JP3238982B2 - ディーゼル機関用媒塵除去装置 - Google Patents

ディーゼル機関用媒塵除去装置

Info

Publication number
JP3238982B2
JP3238982B2 JP10483993A JP10483993A JP3238982B2 JP 3238982 B2 JP3238982 B2 JP 3238982B2 JP 10483993 A JP10483993 A JP 10483993A JP 10483993 A JP10483993 A JP 10483993A JP 3238982 B2 JP3238982 B2 JP 3238982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
diesel engine
unit
exhaust gas
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10483993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06317138A (ja
Inventor
信義 中山
尚 山下
洋一 神社
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP10483993A priority Critical patent/JP3238982B2/ja
Publication of JPH06317138A publication Critical patent/JPH06317138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238982B2 publication Critical patent/JP3238982B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の排ガ
スに含まれているカーボン粒子などの炭化物のような媒
塵を除去するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような媒塵除去の意義としては、
(a)媒塵による大気汚染を防止すること、(b)いわ
ゆるスートブローなどによって煙突から飛散する火の粉
による火災の発生を防止すること、およびディーゼル機
関が舶用主機として用いられるとき、その火の粉による
乗員の火傷防止など、安全性の確保のため、(c)過給
機およびエコノマイザなどが媒塵によって汚れて効率が
低下することを防止することおよびこれらのメンテナン
ス作業の軽減を図ること、および(d)排ガス脱硝装置
などのための前処理のためが挙げられる。
【0003】典型的な先行技術は、特公平4−5900
3である。この先行技術では、セラミックを用いる多孔
質フィルタによってディーゼル機関の排ガスの除塵を行
っている。このフィルタ内に捕集された媒塵によって、
フィルタの目詰りが進行して、通気抵抗が高くなると、
アーク放電を利用して、堆積したダストを焼却、ガス化
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術では、ア
ーク放電によって媒塵の焼却除去を確実にするための工
夫がなされておらず、したがって長時間連続して運転す
ることが困難になるおそれがある。
【0005】本発明の目的は、長時間連続して運転する
ことができ、その媒塵の除去を確実に行うことができる
ようにしたディーゼル機関用媒塵除去装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)ディー
ゼル機関の排気集合管内に偏位して、筒状容器を、その
容器の軸線まわりに回転可能に設け、(b)前記容器
は、半径方向内外にそれぞれ設けられる多孔内支持板お
よび多孔外支持板と、周方向に間隔をあけて配置される
仕切板と、軸線方向に間隔あけて配置される一対の端板
とによって、複数の各ユニットを構成し、各ユニット内
に粒子充填層を形成して、全体の形状が筒状に構成され
ており、内支持板を介して半径方向内方に排出される清
浄化された排ガスを、外部に導き、(c)容器に近接し
た排気集合管の位置に、少なくとも1つのユニットの粒
子充填層に再生用ガスを供給する手段を配置したことを
特徴とするディーゼル機関用媒塵除去装置である。
【0007】また本発明は、容器とその容器から遠去か
った排気集合管の内面との間の空間に、ディーゼル機関
の各気筒毎の排ガスを排出するデイフユーザを配置した
ことを特徴とする。
【0008】さらにまた本発明は、仕切板は、容器の半
径線に対して傾斜して設けられ、外支持板から内支持板
への排ガスのショートパスを防ぐことを特徴とする。
【0009】さらにまた本発明は、容器の軸線方向の途
中の複数個所で、軸受によって容器の外周部を支持する
ことを特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、容器からの清浄化さ
れた排ガスによって過給機のタービンを駆動し、過給機
のブロワからの燃焼用空気を、クーラによって冷却し
て、ディーゼル機関に供給し、各ユニットは、周方向両
側に、中間仕切板によってそれぞれ形成される冷却室を
介して離間され、容器に近接した排気集合管の前記位置
付近には、各ユニットの一方の冷却室にクーラからの空
気の一部を供給する供給手段と、他方の冷却室からの空
気を排出する手段とが設けられることを特徴とする。
【0011】さらにまた本発明は、容器からの清浄化さ
れた排ガスによって過給機のタービンを駆動し、過給機
のブロワからの燃焼用空気を、クーラによって冷却し
て、ディーゼル機関に供給し、ブロワとクーラとの間か
ら、ブロワの空気の一部を前記再生用ガス供給手段に導
くことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、粒子充填層を有する筒状容器
を、排気集合管内に偏位して配置し、この容器を、その
軸線まわりに回転可能に設け、容器に近接した排気集合
管の位置に、粒子充填層に再生用ガスを供給する手段を
配置し、この再生用ガスによって、粒子に付着または吸
着などされているカーボン粒子などの媒塵を焼却除去す
る。この容器を回転することによって、粒子充填層の連
続的な再生が可能であり、長時間の連続運転が可能とな
る。
【0013】この筒状容器は排気集合管内に偏位して設
けられているので、容器に近接した排気集合管の位置付
近では、通過ガス流量が少なく、また容器とその容器か
ら遠去かった排気集合管の内面との間では、排ガス通過
流量を大きくすることができ、したがってその容器に近
接した排気集合管の位置付近における媒塵が堆積して目
詰りが生じた粒子充填層の部分および媒塵の焼却再生直
後の粒子充填層での排ガスの素通りの多い部分の通過ガ
ス流量を小さくすることが可能となり、したがって集塵
効率の高い粒子充填層の部分で上述のように排ガス通過
流量を大きくして粒子充填層による媒塵の除去を効率よ
く行うことができ、その媒塵の除去を確実にすることが
できる。
【0014】また本発明に従えば、容器とその容器から
遠去かった排気集合管の内面との間の前記空間に、各気
筒毎の排ガスを排出するデイフユーザを配置し、これに
よってブローダウン時のエネルギ損失を少なくすること
ができる。
【0015】さらに本発明に従えば、容器のユニットを
構成する仕切板は、容器の半径線に対して傾斜して設け
られており、したがってその容器の回転時において、粒
子充填層の濾過材の片寄りをできるだけ防止するととも
に、媒塵の焼却再生を確実にするとともに、特に外支持
板から内支持板への排ガスのショートパスを防ぐことを
確実にして、媒塵が粒子充填層の濾過材に接触して捕集
されることが可能になる。
【0016】また本発明に従えば、容器の軸線方向の途
中の複数個所に軸受でその容器を支持するようにしたの
で、容器の回転を円滑に行うことができ、その容器、し
たがってユニットの強度が確保される。筒状容器の長さ
が、たとえば約10m以上に実現されることがあり、こ
のような構成において、筒状容器の両端部だけを続けて
支持すると、その容器が撓むおそれがあり、そうすると
円滑な回転が困難になる。本発明では、このような問題
を解決する。
【0017】さらに本発明に従えば、各ユニットは、そ
の周方向両側に中間仕切板を用いて冷却室が形成され
て、離間されており、この冷却室の一方に、過給機のブ
ロワからクーラを経てディーゼル機関に供給される燃焼
用空気の一部を供給して、さらに他方の冷却室に導き、
こうして各ユニットを冷却することができ、したがって
そのユニットが異常な高温度になることが防がれ、した
がってその腐食および損傷を防ぐことができる。粒子充
填層の濾過材を焼却再生する際には、ユニットは、たと
えば約1000℃以上の高温度にさらされる。
【0018】媒塵を捕集した粒子充填層を焼却再生する
ための再生用ガスとして、過給機のブロワからのたとえ
ば100〜150℃程度の高温度の燃焼用空気の一部を
供給することによって、粒子充填層に供給すべき再生用
ガスの温度の追加的な加熱量が少なくてすみ、加熱が容
易となる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の一部の構成を示
す簡略化した縦断面図である。2サイクル舶用ディーゼ
ル機関1の複数の各気筒2からの排ガスは、管路3から
排気集合管4に供給され、排気集合管4からの排ガス
は、管路5を経て排出される。排気集合管4内には本発
明に従う媒塵除去装置6が設けられる。
【0020】図2は、ディーゼル機関1に関連する全体
の構成を示す系統図である。排気集合管4から管路5を
介する排ガスは、過給機7のタービン8を駆動し、管路
9から脱硝装置10で脱硝され、排ガスエコノマイザ1
1を経て煙突12に導かれる。過給機7のタービン8に
よって回転駆動されるブロワ13には管路14から燃焼
用空気が供給され、このブロワ13からの空気は管路1
5からクーラ16に導かれて冷却され、管路17から掃
気管18を経て、ディーゼル機関1の各気筒に導かれ
る。
【0021】図3は媒塵除去装置6を備える排気集合管
4の全体の構成を示す断面図である。媒塵除去装置6
は、筒状容器19を有し、この筒状容器19は、その水
平な軸線20まわりに回転可能に設けられる。筒状容器
19の筒体21は、モータ23および歯車列24を介し
て軸線20まわりに、後述の1つのユニット32分の角
度ずつ、たとえば約1時間毎に1回転するように回転駆
動される。排気集合管4は、内板25と外板26との間
に断熱材27が介在されて構成される。この排気集合管
4内には、容器19が上部に偏位して配置され、この容
器19と、その容器19から遠去かった排気集合管4の
内面28との間の比較的大きな空間29には、管路3を
介する各気筒2からの排ガスを排出するデイフユーザ3
0が配置される。図1においてデイフユーザ30は、そ
の左端に開口部31を有する。
【0022】容器19が排気集合管4の上部に偏位して
配置されることによって、媒塵が堆積し目詰りの生じた
ユニット32の部分60および焼却再生直後の排ガスが
素通りしやすいユニット32の部分61における通過ガ
ス流量を少なくし、最も集塵効率の高いユニット32の
部分62における排ガス通過流量を大きくすることが可
能になる。
【0023】図4は容器19の図1における一部の拡大
断面図であり、図5は容器19の軸線20に垂直な切断
面から見た一部の断面図であり、図6はその容器19の
軸線20を通る切断面から見た断面図である。これらの
図面を参照して、容器19は、周方向に離間して配置さ
れた多数のユニット32を有する。各ユニット32は、
半径方向内外にそれぞれ設けられる多孔内支持板33お
よび多孔外支持板34と、周方向に間隔をあけて配置さ
れる仕切板35,36と、軸線方向に間隔をあけて配置
される一対の端板37,38とによって構成される。こ
のユニット32は、金属製である。各ユニット32内に
は、粒子状の濾過材が充填された粒子充填層39が形成
される。粒子充填層39を形成する粒状の濾過材は、た
とえば熱的に安定なアルミナ、ムライトおよびシリカな
どのセラミック造粒物であり、その外形は1〜5mmφ
であってもよい。さらにPt、Pd、MnO、NiOな
どのようなダスト燃焼促進に効果のある触媒粒子などが
混合されていてもよい。またセラミック造粒物に、前述
の触媒粒子と同様な材料が塗布されて構成されてもよ
い。
【0024】こうして容器19は、全体の形状が筒状に
構成される。内外の支持板33,34は、たとえばパン
チングメタルおよび金網などによって実現される。1つ
のユニット32に隣接する他のユニット32a,32b
の対応する部分には、同一の数字に添え字a,bを付し
て示し、また総括的にはこれらの添え字a,bを省略し
て示すことがある。ユニット32は、周方向両側に、中
間仕切板59,60によって冷却室41,42がそれぞ
れ形成され、こうして周方向に隣接する各ユニット3
2,32aは、冷却室41,41aを介して離間され、
またユニット32,32bは、冷却室42,42bを介
して離間される。冷却室41,42の半径方向内方の端
部は封止板43,44によって閉塞され、また半径方向
外方の端部は封止板45,46によって閉塞される。封
止板45,46には、通気孔47,48が形成される。
冷却室41,42の半径方向内方側の端部は、1または
複数(この実施例では2)の管路49によって連通され
る。
【0025】図7は、冷却室41の半径方向内方の端部
付近の拡大断面図である。管路49は、仕切板35に気
密に接続されて、冷却室41に連通する。このことはも
う1つの冷却室42に関しても同様である。
【0026】再び図1を参照して、排気集合管4の容器
19に近接した上部の位置には、再生用ガス供給手段5
1が配置される。この再生用ガス供給手段51には、図
2に示される管路52を介して、ブロワ13から管路1
5を介する100〜150℃の高温度の空気の一部が分
岐して供給される。この管路52からの空気は、たとえ
ば電気ヒータなどのヒータ53によって加熱され、1ま
たは複数(この実施例では1)のユニット32の粒子充
填層39に開口しており、こうして1つの粒子充填層3
9に、高温度の空気を供給して、粒子充填層39に充填
されている濾過材に付着または吸着されている排ガス中
の媒塵を燃焼し、濾過材を再生する。このときユニット
32の温度は、たとえば1000℃以上の高温度となる
ので、耐熱性を向上するために、一方の冷却室41に、
通気孔47から冷却用気体である空気を供給するための
ノズル55が排気集合管4に取付けられている。冷却室
41に供給された空気は、管路49を経てもう1つの冷
却室42に流れ、通気孔48を経て、排気集合管4に取
付けられている管56から排出される。管路55には、
図2に示されるエアクーラ16から管路17を経て、冷
却された空気が供給される。
【0027】再び図4を参照して、仕切板36は、容器
19の半径線57に対して角度θ1をなして傾斜して設
けられる。したがって各ユニット32毎の粒子充填層3
9の上部には、空間58が形成されるけれども、外支持
板34から内支持板33への排ガスのショートパスを防
ぎ、排ガスを粒子充填層39に確実に通過させることが
でき、したがって排ガス中の媒塵の捕集が確実になり、
粒子充填層39の濾過材の片寄りをできるだけ防ぎ、ま
た上述のように媒塵の焼却による粒子充填層の再生が容
易に可能になる。
【0028】容器19は細長い筒状に形成されており、
この容器19の軸線方向の途中には、図3に示されるよ
うに、複数個所(この実施例では2個所)で、容器19
の外周部が軸受63,64によって支持される。各軸受
63,64は、排気集合管4に固定される。このように
複数の軸受63,64によって容器19が回転可能に支
持されるので、その容器19の長さがたとえば10m以
上に長くなっても、その容器19を軸線20まわりに円
滑に回転することが可能である。またこれによって容器
19の強度を確保することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、粒子充填
層を備える複数のユニットが周方向に配置されて構成さ
れる筒状容器を、排気集合管内に偏位して設け、その容
器に近接した排気集合管の位置で、粒子充填層に再生用
ガスを供給して粒子充填層の粒子状である濾過材を加熱
して媒塵の焼却を行うようにしたので、集塵効率の高い
ユニットの粒子充填層で排ガス通過流量を大きくし、媒
塵が堆積して目詰りを生じた粒子充填層の部分および焼
却再生直後の排ガスが素通りしやすい粒子充填層の部分
での通過ガス流量を小さくし、こうして媒塵を確実に捕
集することができるとともに、長時間の連続運転が可能
となる。
【0030】また本発明によれば、デイフユーザによっ
て排気集合管内に各気筒毎の排ガスを排出し、これによ
ってブロウダウン時のエネルギ損失を少なくすることが
できる。
【0031】また本発明によれば、各ユニットの仕切板
を、容器の半径線に対して傾斜して設けることによっ
て、粒子充填層の濾過材の片寄りを防止するとともに、
焼却再生を確実に容易に行うことができるようにし、排
ガスがその粒子充填層を通らずにショートパスしてしま
うことを防ぐことができる。
【0032】さらに本発明によれば、容器は軸線方向の
途中の複数個所で軸受で支持するようにし、したがって
たとえばその容器が10m以上になるときであっても、
容器を円滑に回転することができ、強度の向上を図るこ
とができる。
【0033】さらに本発明によれば、各ユニットは、冷
却室にクーラからの空気の一部を供給して冷却するよう
にしたので、焼却再生時にユニットが約1000℃以上
になっても、その強度を確保することができ、容器の円
滑な回転を行うことができる。
【0034】また本発明によれば、ブロワからのたとえ
ば約100〜150℃程度の高温度の空気の一部を、再
生用ガス供給手段に導き、したがってその粒子充填層の
媒塵焼却のために加熱する熱量を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部の簡略化した断面図で
ある。
【図2】ディーゼル機関1とそれに関連する全体の構成
を示す系統図である。
【図3】本発明の一実施例の媒塵除去装置6を内蔵した
排気集合管4の全体の簡略化した断面図である。
【図4】容器19の図1における一部の拡大断面図であ
る。
【図5】容器19の一部の軸線20に垂直な切断面から
見た再生用ガス供給手段51付近の断面図である。
【図6】容器19の軸線20に平行な切断面から見た断
面図である。
【図7】冷却室41付近の一部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ディーゼル機関 2 気筒 4 排気集合管 6 媒塵除去装置 7 過給機 8 タービン 13 ブロワ 16 エアクーラ 18 掃気管 19 筒状容器 20 軸線 21 回転筒 30 デイフユーザ 32 ユニット 33 多孔内支持板 34 多孔外支持板 35,36 仕切板 37,38 端板 39 粒子充填層 59,60 中間仕切板 41,42,41a,42a 冷却室 51 再生用ガス供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−83815(JP,A) 特開 平3−37318(JP,A) 特開 平4−86316(JP,A) 特開 平4−290516(JP,A) 特開 平4−374314(JP,A) 実開 昭56−69933(JP,U) 実開 昭58−111310(JP,U) 実開 昭58−162227(JP,U) 実開 昭63−196418(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ディーゼル機関の排気集合管内に
    偏位して、筒状容器を、その容器の軸線まわりに回転可
    能に設け、 (b)前記容器は、 半径方向内外にそれぞれ設けられる多孔内支持板および
    多孔外支持板と、 周方向に間隔をあけて配置される仕切板と、 軸線方向に間隔あけて配置される一対の端板とによっ
    て、複数の各ユニットを構成し、 各ユニット内に粒子充填層を形成して、 全体の形状が筒状に構成されており、 内支持板を介して半径方向内方に排出される清浄化され
    た排ガスを、外部に導き、 (c)容器に近接した排気集合管の位置に、少なくとも
    1つのユニットの粒子充填層に再生用ガスを供給する手
    段を配置したことを特徴とするディーゼル機関用媒塵除
    去装置。
  2. 【請求項2】 容器とその容器から遠去かった排気集合
    管の内面との間の空間に、ディーゼル機関の各気筒毎の
    排ガスを排出するデイフユーザを配置したことを特徴と
    する請求項1記載のディーゼル機関用媒塵除去装置。
  3. 【請求項3】 仕切板は、容器の半径線に対して傾斜し
    て設けられ、外支持板から内支持板への排ガスのショー
    トパスを防ぐことを特徴とする請求項1記載のディーゼ
    ル機関用媒塵除去装置。
  4. 【請求項4】 容器の軸線方向の途中の複数個所で、軸
    受によって容器の外周部を支持することを特徴とする請
    求項1記載のディーゼル機関用媒塵除去装置。
  5. 【請求項5】 容器からの清浄化された排ガスによって
    過給機のタービンを駆動し、過給機のブロワからの燃焼
    用空気を、クーラによって冷却して、ディーゼル機関に
    供給し、 各ユニットは、周方向両側に、中間仕切板によってそれ
    ぞれ形成される冷却室を介して離間され、 容器に近接した排気集合管の前記位置付近には、 各ユニットの一方の冷却室にクーラからの空気の一部を
    供給する供給手段と、 他方の冷却室からの空気を排出する手段とが設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のディーゼル機関用媒塵
    除去装置。
  6. 【請求項6】 容器からの清浄化された排ガスによって
    過給機のタービンを駆動し、過給機のブロワからの燃焼
    用空気を、クーラによって冷却して、ディーゼル機関に
    供給し、 ブロワとクーラとの間から、ブロワの空気の一部を前記
    再生用ガス供給手段に導くことを特徴とする請求項1記
    載のディーゼル機関用媒塵除去装置。
JP10483993A 1993-04-30 1993-04-30 ディーゼル機関用媒塵除去装置 Expired - Fee Related JP3238982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10483993A JP3238982B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ディーゼル機関用媒塵除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10483993A JP3238982B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ディーゼル機関用媒塵除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06317138A JPH06317138A (ja) 1994-11-15
JP3238982B2 true JP3238982B2 (ja) 2001-12-17

Family

ID=14391524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10483993A Expired - Fee Related JP3238982B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ディーゼル機関用媒塵除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238982B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016220423A1 (de) * 2016-10-18 2018-04-19 Hug Engineering Ag Abscheidevorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer Abscheidevorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06317138A (ja) 1994-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5033912B2 (ja) 混合バッフルを有する排出低減アセンブリ及び関連方法
US7029634B2 (en) Filter system and particulate filter unit therefor
RU2256506C2 (ru) Устройство очистки газовой среды с частицами и транспортное средство, оснащенное устройством очистки
KR100595407B1 (ko) 입자형상 물질의 감소장치
JPH0380962B2 (ja)
JP3258646B2 (ja) 排ガス中の微粒子除去装置及び方法
EP2444606A1 (en) Exhaust gas treatment device for diesel engine
WO2014016635A1 (en) System and method for cleaning a particulate filter
US4706454A (en) Vehicle anti-pollution exhaust device
JP3339734B2 (ja) 排ガス浄化装置
JP3238982B2 (ja) ディーゼル機関用媒塵除去装置
JP2002322909A5 (ja)
CA3085991C (en) Exhaust gas purification device
JP3989039B2 (ja) ばいじん除去装置
JP3434183B2 (ja) 排気ガス濾過装置
JP3073152B2 (ja) ディーゼル機関用煤塵除去装置
JPH04301130A (ja) 内燃機関の排気ガス浄化用フィルタ
JPH04301129A (ja) 内燃機関の排気ガス浄化用フィルタ
KR940000469Y1 (ko) 배기가스 살수장치
JP2003027923A (ja) 排ガスの粒子状物質除去装置。
JP2009515083A (ja) 内燃エンジンから排出される排出ガスの浄化システム
JP2003172125A (ja) 排気ガス浄化装置
JPH08226317A (ja) エンジンの排気浄化装置
JP3087651U (ja) 粒子状物質の捕集装置
JPH076379B2 (ja) ディーゼル機関の排ガス浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees