JP3236177B2 - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP3236177B2 JP28217594A JP28217594A JP3236177B2 JP 3236177 B2 JP3236177 B2 JP 3236177B2 JP 28217594 A JP28217594 A JP 28217594A JP 28217594 A JP28217594 A JP 28217594A JP 3236177 B2 JP3236177 B2 JP 3236177B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザトラック領域と
コントロールトラック領域を有する光記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は、精密な光記録媒体原盤を
用いて忠実に射出成形を行うことにより光記録媒体の基
体を転写作成し、記録膜、反射膜、保護膜等を基体上に
成膜することにより製造されている。
【0003】従来の光記録媒体はトラック領域がユーザ
トラック領域とユーザトラック領域の内側と外側のコン
トロールトラック領域から構成されており、内側と外側
のコントロールトラック領域は何れも媒体情報をプリピ
ットで記録した媒体情報トラックを備えている。
【0004】内側と外側の何れのコントロールトラック
領域にも媒体情報トラックを備えるのは、光記録媒体の
信頼性を高めるために、ユーザトラック領域の内側もし
くは外側の媒体情報トラックが再生できない場合におい
ても、残りの媒体情報トラックを用いて必要な媒体情報
を得ることが可能なように冗長な構成になっているため
である。
【0005】また、従来の光記録媒体では記録容量を増
大させるために次の2点が採用されつつある。一点目
は、トラックの円周方向を区切るセクタの数が内外周で
同一なCAV(Constant Angular V
elocity)方式から、トラックの円周方向を区切
るセクタの数を内周から外周にいたるに連れて増やした
MCAV(Modified Constant An
gular Velocity)方式への変更である。
【0006】CAV方式では内周から外周にいたるに従
い線記録密度が低下してしまっていた。外周における線
記録密度を低下させないためには、セクタの数を内周か
ら外周にいたるに連れて増やすこと、すなわちMCAV
方式の採用が効果的である。二点目は、変調方式のPP
M(Pit Position Modulatio
n)方式からPWM(Pulse Width Mod
ulation)方式への変更である。
【0007】PPM方式とは、光記録媒体に記録される
0と1で表現された情報ビット列の例えば1に対応して
プリピットを形成する変調方式であり、PWM方式と
は、光記録媒体に記録される0と1で表現された情報ビ
ット列の例えば1にプリピットの前縁または後縁を対応
させる変調方式である。PPM方式からPWM方式への
変更により記録密度は約1.5倍大きくなる。さらに、
光記録媒体の記録容量を増大させるためにはトラック数
を増やすことが効果的であるので、外周における記録領
域を従来よりも外側に拡張してトラック数を増やす(外
周拡大方式)光記録媒体も提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの方式を採用す
ることにより、光記録媒体の記録容量は増大するが、そ
れに伴い次のような問題が生じている。第一に、MCA
V方式を採用することで、光記録媒体を光記録媒体記録
再生装置にかけた時に外周領域ではプリピットからの十
分な強度の再生信号が得にくくなってしまった。CAV
方式では、内外周においてトラックの円周方向を区切る
セクタの数が同じであるため、プリピットの大きさはほ
ぼ半径に比例して大きくなっていた。
【0009】そのため、外周領域で射出成形過程での転
写性が多少低下するにしてもプリピットはある程度の大
きさを確保されていたので、プリピットからは十分な強
度の再生信号が得られていた。しかし、MCAV方式に
おいては、外周でのプリピットの大きさが内周でのプリ
ピットの大きさとほぼ同程度になるために、射出成形過
程での転写性が外周領域で低下すると、外周領域では十
分な大きさのプリピットを形成しにくくなるために、プ
リピットからの十分な強度の再生信号が得られにくくな
ってしまう。
【0010】その場合、光記録媒体記録再生装置では、
プリピットで記録されたアドレス情報やコントロールト
ラック領域の媒体情報トラックに記録された媒体情報な
どを読み取ることができず、光記録媒体を外周領域では
記録または再生できないことになってしまう。第二に、
外周拡大方式を採用することで、従来の光記録媒体では
グルーブもプリピットも存在しなかった領域にグルーブ
やプリピットが新たに形成されるようになる。
【0011】従来は、光記録媒体のトラック領域よりも
外側の部分はグルーブやプリピットが形成されることの
ない鏡面部分とされていた。これは、最外周部では光記
録媒体原盤からの転写性が極端に低下し、満足なグルー
ブやプリピットを形成させることが極めて困難であった
ためである。この場合、光記録媒体記録再生装置でプリ
ピットからの十分な強度の再生信号が得られないばかり
でなく、そもそも光記録媒体記録再生装置の光ヘッドを
所定のトラックにトラッキングさせることさえできない
のである。
【0012】以上のことから、MCAV方式と外周拡大
方式を同時に採用する光記録媒体においては、外周での
再生信号の確保が非常に困難なことが分かる。本発明
は、係る従来技術の不備を解消するためになされたもの
であって、MCAV方式や外周拡大方式を採用する光記
録媒体であっても、外周領域で十分記録または再生可能
な光記録媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光記録媒体
は、前記の課題を達成するために、同心円状またはスパ
イラル状のグルーブに沿って設けられたトラックからな
るトラック領域を備え、トラック領域は、半径方向に区
切られた環状領域毎にその数が異なる複数のセクタに区
切られ、トラックとセクタにより指定されるアドレスが
予めプリピットで記録された光記録媒体であって、トラ
ック領域は、ユーザが光学的に情報を記録または再生可
能なユーザトラック領域と、ユーザトラック領域の内側
と外側のユーザが情報を記録しないが再生可能なコント
ロールトラック領域とからなり、ユーザトラック領域の
内側のコントロールトラック領域は予め媒体情報をプリ
ピットとして記録した媒体情報トラックを備え、ユーザ
トラック領域の外側のコントロールトラック領域は媒体
情報トラックを備えない光記録媒体を提供するものであ
る。
【0014】さらには、光記録媒体の外周半径が約43
mmであり、半径41.3mmより外側にはトラック領
域が存在せず、かつ半径41.0mmより外側にはユー
ザトラック領域が存在しない光記録媒体、及び、プリピ
ットがPWM方式に従って記録される光記録媒体を提供
するものである。
【0015】ユーザトラック領域の外側に媒体情報トラ
ックを含むコントロールトラック領域がある場合、プリ
ピットからの再生信号が弱く媒体情報を満足に再生する
ことができない。のみならず、媒体情報トラックでは、
プリピットが多く形成されているためにトラッキングに
必要なPP(Push−Pull)信号も媒体情報トラ
ック以外でのPP信号と比較して大幅に低下してしま
う。
【0016】PP信号とは、光記録媒体記録再生装置の
光ヘッドにある二分割光検出器の差動信号のことであ
り、光ヘッドを所定のトラックに安定にトラッキングさ
せるためには、PP信号の値がある範囲内にあることが
必要である。PP信号がこの範囲内から外れて小さくな
ると、光ヘッドを所定のトラックに安定にトラッキング
させることは極めて困難になり、もはや光記録媒体に対
して記録または再生を行うことはできなくなる。
【0017】このことは、PWM方式を採用した場合、
更に顕著になってしまう。PP信号はプリピットがある
トラックではプリピットがないトラックに比較して小さ
くなるが、PPM方式でプリピットを記録されたトラッ
クに比較してPWM方式でプリピットを記録されたトラ
ックではプリピットの占める割合が大きくなるために、
PPM方式のトラックに比較してPWM方式のトラック
はPP信号の低下の割合が大きくなる。
【0018】また、ユーザトラック領域の外側に媒体情
報トラックを含むコントロールトラック領域を設ける
と、媒体情報トラックとその外側のトラックでは転写性
が低下するという問題が生じる。これは、媒体情報トラ
ックではそうでないトラックと比較して数多くのプリピ
ットを含んでいるために、射出成形時に光記録媒体原盤
側のプリピットに相当する部分が光記録媒体の基体表面
に対して深く入り込むことで、基体表面に十分に転写す
ることが困難になり、その結果媒体情報トラックでは転
写性が低下してしまうのである。
【0019】この影響は媒体情報トラックのみならず、
媒体情報トラックの外側のトラックにおいても現れてく
る。これらの不都合はユーザトラック領域の外側のコン
トロールトラック領域が媒体情報トラックを備えないよ
うにすることで全て解決できるものである。
【0020】
【実施例】第1図は本発明に係る光記録媒体の一例であ
る。光記録媒体は例えば外径が85.5mmから86m
mあり、そこには例えば16550本のスパイラル状の
グルーブが形成されている。また光記録媒体は内側から
外側にA0〜Anの(n+1)個(例えばn=19)の
ゾーンが形成されている。
【0021】最内周のゾーンは例えば半径23.1mm
から始まり、最外周のゾーンは例えば半径41.3mm
で終わっている。トラックピッチは例えば1.1umと
なる。最内周のゾーンA0ではトラックの円周方向に0
から(m−1)のm個(例えばm=48)のセクタに分
割されている。
【0022】それから外側のゾーンに向かうにつれてセ
クタ数が2個ずつ増加する。ただし、最外周のゾーンに
限りその接する内周側のゾーンと同数のセクタに分割さ
れている。最外周のゾーンAnには(2*n+m−2)
個(例えば84個)のセクタが形成されている。各ゾー
ンに含まれるトラック本数は同一ではなく、例えばゾー
ンA0には575本、ゾーンA1からAn−2では87
5本、ゾーンAn−1では825本、ゾーンAnでは2
75本のトラックを含んでいる。
【0023】ゾーンA1からAn−1はユーザトラック
領域として使用され、ゾーンA0はユーザトラック領域
の内側の媒体情報トラックを含むコントロールトラック
領域として使用され、ゾーンAnはユーザトラック領域
の外側の媒体情報トラックを含まないコントロールトラ
ック領域として使用される。各セクタの容量は例えば7
78バイトである。
【0024】1セクタに記録可能な記録容量は例えば5
12バイトなので、ユーザトラック領域全体では約53
8メガバイトになる。例えば(1、7)RLL(Run
Length Limited)変換により1バイト
が12チャンネルビットに変換されるため、各セクタは
9336チャンネルビットの容量を備える。
【0025】光記録媒体上ではプリピットはPWM方式
に従って記録される。プリピットの最短マーク長は最外
周のゾーンを除いて何れも約0.64umとなる。トラ
ック領域における各トラックについて、基本的には各セ
クタの先頭にそのセクタのアドレス情報がプリピットの
形で記録されており、この部分をヘッダ領域と呼ぶ。
【0026】ヘッダ領域の長さは例えば63バイトであ
る。セクタの残りの部分例えば715バイトについては
プリピットは存在せず、グルーブとグルーブの間はおよ
そ平らな表面となっている。ヘッダ領域に引き続く例え
ば698バイトの部分をデータ領域と呼び、情報をプリ
ピットで記録したトラックではデータ領域に情報がプリ
ピットの形で記録されている。
【0027】
【比較例1】第2図に示す光記録媒体は実施例と概略同
一であり、異なる箇所は最外周のゾーンAnがユーザト
ラック領域の外周側の媒体情報トラックを含むコントロ
ールトラック領域として使用されている点である。
【0028】
【比較例2】第3図に示す光記録媒体は、例えば外径が
85.5mmから86mmあり、そこには例えば113
13本のスパイラル状のグルーブが形成されている。ま
た光記録媒体は内側から外側にA0からAiの(i+
1)個(例えばi=2)のゾーンが形成されている。
【0029】最内周のゾーンは例えば半径22.9mm
から始まり、最外周のゾーンは例えば半径41.0mm
で終わっている。トラックピッチは例えば1.6umと
なる。全ゾーンA0〜Aiにおいてトラックの円周方向
に0から(j−1)のj個(例えばj=25)のセクタ
に分割されている。
【0030】各ゾーンに含まれるトラック本数は同一で
はなく、例えばゾーンA0には688本、ゾーンA1に
は10000本、ゾーンA2には625本のトラックを
含んでいる。ゾーンA1はユーザトラック領域として使
用され、ゾーンA0はユーザトラック領域の内側のコン
トロールトラック領域として使用され、ゾーンA2はユ
ーザトラック領域の外側のコントロールトラック領域と
して使用される。
【0031】各セクタの容量は例えば725バイトであ
る。1セクタに記録可能な記録容量は例えば512バイ
トなので、ユーザトラック領域全体では約128メガバ
イトになる。例えば(2、7)RLL変換により1バイ
トが16チャンネルビットに変換されるため、各セクタ
は11600チャンネルビットの容量を備える。
【0032】光記録媒体上ではプリピットはPPMに従
って記録される。プリピットの最短ピット間隔は半径に
比例して大きくなり、最内周で約1.49umとなり最
外周では約2.66umとなる。トラック領域における
各トラックについて、基本的には各セクタの先頭にその
セクタのアドレス情報がプリピットの形で記録されてお
り、この部分をヘッダ領域と呼ぶ。
【0033】ヘッダ領域の長さは例えば52バイトであ
る。セクタの残りの部分例えば673バイトについては
プリピットは存在せず、グルーブとグルーブの間はおよ
そ平らな表面となっている。ヘッダ領域に引き続く例え
ば661バイトの部分をデータ領域と呼び、情報をプリ
ピットで記録したトラックではデータ領域に情報がプリ
ピットの形で記録されている。
【0034】実施例、比較例1、比較例2で示される光
記録媒体をそれぞれ、光記録媒体A、光記録媒体B、光
記録媒体Cとする。第一に、光記録媒体Aにおけるグル
ーブの転写性を評価する。転写性を評価する指標として
DPP(Divided Push−Pull)信号の
均一性を採用する。
【0035】DPP信号の均一性とは、光記録媒体のI
SO(国際標準化機構)規格、例えばISO−1009
0に定義されているように、グルーブの大きさに相関す
る値であり、光記録媒体原盤におけるグルーブの大きさ
が内外でほぼ均一であることから、DPP信号の均一性
をもって転写性を評価することが可能である。DPP信
号の均一性は、グルーブの大きさが最適な点で最大とな
り、それよりグルーブが大きくなっても、小さくなって
もDPP信号の均一性は小さくなる。
【0036】光記録媒体記録再生装置で光ヘッドを所定
のトラックに安定にトラッキングさせるには、DPP信
号の均一性の値が0.70以上であることが必要であ
る。第4図は光記録媒体AにおけるDPP信号の均一性
の半径方向についての依存性を示すグラフである。第4
図に示すように、DPP信号の均一性は内周から外周に
かけて徐々に低下するが、半径38mmより外側で大き
く低下するようになり、特に半径41mmより外側では
極めて大きく低下する。
【0037】トラック領域の最外周41.3mmではD
PP信号の均一性は0.70をぎりぎり越えている。ト
ラック領域の最外周が41.3mmを越えなければ、光
記録媒体記録再生装置で光ヘッドを所定のトラックに安
定にトラッキングさせることができる。第二に、光記録
媒体Aと光記録媒体Bでユーザトラック領域の外側に存
在するコントロールトラック領域における媒体情報トラ
ックの有無による影響を比較する。
【0038】第5図は光記録媒体Aおよび光記録媒体B
におけるPP信号の半径方向についての依存性を示すグ
ラフである。光記録媒体記録再生装置で光ヘッドを所定
のトラックに安定にトラッキングさせるためには、PP
信号の値が、媒体情報トラックにおいては0.15以上
0.65以下、媒体情報トラック以外においては0.4
0以上0.65以下であることが必要である。
【0039】光記録媒体Aについては、PP信号の値が
0.43から0.58の範囲にあり、光ヘッドを所定の
トラックに安定にトラッキングをかけられることが分か
る。光記録媒体Bにおいてはユーザトラック領域の外
側、すなわち半径41.0mmより外側のコントロール
トラック領域における媒体情報トラックよりも内側にお
いてはPP信号の値が0.46から0.59の範囲にあ
り安定してトラッキングがかけられるが、媒体情報トラ
ックにおいてはPP信号の値が0.16から0.17と
なり、安定にトラッキングをかけにくく、マージンもほ
とんどない。
【0040】また媒体情報トラックの外側ではPP信号
の値が0.39となり、安定にトラッキングをかけるこ
とは困難である。光記録媒体Bのユーザトラック領域の
外側のコントロールトラック領域における媒体情報トラ
ックのPP信号の値は、光ヘッドを所定のトラックに安
定にトラッキングをかけることのできる最下限の値が得
られた。
【0041】しかし、大量に生産する場合には得られた
光記録媒体毎にPP信号の値がばらつくことは避けられ
ず、かなりの割合の光記録媒体についてPP信号の下限
値を割り込む可能性が大きいため、実用上PP信号の最
下限の値が得られた程度では不十分である。よって、ユ
ーザトラック領域の外側のコントロールトラック領域に
媒体情報トラックを設けると、安定にトラッキングがか
けられるとはいえないことになる。
【0042】第三に、光記録媒体Aと光記録媒体Cとで
ユーザトラック領域全体の記録容量を比較する。光記録
媒体Aは光記録媒体Cと比較して、トラックピッチを縮
め、MCAV方式を採用し、PPM方式に換えてPWM
方式を採用し、外周拡大方式を採用したために、ユーザ
トラック領域全体の記録容量は約128メガバイトから
約538メガバイトに増大する。実に4.2倍に拡大す
ることになる。
【0043】なお、本発明に係る光記録媒体には書換え
可能な媒体や再生のみ可能な媒体、追記型の媒体も含ま
れる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の光記録媒
体によれば、ユーザトラック領域の外側のコントロール
トラック領域に媒体情報トラックを備えないので、光記
録媒体記録再生装置がコントロールトラック領域を読み
誤ることがなく、MCAV方式や外周拡大方式、PWM
方式を採用することにより、光記録媒体の記録容量の増
大が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光記録媒体の一例の説明図
【図2】 本発明に係る光記録媒体の比較例1としての
光記録媒体の一例の説明図
【図3】 本発明に係る光記録媒体の比較例2としての
光記録媒体の一例の説明図
【図4】 DPP信号の均一性の半径方向についての依
存性を示すグラフ
【図5】本発明に係る実施例および比較例1のPP信号
の半径方向についての依存性を示すグラフ
【符号の説明】
A0 最内周ゾーン An コントロールトラックゾーン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/007,20/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状またはスパイラル状のグルーブ
    に沿って設けられたトラックからなるトラック領域を備
    え、該トラック領域は、半径方向に区切られた環状領域
    毎にその数が異なる複数のセクタに区切られ、トラック
    とセクタにより指定されるアドレスが予めプリピットで
    記録された光記録媒体であって、該トラック領域は、ユ
    ーザが光学的に情報を記録または再生可能なユーザトラ
    ック領域と、該ユーザトラック領域の内側と外側のユー
    ザが情報を記録しないが再生可能なコントロールトラッ
    ク領域とからなり、該ユーザトラック領域の内側のコン
    トロールトラック領域は予め媒体情報をプリピットとし
    て記録した媒体情報トラックを備え、該ユーザトラック
    領域の外側のコントロールトラック領域は該媒体情報ト
    ラックを備えないことを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 該光記録媒体の外周半径が約43mmで
    あり、半径41.3mmより外側には該トラック領域が
    存在せず、かつ半径41.0mmより外側には該ユーザ
    トラック領域が存在しない請求項1に記載の光記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 プリピットがPWM方式に従って記録さ
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載の光記録媒
    体。
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