JP3238622U - 三種形状の駒を用いる将棋ゲームセット - Google Patents

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【課題】従来にない新鮮な魅力を有する将棋ゲームセットを提供する。【解決手段】将棋ゲームセットは、盤と駒との組み合わせであり、適宜サイズのマス目をその表面に多数連設した平板状もしくはシート状の盤を設けるとともに、複数の役割を有する大角(三大角含む)と中角および平よりなる3種の立体形状の駒を所定数設け、この駒は上記マス目内に載置可能サイズとし、この駒種にてマス目内の移動の方向と範囲を定める。【選択図】図4

Description

この考案は、専用の盤と駒を用いる新規に発案した将棋ゲームセットに関する。
従来より、種々の盤ゲームセットが多用されているが、本案にて示すような新規な盤と駒を用いる将棋ゲームセットは見当たらない。
盤ゲームは古来より親しまれており、日本では囲碁、将棋、その他多くの盤ゲームが存在し、各々専用の駒等を用いてプレイしている。
今般創案したのは、二人でプレイする将棋ゲームであり、そのゲームに用いる専用の盤および駒を権利化せんとするものであり、以下にその概要を示す。
本案は、将棋、サッカー、ラグビー的に、この三者の動線(動く方向)をもってコラボレートを連想させるゲームである。運動競技のサッカーやラグビーの個々の選手が、速攻的機動性で予測しにくい移動に対し、将棋駒の動線が必然的にかつその駒の動きをプレイヤーが操作することにて、知能的で先見の洞察力を必要とするゲームである。
本案は、従来の将棋駒と異なる駒(一部同一)を用いて、跳び駒機能および一時避難となる逃げの効果となる背乗り機能を有し、さらに平駒である忍駒および鬼駒を台座として、駒の方向転換機能をもたせ、その駒を基点として再発進・直行移動を可能とした跳躍効果を加えた駒群を有して、この3種の特性を合成した駒を特徴とするものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。すなわち、
適宜サイズのマス目をその表面に多数連設した平板状もしくはシート状の盤を設けるとともに、複数の役割を有する大角(三大角含む)と中角および平よりなる3種の立体形状の駒を所定数設け、この駒は上記マス目内に載置可能サイズとし、この駒種にてマス目内の移動の方向と範囲を定めるものとして、以上の盤と駒とを組み合わせる。
本考案は以上の構成よりなることを特徴とする三種形状の駒を用いる将棋ゲームセットである。
本案は下記の効果を有する。
1.従来の将棋に比べて本案の盤マス目は多いので、駒の活動範囲を広くして楽しむことができる。
2.駒数と駒種ともに多いので、変化に富んだゲームとなる。
3.駒の転動(駒を倒すもしくは反転させる)がゲーム途中でできるので、意外性を有したゲームとして楽しむことができる。
4.従来将棋より複雑性を有するゲームとなり、頭脳トレーニングに最適である。
本考案の盤の平面図 本考案に用いる遮蔽板の説明図 本考案の駒の一覧図(玉座含む) 本考案の駒の役割説明図 本考案の駒の形状説明図 本考案の駒の初期配置例図 本考案の王将駒(以下、駒の字を略す)の動線説明図 本考案の鬼王の動線説明図 本考案の忍王の動線説明図 本考案の飛車の動線説明図 本考案の角行の動線説明図 本考案の鬼火の動線説明図 本考案の炎上の動線説明図 本考案の九馬の動線説明図 本考案の天尖の動線説明図 本考案の天目の動線説明図 本考案の万天の動線説明図 本考案の金将、銀将、桂馬、香車の動線説明図 本考案の一鬼の動線説明図 本考案の弩乱の動線説明図 本考案の鬼天または忍天の動線説明図 本考案の影の動線説明図 本考案の弩の動線説明図 本考案の乱の動線説明図
以下、本考案の実施形態について説明する。
盤の構成:
木製の平板上面に、縦9条横11条のマス目を有している。このマス目内に後述する各駒を置くことができる。また、図1にて示すように、盤1の中央横3行を示す太線2が設けられ、この線の外、手前側は各プレイヤーの自陣となる。
駒の構成その1:
図4にて示すように、三大角駒、大角駒、中角駒、平駒の4グループにて構成される。
三大角駒(軍指令を想定)は、王将、鬼王(キオウ)、忍王(ニンオウ)の3種で、1プレイヤーは各1個を自駒とする。大角駒は、飛車と角行(空母艦を想定)、鬼火(キッカ)と炎上(エンジョウ)(戦艦を想定)、九馬(クマ)と天尖(テンセン)(ミサイルを想定)、天目(テンモク)と万天(マンテン)(宇宙を想定)で、1プレイヤーは各1個を自駒とする。
駒の構成その2:
中角駒は、金将、銀将、桂馬、香車で、これらの角駒は戦闘機を想定しており、1プレイヤーは各2個を自駒とする。
平駒は、一鬼(イッキ)、鬼天(キテン)、影(カゲ)、弩乱(ドローン)、忍天(ニンテン)より成り立ち、これらの各駒は戦車・地上隊を想定しており、1プレイヤーは各2個を自駒として用いる。
駒形状:
三大角駒および大角駒の形状は、図5にて示すように、木製の立方体である。
中角駒は、大角駒よりやや小ぶりの直方体形状、平駒は三大角駒と同一の平面視正方形で板状である。
以上の駒名称は、駒の正面に記された文字にて表現したが、駒の種類によっては左右の側面や背面にも文字を有するものがあり、それを以下に示す。なお、1プレイヤーは3個の平駒状の玉座を所有する。
駒表記一覧:
正面表記 右側面表記 左側面表記 背面表記 1プレイヤー駒数 グループ名
王将 なし なし なし 1 三大角
鬼王 〃 〃 〃 1 〃
忍王 〃 〃 〃 1 〃
飛車 乱 弩 角行 1 大角
角行 〃 〃 飛車 1 〃
鬼火 〃 〃 炎上 1 〃
炎上 〃 〃 鬼火 1 〃
九馬 〃 〃 天尖 1 〃
天尖 〃 〃 九馬 1 〃
天目 乱 弩 万天 1 〃
万天 弩 乱 天目 1 〃
金将 香車 桂馬 銀将 2 中角
銀将 桂馬 香車 金将 2 〃
桂馬 金将 銀将 香車 2 〃
香車 銀将 金将 桂馬 2 〃
一鬼 なし なし なし 2 平駒
鬼天 〃 〃 〃 2 〃
忍天 〃 〃 〃 2 〃
影 〃 〃 〃 2 〃
弩乱 〃 〃 〃 2 〃
玉座 〃 〃 〃 3 (玉座は駒ではない)
次ぎに、各駒の動線(動かせる方向と位置)について説明する。
1.王将
図7にて示すように、縦横斜めに、全体マス目の範囲内にて自由に移動ができる。(従来将棋の飛車と角行の移動機能を併せ持つ)ただし、図にて丸印のない箇所への移動は不可である。動線上に相手駒があればそれを捕獲できる。(以下同じ)
2.鬼王(黒丸の位置・以下同じ)
図8にて示すように、丸印のある方向と位置へ移動できる。
3.忍王
図9にて示す丸印のある方向と位置へ移動できる。
4.飛車(図10参照) これは従来将棋の飛車同様に縦横へ動くことができる。
5.角行(図11参照) これも従来将棋の角行同様に斜め方向へ動くことができる。
6.鬼火(図12参照) 丸印のある位置へ移動可能である。
7.炎上(図13参照) 丸印のある位置へ移動可能である。
8.九馬(図14参照) 丸印のある位置へ移動可能である。
9.天尖(図15参照) 丸印のある位置へ移動可能である。
10.天目(図16参照)丸印のある位置へ移動可能である。
11.万天(図17参照)丸印のある位置へ移動可能である。
12.金将・銀将・桂馬・香車(図18参照)
これらの駒は従来将棋の同名各駒と同じ動きである。
13.一鬼(図19参照)これは図の丸印へ移動できるが、相手側の太線より先へは進めない。
14.鬼天と忍天(図21参照) この両駒の動線は同じである。
15.影(図22参照)
16.弩乱(ドローン)(図20参照)
17.乱(図24参照)
18.弩(図23参照)
対戦について説明する。
1.盤中央に不透明の遮蔽板を置く。これは初期配置駒を秘密にするためである。
初期駒配置は戦略上需要なので、この手段を用いる。
2.じゃんけんその他の手段にて先攻か後攻かを決定する。
3.盤上の自陣内に各自駒を正面を上にして配置する。
4.対戦開始で、先手番から駒を進め、交互にこれを進行する。
5.手番にて自駒の動きにて相手駒を捕獲する。捕獲した駒は再使用できる。
6.自駒は倒してもしくは反転して別の面を表面として使うことができる。
(この倒しは一手となる)
新たな表面には初期の表面と別の表記があり、その表記の有する駒の動きにて駒は動くこととなる。(この動き方は既述)
7.鬼王および忍王の捕獲駒の再使用はできない。
8.勝敗は下記項目のいずれかを先に得た時点にて決する。
A.相手駒の王将を捕獲する。
B.相手駒の鬼王と忍王の2駒を捕獲する。
C.相手の玉座のいずれかに自駒の王将を載せる。
D.相手の3つの玉座に、自駒の三大角駒、大角駒、中角駒を駒種を問わず載せる。
補足事項:
1.王将、鬼王、忍王を乗せる平板の玉座3個がある。この玉座は駒ではない。
2.玉座は相手駒の捕獲はできない。
3.玉座はその周囲のマス目に1手にて1マス移動できる。
4.移動時に、空き玉座または自駒が乗る在駒の玉座も1マス移動ができる。
5.相手駒の乗る自己の玉座は移動不可。
6.鬼天と忍天の駒の移動は、1飛び3隣である。すなわち、図21の丸印にて示すように、上下左右に2マス移動してさらにそこから上下や左右に1マス移動を一手でできる。
7.一鬼駒の移動は相手陣には入れず、縦横斜めの直線の滑り走り移動であるが、自駒と相手駒の飛び越しは不可。相手駒のときは捕獲できる。
8.影駒は、桂馬の動きで上下左右の動きの斜め飛び3隣である。つまり、斜めに飛んでさらに上と左右などに一手で移動できる。図では参考に一例のみ表現した。
9.平駒(一鬼、鬼天、忍天、影、弩乱)は背乗り(自駒の角駒を乗せる)に対応できる。
10.平駒は自駒の別の平駒および角駒(三大角、大角、中角)に乗ることはできない。
11.角駒は自駒の角駒には乗れず、飛び越しは不可。
12.背乗りできる駒は1個のみ。
13.三大角駒(王将、鬼王、忍王)は、自駒の大角駒へ背乗りできる。ただし、中角駒へは背乗り不可。
14.自駒の角駒と平駒は、相手の平駒を自己の活動線にて捕獲できる。
15.相手平駒の背に乗る相手角駒ともに捕獲できる。標的が上下駒のどちらでもともに捕獲が可能。
16.自駒の大角・中角の駒を自駒の平駒の背に乗せて打ち継ぐ(相手駒の捕獲にてその駒を再使用)ことができる。また、相手陣内にある自己の平駒の背の打ち継ぎができる。
17.平駒は相手陣内での打ち継ぎは不可。
18.角駒(三大角、大角、中角)は相手陣内で打ち継ぎができる。
19.自己の平駒は自己の角駒への背乗りは不可。(相手駒へ背乗りしてその駒を捕獲できる)
20.鬼駒(一鬼、鬼天)と忍駒(忍天、影)は一切戦うことはない。
21.角駒は自己の平駒の上を踏んで飛び渡ることができる。(駒渡=背乗り飛び)
なお、平駒は平駒渡は不可。
22.飛び渡ろうとする自己の角駒は、自己駒の動線進路上にある自己の平駒の上面に置き、すぐに踏み出したときの駒面にて、再度リセット状態(角駒動線の最初の整列時の状態にて発進)にて再発進できる。
23.幾度も平駒の数だけ踏み渡ることができる。
24.平駒が自己の平駒への駒渡が、同種であるときは、背乗り飛びができる。
(例えば、一鬼は一鬼、影は影など)
25.平駒5種は、相手の三大角駒を捕獲できない。
26.王将は左右2マスと上下1マスへは移動できない。
以上本案について記したが、本案ゲームは駒の移動と捕獲にて相手駒を入手し、相手の主要駒を捕獲するなどにて、勝敗を決めるゲームであり、既述のように誰でも楽しむことができ、また駒の多彩な動きにて逆転などの意外性を含んで飽きずに楽しむことができる。
従来将棋は、自己と相手ともに駒は同じ配置にて対戦開始となるが、本案は既述のごとく遮蔽板を用いて互いの駒の初期配置を想定不能とし、この遮蔽板を取り去ってから相手の駒配置を知って対戦開始となるので、大いに興味の湧くゲームである。
なお、盤は木材、布体その他任意の素材にて製作でき駒も木製、合成樹脂製その他の素材にて製作可能である。本案の駒は立体形状であるため、駒をつまみやすく、遮蔽板形状は図示のもの以外に種々の形状・構造のものを用いることができる。
以上のごとく、本案によって従来にない新規かつ魅力ある盤ゲームを得ることができる。
1 盤
2 太線
3 遮蔽板
4a 大角駒(三大角含む)
4b 中角駒
4c 平駒

Claims (3)

  1. 適宜サイズのマス目をその表面に多数連設した平板状もしくはシート状の盤を設けるとともに、複数の役割を有する大角(三大角含む)と中角および平よりなる3種の立体形状の駒を所定数設け、この駒は上記マス目内に載置可能サイズとし、この駒種にてマス目内の移動の方向と範囲を定めるものとして、以上の盤と駒との組み合わせよりなることを特徴とする三種形状の駒を用いる将棋ゲームセット。
  2. 駒種を以下のものとした請求項1記載の三種形状の駒を用いる将棋ゲームセット。
    1.三大角駒として、王将、鬼王、忍王
    2.大角駒として、飛車、角行、鬼火、炎上、九馬、天尖、天目、万天
    3.中角駒として、金将、銀将、桂馬、香車
    4.平駒として、一鬼、鬼天、忍天、影、弩乱
  3. 一部の駒の背面、左右側面に、選択的に別文字表記を設けたものとした請求項2記載の三種形状の駒を用いる将棋ゲームセット。
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