JP3237727U - シールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置 - Google Patents

Abstract

【課題】噴出を防止し、噴出時の土砂排出時間を短縮し、シールド施工効率が向上する、シールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置を提供する。【解決手段】土圧バランス式シールドが水分の豊富な地層を通過するとき、噴出がベルトコンベヤ１の両側のスプラッシュボード３から溢れ出す。シールド下部のセグメントコンベヤは完全に水没し、シールド施工効率を制限しない。ベルトコンベヤのスプラッシュボードの底部に位置する排水孔４、側方入水管６、側面の排水収集タンク５を備え、入水管の一端は排水孔に接続され、他端は側面の排水収集タンク内に挿入され、側面の排水収集タンクは、複数の接続板１０を介してシールドベルトコンベヤの設備ブリッジに接続され、シールドベルトコンベヤの設備ブリッジ２の底部に位置し、側面の排水収集タンクの側壁の底部に出水孔が設けられ、出水孔に排水弁８及びスラリーポンプ７が設けられた側方入水管が接続される。【選択図】図１

Description

本考案はトンネルシールド施工技術分野に属し、具体的にはシールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置に関する。

土圧バランス式シールドは水分の豊富な地層を通過するとき、地層の含水率が高いため、シールドマシンの通過過程で、岩層の風化により、破損、緩み等の問題が発生しやすく、スパイラルコンベヤの密閉性が悪い場合や地下水圧が高い場合に、噴出しやすく、噴出する場合、大量の泥砂及び水がベルトコンベヤの両側のスプラッシュボードから流出し、その結果、シールド下部のセグメントコンベヤが完全に水没する等の問題が発生し、シールドマシンが正常に掘進できなくなり、空間が限られているため、作業員が堆積した泥砂及び水の流れをきれいにする効率は非常に低く、シールド施工効率が大幅に制限される。

本考案は、土圧バランス式シールドが水分の豊富な地層を通過するとき、発生した噴出がベルトコンベヤの両側のスプラッシュボードから溢れ出し、それによりシールド下部のセグメントコンベヤが完全に水没し、シールド施工効率を制限する等の問題に対して、シールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置を提供する。

本考案の技術案：

シールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置であって、ベルトコンベヤのスプラッシュボードの底部に位置する排水孔と、側方入水管と、側面の排水収集タンクとを備え、入水管の一端は排水孔に接続され、他端は側面の排水収集タンク内に挿入され、側面の排水収集タンクは、複数の接続板を介してベルトコンベヤの設備ブリッジに接続され、かつベルトコンベヤの設備ブリッジの底部に位置し、側面の排水収集タンクの側壁の底部に出水孔が設けられ、出水孔に、排水弁及びスラリーポンプが順に設けられる側方入水管が接続される。

前記排水孔に、大径の泥砂が側方入水管に入ることを防止できるフィルタースクリーンが設けられる。

前記接続板は等間隔に配置され、受力が均一であり、強固に接続されることを実現できる。

前記排水管の底部に土砂除去用の土砂運搬トラックが設けられる。

前記側面の排水収集タンクの側壁に目盛りが設けられる。水位を観察する。

本考案の有益な効果：

本考案は、スパイラルコンベヤ口のシュートの下方のベルトコンベヤスプラッシュボードの底部に孔を開けることにより、集水タンク内にタイムリーに排水し、かつ土砂運搬トラックの荷台内に排出、溢れ出し問題の発生を防止し、噴出時の土砂排出時間を効果的に減少短縮し、シールド施工効率が向上する。

従来の施工方法に比べて、利点は以下のとおりである：

１． ベルトコンベヤのスプラッシュボードの底部に孔を開けて案内し、噴出時、大量の泥砂及び水がベルトコンベヤの両側のスプラッシュボードから流出する問題を効果的に防止する。

２． 側面の排水収集タンク内の土砂及び水が土砂運搬トラックの荷台内に直接排出することができ、土砂除去効率が高い。

３． 繰り返し使用可能である。

図１は本考案の構造模式図である。 図２は排水孔にフィルタースクリーンが増設される構造模式図である。

図面を参照しながら、本考案について更に説明する。

図１に示すように、シールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置は、ベルトコンベヤ１のスプラッシュボード３の底部に位置する排水孔４と、側方入水管６と、側面の排水収集タンク５とを備え、入水管６の一端は排水孔４に接続され、他端は側面の排水収集タンク５内に挿入され、側面の排水収集タンク５は、複数の接続板１０を介してベルトコンベヤ１の設備ブリッジ２に接続され、かつベルトコンベヤ１の設備ブリッジ２の底部に位置し、側面の排水収集タンク５の側壁の底部に出水孔が設けられ、出水孔に、順に排水弁８及びスラリーポンプ７が設けられる側方入水管９が接続される。

図２に示すように、前記排水孔４に大口径のフィルタースクリーン１１が設けられる。

前記接続板１０は等間隔に配置される。

前記排水管９の底部に土砂運搬トラックが設けられる。

前記側面の排水収集タンク５の側壁に目盛りが設けられる。

側面の排水収集タンク５は噴出した土砂及び水を収集し、排水弁８は側面の排水収集タンク５内の土砂及び水の排出を制御する。

本考案の使用方法：

使用とき、土砂の含水率が低い場合、排水弁８を閉じ、側面の排水収集タンク５内の水位が上面から約１０ｃｍ離れたところで、排水弁８を開き、スラリーポンプ７を起動することで、土砂と水との混合物を土砂運搬トラックの荷台内に排出し、側面の排水収集タンク５内の水位が排水口の上部から約１０ｃｍ離れたところになると、スラリーポンプ７を停止すると、排水弁８を閉じる。

土砂の含水率が高いや水が噴出している場合、排水弁８を直接開くとともに、スラリーポンプ７を起動し、土砂が安定化した後、スラリーポンプ７を停止すると、排水弁８を閉じる。

１－ベルトコンベヤ、２－設備ブリッジ、３－スプラッシュボード、４－排水孔、５－側面の排水収集タンク、６－入水管、７－スラリーポンプ、８－排水弁、９－排水管、１０－接続板、１１－フィルタースクリーン。

Claims (5)

1. シールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置であって、ベルトコンベヤ（１）のスプラッシュボード（３）の底部に位置する排水孔（４）と、側方入水管（６）と、側面の排水収集タンク（５）と、を備え、入水管（６）の一端は排水孔（４）に接続され、他端は側面の排水収集タンク（５）内に挿入され、側面の排水収集タンク（５）は、複数の接続板（１０）を介してベルトコンベヤ（１）の設備ブリッジ（２）に接続され、かつベルトコンベヤ（１）の設備ブリッジ（２）の底部に位置し、側面の排水収集タンク（５）の側壁の底部に出水孔が設けられ、出水孔の箇所に、排水弁（８）及びスラリーポンプ（７）が順に設けられた側方入水管（９）が接続される、ことを特徴とするシールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置。
2. 前記排水孔（４）にフィルタースクリーン（１１）が設けられる、ことを特徴とする請求項１に記載のシールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置。
3. 前記接続板（１０）は等間隔に配置される、ことを特徴とする請求項２に記載のシールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置。
4. 前記排水管（９）の底部に土砂運搬トラックが設けられる、ことを特徴とする請求項３に記載のシールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置。
5. 前記側面の排水収集タンク（５）の側壁に目盛りが設けられる、ことを特徴とする請求項４に記載のシールドベルトコンベヤ用の水案内及び土砂除去装置。
   

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