート区画を提供し、この区画に
向かって富燃焼区域が収束すると共に、この区画から希
薄燃焼区域が拡散する];及び前記スロート区画を通過
する際に流れから分離された燃焼粒状物を収集しかつ取
出す手段を包含してなる低NOxバーナが提供される。
上記低NOxバーナのさらに他の例は、1989年7月11日
発行され、ウエスチングハウス・エレクトリック社に譲
渡された米国特許第4,845,940号(発明の名称:ガスタ
ービンにおいて経済的に有用な低NOx富−希薄燃焼装
置)の目的物を構成するものである。米国特許第4,845,
940号の開示によれば、連続する下流側位置に配置され
た少なくとも3つの連続管状壁部分を有し、かつ低NOx
燃焼のための一般に外方に向かって拡散する燃焼エンベ
ロープを提供するように、それぞれ増大する半径方向寸
法を有する管状壁手段;前記管状壁手段を相互に支持し
て、低NOxバーナのための堅固な構造を提供する手段;
低NOxバーナに少なくとも1つの予め決められた部位で
燃料を供給するノズル手段[近接する管状壁部分の各々
の連続するペアは、該ペアの半径方向的に内方の上流壁
部分の外表面と、該ペアの半径方向的に外方の下流壁部
分の内表面との間で半径方向に延び、しかもさらに該ペ
アの半径方向的に外方の下流壁部分の内表面に沿って軸
方向に延びて、これによって連続する環状流路が軸方向
でオーバーラップして、半径方向で内方に渦巻く燃焼区
域への流入のために環状流が少なくとも部分的に併合す
ることを可能にする一般的に環状のインレット流路を限
定するよう構成されており、さらに壁部分は、環状空気
流全体が、各種のノズルアトマイジング空気流又は提供
されうる他の特殊な空気流以外に、燃焼区域での完全燃
焼に要求される加圧インレット空気流の実質的にすべて
を包含し、かつ燃焼空気が燃焼区域の軸方向領域に沿っ
て富燃焼を支持するに必要な速度で内方に向かって流
れ、これによって、燃焼区域内で半径方向では外方に向
かって、軸方向では下流に向かってより希薄な燃焼が可
能になるように寸法が低められかつ構造的に整列され
る];第1でかつ半径方向では最も奥の環状流路を通る
インレット空気流にぐう角速度を付与する第1のスワー
ル手段;第1の環状流路から半径方向では外方にかつ軸
方向では下流に配置された第2の環状流路を通るインレ
ット空気流にぐう角速度を付与する第2のスワール手段
を包含してなり、前記第1及び第2のスワール手段は、
第1及び第2の環状流路を通るインレット空気流のぐう
角速度においてマイナスのグラデェエントが生ずるよう
な相関関係にあり、ぐう角速度は半径の増大に従って低
減し、燃焼区域の拡散するエンベロープ内において、操
作インレット空気圧力及びガスの軸方向速度の条件下
で、燃焼装置の軸線上で軸方向速度の抑制を生ずるよう
に作用し、燃焼空気の実質的にすべてが、燃焼区域を限
定する壁部分の内表面を冷却した後、渦巻き環状インレ
ット流によって熱交換的に供給される低NOxバーナが提
供される。
低NOxバーナのさらに他の例は、1995年5月2日発行
され、マサチューセッツ・インステチュート・オブ・テ
クノロジーに譲渡された米国特許第5,411,394号の目的
物を構成するものである。米国特許第5,411,394号の開
示によれば、バーナ近くでの拡乱を抑制し、これによっ
て、完全燃焼を行うために燃焼空気の残部と混合する前
に燃料富有熱分解混合物の滞留時間を増大させるよう
に、渦巻き流の燃焼による放射状成層の流体動力学的原
理及び流れの回転軸に対して直角方向におけるガス密度
の強力なグラディエントが使用されたことを特徴とする
ガス状、液状及び固状燃料の燃焼用低NOxバーナが提供
される。
過去数年間において、従来技術では、炉における化石
燃料の燃焼の結果として生成されたNOxの発生を制限す
る必要性に関連して各種の試みが追求されたにも拘わら
ず、これらの各種の試みの追求の中でこれまでに達成さ
れたもの以上に改善したいとの要求がなお存在する。さ
らに詳述すれば、低NOx燃焼システムに関して発行され
た3つの米国特許(上述の記載で参照している)の開示
に従って構成された低NOx燃焼システムは、これらが意
図する目的のために作用することは証明されている。同
様に低NOxバーナに関して発行された5つの米国特許
(上述の記載で参照している)の開示に従って構成され
た低NOxバーナは、これらが意図する目的のために作用
することは証明されている。
特に米国特許第5,411,394号の目的物を構成する種類
の低NOxバーナ、すなわち、いわゆる「放射状層化火炎
中心バーナ」は、これらが意図する目的のために作用す
ることは証明されてはいるが、それにもかかわらず、こ
のような放射状層化火炎中心バーナに関してさらなる改
善を行いたいとの要求が存在している。さらに詳しく
は、従来技術では、放射状層化火炎中心バーナの制御を
行いたいとの要求が示されている。このために、化石燃
料の燃焼が行われる炉はすべてが同じ深さを具現化する
ものではない。このように、放射状成層は、放射状層化
火炎中心バーナが使用されている炉が予め決められた深
さを具現化するものである限り達成されるが、しかしな
がら、放射状層化火炎中心バーナを使用することが望ま
れる炉が上述の予め決められた深さ以外の深さを具現化
するものである場合には、放射状層化火炎中心バーナの
制御を可能にして、これによって、放射状層化火炎中心
バーナの使用を介して達成することが求められるNOx発
生の低減下が達成されるようにしたいとの要求がなお存
在する。
要するに、従来技術では、炉が具現化する深さにかか
わらず、放射状層化火炎中心バーナが、達成が求められ
るNOx発生の低減の実現を可能にすることにおいて有効
であるように、放射状層化火炎中心バーナの制御を行う
新規及び改良された方法に関する要求が明らかにされて
いる。さらに、放射状層化火炎中心バーナの制御を行う
新規でかつ改良された方法を使用する際に、炉が具現化
する深さにかかわらず、NOx発生の低減を達成できるだ
けでなく、同時に、放射状層化火炎中心バーナの使用に
よって下記の利点(放射状層化火炎中心バーナを特徴づ
けるものである)を発揮することを可能にしながら、上
記NOx発生の低減を達成できる。このような利点の1つ
は、放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ
改良された方法によって制御されている放射状層化火炎
中心バーナが、オーバファイア空気又は煙道ガスの再循
環を利用することなく、NOx発生を法的規制、すなわち
アメリカ合衆国及び州のNOx規制に適合するレベルまで
低減できることである。第2の利点は、放射状層化火炎
中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方法によ
って制御されている放射状層化火炎中心バーナが、No.6
燃料油を燃焼する際に、0.25lb/MM BTU以下のNOx値を達
成できることである。第3の利点は、放射状層化火炎中
心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方法によっ
て制御されている放射状層化火炎中心バーナが、その角
モメンタムを調節し及びその空気流をバイアスさせる能
力を具現化することである。第4の利点は、放射状層化
火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方法
によって制御されている放射状層化火炎中心バーナが、
その操作メカニズムが炉から放射される熱から保護され
るように配置されているとの事実によって特徴づけられ
ることである。第5の利点は、放射状層化火炎中心バー
ナの制御を行う新規でかつ改良された方法によって制御
されている放射状層化火炎中心バーナが、多燃料能力
(すなわち、油、天然ガス及び石炭)を有することであ
る。第6の利点は、放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う新規でかつ改良された方法によって制御されている
放射状層化火炎中心バーナが、実質的にいかなる新規の
又は既存の燃焼システムにも一体化されうることであ
る。第7の利点は、放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う新規でかつ改良された方法によって制御されている
放射状層化火炎中心バーナが、実質的にいかなるボイラ
デザインにも改装されることである。第8の利点は、放
射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良さ
れた方法によって制御されている放射状層化火炎中心バ
ーナが、1MM BTU/時間からのバーナ熱インプットを有す
ることである。第9の利点は、放射状層化火炎中心バー
ナの制御を行う新規でかつ改良された方法によって制御
されている放射状層化火炎中心バーナが、熱/及び又は
腐食の発生を解消するために、使用に当たり高品位の物
質を選択することを可能にするものである。
このように、本発明の目的は、放射状層化火炎中心バ
ーナの制御を行う新規でかつ改良された方法を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、炉が具現化する深さにかかわら
ず、放射状層化火炎中心バーナが、達成が求められてい
るNOx発生の低減の実現を可能にできる、放射状層化火
炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方法を
提供することにある。
本発明の他の目的は、放射状層化火炎中心バーナが、
オーバファイア空気又は煙道ガスの再循環を使用するこ
となく、法的規制、すなわちアメリカ合衆国及び州のNO
x規制に適合するレベルにNOx発生を低減できる放射状層
化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方
法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、放射状層化火炎中心バー
ナが、No.6燃料油を燃焼させる際に、0.25lb/MM BTUよ
り少のNOx値を達成できる放射状層化火炎中心バーナの
制御を行う新規でかつ改良された方法を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、その角モメンタムを調節し及び
その空気流をバイアスさせる能力を具現化する放射状層
化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方
法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、放射状層化火炎中心バー
ナが、その操作メカニズムが炉から放射される熱から保
護されるように配置されているとの事実によって特徴づ
けられるものである放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う新規でかつ改良された方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、放射状層化火炎中心バーナが多
燃料能力(すなわち、油、天然ガス及び石炭)を有する
ものである放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規
でかつ改良された方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、放射状層化火炎中心バー
ナが実質的にいかなる新規の又は既存の燃焼システムに
も一体化されうるものである放射状層化火炎中心バーナ
の制御を行う新規でかつ改良された方法を提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は、放射状層化火炎中心バー
ナが、実質的にいかなるボイラデザインにも改装される
ものである放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規
でかつ改良された方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、放射状層化火炎中心バー
ナが1MM BTU/時間からのバーナ熱インプットを有するも
のである放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規で
かつ改良された方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、放射状層化火炎中心バー
ナが熱及び/又は腐食の発生を解消するために、使用に
当たり高品位の物質を選択することを可能にするもので
ある放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ
改良された方法を提供することにある。
発明の要約 本発明によれば、化石燃料燃焼炉からのNOxの発生を
低減させる目的で、特に化石燃料燃焼炉の燃焼システム
における使用に適する放射状層化火炎中心バーナの制御
を行う方法が提供される。さらに、本発明の放射状層化
火炎中心バーナの制御を行う方法は、同時に、放射状層
化火炎中心バーナによって形成される火炎のエンベロー
プを拡大させることなく、COの発生及び化石燃料燃焼炉
の煙突からの排ガスの乳白度を最小にしつつ、該方法の
実行を可能にするものである。放射状層化火炎中心バー
ナが化石燃料燃焼炉に設置されるべきものであり、その
中に設置された際に、化石燃料燃焼炉からのNOxの発生
を低減させる目的で作動されるものである本発明の放射
状層化火炎中心バーナの制御を行う方法は、 a.設置される放射状層化火炎中心バーナを有する炉を配
備する段階と、 b.放射状層化火炎中心バーナの作動を介して燃焼される
化石燃料の燃焼を行うために要求される全空気の第1の
部分の注入の結果として、空気流の外部区域を確立する
段階と、 c.放射状層化火炎中心バーナの作動を介して燃焼される
化石燃料の燃焼を行うために要求される全空気の第2の
部分の結果として及び放射状層化火炎中心バーナの作動
を介して燃焼される化石燃料の注入の結果として、空気
流及び化石燃料の内部区域を確立する段階と、 d.前記全空気の第2の部分として前記内部区域に注入さ
れる同じ所定量の空気でもって放射状層化火炎中心バー
ナにより形成することができる3つの異なる火炎タイプ
を確立する段階であって、前記内部区域に注入される所
定量の空気の量を変えない機械的手段により前記内部区
域に注入される空気の角モメントを制御すること及び前
記内部区域に注入される化石燃料の角モメントを制御す
ることを包含し、前記3つの異なる火炎タイプの第1の
火炎タイプは非常に短い火炎長さを有する火炎タイプで
あって、この短い火炎長さは高容積熱放出をもつ非常に
短い、良好に撹乱されて非常に高い乱流度を有する火炎
と特徴づけられて、前記3つの異なる火炎タイプのうち
で最も高いNOxで形成されるが、このNOxは法的規則に適
合できるNOxレベルであり、また前記3つの異なる火炎
タイプの第2の火炎タイプは非常に長い火炎長さを有す
る火炎タイプであって、この長い火炎長さは前記第1の
火炎タイプのものよりも少ない乱流度を有する長い火炎
と特徴づけられて、低NOx、高CO及び高乳白度で形成さ
れ、更に前記3つの異なる火炎タイプの第3の火炎タイ
プは中間の火炎長さを有する火炎タイプであって、この
中間の火炎長さは前記第2の火炎タイプのものと同様の
乱流度を有する火炎と特徴づけられて、低NOx、低CO及
び低乳白度で形成されるようにする段階と、 e.3つの異なる深さ、すなわち長さが短い深さである第
1の深さ、長さが長い深さである第2の深さ及び長さが
中間の深さである第3の深さから選択される特定の深さ
となるように炉内に設置される放射状層化火炎中心バー
ナを有する炉の深さを確立する段階と、 f.この段階eにしたがって炉内に設置される放射状層化
火炎中心バーナを有する炉の深さの確立に基づいて、炉
の深さに対応する長さを有する、前記3つの異なる火炎
タイプのひとつを選択する段階であって、前記3つの異
なる火炎タイプから選択される火炎タイプにかかわらず
に前記内部区域に注入される同じ所定量の空気でもっ
て、炉の深さが短いときに前記3つの異なる火炎タイプ
から選択される火炎タイプは非常に短い長さを有する火
炎タイプであり、また炉の深さが長いときに前記3つの
異なる火炎タイプから選択される火炎タイプは長い長さ
を有する火炎タイプであり、更に炉の深さが中間である
ときに前記3つの異なる火炎タイプから選択される火炎
タイプは中間の長さを有する火炎タイプであるようにす
る段階と、 を包含してなる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う方法に伴って形成される長い火炎長さを有する火炎
タイプの概略図である。
図2は、本発明の放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う方法に伴って形成される中間の火炎長さを有する火
炎タイプの概略図である。
図3は、本発明の放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う方法に伴って形成される短い火炎長さを有する火炎
タイプの概略図である。
図4は、図1、2及び3に示す各火炎タイプに関する
ガス化学量論量対滞留時間のグラフである。
図5は、本発明の放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う方法によって制御されうる放射状層化火炎中心バー
ナの第1の具体例の斜視図である。
図6は、図5に示された放射状層化火炎中心バーナの
第1の具体例の部分断面側面図である。
第7図は、本発明の放射状層化火炎中心バーナの制御
を行う方法によって制御されうる放射状層化火炎中心バ
ーナの第2の具体例の斜視図である。
好適な具体例の説明 図面、特に図1、2及び3を参照すると、これら図面
には、本発明による放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う方法に伴って形成される各種の火炎タイプが概略し
て示されている。すなわち、図1には、長い火炎長さを
有する火炎タイプ(参照番号10で示される)が概略的に
図示されている。図2には中間の火炎長さを有する火炎
タイプ(参照番号12で示される)が概略的に図示されて
いる。図3には短い火炎長さを有する火炎タイプ(参照
番号14で示される)が概略的に図示されている。各図
1、2及び3に概略的に図示されている火炎タイプのよ
り良好な理解を容易なものとするため、後に十分に説明
するように外部区域(後にも参照する)に注入される空
気には、各図1、2及び3において同じ参照番号、すな
わち参照番号16が付されている。同様に、後に十分に説
明するように内部区域(後にも参照する)に注入される
空気の残部には、各図1、2及び3において同じ参照番
号、すなわち参照番号18が付されている。最後に、後に
十分に説明するように内部区域(後にも参照する)に注
入される化石燃料には、各図1、2及び3において同じ
参照番号、すなわち参照番号20が付されている。
ついで、図1、2及び3に概略的に図示した各火炎タ
イプに関連するガス化学量論量対滞留時間のグラフであ
る図4を参照する。検討すると、火炎は、ガス化学量論
量のレベリングオフが生ずるまでに要する滞留時間に基
づいて、短い火炎長さ又は長い火炎長さ又は中間の火炎
長さを有するものと思われる。すなわち、ガス化学量論
量のレベリングオフがより迅速に生ずれば生ずるほど、
火炎長さはより短い。これによれば、各図1、2及び3
に概略的に図示した各火炎タイプが示された図4を参照
することによって最もよく理解されるように、火炎タイ
プ14が、火炎タイプ10及び12が有する火炎長さと比べて
短い火炎長さを有する火炎タイプを示すものと考えられ
る。同様に、火炎タイプ10は、火炎タイプ12及び14が有
する火炎長さと比べて長い火炎長さを有する火炎タイプ
を示すものと考えられ、一方、火炎タイプ12は、火炎タ
イプ10及び14が有する火炎長さと比べて中間の火炎の長
さを有する火炎タイプを示すものと考えられる。
低NOxバーナに関しては、内部空気段階が低NOxバーナ
のアウトレット付近での燃料リッチの高温熱分解区域及
びこれにつづく残留燃焼空気との混合によって可燃性熱
分解生成物が燃焼される希薄火炎区域の形成を要求する
ことが見出された。特に放射状層化火炎中心バーナにつ
いては、放射状成層は燃料リッチの高温熱分解区域内で
の滞留時間を延長させ、これによって、全結合窒素のN2
への変化を増大させる効果を有する。さらに、燃料リッ
チの高温熱分解区域内での初期の着火及び迅速な温度上
昇はNOxの低発生の達成には重要であることも認められ
た。
図1、2及び3に概略的に図示されている火炎タイプ
10、12及び14に関しては、火炎タイプ14の如き非常に短
い火炎長さを有する火炎タイプは次の特性を具現化す
る。火炎タイプ14の如き火炎タイプは、高容積熱放出を
もつ非常に短い、良好に撹乱された火炎でなる。さら
に、火炎タイプ14の如き火炎タイプは、空気が内部区域
(後にさらに参照する)、及び該内部区域内の単一の強
力な内部再循環区域に注入される(この単一の強力な内
部再循環区域へは、上述の内部区域へ注入される空気及
び上述の内部区域へ注入される化石燃料はいずれも侵入
しない)限りにおいては、非常に高い乱流度を有する。
火炎タイプ14によって、上述の内部区域へ注入された化
石燃料の99%の燃焼が実現される。3種の火炎タイプ、
すなわち火炎タイプ10、12及び14の内、火炎タイプ14
は、燃料リッチの高温熱分解区域が非常に小さく(すな
わち、最も短い滞留時間を有する)、このように非常に
小さい特性により燃料Nの分解が制限されるため、最高
のNOx発生レベルを有する。しかしながら、火炎タイプ1
4は、NOx発生を法的規制、すなわちアメリカ合衆国及び
州のNOx規制に適合できるレベルまで低減できる。
一方、長い火炎長さを有する火炎タイプ10の如き火炎
タイプは下記の点で特徴づけられる。すなわち、火炎タ
イプ10の如き火炎タイプは、空気が上記内部区域に注入
される限りにおいては、火炎タイプ14よりも小さい乱流
度を有する。さらに、長い火炎長さを有する火炎タイプ
10の如き火炎タイプは、さらに、2つの内部再循環区域
を具現化する点で特徴づけられる。これら2つの内部再
循環区域の1つ、たとえば第1の内部再循環区域は、放
射状層化火炎中心バーナによって形成され、かつ上記内
部区域に注入される空気の創造物である火炎の軸上に位
置する。さらに、この第1の内部再循環区域は、上記内
部区域に注入された化石燃料によって十分に侵入され
る。他の内部再循環区域、すなわち第2の再循環区域
は、第1の内部再循環区域の下流に位置し、放射状層化
火炎中心バーナによって形成される火炎の軸から放射状
に配置される。第2の内部再循環区域は、外部区域(後
述する)に注入された空気の創造物である。上述の第1
の内部区域に注入された化石燃料の第1の再循環区域へ
の十分な侵入のため、火炎タイプ10は、低NOではあるが
高CO及び高い乳白度の火炎を形成する。
つづいて、中間の火炎長さを有する火炎タイプ12の如
き火炎タイプについて検討する。中間の火炎長さを有す
る火炎タイプ12の如き火炎タイプも、上記内部区域に注
入された空気に関する限りにおいては、火炎タイプ10が
有するものと同様の乱流度を有し、火炎タイプ14が有す
るものよりも小さい乱流度を有するとの事実によって特
徴づけられる。さらに、火炎タイプ12の如き火炎タイプ
は、火炎タイプ10のように2つの内部再循環区域、すな
わち第1の内部再循環区域及び第2の内部再循環区域を
具現化するものであるとの事実によって特徴づけられ
る。火炎タイプ12の第1の内部再循環区域及び第2の内
部再循環区域は、火炎タイプ10の第1の内部再循環区域
及び第2の内部再循環区域の如く相互にかつ放射状層化
火炎中心バーナによって形成される火炎の軸に対して配
置され、火炎タイプ10の第1の内部再循環区域及び第2
の内部再循環区域と同様にして形成される。しかしなが
ら、上述した火炎タイプ10の場合とは異なり、上記内部
区域に注入される空気は、上記内部区域に注入される化
石燃料と共に、空気及び化石燃料が第2の内部再循環区
域の外部境界に沿って流れるように分岐される前に、部
分的にのみ第2の内部再循環区域に侵入する。上述の如
く火炎タイプ14は、火炎タイプ10、12及び14に関する限
りにおいてはNOx発生が最も低減されるとの事実によっ
て特徴づけられ、一方、上述の火炎タイプ10は、低NOで
はあるが、高CO及び高乳白度の火炎を形成するとの事実
によって特徴づけられ、火炎タイプ12が最適な、すなわ
ち低NOx、低CO及び低乳白度を達成する。
次に、上述の外部区域及び内部区域の記載を明白にす
るために、図5及び6を参照する。この目的のため、図
5及び6において参照番号22によって示されている放射
状層化火炎中心バーナの如き放射状層化火炎中心バーナ
の部品についてのみここでは詳述する。ここでは詳述し
ない放射状層化火炎中心バーナの他の部品の説明につい
ては従来技術を参照する。
継続して述べれば、図6を参照することにより最もよ
く理解されるように、上述した外部区域は、その直径が
参照番号24で示される区域でなる。一方、上述の内部区
域は、その直径が参照番号26で示される区域でなる。
次に、放射状層化火炎中心バーナ22の内部の流路(該
流路を通って外部区域24に注入される前に空気が流れ
る)及び放射状層化火炎中心バーナ22の内部の流路(該
流路を通って内部区域26に注入される前に空気及び化石
燃料が流れる)を説明する。この目的のため、図5及び
6の両方を再度参照する。図5を参照することによって
最もよく理解されるように、放射状層化火炎中心バーナ
22は、化石燃料燃焼炉(図示していない)内の予め決め
られた位置に支持状態で取付けられるようになってい
る。このため、化石燃料燃焼炉(図示していない)の壁
には、この目的のため、適切な開口が設けられている。
図5に示す放射状層化火炎中心バーナの具体例によれ
ば、化石燃料燃焼炉(図示していない)の壁の前記開口
内における支持状態での放射状層化火炎中心バーナの取
付けは、図5において参照番号28で示された取付け手段
によって達成される。化石燃料燃焼炉の壁に取付けられ
ると、放射状層化火炎中心バーナの図5において参照番
号30で示す部分は、この目的のため化石燃料燃焼炉(図
示していない)の壁に設けられた開口内に突出する。
続けて述べれば、外部区域24に注入される前に放射状
層化火炎中心バーナを通って流れる空気は、複数個のイ
ンレット開口(図5において参照番号30で示されてい
る)を通って放射状層化火炎中心バーナに入る。図にお
いて説明を明確にするために、図5においては、インレ
ット内に、前記複数個のインレット開口30の内の2つの
みが見られる。この目的のために放射状層化火炎中心バ
ーナ22に設けられた複数個のインレット開口30を通って
放射状層化火炎中心バーナ22に入った後、空気は、図6
を参照することによって最もよく理解されるように、所
定量の空気が外部区域24に注入される前に該空気に予め
決められた角モメンタムを付与する目的での使用に適す
る機械的手段(図6において、参照番号32で示されてい
る)を通って流れる。図6を参照することによって理解
されるように、手段32は、放射状層化火炎中心バーナ22
の内部に予め決められた距離で配置される。容易に理解
されるように、この予め決められた距離を図6において
矢印(図6において参照番号34を使用することによって
示す)で示してある。放射状層化火炎中心バーナ22の内
部における上記配置により、手段32は化石燃料燃焼炉
(図示していない)から放射される熱にさらされること
はない。
次に、内部区域26に注入される空気及び化石燃料の放
射状層化火炎中心バーナ22を通る流路について説明す
る。この目的のため、図5及び6を再度参照する。図5
を参照することによって最もよく理解されるように、化
石燃料は燃料インレット開口(図5において参照番号36
で示されている)を通って放射状層化火炎中心バーナ22
に入る。燃料インレット開口36を通って放射状層化火炎
中心バーナ22に入った後、化石燃料は、内部区域26内に
注入される前に、本質的に放射状層化火炎中心バーナ22
の中心線に沿って流れる。一方、内部区域26内に注入さ
れた空気は、化石燃料が放射状層化火炎中心バーナ22を
通って流れる際に通る流路を包囲する関係で流れる。こ
の目的のため放射状層化火炎中心バーナ22に設けられた
好適なインレット開口を通って放射状層化火炎中心バー
ナに入った後、空気は、所定量の空気が内部区域26に注
入される前に該空気に角モメンタムを付与する目的での
使用に適する機械的手段(図6において参照番号38で示
されている)を通って流れる。なお、この種段38及び前
述した手段32は、それぞれ、内部区域26及び外部区域24
に注入される所定量の空気に角モメンタムを付与するも
のの、その量を変えないことは当然であり、既に示した
ように、内部区域26に注入される化石燃料の燃焼に要求
される空気全体の約60〜80%が外部区域24に注入され、
一方、内部区域26に注入される化石燃料の燃焼に要求さ
れる空気の残部は、化石燃料と共に内部区域26に注入さ
れる。さらに、既に述べたように、本発明に従って、内
部区域26に注入される所定量の空気の角モメンタムを制
御することによって及び化石燃料を内部区域26内に注入
する際の注入角を制御することによって、制御を行うこ
と、すなわち、内部区域26に注入された化石燃料の燃焼
の結果として放射状層化火炎中心バーナによって形成さ
れる火炎が、放射状層化火炎中心バーナが設置される際
の化石燃料燃焼炉の深さを関数として確立される予め決
められた火炎長さを有することが可能である。
次に、本発明の放射状層化火炎中心バーナの制御を行
う方法の実施に供される放射状層化火炎中心バーナ(参
照番号22′で示されている)の第2の具体例を示す図7
を参照する。図5及び6に図示した放射状層化火炎中心
バーナ22と図7に示す放射状層化火炎中心バーナ22′と
の間の構成上の大きな差異は、外部区域24に注入される
空気が放射状層化火炎中心バーナ22及び22′に入る際に
通るインレット開口の構成にある。放射状層化火炎中心
バーナ22の場合、インレット開口30と放射状層化火炎中
心バーナ22の内部との間に遷移部片(図5において参照
番号40によって示される)が配置されている。一方、放
射状層化火炎中心バーナ22′の場合には、放射状層化火
炎中心バーナ22の場合に各インレット開口と組合わされ
ていた遷移部片40が排除され、従って、放射状層化火炎
中心バーナ22′では、インレット開口30を通って放射状
層化火炎中心バーナ22′に入った後、外部区域26に注入
された空気は、ここから直接放射状層化火炎中心バーナ
22′の内部に流入する。
このように、本発明によれば、放射状層化火炎中心バ
ーナの制御を行う新規でかつ改良された方法が提供され
る。さらに、本発明によれば、炉が具現化する深さにか
かわらず、放射状層化火炎中心バーナが、達成が求めら
れているNOx発生の低減の実現を可能にできる放射状層
化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方
法が提供される。さらに、本発明によれば、放射状層化
火炎中心バーナが、オーバファイア空気又は煙道ガスの
再循環を使用することなく、法的規制、すなわちアメリ
カ合衆国及び州のNOx規制に適合するレベルにNOxの発生
を低減できる放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新
規でかつ改良された方法が提供される。また、本発明に
よれば、放射状層化火炎中心バーナが、No.6燃料油を燃
焼させる際に0.25lb/MM BTUより小のNOx値を達成できる
放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良
された方法が提供される。さらに、本発明によれば、そ
の角モメンタムを調節し及びその空気流をバイアスさせ
る能力を具現化する放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う新規でかつ改良された方法が提供される。さらに、
本発明によれば、放射状層化火炎中心バーナが、その操
作メカニズムが炉から放射される熱から保護されるよう
に配置されているとの事実によって特徴づけられるもの
である放射状層化火炎中心バーナの制御を行う新規でか
つ改良された方法が提供される。さらに、本発明によれ
ば、放射状層化火炎中心バーナが多燃料能力(すなわ
ち、油、天然ガス及び石炭)を有するものである放射状
層化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された
方法が提供される。さらに、本発明によれば、放射状層
化火炎中心バーナが実質的にいかなる新規の又は既存の
燃焼システムにも一体化されうるものである放射状層化
火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良された方法
が提供される。さらに、本発明によれば、放射状層化火
炎中心バーナが実質的にいかなるボイラデザインにも改
装されるものである放射状層化火炎中心バーナの制御を
行う新規でかつ改良された方法が提供される。さらに、
本発明によれば、放射状層化火炎中心バーナが1MM BTU/
時間からのバーナ熱インプットを有するものである放射
状層化火炎中心バーナの制御を行う新規でかつ改良され
た方法が提供される。最後に、本発明によれば、放射状
層化火炎中心バーナが熱及び/又は腐食の発生を解消す
るために、使用に当たり高品位の物質を選択することを
可能にするものである放射状層化火炎中心バーナの制御
を行う新規でかつ改良された方法が提供される。
本発明の具体例を例示したが、当業者によって容易に
これに変更(そのいくつかについては上記記載において
示唆している)が加えられるであろう。従って、添付の
請求の範囲は、本発明の真の精神及び範囲に属する他の
いかなる変形例と共に、ここに示唆した変形例を保護す
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デュビー トーマス ジー アメリカ合衆国 コネチカット 06082 エンフィールド ビグロー コモンズ 2348 (72)発明者 ラフレッシュ リチャード シー アメリカ合衆国 コネチカット 06078 サフィールド ヒル ストリート 1678 (72)発明者 ニコルソン ジュリー エー アメリカ合衆国 コネチカット 06516 ニュー ヘブン ノーウェル ストリ ート 69 (72)発明者 ソーノック デービッド イー アメリカ合衆国 コネチカット 06790 トリントン アッパー バレー ロー ド 190 (56)参考文献 特開 昭59−147920(JP,A) 特開 平8−14510(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23C 11/00 F23D 21/00 F23N 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化石燃料燃焼炉に設置される放射状層化火
    炎中心バーナの制御を行う方法において、 a.設置される放射状層化火炎中心バーナを有する炉を配
    備する段階と、 b.放射状層化火炎中心バーナの作動を介して燃焼される
    化石燃料の燃焼を行うために要求される全空気の第1の
    部分の注入の結果として、空気流の外部区域を確立する
    段階と、 c.放射状層化火炎中心バーナの作動を介して燃焼される
    化石燃料の燃焼を行うために要求される全空気の第2の
    部分の結果として及び放射状層化火炎中心バーナの作動
    を介して燃焼される化石燃料の注入の結果として、空気
    流及び化石燃料の内部区域を確立する段階と、 d.前記全空気の第2の部分として前記内部区域に注入さ
    れる同じ所定量の空気でもって放射状層化火炎中心バー
    ナにより形成することができる3つの異なる火炎タイプ
    を確立する段階であって、前記内部区域に注入される所
    定量の空気の量を変えない機械的手段により前記内部区
    域に注入される空気の角モメントを制御すること及び前
    記内部区域に注入される化石燃料の角モメントを制御す
    ることを包含し、前記3つの異なる火炎タイプの第1の
    火炎タイプは非常に短い火炎長さを有する火炎タイプで
    あって、この短い火炎長さは高容積熱放出をもつ非常に
    短い、良好に撹乱されて非常に高い乱流度を有する火炎
    と特徴づけられて、前記3つの異なる火炎タイプのうち
    で最も高いNOxで形成されるが、このNOxは法的規則に適
    合できるNOxレベルであり、また前記3つの異なる火炎
    タイプの第2の火炎タイプは非常に長い火炎長さを有す
    る火炎タイプであって、この長い火炎長さは前記第1の
    火炎タイプのものよりも少ない乱流度を有する長い火炎
    と特徴づけられて、低NOx、高CO及び高乳白度で形成さ
    れ、更に前記3つの異なる火炎タイプの第3の火炎タイ
    プは中間の火炎長さを有する火炎タイプであって、この
    中間の火炎長さは前記第2の火炎タイプのものと同様の
    乱流度を有する火炎と特徴づけられて、低いNOx、低CO
    及び低乳白度で形成されるようにする段階と、 e.3つの異なる深さ、すなわち長さが短い深さである第
    1の深さ、長さが長い深さである第2の深さ及び長さが
    中間の深さである第3の深さから選択される特定の深さ
    となるように炉内に設置される放射状層化火炎中心バー
    ナを有する炉の深さを確立する段階と、 f.この段階eにしたがって炉内に設置される放射状層化
    火炎中心バーナを有する炉の深さの確立に基づいて、炉
    の深さに対応する長さを有する、前記3つの異なる火炎
    タイプのひとつを選択する段階であって、前記3つの異
    なる火炎タイプから選択される火炎タイプにかかわらず
    に前記内部区域に注入される同じ所定量の空気でもっ
    て、炉の深さが短いときに前記3つの異なる火炎タイプ
    から選択される火炎タイプは非常に短い長さを有する火
    炎タイプであり、また炉の深さが長いときに前記3つの
    異なる火炎タイプから選択される火炎タイプは長い長さ
    を有する火炎タイプであり、更に炉の深さが中間である
    ときに前記3つの異なる火炎タイプから選択される火炎
    タイプは中間の長さを有する火炎タイプであるようにす
    る段階と、 を包含してなることを特徴とする、放射状層化火炎中心
    バーナの制御法。
  2. 【請求項2】外部区域に注入される全空気の第1の部分
    が、放射状層化火炎中心バーナの作動を介して燃焼され
    る化石燃料の燃焼を行うために要求される空気の全量の
    60〜80%である、請求項1記載の放射状層化火炎中心バ
    ーナの制御法。
  3. 【請求項3】外部区域に注入される全空気の第1の部分
    に対し、該全空気の第1の部分がここに注入される前
    に、角モメンタムを付与する工程をさらに包含してな
    る、請求項2記載の放射状層化火炎中心バーナの制御
    法。
  4. 【請求項4】空気流の外部区域が放射状層化火炎中心バ
    ーナの中心線と同軸ではあるが、中心線から離れている
    位置にある、請求項3記載の放射状層化火炎中心バーナ
    の制御法。
  5. 【請求項5】内部区域に注入される全空気の第2の部分
    が、放射状層化火炎中心バーナの作動を介して燃焼され
    る化石燃料の燃焼を行うために要求される全空気の残部
    である、請求項2記載の放射状層化火炎中心バーナの制
    御法。
  6. 【請求項6】空気流及び化石燃料の内部区域が放射状層
    化火炎中心バーナの中心線に沿って位置する、請求項5
    記載の放射状層化火炎中心バーナの制御法。
  7. 【請求項7】内部区域に注入される全空気の第2の部分
    に対し、該全空気の第2の部分がここに注入される前
    に、角モメンタムを付与する工程をさらに包含してな
    る、請求項6記載の放射状層化火炎中心バーナの制御
    法。
  8. 【請求項8】放射状層化火炎中心バーナの作動を介して
    燃焼される化石燃料のすべてが内部区域に注入される、
    請求項1記載の放射状層化火炎中心バーナの制御法。
  9. 【請求項9】化石燃料が、放射状層化火炎中心バーナの
    中心線に沿って内部区域に注入される、請求項8記載の
    放射状層化火炎中心バーナの制御法。
  10. 【請求項10】放射状層化火炎中心バーナが1MM BTUか
    らのバーナ熱インプットを有するものである、請求項1
    記載の放射状層化火炎中心バーナの制御法。
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