JP3230070U - 自動電圧調整器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電柱の架台上に設置され、制御部の開閉扉に観音開き構造の開閉扉を採用した自動電圧調整器において、制御部の操作部を操作する時の作業者の安全性および作業性を良好にする。【解決手段】自動電圧調整器を構成する制御部3の開閉扉5a、5bに、観音開き構造を採用するとともに、開閉扉の横幅比率を相違させることによって、横幅比率の大きい一方の開閉扉5aを開くことによって、操作部6a、6bの操作を可能とした。【選択図】図3
Description
本考案は、電柱上に設置される自動電圧調整器に関し、当該自動電圧調整器を載置する架台と自動電圧調整器を構成する制御部の操作性、作業性、安全性を向上することのできる装置構造に関するものである。
電柱上には、電柱に金属製の固定具を介して取り付けられ、一般家庭などへ電力を供給する柱上変圧器のほか、柱上変圧器のタップで対応できない電圧変動を補償する自動電圧調整器などが取り付けられる。
当該自動電圧調整器は、変電所から遠ざかるにつれ、電線路の電気抵抗によって低下してしまった電圧を再度上昇させるもので、郊外に多く見られる。
当該自動電圧調整器には、機械接点式のタップ切換によって電圧調整を行なうSVRや、サイリスタを用いて高速かつ多頻度でタップ切換を行って電圧調整を行うTVRなどが存在する。これら自動電圧調整器は、前述した柱上変圧器よりも大型であるため複数本(例えば、2本)の電柱によって支持される。
このような電柱間の架台は、自動電圧調整器を載置する際などに作業者が架台上から転落することを防止する目的で、その外周に手すり部が設けられることがある。
図4は、電柱上に設置される架台101と、架台101上に載置されるTVR102を示す平面図である。図4に示すように、架台101は二本の電柱103a,103b間に設置されており、104は架台101の外周に取り付けられた手すり部である。
TVR102は変圧器部105と制御部106からなり、制御部106はその筐体(以下、制御筐という)107内に図示しないサイリスタや制御装置などの各ユニットが収容されている。
制御筐107の前面には片開きの開閉扉108が取り付けられており、電柱103a,103b上に載置する前の工場などにおけるTVRの製造時に、当該開閉扉108を開けることで、前述したサイリスタや各ユニットを制御筐107内に収容する。
このように架台101上に載置されたTVRは、制御筐107内に収容した制御装置の操作部を操作する場合、架台101上に作業者が昇り、開閉扉108を開放して操作する必要がある。
しかし、架台101上で開閉扉108を開くと、架台101に設けた手すり部104と開閉扉108が干渉してしまい、制御筐107内の制御装置を操作する際に支障を来たす。また、開閉扉108を開く際、および、開いた状態では、架台101上に十分な作業スペースを確保することが難しい。
そこで、図5に示すように、開閉扉108の前面に片開きの小扉109を設け、小扉109を開くことにより、制御筐107内の制御装置の操作が可能となるようにしていた。小扉109は開閉扉108と比較してサイズが小さいので、開いた場合でも架台101の手すり部104と干渉することはない。
しかし、開閉扉108と別途、小扉109を設ければ製品のコストアップとなる。
また、制御筐107内のサイリスタや各ユニットが故障した場合には、これらを正常品と交換する必要が生じるが、この交換作業は小扉109では対応することができないので、開閉扉108を開いて作業する必要があるが、架台101上に十分な作業スペースを確保できないので、TVR102を電柱103a,103bから降ろした後、開閉扉108を開けて交換作業をしなければならなかった。
そこで、本願出願人は、下記特許文献1において、上記問題を解決するための自動電圧調整器を開示した。
図6は上記特許文献1にて開示した自動電圧調整器200を示しており、図4に示すTVR102同様、変圧器部201と制御部202からなる。
制御部202は制御部の筐体(以下、制御筐という)203内に図示しないサイリスタや制御装置などの各ユニットが収容されており、その前面には観音開き(両開き)の開閉扉204a,204bが取り付けられている。
図6に示すTVR200によれば、開閉扉204a,204bを開く際、および、開いた後においても、各開閉扉204a,204bは、図4に示す片開きの開閉扉108と比較してサイズが小さいので、架台101上に十分な作業スペースを確保することができる。
そのため、制御筐203内に収容されたサイリスタや制御装置などの各ユニットに故障が生じた場合でも、架台101上で開閉扉201を開放して、故障した部品やユニットを交換することができる。
つまり、自動電圧調整器200を架台101上から降柱して、故障した部品やユニットの交換作業をする必要がなくなり、作業性が向上する。
また、制御筐203内の制御装置を操作する際も、開閉扉204a,204bを開いて操作すれば良いので、図5に示すように、制御筐107の正面に小扉109を設ける必要がなく、製品コストの上昇を抑制することができる。
然るに、特許文献1記載の自動電圧調整器200は、上記利点を有する反面、制御装置を操作する際は、小扉を設けた場合と比較して架台101上の作業スペースは小さくなる。
また、制御装置の操作部が、両開閉扉204a,204b裏側の中央部に配置されていた場合、両方の開閉扉204a,204bを開放して操作する必要があり、面倒である。
そこで、本考案は、開閉扉を開放した場合において、架台上に十分な作業スペースを確保しつつ、制御装置の操作部の操作および架台上における部品やユニットの交換作業を可能とした自動電圧調整器を提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、変圧器と制御部からなり、当該制御部筐体の開閉扉を観音扉とし、当該開閉扉を構成する左右扉の横幅比率を相違させて構成したことに特徴を有する。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の開閉扉を構成する左右扉の横幅比率を7:3として構成したことに特徴を有する。
請求項1記載の考案によれば、制御装置の操作部が制御部筐体の中央付近に存在する場合でも、横幅寸法の大きい側の開閉扉を開放すれば、操作部を操作することができる。
請求項2記載の考案によれば、左右の開閉扉のいずれを開放しても、架台の手すり部との干渉を防止できる。
以下、本考案の実施の形態を図1乃至図3により説明する。図1(a)は本考案に係る自動電圧調整器1を示す正面図であり、同図(b)はその右側面図である。図1に示すように、自動電圧調整器1も、図4,図6に示す従来の自動電圧調整器(TVR)102,200同様、変圧器部2と制御部3から構成されている。
制御部3の制御筐4内には図示しないサイリスタや制御装置などの各ユニットが収容されている。
制御筐4の前面には両開きの開閉扉5a,5bが取り付けられている。各開閉扉5a,5bの横幅比率a:bは等しくなく、例えば、7:3に構成されている。
図2は二本の電柱103a,103b間に取り付けた架台101上に、図1に示す自動電圧調整器1を載置した状態を示す平面図である。
本考案の自動電圧調整器1は、前述したとおり、制御部3の制御筐4の前面の開閉扉5a,5bが観音開きであるので、図4に示す自動電圧調整器102のように、開閉扉5a,5bを開いた際に、開閉扉5a,5bが架台101の手すり部104に干渉することはない。
したがって、制御部3内に収容されたサイリスタや制御装置などの各ユニットに故障が生じた場合でも、架台101上で開閉扉5a,5bを開放して、故障した部品やユニットを交換するための作業スペースは十分に確保できる。
これにより、架台101上から自動電圧調整器1を降柱して、地上で故障した部品やユニットの交換作業をする必要はない。
図3は、図1に示す自動電圧調整器1の制御部3を示す正面図であり、図3に示す6は、制御部3内に収容した制御装置を示しており、6a,6bは制御装置6の操作部を示している。
制御装置6は、操作部6aを、図3に示すように、左側の偏った位置に配置する場合もあれば、操作部6bのように、中央位置に配置する場合もある。特に、電柱103a,103bの架台101上など、限られた狭いスペースに設置する電気機器であれば、操作性に配慮して中央位置に配置される場合は多い。
図3に示すように、左側の偏った位置に操作部6aが配置されていれば、図6に示す開閉扉204a,204bのように、横幅比率が等しい開閉扉を採用した場合、操作部6aが配置されている左側の開閉扉のみを開くことにより、操作部6aの操作が可能である。
然るに、図3の操作部6bのように開閉扉5a,5bの中央位置に配置された場合、図6に示す横幅比率の等しい開閉扉204a,204bを採用している場合は、双方の開閉扉204a,204bを開けて操作する必要がある。
一方、本考案の自動電圧調整器1では、制御筐4前面の開閉扉5a,5bの横幅比率が等しくないので、制御装置6の操作部6bが図3に示すように中央位置に配置されている場合においても、横幅比率の大きい一方の開閉扉5aのみを開けば、操作部6bの操作が可能となる。
つまり、図2に示す狭い架台101上で両方の開閉扉5a,5bを開く必要がないので、架台101上に十分な作業スペースを確保でき、作業性を高めることができるとともに、作業者の安全性を向上することができる。
開閉扉5a,5bの横幅比率は、図3に示す制御装置6のどこに操作部が配置されるかによって変更すればよく、開閉扉5a,5bの一方のみを開けることによって、操作部の操作が可能となる横幅比率を採用すればよい。
特に、図3に示すように、中央位置に操作部6bが配置される場合は、横幅比率を7:3に設定すればよい。
なお、上記横幅比率を設定するにあたっては、開閉扉5a,5bの一方を開けたときに、開閉扉5a,5bが架台101の手すり部104に干渉しない横幅寸法とすることが肝要である。
つまり、開閉扉5a,5bのサイズを決定する際は、片方の開閉扉を開いた状態で操作部6a,6bの操作を可能としつつ、いずれの開閉扉5a,5bを開いた状態でも、架台101の手すり部104に干渉しない大きさとするのである。
以上説明したように、本考案の自動電圧調整器によれば、架台上で開閉扉を開放しても架台の手すり部と干渉しないので、制御部内の各要素が故障等した場合は、架台上で故障要素の交換作業を行うことができ、自動電圧調整器の降柱作業が不要となる。
また、制御装置の操作部を操作する場合は、横幅比率の大きい一方の開閉扉のみを開けばよいので、狭い架台上における安全性および作業性を高めることができる。
本考案は狭い設置場所に設置される電気機器に利用可能である。
1,102,200 自動電圧調整器
2,105,201 変圧器部
3,106,202 制御部
4,107,203 制御筐
5a,5b,108,204a,204b 開閉扉
6 制御装置
6a,6b 操作部
101 架台
103a,103b 電柱
104 手すり部
109 小扉
2,105,201 変圧器部
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5a,5b,108,204a,204b 開閉扉
6 制御装置
6a,6b 操作部
101 架台
103a,103b 電柱
104 手すり部
109 小扉
Claims (2)
- 変圧器と制御部からなり、当該制御部筐体の開閉扉を観音扉とし、当該開閉扉を構成する左右扉の横幅比率を相違させて構成したことを特徴とする自動電圧調整器。
- 前記開閉扉を構成する左右扉の横幅比率を7:3として構成したことを特徴とする請求項1記載の自動電圧調整器。
Priority Applications (1)
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JP2020004555U JP3230070U (ja) | 2020-10-22 | 2020-10-22 | 自動電圧調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004555U JP3230070U (ja) | 2020-10-22 | 2020-10-22 | 自動電圧調整器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3230070U true JP3230070U (ja) | 2021-01-07 |
Family
ID=73992718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020004555U Active JP3230070U (ja) | 2020-10-22 | 2020-10-22 | 自動電圧調整器 |
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JP (1) | JP3230070U (ja) |
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2020
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