JP3239099U - 名刺 - Google Patents

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敏也 土田
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岡三リビック株式会社
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Abstract

【課題】販促効果、集客効果、または知名度の向上効果等を発揮可能な名刺を提供する。【解決手段】所定方向から撮影した画像上で錯視効果が発揮される錯視図画31を含む撮影欄30を設けた名刺である。また、錯視図画31を設けた面に二次元コード32を設けることで、撮影欄30をスマートフォン等のカメラアプリで撮影する際に、自然に二次元コード32の読みとりが行われるため、二次元コード32で読み取った情報に対するアクセスを自然に促すことができる。【選択図】図2

Description

本考案は、錯視効果を利用した撮影欄を設けた名刺に関する。
販促効果、集客効果、知名度の向上効果等を目的として、多種多様な名刺デザインが着想されている。
例えば、特許文献1に係る名刺は、名刺の肖像部分に切り抜きスリットを設け、折り曲げることで立体的な肖像を形成可能な構成を有している。
また、特許文献2に係る名刺は、名刺本体に、マイクロファイバー製のクリーニングクロスに、名刺情報と二次元コードを印刷した構成を有している。
また、特許文献3に係る名刺は、表面に名刺の肖像面部を設け、裏面に当該肖像に係る人物の名刺情報を閲覧可能な二次元コードを設けた構成を有している。
また、特許文献4に係る名刺は、名刺にNFCタグを設け、スマートフォンで読み取り可能な構成を有している。
実用新案登録第3234464号公報 実用新案登録第3215926号公報 実用新案登録第3237408号公報 実用新案登録第3229446号公報
上記した各特許文献に係る名刺は、例えば以下の様な問題を有する。
(1)特許文献1,2に係る名刺は、スリット加工や素材の変更等によって、製作コストの増加につながりやすい。
(2)特許文献2,3に係る名刺は、名刺を受け取った相手が、積極的に二次元コードを読み取ろうとする動機付けが乏しい。
(3)特許文献4に係る名刺も、名刺を受け取った相手が、積極的にNFCタグを読み取ろうとする動機付けが乏しい。
よって、本考案は、上記した従来の名刺とは異なる手法によって、販促効果、集客効果、または知名度の向上効果等を発揮可能な名刺を提供することを目的の一つとする。
上記課題を解決すべくなされた本考案は、撮影欄を設けてあり、前記撮影欄が、所定方向から撮影した画像上で錯視効果が発揮される錯視図画を含むことを特徴とする名刺を提供するものである。
本考案によれば、名刺を受け取った相手に、撮影欄に含まれる錯視図画に興味を持ってもらうことで強い印象を抱かせつつ、錯視図画の体験のために名刺の撮影を促すことができる。
また、名刺を受け取った相手が、名刺の撮影画像に好印象を抱いた場合には、撮影画像をインターネット上にアップロードし、拡散してもらうことで、名刺を渡していない第三者への宣伝広告も可能となる。
また、本考案は、前記考案において、前記撮影欄に所定の情報を読み取り可能な二次元コードを更に含めてもよい。
本考案によれば、錯視図画と二次元コードとを同一面に設けることで、錯視の体験のために、撮影欄をスマートフォン等のカメラアプリで撮影する行為によって画角内に二次元コードが自然に映り込み、自動的にカメラアプリの機能によって当該二次元コードの読みとりが行われるため、二次元コードで読み取った情報へのアクセスを自然に促すことができる。
また、名刺を受け取った相手が撮影画像をインターネット上に拡散した画像をさらに第三者が撮影することで、二次元コードで読み取った情報への第三者によるアクセスも実現できる。
また、本考案は、前記考案において、前記撮影欄を設けた面の反対側の面に、情報欄を設けてもよい。
本考案によれば、名刺を渡した者の情報欄(氏名、住所、電話番号等)を、撮影欄を設けた面の反対側の面に設けておくことで、撮影画像の拡散が個人情報の流出に繋がることがない。
また、本考案は、前記考案において、前記撮影欄が、前記撮影欄を設けた面側に名刺を折り曲げた状態で、所定方向から撮影した画像上で、錯視効果が発揮されるよう構成してもよい。
本考案によれば、さらにユニークな錯視効果を体験することができ、名刺を受け取った相手により強い印象を残すことができる。
また、本考案は、前記考案において、一方の名刺に設けた前記撮影欄と、他方の名刺に設けた撮影欄との組み合わせで、一つの錯視図画が完成するよう構成してもよい。
本考案によれば、さらにユニークな錯視効果を体験することができ、名刺を受け取った相手により強い印象を残すことができる。
また、名刺を受け取った相手にとっては、錯視図画の完成のために、組み合わせ対象となる他方の名刺の収集意欲を惹起させることができるため、同一会社での異なる部門や、グループ会社等で、新たな商談の機会を獲得しやすい効果も得られる。
また、本考案は、前記考案において、前記撮影欄を撮影方向から見たときに、擬似的に前記二次元コードを正対視した状態となるように、当該二次元コードの形状が補正されているよう構成してもよい。
本考案によれば、正対視以外の角度からの読みとりによる認識機能が弱い二次元コードも採用することができる。
また、本考案は、前記考案において、前記撮影欄の撮影方法に関する説明欄を更に設けてもよい。
本考案によれば、錯視図画の未体験者に対しても撮影作業が簡単に実施できるよう、案内することができる。
本考案によれば、販促効果、集客効果または知名度の向上効果等をより発揮できる名刺を得ることができる。
本考案に係る名刺の実施例を示す図。 図1に係る名刺の撮影画像を示す図。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施例について説明する。
<1>全体構成(図1)
図1に、本考案に係る名刺の実施例を示す。
図1に係る名刺Aは、日本での一般的な名刺サイズ(縦55mm×横91mm)を縦方向に二倍したサイズ(縦110mm×横91mm)であり、縦方向の中央に設けてある折り返し線Bで折り畳むことで通常の名刺入れに収納することができるよう構成している。
本考案では、図1(a)に示す面を表面、図1(b)に示す面を裏面として定義し、図1(a)に示す表面を、長辺方向を回転軸として裏返した状態が、図1(b)に示す裏面となる。
本実施例に係る名刺は、情報欄10,説明欄20および撮影欄30を設けており、表面に情報欄10および説明欄20を設け、裏面に撮影欄30を設けている。
以下、各要素の詳細について説明する。
<2>情報欄(図1(a))
情報欄10は、名刺を渡す者(以下「配布者」ともいう。)の個人情報が記載された欄である。
この個人情報には、配布者の氏名、会社名、会社住所、肩書き、電話番号、メールアドレス等が含まれる。
<3>説明欄(図1(a))
説明欄20は、撮影欄30の撮影方法が記載された欄である。
この撮影方法には、名刺の折り曲げ角度や、撮影角度、撮影距離等が記載されている。
なお、錯視効果がより発揮されやすくなる適切な撮影方法は、撮影者が保有するスマートフォンのカメラの性能等によっても変化するため、説明欄20にはあくまで目安としての情報を記載しておいても良い。
また、図1には図示していないが、説明欄20として、スマートフォンの機種毎に詳細な撮影方法を記載したウェブサイトのURLや、当該URLを読み取り可能な二次元コード等を設けておいてもよい。
<4>撮影欄(図1(b))
撮影欄30は、名刺を受け取った者(以下「受取者」ともいう。)による撮影を促す欄である。
本考案では、撮影欄30として、少なくとも錯視図画31を含むものとし、本実施例に係る名刺では、錯視図画31のほかに、二次元コード32を含めている。
<4.1>錯視図画(図1(b))
錯視図画31は、人間の目の錯覚を利用してなり、所定方向から撮影した画像上で立体視等の錯視効果が発揮される図画である。
本実施例では、折り返し線Bで約90度に折り曲げた名刺を、斜め方向から撮影した時に立体視されるように、遠近表示や陰影を調整したイラストでもって、錯視図画31を構成している。
<4.2>二次元コード(図1(b))
二次元コード32は、所定の情報を読み取り可能な表示コードである。
本考案において、二次元コード32の種類は問わない。
二次元コード32で読み取る情報としては、配布者の会社ウェブサイトのTOPページのURLや、取り扱う商材のカタログやパンフレット等のダウンロードサイトのURL、SNS上の紹介サイトのURL、配布者の情報が取得できる名刺閲覧サイトのURL、アプリケーションの配布サイト等へのリンクURL等が考えられる。
[二次元コードの形状補正]
二次元コード32は、通常の矩形状態のまま印刷しても良いし、錯視図画31の錯視効果が発揮される方向から二次元コード32をみたときに、擬似的に正対視して通常の矩形状態に視認できるように、あらかじめ形状を補正した状態で印刷してもよい。
なお、公知の二次元コード32の中には、天地や歪みを補正して読みとりを実現するものも存在するため、前記した形状補正後の印刷は必須ではない。
<5>撮影イメージ(図2)
図2は、図1に係る名刺を、図1(a)で説明した説明欄20に記載の撮影方法にならって撮影欄30を撮影した画像を示したものである。
図2では、ライナープレートからなる土木構造物の内部に、階段が配置されている状態の図画が立体視されている。
撮影欄30に対し、スマートフォンのカメラアプリ等で撮影を行う場合、画角内にある二次元コード32がカメラアプリのコード読みとり機能によって自動で認識されることになる。
カメラアプリでは、読み取った情報の内容に応じて、各ウェブサイトへの誘導表示等が行われる。
<5.1>名刺の受け取り~撮影~拡散の流れ
名刺を受け取った受取者は、撮影欄30や説明欄20を見て、錯視効果を体験したい好奇心から、撮影を試みる動機付けが生まれる。
このとき、スマートフォン等で撮影欄30を撮影する際に、スマートフォンに設けてあるカメラアプリにおいて二次元コード32の読みとりが自然に発生することから、受取者に対し、二次元コード32で読み取られた情報へのアクセスを誘導する効果も生まれる。
また、撮影画像で錯視効果を体験した受取者は、自身の錯視体験を共有・拡散すべく、自己のSNS等で撮影画像をアップロードする動機付けが生まれやすい。
そのため、撮影用図画に、配布者の社名や提供する商材の名称等を含めておけば、受取者とSNS上で繋がりを有する第三者が、受取者が共有した撮影画像を確認することによる、広告宣伝効果も期待できる。
<5.2>個人情報への配慮
本実施例では、撮影欄30を設けた面とは反対側の面に情報欄10を設けてあることから、受取者による撮影画像の共有のみによって、配布者の個人情報が意図せず漏洩するおそれも無い。
<5.3>まとめ
本考案に係る名刺によれば、名刺デザインの奇抜さや、撮影欄による名刺の撮影行為を促すことで、配布者個人、または配布者の所属会社から、受取者および受取者から第三者への共有・拡散行為に伴う、販促効果、集客効果または知名度の向上効果等が期待できる。
<6>その他の変形例
本考案に係る名刺は、以下のような変形例(図示せず)を構成することもできる。
(1)縦型
本考案に係る名刺は、図1に係るサイズ(110mm×91mm)のまま、長辺方向を横方向として錯視図画31を設け、折り返し線Bで内側に折り曲げた状態で設置し、所定の方向から撮影した状態で錯視効果が発揮される構成とすることができる。
(2)集約型
本考案に係る名刺は、日本での一般的な名刺サイズ(55mm×91mm)の表面に、情報欄10と撮影欄30を集約させた構成とすることができる。
この場合、裏面に説明欄20を設けても良い。
(3)組み合わせ型
本考案に係る名刺は、日本での一般的な名刺サイズ(55mm×91mm)の表面に情報欄10を設け、裏面に撮影欄30を設けた構成とし、この撮影欄30と、その他の名刺に設けた撮影欄30との組み合わせで、一つの錯視図画31が完成するよう構成することができる。
この組み合わせ方法には、図1に示した横型や、前記(1)で説明した縦型や、三枚以上を組み合わせた態様等が考えられる。
A :名刺
B :折り返し線
10:情報欄
20:説明欄
30:撮影欄
31:錯視図画
32:二次元コード

Claims (7)

  1. 撮影欄を設けてあり、
    前記撮影欄が、所定方向から撮影した画像上で錯視効果が発揮される錯視図画を含むことを特徴とする、名刺。
  2. 前記撮影欄が、所定の情報を読み取り可能な二次元コードを更に含むことを特徴とする、
    請求項1に記載の名刺。
  3. 前記撮影欄を設けた面の反対側の面に、情報欄を設けてあることを特徴とする、
    請求項1に記載の名刺。
  4. 前記撮影欄は、名刺を、前記撮影欄を設けた面側に所定角度で折り曲げた状態で、所定方向から撮影した画像上で、錯視効果が発揮されることを特徴とする、
    請求項1に記載の名刺。
  5. 一方の名刺に設けた前記撮影欄と、他方の名刺に設けた撮影欄との組み合わせで、一つの錯視図画が完成することを特徴とする、
    請求項1に記載の名刺。
  6. 前記撮影欄を撮影方向から見たときに、擬似的に前記二次元コードが正対視した状態となるように、当該二次元コードの形状が補正されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の名刺。
  7. 前記撮影欄の撮影方法に関する説明欄を更に設けてあることを特徴とする、
    請求項1に記載の名刺。
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