JP3236353U - インキカートリッジ - Google Patents

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伴廣 影山
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シヤチハタ株式会社
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Abstract

【課題】直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、不測の力が加わってもスタンパ本体から不意に外れてインキ漏れが生じるのを防止することができるインキカートリッジを提供する。【解決手段】直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、筒状のカートリッジ本体1の外壁面の対向位置に可撓性を有する一対の係止用爪片2、2を設け、係止を解除するように係止用爪片2を縮径する方向に撓ませた時、この係止用爪片2が当接する外壁面の部分に係止用爪片2の可動領域を制限する膨出部3を設けた。また可動領域を、係止用爪片2を縮径する方向に撓ませたときにスタンパ本体1との係止を解除するのに必要な最小限の可動量とした。【選択図】図1

Description

本考案は、直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、不測の力が加わってもスタンパ本体から不意に外れてインキ漏れが生じるのを防止することができるインキカートリッジに関するものである。
従来から、会社名や住所等を表示したり、製品名や品質等を表示したり、検査済みの検印を表示したりなど、様々な場所でスタンパが広く用いられている。この場合の印判は、インキを含浸させたインキ吸蔵体をスタンパ内に内蔵したものがほとんどである。
しかしながら、インキ吸蔵体を用いた場合は、インキ残量が目視で判断しにくい為、インキ吸蔵体へのインキ補充時期がわからず、印影が擦れてからインキ補充を行っていた。しかし、補充を行ってから印面にインキが移行するまで、ある程度の時間が必要であり、すぐに捺印できない等の問題があった。
一方、例えば特許文献1に示されるように、インクジェットプリンタ装置において直液式のインキカートリッジを用いたものが提案されている。この特許文献1に記載のものは、インキカートリッジの爪片部をプリンタ本体の溝部に係合させて位置決め固定する構造である。これは、プリンタ装置の設置場所が固定されておりインキカートリッジに不測の力が加わって不意に外れるおそれがないため、爪片部による固定で十分だからである。
しかし、直液式スタンパの場合はプリンタ装置と違って様々な場所へ持ち運んだり、様々な角度で用いたりするため、インキカートリッジに不測の力が加わるとスタンパ本体から外れてしまう場合があり、この結果、インキ漏れが生じるという問題があった。
特許第3248831号公報
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、不測の力が加わった場合にスタンパ本体から不意に外れることがなく、またインキカートリッジを真っ直ぐ上向きに引き上げないと引き出すことができない構造として、不意のインキ漏れが生じるのを確実に防止することができるインキカートリッジを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本考案のインキカートリッジは、直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、
筒状のカートリッジ本体の外壁面の対向位置に可撓性を有する一対の係止用爪片を設け、
係止を解除するように前記係止用爪片を縮径する方向に撓ませた時、この係止用爪片が当接する前記外壁面の部分に係止用爪片の可動領域を制限する膨出部を設けたことを特徴徴とするものであり、これを請求項1に係る考案とする。
好ましい実施形態によれば、前記係止用爪片は、逆V字状に下方側へ延びる操作片と、この操作片の下方部外側と、スタンパ本体のいずれか一方に係止用突起、他方に該係止用突起に嵌合する溝部を有し、前記操作片の下端部内側が膨出部に当接する構造が好ましく、これを請求項2に係る考案とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、前記可動領域を、係止用爪片を縮径する方向に撓ませたときにスタンパ本体との係止を解除するのに必要な最小限の可動量とするのが好ましく、これを請求項3に係る考案とする。
請求項1に係る考案では、直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、筒状のカートリッジ本体の外壁面の対向位置に可撓性を有する一対の係止用爪片を設け、係止を解除するように前記係止用爪片を縮径する方向に撓ませた時、この係止用爪片が当接する前記外壁面の部分に係止用爪片の可動領域を制限する膨出部を設けたものとしたので、係止用爪片は僅かしか撓まず不測の力がかかっても係止状態を簡単に解除することができないため、インキカートリッジがスタンパ本体から不意に外れるのを防止することができる。
また、請求項2に係る考案では、前記係止用爪片は、逆V字状に下方側へ延びる操作片と、この操作片の下方部外側と、スタンパ本体のいずれか一方に係止用突起、他方に該係止用突起に嵌合する溝部を有し、前記操作片の下端部内側が膨出部に当接する構造としたので、係止用爪片の溝部とスタンパ本体の係止用突起とが確実に嵌合しており、インキカートリッジがスタンパ本体から不意に外れるのを防止することができる。
また、請求項3に係る考案では、前記可動領域を、係止用爪片を縮径する方向に撓ませたときにスタンパ本体との係止を解除するのに必要な最小限の可動量としたので、係止用爪片が僅かしか撓まず、インキカートリッジを真っ直ぐ上向きに引き上げないと引き出すことができないため、インキカートリッジがスタンパ本体から不意に外れることを防止することができる。
本考案の実施の形態を示す正面図である。 本考案の実施の形態を示す斜視図である。 インキカートリッジをスタンパ本体に取り付けた状態を示す正面図である。 図3の平面図である。 図3の分解斜視図である。 図4のA-A断面図である。 図4のB-B断面図である。 要部の拡大断面図である。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。
図1は本考案に係るインキカートリッジの一例を示す正面図、図2はその斜視図である。また、図3は図1のインキカートリッジをスタンパ本体に取り付けた状態を示す正面図であり(但し、把持部は外した状態である)、図4はその平面図、図5はその斜視図である。また、図6は図4のA-A断面図、図7は図4のB-B断面図である。更に、図8は要部の拡大断面図である。
図において、1は合成樹脂からなる筒状のカートリッジ本体であり、外壁面の対向位置(直径方向の相対する位置)には可撓性を有する一対の係止用爪片2、2が設けられている。この係止用爪片2は、カートリッジ本体1をスタンパ本体に固定するとともに、カートリッジの交換時には離脱可能とするものであり、常時は下端部を外側へ向けて拡開した状態にあり、必要に応じて縮径する方向に(内側へ向けて)撓ませることができるものである。
また、前記係止用爪片2を縮径する方向に撓ませた時に、係止用爪片2が当接する前記外壁面の部分には、前記係止用爪片2の可動領域を制限する膨出部3が設けられている。即ち、係止用爪片2はカートリッジ本体1の最小径である外壁面に当接するまで撓む訳ではなく、前記膨出部3に当接するまでの僅かな距離だけを撓むように、膨出部3によって可動領域を制限される構造となっている。このように、係止用爪片2の撓み幅を制限することにより、不測の力が加わった場合に係止用爪片2の係止状態が解除できないようにして、カートリッジ本体1がスタンパ本体11から不意に外れることを防止している。
前記係止用爪片2は、逆V字状に下方側へ延びる操作片2aと、この操作片2aの下方部外側と、スタンパ本体11のいずれか一方に係止用突起、他方に該係止用突起に嵌合する溝部を有し、前記操作片2aの下端部内側が膨出部3に当接する構造となっている。
図示のものでは、前記係止用爪片2は、逆V字状に下方側へ延びる操作片2aと、この操作片2aの下方部外側にあってスタンパ本体11の係止用突起12(図8を参照)に嵌合する溝部2bを有している。前記係止用爪片2は、常時は下端部を外側へ向けて拡開した状態にあり、弾発力に反して縮径する方向に撓ませることができるものであれば、逆V字状に限らずなんでもよい。
カートリッジ本体1の外壁面の部分には、前記係止用爪片2の可動領域を制限する膨出部3が設けられており、前記係止用爪片2を縮径する方向に撓ませると、下端部内側は前記膨出部3に当接する構造となっている。
これは、係止用爪片2をカートリッジ本体1の最小径である外壁面に当接するまで撓むこととすると可動領域が大きくなって、例えば、係止用爪片2に不測の力がかかって斜め上方向に引き上げられた場合には、カートリッジを取外す意思がないときでも係止用爪片2の係止状態が解除されてしまうことがあり、この結果、カートリッジの口部が開放されてインキ漏れが生じる可能性があるため、前記係止用爪片2の可動領域を制限する必要がある。
このような現象を防止するために、本考案では前記係止用爪片2の可動領域が、係止用爪片2を縮径する方向に撓ませたときにスタンパ本体11との係止を解除するのに必要な最小限の可動量となっている。
これにより、係止用爪片2に不測の力がかかっても係止状態が解除されるのを防止するとともに、係止用爪片2が僅かしか撓まないので、インキカートリッジを真っ直ぐ上向きに引き上げないと引き出すことができないようにして、例えばインキカートリッジが斜め上向きに引き上げられても、スタンパ本体11から不意に外れることがない構造となっている。
以下に、本考案のインキカートリッジの着脱操作について説明する。
先ず、インキカートリッジをスタンパ本体11に装着する場合は、図5に示されるように、カートリッジ本体1の係止用爪片2を装着孔13の位置合わせ用の切欠き溝14に位置合わせしたうえで、縮径する方向に撓ませて真上から押し込み、スタンパ本体11内に装着する。前記係止用爪片2は撓んだ状態で係止用突起12を通過した後、弾力で形状復帰して溝部2bが係止用突起12に嵌合し所定位置にセットされる。
その後は、直液式のインキカートリッジとしてインキの供給を行うこととなり、被印刷体に印面15をセットして把持部(図示せず)を押し下げれば連続して押印作業が行えることとなる。
スタンパ使用中において、インキカートリッジに不測の力がかかったり、斜め上向きに引き上げられたとしても、図8に示されるように、カートリッジ本体1の外壁面の部分には膨出部3が設けられていて、操作片2aの下端部内側と膨出部3との間には僅かな隙間(S)しか存在しないため、前記係止用爪片2の可動領域が大きく制限された状態となっている。この結果、係止用爪片2の撓みが隙間(S)分しかなく、この幅でカートリッジを抜き去るには真っ直ぐ上向きに引き上げる必要があり、インキカートリッジが不意に外れる可能性はほとんどなくなる。
次に、インキカートリッジをスタンパ本体11から取り外す場合は、係止用爪片2の操作片2aを指で押圧して縮径する方向に撓ませ、装着孔13から抜き出す。この時、カートリッジ本体1の外壁面の部分には膨出部3が設けられていて、操作片2aの下端部内側と膨出部3との間には僅かな隙間(S)しか存在せず、この隙間(S)が前記係止用爪片2の可動領域となる。従って、隙間(S)分の可動量でカートリッジを抜き去るには真っ直ぐ上向きに引き上げる必用があり、この場合のみインキカートリッジを取外すことができる。
その後は、新たなインキカートリッジをスタンパ本体11に装着して、捺印操作を継続することができる。
以上の説明からも明らかなように、本考案は直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、筒状のカートリッジ本体の外壁面の対向位置に可撓性を有する一対の係止用爪片を設け、係止を解除するように前記係止用爪片を縮径する方向に撓ませた時、この係止用爪片が当接する前記外壁面の部分に係止用爪片の可動領域を制限する膨出部を設けたものとしたので、不測の力が加わった場合にスタンパ本体から不意に外れることがなく、またインキカートリッジを真っ直ぐ上向きに引き上げないと引き出すことができない構造となり、不意のインキ漏れが生じるのを確実に防止することができることとなる。また、これにより直液式のインキカートリッジとして新たな技術分野を開くことができる。
1 カートリッジ本体
2 係止用爪片
2a 操作片
2b 溝部
3 膨出部
11 スタンパ本体
12 係止用突起
13 装着孔
14 切欠き溝
15 印面
S 隙間

Claims (3)

  1. 直液式スタンパに用いるインキカートリッジであって、
    筒状のカートリッジ本体の外壁面の対向位置に可撓性を有する一対の係止用爪片を設け、
    係止を解除するように前記係止用爪片を縮径する方向に撓ませた時、この係止用爪片が当接する前記外壁面の部分に係止用爪片の可動領域を制限する膨出部を設けたことを特徴とするインキカートリッジ。
  2. 係止用爪片は、逆V字状に下方側へ延びる操作片と、この操作片の下方部外側と、スタンパ本体のいずれか一方に係止用突起、他方に該係止用突起に嵌合する溝部を有し、前記操作片の下端部内側が膨出部に当接する構造である請求項1に記載のインキカートリッジ。
  3. 可動領域を、係止用爪片を縮径する方向に撓ませたときにスタンパ本体との係止を解除するのに必要な最小限の可動量とした請求項1または2に記載のインキカートリッジ。
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