JP3237307U - 玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】玩具本体の形態の選択の自由度が高く、小さくても、飾ったときに、動きや様々な表情を見せるようになって、十分に魅力を発揮できる玩具を提供する。【解決手段】玩具本体と、玩具本体が一端側に取り付けられた細棒4と、細棒4の他端4bを歳差運動可能にして支持する支持穴7を有する支持台6とを備えた玩具であって、細棒4の他端4b側には、支持穴7内で回転可能に収容されて当該細棒4の他端4bを歳差運動可能にする球体部5と、歳差運動によって細棒4が所定の方向に傾いたとき、支持穴7の内周面又は開口縁7bに当接するストッパ凸部8とを備えている。【選択図】図3
Description
本考案は、飾って楽しむ玩具に関する。
従来から、例えば、カプセルに収用された状態で販売されたり、おまけとして提供されたりするような、小さい人型や動物型の玩具があった。
上記のような玩具は、指先でつまめる程度の大きさで、そのまま机の上などに置いても、人や動物の表情などが目立たず、玩具の魅力が十分に伝わらない場合がある。そこで、小さくても、飾ったときに十分にその魅力を発揮できるように、工夫されたものもあった。
上記のような玩具は、指先でつまめる程度の大きさで、そのまま机の上などに置いても、人や動物の表情などが目立たず、玩具の魅力が十分に伝わらない場合がある。そこで、小さくても、飾ったときに十分にその魅力を発揮できるように、工夫されたものもあった。
例えば、特許文献1に記載された玩具は、人型などの玩具本体が一端に取り付けられた細棒の他端を、支持台で歳差運動可能に支持するものである。具体的には、細棒の他端に設けられた球体部が、支持台に形成された円筒状の支持穴内で回転可能に支持されることで、玩具本体を宙に浮かせた状態で様々な位置に動かして、様々な動きや表情を見せるようにしていた。
上記のような玩具は、玩具本体の重量や重心バランスによっては、細棒での保持ができなくなったり、支持台で保持した細棒が倒れてしまったりすることがあった。そのため、玩具本体の形状や大きさの自由度が低いという問題があった。
この考案の目的は、玩具本体の形態の自由度が高く、小さくても飾ったときに動きや様々な表情を見せて、十分に魅力を発揮できる玩具を提供することである。
第1の考案は、玩具本体と、上記玩具本体が一端側に取り付けられた細棒と、上記細棒の他端を歳差運動可能にして支持する支持穴を有する支持台とを備えた玩具であって、上記細棒の他端側には、上記支持穴内で回転可能に収容されて当該細棒の他端を歳差運動可能にする球体部と、上記歳差運動によって上記細棒が所定の方向に傾いたとき、上記支持穴の内周面又は開口縁に当接するストッパ凸部とを備えている。
第2の考案は、上記支持穴の水平断面形状が、上記球体部の直径を有する円の外接多角形である。
第3の考案は、玩具本体と、上記玩具本体に設けられた保持穴と、上記保持穴に、一端側を着脱自在に挿入されて保持される細棒と、上記細棒の他端を歳差運動可能にして支持する支持穴を有する支持台とを備えた玩具であって、上記玩具本体が、端部が開口されて上記保持穴が形成された軸部と、上記軸部の外周に結合された人型又は動物型の装飾部とからなり、上記保持穴の側壁には、上記軸部の端部から当該軸部の軸方向に伸び当該軸部の軸方向の長さよりも短いスリットが形成されるとともに、上記軸部の外周において上記スリットの長さ以上の位置に、上記装飾部との結合部を設けている。
第1の考案によれば、玩具本体の重量が大きくて、支持台の支持穴と細棒の球体部との摩擦だけで細棒の角度が維持できないような場合にも、細棒に設けたストッパ凸部によって、細棒の角度を固定することができる。そのため、細棒に取り付ける玩具本体の形状選択の自由度が上がり、より魅力的な玩具を実現できる。
特に、細棒を支持台に取り付けて、玩具本体を揺らしたり、角度を変更したり、を繰り返すことによって、支持穴の内周や球体部の外周が摩耗してしまったとしても、ストッパ凸部が、細棒が倒れてしまうことを防止できる。したがって、長期にわたって玩具の魅力を楽しむことができる。
特に、細棒を支持台に取り付けて、玩具本体を揺らしたり、角度を変更したり、を繰り返すことによって、支持穴の内周や球体部の外周が摩耗してしまったとしても、ストッパ凸部が、細棒が倒れてしまうことを防止できる。したがって、長期にわたって玩具の魅力を楽しむことができる。
第2の考案によれば、支持穴の中心から内周面や開口縁までの距離が一定ではないので、ストッパ凸部によって固定される細棒の角度を変化させることができる。例えば、細棒を支持穴の断面形状である多角形の対角線方向に傾けたときのほうが、接点方向に傾けるより大きく傾斜させることができる。
このように、細棒の傾斜方向によって、ストッパ凸部を機能させる角度を変えることができるので、玩具本体の重量バランスも考慮して、様々な形態で飾ることができる。
このように、細棒の傾斜方向によって、ストッパ凸部を機能させる角度を変えることができるので、玩具本体の重量バランスも考慮して、様々な形態で飾ることができる。
第3の考案によれば、細棒の先端側の外径によって保持穴のスリットの開き量が変わるので、外径の異なる細棒を保持穴に挿入でき、いずれの細棒も同様にしっかりと保持することができる。
また、保持穴に挿入した細棒の先端側が折れてしまったとき、スリットから保持穴内に針などを挿入して保持穴に残ってしまった破片を簡単に取り出すことができる。
さらに、スリットが形成された部分は軸部の強度が低下してしまうが、その部分をよけた位置に、装飾部との結合部を設けているので、装飾部の重量が連結部に集中して結合部が破損してしまうことを防止できる。言い換えれば、結合部の強度を気にして、装飾部の形状などを制限する必要がない。
また、保持穴に挿入した細棒の先端側が折れてしまったとき、スリットから保持穴内に針などを挿入して保持穴に残ってしまった破片を簡単に取り出すことができる。
さらに、スリットが形成された部分は軸部の強度が低下してしまうが、その部分をよけた位置に、装飾部との結合部を設けているので、装飾部の重量が連結部に集中して結合部が破損してしまうことを防止できる。言い換えれば、結合部の強度を気にして、装飾部の形状などを制限する必要がない。
[第1実施形態]
(構成)
図1~4を用いて第1実施形態を説明する。図1は、玩具を支持台に飾った状態の正面図で、図2は、支持台の平面図、図3は、支持台の部分断面図、図4は、支持穴の拡大図である。
(構成)
図1~4を用いて第1実施形態を説明する。図1は、玩具を支持台に飾った状態の正面図で、図2は、支持台の平面図、図3は、支持台の部分断面図、図4は、支持穴の拡大図である。
図1に示す玩具本体Aは、ポリ塩化ビニルやアクリル系樹脂などの樹脂の成型品である。この第1実施形態の玩具本体Aは、両手を広げた少年風の人形1と、この人形1の一方の手1aで握られた竿部2と、この竿部2に取り付けられたように形成された旗部3とを備えている。旗部3は人形1の胴部を覆い、跳ねたような人形1の脚1bを旗部3から覗かせている。
竿部2の一端側には、細棒4の一端4aが固定されている。この細棒4は竿部2と一体的に形成されてよいし、竿部2に保持穴を形成して、その保持穴に一端4aを挿入して取り付けるようにしてもよい。
また、細棒4の他端4b側は、他の部分より太く形成され、その先端には球体部5が形成されている(図3参照)。
また、細棒4の他端4b側は、他の部分より太く形成され、その先端には球体部5が形成されている(図3参照)。
そして、この第1実施形態では、上記球体部5を支持する支持台6を備えている。支持台6は外観が円板状の部材で、上面には細棒4の球体部5をはめ込む支持穴7が形成されている。支持穴7は、支持台6の上面でその上面の中心から外れた位置、本例では、支持台6の上面で外周縁近くに形成されている。また、支持穴7は、その水平断面形状を、図2に示すように正六角形にし、底面の中央を長方形の板部材7aで塞いでいる。この正六角形は、上記球体部5に外接する、すなわち球体部5の直径を有する円S(図4参照)の外接六角形である。
また、球体部5の近傍には、細棒4の他端4b側(他の部位よりも太く形成された部位)の外周の一部から外方に向かって突出したストッパ凸部8を設けている。
このような球体部5を支持穴7にはめ込んで、細棒4を図1,3の矢印のように操作すれば、細棒4の他端4bまたはストッパ凸部8が支持穴7の内周面又は支持穴7の開口縁7bに衝突(当接)するまでの範囲で細棒4の歳差運動が可能になる。
このような球体部5を支持穴7にはめ込んで、細棒4を図1,3の矢印のように操作すれば、細棒4の他端4bまたはストッパ凸部8が支持穴7の内周面又は支持穴7の開口縁7bに衝突(当接)するまでの範囲で細棒4の歳差運動が可能になる。
また、球体部5の外周に、支持穴7の内周面が接触して、摩擦力を発揮すれば、細棒4の他端4bの外周またはストッパ凸部8が開口縁7bに衝突するまでの任意の角度で、細棒4が保持されるようにしている。
なお、図4は支持穴7の拡大図で、細棒4の他端4b側と球体部5を二点鎖線で示している。
なお、図4は支持穴7の拡大図で、細棒4の他端4b側と球体部5を二点鎖線で示している。
(作用・効果等)
上記のような第1実施形態の本体Aの飾り方を説明する。
まず、一端4aに玩具本体Aが取り付けられた細棒4の他端4bの球体部5を、支持台6の支持穴7に押し込むようにする(図3参照)。
このように、細棒4が支持台6で支持されると、一端4aに取り付けられた本体Aは宙に浮いたようになる。特に、この実施形態の玩具本体Aでは、人形1の手1aを竿部2に沿わせ、脚1bが細棒4に沿うようになるので、人形1が体全体を使って竿部2と細棒4とで構成された旗竿につかまっているように見え、玩具本体Aを単体で机の上などに置いた時とは違う面白さを出すことができる。
上記のような第1実施形態の本体Aの飾り方を説明する。
まず、一端4aに玩具本体Aが取り付けられた細棒4の他端4bの球体部5を、支持台6の支持穴7に押し込むようにする(図3参照)。
このように、細棒4が支持台6で支持されると、一端4aに取り付けられた本体Aは宙に浮いたようになる。特に、この実施形態の玩具本体Aでは、人形1の手1aを竿部2に沿わせ、脚1bが細棒4に沿うようになるので、人形1が体全体を使って竿部2と細棒4とで構成された旗竿につかまっているように見え、玩具本体Aを単体で机の上などに置いた時とは違う面白さを出すことができる。
上記したように、細棒4を動かせば、玩具本体Aの旗部3を揺らして遊ぶこともできる。
また、支持台6に細棒4を支持させた状態で玩具本体Aを揺らしたり、細棒4の他端4bの球体部5と支持穴7との間の摩擦力を使い支持台6に対して細棒4を好みの角度にして飾ったり、細棒4の角度を調整してバランスをとるようにして遊んだりすることもできる。例えば、支持台6に対する細棒4の姿勢(細棒4の向きや角度)によっては、玩具全体でバランスがとれなくなり、本体A及び細棒4が支持台6とともに倒れてしまうこともあるため、支持台6に対する細棒4の姿勢を調整して倒れないようにする遊びもできる。
また、支持台6に細棒4を支持させた状態で玩具本体Aを揺らしたり、細棒4の他端4bの球体部5と支持穴7との間の摩擦力を使い支持台6に対して細棒4を好みの角度にして飾ったり、細棒4の角度を調整してバランスをとるようにして遊んだりすることもできる。例えば、支持台6に対する細棒4の姿勢(細棒4の向きや角度)によっては、玩具全体でバランスがとれなくなり、本体A及び細棒4が支持台6とともに倒れてしまうこともあるため、支持台6に対する細棒4の姿勢を調整して倒れないようにする遊びもできる。
さらに、この第1実施形態では、細棒4の他端4b側にストッパ凸部8を設けているので、細棒4をストッパ凸部8がある側に倒したときには、細棒4の小さな傾きでストッパ凸部8が開口縁7bに衝突し、それ以降、細棒4の傾きが制限されることになる。そのため、細棒4を繰り返し揺らすことで、支持穴7の内周面や球体部5の表面が摩耗して細棒4の他端4bの球体部5と支持穴7との間の摩擦力が低下してその摩擦力で細棒4を好みの角度に保持できなくなることがあっても、ストッパ凸部8によって、細棒4の角度を保つことができる。特に、玩具本体Aの重量が大きい場合には、細棒4の角度が大きくなると玩具が転倒しやすくなるが、上記ストッパ凸部8を設けたことで、玩具の転倒を防止することができる。言い換えれば、重量バランスが異なる玩具本体を用いることができ、玩具本体の形態などの選択の自由度が上がる。
また、支持穴7の断面形状を正六角形にしたため、図4に示すように、細棒4の他端4bやストッパ凸部8と支持穴7の開口縁7bとの距離が、一定にならない。すなわち、支持穴7の開口縁7bの辺部と角部とでは、細棒4の他端4bやストッパ凸部8との距離が異なる。そのため、細棒4を傾ける方向によって、限界の傾斜角度を変えることができる。例えば、細棒4を、六角形の対角線の方向(角部)に傾けた場合は、その他の方向に傾けた場合よりも、大きく傾けることができる。
また、球体部5を回転させることで、ストッパ凸部8と開口縁7bとの相対位置も変更できる。したがって、ストッパ凸部8の位置と、細棒4を倒す方向とを組み合わせれば、様々な方向に細棒4を傾斜させて、玩具本体Aの表情をより楽しむことができる。
また、球体部5を回転させることで、ストッパ凸部8と開口縁7bとの相対位置も変更できる。したがって、ストッパ凸部8の位置と、細棒4を倒す方向とを組み合わせれば、様々な方向に細棒4を傾斜させて、玩具本体Aの表情をより楽しむことができる。
ただし、支持穴7の水平断面形状は、正六角形に限らない。球体部5の直径を有する円の外接多角形であれば、不当辺多角形でも良いし、辺の数もいくつでもよい。
なお、上記では、細棒4の他端4bに球体部5を一体的に形成しているが、球体部5と細棒4とを別個に形成して、取り付けるようにしても良い。
なお、上記では、細棒4の他端4bに球体部5を一体的に形成しているが、球体部5と細棒4とを別個に形成して、取り付けるようにしても良い。
[第2実施形態]
(構成)
図5を用いて第2実施形態を説明する。図5は、第2実施形態の玩具本体Bの斜視図である。
この第2実施形態は、玩具本体Bが装飾部であるプレート本体9と、軸部である保持部材10とで構成されるとともに、この玩具本体Bと細棒4とが別体で、玩具本体Bに形成された保持穴10aに細棒4の一端4a側を挿入して一体化する玩具である。
(構成)
図5を用いて第2実施形態を説明する。図5は、第2実施形態の玩具本体Bの斜視図である。
この第2実施形態は、玩具本体Bが装飾部であるプレート本体9と、軸部である保持部材10とで構成されるとともに、この玩具本体Bと細棒4とが別体で、玩具本体Bに形成された保持穴10aに細棒4の一端4a側を挿入して一体化する玩具である。
玩具本体Bを構成するプレート本体9は、アクリルなどの透明樹脂で形成された板部材で、保持部材10は同じく樹脂製の部材である。
プレート本体9には、両腕を広げた人形9aの絵が描かれている。そして、人形9aの一方の腕の先には、プレート本体9の厚みを貫通した結合孔9bが形成されている。この結合孔9bは、人形9aの上下方向に延びる長方形の開口を備えている。
また、人形9aの頭上にはプレート本体9の厚み方向を貫通して、ストラップなどを挿通する取付孔9cが形成されている。
プレート本体9には、両腕を広げた人形9aの絵が描かれている。そして、人形9aの一方の腕の先には、プレート本体9の厚みを貫通した結合孔9bが形成されている。この結合孔9bは、人形9aの上下方向に延びる長方形の開口を備えている。
また、人形9aの頭上にはプレート本体9の厚み方向を貫通して、ストラップなどを挿通する取付孔9cが形成されている。
一方、保持部材10は、端部を開口して上記細棒4の一端4aを着脱自在に挿入して保持する保持穴10aが形成された軸部10bと、保持穴10aの外壁に沿って形成され、軸部10bの端部から当該軸部10bの軸方向に伸び保持穴10aの軸方向長さよりも短い長さのスリット10cと、軸部10bの外周に形成された直方体の結合凸部10dとを備えている。この結合凸部10dはプレート本体9に形成された上記結合孔9bに一致する形状である。この結合凸部10dを結合孔9bにはめ込んでこの発明の軸部である保持部材10を装飾部であるプレート本体9に取り付けることで、第2実施形態の玩具本体Bが構成される。
この第2実施形態では、上記結合凸部10dが、軸部と装飾部との結合部であるが、上記結合凸部10dは、軸部10bの外周において上記スリット10cの長さL以上の位置、すなわちスリット10cが形成されている部分と干渉しない位置に形成されている。
なお、保持穴10aに挿入される細棒4は、上記第1実施形態の細棒4と同じである。
なお、保持穴10aに挿入される細棒4は、上記第1実施形態の細棒4と同じである。
なお、保持部材10は、プレート本体9に対して着脱可能にしているが、プレート本体9に一旦取り付けてからプレート本体9から取り外せないようにしてもよいし、予めプレート本体9と一体的に成型してもよい。このように、プレート本体9と保持部材10とが一体的に成型した場合にも、プレート本体9と保持部材との結合部は、上記スリット10cの長さL以上の位置に設けられる。
(作用・効果等)
第2実施形態の玩具本体Bは、保持部材10の保持穴10aに細棒4を挿入保持させることによって、玩具本体Bを細棒4の先端に取り付けて遊んだり飾ったりすることができる。細棒4の他端4b側の球体部5を、図2,3に示す第1実施形態の支持台6に支持させれば、人形9aが細棒4につかまって宙に浮いているように見せることができる。
第2実施形態の玩具本体Bは、保持部材10の保持穴10aに細棒4を挿入保持させることによって、玩具本体Bを細棒4の先端に取り付けて遊んだり飾ったりすることができる。細棒4の他端4b側の球体部5を、図2,3に示す第1実施形態の支持台6に支持させれば、人形9aが細棒4につかまって宙に浮いているように見せることができる。
特に、プレート本体9に描かれた人形9aの手を保持部材10の結合部に対応させていれば、人形9aが細棒4につかまった雰囲気をよりリアルに出すことができる。
この第2実施形態においても、プレート本体9の一方の端に保持部材10を設けているので、細棒4の一端4aに玩具本体Bを取り付けたとき、玩具本体Bの重心が細棒4の軸線の延長線上の外に位置するようになる。そのため、支持台6に支持させたとき、アンバランスな面白さを表現することができる。また、細棒4の角度を調整してバランスをとるようにして遊ぶこともできる。例えば、支持台6に対する細棒4の姿勢(細棒4の向きや角度)によっては、玩具全体でバランスがとれなくなり、玩具本体B及び細棒4が支持台6とともに倒れてしまうこともあるため、支持台6に対する細棒4の姿勢を調整して倒れないようにする遊びもできる。
また、第1実施形態と同様に、細棒4の他端4b側に設けたストッパ凸部8によって、細棒の傾斜位置を保持したり、玩具を転倒しにくくしたりすることもできる。
さらに、細棒4の他端4bを尖らせて、お子様ランチの旗のように、食品に刺して飾ることもできる。また、細棒4を使用者が用意したつまようじや竹串に換えて、お子様ランチの旗のように、食品に刺して飾ることもできる。
さらに、細棒4の他端4bを尖らせて、お子様ランチの旗のように、食品に刺して飾ることもできる。また、細棒4を使用者が用意したつまようじや竹串に換えて、お子様ランチの旗のように、食品に刺して飾ることもできる。
しかも、この第2実施形態では、結合凸部10dがスリット10cの軸方向長さL以上の位置に形成されている。そのため、結合凸部10dが軸部10bの中実部分と一体となって、装飾部であるプレート本体9の重量を支え、結合凸部10d付近が破損するようなことがない。例えば、プレート本体9を保持部材10に対して着脱する際に、結合凸部10dに大きな力が加わっても、結合凸部10d付近が破損するようなことがない。
そのため、プレート本体9などの装飾部の形態の自由度が高くなる。
そのため、プレート本体9などの装飾部の形態の自由度が高くなる。
また、上記保持部材10の保持穴10aに沿ったスリット10cを備えているため、保持穴10aに細棒4を押し込んだ時、このスリット10cの開き量によって外径の異なる細棒もしっかりと保持することができる。
また、保持穴10aに挿入した細棒4の一端4a側が折れてしまったとき、スリット10cから保持穴10a内に針などを挿入して保持穴10a内に残ってしまった破片を簡単に取り出すこともできる。
また、保持穴10aに挿入した細棒4の一端4a側が折れてしまったとき、スリット10cから保持穴10a内に針などを挿入して保持穴10a内に残ってしまった破片を簡単に取り出すこともできる。
さらに、上記保持穴10aは、細棒4の挿入方向先方に向かって縮径する内壁を備え、外径の異なる細棒にさらに対応しやすくすることができる。よって、使用者が細棒4を本来玩具の部品として用意されていないつまようじや竹串に換えたときでも、確実に保持穴10aはつまようじや竹串を保持できる。
また、上記保持穴10aは、細棒4の挿入方向先端に底を有する穴であるが、保持穴10aは貫通孔であっても良い。貫通孔として細棒4を貫通させるようにすれば、細棒4に対する玩具本体Bの位置を変更して、全体のバランスを変えて遊ぶこともできる。
さらに、上記取付孔9cにストラップやボールチェーンなどを取り付けて、プレート本体9をバッグや小物などに連結して飾ることもできる。この際、保持部材10が取り外すことができれば、プレート本体9の表面に突出部がなくなり、バッグなどに取り付けたとき、保持部材10が他の物に引っかかってしまうような心配もなくなる。
なお、玩具本体A,B、細棒4、保持部材10、支持台6のいずれも、材質は限定されない。ただし、型成形可能な樹脂が好ましい。
また、本体A,Bに表す人形や動物の表情や形状もどのようなものでもよい。
また、本体A,Bに表す人形や動物の表情や形状もどのようなものでもよい。
単純な玩具に、様々な面白さを負荷することができる。
A,B 玩具本体
1,9a 人形
4 細棒
4a (細棒の)一端
4b (細棒の)他端
5 球体部
6 支持台
7 支持穴
7b (支持穴の)開口縁
8 ストッパ凸部
9 (装飾部)プレート本体
10 (軸部)保持部材
10a 保持穴
10c スリット
10d 結合凸部
L スリットの長さ
S (球体部の直径を有する)円
1,9a 人形
4 細棒
4a (細棒の)一端
4b (細棒の)他端
5 球体部
6 支持台
7 支持穴
7b (支持穴の)開口縁
8 ストッパ凸部
9 (装飾部)プレート本体
10 (軸部)保持部材
10a 保持穴
10c スリット
10d 結合凸部
L スリットの長さ
S (球体部の直径を有する)円
Claims (3)
- 玩具本体と、
上記玩具本体が一端側に取り付けられた細棒と、
上記細棒の他端を歳差運動可能にして支持する支持穴を有する支持台と
を備えた玩具であって、
上記細棒の他端側には、
上記支持穴内で回転可能に収容されて当該細棒の他端を歳差運動可能にする球体部と、
上記歳差運動によって上記細棒が所定の方向に傾いたとき、上記支持穴の内周面又は開口縁に当接するストッパ凸部と
を備えた玩具。 - 上記支持穴の水平断面形状が、上記球体部の直径を有する円の外接多角形である
請求項1に記載の玩具。 - 玩具本体と、
上記玩具本体に設けられた保持穴と、
上記保持穴に、一端側を着脱自在に挿入されて保持される細棒と、
上記細棒の他端を歳差運動可能にして支持する支持穴を有する支持台と
を備えた玩具であって、
上記玩具本体が、
端部が開口されて上記保持穴が形成された軸部と、上記軸部の外周に結合された人型又は動物型の装飾部とからなり、
上記保持穴の側壁には、上記軸部の端部から当該軸部の軸方向に伸び当該軸部の軸方向の長さよりも短いスリットが形成されるとともに、
上記軸部の外周において上記スリットの長さ以上の位置に、上記装飾部との結合部を設けた玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000635U JP3237307U (ja) | 2022-03-03 | 2022-03-03 | 玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000635U JP3237307U (ja) | 2022-03-03 | 2022-03-03 | 玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3237307U true JP3237307U (ja) | 2022-05-02 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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2022
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3237307 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |