JP2598287Y2 - 弾き玩具 - Google Patents

弾き玩具

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JP2598287Y2
JP2598287Y2 JP1993071375U JP7137593U JP2598287Y2 JP 2598287 Y2 JP2598287 Y2 JP 2598287Y2 JP 1993071375 U JP1993071375 U JP 1993071375U JP 7137593 U JP7137593 U JP 7137593U JP 2598287 Y2 JP2598287 Y2 JP 2598287Y2
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聡 坂本
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】指で弾いて遊ぶ弾き玩具に関す
る。
【0002】
【考案の背景】机の上や床で遊ぶ玩具としておはじきが
一般的に知られているが、自分の弾いた駒を相手の駒に
当てて弾き飛ばすことによってゲームを進行させるもの
であり、駒の動きも遊び方も単純であったため、テクニ
ックを必要とし、よりゲーム性の高い弾き玩具の開発が
望まれている。
【0003】
【考案の目的】本考案は上記背景の下に成立したもので
あって、テクニックを必要とし、遊びに変化があって、
ゲーム性を高めるとともに収集に値する趣味性の高い弾
き玩具を提供することを目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するため
に弾き玩具は以下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)玩具本体は盤状で、指で弾ける程度の大きさに形
成されていること (ロ)玩具本体は底部中央に凸部が設けられ、玩具本体
は該凸部を中心に揺動及び回転可能であること (ハ)玩具本体の上面には合成樹脂から成る人形が設け
られていること(ニ)上記玩具本体に上記人形を設けた状態で弾き玩具
が起立できるように、上記凸部は金属で形成されている
こと なお、前記玩具本体の上面には凹部が形成され、前
人形の脚部を上記凹部の内側に強制的に閉じられた状
態で係合可能に形成するとともに、玩具本体同士を衝突
させた時、その衝撃で上記人形が上記玩具本体から離脱
するようにしてもよい。
【0005】
【考案の作用】底部中央に凸部が設けられた盤状の玩具
本体を指で弾くと玩具本体は回転すると同時に揺動しな
がら他の玩具本体にぶつかる。弾く力をコントロールし
て他の玩具を弾き飛ばすことなく玩具本体の一部が他の
玩具体の下に潜り込むような状態で止まった場合は、玩
具本体の反対側の上面を上から指で弾くと玩具本体は跳
ね上がるように回動し、その反動で他の玩具体は上方へ
弾き飛ばされる。
【0006】なお、玩具本体の上面に凹部を形成し、こ
の凹部の内側に人形の脚部を強制的に閉じられた状態で
係合させた場合は、弾き玩具が他の弾き玩具にぶつかっ
た時、どちらかの人形は脚部の係合がはずれて玩具本体
から飛び跳ねるように離脱する。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施態様につい
て説明する。
【0008】図1(a)において符号1は弾き玩具を示
し、この弾き玩具1は玩具本体2と凸部3と人形4とで
構成され、この玩具本体2は鉄や真鋳などの金属部材や
プラスチックなどの合成樹脂製で、指で弾くことのでき
る牛乳瓶の蓋程度の大きさで略十字形、略丸形、略四角
形、略星形などに成形されている。
【0009】上記凸部3は上記玩具本体2の底部中央に
球面状に形成されている。この凸部3は金属製で合成樹
脂製の玩具本体2に固定されている。
【0010】上記人形4はプラスチックなどの合成樹脂
製で、適宜のデザインを施して成形され、上記弾き玩具
の上面にバランスが取れるように固定されている。
【0011】上記弾き玩具1は上記凸部3の頂点を中心
としてバランスが取れているので、この弾き玩具1を机
や床の平面上に載置した時、起き上がりこぼしのように
なり回転力を与えても転倒することはない。
【0012】弾き玩具1は上述のように構成されている
ので、複数の弾き玩具1を机や床の板面上に載置してお
いて、一つの弾き玩具1の玩具本体2を指で強く弾く
と、この弾き玩具1の底部には凸部3が形成されている
ので、この凸部3の頂点を中心に回転しながら上記板面
上を勢いよく滑り始める。上記玩具本体2の上面には人
形4が取着され重心が低い位置に設定されるため、弾き
玩具1は揺動しながら回転する。この状態で、他の弾き
玩具1にぶつかる際、強く弾くと他の弾き玩具1に強く
当たって他の弾き玩具1は水平方向に弾き飛ばされてし
まうが、弾く力や回転力をコントロールすることによっ
て、図1(b)に示すように他の弾き玩具1の玩具本体
2の下に一つの弾き玩具1の玩具本体2の端部2aが潜
り込んだ状態で停止させることができる。
【0013】この状態で図1(c)に示すように、一つ
の弾き玩具1の浮き上がった他の端部の上面を下方向に
強く指で強く弾くと凸部3を支点に弾き玩具1は矢印a
方向に回動する。この時、玩具本体2の一方の端部2a
は他の弾き玩具1を強く上方に跳ね上げるように作用す
るので、他の弾き玩具1は上方へ弾き飛ばされる。うま
く弾き飛ばすと、他の弾き玩具1は反転し倒れる。した
がって、上記弾き玩具1によれば、戦闘ゲームのような
立体的な遊びを楽しむことができる。
【0014】弾き玩具1は上述のように作動するので、
この弾き玩具1をゲームに使用すると、例えば、弾き飛
ばされた弾き玩具1が反転して人形4が倒れれば弾き飛
ばした遊び手の勝ちとなり、玩具本体2や人形4を相手
から獲得することができ、引き続きゲームを進行するこ
とができるが、倒すことができなければ次の遊び手にゲ
ームの主導権が移行するようにゲームの内容を設定して
もよい。
【0015】次に、図2(a)に示すように弾き玩具1
を玩具本体2と凸状部材5と人形4とで構成してもよ
い。上記玩具本体2の上面には第1の嵌合凹部6が形成
され、後述する人形4の脚部に形成された嵌合凸部7が
嵌合するように設けられるとともに、下面には第二の嵌
合凹部8が形成され凸状部材5が嵌合するように設けら
れている。
【0016】上記人形4はプラスチックなどの合成樹脂
製で、脚部の少なくとも一方の底部には嵌合凸部7が形
成され、上記玩具本体2の嵌合凹部6に着脱自在に設け
られている。
【0017】上記凸状部材5は金属部材で円柱状に成形
され、この凸状部材5の上面は平面状で、底部は中心か
ら周縁に向かってなだらかな曲線で球面状に形成されて
いる。
【0018】弾き玩具1は上述のように構成されている
ので図2(b)に示すように、人形4の脚部の嵌合凸部
7を玩具本体2の第一の凹部に嵌合し、人形4を玩具本
体2の上面に立ち上がったように固定するとともに、凸
状部材5の上面を玩具本体2の第二の嵌合凹部6に嵌合
させて組み立てる。この状態で弾き玩具1を床や机など
の板上に載置すると、凸状部材5が重りの役目をしてあ
たかも起き上がりこぼしのように板面上で人形4が玩具
本体2の上に立ち上がった状態で安定するとともに、玩
具本体2の下面は凸状部材5で板との間に空間が形成さ
れる。このようにして、複数の弾き玩具1を組み立てて
板面上に載置し上述の一体型の弾き玩具1と同様に遊ぶ
ことができる。
【0019】上記玩具本体2と人形4とは組み合わせを
変えて遊ぶこともできるし、人形4、玩具本体2をそれ
ぞれ収集して楽しむこともできる。また、図3、図4に
示すように、玩具本体2の第二の嵌合凹部8を上面まで
貫通し、第一の嵌合凹部6を係止片10に形成してもよ
い。この場合は凸状部材5の上面には上記係止片10に
係合する係合凹部5aを形成する。上記玩具本体2の周
縁には他の玩具本体2の下部に入り込みやすいように肉
薄部2cが形成されている。上述のように玩具本体2と
凸状部材5とを形成することにより弾き玩具1を組み立
てた時に玩具本体2と凸状部材5とを確実に固定するこ
とができる。また、玩具本体2の外観が複雑になり収集
するための付加価値が向上する。
【0020】さらに、図5(a)に示すように玩具本体
2の上面の周縁を壁状にして凹部11を形成し、弾性を
有する合成樹脂製の人形4の両足をつまんで強制的に閉
じるようにして凹部11の内側の壁面11aに両足を係
合させて玩具本体2の上面に立ち上がった状態にするよ
うにしてもよい。
【0021】上記玩具本体2の下面に形成された第二の
嵌合凹部6には凸状部材5が嵌合しているので弾き玩具
1を床や机などの板面上に載置すると、凸状部材5が重
りの役目をしてあたかも起き上がりこぼしのように板面
上で人形4が玩具本体2の上ち上がった状態となる。
【0022】弾き玩具1は上述のように構成されている
ので、図5(b)に示すように、複数の弾き玩具1を板
面上に載置し、対峙した一組の弾き玩具1の玩具本体2
を双方で同時に指で強く弾くと、この弾き玩具1の底部
には凸状部材5が取着されているのでこの凸状部材5を
中心に回転しながら板上を勢いよく滑る。上記玩具本体
2の上面には人形4が取着され、重心が低い位置に設定
されているため、弾き玩具1は、回転と同時に揺動も始
める。この状態で板面上を進み他の弾き玩具1に激突す
る。
【0023】相手の弾き玩具1にぶつかった時、当たっ
た衝撃で自分の人形4もしくは相手の人形4が玩具本体
2との係合状態が解除され、凹部11からはずれて人形
4を形成する弾性を有する合成樹脂の弾性力で上方に飛
び跳ねるように離脱する。双方で弾いてぶつけ合うこと
で、よりエキサイティングなゲームを楽しむことができ
る。
【0024】上述のように弾き玩具1は玩具本体2の底
部に凸部3を設けるとともに該玩具本体2の上面に人形
4を設けてあるので、玩具本体2を弾くことによって
部を他の弾き玩具1に回転しながら潜り込ませた後、玩
具本体2を上面から弾くことによって他の弾き玩具1を
ひっくり返したり、他の弾き玩具1に激しくぶつかるこ
とによって人形4を玩具本体2から飛び出させることが
できるので、一般的な弾き玩具とは異なって、ただ弾い
て当てるだけではなく動作の面でも視覚の面でも戦闘的
な弾き玩具1を提供できるので弾き玩具の遊びの範囲が
広げることができる。また、玩具本体2と人形4とは形
状を複雑にしたり人気のキャラクタを採用する等、視覚
的に付加価値を高めてあるので、収集する趣味を満足さ
せることができる。
【0025】
【効果】請求項1の考案によれば、玩具本体の底面に凸
部を設けるとともに上面には人形を設け、凸部を金属に
してあるので、静止状態では弾き玩具を板面上に起立さ
せることができる。そして、玩具本体を弾くことによっ
て端部を他の弾き玩具の下に潜り込ませた後、玩具本体
を上面から弾くことによって他の弾き玩具をひっくり返
すことができ、一般的な弾き玩具とは異なって、ただ弾
いて当てるだけではなく動作や視覚の面でも戦闘的な弾
き玩具を提供できるので遊びの幅を広げることができ
る。また視覚的にも付加価値を高めてあるので玩具本体
や人形を収集する楽しみも提供することができる。
【0026】請求項2の考案によれば、弾き玩具を弾い
て他の弾き玩具に激しくぶつけることによって玩具本体
上に設けた人形を玩具本体から飛び出させることがで
き、相手の弾き玩具を弾き飛ばすだけではなく、玩具本
体から人形が離脱する視覚的に面白い弾き玩具を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)は本考案の弾き玩具の構成
と作動態様を示す斜視図である。
【図2】(a)(b)は玩具本体と凸状部材と人形とを
組み合わせてなる弾き玩具の構成を示す斜視図である。
【図3】上記玩具本体と凸状部材との他の例を示す斜視
図である。
【図4】上記玩具本体と凸状部材との平面図とX−X線
上の断面図である。
【図5】(a)(b)は玩具本体に凹部を形成した他の
実施例である。
【符号の説明】
1 弾き玩具 2 玩具本体 3 凸部 4 人形 11 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/02 A63H 1/00 A63B 37/00 A63B 67/14

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする弾
    き玩具。 (イ)玩具本体は盤状で、指で弾ける程度の大きさに形
    成されていること (ロ)玩具本体は底部中央に凸部が設けられ、玩具本体
    は該凸部を中心に揺動及び回転可能であること (ハ)玩具本体の上面には合成樹脂から成る人形が設け
    られていること(ニ)上記玩具本体に上記人形を設けた状態で弾き玩具
    が起立できるように、上記凸部は金属で形成されている
    こと
  2. 【請求項2】前記玩具本体の上面には凹部が形成され、
    前記人形の脚部を上記凹部の内側に強制的に閉じられた
    状態で係合可能に形成するとともに、玩具本体同士を衝
    突させた時、その衝撃で上記人形が上記玩具本体から離
    脱する請求項1記載の弾き玩具。
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JPH0734889U JPH0734889U (ja) 1995-06-27
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WO2003028836A1 (fr) * 2001-09-28 2003-04-10 Konami Corporation Ensemble jeu de tir et jouet mobile correspondant utilisant une force exterieure comme source d'energie
JP5044716B1 (ja) * 2011-09-20 2012-10-10 株式会社バンダイ 対戦用走行玩具
JP5553871B2 (ja) * 2012-09-25 2014-07-16 株式会社バンダイ 対戦ゲーム用ゲームピースおよび対戦ゲームセット

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