JP3236363U - 標示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、簡単に設置することができるとともに長期間の屋外設置に対しても十分な耐久性を備えている標示具を提供することにある。【解決手段】本考案に係る標示具は、断面L字状の鋼材からなる一対の取付枠部材10を横枠部材11により接続固定して表示板を取り付ける取付部1と、断面L字状の鋼材からなる一対の設置部材20を接続部材21及び22により接続固定した設置部2と、取付枠部材10及び設置部材20を取り外し可能に連結する連結部3と、取付枠部材10及び設置部材20の中間部分の間に断面L字状の鋼材からなる一対の保持部材40を取り外し可能に接続する保持部4と、取付枠部材10及び設置部材20に重量物を支持する一対の支持部材50を取り外し可能に架設する支持部5とを備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、売地等の物件情報や「立入禁止」等の管理情報を表示した看板を屋外設置する場合に好適な標示具関するものである。
「売地」「貸地」「売家」といった不動産関係の物件情報は、通常現地において立て看板で表示されている。立て看板を設置する場合には、地面に打たれた杭に立て看板を括り付けて固定するのが一般的である。立て看板には、物件情報等を表示した表示板を囲むように補強用の枠部材が取り付けられており、枠部材には、杭に固定するための一対の脚部材が設けられている。
こうした従来の立て看板では、長期間の屋外設置を想定して風雨に対する耐久性を持たせるためにコストの高い高強度の材料を使用する必要があるが、不動産取引の成約により撤去された場合にはほとんどが廃棄物として処理することになる。そのため、早期の成約により処分する場合には費用対効果の点で課題があった。
また、屋外設置の場合、立て看板の設置作業を確実に行わないと、風雨で破損したり飛散することも考えられることから、専門業者に依頼することが多く、設置費用のコスト負担も課題となっている。
こうした立て看板については、例えば、特許文献1では、枠体に可視情報を表示したシートを取り外し可能に取り付けた標示板が記載されている。また、特許文献2では、脚柱に固定された取付プレートに表示板を挿入する透明ケースを取り付けた立て看板が記載されており、脚柱の間を架設された棒状部材には錘を載せた板状の載置台が配設されている。また、特許文献3では、方形の枠体の内側に案内溝を形成して板材及びプラスチックパネルを案内溝に取付ら標示板が記載されている。
特開2004-36195号公報 特開2007-86705号公報 登録実用新案第3191438号公報
上述した特許文献では、立て看板の表示板を枠体に取り外し可能に取り付けることで、複数種類の情報を表示した表示板を交換することが可能となっているが、屋外に長期間にわたって設置することは想定しておらず、十分な耐久性を備えたものとなっていない。すなわち、簡単に設置することができるものの風雨に対して破損したり飛散するおそれがあり、耐久性の点で課題がある。
そこで、本考案は、簡単に設置することができるとともに長期間の屋外設置に対しても十分な耐久性を備えている標示具を提供することにある。
本考案に係る標示具は、断面L字状の鋼材からなる一対の取付枠部材を所定の間隔で横枠部材により接続固定して表示板を取り付け可能に形成された取付部と、断面L字状の鋼材からなる一対の設置部材を所定の間隔で接続部材により接続固定して設置場所に設置可能に形成された設置部と、前記取付枠部材の一方の端部及び前記設置部材の一方の端部をそれぞれ回動可能に連結部材により接続する連結部と、前記取付枠部材及び前記設置部材のそれぞれの中間部分の間に断面L字状の鋼材からなる一対の保持部材をそれぞれ接続する保持部とを備えている。さらに、一対の前記取付枠部材の一方の端部側の間及び一対の前記設置部材の他方の端部側の間にそれぞれ重量物を支持する一対の支持部材を取り外し可能に架設する支持部を備えている。さらに、前記横枠部材として、一対の前記取付枠部材の中間部分の間に接続固定された断面L字状の鋼材からなる中間横枠部材を備えており、前記取付部は、一対の前記取付枠部材及び前記中間横枠部材で形成された枠部分に前記表示板を取り付ける。さらに、前記取付枠部材には、前記表示板を取り付けるための案内部材が設けられている。さらに、前記取付部は、取り付けた前記表示板を固定する固定部材を備えている。さらに、前記設置部材には、前記保持部材を接続する複数の接続位置が設定されている。さらに、前記保持部材は、取付側保持部材及び設置側保持部材を折畳可能に連結して構成されている。
本考案に係る標示具は、断面L字状の鋼材を用いて取付枠部材、設置部材及び保持部材を構成しているので、高強度の構造に組み立てることができ、長期間の屋外設置に対して十分な耐久性を持たせることが可能となる。
また、取付部及び設置部が連結部で回動可能に連結され、保持部を取り外し可能又は折畳可能に接続することで、簡単に組み立てて設置することができ、撤去する場合にも簡単に解体・収納でき、再利用することが可能となる。
そして、取付枠部材の一方の端部側及び設置部材の他方の端部側に重量物を支持する支持部材を架設しているので、支持部材が取付枠部材の一方の端部側と連結する設置部材の一方の端部側と他方の端部側の両側に配置されて重量物を支持するようになり、設置部が両側にかかる重量物の荷重により安定して設置されるようになる。
標示具に関する斜視図である。 取付部に関する正面図、背面図、側面図及び平面図である。 固定部材に関する正面図及び側面図である。 設置部に関する平面図及び側面図である。 保持部材に関する正面図及び側面図である。 変形例の取付部に関する正面図である。 変形例の設置部に関する平面図である。 差込部に関する部分拡大平面図及び部分拡大側面図である。 別の変形例に関する側面図である。
以下、本考案に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に考案を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、標示具に関する斜視図である。標示具は、表示板Sを取り付け可能に形成された取付部1及び設置場所に設置可能に形成された設置部2を備えており、取付部1及び設置部2は連結部3により回動可能に連結されている。
取付部1及び設置部2は、保持部4により所定の角度に設定されて保持されるようになっている。取付部1及び設置部2には、それぞれ重量物であるコンクリートブロックMを支持する支持部5が取り外し可能に架設されている。取付部1には、取り付けられた表示板Sが外れないように固定する固定部材6が取り外し可能に設けられている。
図2は、取付部1に関する正面図(図2(a))、背面図(図2(b))、側面図(図2(c))及び平面図(図2(d))である。取付部1は、断面L字状の鋼材を所定の長さで切断した一対の取付枠部材10を備えており、取付枠部材10は、所定の間隔を空けて並列配置され、横枠部材11a~11cが架け渡すように配設されて接続固定されている。
取付枠部材10の背面側には、表示板Sを挿入する隙間を空けて案内部材12が接続固定されており、案内部材12は、取付枠部材10とほぼ同じ幅で細板状の鋼材からなっている。案内部材12の上端部は取付枠部材10の上端よりの上方に突出して固定部材6を取り外し可能に固定するための取付孔12aが穿設されている。
この例では、横枠部材11aとして、取付枠部材10の中間部分に断面L字状の鋼材からなる中間横枠部材が接続固定され、横枠部材11bとして、取付枠部材10の下端部に断面L字状の鋼材からなる下端側横枠部材が接続固定され、横枠部材11cとして、取付枠部材10の上端部に帯状の鋼材からなる上端側横枠部材が接続固定されている。
取付部1では、断面L字状の鋼材として市販の山形鋼(アングル)を用いることで、接続固定する部分を溶接で簡単に固定することができ、高強度の構造体を構成することが可能となる。
取付枠部材10の下端部の側面には、板状の連結板10aが溶接等により固定されており、連結板10aには連結孔が形成されている。
取付枠部材10の下端側には、支持部5の支持部材50の両端部を固定する一対の取付固定部10bが設けられており、取付固定部10bは、矩形状の鋼材を正面、側面及び底面の三面形状に形成して構成され、上方から支持部材50の端部を挿入可能としている。
この例では、支持部材50は、棒状に形成されており、両端部の端面にはネジ穴が穿設されている。支持部材50を取付枠部材10の間に架け渡すように取付固定部10bに嵌め込み、取付固定部10bの側面に形成された取付孔から固定用のボルトを支持部材50の端面に形成されたネジ穴に螺入して固定することができる。
中間横枠部材11a及び下端側横枠部材11bは、取付枠部材10と同様の山形鋼(アングル)を用いて溶接等により接続固定することで、取付部10の強度をさらに高めることができる。取付枠部材10の外側の直交する面は正面及び側面に沿うように設定されており、中間横枠部材11a及び下端側横枠部材11bの外側の直交する面は正面及び底面に沿うように設定されている。
そのため、取付枠部材10並びに中間横枠部材11a及び下端側横枠部材11bは、正面側からみて同じ幅の枠体となっており、取付枠部材10及び横枠部材11aは、背面側からみて側面及び底面で囲まれた枠体として矩形状の表示板Sを安定して支持するようになっている。
中間横枠部材11aの底面側の内側の面には、支持された表示板Sの下端部に当接する一対の押え板部11d及び固定部材6を接続する接続板部11eが立設されている。接続板部11eには、固定部材6の下端部と接続するための接続ネジ部が突設して固定されている。
図3は、固定部材6に関する正面図(図3(a))及び側面図(図3(b))である。固定部材6は、断面L字状の鋼材からなる上側押え部材60及び細板状の中間押え部材61からなり、中間押え部材61は、上端部が上側押え部材60の中央部分に直交するように接続固定されている。上側押え部材60は、外側の直交する面が正面及び底面に沿うように取り付けられるようになっており、正面側の面の中央部分には上端側横枠部材11cに係止する係止片62が垂設されている。上側押え部材60の両端部には、接続片60aが突設されており、接続片60aは案内部材12の上端部と当接して接続固定されるようになっている。
中間押え部材61は、上端部が係止片62との間に上端側横枠部材11c及び表示板Sの厚さ程度の間隔を空けて接続固定されている。そのため、取付部1に固定部材6を取り付ける場合に上端側横枠部材11c及び表示板Sを中間押え部材61及び係止片62で挟み込むように取り付けることで、固定部材6を取付部1に安定して取り付けることができる。また、高強度の上側押え部材61に板状の上端側横枠部材11cが係止されることで、表示板Sを取付部1にしっかりと保持することが可能となる。
表示板Sを取り付ける場合には、表示板Sを案内部材12に沿って取付枠部材10との間の隙間に挿入して下端部を押え板部11dと中間横枠部材11aとの間に当接させた状態に設定する。表示板Sを挿入した後、固定部材6の上側押え部材60を上側横枠部材11cの上端に当接して、両端部の接続片60aを案内部材12の上端部と位置合せする。また、中間押え部材61を表示板Sの裏面に沿って配置し、中間押え部材61の下端部に形成された接続孔を接続板部11eに突設した接続ネジ部に差し込んで位置合せする。そして、接続ネジに固定用のナットを螺着し、案内部材12の上端及び接続片60aに形成された取付孔に固定用のボルトを挿入してナットで固定することで固定部材6を取付部1に確実に接続固定することができる。
図4は、設置部2に関する平面図(図4(a))及び側面図(図4(b))である。設置部2は、取付枠部材10と同様の断面L字状の鋼材を所定の長さで切断した一対の設置部材20を備えており、一対の設置部材20は、取付枠部材10とほぼ同じ間隔を空けて並列配置され、断面L字状の鋼材からなる接続部材21及び22を架け渡すように接続固定して、設置場所に設置可能に形成されている。この例では、接続部材21は、設置部材20の中間部分に配設されており、接続部材22は、設置部材20の連結側とは反対側の端部に配設されている。接続部材は、設置部材を枠状に形成して接続固定されているが、これ以外の接続部材の配置をすることも可能で、特に限定されない。例えば、設置部材に対して斜め方向に配置して接続するようにすることもできる。
設置部2では、断面L字状の鋼材として市販の山形鋼(アングル)を用いることで、接続固定する部分を溶接で簡単に固定することができ、高強度の構造体を構成することが可能となる。
設置部材20の端部及び接続部材22の端部が直交するように接続固定された両角部には、両者と直交して立設する一対の間隔保持部材23が接続固定されている。間隔保持部材23は、断面L字状の鋼材を所定の長さで切断して形成されており、上端側には、支持部5の支持部材50の両端部を固定する一対の取付固定部24が設けられており、取付固定部24は、取付固定部10bと同様に、矩形状の鋼材を正面、側面及び底面の三面形状に形成して構成され、上方から支持部材50の端部を挿入可能としている。
支持部材50を間隔保持部材23の間に架け渡すように取付固定部24に嵌め込み、取付固定部24の側面に形成された取付孔から固定用のボルトを支持部材50の端面に形成されたネジ穴に螺入して固定することができる。
設置部材20の設置面に対して直交する側面には、長手方向の連結側端部に連結孔20aが形成され、中間部に複数の取付孔20bが形成されている。連結孔20aは、取付部1の連結板10aに形成された連結孔と位置合せしてボルト及びナットからなる連結部材30により連結されて連結部3を構成している。取付枠部材10を設置部材20に対して連結部3により取り外し可能に連結することで、取付枠部材10を連結部3を中心に回動させて設置部材20に対する設置角度を調整することができる。
なお、連結部3は、連結孔同士を回転軸で回動可能に取り外しできないように取り付けて構成することもできる。その場合には、後述するように、保持部4を折畳可能な構造にすることで、取付部1及び設置部2を互いに回動させて保持部4を折り畳んで収納したり、保持部4を直線状に伸ばして組み立てたりすることもできる。
保持部4の一対の保持部材40は、図5に示す正面図(図5(a))及び側面図(図5(b))のように、断面L字状の鋼材を所定の長さで切断して形成されており、両端部に接続孔40aがそれぞれ形成されている。
一方の端部に形成された接続孔40aは、取付枠部材10の中間部に形成された接続孔と外付けで位置合せしてボルト及びナットからなる取付部材により接続しており、他方の端部に形成された接続孔40aは設置部材20の取付孔20bの1つに外付けで位置合せしてボルト及びナットからなる取付部材により接続するようになっている。
そのため、取付枠部材10の中間部と設置部材20の中間部との間に保持部材40が斜め方向に接続固定されて構成されて、取付枠部材10は設置部材20に対して所定角度で立設した状態で保持部材40により保持されるようになる。
取付枠部材10、設置部材20及び保持部材40は、いずれも断面L字状の鋼材を用いているので、高強度の構造体となっており、耐久性を高めることができる。また、保持部材40と設置部材20との接続位置は接続する取付孔20bの位置により変更することができるため、取付孔20bの位置により取付枠部材10の設置角度を変更し、設置場所の設置条件に合わせて設置角度を調整することが可能となる。
以上説明したように、一体形成された取付部1及び設置部2は、連結部3により取り外し可能に連結されているため、容易に分解することができる。また、保持部4についても取付部1及び設置部に取り外し可能に接続されているため、ボルト及びナットからなる取付部材を外して分解することが可能で、支持部5についても固定用のボルトを外して取付部1及び設置部2から取り外すことが可能となり、各部材を容易に分解して収納しておくことで、再利用することができる。
また、標示具を組み立てる場合には、分解した各部材を設置場所に搬入して、取付部1及び設置部2を連結部3で連結し、取付部1及び設置部2の両側に保持部4を接続することで簡単に組み立てることができる。また、保持部4の設置部2に対する接続位置を調整することで、設置場所の条件に合わせて取付部1の設置角度を調整することが可能となる。
重量物であるコンクリートブロックを取り付ける場合には、取付部1及び設置部2にそれぞれコンクリートブロックを配置して、支持部5をコンクリートブロックの穴部に通してそれぞれ取付部1及び設置部2に接続固定する。こうしてコンクリートブロックを取り付けることで、支持部5からコンクリートブロックが不用意に外れることがなく、設置部2の前側及び後側を重量物で押さえることが可能となり、安定した設置状態を長期間にわたって維持することができる。
こうして組み立てた状態で取付部1の固定部材6を取り外して表示板Sを取付部1の枠部分に挿入して配置し、表示板Sの上端に固定部材6の上側押え部材60を配置し、表示板Sの裏側に固定部材6の中間押え部材61を配置して取り付けることで、表示板Sを安定した状態で簡単に取り付けることができる。そして、上側押え部材60の両端部を案内部材12の上端に接続し、中間押え部材61の下端部を中間横枠部材11aに接続して固定部材6を取付部1に固定する。こうして、表示板Sが風雨等に晒されても取付部1から外れたり破損することなくしっかりと保持することができる。
図6から図8は、変形例に関する説明図である。この例では、取付部1’は、図6に示すように、下端側横枠部材11bが取付枠部材10に接続されておらず、取付枠部材10の下端部は差込部となっている。また、設置部2’は、図7に示すように、設置部材20’の前端部に断面L字状の鋼材からなる接続部材25’が架け渡すように接続固定されている。そして、接続部材25’の接続部分となる角部の内側には、枠状のガイド部26’が突設して固定されており、角部に設置部材20’及び接続部材25’の立上り部分とガイド部26’とで囲まれた差込口27’が形成されている。
図8は、差込部分に関する部分拡大平面図(図8(a))及び部分拡大側面図(図8(b))である。取付枠部材10’の下端部を差込口27’に差し込むことで、取付部1’を設置部2’に連結するようになっており、差し込むだけで簡単に組み立て作業を行うことが可能となる。
また、取付枠部材10’の下端部に対して差込口27’のサイズをわずかに広く設定して遊びを持たせることで、取付部1’は、点線で示すように傾斜した状態に調整することができるようになる。
図9は、別の変形例に関する側面図である。この例では、図1に示す実施形態において、取付部1及び設置部2を接続する保持部4’が折畳可能に構成されている。保持部4’は、保持部材を取付側保持部材41’及び設置側保持部材42’に分割して両者を連結部43’で折畳可能となるように連結して構成されている。
取付側保持部材41’の一方の端部は、取付枠部材10にボルト等により回動可能に接続された接続部分44’となり、他方の端部は、設置側保持部材42’の一方の端部と重ね合されてボルト等により回動可能に接続されて連結部43’となっている。なお、接続部分44’及び連結部43’は回転軸により回動可能で取り外しできないように構成することもできる。
設置側保持部材42’の他方の端部は設置部材20にボルト等により取り外し可能に接続された接続部分45’となっており、設置部材20の複数の取付孔に接続位置を変更可能に接続するようになっている。
取付側保持部材41’の他方の端部には板状の係止部41a’が取付側保持部材41’の長手方向に沿うように取付固定されている。そして、連結部43’が係止部41a’に当接した状態では、取付側保持部材41’に設置側保持部材42’が直線状に配列されて一体的に保持部材として作用するようになる。
また、図9の点線で示すように、連結部43’を外側に押し出すように折り畳むことで、取付部1が連結部3を中心に回動して設置部2に重ね合うようになり、保持部4を取り外すことなく収納することができる。
以上説明したように、本発明に係る標示具は、設置場所において簡単に組み立て及び分解・収納をすることができ、設置作業及び撤去作業の効率化を図ることが可能であり、長期間にわたる屋外設置に対しても十分な耐久性を備えている。
1・・・取付部、2・・・設置部、3・・・連結部、4・・・保持部、5・・・支持部、6・・・固定部材、10・・・取付枠部材、11・・・横枠部材、12・・・案内部材、20・・・設置部材、21、22・・・接続部材、23・・・間隔保持部材、24・・・取付固定部、30・・・連結部材、40・・・保持部材、50・・・支持部材、60・・・上側押え部材、61・・・中間押え部材、62・・・係止片

Claims (7)

  1. 断面L字状の鋼材からなる一対の取付枠部材を所定の間隔で横枠部材により接続固定して表示板を取り付け可能に形成された取付部と、断面L字状の鋼材からなる一対の設置部材を所定の間隔で接続部材により接続固定して設置場所に設置可能に形成された設置部と、前記取付枠部材の一方の端部及び前記設置部材の一方の端部をそれぞれ回動可能に連結部材により接続する連結部と、前記取付枠部材及び前記設置部材のそれぞれの中間部分の間に断面L字状の鋼材からなる一対の保持部材をそれぞれ接続する保持部とを備えている標示具。
  2. 一対の前記取付枠部材の一方の端部側の間及び一対の前記設置部材の他方の端部側の間にそれぞれ重量物を支持する一対の支持部材を取り外し可能に架設する支持部を備えている請求項1に記載の標示具。
  3. 前記横枠部材として、一対の前記取付枠部材の中間部分の間に接続固定された断面L字状の鋼材からなる中間横枠部材を備えており、前記取付部は、一対の前記取付枠部材及び前記中間横枠部材で形成された枠部分に前記表示板を取り付ける請求項1又は2に記載の標示具。
  4. 前記取付枠部材には、前記表示板を取り付けるための案内部材が設けられている請求項1から3のいずれかに記載の標示具。
  5. 前記取付部は、取り付けた前記表示板を固定する固定部材を備えている請求項1から4のいずれかに記載の標示具。
  6. 前記設置部材には、前記保持部材を接続する複数の接続位置が設定されている請求項1から5のいずれかに記載の標示具。
  7. 前記保持部材は、取付側保持部材及び設置側保持部材を折畳可能に連結して構成されている請求項1から6のいずれかに記載の標示具。
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