JP3237919B2 - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents

車両用ガラスアンテナ

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JP3237919B2 JP26252792A JP26252792A JP3237919B2 JP 3237919 B2 JP3237919 B2 JP 3237919B2 JP 26252792 A JP26252792 A JP 26252792A JP 26252792 A JP26252792 A JP 26252792A JP 3237919 B2 JP3237919 B2 JP 3237919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のウインドガラス
に導体を所定形状にパターン形成した車両用ガラスアン
テナに係わり、特に電話用等の送受信兼用アンテナとな
る導体パターンを熱線導体パターンの一部に組み込んで
一体形成するようにした車両用ガラスアンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、AM,FM
ラジオの受信専用アンテナをウインドガラスに配設する
ことが一般的に行われている。例えば特開昭60−72
402号などの公報に見られるように、導電性の塗料
(導体ペースト)をガラス表面にプリントして、所定形
状のアンテナ導体パターンを形成するようにしたものが
知られている。また、ウインドガラスには、曇り除去用
の熱線を設けることも行われており、同様に抵抗ペース
トにより熱線導体をパターンを形成するようにしてい
る。なお、ガラス表面に導体パターンをプリント形成す
るのではなく、合わせガラスの中間膜部にアンテナ線を
埋め込んだり、熱線としてタングステン線を埋め込むよ
うにしたものも知られている。さらに、熱線導体にAM
アンテナの機能を付加して兼用させることも行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年自動車
等の車両の装備として、いわゆる自動車電話と呼ばれて
いる移動電話が注目を集めており、この電話用の送受信
兼用アンテナもやはりウインドガラスに配設したいとい
う要求がある。しかし、ウインドガラスには上述したよ
うに、ラジオ等の受信専用アンテナの導体パターンおよ
び熱線導体パターンが形成されるため、空きスペースが
なく、配設スペースを確保するのが難しいという問題が
あった。
【0004】また、自動車電話は微弱な高周波信号を送
受信することになるため外部の干渉を受けやすく、この
ためアンテナの配設には配慮を要する。
【0005】本発明は前記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、受信性能を損なうことなく電話用
等の送受信兼用アンテナを、曇り除去用の熱線に一体化
して併設することができ、もって配設スペースの集約化
が図れる車両用ガラスアンテナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、車両のウインドガラスに導体を所定形状にパ
ターン形成した車両用硝子アンテナであって、ウインド
ガラスの左右両端に上下方向に延びて配されるバスバー
間に、左右方向に延びて両端が該バスバーに繋がれる熱
線導体が上下方向に複数配されて形成される曇り除去用
の熱線導体パターンと、ループ状を呈すると共に左右方
向長さが該熱線導体に比して十分に短い電話用等の送受
信兼用アンテナの導体パターンとを備え、該送受信兼用
アンテナの導体パターンは、該熱線導体のいずれか1つ
の途中に、該熱線導体の接地側領域にてその左右両端を
該熱線導体に繋がれて一体的に組み込まれて介装形成さ
れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本発明に係わる車両用ガラスアンテ
ナによれば、送受信兼用アンテナの導体パターンを熱線
導体パターンの一部に組み込んで一体的に介装形成する
ことで、配設スペースの集約化を図りその設置スペース
を確保する。しかもその際、送受信兼用アンテナの導体
パターンは熱線パターンの接地側領域に介装するので、
バッテリー若しくは発電機から当該熱線導体パターンに
加えられる直流電圧に他の電気機器のスイッチングなど
に伴う変動が生じても、アンテナ導体パターン部分にお
ける電圧変動は微小なものとなるから、その電圧変動の
影響によるノイズの発生等その受信性能の低下を可及的
に抑止することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について添付図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係わる車両用ガラ
スアンテナの好適な一実施例を示す正面図であり、同図
は自動車のリヤウインドガラスを示している。
【0009】このウインドガラス1には、FMラジオの
受信専用アンテナと曇り除去用の熱線、そして自動車電
話の送受信兼用アンテナとが設けられている。つまり、
ウインドガラス1の表面には、導体ペーストによりFM
ラジオアンテナの導体パターン2が形成されると共に、
抵抗ペーストにより熱線導体パターン3が形成されてお
り、この曇り除去用の熱線導体パターン3にはAMラジ
オの受信専用アンテナの機能も付加されて兼用されてい
る。熱線導体パターン3は、ウインドガラス1の左右両
端にそれぞれ上下方向に延びて配されるバスバー3a
と、これらバスバー3a間にて左右方向に延び、両端が
それぞれ当該バスバー3aに繋がれる熱線導体3bとを
有し、熱線導体3bは上下方向に並行して複数配され
て、バスバー3aと一体に形成されている。
【0010】ところで、熱線導体パターン3には、その
接地側領域に自動車電話の送受信兼用アンテナの導体パ
ターン4が組み込まれて一体的に介装形成されている。
この自動車電話用アンテナは、いわゆるループアンテナ
であってその導体パターン4は略∞字形状を呈し、励起
電流が零になる2点の部分で熱線導体側に直列接続され
ている。即ち、ループ状を呈する電話用等の送受信兼用
アンテナの導体パターン4は、その左右方向長さが上記
熱線導体パターン3の熱線導体3bに比して十分に短
く、複数ある熱線導体3bのいずれか1つの途中に、当
該熱線導体3bの接地側領域にてその左右両端をその熱
線導体3bに繋がれて、一体的に組み込まれて介装形成
されている。
【0011】また、図2に示すように、送受信兼用アン
テナの導体パターン4は無線機5に接続されている。こ
の無線機5にはハンドセット6が接続されており、両者
5,6間で音声信号および制御信号のやり取りが行われ
るようになっている。
【0012】このように本実施例の自動車用ガラスアン
テナは、送受信兼用アンテナの導体パターン4を熱線導
体パターン3に組み込んで一体的に介装形成すること
で、配設スペースの集約化を図り、自動車電話の送受信
兼用アンテナの設置スペースを確保する。しかも、この
送受信兼用アンテナはその導体パターン4が熱線導体パ
ターン3の接地側領域に介装されるので、バッテリー若
しくは発電機から当該熱線導体パターン3に加えられる
直流電圧に、他の電気機器のスイッチング等に伴う変動
が生じても、当該送受信兼用アンテナの導体パターン4
部分における電圧変動は微小なものとなるから、その電
圧変動の影響によるノイズの発生等その受信性能の低下
を可及的に抑止することができる。
【0013】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明に係わる車両用ガラスアンテナによれば、自動車
電話等の送受信兼用アンテナの導体パターンを曇り除去
用の熱線導体パターンに組み込んで一体的に介装形成す
ることにより、配設スペースの集約化を図ってその設置
スペースを十分に確保をすることができ、しかも送受信
兼用アンテナの導体パターンを熱線導体パターンの接地
側領域に組み込んで介装させるので、バッテリー若しく
は発電機から当該熱線導体パターンに加えられる直流電
圧に、他の電気機器のスイッチングなどに伴う変動が生
じても、当該送受信兼用アンテナの導体パターン部分に
おける電圧変動は微小なものとなるから、その電圧変動
の影響によるノイズの発生等その受信性能の低下を可及
的に抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】自動車電話のブロック図である。
【符号の説明】
1 ウインドガラス 3 熱線パターン 4 アンテナパターン
フロントページの続き (72)発明者 重田 一生 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−189612(JP,U) 実開 昭64−8820(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウインドガラスに導体を所定形状
    にパターン形成した車両用ガラスアンテナであって、ウインドガラスの左右両端に上下方向に延びて配される
    バスバー間に、左右方向に延びて両端が該バスバーに繋
    がれる熱線導体が上下方向に複数配されて形成される曇
    り除去用の熱線導体パターンと、 ループ状を呈すると共に左右方向長さが該熱線導体に比
    して十分に短い電話用等の送受信兼用アンテナの導体パ
    ターンとを備え、 該送受信兼用アンテナの導体パターンは、該熱線導体の
    いずれか1つの途中に、該熱線導体の接地側領域にてそ
    の左右両端を該熱線導体に繋がれて一体的に組み込まれ
    て介装形成されている ことを特徴とする車両用ガラスア
    ンテナ。
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