JP3236311U - 手指運動用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】手指を使った綾取りや手品のような高度な指運動を可能とする新規な指運動用具の提供。【解決手段】太さ2~8mm、長さ400~800mmの紐状体10を環状に連結してなる手指運動用具100であって、紐状体10は、木綿、麻、紙、アクリル、レーヨン、天然皮、合成皮のいずれかの非伸縮性の柔軟な材質からなり、銀イオン系無機抗菌剤を配合した。手指を使った綾取りや手品のような高度な指運動およびその練習をスムーズかつ効果的に行うことができる。【選択図】図2

Description

本考案は、左右の手指の運動を補助する手指運動用具に関する。
人間の手先には体の中でも特に運動や感覚の神経が多く存在していることから、指を積極的に動かすことで脳に多くの刺激が伝って脳が活性化されることが知られている。そのため、高齢者施設の入居者やデイサービスの対象者などように体が思うように動かせず椅子に座ったままの状態の高齢者や障がい者などにとって、手指を積極的に動かす手指運動は、認知症の予防や運動機能の改善などに大きな効果が期待され、また、そのための用具も多く提案されている。
例えば、以下の特許文献1には、リング状に連ねた珠を指先で押したり戻したりする動作を繰り返すことで手指の運動ができ運動神経の衰えを防ぐという数珠状の手指運動用珠のリングが提案されている。また、以下の特許文献2には、ゴム製の筒状体を2乃至4つ連接し、その筒状体に両手の指を入れて動きが低下した手の指を健全な手の指で動かすという動作を繰り返すことで運動機能の改善を図るという手指運動改善補助具が開示されている。
また、以下の特許文献3には、球形状のコイルスプリングの両端を親指と人差し指とで挟み、圧縮・解放を繰り返すことによって指運動を可能とした指運動具が開示されている。また、以下の特許文献4には、各指先を挿入する部分に弾性体を接続し、それらの弾性体の他端を環状に連結することで指や手を開く方向の運動に適するという指運動器具が開示されている。
実用新案登録第3096577号公報 実用新案登録第3210062号公報 特開2014-117326号公報 特開2011-212420号公報
ところで、前述したような手指運動用具は、いずれも単調な手指動作を黙々と繰り返すだけであるため、そのときは脳の活性化や運動機能の改善には多少効果は期待できるものの、面白みに欠け、向上心や達成感が得られ難いため、飽きやすい人にとっては長期に亘ってその指運動を継続することが難しい。
そこで、本考案の目的は、これらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、手指を使った綾取りや手品のような高度な指運動を可能とする新規な指運動用具を提供することにある。
前記課題を解決するために本考案者は、従来のような単調な手指運動でなく、面白く且つ向上心が刺激されて達成感が得られる綾取りや手品のような指運動を新規に考案した。この指運動をマスターできれば、大きな達成感が得られて本人が楽しいだけでなく、それを知人や孫などに見せたり教えたりすることで賞賛やコミュニケーションが得られる楽しみがある。それによって自尊心が満たされ、心身共に健康状態を維持することが期待される。ただし、この指運動を効果的に行うためには、その運動に適した新規な運動用具が必要となるため、本考案者は試行錯誤の結果、以下のような手指運動用具を考案した。
前記課題を解決するために第1の考案は、太さ2~8mm、長さ400~800mmの紐状体を環状に連結してなることを特徴とする手指運動用具である。このような手指運動用具を用いれば、本考案者が考案した後述するような手指を使った綾取りや手品のような高度な指運動およびその練習をスムーズかつ効果的に行うことができる。
第2の考案は、第1の考案において、前記紐状体は、木綿、麻、紙、アクリル、レーヨン、天然皮、合成皮のいずれかの非伸縮性の柔軟な材質からなることを特徴とする手指運動用具である。このような材質からなる本考案の手指運動用具を用いれば、本考案者が考案した手指を使った綾取りや手品のような高度な指運動およびその練習をスムーズかつ効果的に行うことができる。
第3の考案は、第1または第2の考案において、前記紐状体に銀イオン系無機抗菌剤を配合したことを特徴とする手指運動用具である。このような構成によれば、手指から紐状体への細菌の付着・繁殖を抑えることができる。また、銀イオン系無機抗菌剤を使用することにより、人体への悪影響を回避することができる。
本考案の手指運動用具を用いれば、本考案者が考案した手指を使った綾取りや手品のような高度な手指運動およびその練習をスムーズかつ効果的に行うことができる。これによって、プレーヤーは大きな達成感が得られて本人が楽しいだけでなく、それを知人や孫などに見せたり教えたりすることで賞賛やコミュニケーションが得られる楽しみがある。また、プレーヤーの自尊心が満たされ、心身共に健康状態を維持することが期待される。
本考案に係る手指運動用具100の実施の一形態を示す斜視図である。 本考案に係る手指運動用具100の実施の一形態を示す平面図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第1段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第2段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第3段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第4段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第5段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第6段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第7段階を示すイメージ図である。 本考案の手指運動用具100を使った新規な手指運動の第8段階(最終段階)を示すイメージ図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る手指運動用具100の実施の一形態を示したものである。図示するようにこの手指運動用具100は、太さ2~8mm、長さ400~800mm(200~400mm×2)の紐状体10を環状に連結して構成されている。より好ましくは、太さ3~5mm、長さ(円周長)600~700mmの紐状体10を用いることが望ましい。
この紐状体10は、非伸縮性の柔軟な材質であれば、使用可能であるが、そのうち木綿、麻、紙(和紙、合成紙)、アクリル、レーヨン、天然皮、合成皮のいずれかを用いることが好ましい。また、この紐状体10の環状に連結する方法としては、簡単に解れない構造であれば特に限定されるものでなく、例えば本結び、たて結び、男結び、あやつなぎなどの公知の方法の他に融着や接着、金属片によるカシメなどによって連結するものであってもよい。
図3乃至図10は、本考案の手指運動用具100を使用する手指運動の一例を示したものである。この手指運動は、まず図3に示すようにプレーヤーの右手Rの人差し指fと中指sをV字状にして水平に伸ばし、その第1関節付近に手指運動用具100の下側を引っ掛けると共に、その手指運動用具100の上側を左手(図示せず)でまっすぐに吊り上げるように把持する(第1段階)。なお、以下の説明においては、この状態での人差し指f側(図中右側)に位置する紐状体10を第1紐10a、中指s側に位置する紐状体10を第2紐10b、人差し指fまたは親指tと中指sとの間に位置する紐状体10を第3紐10cと便宜的に称する。
次に、このような状態から図4に示すように人差し指fをその手指運動用具100の輪から抜いて中指s側に動かす(第2段階)。このとき、紐状体10が右手Rから外れないように左手(図示せず)を持ち上げて紐状体10を上方にピンと張ったままの状態を維持する。次に、図5に示すようにそのまま左手(図示せず)を右手R側から離すようにしてピンと張った状態を維持しつつその紐状体10を右手Rの親指t側に傾けて近づける(第3段階)。なお、左手(図示せず)の位置はそのままで右手Rの手首を右側に捻ることで紐状体10を右手Rの親指t側に近づけるようにしてもよい。
このようにして紐状体10が右手Rの親指t側に近づいたなら、図6に示すように右手Rの手首を右側に捻るようにしてその親指tを中指s側に動かしながら第1紐10aを引っ掛けてそのまま第2紐10bの右側までに引き寄せる(第4段階)。その後、その状態から図7に示すように親指tを中指s側から離して第2紐10b側に引っ掛ける(第5段階)。
次に、図8に示すようにそのまま左手(図示せず)を右手Rの真上まで移動させて第1紐10aおよび第2紐10bを中指s側に移動させながら第2紐10bを人差し指fの第2関節付近に引っ掛ける(第6段階)。そして、図9に示すようにそのままその人差し指fの指先を親指tと中指s間に位置する第3紐10cの下を潜るようにして動かす(第7段階)。
その後、その人差し指fをそのまま水平に伸ばすと図10に示すように第1紐10aと第2紐10bの位置が入れ替わると共に、図3に示すように人差し指fと中指sの外側に位置していた第1紐10aと第2紐10bが人差し指fと中指sの内側に移動することになる。そして、これら第1段階から第8段階までの動きを滞りなく連続して1~3秒以内に行うことによってそれを初めて見た看者は、第1紐10aと第2紐10bが瞬時に入れ替わったような印象を受けるため、看者に対して綾取りや手品のような新鮮な驚きを与えることができる。
これによって、プレーヤーは面白みや快感が刺激され、脳の活性化や自尊心の満足を得ることができる。しかも、このような指運動は使う指や手を変える(右手から左手)ことで徐々に難易度が上がるため、各パターンをマスターするごとにその都度達成感を味わったり向上心が刺激されるため、いつまでも飽きることがなく、長期に亘って手指を動かす運動を継続することができる。
すなわち、本実施の形態では、主に右手Rの人差し指fと中指sと親指tを使った例で示したが、中指sに代わって薬指を用いたり、人差し指fを使わないで中指sと薬指を使ったり、あるいは右手と左手を入れ替えて同様な動作を行うことも可能であり、それにつれて難易度も徐々に増すことになるため、向上心が刺激されて大きなマスターするごとに大きな達成感を味わうことができる。さらに慣れてくれば、目を閉じて手指の感覚だけで指運動することも可能となり、より脳の活性化に寄与できる。
そして、このような一連の手指運動は前述したような構成をした本考案の手指運動用具100を用いることでよりスムーズ且つ効果的に実施することができる。また、この手指運動用具100は、前述したような従来の指運動用具に比較してその製作コストを低く抑えることができるため、経済的な負担も少ない。それ故、その材質や色、長さなどが異なる紐状体10からなる手指運動用具100を多数集めることができ、コレクションや友人達との共通の趣味やコミュニケーションツールとして楽しむことができる。
なお、このような一連の手指運動は、慣れればゴム紐のような伸縮する紐状体でも可能であるが、その動作中は高速で指を抜き差しするため、ゴム紐のように常にテンションが係った状態では指との摩擦が大きすぎてあまりうまくできない。また、この紐状体が縫い糸のように細すぎると見え難いばかりでなく動作中に手指に係る負担が大きく反対に太すぎてもスムーズな動作の邪魔となるという欠点がある。
また、その紐状体の長さ(輪)が小さすぎたり、大きすぎてもスムーズな動作が行えない。従って、前記のような手指運動をスムーズに実現するためには、上述したように太さ2~8mm、長さ(円周長)400~800mm、より好ましくは、太さ3~5mm、長さ(円周長)600~700mmであって、木綿、麻、和紙、合成紙、アクリル、レーヨン、天然皮、合成皮などの非伸縮性の柔軟な材質の紐状体10からなる本考案の手指運動用具100を用いる必要がある。
また、この紐状体10に、人体への安全性が高い銀イオン系無機抗菌剤などの抗菌剤を配合すれば、紐状体10自体はもちろん、それに触れた手指の消毒効果も発揮されるため、1つの紐状体10を自分専用だけでなく他の人と共用することも可能となる。なお、紐状体10への抗菌剤の配合方法としては、抗菌剤を含む液体を紐状体10にスプレーしたり、抗菌剤を含む液体に紐状体10に浸漬した後、乾燥させるなどの方法がある。また、さらに抗菌剤に加え、抗ウィルス剤や防かび剤などを配合してもよい。
10…紐状体
10a…第1紐
10b…第2紐
10c…第3紐
100…手指運動用具
R…右手
f…指
s…中指
t…親指

Claims (3)

  1. 太さ2~8mm、長さ400~800mmの紐状体を環状に連結してなることを特徴とする手指運動用具。
  2. 請求項1に記載の手指運動用具において、
    前記紐状体は、木綿、麻、紙、アクリル、レーヨン、天然皮、合成皮のいずれかの非伸縮性の柔軟な材質からなることを特徴とする手指運動用具。
  3. 請求項1または2に記載の手指運動用具において、
    前記紐状体に銀イオン系無機抗菌剤を配合したことを特徴とする手指運動用具。
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