JP3239076U - 物品支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】汎用的かつ安定的な物品の支持を実現する。【解決手段】設置場所の壁面に固定可能なベース部材2と、ベース部材2に係止可能な支持部材3と、を備える物品支持具1であって、ベース部材2が、ベース部材2の長手方向に沿って開口するとともに、ベース部材2が壁面に固定された状態において壁面に沿う方向に貫通している長溝21と、ベース部材2を壁面に対して固定可能な固定部と、を有し、支持部材3が、長溝21に係止可能な止着部31と、支持部材3が支持する対象の物品Tを支持可能な支持部32と、を有し、止着部31の長手方向の幅が、長溝21の長手方向の幅より狭い。【選択図】図1
Description
実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 1.発行日 令和3年10月1日 発行物 製品のリーフレット 発行者 株式会社シンカテック 2.掲載日 令和3年10月1日 掲載アドレス http://www.sinkatec.co.jp/bath/hubath_plus.html 3.配布日 令和3年10月15日~令和4年7月14日 配布した物の内容 製品サンプル 配布場所 日本各地の商品卸先 4.販売日 令和3年10月15日~令和4年7月14日 販売場所 日本各地の商品卸先 5.販売日 令和3年10月15日~令和4年7月14日 販売場所 自社のインターネットの販売サイト https://item.rakuten.co.jp/sinkatec/hu_bathp_dset/ 6.販売日 令和3年10月15日~令和4年7月14日 販売場所 日本各地のインターネット販売サイト 7.集会名 清水商事株式会社「内見会」 開催場所 清水商事株式会社 新潟県三条市鶴田3丁目2番12号 開催年月日 令和3年11月2日、11月3日 8.集会名 YUWA GROUP Web商談会/SPRING&SUMMER COLLECTION 2022 開催場所 Web上(開催期間が終了したためURLの記載なし) 開催年月日 令和3年11月16日~令和3年12月17日 9.展示会名 菊谷株式会社「東京展示会」 開催場所 株式会社東京流通センター 東京都大田区平和島6-1-1 開催年月日 令和3年11月25日、26日 10.展示会名 株式会社サンプラス「2022年春夏季見本市」 開催場所 サンプラス4階展示場 富山県富山市本郷2349の2 開催年月日 令和4年2月2日、2月3日 11.展示会名 株式会社ワイヨット東京店「2022年春夏展示会」 開催場所 株式会社ワイヨット東京店 東京都江東区千石2丁目3番28号 開催年月日 令和4年2月8日~令和4年2月10日
本考案は、壁面に取り付けることができる物品支持具に関する。
台所、洗面所、浴室などの室内では、調味料、化粧品、掃除道具などの小型の生活用品を、すぐに手に取って使うことができる状態で保管しておくことが望まれる。この要望を満たしうる種々の物品支持具が従来提案されている。
たとえば特開2006-181115号公報(特許文献1)には、既存のタオル掛けを利用して容易に取り付けることができる簡易棚が開示されている。また、実用新案登録第3213068号公報(特許文献2)には、タオルとともに各種の袋体を掛けることができる物品装着具が開示されている。
しかし、特許文献1の簡易棚は、汎用的に使用可能な籠状の棚を簡便な方法で設置できる反面、棚の寸法に比して小さい物品を置いたときに倒れてしまうなど、保管する物品の態様によっては、使いやすい状態を維持して支持することが難しかった。一方、特許文献2の物品装着具では、タオルおよび袋体を支持する目的では良好な使用感を実現できるが、他の物品を支持することはできなかった。
そこで、汎用的かつ安定的な物品の支持を実現できる物品支持具の実現が求められる。
本考案に係る物品支持具は、設置場所の壁面に固定可能なベース部材と、前記ベース部材に係止可能な支持部材と、を備える物品支持具であって、前記ベース部材が、前記ベース部材の長手方向に沿って開口するとともに、前記ベース部材が前記壁面に固定された状態において前記壁面に沿う方向に貫通している長溝と、前記ベース部材を前記壁面に対して固定可能な固定部と、を有し、前記支持部材が、前記長溝に係止可能な止着部と、前記支持部材が支持する対象の物品を支持可能な支持部と、を有し、前記止着部の長手方向の幅が、前記長溝の長手方向の幅より狭いことを特徴とする。
この構成によれば、使用者の希望に合わせて支持部の形状を選択することによって、当該物品の安定的な支持を実現できる。また、ベース部材と支持部材とを別体としてあるので、支持したい物品の追加または変更の際には、ベース部材を壁面から取り外すことなく、支持部材のみを追加または変更すればよいので、汎用性が高い。
以下、本考案の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本考案の範囲が限定されるわけではない。
本考案に係る物品支持具は、一態様として、前記長溝の長手方向の幅が、複数の前記止着部を係止可能な幅であることが好ましい。
この構成によれば、複数の支持部材をベース部材に掛止できるので、複数の物品を同時に支持できる。
本考案に係る物品支持具は、一態様として、前記固定部が、磁石、吸盤、および粘着材から選択される一つまたは複数であることが好ましい。
この構成によれば、比較的容易に入手可能な部材を用いてベース部材を壁面に固定できる。
本考案に係る物品支持具は、一態様として、前記長溝および前記止着部に、互いに係合可能な係合部材が対で設けられていることが好ましい。
この構成によれば、支持されている物品を手に取るときに、支持部材がベース部材から誤って脱落する事故を防ぎやすい。
本考案に係る物品支持具は、一態様として、前記支持部材が、前記支持部が、フック状に形成されているフック状支持部材、前記支持部に、プッシュボトルの首部を支持可能な貫通孔が設けられているプッシュボトル支持部材、前記支持部に、T字カミソリの刃部を支持可能な切欠きが設けられているカミソリ支持部材、前記支持部に、歯ブラシの頭部を支持可能な切欠きが設けられている歯ブラシ支持部材、および、前記支持部が、チューブ容器のシール部分を挟持可能に構成されているチューブ容器支持部材、から選択される特定用途支持部材、ならびに、前記支持部が皿状に形成され、かつ、前記止着部の長手方向の幅が、いずれの前記特定用途支持部材の前記止着部の長手方向の幅より広い、汎用支持部材、からなる群から選択されることが好ましい。
この構成によれば、特に浴室や洗面所などで使用されることが多い種々の物品を好適に支持できる。
本考案のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本考案に係る物品支持具の実施形態について、図面を参照して説明する。以下では、本考案に係る物品支持具を、浴室の壁に設置可能な物品支持具1に適用した例について説明する。
〔物品支持具の構成〕
本実施形態に係る物品支持具1は、ベース部材2と、支持部材3と、を備える(図1、図2)。使用状態の物品支持具1は、ベース部材2が壁面Wに固定された状態で、ベース部材2に支持部材3が係止されている。これによって、支持部材3に支持されている物品が、物品支持具1を介して壁面Wに支持される。なお、図1では、一つのベース部材2に三つの支持部材3が係止されており、チューブ容器T(物品の例である)が支持されている例を示している。
本実施形態に係る物品支持具1は、ベース部材2と、支持部材3と、を備える(図1、図2)。使用状態の物品支持具1は、ベース部材2が壁面Wに固定された状態で、ベース部材2に支持部材3が係止されている。これによって、支持部材3に支持されている物品が、物品支持具1を介して壁面Wに支持される。なお、図1では、一つのベース部材2に三つの支持部材3が係止されており、チューブ容器T(物品の例である)が支持されている例を示している。
〔ベース部材の構成〕
ベース部材2は、長溝21と、固定部22と、を有する(図1、図2)。長溝21は、ベース部材2の長手方向(図1のX軸方向)に沿って開口している(図1)。また、長溝21は、ベース部材2が壁面Wに固定された状態において、壁面Wに沿う方向に貫通している(図2)。本実施形態では、長溝21の長手方向の幅(X軸方向)が300mmであり、奥行き方向の幅(Z軸方向)が24mmであり、長さ(Y軸方向)が40mmである。ただし上記の寸法は一例に過ぎず、ベース部材2の各部の寸法は、係止される支持部材3の数などを考慮して適宜決定される。
ベース部材2は、長溝21と、固定部22と、を有する(図1、図2)。長溝21は、ベース部材2の長手方向(図1のX軸方向)に沿って開口している(図1)。また、長溝21は、ベース部材2が壁面Wに固定された状態において、壁面Wに沿う方向に貫通している(図2)。本実施形態では、長溝21の長手方向の幅(X軸方向)が300mmであり、奥行き方向の幅(Z軸方向)が24mmであり、長さ(Y軸方向)が40mmである。ただし上記の寸法は一例に過ぎず、ベース部材2の各部の寸法は、係止される支持部材3の数などを考慮して適宜決定される。
長溝21の内側に、段差23(係合部材の一例である。)が設けられている。段差23は、支持部材3に設けられている爪33(係合部材の一例である。後述する。)と互いに係合可能である。
固定部22は、ベース部材2を壁面Wに対して固定する役割を果たす部位である。その態様はベース部材2を壁面Wに対して固定できる限りにおいて限定されず、たとえば、磁石、吸盤、および粘着材、などでありうる。固定部22の態様は、壁面Wの材質や形状などを考慮して決定される。たとえば壁面Wの内側に鉄材が使用されている場合は、固定部22を磁石とすれば、ベース部材2が壁面Wに対して着脱自在になる。同様に、壁面Wが平滑面である場合は、固定部22を吸盤とすれば、ベース部材2が壁面Wに対して着脱自在になる。
ベース部材2を構成する材料は特に限定されないが、たとえばABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、シリコーン樹脂などの樹脂材料、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、シリコーンゴムなどの合成ゴム、ステンレスなどの金属材料、などでありうる。
〔支持部材の構成〕
支持部材3は、止着部31と、支持部32と、を有する(図1、図2)。止着部31は、ベース部材2の長溝21に係止可能な部位であり、止着部31を長溝21に係止すると、支持部材3がベース部材2に支持されることになる。
支持部材3は、止着部31と、支持部32と、を有する(図1、図2)。止着部31は、ベース部材2の長溝21に係止可能な部位であり、止着部31を長溝21に係止すると、支持部材3がベース部材2に支持されることになる。
支持部32は、支持部材3が支持する対象の物品を支持する役割を果たす部位である。支持部32は、特定の物品を支持する目的に特化した設計としてもよいし、種々の物品を支持可能な汎用的な設計としてもよい。以下では、前者の支持部32を有する支持部材3を特定用途支持部材といい、後者の支持部32を有する支持部材3を汎用支持部材という。図1では、特定用途支持部材の例として、チューブ容器Tのシール部分の支持に特化したチューブ容器支持部材3A、および、T字カミソリの支持に特化したカミソリ支持部材3Bを図示するとともに、支持部32Cが皿状部分として形成された汎用支持部材3Cを図示している。いずれにせよ、支持部材3の使用目的を考慮して、支持部材3の寸法、形状、材質などが決定される。
本実施形態では、チューブ容器支持部材3Aおよびカミソリ支持部材3Bについて、止着部31(31A、31B)の長手方向の幅(X軸方向)が45mmであり、汎用支持部材3Cについて、止着部31(31C)の長手方向の幅(X軸方向)が130mmである。したがって、長溝21の長手方向の幅(300mm)が、三つの支持部材3の長手方向の幅の合計(220mm)より大きい。すなわち、長溝21の長手方向の幅が複数の支持部材3の止着部31を係止可能な幅になっている。これによって複数の支持部材3(図1の例では三つ)を同時にベース部材2に係止できる。なお、上記の寸法は一例に過ぎない。また、ベース部材2に係止される支持部材3の数は限定されない。すなわち、支持部材3(止着部31)の幅の合計が長溝21の幅を超えない範囲で、任意の数の支持部材3をベース部材2に支持させることができる。
支持部材3を構成する材料は特に限定されないが、たとえばABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、シリコーン樹脂などの樹脂材料、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、シリコーンゴムなどの合成ゴム、ステンレスなどの金属材料、などでありうる。なお、ベース部材2と支持部材3(複数の支持部材3が設けられる場合はその全て)とを同じ材料で構成すると、質感が統一された意匠効果が得られうる。
ベース部材2に係止する支持部材3の種類および数は、長溝21に止着部31を係止できる限りにおいて、使用者が任意に選択できる。特に、支持部材3として以下に例示するような種々の仕様を採用でき、使用者は自身の希望に応じて所望の支持部材3を自由に組み合わせて使用できる。
支持部材3のうちの特定支持部材としては、チューブ容器支持部材3A(図1、図2)、カミソリ支持部材3B(図1、図3)、歯ブラシ支持部材3D(図4)、フック状支持部材3E(図5)、およびプッシュボトル支持部材3F(図6)が例示される。また、支持部材3のうちの汎用支持部材としては、図1に示した汎用支持部材3Cが例示される。
(チューブ容器支持部材)
チューブ容器支持部材3Aは、支持部32Aが、チューブ容器Tのシール部分を挟持可能に構成された仕様の支持部材3である(図1、図2)。チューブ容器支持部材3Aを用いると、チューブ容器Tを、口部を下方に向けて吊り下げることができるので、チューブ容器Tの内容物を取り出しやすい状態を維持しながら、チューブ容器Tを壁面に固定できる。したがって、チューブ容器Tを壁面に固定したまま蓋を取り外し、チューブ容器Tを押しつぶせば、チューブ容器Tを手に取ることなく中身を取り出すことができる。
チューブ容器支持部材3Aは、支持部32Aが、チューブ容器Tのシール部分を挟持可能に構成された仕様の支持部材3である(図1、図2)。チューブ容器支持部材3Aを用いると、チューブ容器Tを、口部を下方に向けて吊り下げることができるので、チューブ容器Tの内容物を取り出しやすい状態を維持しながら、チューブ容器Tを壁面に固定できる。したがって、チューブ容器Tを壁面に固定したまま蓋を取り外し、チューブ容器Tを押しつぶせば、チューブ容器Tを手に取ることなく中身を取り出すことができる。
チューブ容器支持部材3Aの止着部31Aには突起物が設けられていないため、チューブ容器支持部材3Aを上方に持ち上げるだけの簡単な操作でチューブ容器支持部材3Aをベース部材2から取り外すことができる。また、反対にベース部材2にチューブ容器支持部材3Aを取り付けるときも、止着部31Aが長溝21に円滑に進入する。このように、チューブ容器支持部材3Aはベース部材2に対して着脱自在であるので、チューブ容器Tの中身を取り出す際に、チューブ容器Tをチューブ容器支持部材3Aごとベース部材2から取り外してチューブ容器Tを手に取って、使用後にベース部材2に再び取り付けるようにしてもよい。
(カミソリ支持部材)
カミソリ支持部材3Bは、支持部32Bが、T字カミソリの刃部を支持可能な切欠きとして構成された仕様の支持部材3である(図3)。カミソリ支持部材3Bに支持されているT字カミソリは、少し持ち上げて手前に引くだけの簡単な操作でカミソリ支持部材3Bから取り外すことができる。このように、カミソリ支持部材3Bを用いると、T字カミソリを容易に着脱できる態様で支持できる。
カミソリ支持部材3Bは、支持部32Bが、T字カミソリの刃部を支持可能な切欠きとして構成された仕様の支持部材3である(図3)。カミソリ支持部材3Bに支持されているT字カミソリは、少し持ち上げて手前に引くだけの簡単な操作でカミソリ支持部材3Bから取り外すことができる。このように、カミソリ支持部材3Bを用いると、T字カミソリを容易に着脱できる態様で支持できる。
また、カミソリ支持部材3Bでは、止着部31Bの先端に爪33(係合部材の例である。)が設けられている。爪33は、止着部31Bが長溝21に挿入されたときに段差23と係合する位置に設けられており、段差23と爪33とが係合することによって、カミソリ支持部材3Bがベース部材2から脱落することが防止される。T字カミソリを取り外すときにT字カミソリが支持部32Bに引っかかると、カミソリ支持部材3Bごと手前に引っ張られてしまってカミソリ支持部材3Bがベース部材から脱落するおそれがあるが、爪33を設けてあることでカミソリ支持部材3Bの脱落が防止されている。
(歯ブラシ支持部材)
歯ブラシ支持部材3Dは、支持部32Dが、歯ブラシの頭部を支持可能な切欠きとして構成された仕様の支持部材3である(図4)。支持する対象の物品が異なるものの、物品の一部を係止可能な切り欠きを設ける点で、歯ブラシ支持部材3Dはカミソリ支持部材3Bと類似の構造を有する。支持する対象の物品の形状の違い(T字カミソリと歯ブラシ)を反映して、支持部32Dの形状が支持部32Bと異なる。
歯ブラシ支持部材3Dは、支持部32Dが、歯ブラシの頭部を支持可能な切欠きとして構成された仕様の支持部材3である(図4)。支持する対象の物品が異なるものの、物品の一部を係止可能な切り欠きを設ける点で、歯ブラシ支持部材3Dはカミソリ支持部材3Bと類似の構造を有する。支持する対象の物品の形状の違い(T字カミソリと歯ブラシ)を反映して、支持部32Dの形状が支持部32Bと異なる。
(フック状支持部材)
フック状支持部材3Eは、支持部32Eがフック状に形成された仕様の支持部材3である(図5)。フック状支持部材3Eを用いると、環状の部位を有する物品を支持部32Eに引っ掛ける態様で支持できる。たとえば、清掃用のブラシの柄の端部に紐などの輪を設けておけば、輪を支持部32Eに引っ掛けてブラシを支持できる。なお、フック状支持部材3Eの止着部31Eにも、爪33が設けられている。これは、支持部32Eに引っ掛けてある物品を取り外そうとしたときに誤ってフック状支持部材3Eごと引っ張ってしまう事態に備えたものである。
フック状支持部材3Eは、支持部32Eがフック状に形成された仕様の支持部材3である(図5)。フック状支持部材3Eを用いると、環状の部位を有する物品を支持部32Eに引っ掛ける態様で支持できる。たとえば、清掃用のブラシの柄の端部に紐などの輪を設けておけば、輪を支持部32Eに引っ掛けてブラシを支持できる。なお、フック状支持部材3Eの止着部31Eにも、爪33が設けられている。これは、支持部32Eに引っ掛けてある物品を取り外そうとしたときに誤ってフック状支持部材3Eごと引っ張ってしまう事態に備えたものである。
(プッシュボトル支持部材)
プッシュボトル支持部材3Fは、支持部32Fがプッシュボトルの首部を支持可能な貫通孔として構成された仕様の支持部材3である。プッシュボトル支持部材3Fを用いてプッシュボトルを支持すると、プッシュボトルのプッシュポンプ部分が支持部32Fの上側に配置され、プッシュボトルの容器本体部分が支持部32Fの下側に配置された態様で、プッシュボトルを支持できる。プッシュボトルの中身を取り出すときは、プッシュボトルを物品支持具1に支持させたままプッシュポンプを操作してもよいし、プッシュボトル支持部材3Fごとプッシュボトルをベース部材2から取り外してから手元でプッシュポンプを操作してもよい。このような二通りの操作を考慮して、プッシュボトル支持部材3Fの止着部31Fには突起物が設けられておらず、チューブ容器支持部材3Aと同様である。
プッシュボトル支持部材3Fは、支持部32Fがプッシュボトルの首部を支持可能な貫通孔として構成された仕様の支持部材3である。プッシュボトル支持部材3Fを用いてプッシュボトルを支持すると、プッシュボトルのプッシュポンプ部分が支持部32Fの上側に配置され、プッシュボトルの容器本体部分が支持部32Fの下側に配置された態様で、プッシュボトルを支持できる。プッシュボトルの中身を取り出すときは、プッシュボトルを物品支持具1に支持させたままプッシュポンプを操作してもよいし、プッシュボトル支持部材3Fごとプッシュボトルをベース部材2から取り外してから手元でプッシュポンプを操作してもよい。このような二通りの操作を考慮して、プッシュボトル支持部材3Fの止着部31Fには突起物が設けられておらず、チューブ容器支持部材3Aと同様である。
(汎用支持部材)
汎用支持部材3Cは、支持部32Cが皿状に形成された仕様の支持部材である(図1)。汎用支持部材3Cを用いて支持可能な物品は、支持部32Cに載置できる形状および重量である限度で限定されない。したがって、使用者が希望する用途に応じて、浴室用の時計、入浴中に取り外した眼鏡、入浴剤の容器などの種々の物品を壁面に支持できる。なお、支持部32Cには貫通孔34が設けられており、支持部32C上に水がたまりにくいようにしてある。
汎用支持部材3Cは、支持部32Cが皿状に形成された仕様の支持部材である(図1)。汎用支持部材3Cを用いて支持可能な物品は、支持部32Cに載置できる形状および重量である限度で限定されない。したがって、使用者が希望する用途に応じて、浴室用の時計、入浴中に取り外した眼鏡、入浴剤の容器などの種々の物品を壁面に支持できる。なお、支持部32Cには貫通孔34が設けられており、支持部32C上に水がたまりにくいようにしてある。
汎用支持部材3Cの止着部31Cの長手方向の幅は、130mmである。これは、上記の特定用途支持部材(チューブ容器支持部材3A、カミソリ支持部材3B、歯ブラシ支持部材3D、フック状支持部材3E、およびプッシュボトル支持部材3F)のいずれの止着部31の長手方向の幅(20~70mm)よりも広い。汎用支持部材3Cは種々の物品に幅広く対応する必要があるため、他の支持部材3より寸法を大きくして汎用性を高めてある。なお、上記の寸法は一例に過ぎない。
〔その他の実施形態〕
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本考案の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本考案の範囲に含まれる。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本考案の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本考案の範囲に含まれる。
本考案は、たとえば浴室の壁に設置可能な物品支持具に利用することができる。
1 :物品支持具
2 :ベース部材
21 :長溝
22 :固定部
23 :段差
3 :支持部材
31 :止着部
32 :支持部
33 :爪
34 :貫通孔
3A :チューブ容器支持部材
3B :カミソリ支持部材
3C :汎用支持部材
3D :歯ブラシ支持部材
3E :フック状支持部材
3F :プッシュボトル支持部材
T :チューブ容器
W :壁面
2 :ベース部材
21 :長溝
22 :固定部
23 :段差
3 :支持部材
31 :止着部
32 :支持部
33 :爪
34 :貫通孔
3A :チューブ容器支持部材
3B :カミソリ支持部材
3C :汎用支持部材
3D :歯ブラシ支持部材
3E :フック状支持部材
3F :プッシュボトル支持部材
T :チューブ容器
W :壁面
Claims (5)
- 設置場所の壁面に固定可能なベース部材と、
前記ベース部材に係止可能な支持部材と、を備える物品支持具であって、
前記ベース部材が、
前記ベース部材の長手方向に沿って開口するとともに、前記ベース部材が前記壁面に固定された状態において前記壁面に沿う方向に貫通している長溝と、
前記ベース部材を前記壁面に対して固定可能な固定部と、を有し、
前記支持部材が、
前記長溝に係止可能な止着部と、
前記支持部材が支持する対象の物品を支持可能な支持部と、を有し、
前記止着部の長手方向の幅が、前記長溝の長手方向の幅より狭い物品支持具。 - 前記長溝の長手方向の幅が、複数の前記止着部を係止可能な幅である請求項1に記載の物品支持具。
- 前記固定部が、磁石、吸盤、および粘着材から選択される一つまたは複数である請求項1に記載の物品支持具。
- 前記長溝および前記止着部に、互いに係合可能な係合部材が対で設けられている請求項1に記載の物品支持具。
- 前記支持部材が、
前記支持部が、フック状に形成されているフック状支持部材、
前記支持部に、プッシュボトルの首部を支持可能な貫通孔が設けられているプッシュボトル支持部材、
前記支持部に、T字カミソリの刃部を支持可能な切欠きが設けられているカミソリ支持部材、
前記支持部に、歯ブラシの頭部を支持可能な切欠きが設けられている歯ブラシ支持部材、および、
前記支持部が、チューブ容器のシール部分を挟持可能に構成されているチューブ容器支持部材、から選択される特定用途支持部材、ならびに、
前記支持部が皿状に形成され、かつ、前記止着部の長手方向の幅が、いずれの前記特定用途支持部材の前記止着部の長手方向の幅より広い、汎用支持部材、
からなる群から選択される請求項1~4のいずれか一項に記載の物品支持具。
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- 2022-07-15 JP JP2022002342U patent/JP3239076U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20220805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3239076 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |