JP3238225U

JP3238225U - レジ袋不要の持ち手

Info

Publication number: JP3238225U
Application number: JP2022000449U
Authority: JP
Inventors: 統晶中山
Original assignee: 統晶中山
Priority date: 2022-01-28
Filing date: 2022-01-28
Publication date: 2022-07-11
Anticipated expiration: 2032-01-28

Abstract

【課題】レジ袋の有料化が進むことへの対応として、温度差のある商品をレジ袋無しで持ち運びできる持ち手を提供する。【解決手段】持ち手は、プラスチック製包装品でラッピングされた商品の４点に取り付け、容器と一体化させ、レジ袋の削減及び持ち運びの利便性の向上を計る。プラスチック製包装された温めたコンビニ弁当や縦長容器に入れたてコーヒーカップなどに対して、持ち手を一体化させて支持することにより、利便性の向上を計り包装材料を削減する。【選択図】図１

Description

本考案は、温度差のある商品をレジ袋無しで持ち運び、つまりテイクアウトするためのプラスチック製包装品の部品として、持ち手及びその構成に関するものである。

令和２年７月１日からコンビニを始め多くの店舗でレジ袋が有料化された。

温めた弁当類、入れたてコーヒー、冷凍食品類、ロックアイスなど温度差の大きいものは、別々に分けて袋詰めせざるを得ない。

レジ袋削減を通してプラスチックゴミによる環境汚染対策の一助になる。

レジ袋有料化による消費者負担の軽減になる。

温度差の大きい商品がレジ袋無しで持ち運びが可能になる。

本考案のレジ袋不要の持ち手を実現することにより、上述の課題解決に寄与しようとするものである。

上述の様に、本考案実現による課題解決に加えて、縦長型の商品においては、持っている手の自由度が増し複数の商品を運べるなどの利便性の向上になる。

本考案の持ち手を平面型容器に一体化させた全体図である。平面型持ち手部品の図である。平面型持ち手部品を折りたたんだイメージの図である。本考案の持ち手を縦長型容器に一体化させた全体図である。蓋の形状、はめ込み螺旋型の図である。蓋の形状、はめ込み返し付き溝型の図である。コップ底の楕円切り込み型の図である。コップ底の四角切り込み型の図である。

素材は、容器・廃棄方法・コスト等を考慮して、平面的なものと、縦長のものに対して、重心や安定性を考慮して下述２種類の形態で対応する。

形態１では，コンビニ弁当の四角い箱を例にすると、プラスチック製包装品でラッピングされた商品に持ち手を用いて、４点を弁当箱の淵に取り付けて置き、販売前は、余りの持ち手を折りたたみ、止めて置くタイプである。

形態２では，入れたてのコーヒーを例にすると、コップ状の縦長の容器に蓋をはめ込んだものに対して、底に２点と蓋に２点と、上下の４点を支持する方法で、容器の底の淵の対角線上の溝２か所と蓋の淵の対角線上にはめ込む溝又はフック状の引っ掛かりが付いた２か所に、紐・細いベルト又はチューブ状の持ち手をはめ込み、小型水筒の様にするタイプであり、片手に複数持てるので、複数用台紙や袋が不用になる。

以下、添付図面を用いて二実施例を説明する。例えば、コンビニ弁当の場合（図１）は、平面型４点支持方式であり、プラスチック製包装、すなわちラッピングされた商品にアルファベットＹの文字を２つ、下部で繋がった形（図２）の持ち手の残りの４点（１ａ）を弁当箱に平行する２辺の淵に取り付け、余りを折りたみ（図３）仮止めシール（１ｂ）をする。店頭で加熱後、持ち手の仮止めシール（１ｂ）を外し使用する。持ち手の素材は、使用後の廃棄を考慮すると、容器又はラッピングと同様の素材にするのが妥当である。

例えば、コンビニの自前で注ぐコーヒーの場合は、縦長型４点支持方式であり、コップ状の縦長の容器（６）にプラスチックの蓋（５）をかぶせて、はめ込んだものに対して、容器の底の淵の対角線上の溝２か所（６ａ又は６ｂ）と、蓋の淵の対角線上に持ち手をはめ込む溝の２か所（５ａ又は５ｂ）に、それぞれに持ち手（４）をはめ込み、小型の水筒の様（図４）にする。

縦長の容器等の事前加工は、紙製ならば、コップ底に切り込み（５ａ又は５ｂ）を入れて、プラスチック製ならば、コップ底に窪みの加工を施し、蓋（５）に外れにくい螺旋状の溝（５ａ）や、挟み込むタイプのはめ込み（５ｂ）加工をする。持ち手となる部品（４）は、４点にはめ込む紐又は細いベルト状で柔軟性のある輪である。持ち手の素材は、使用後の廃棄を考慮すると、容器に合わせた素材にして、廃棄しやすいものにする。

１平面型持ち手部品
１ａ平面型持ち手部品の溶着面
１ｂ折りたたんだ時の仮止めシール又は、外しやすい溶着等
２弁当の蓋
３弁当の容器
４縦長型持ち手部品
５コップの蓋
５ａコップの蓋の形状、はめ込み螺旋型
５ｂコップの蓋の形状、はめ込み返し付き溝型
６コップの容器
６ａコップの底はめ込み形状半円形
６ｂコップの底はめ込み形状四角形

Claims

レジ袋不要の持ち手の使用方法であって、プラスチック製包装された商品の一部品として、温度差のある商品をレジ袋無しで持ち運びするために、持ち手となる１つの部品を商品に溶着やはめ込み等により、４点で商品を支えられるように接合し、プラスチック製包装された商品と一体化させ、４点で商品を支えて、温度差のある商品をレジ袋無しで持ち運ぶ、レジ袋不要の持ち手の使用方法。