JP3238482U - 自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン - Google Patents

Abstract

【課題】公衆ボタンに対する消毒滅菌の課題を解決する、自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンを提供する。【解決手段】ハウジング１を含み、ハウジング内にスライダ２が設けられる自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンであって、スライダの上端の開口に紫外線透過性パネル３が設けられ、スライダ内に凹溝２１が設けられ、前記凹溝に第１回路基板４が設けられ、第１回路基板のうち紫外線透過性パネルに対向する位置に複数の紫外線ランプビーズ５が設けられ、スライダの下方に第２回路基板８が設けられ、第２回路基板にボタン９が設けられ、第１回路基板と第２回路基板は電気的に接続される。【選択図】図１

Description

本考案は、キーやスイッチの技術分野に関し、特に自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンに関する。

公衆場所では、人の活動が頻繁なため、多くの細菌やウイルスが存在し、例えば大腸菌、黄色ブドウ球菌、変形菌などの有害な病原菌、新型コロナウイルス、おたふく風邪ウイルス、インフルエンザウイルスなど、より被害が大きいウイルスもある。これらのウイルスや病原菌は、ＡＴＭ、エレベーター、電灯、公衆パスワードドア、公衆開閉扉、公衆リモコン、公衆ウォーターサーバーのボタンなど、公衆ボタンに付着し、指に触れた後に洗浄や消毒を怠ると、病気に感染する恐れがある。そのため、公衆場所で人に触られやすいところは最も重要視されるべきであり、このような区域の消毒殺菌は非常にタイムリーで効果的でなければならない。新型コロナウイルス感染症の攻撃下、公衆場所のボタンは常に消毒されているが、消毒の効果を確保することは難しく、また、常に消毒を行うことはできない。消毒作業員がボタンの横に立ち続け、消毒作業を続けているわけではない。そのため、自動消毒殺菌機能付き公衆ボタンを発明することが重要なことである。

本考案の目的は、公衆ボタンに対する消毒滅菌の課題を解決するために、自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンを提供することである。

本考案がその技術的課題を解決するために採用する技術的解決手段は以下のとおりである。
ハウジングを含み、前記ハウジング内にスライダが設けられる自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンであって、前記スライダの上端の開口に紫外線透過性パネルが設けられ、前記スライダ内に凹溝が設けられ、前記凹溝に第１回路基板が設けられ、前記第１回路基板のうち紫外線透過性パネルに対向する位置に複数の紫外線ランプビーズが設けられ、前記スライダの下方に第２回路基板が設けられ、前記第２回路基板にボタンが設けられ、前記第１回路基板と第２回路基板は電気的に接続される。

さらに、前記紫外線ランプビーズの外側に反射カップが設けられる。

さらに、前記第１回路基板に人体の接近を感知するセンサが設けられるか、キー外にセンサが接続されている。

さらに、前記紫外線透過性パネルの縁部には、面取り構造が設けられている。

さらに、前記スライダの下端に押さえ凸起が設けられ、前記ボタンは凸起に対向して設けられる。

さらに、前記スライダの下端にはリミットカラムがさらに設けられ、前記リミットカラムにバネが套設されている。

本考案の有益な効果は以下のとおりである。本考案の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンを用いることにより、消毒作業者を必要とせずに、キーパネルでのウイルスや細菌を紫外線で殺滅することができ、紫外光の強度を維持しながら、最適な消毒効果を達成できる。

以下、図面及び実施例を参照して、本考案を詳細に説明する。

本考案の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンの断面図である。

図１に示すように、自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンは、ハウジング１を含み、前記ハウジング１内にスライダ２が設けられ、スライダ２はハウジング１内を上下にスライド可能であり、前記スライダ２の上端の開口に紫外線透過性パネル３が設けられ、前記スライダ２に凹溝２１が設けられ、前記凹溝２１に第１回路基板４が設けられ、前記第１回路基板４のうち紫外線透過性パネル３に対向する位置に複数の紫外線ランプビーズ５が設けられ、ＬＥＤ紫外線ランプビーズは１つ又は複数使用されてもよく、前記スライダ２の下方に第２回路基板８が設けられ、前記第２回路基板８にボタン９が設けられ、前記第１回路基板４と第２回路基板８はソフトリードを介して接続されてもよい。

さらに、紫外線の利用率を高めるために、光線の反射により紫外線透過性パネル３が照射され、より好適な滅菌効果が得られ、前記紫外線ランプビーズ５の外側に反射カップ６が設けられる。紫外線ランプビーズ５ごとに１つの反射カップ６が設けられてもよく、複数の紫外線ランプビーズ５は１つの反射カップ６を共用してもよい。

さらに、人体への被害を避けるように、前記第１回路基板４には、人体の接近を感知するセンサ７がさらに設けられ、又は、キー外に外部センサが設けられることにより、紫外線ランプビーズ５が制御され、センサ７は第１回路基板４や第２回路基板８に接続されてもよく、キーが多い場合、１つの外部センサによって同時制御が行われてもよい。このセンサ７として距離センサが使用されてもよい。

さらに、前記紫外線透過性パネル３の縁部には、面取り構造が設けられている。紫外線透過性パネル３の縁部に紫外線が照射されにくいため、紫外線透過性パネル３の上面の縁部に対して面取り処理を施すことにより、縁部のサイズを小さくし、滅菌効果を高める。

さらに、ボタン９に対する押圧をより確実なものとするために、前記スライダ２の下端には、押さえ凸起２２が設けられ、前記ボタン９は凸起２２に対向して設けられる。

さらに、スライダ２が自発的にリバウンドできるように、前記スライダ２の下端にはリミットカラム２３が設けられ、前記リミットカラム２３にバネ１０が套設されている。

本考案では、紫外線透過性パネル３に使用される材料は紫外線を最大限に透過させるものではなければならず、アクリル材料、ＰＣ材料、紫外線透過性石英や紫外線透過性ガラスなどが使用されてもよく、紫外線の空気中の伝達効率が極めて低く、紫外線が空気により吸収されやすいため、紫外光の放射強度が十分である場合、紫外線ランプビーズ５と紫外線透過性パネル３との間隔をできるだけ小さくしてもよく、このようにして、使用されるＬＥＤ紫外線ランプビーズを減少し、コストを大幅に削減させることができ、センサ７により人体の接近が検出されると、回路が自動的に切断され、紫外線ランプがオフになり、人体への被害が避けられ、センサ７により人が検出されていない場合、直ぐに紫外線ランプをオンにして滅菌消毒を行い、もちろん、人体空の距離を検出することにより、ＬＥＤ紫外線ランプビーズの放射強度を制御してもよい。

以上、図面を参照して本考案を例示的に説明したが、本考案の具体的な実施は、上記の形態に限定されるものではなく、本考案の方法の構想や技術的手段に基づいて様々な改良を行っても、改良せずに他の場合に適用しても、本考案の特許範囲に含まれるものとする。

Claims (6)

1. ハウジング（１）を含み、前記ハウジング（１）内にスライダ（２）が設けられる自動消毒滅菌機能付き公衆ボタンであって、
   前記スライダ（２）の上端の開口に紫外線透過性パネル（３）が設けられ、前記スライダ（２）内に凹溝（２１）が設けられ、前記凹溝（２１）に第１回路基板（４）が設けられ、前記第１回路基板（４）のうち前記紫外線透過性パネル（３）に対向する位置に複数の紫外線ランプビーズ（５）が設けられ、前記スライダ（２）の下方に第２回路基板（８）が設けられ、前記第２回路基板（８）にボタン（９）が設けられ、前記第１回路基板（４）と前記第２回路基板（８）は電気的に接続される、ことを特徴とする自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン。
2. 前記紫外線ランプビーズ（５）の外側に反射カップ（６）が設けられる、ことを特徴とする請求項１に記載の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン。
3. 前記第１回路基板（４）に人体の接近を感知するセンサ（７）が設けられるか、又はキー外に前記センサ（７）が接続されている、ことを特徴とする請求項１に記載の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン。
4. 前記紫外線透過性パネル（３）の縁部には、面取り構造が設けられている、ことを特徴とする請求項１に記載の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン。
5. 前記スライダ（２）の下端に押さえ凸起（２２）が設けられ、前記ボタン（９）は前記凸起（２２）に対向して設けられる、ことを特徴とする請求項１に記載の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン。
6. 前記スライダ（２）の下端にはリミットカラム（２３）がさらに設けられ、前記リミットカラム（２３）にバネ（１０）が套設されている、ことを特徴とする請求項１に記載の自動消毒滅菌機能付き公衆ボタン。

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