JP3236808U - 自動電圧調整器 - Google Patents

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勇太 尾本
進吾 片桐
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Abstract

【課題】制御部内の機器に故障が発生した場合、架台上で故障機器の交換作業を行うことができる自動電圧調整器を提供する。【解決手段】自動電圧調整器を構成する制御部1の開閉扉3を、中央観音開き構造の開閉扉3とすることにより、架台上で開閉扉3を開放しても、開閉扉3が架台の外周を構成する手すり部と干渉することを回避可能にした。【選択図】図1

Description

本発明は、電柱上に設置される自動電圧調整器に関し、当該自動電圧調整器を載置する架台と自動電圧調整器を構成する制御部の開閉扉が干渉することを防止できる構造に関するものである。
電柱上には、電柱に金属製の固定具を介して取り付けられ、一般家庭などへ電力を供給する柱上変圧器のほか、柱上変圧器のタップで対応できない電圧変動を補償する自動電圧調整器が存在する。
当該自動電圧調整器は、変電所から遠ざかるにつれ、電線路の電気抵抗によって低下してしまった電圧を再度上昇させるもので、郊外に多く見られる。
当該自動電圧調整器には、機械接点式のタップ切換によって電圧調整を行なうSVRや、サイリスタを用いて高速かつ多頻度でタップ切換を行って電圧調整を行うTVRが存在する。これら自動電圧調整器は、前述した柱上変圧器よりも大型であるため複数本の電柱によって支持される(下記非特許文献1参照)。
愛知電機株式会社カタログ(TVR:2016年11月作成)[平成30年5月18日検索]インターネット<URL:http://www.aichidenki.jp/products/catalog_pdf/tvr.pdf>
上記非特許文献1には、二本の電柱間に設置した架台上に載置されたTVRが掲載されている。
このような電柱間の架台は、自動電圧調整器を載置する際などに作業者が架台上から転落することを防止する目的で、その外周に手すり部が設けられることがある。
図4は、電柱上に設置される架台101と、該架台101上に載置されるTVR102を示す上面図である。図4に示すように、架台101は二本の電柱103a,103b間に設置されており、104は架台101の外周に取り付けられた手すり部である。
TVR102は変圧器部105と制御部106からなり、制御部106は制御部の筐体(以下、制御筐という)107内に図示しないサイリスタや制御装置などの各ユニットが収容されている。
制御筐107の前面には片開きの開閉扉108が取り付けられており、電柱上に載置する前の工場などにおけるTVRの製造時に、当該開閉扉108を開けることで、前述したサイリスタや各ユニットを制御筐107内に収容する。
然るに、TVRを電柱上の架台に載置した後は、開閉扉108を開くと、架台101に設けた手すり部104と開閉扉108が干渉してしまい、制御筐107内の制御装置を操作する際に支障を来たす。
そこで、図5に示すように、開閉扉108の前面に片開きの小扉109を設け、小扉109を開くことにより、制御筐107内の制御装置を操作するようにしていた。小扉109は開閉扉108と比較してサイズが小さいので、その開閉操作によっても架台101の手すり部と干渉することはない。
しかし、開閉扉108と別途に小扉109を設ければ製品のコストアップとなる。
また、制御筐107内のサイリスタや各ユニットが故障した場合には、これらを正常品と交換する必要が生じるが、この交換作業は小扉109では対応することができず、TVRを電柱103a,103bから降ろした後、開閉扉108を開けて交換作業をしなければならなかった。
そこで、本発明は、TVRの制御部箱107内のサイリスタや各ユニットが故障等した場合、TVRを降柱することなく、これらの構成要素の交換作業を行うことのできる構造を提供することを1つの目的とする。
また、前述したとおり、TVRは屋外の電柱上に設置されることから、太陽光によって制御筐107内の温度が上昇してしまう。制御筐107内には制御装置などの精密機器が収容されているので、温度上昇は故障の原因となり好ましくない。
これを防止するため、従来から制御部106には、太陽光が制御筐107内に照射することを防止する遮光板が設けられている(図5のX位置)。
図6は図5のX位置を拡大した図である。図5において、110は開閉扉108を制御筐107の前面位置において開閉可能に枢支するヒンジであり、当該ヒンジの上方に位置する、制御筐107の上部前面位置の、開閉扉108と対向する部位が遮光板110として機能している。
しかし、図5に示す遮光板111は、その前方位置が開閉扉108との間に若干の隙間を設けて対向しているので、太陽光が制御筐107内に照射することは防止できるが、降雨時の雨が当該隙間から制御筐107内に侵入してしまい、制御筐107内部の制御装置その他の精密機械に故障が生じる懸念がある。
そこで、本発明は、制御部106の制御筐107内に太陽光が照射することを防止するとともに、降雨時において雨が制御筐107内に侵入することも防止できる構造を提供することも1つの目的である。
請求項1記載の発明は、変圧器と制御部からなり、該制御部筐体の開閉扉を観音扉として構成したことに特徴を有する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の制御部筐体に、該筐体と開閉扉間の上部隙間を覆う斜光防水板を設けて構成したことに特徴を有する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2の何れかに記載の開閉扉の上部位置を制御部筐体の上面位置より低く構成し、斜光防水板を前記制御部筐体の上部前面位置から開閉扉上部側に突出させることにより、前記制御部筐体と開閉扉間の上部隙間を覆うように構成したことに特徴を有する。
請求項1記載の発明によれば、開閉扉が片開きの場合と比較して、開閉扉の寸法が小さくなるので、開閉扉が架台の手すり部に干渉することを防止でき、架台上において、開閉扉を開けて必要な作業を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、斜光防水板によって制御部筐体と開閉扉間の隙間が覆われるので、太陽光のみならず、雨が制御部筐体内に侵入することを防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、簡易な構成によって斜光防水板を設置することができる。
本発明の自動電圧調整器を構成する制御部の正面図と左側面図である。 本発明の自動電圧調整器を構成する制御部の開閉扉を開放した状態を説明する上面図である。 本発明の自動電圧調整器に係る制御部の遮光防水板を示す要部拡大図ある。 従来の自動電圧調整器を構成する制御部の開閉扉を開放した場合の架台手すり部との干渉状態を説明する上面図である。 従来の自動電圧調整器を構成する制御部の正面図と左側面図である。 従来の自動電圧調整器に係る制御部の遮光板を示す要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図3により説明する。図1は本発明に係る自動電圧調整器を構成する制御部1の正面図及び左側面図である。本発明の自動電圧調整器は、制御部1の筐体(制御筐)2の正面に観音開き構造の開閉扉3が取り付けられている。
図2は二本の電柱5a,5b間に取り付けた架台6上に、図1に示す制御部1を構成要素とする自動電圧調整器4を載置した状態を示す上面図である。本発明に係る自動電圧調整器4も制御部1と変圧器部7によって構成されていることは、図4に示す従来の自動電圧調整器102と同様である。
本発明の自動電圧調整器4に係る制御部1は、前述したとおり、正面側に設置した開閉扉3が観音開き構造であるので、当該開閉扉3を開いたとき、図2に示すように、開閉扉3が架台6の手すり部8に干渉することはない。
したがって、制御部1内に収容された図示しないサイリスタや制御装置などの各ユニットに故障が生じた場合でも、架台6上で開閉扉3を開放して、故障した部品やユニットを交換することができる。
これにより、従来の自動電圧調整器102(図4参照)のように、架台上からこれを降柱して、故障した部品やユニットの交換作業をする必要がなくなり、作業性が向上する。
また、通常時において制御部1内の制御装置を操作する際も開閉扉3を開放して操作すれば良いので、従来の自動電圧調整器102のような小扉109(図5参照)を設ける必要はなく、製品コストを抑制することができる。
図3は図1に示すY部位を拡大した図である。図3において、9は制御部1の制御筐2の前面に取り付けた開閉扉3を開閉自在に枢支するヒンジ部を示しており、開閉扉3の上部は、制御筐2の上面より一段低い寸法で形成されている。
本発明では、制御筐2の上面と開閉扉3上部との段差を利用して、制御筐2の上部前面から前方に向けて遮光防水板10を突出させる形で取り付けている。
当該遮光防水板10の存在により、太陽光が制御筐2内に照射されることを防止でき、制御筐2内の温度上昇を抑制できる。この結果、制御筐2内の制御装置などの精密機器の故障を誘発することを防止できる。
また、降雨時において、雨が制御筐2と開閉扉3間の隙間から制御筐2内に侵入して、制御筐2内の精密機器を故障させることを防止できる。
以上説明したように、本発明の自動電圧調整器によれば、架台上で開閉扉を開放しても架台の手すり部と干渉しないので、制御部内の各要素が故障等した場合は、架台上で故障要素の交換作業を行うことができ、自動電圧調整器の降柱作業が不要となる。
また、制御部の制御筐と開閉扉間の隙間を覆う遮光防水板が設置されているので、制御筐内への太陽光の照射と、降雨時における雨の侵入を防止できる。その結果、制御筐内の温度上昇や制御筐内の精密機器の雨との接触を抑制することができ、精密機器が故障することを防止できる。
本発明は狭隘部、特に屋外に設置される機器に利用可能である。
1,106 制御部
2,107 制御部の筐体(制御筐)
3,108 開閉扉
4,102 自動電圧調整器(TVR)
5,103 電柱
6,101 架台
7,105 変圧器部
8,104 手すり部
9,110 ヒンジ部
10 遮光防水板
111 遮光板

Claims (3)

  1. 変圧器と制御部からなり、該制御部筐体の開閉扉を観音扉として構成したことを特徴とする自動電圧調整器。
  2. 前記制御部筐体と開閉扉間の上部隙間を覆う斜光防水板を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載の自動電圧調整器。
  3. 前記開閉扉の上部位置を制御部筐体の上面位置より低く構成し、前記斜光防水板を前記制御部筐体の上部前面位置から開閉扉上部側に突出させることにより、前記制御部筐体と開閉扉間の上部隙間を覆うように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の自動電圧調整器。
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