JP3237022U - 店員呼出システムの卓上送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来通りの操作性を損なわないようにした上で、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うこともできる店員呼出システムの卓上送信機を提供する。【解決手段】店員呼出システムの卓上送信機20は、操作スイッチ21と、操作スイッチ21近傍の機器カバーの内側に設置された静電容量検出用の電極24と、電極24に接続されて、操作者が操作スイッチ21に手指を近づけることにより、その周囲の静電容量の変化を検知する静電容量変化検知部41Aと、操作者が操作スイッチ21の所定距離内まで手指を近づけた状態であることを判定する検知中判定部と、検知中と判定された状態が閾値時間だけ経過したか否かを判定する閾値時間経過判定部とを備え、操作者が操作スイッチ21を直接操作しなくとも、検知中の状態が閾値時間だけ経過したと判定された場合に、呼出無線信号を送信する。【選択図】図3

Description

本考案は、飲食店等の店舗において、座席の卓上等に設置されて、来客者が注文等のために接客店員を呼び出す際に操作することにより、呼出無線信号を受信機に向けて送信する無線送信機能を備えた店員呼出システムの卓上送信機に関する。
ファミリーレストランやその他の比較的規模の大きい飲食店等の店舗においては、従来より、周知の店員呼出システムが多く用いられている。このような店員呼出システムとしては、例えば、特許文献1の第1図に記載のシステム(標識表示装置)や、特許文献2の図1及び図2に記載のシステム(オーダー管理システム(情報管理システム))が挙げられる。
特許文献1及び2に示すように、これらのシステムでは、レストランの各テーブル上など、座席の卓上等に設置されて、来客者が注文等のために接客店員を呼び出す際に操作することにより、呼出無線信号を送信する無線送信機能を備えた複数の卓上送信機(特許文献1では客用信号発生器11、特許文献2では連絡機4)と、店舗内の店員からよく見える位置に設置されて、各卓上送信機からの呼出無線信号を受信して、各テーブルの番号等に対応した数字を表示枠に表示する受信表示機(特許文献1では標識表示体23、特許文献2では枠表示機1)とを備えるほか、店舗の調理場内等に設置されて、店員の操作によって、受信表示機の表示枠に表示された数字を消去するための無線信号を送信する表示消去機(特許文献1では店員用信号発生器23、特許文献2では枠消機3)などを備えている。
特開昭60-207190号公報 特開2016-91416号公報
ところで、このような店員呼出システムに用いられる従来の卓上送信機は、機器カバーの上面又は前面に配置された押ボタン式の操作スイッチを、来客者である操作者が手指で直接触って操作することで、呼出無線信号を送信する方式であった。
しかしながら、昨今のコロナ禍の情勢においては、衛生面の上で、不特定多数の来客者が操作スイッチを直接触って操作する従来の方式が敬遠され、手指をかざすなどして、非接触で呼出無線信号の送信操作を行いたいという市場の動向がある。
また、その一方で、操作性を考慮して、従来通り、操作スイッチを直接触って操作することでも、呼出無線信号の送信操作が行えるようにしたいという要望もある。
本考案の目的は、前記課題を解決するもので、従来通りの操作性を損なわないようにした上で、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うこともできる店員呼出システムの卓上送信機を提供することにある。
前記課題を解決するための本考案の一態様は、飲食店等の店舗において、座席の卓上等に設置されて、来客者が注文等のために接客店員を呼び出す際に操作することにより、呼出無線信号を受信機に向けて送信する無線送信機能を備えた店員呼出システムの卓上送信機であって、該送信機を覆う機器カバーの上面又は前面に配置されて、前記来客者である操作者が手指で直接操作可能なように設置された操作スイッチと、該操作スイッチ近傍の前記機器カバーの内側に設置された静電容量検出用の電極と、該電極に接続されて、前記操作者が前記操作スイッチに手指を近づけることにより、その周囲の静電容量の変化を検知する静電容量変化検知部と、前記静電容量変化検知部で検知した静電容量の変化により、前記操作者が前記操作スイッチの所定距離内まで手指を近づけた状態であることを判定する検知中判定部と、前記検知中判定部で検知中と判定された状態が予め定めた閾値時間だけ連続又は間欠で経過したか否かを判定する閾値時間経過判定部とを備え、前記操作者が前記操作スイッチを直接操作しなくとも、前記操作者が前記操作スイッチに手指を近づけることにより、前記閾値時間経過判定部で検知中の状態が閾値時間だけ経過したと判定された場合に、前記呼出無線信号を送信するように構成された店員呼出システムの卓上送信機である。
この店員呼出システムの卓上送信機は、従来の卓上送信機と同様に、機器カバーの上面又は前面に配置されて、操作者が手指で直接操作可能なように設置された操作スイッチを備えている。そして、この卓上送信機は、非接触での操作を実現するために、操作スイッチ近傍の機器カバーの内側に設置された静電容量検出用の電極と、この電極に接続された静電容量変化検知部とを備えている。静電容量変化検知部は、操作者が操作スイッチに手指を近づけることにより、その周囲の静電容量の変化を検知する。
操作者が操作スイッチ(及びその近傍に設けられた電極)に手指を近づけることによって、電極周囲の誘電体の材質または状態が変化し、その結果、電極の静電容量が変化することは、既知の技術として知られており、電極を非接触スイッチの専用コントローラICや非接触スイッチのコントロール機能を内蔵したマイクロプロセッサなどに接続し、処理することで、静電容量変化検知部をなす静電容量型の非接触スイッチを実現することができる。
また、この卓上送信機では、上述の静電容量変化検知部に加えて、検知中判定部と閾値時間経過判定部とを備えている。非接触スイッチの専用コントローラICを用いた場合、検知中判定部は、この専用コントローラICで実現することもできるが、閾値時間経過判定部については、専用コントローラICとは別のマイクロプロセッサのプログラムで実現することになる。また、卓上送信機のその他の処理を行うためにも、マイクロプロセッサが必要となる。このため、非接触スイッチの専用コントローラICを用いた場合は、マイクロプロセッサとの2チップ構成となるが、非接触スイッチのコントロール機能を内蔵したマイクロプロセッサを用いた場合は、1チップ構成となる。
検知中判定部は、静電容量変化検知部で検知した静電容量の変化により、操作者が操作スイッチの所定距離内まで手指を近づけた状態であることを判定する。
閾値時間経過判定部は、検知中判定部で検知中と判定された状態が予め定めた閾値時間だけ連続又は間欠で経過したか否かを判定する。
検知中判定部で、操作者が操作スイッチにどれだけ手指を近づけた時に検知中であるとみなすかの所定距離については、近すぎる距離でも離れすぎた距離でも、扱いにくくなってしまうため、例えば、20mm以内~30mm以内の距離で検知中と判定されるように調整しておくのが良く、設定スイッチや可変抵抗などの設定により、反応距離(感度)を調整できるようにしても良い。
また、閾値時間経過判定部で、検知中と判定された状態が連続又は間欠でどれだけ経過したかを判定する閾値時間についても、短すぎたり長すぎたりすると扱いにくいため、例えば、設定スイッチなどにより、1秒~2.5秒程度の範囲で調整できるようにしておくと良い。
そして、この卓上送信機では、操作者が操作スイッチを直接操作しなくとも、操作者が操作スイッチに手指を近づけることにより、閾値時間経過判定部で検知中の状態が閾値時間だけ経過したと判定された場合に、呼出無線信号を送信するように構成されている。
これにより、この卓上送信機では、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うこともできる。
但し、この卓上送信機では、従来通り、操作者が手指で直接操作可能な操作スイッチも備えているので、操作者が操作スイッチを直接操作した場合は、閾値時間経過判定部で検知中の状態が閾値時間だけ経過したか否かにかかわらず、操作スイッチの操作を検知した時点で呼出無線信号を送信することができる。このため、この卓上送信機では、従来の操作性を損なうこともない。
これにより、卓上送信機では、従来通りの操作性を損なわずに、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うことができる。
また、上述の店員呼出システムの卓上送信機であって、前記機器カバーの見えやすい位置に配置されて、前記検知中判定部で検知中と判定された場合に、検知中であることを前記操作者にLEDランプの点灯又は点滅等の表示によって知らせる検知中表示部を備えた店員呼出システムの卓上送信機とすると良い。
この店員呼出システムの卓上送信機では、検知中表示部を備えており、検知中であることを操作者にLEDランプの点灯又は点滅等の表示によって知らせるようになっている。このため、操作者が操作スイッチに手指を近づけることにより、操作者が検知中になったことを把握した上で、操作スイッチに手指を近づけた状態を閾値時間が経過するまで継続すれば良いので、呼出無線信号を実際に送信するか否かを、操作者が自由にコントロールすることができる。また、操作者が卓上送信機の操作スイッチに誤って手指を近づけるなどしても、呼出無線信号が送信される前に、操作者が検知中であることに気が付くことが出来るので、操作者が意図しないところで、呼出無線信号が送信されてしまうことを防ぐこともできる。
なお、検知中表示部は、LEDランプが点灯又は点滅するものに限られず、例えば、7セグメントLEDや液晶パネルによる文字や図形の表示等であっても良い。
本考案によれば、従来通りの操作性を損なわずに、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うことができる店員呼出システムの卓上送信機を実現することができる。
実施形態に係る店員呼出システムの全体の構成を示す説明図。 実施形態に係る店員呼出システムの卓上送信機の外観図。 実施形態に係る店員呼出システムの卓上送信機の第1の構成を示す説明図。 実施形態に係る店員呼出システムの卓上送信機の第2の構成を示す説明図。 実施形態に係る店員呼出システムの卓上送信機の呼出無線信号の送信処理までの処理を示すフローチャート。
以下、本考案を具体化した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る店員呼出システム1の全体の構成を示す説明図である。まず、この図1を参照しつつ、店員呼出システム1の構成について説明する。
図1に示すように、店員呼出システム1は、受信表示機10と、複数の卓上送信機20(20-a、20-b、…、20-n)と、表示消去機30とによって構成されている。
受信表示機10は、レストランその他の飲食店等の店舗内の店員からよく見える位置に設置される。卓上送信機20(20-a、20-b、…、20-n)は、操作スイッチ21(21-a、21-b、…、21-n)を備え、レストランの各テーブル上など、座席の卓上等に設置されて、来客者が注文等のために接客店員を呼び出す際に操作される。表示消去機30は、店員が操作するために、店舗の調理場内等に設置される。
また、これらの各機器は、互いが無線通信によって接続されており、各卓上送信機20と表示消去機30は、それぞれ無線送信機能を備え、受信表示機10は、これらの無線信号を受信する受信機となっている。
来客者である操作者が各卓上送信機20を操作すると、各卓上送信機20に対応した呼出無線信号が送信される。そして、受信表示機10は、この呼出無線信号を受信する。
受信表示機10は、2桁の数字を表示可能な複数の表示枠(本例では、11a~11eの5枠)を備えており、この表示枠11a~11eには、各卓上送信機20の操作の優先順位に応じて、各卓上送信機20に対応した数字、即ち、各テーブルの番号等に対応した数字が表示される。また、受信表示機10は、受信用アンテナ12を備えており、この受信用アンテナは、外付けの場合もあれば、機器に内蔵されている場合もある。
なお、卓上送信機20と表示消去機30は、送信用アンテナを備えるが、これらの機器のアンテナは、各機器に内蔵されている。
表示消去機30は、受信表示機10の各表示枠11a~11eに対応した枠消去ボタン31a~31eを備えており、店員が接客を終えて、受信表示機10の表示が不要になった際に、店員が各表示枠11a~11eに対応した枠消去ボタン31a~31eを操作する。すると、表示消去機30からは、受信表示機10の表示枠11a~11eに表示された数字を消去するための各表示枠11a~11eに対応した無線信号が送信される。そして、受信表示機10が、この無線信号を受信すると、対応する表示枠11a~11eの表示が消去されるようになっている。
次いで、図2~図4を参照しつつ、本実施形態に係る卓上送信機20について、詳しく説明する。
図2は、本実施形態に係る卓上送信機20の外観図である。この図2に示すように、本実施形態の卓上送信機20は、機器カバー23に覆われた箱型の形状をなし、機器カバー23の上面の中央部には、操作者が手指で直接操作可能なように配置された操作スイッチ21を備えている。また、同じく機器カバー23の上面の見えやすい位置には、後述する検知中表示部をなすLED表示ランプ22が配置されている。
また、図3及び図4は、本実施形態に係る卓上送信機20の構成を示す説明図である。
図3に示す第1の構成の卓上送信機20(20A)では、非接触スイッチコントローラ41Aを内蔵したマイクロプロセッサ40Aを用いた1チップの構成となっている。
一方、図4に示す第2の構成の卓上送信機20(20B)では、マイクロプロセッサ40Bと、これとは別の非接触スイッチコントローラIC41Bとを用いた2チップの構成となっている。
両者の違いは、このチップ構成のみであり、その他の構成については、同一となっているため、以下では、両者を一緒に説明する。
本実施形態の卓上送信機20(20A,20B)では、マイクロプロセッサ40A,40Bに接続された前述の操作スイッチ21に加えて、マイクロプロセッサ40Aの非接触スイッチコントローラ41A又は非接触スイッチコントローラIC41Bに接続された静電容量検出用の電極24を備えている。
この電極24は、図2における操作スイッチ21の近傍の機器カバー23の内側、具体的には、機器カバー23の上面部の裏面に配置されている。そして、この電極24とマイクロプロセッサ40Aの非接触スイッチコントローラ41A又は非接触スイッチコントローラIC41Bによって、静電容量型の非接触スイッチが実現されており、これらは、操作者が操作スイッチ21(及びその近傍に設けられた電極24)に手指を近づけることにより、その周囲の静電容量の変化を検知する静電容量変化検知部となっている。
また、この他に、卓上送信機20(20A,20B)は、前述のLED表示ランプ22のほか、送信部RFユニット25、ブザー26、及び、ロータリースイッチやディップスイッチからなる設定スイッチ27を備え、これらは、いずれもマイクロプロセッサ40A,40Bに接続されている。
送信部RFユニット25は、呼出無線信号の無線送信を行うユニットであり、この送信部RFユニット25には、機器カバー23内に内蔵された送信用アンテナ28が接続されている。
ブザー26は、操作が受け付けられて呼出無線信号の送信が行われる際に、操作者に対する合図として、ブザー音を鳴動させるためのものである。
設定スイッチ27は、送信番号の設定や各種機能選択の設定を行うためのものである。
また、卓上送信機20(20A,20B)は、上記の各部を動作させるための乾電池等による電源29を備えている。
次いで、図5のフローチャートを参照しつつ、本実施形態に係る卓上送信機20の呼出無線信号の送信処理までの処理について説明する。この図5のフローチャートは、図3及び図4の卓上送信機20(20A,20B)のマイクロプロセッサ40A,40Bが実行する制御プログラムの処理内容の一部を示すものである。
図5に示すように、卓上送信機20の呼出無線信号の送信処理までの処理が開始されると、まず、ステップS1で、操作スイッチ21のマイクロプロセッサ40A,40Bへの入力信号に基づいて、操作スイッチ21が操作者によって直接操作されたか否かが判定される。操作スイッチ21が直接操作された場合(Yes)は、ステップS5へ進み、ブザー26により、ブザー音を鳴動させる。このブザー音は、操作が受け付けられて呼出無線信号の送信が行われる際の操作者に対する合図となる。
そして、続くステップS6で、送信部RFユニット25を介して、呼出無線信号の送信処理が実際に行われる。
これに対し、ステップS1で、操作スイッチ21の操作が行われていない場合(No)は、ステップS2に進む。
ステップS2では、マイクロプロセッサ40Aの非接触スイッチコントローラ41A又は非接触スイッチコントローラIC41Bによって処理された非接触スイッチの入力に基づいて、非接触スイッチの入力が検知中であるか否かを判定する。非接触スイッチが検知中となるのは、操作者が操作スイッチ21(及びその近傍に設けられた電極24)の所定範囲内まで手指を近づけた状態になった時であり、その反応距離は、例えば、20mm以内~30mm以内の距離にあらかじめ調整されている。また、この反応距離は、設定スイッチ27の一部の設定を変更することで、調整可能になっている。
ステップS2で、非接触スイッチの入力が検知中となった場合(Yes)は、ステップS3に進み、LED表示ランプ22を点滅させる。このLED表示ランプ22の点滅は、検知中であることを操作者に表示によって知らせるための検知中表示部をなしている。
一方、ステップS2で、非接触スイッチの入力が検知中でない場合(No)は、ステップS1に戻り、ステップS1からの処理を繰り返す。
さらに、ステップS3に続くステップS4では、ステップS2で検知中と判定された状態が予め定めた閾値時間だけ連続又は間欠で経過したか否かを判定する。なお、閾値時間は、設定スイッチ27の一部の設定を変更することで、例えば、1秒~2.5秒の範囲で調整可能になっている。
このステップS4で、閾値時間が経過していないと判定された場合(No)は、ステップS1に戻って、ステップS1からの処理を繰り返し、閾値時間が経過するのを待つ。
一方、ステップS4で、閾値時間が経過したと判定された場合(Yes)は、ステップS5に進み、ステップS1で、操作スイッチ21が直接操作された場合と同様に、非接触による操作が受け付けられて呼出無線信号の送信が行われる際の操作者に対する合図として、ブザー26により、ブザー音を鳴動させる。
また、これと同様に、ステップS5に続くステップS6では、送信部RFユニット25を介して、呼出無線信号の送信処理が実際に行われる。
つまり、ステップS5及びステップS6の処理は、操作スイッチ21が直接操作された場合も、非接触による操作が受け付けられた場合も同じである。そして、これにより、卓上送信機20の呼出無線信号の送信処理までの処理が終了する。
この店員呼出システム1の卓上送信機20では、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うができるほか、操作者が手指で直接操作可能な操作スイッチ21も備えているので、従来の操作性を損なうこともない。
これにより、卓上送信機では、従来通りの操作性を損なわずに、非接触で呼出無線信号の送信操作を行うことができる。
また、この店員呼出システム1の卓上送信機20では、検知中であることを操作者にLED表示ランプ22の点滅で知らせるようになっている。このため、操作者が検知中になったことを把握した上で、操作スイッチ21に手指を近づけた状態を閾値時間が経過するまで継続すれば良いので、呼出無線信号を実際に送信するか否かを、操作者が自由にコントロールすることができる。また、操作者が卓上送信機20の操作スイッチ21に誤って手指を近づけるなどしても、呼出無線信号が送信される前に、操作者が検知中であることに気が付くことが出来るので、操作者が意図しないところで、呼出無線信号が送信されてしまうことを防ぐこともできる。
以上により、本考案の店員呼出システム及び卓上送信機を実施形態に即して説明した。
本実施形態では、店員呼出システム1のうち、受信表示機10が本考案の受信機に相当する。また、卓上送信機20(20A,20B)の送信部RFユニット25、及び、マイクロプロセッサ40A,40Bが実行するステップS6が本考案の無線送信機能に相当する。
また、本実施形態では、卓上送信機20(20A,20B)のうち、電極24に接続されたマイクロプロセッサ40Aの非接触スイッチコントローラ41A又は非接触スイッチコントローラIC41Bが本考案の静電容量変化検知部に相当し、これらで、静電容量型の非接触スイッチを実現している。
また、本実施形態では、マイクロプロセッサ40A,40Bが実行するステップS2が本考案の検知中判定部に相当する。また、マイクロプロセッサ40A,40Bが実行するステップS4が本考案の閾値時間経過判定部に相当する。
また、本実施形態では、LED表示ランプ22の点滅が本考案のLEDランプの点灯又は点滅等に相当し、このLED表示ランプ22、及び、マイクロプロセッサ40A,40Bが実行するステップS3が本考案の検知中表示部に相当する。
以上において、本考案を実施形態に即して説明したが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施形態では、卓上送信機20が図2に示す箱型の形状をなしており、操作スイッチ21が機器カバー23の上面の中央部に配置されていたが、卓上送信機の形状等は、これに限られず、卓上送信機が壁掛け型で、操作スイッチが機器カバーの前面に配置されているものに、本考案を適用しても良い。
また、実施形態では、卓上送信機20のLED表示ランプ22の点滅が検知中表示部をなしていたが、検知中表示部はこれに限られず、LEDランプが点灯又は点滅するもののほか、7セグメントLEDや液晶パネルによる文字や図形の表示等を検知中表示部としても良い。
1 店員呼出システム
10 受信表示機(受信機)
11a~11e 表示枠
12 受信用アンテナ
30 表示消去機
31a~31e 枠消去ボタン
20(20-a、20-b、…、20-n、20A,20B) 卓上送信機
21(21-a、21-b、…、21-n) 操作スイッチ
22 LED表示ランプ(LEDランプ、検知中表示部)
23 機器カバー
24 電極
25 送信部RFユニット(無線送信機能)
26 ブザー
27 設定スイッチ
28 送信用アンテナ
29 電源
40A,40B マイクロプロセッサ
41A マイクロプロセッサに内蔵の非接触スイッチコントローラ(静電容量変化検知部)
41B 非接触スイッチコントローラIC(静電容量変化検知部)
S2 検知中判定部
S3 検知中表示部
S4 閾値時間経過判定部
S6 無線送信機能

Claims (2)

  1. 飲食店等の店舗において、座席の卓上等に設置されて、来客者が注文等のために接客店員を呼び出す際に操作することにより、呼出無線信号を受信機に向けて送信する無線送信機能を備えた店員呼出システムの卓上送信機であって、
    該送信機を覆う機器カバーの上面又は前面に配置されて、前記来客者である操作者が手指で直接操作可能なように設置された操作スイッチと、
    該操作スイッチ近傍の前記機器カバーの内側に設置された静電容量検出用の電極と、
    該電極に接続されて、前記操作者が前記操作スイッチに手指を近づけることにより、その周囲の静電容量の変化を検知する静電容量変化検知部と、
    前記静電容量変化検知部で検知した静電容量の変化により、前記操作者が前記操作スイッチの所定距離内まで手指を近づけた状態であることを判定する検知中判定部と、
    前記検知中判定部で検知中と判定された状態が予め定めた閾値時間だけ連続又は間欠で経過したか否かを判定する閾値時間経過判定部とを備え、
    前記操作者が前記操作スイッチを直接操作しなくとも、前記操作者が前記操作スイッチに手指を近づけることにより、前記閾値時間経過判定部で検知中の状態が閾値時間だけ経過したと判定された場合に、前記呼出無線信号を送信するように構成された
    店員呼出システムの卓上送信機。
  2. 請求項1に記載の店員呼出システムの卓上送信機であって、
    前記機器カバーの見えやすい位置に配置されて、前記検知中判定部で検知中と判定された場合に、検知中であることを前記操作者にLEDランプの点灯又は点滅等の表示によって知らせる検知中表示部を備えた
    店員呼出システムの卓上送信機。
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