JP3237075U - 照明装置 - Google Patents
照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3237075U JP3237075U JP2022000378U JP2022000378U JP3237075U JP 3237075 U JP3237075 U JP 3237075U JP 2022000378 U JP2022000378 U JP 2022000378U JP 2022000378 U JP2022000378 U JP 2022000378U JP 3237075 U JP3237075 U JP 3237075U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting device
- cover
- base
- decorative cover
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【課題】照明装置を容易に天井に取り付けることができると共に外観上も違和感がなく、作動時に照明装置本体の揺れ止めを抑制する照明装置を提供する。【解決手段】中央部に配置される送風器2と、この送風器2の周囲に配置されるリング状の照明部1と、天井に取り付けられるベース部4と、を有する照明装置であって、ベース部4は、ベースカバー40と、このベースカバー40に固定される端子部5と、を備え、更に、ベースカバー40の周囲に設けられる化粧カバー6を備えた。ベースカバー40に雄ねじ部41が形成され、化粧カバー6に雄ねじ部41と螺合する雌ねじ部63が形成されている。【選択図】図6
Description
新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、中央部に配置される送風器と、この送風器の周囲に配置されるリング状の照明部と、天井に取り付けられるベース部と、を有する照明装置に関する。
かかる照明装置として、下記特許文献1に開示される照明装置(シーリングサーキュレーター)が公知である。照明装置を天井に取り付ける場合、天井にあらかじめ設置してある配線器具(引掛シーリング等)と照明装置側の端子を接続する必要がある。一般的には、照明装置の本体に対して着脱自在なアダプターを天井の配線器具に取り付け、その後、本体をアダプターに対して所定の順序で取り付けるようにしている。
かかる取り付け方法は、アダプターに対する照明装置本体の取り付け作業が面倒である。そこで、アダプターを照明装置に対して固定して一体となし、直接配線器具に照明装置を取り付けるという方法が考えられる。この場合、アダプターの少なくとも一部が露出した状態で照明装置が天井に取り付けられるので、見た目にも好ましくない状態になる。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、照明装置を容易に天井に取り付けることができると共に外観上も違和感のない照明装置を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係る照明装置は、
中央部に配置される送風器と、この送風器の周囲に配置されるリング状の照明部と、天井に取り付けられるベース部と、を有する照明装置であって、
前記ベース部は、ベースカバーと、このベースカバーに固定される端子部と、を備え、
更に、前記ベースカバーの周囲に設けられる化粧カバーを備えたことを特徴とするものである。
中央部に配置される送風器と、この送風器の周囲に配置されるリング状の照明部と、天井に取り付けられるベース部と、を有する照明装置であって、
前記ベース部は、ベースカバーと、このベースカバーに固定される端子部と、を備え、
更に、前記ベースカバーの周囲に設けられる化粧カバーを備えたことを特徴とするものである。
かかる構成による照明装置の作用・効果を説明する。照明装置は、ベース部が天井に取り付けられるが、端子部はベースカバーに固定されている。従って、照明装置を直接天井の配線器具に取り付けることができる。また、ベースカバーの周囲に化粧カバーが設けられるので、見た目の違和感のない照明装置とすることができる。
本考案に係る前記化粧カバーは、前記ベースカバーに対して着脱自在であることが好ましい。
本考案において、前記化粧カバーは筒状に形成されることが好ましい。
本考案において、前記ベースカバーに雄ねじ部が形成され、前記化粧カバーに前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されていることが好ましい。
本考案において、前記雄ねじ部の長さは、前記雌ねじ部の長さよりも短いことが好ましい。
本考案に係る前記化粧カバーは、雌ねじ部が形成された第1筒部と、前記第1筒部の上部に形成され前記第1筒部よりも大径の第2筒部と、前記第2筒部の上部に形成された天井当接部と、を有することが好ましい。
本考案に係る前記化粧カバーは、前記ベースカバーの上下の両方向に対して螺合状態が解除できるように構成されていることが好ましい。
本考案に係る照明装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る照明装置の平面図である。図2は、照明装置の側面図である。図3は、背面側から見た照明装置の外観斜視図である。図4は、照明装置の背面図である。図5は、図3において、化粧カバーを外した状態の外観斜視図である。
本考案に係る照明装置(シーリングサーキュレーター)は、正面視において中央部に配置される送風器2と、この送風器2の周囲に配置されるリング状の照明部1を備えている。この照明装置は、天井に取り付けられるベース部4を備えている。図6の縦断面図に示すように、送風器2は、送風羽根20と、駆動モータ21とを備え、前面に保護ガードとしてのスポーク22と中央に位置する円形のカバー部22aを備えている。送風器2の構成は周知であり、種々の変形例が考えられる。送風器2は、筐体23の内部に収容されている。
図2に示すように、送風器2の前面は、照明部1の前面よりも下方(床面側)に突出した状態である。また、送風器2の回転軸は垂直方向だけでなく傾斜した状態に変更することができる。これにより、部屋内の広い範囲にわたって送風することができる。傾斜駆動させるための傾斜駆動機構32が設けられている。送風器2が傾斜駆動できるように、照明部1の内壁と、送風器2の筐体23の外壁の間には所定の大きさの隙間が形成されている。傾斜駆動機構32については、特定の構造に限定されるものではなく、種々の構成例が考えられる。
照明部1は、透光性を有する照明カバー10と、発光素子としてのLEDが搭載されるLED基板12が多数配置され、このLED基板12が取り付けられる基体11とを有している。照明カバー10は、基体11に対して着脱自在に取り付けられる。LED基板12は、適宜の個数が搭載されており、各LED基板12には多数のLEDが配置されている。照明部1の構成は周知の構成を採用することができる。
図1等に示すように、基体11は、正面視でリング状に形成された部分を有する。基体11は、軽量化などを考慮して樹脂で形成されるが、金属で形成してもよい。図2等に示すように、基体11の背面側には、2カ所の腕部11aが一体形成されている。これにより、照明部1全体をベース部4に対して保持することができる。腕部11aは中空であり、その内部にLED基板12へ給電するための配線等が配置される。
図6に示すように、ベース部4は、腕部11aの上部に設けられる。また、腕部11aの下部には送風器支持部3が設けられている。送風器支持部3は、外観カバー30を有しており、その内部に傾斜駆動機構32が設けられている。図3に示すように水平軸31が設けられており、送風器2はこの水平軸31周りに傾斜移動することができる。外観カバー30は概ね筒状に形成されるが部分的に切欠部30aが設けられている。これにより、送風器2が傾斜移動できる空間を確保している。
図7は、ベース部4の部分拡大断面図である。ベース部4は、筒状に形成されたベースカバー40を備えており、その内部に電源回路や制御回路等が配置される。これら電源回路を介して、照明部1や送風器2等に対して給電が行われる。ベースカバー40の上端部には雄ねじ部41が形成され、上面壁42に端子部5が固定される。図4に示すように、上壁面42は、直線状(矩形状)に形成され、その両側に傾斜面44が形成されている。上壁面42は、両側の傾斜面44よりも高い位置になるように少し突出した形態で形成されている。
端子部5は周知の部品であり、上壁面42に形成された凹部43にはめ込まれるような形態で固定される。端子部5はケース部材50と金属製の接続端子51を備えている。ボルト70とナット71により端子部5はベースカバー40に固定される。図5に示すように、雄ねじ部41は、ベースカバー40の全周に形成されるのではなく、上面壁42が存在する箇所の円周部分と、傾斜面44が存在する部分の一部の円周部分に形成される。なお、雄ねじ部41をどのように形成するかは種々の変形例が考えられ、ベースカバー40の外周全域(360゜)にわたって形成するようにしてもよい。
ベースカバー40の外周には化粧カバー6が螺合される。化粧カバー6の斜視図を図8に示し、断面図を図9に示す。化粧カバー6は、筒状に形成され、雌ねじ部63が形成された第1筒部62と、第1筒部62の上部に形成された第2筒部61と、第2筒部61の上部に形成された天井当接部60が一体形成されている。第2筒部61の外径は第1筒部62の外径よりも大きい。天井当接部60はリング状の平板に形成され、第2筒部61の外径よりも大きな外径を有する。第2筒部61の外周にはローレット(縦方向の溝)が形成されており、化粧カバー6を手で回転させるときに滑らないようにスムーズに回転させることができる。
第1筒部62の内壁面に雌ねじ部63が形成される。図8に示すように、雌ねじ部63は内壁全周(360゜)に形成されるのではなく、部分的に雌ねじが形成されない箇所がある。なお、雌ねじ部63をどのように形成するかは種々の変形例が考えられる。本実施形態では、内周の2カ所に形成されているが、3カ所以上に分割して形成してもよいし、全周に形成してもよい。雌ねじ部63の長さは、雄ねじ部41の長さよりも長くなるように設定されている。
<照明装置の天井面への取り付け>
次に、照明装置を天井面に取り付けるときの作業を説明する。化粧カバー6は、照明装置の本体に対して着脱自在に取り付けることができる。化粧カバー6は、ベースカバー4の上面側から雄ねじ部41と雌ねじ部63を螺合させていくことでベースカバー4に結合していくことができる。化粧カバー6を回転していくと、化粧カバー6は徐々に下に下がっていき、雄ねじ部41と雌ねじ部63の螺合が解除される。そうすると、化粧カバー6はそのまま重力で下がり、図10に示すように、化粧カバー6の天井当接部60とベースカバー4の上壁面42に当接した状態になる。この状態で、端子部5は化粧カバー6よりも上面側に突出した状態である。また、第2筒部61は第1筒部61よりも大径であるので、雄ねじ部41との間には隙間ができている状態である。
次に、照明装置を天井面に取り付けるときの作業を説明する。化粧カバー6は、照明装置の本体に対して着脱自在に取り付けることができる。化粧カバー6は、ベースカバー4の上面側から雄ねじ部41と雌ねじ部63を螺合させていくことでベースカバー4に結合していくことができる。化粧カバー6を回転していくと、化粧カバー6は徐々に下に下がっていき、雄ねじ部41と雌ねじ部63の螺合が解除される。そうすると、化粧カバー6はそのまま重力で下がり、図10に示すように、化粧カバー6の天井当接部60とベースカバー4の上壁面42に当接した状態になる。この状態で、端子部5は化粧カバー6よりも上面側に突出した状態である。また、第2筒部61は第1筒部61よりも大径であるので、雄ねじ部41との間には隙間ができている状態である。
次に、図7に示すように、照明装置を天井に取り付ける。天井面Bに予め設置されている配線器具Aに対して端子部5を連結させる。配線器具Aは周知の構成であり、この配線器具Aと端子部5及びその接続端子51が機械的に連結される。この状態では、化粧カバー6と天井面Bの間に隙間が形成されている。そこで、雄ねじ部41と雌ねじ部63を螺合させ、化粧カバー6を回転させると化粧カバー6は上方に移動していく。図7は、化粧カバー6を移動させていく途中を示している。
化粧カバー6を回転させていくと、天井当接部60が天井面Bに当接する。この状態を図11に示す。これにより、照明装置の取り付けが完了する。照明装置の送風器2を作動させると、照明装置自体に揺れが生じて安定性の面で支障が生じることが考えられるが、化粧カバー6を設けて天井面Bの間で突っ張らせることで、送風器2を作動させた場合であっても、安定した取り付け状態を維持することができる。
また、化粧カバー6を設けることで、端子部5や配線器具Aを隠すことができ、外観見栄えも向上する。化粧カバー6は、ベースカバー4の上下の両方向に対して螺合状態が解除される。これにより、照明装置の天井面への取り付け作業が行いやすくなる。
<別実施形態>
本実施形態では送風器2は傾斜駆動できる構成であったが、送風羽根20の回転軸が垂直に固定されたものであってもよい。また、駆動傾斜機構は、送風器2を手動で傾斜させるものでもよいし、リモコンの指令に基づきモーターにより自動で駆動するものでもよい。なお、送風器2を手動で傾斜させる場合は、モーター等が不要になるなど機構が簡素化するので、送風器2の前面の下方への突出量は少なくなる、あるいは、突出しなくなる。
本実施形態では送風器2は傾斜駆動できる構成であったが、送風羽根20の回転軸が垂直に固定されたものであってもよい。また、駆動傾斜機構は、送風器2を手動で傾斜させるものでもよいし、リモコンの指令に基づきモーターにより自動で駆動するものでもよい。なお、送風器2を手動で傾斜させる場合は、モーター等が不要になるなど機構が簡素化するので、送風器2の前面の下方への突出量は少なくなる、あるいは、突出しなくなる。
A 配線器具
B 天井面
1 照明部
2 送風器
3 送風器支持部
30 外観カバー
4 ベース部
40 ベースカバー
41 雄ねじ部
42 上壁面
43 傾斜面
5 端子部
6 化粧カバー
60 天井当接部
61 第2筒部
62 第1筒部
63 雌ねじ部
B 天井面
1 照明部
2 送風器
3 送風器支持部
30 外観カバー
4 ベース部
40 ベースカバー
41 雄ねじ部
42 上壁面
43 傾斜面
5 端子部
6 化粧カバー
60 天井当接部
61 第2筒部
62 第1筒部
63 雌ねじ部
Claims (7)
- 中央部に配置される送風器と、この送風器の周囲に配置されるリング状の照明部と、天井に取り付けられるベース部と、を有する照明装置であって、
前記ベース部は、ベースカバーと、このベースカバーに固定される端子部と、を備え、
更に、前記ベースカバーの周囲に設けられる化粧カバーを備えたことを特徴とする照明装置。 - 前記化粧カバーは、前記ベースカバーに対して着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記化粧カバーは筒状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
- 前記ベースカバーに雄ねじ部が形成され、前記化粧カバーに前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記雄ねじ部の長さは、前記雌ねじ部の長さよりも短いことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
- 前記化粧カバーは、前記雌ねじ部が形成された第1筒部と、前記第1筒部の上部に形成され前記第1筒部よりも大径の第2筒部と、前記第2筒部の上部に形成された天井当接部と、を有することを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
- 前記化粧カバーは、前記ベースカバーの上下の両方向に対して螺合状態が解除できるように構成されていることを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000378U JP3237075U (ja) | 2022-02-09 | 2022-02-09 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000378U JP3237075U (ja) | 2022-02-09 | 2022-02-09 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3237075U true JP3237075U (ja) | 2022-04-08 |
Family
ID=80948494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022000378U Active JP3237075U (ja) | 2022-02-09 | 2022-02-09 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237075U (ja) |
-
2022
- 2022-02-09 JP JP2022000378U patent/JP3237075U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI686567B (zh) | 模組化發光設備 | |
US20040223320A1 (en) | Nicheless pool light system | |
CA2930954C (en) | Rotatable and tiltable luminaire | |
KR20170000589A (ko) | 용이한 설치 및 고정이 가능한 엘이디 경관 조명장치 | |
WO2015185881A1 (en) | Lighting unit | |
JP3237075U (ja) | 照明装置 | |
US20240027059A1 (en) | Sloped ceiling adjustable light fixture | |
US20230051946A1 (en) | Modular, Recessed Lighting System | |
CN110645512A (zh) | 一种发光天花板 | |
CN213272152U (zh) | 等离子led灯 | |
JP4491327B2 (ja) | 照明器具 | |
EP3919812A1 (en) | Ball joint | |
JP3159960U (ja) | 照明具 | |
JP2016058171A (ja) | Led照明器具 | |
JP2005183035A (ja) | 照明器具 | |
KR200322848Y1 (ko) | 엘이디모듈을 이용한 등기구 | |
JP2018037375A (ja) | 照明装置 | |
KR200316325Y1 (ko) | 매입형 조명기구 | |
KR100574431B1 (ko) | 천정등의 보조 조명장치 | |
CN221172110U (zh) | 一种可快速拆装的智慧照明灯具 | |
US11598502B1 (en) | Lamp platform assembly | |
CN213930570U (zh) | 固定式灯具 | |
CN219912774U (zh) | 一种灯具及其应用的灯体 | |
JP3204152U (ja) | 照明機構及び同機構を用いたスカート状シェードを持つペンダント灯 | |
JP2008204697A (ja) | 照明器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20220307 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3237075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |