JP3237812B2 - デジタイザ付プラズマディスプレイ - Google Patents

デジタイザ付プラズマディスプレイ

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JP3237812B2
JP3237812B2 JP24223295A JP24223295A JP3237812B2 JP 3237812 B2 JP3237812 B2 JP 3237812B2 JP 24223295 A JP24223295 A JP 24223295A JP 24223295 A JP24223295 A JP 24223295A JP 3237812 B2 JP3237812 B2 JP 3237812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座標読取用のタブレッ
ト板とプラズマディスプレイパネルとを組み合わせて構
成されたデジタイザ付プラズマディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の座標読取用のタブレット板に用い
られているXY直交座標の位置検出用電極は光を透過さ
せる透明導電膜で構成されているが、僅かに乳白色等の
色を有しているものを用いていた。また、画像表示用の
プラズマディスプレイパネルは、各電極間が突出させた
隔壁で分離されて平行に配置された複数のY側電極と、
このY側電極の上部に交差する向きにして平行に配置さ
れた複数のX側電極とを設けて、Y側電極とX側電極と
の交差部に放電セルを形成し、この放電セルを発光させ
て画像を表示するようにしていた。
【0003】従来のデジタイザ付プラズマディスプレイ
においては、別々の仕様で作成されたタブレット板をプ
ラズマディスプレイパネルに重ねて用いており、図2に
示すように、タブレット板とプラズマディスプレイパネ
ルとの電極の間隔が別々の仕様で作成されているため合
致しなかったり、あるいは取付のばらつきによりずれた
りして、タブレット板のY軸の位置検出用電極22が隔
壁20の間に位置する配置となることがあり、プラズマ
ディスプレイパネルによる表示画像が電極22の下にな
るため見にくくなるといった問題点があった。また、隔
壁20はコントラストを向上させるため黒色としている
が、発光面に重ねるタブレット板に厚みがあるため、光
が拡散してコントラストが低下するといった問題点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タブレット
板の直交座標の位置検出用の一方の電極間の間隔をプラ
ズマディスプレイパネルの隔壁の間隔に合わせ、一方の
位置検出用電極が隔壁の上に重なるように配置し、ま
た、一方の位置検出用電極を黒色にすることにより、光
の拡散を防いで表示画像を見やすくし、コントラストを
向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明のデジタ
イザ付プラズマディスプレイは、各電極間が突出させた
隔壁で分離されて平行に配置された複数のY側電極と、
このY側電極の上部に交差する向きにして平行に配置さ
れた複数のX側電極とからなり、Y側電極とX側電極と
の交差部に放電セルを形成して発光させるプラズマディ
スプレイパネルにおいて、直交する複数の位置検出用電
極を含み、その一方の平行電極を前記隔壁に対してそれ
ぞれ重なる位置に配置したタブレット板を前記プラズマ
ディスプレイパネルの上部に設けたことを特徴とする。
本願第2の発明のデジタイザ付プラズマディスプレイ
は、前記一方の平行電極の色を黒色にしたことを特徴と
する。
【0006】本願第3の発明のデジタイザ付プラズマデ
ィスプレイは、平行に配置された複数のY側電極と、各
Y側電極間を分離する突出させた隔壁とを表面に形成し
た背面ガラス基板と、この背面ガラス基板の上に配置さ
れ、前記Y側電極と交差する向きにして平行に配置され
た複数のX側電極を下部に設け、上部に前記隔壁に対し
てそれぞれ重なる位置に位置検出用電極の一方の平行電
極を設けた表面ガラス基板と、この表面ガラス基板の上
に前記位置検出用電極に対して交差する向きに配置され
た位置検出用電極の他方の平行電極を設けたガラス基板
とからなり、前記Y側電極と前記X側電極とでプラズマ
ディスプレイパネルの発光用の放電電極を構成し、前記
位置検出用電極でタブレットの直交する座標位置検出用
電極を構成したことを特徴とする。本願第4の発明のデ
ジタイザ付プラズマディスプレイは、前記隔壁に対して
重なる位置に設けた一方の前記平行電極の色を黒色にし
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】本願第1及び第2の発明においては、プラズマ
ディスプレイパネルとタブレット板を組み合わせてデジ
タイザ付プラズマディスプレイを構成するようにしてお
り、プラズマディスプレイパネルの上部に重ねるタブレ
ット板の直交する複数の位置検出用電極の一方の平行電
極の電極間隔をプラズマディスプレイパネルの隔壁の間
隔に合わせて、隔壁に対して重なる位置に配置するよう
にしており、したがって、隔壁の間にタブレット板の一
方の平行電極が配置されるといったことがなくなり、プ
ラズマディスプレイパネルによる表示画像を見やすくす
ることができる。また、プラズマディスプレイパネルの
隔壁は黒色にして発光が拡散しないように防止してコン
トラストを向上させており、この隔壁に重ねるタブレッ
ト板の一方の平行電極の色も同様に黒色にして光の透過
を防いで発光が拡散しないようにしており、したがっ
て、コントラストを向上させることが可能となる。
【0008】本願第3及び第4の発明においては、Y側
電極を配設した背面ガラス基板とX側電極を配設した表
面ガラス基板を重ねてプラズマディスプレイパネルを構
成するようにしており、この表面ガラス基板に対して下
部にX側電極を配設し、上部にタブレットの直交する座
標位置検出用電極の一方の平行電極を隔壁に対してそれ
ぞれ重なるようにして配設しており、したがってプラズ
マディスプレイパネルに対して一体構造にすることがで
きるため、タブレット板の取付のばらつきにより座標位
置検出用の一方の平行電極の配置が隔壁に対してずれる
といったことを防止することが可能となる。さらに、プ
ラズマディスプレイパネルの隔壁は黒色にして発光が拡
散しないように防止してコントラストを向上させてお
り、この隔壁に重ねるタブレット板を構成する一方の平
行電極の色も同様に黒色にして光の透過を防いで発光が
拡散しないようにしており、したがって、コントラスト
を向上させることが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明のデジタイザ付プラズマディ
スプレイの一実施例を示す要部斜視図である。先ず、プ
ラズマディスプレイパネルの構成について説明する。背
面ガラス基板1上に相互に平行にした複数のY側電極2
を配置し、それぞれのY側電極2の間は上部方向に突出
させた隔壁3で分離し、Y側電極2の上には蛍光体4を
塗布している。また、隔壁3は蛍光体4の発光が反射し
て拡散しないようにするため黒色にし、表示画像のコン
トラストを向上させている。
【0010】Y側電極2の上部には表面ガラス基板8を
配置し、表面ガラス基板8の下部に相互に平行にした複
数のX側電極6をY側電極2に対して交差する向きに配
置し、隔壁3とY側電極2とX側電極6とで構成される
放電セル内で放電させて蛍光体4の色に発光させて画像
を表示させる。なお、X側電極6は光を透過させること
ができる透明電極を使用し、X側電極6を誘電体層7と
保護層5で覆って保護し、保護層5の表面で放電させる
ようにしている。
【0011】次にタブレット板の構成について説明す
る。X側電極6の上にガラス基板9を配置し、ガラス基
板9の上側に直交座標の位置検出用の複数のY電極10
を相互に平行にして設け、プラズマディスプレイパネル
の隔壁3の間隔と、このプラズマディスプレイパネルの
上部に重ねるタブレット板のY電極10の電極間隔を合
わせて、隔壁3に対して重なる位置にY電極10を配置
する。さらにY電極10の上部にガラス基板11を配置
し、ガラス基板11の上側に直交座標の位置検出用の複
数のX電極12を相互に平行にして設け、X電極12は
Y電極10と交差する向きに配置し、X電極12とY電
極10でXY直交座標の位置が検出できるようにしてい
る。
【0012】タブレット板の上部表面にはガラス板13
を配置し、ガラス基板9、11及びガラス板13はそれ
ぞれ透明の接着剤を用いて重ねて固定し、X電極12と
Y電極10にはそれぞれ光を透過させる透明導電膜を用
いている。ガラス板13の表面上で入力ペンのペン先を
走らせることにより、タブレット板に配置されているY
電極10及びX電極12からの信号を入力ペンで検知
し、検知された信号に基づきCPUで座標データに変換
して、入力ペンの位置を読み取れるようにしている。あ
るいは、プラズマディスプレイパネルの隔壁3は黒色に
して、発光が反射して拡散しないように防止してコント
ラストを向上させており、この隔壁3に重ねるY電極1
0の色も同様に黒色にして光の透過を防ぎ、発光が拡散
しないようにしてコントラストを向上させるようにして
も良い。Y電極10に黒の塗料を塗布して黒色にしても
良いし、又はY電極10にカーボンを含有させて黒色に
しても良い。
【0013】したがって、隔壁3の間にタブレット板の
Y電極10が配置されるといったことがなくなり、プラ
ズマディスプレイパネルによる表示画像を見やすくする
ことができ、また、Y電極10の色も隔壁3と同様に黒
色にして、発光が拡散しないようにしており、コントラ
ストを向上させることが可能となる。上記実施例におい
て、プラズマディスプレイパネルを構成する表面ガラス
基板8の上部にタブレット板の直交座標の位置検出用の
Y電極10を直接設けて、Y電極10の保持用のガラス
基板9を削除するようにしても良い。このようにすれば
プラズマディスプレイパネルに対してY電極10を一体
構造にすることができるため、タブレット板の取付のば
らつきにより座標位置検出用のY電極10が隔壁3に対
してずれるといったことを防止することができる。この
ときにも前記実施例と同様にY電極10の色を黒色に
し、光の透過を防いで発光が拡散しないようにして、コ
ントラストを向上させるようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タブレット板の直交座標の位置検出用のY電極間の間隔
をプラズマディスプレイパネルの隔壁の間隔に合わせ、
Y電極が隔壁の上に重なるように配置し、また、Y電極
を黒色にしており、したがって、光の拡散を防いで表示
画像を見やすくし、コントラストを向上させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタイザ付プラズマディスプレイの
一実施例を示す要部斜視図である。
【図2】従来のタブレット板とプラズマディスプレイパ
ネルとの電極配置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 背面ガラス基板 2 Y側電極 3 隔壁 4 蛍光体 5 保護層 6 X側電極 7 誘電体層 8 表面ガラス基板 9 ガラス基板 10 Y電極 11 ガラス基板 12 X電極 13 ガラス板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各電極間が突出させた隔壁で分離されて
    平行に配置された複数のY側電極と、このY側電極の上
    部に交差する向きにして平行に配置された複数のX側電
    極とからなり、Y側電極とX側電極との交差部に放電セ
    ルを形成して発光させるプラズマディスプレイパネルに
    おいて、直交する複数の位置検出用電極を含み、その一
    方の平行電極を前記隔壁に対してそれぞれ重なる位置に
    配置したタブレット板を前記プラズマディスプレイパネ
    ルの上部に設けたことを特徴とするデジタイザ付プラズ
    マディスプレイ。
  2. 【請求項2】 前記一方の平行電極の色を黒色にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタイザ付プラズマデ
    ィスプレイ。
  3. 【請求項3】 平行に配置された複数のY側電極と、各
    Y側電極間を分離する突出させた隔壁とを表面に形成し
    た背面ガラス基板と、この背面ガラス基板の上に配置さ
    れ、前記Y側電極と交差する向きにして平行に配置され
    た複数のX側電極を下部に設け、上部に前記隔壁に対し
    てそれぞれ重なる位置に位置検出用電極の一方の平行電
    極を設けた表面ガラス基板と、この表面ガラス基板の上
    に前記位置検出用電極に対して交差する向きに配置され
    た位置検出用電極の他方の平行電極を設けたガラス基板
    とからなり、前記Y側電極と前記X側電極とでプラズマ
    ディスプレイパネルの発光用の放電電極を構成し、前記
    位置検出用電極でタブレットの直交する座標位置検出用
    電極を構成したことを特徴とするデジタイザ付プラズマ
    ディスプレイ。
  4. 【請求項4】 前記隔壁に対して重なる位置に設けた一
    方の前記平行電極の色を黒色にしたことを特徴とする請
    求項3記載のデジタイザ付プラズマディスプレイ。
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JP5533364B2 (ja) * 2010-07-06 2014-06-25 パナソニック株式会社 タッチパネル
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