JP3237295U - 建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム - Google Patents

建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム Download PDF

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Abstract

【課題】構造が合理的であり、昇降が便利であり、安全かつ信頼でき、良好な普及価値を有する建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームを提供する。【解決手段】建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームは、装置本体を備え、装置本体の頂部に安全天板が取り付けられ、装置本体の側面に安全ロッドが設けられ、装置本体内の鉛直方向に荷重柱が設けられ、荷重柱に第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置が取り付けられ、第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置は、固定フレームを介して建築物仕切りに固定され、第1高さ調整装置の上方は荷重柱上に移動装置が取り付けられ、移動装置に作業台が固定され、作業台の上表面に安全柵が固定され、安全柵の内枠に安全ネットが設けられ、安全柵の上方に支持フレームが固定され、支持フレームの横棒に安全リングが取り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、建築工学の技術分野に関し、特に建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームに関する。
高空作業の作業プラットフォームは、設備の設置や点検などの高空作業を行うために各業界で使用されている製品である。一般的な作業プラットフォームには、移動式作業プラットフォームと吊り下げ式鋼プラットフォームとの2種類があり、作業プラットフォームは、その許容荷重値や作業プラットフォーム上の人員と材料の総重量とを顕著に標識しなければならず、設計の許容荷重を超えることは禁止され、建築工事は本体工事と内外装工事との2段階に分けられ、そのうち外部工事は作業プラットフォームの使用を必要とする。
現在、既存の外部クライミング式建筑工事作業プラットフォームは、空中に吊り下げられた時に揺れやすく、使用が不便であり安全でないため、普及に不利である。また、架設式作業プラットフォームには、架設が不便という問題があり、大量の材料を消費する必要があり、高さにも制限がある。
そのため、建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームを設計し、従来技術に存在する技術的問題を解決する必要がある。
本考案は、従来技術に存在する技術的課題の少なくとも一部を解決しようとし、構造が合理的である建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームであって、支持ブラケットを吊り下げたり架設したりする必要がない新型作業プラットフォームであり、吊り下げ作業プラットフォームの不安定・不安全という欠点を回避すると共に、プラットフォームの架設費用を節約し、工事コストを縮減することができる建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームを提供することを目的とする。この作業プラットフォームは昇降が便利であり、安全かつ信頼でき、良好な普及価値を有する。
上記の技術的課題を解決するために、本考案により提供される建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームは、装置本体を備え、前記装置本体の頂部に安全天板が取り付けられ、前記装置本体の側面に安全ロッドが設けられ、前記装置本体内の鉛直方向に荷重柱が設けられ、前記荷重柱に第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置が取り付けられ、前記第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置は、固定フレームを介して建築物仕切りに固定され、前記第1高さ調整装置の上方は荷重柱上に移動装置が取り付けられ、前記移動装置に作業台が固定され、前記作業台の上表面に安全柵が固定され、前記安全柵の内枠に安全ネットが設けられ、前記安全柵の上方に支持フレームが固定され、前記支持フレームの横棒に安全リングが取り付けられている。
好ましい実施例として、前記第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置上の昇降装置は対に設けられ、隣接する昇降装置間は連結柱によって連結固定され、前記昇降装置は、歯車と、回動軸と、ハンドルとを備える。
好ましい実施例として、前記荷重柱の側面には歯とストッパ孔とが設けられ、前記歯とストッパ孔とが位置する面は互いに垂直である。
好ましい実施例として、前記荷重柱は第1高さ調整装置を貫通し、前記第1高さ調整装置の内部には、歯に咬合連結された歯車が設けられ、前記歯車の中間には回動軸が貫通され、前記回動軸は固定軸受によって固定され、前記回動軸の右側の先端にはハンドルが取り付けられている。
好ましい実施例として、前記第1高さ調整装置は、前記ストッパ孔内に設けられたストッパロッドが内部に可動的に取り付けられている。
好ましい実施例として、前記装置本体の高さは、少なくとも建築物本体の4階分の高さ以上である。
好ましい実施例として、前記作業台の高さは、移動装置によって鉛直方向に調整可能である。
好ましい実施例として、前記ストッパ孔は、荷重柱の長手方向に沿って等間隔に設けられている。
好ましい実施例として、前記ストッパロッドの外径は前記ストッパ孔の内径とマッチしている。
好ましい実施例として、隣接するストッパ孔間の距離が20mm~200mmである。
本考案が提供する建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームは、その構造が合理的であり、支持ブラケットを吊り下げたり架設したりする必要がない新型作業プラットフォームにより、吊り下げ作業プラットフォームの不安定・不安全という欠点を回避すると共に、プラットフォームの架設費用を節約し、工事コストを縮減することができる。また、この作業プラットフォームは昇降が便利であり、安全かつ信頼でき、良好な普及価値を有する。
以下、図面を参照し詳細な説明を行うことにより、本考案の上述した利点をより明確かつ理解しやすくなることを図り、これらの図面は単に概略的なものであり、本考案を限定するものではない。
本考案に係る建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームの概略図である。 図1に対応するクライミング式工事作業プラットフォームを別の角度から見た模式図である。 本考案に係る荷重柱の構造模式図である。 図3に対応する荷重柱を別の角度から見た模式図である。 本考案に係る高さ調整装置の模式図である。 本考案に係る荷重柱における昇降装置の模式図である。
図1~図6は、本願に係る建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームの関連する模式図であり、以下、具体的な実施例と図面を参照して、本考案について詳細に説明する。
本明細書に記載された実施例は、本考案の思想を説明するために用いられ、本考案の特定の具体的な実施形態であり、いずれも説明的かつ例示的なものであり、本考案の実施形態及び本考案の範囲に対する制限として解釈されるべきではない。本明細書に記載された実施例の他に、当業者は、本願の実用新案登録請求の範囲及び明細書に開示された内容に基づいて、本明細書に記載された実施例の任意の自明的な代替及び修正を行う技術方案を含む、自明的な他の技術方案を用いることもできる。
本明細書の添付図面は、本考案の思想を補助的に説明する概略図であり、各部分の形状及びその相互関係を概略的に示す。なお、本考案の実施例の各部品の構造を明確に表現するために、各図面間は同一の縮尺で描かれていないことに留意すべきである。同一の部分を同一の参照符号で表す。
本考案に係る建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームの構造模式図を図1及び図2に示す。建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームは、装置本体8を備え、前記装置本体8の頂部に安全天板7が取り付けられ、前記装置本体8の側面に安全ロッド3が設けられ、前記装置本体8内の鉛直方向に荷重柱5が設けられ、前記荷重柱5に第1高さ調整装置14、第2高さ調整装置15、及び第3高さ調整装置16が取り付けられている。
さらに、前記第1高さ調整装置14、第2高さ調整装置15及び第3高さ調整装置16は、固定フレーム4を介して建築物仕切り1に固定され、前記第1高さ調整装置14の上方は荷重柱5上に移動装置12が取り付けられ、前記移動装置12に作業台13が固定され、前記作業台13の上表面に安全柵10が固定され、前記安全柵10の内枠に安全ネット11が設けられ、前記安全柵10の上方に支持フレーム9が固定され、前記支持フレーム9の横棒に安全リング2が取り付けられている。
本考案の一実施例として、前記第1高さ調整装置14、第2高さ調整装置15、第3高さ調整装置16上の昇降装置は対に設けられ、隣接する昇降装置間は連結柱17によって連結固定されている。前記昇降装置は、図5及び図6に示すように、歯車23と、回動軸24と、ハンドル21とを備えている。
さらに、前記荷重柱5の側面には、図3に示す歯18と図4に示すストッパ孔19とが設けられ、前記歯18とストッパ孔19とが位置する面は互いに垂直である。前記ストッパ孔19は、荷重柱5の長手方向に沿って等間隔に設けられ、隣接するストッパ孔19間の距離は20mm~200mmである。
本考案の他の実施例として、前記荷重柱5は第1高さ調整装置14を貫通し、前記第1高さ調整装置14の内部には、歯18に咬合連結された歯車23が設けられ、前記歯車23の中間には回動軸24が貫通され、図6に示すように、前記回動軸24は固定軸受22によって固定され、前記回動軸24の右側の先端にはハンドル21が取り付けられている。
前記第1高さ調整装置14はストッパロッドが内部に可動的に取り付けられ、図5に示すように、前記ストッパロッド20は前記ストッパ孔19内に設けられている。前記ストッパロッド20の外径は、前記ストッパ孔19の内径とマッチしている。具体的には、ストッパロッド20の調整を容易にするように、ストッパロッド20の外径をストッパ孔19の内径よりも若干小さくする必要がある。
本考案の一実施例として、前記装置本体8の高さは、少なくとも建築物本体6の4階分の高さ以上である。前記作業台13の高さは、移動装置12によって鉛直方向に調整可能である。
以下に、本考案が提供する建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームの動作原理及び操作手順を簡単に説明する。
該装置本体8は、第1高さ調整装置14、第2高さ調整装置15及び第3高さ調整装置16が、それぞれ固定フレーム4を介して異なる建築物仕切り1に固定されることにより、建築物本体6にしっかりと固定することができ、作業者は作業台13上で安全かつ効率的に作業を行うことができる。
作業台13にとってより小さな高さ調整を必要とする場合には、移動装置12によって調整を行うことができ、また、より大きな高さ調整を必要とする場合には、まず、第1高さ調整装置14、第2高さ調整装置15及び第3高さ調整装置16内のストッパロッド20をストッパ孔19から抜き出して、歯車23を回転させることで、歯車23と歯18の作用により装置本体8を上昇させ、その後順次、第1高さ調整装置14、第2高さ調整装置15、第3高さ調整装置16をそれぞれ1階上昇させて固定フレーム4を介して固定し、その後、装置本体8と高さ調整装置との間をストッパロッド20で固定することで、装置本体8の安全性の向上を図ることができる。
従来技術の欠点及び不足に比べて、本考案により提供される建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォームは、その構造が合理的であり、支持ブラケットを吊り下げたり架設したりする必要がない新型作業プラットフォームであり、吊り下げ作業プラットフォームの不安定・不安全という欠点を回避すると共に、プラットフォームの架設費用を節約し、工事コストを縮減することができ、この作業プラットフォームは昇降が便利であり、安全かつ信頼でき、良好な普及価値を有する。
本考案は、上述の実施形態に限定されず、何人も本考案に示唆された他の様々な形態の製品を得ることができるが、その形状又は構造の如何なる変更にもかかわらず、本願と同一又は類似する技術方案を有するものは、いずれも本考案の保護範囲に含まれる。
1 建築物仕切り
2 安全リング
3 安全ロッド
4 固定フレーム
5 荷重柱
6 建築物本体
7 安全天板
8 装置本体
9 支持フレーム
10 安全柵
11 安全ネット
12 移動装置
13 作業台
14 第1高さ調整装置
15 第2高さ調整装置
16 第3高さ調整装置
17 連結柱
18 歯
19 ストッパ孔
20 ストッパロッド
21 ハンドル
22 固定軸受
23 歯車
24 回転軸

Claims (10)

  1. 装置本体を備え、前記装置本体の頂部に安全天板が取り付けられ、前記装置本体の側面に安全ロッドが設けられ、前記装置本体内の鉛直方向に荷重柱が設けられ、前記荷重柱に第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置が取り付けられ、前記第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置は、固定フレームを介して建築物仕切りに固定され、前記第1高さ調整装置の上方は荷重柱上に移動装置が取り付けられ、前記移動装置に作業台が固定され、前記作業台の上表面に安全柵が固定され、前記安全柵の内枠に安全ネットが設けられ、前記安全柵の上方に支持フレームが固定され、前記支持フレームの横棒に安全リングが取り付けられている、ことを特徴とする建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  2. 前記第1高さ調整装置、第2高さ調整装置及び第3高さ調整装置上の昇降装置は対に設けられ、隣接する昇降装置間は連結柱によって連結固定され、前記昇降装置は、歯車と、回動軸と、ハンドルとを備える、ことを特徴とする請求項1に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  3. 前記荷重柱の側面には歯とストッパ孔とが設けられ、前記歯とストッパ孔とが位置する面は互いに垂直である、ことを特徴とする請求項2に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  4. 前記荷重柱は第1高さ調整装置を貫通し、前記第1高さ調整装置の内部には、歯に咬合連結された歯車が設けられ、前記歯車の中間には回動軸が貫通され、前記回動軸は固定軸受によって固定され、前記回動軸の右側の先端にはハンドルが取り付けられている、ことを特徴とする請求項3に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  5. 前記第1高さ調整装置は、前記ストッパ孔内に設けられたストッパロッドが内部に可動的に取り付けられている、ことを特徴とする請求項4に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  6. 前記装置本体の高さは、少なくとも建築物本体の4階分の高さ以上である、ことを特徴とする請求項1に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  7. 前記作業台の高さは、移動装置によって鉛直方向に調整可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  8. 前記ストッパ孔は、荷重柱の長手方向に沿って等間隔に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  9. 前記ストッパロッドの外径は前記ストッパ孔の内径とマッチしている、ことを特徴とする請求項8に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
  10. 隣接するストッパ孔間の距離が20mm~200mmである、ことを特徴とする請求項8に記載の建築物外部のクライミング式工事作業プラットフォーム。
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