JP3236135U - 畝引縄張設具 - Google Patents
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Abstract
Description
この考案は農作業用資材、詳しくは、圃場に畝を立てる際に用いる器具に関するものである。
圃場に畝を立てる際には、畝を直線状かつ等間隔に形成する必要があるが、その為には、畝引縄と称される紐を圃場に張り、これに沿って畝を立てることが行われており、各農家は思い思いの方法で畝引縄を張っていた。
なし
最近では、余暇活動の一環として農地を借り、作物を栽培する人も増えているが、畝引縄を圃場に正確に張る作業は意外に手間が掛かり、これを助ける使い勝手の良い道具も見当たらなかった。
本考案者はこの圃場に畝引縄を張る作業を素人でも楽しみながら手軽に行えるようにすべく鋭意研究を行った結果、これを実現した使い勝手の良い畝引縄張設具を開発することに成功し、本考案としてここに提案するものである。
横長矩形をなし、左右側縁から等距離となる中央部分に上下方向を向いた軸受け用の円筒が固定されていると共に、左右側縁にはテーパ状に先細りとなった逆台形状の切欠きが対向して形成されている板状体と、前記円筒を挿入し、板状体を回転自在に枢支する円筒状の杆体とからなり、板状体の一対の切欠き間に畝引縄を巻き付ける様にした畝引縄張設具により、上記課題を解決した。
板状体の切欠きの間に畝引縄を巻きつけて使用に供するものであり、板状体の切欠きの間に巻き付けられている畝引縄の先端に杭を結び付け、圃場に畝を形成しようとする予定地の起点に、畝引縄の先端に結びつけられた杭を打ち込み、杆体を持って板状体に巻き付けられた畝引縄を延ばしながら、起点側から終点側に移動し、終点に到達したら、そこに杭を打ち込み、この杭に畝引縄の後端をピンと張る様に結び付けて、畝引縄を張設し、これに沿って鍬や耕運機などで畝の形成を行う。
そして、畝の形成が完了した後は、板状体を杆体から抜き取り、板状体を手で保持しながら、切欠きの間に畝引縄を巻き取って圃場から畝引縄を撤去する。
この様に、この考案に係る畝引縄張設具を用いた場合、畝引縄が絡んだりせず、整然とスピーディに張設作業を行えると共に、畝引縄の撤去も整然と行うことが出来、畝引縄の張設という農作業を楽しく手軽に実行出来る効果を有する。
横長矩形をなし、左右側縁から等距離となる中央部分に上下方向を向いた軸受け用の円筒が固定されていると共に、左右側縁にはテーパ状に先細りとなった逆台形状の切欠きが対向して形成されている、畝引縄を巻き付ける板状体と、前記円筒を挿入し、板状体を回転自在に枢支する円筒状の杆体とから畝引縄張設具を構成した点に最大の特徴が存する。
図面を参照しながら、この考案に係る畝引縄張設具の一実施例について説明する。
この畝引縄張設具は、図1に示す様に、畝引縄9を巻き付ける板状体1とこの板状体1を回転自在に枢支する杆体2とからなるものであり、板状体1は桧等の木材を素材とし、横長矩形をなし、その左右側縁3.3にはテーパ状に先細りとなった逆台形状の切欠き8.8が対向して形成され、図3に示す様に、この切欠き8.8間に畝引縄9を巻き付ける様になっている。
この畝引縄張設具は、図1に示す様に、畝引縄9を巻き付ける板状体1とこの板状体1を回転自在に枢支する杆体2とからなるものであり、板状体1は桧等の木材を素材とし、横長矩形をなし、その左右側縁3.3にはテーパ状に先細りとなった逆台形状の切欠き8.8が対向して形成され、図3に示す様に、この切欠き8.8間に畝引縄9を巻き付ける様になっている。
又、左右側縁3.3から等間隔となる中央部分4には、上下方向を向いた軸受け用の円筒5が固定されている。なお、この円筒5は左右側縁3.3より大きい全長を有している。
なお、この実施例においては、円筒5は金属管を用い、金属製ブラケット6によって板状体1の中央部分4にねじ止め固定されているが、円筒5は必ずしも金属製でなくとも良く、その固定方法も図示のものに限定されるものではない。
一方、杆体2は、前記円筒5の内径より若干小さい外径を有し、前記円筒5の全長のほぼ4倍強の長さを有するアルミ製の円柱であり、その中央付近には、その外周を囲繞する鍔状のストッパー7が取りはずし自在に固定されており、その上端10から円筒5を差し込むことにより、図2に示す様に、2個の板状体1.1が直列状に枢支されている。
なお、この実施例においては、杆体2に枢支される板状体1は2個であるが、1個だけ、あるいは3個以上であっても良い。
なお、この実施例においては、杆体2に枢支される板状体1は2個であるが、1個だけ、あるいは3個以上であっても良い。
この実施例は、上記の通りの構成を有するものであり、板状体1の切欠き8.8の間に畝引縄9を巻き付けて使用に供するものであり、図3に示す様に、板状体1の切欠き8.8の間に巻き付けられている畝引縄9の先端に杭12を結び付け、図4に示す様に、圃場11に畝14を形成しようとする予定地の起点13に、畝引縄9の先端に結びつけられた杭12を打ち込み、杆体2を持って板状体1に巻き付けられた畝引縄9を延ばしながら、起点13側から終点15側に移動し、終点15に到達したら、そこに杭12を打ち込み、図5に示す様に、この杭12に畝引縄9の後端をピンと張る様に結び付けて、畝引縄9を張設し、これに沿って鍬や耕運機などで畝14の形成を行う。
そして、畝14の形成が完了した後は、杭12.12を抜き取ると共に、板状体1を杆体2から抜き取り、板状体1を手で保持しながら、切欠き8.8の間に畝引縄9を巻き取って圃場11から畝引縄9を撤去する。
なお、この実施例の様に、杆体2に2枚の板状体1を枢支する様になっている場合は、一度に2本の畝引縄9を張ることが出来、更に作業性が向上する。
この様に、この考案に係る畝引縄張設具を用いた場合、畝引縄9が絡んだりせず、整然とスピーディに張設作業を行えると共に、撤去も整然と行うことが出来、畝引縄9の張設という農作業を楽しく手軽に実行できる。
専業農家はもちろん、趣味として作物の栽培を楽しむ人達にとっても、大いに利用価値がある。
1 板状体
2 杆体
3 側縁
5 円筒
6 金属製ブラケット
7 ストッパー
8 切欠き
9 畝引縄
10 上端
11 圃場
12 杭
13 起点
14 畝
15 終点
2 杆体
3 側縁
5 円筒
6 金属製ブラケット
7 ストッパー
8 切欠き
9 畝引縄
10 上端
11 圃場
12 杭
13 起点
14 畝
15 終点
Claims (1)
- 横長矩形をなし、左右側縁から等距離となる中央部分に上下方向を向いた軸受け用の円筒が固定されていると共に、左右側縁にはテーパ状に先細りとなった逆台形状の切欠きが対向して形成されている板状体と、前記円筒を挿入し、前記板状体を回転自在に枢支する円筒状の杆体とからなり、板状体の一対の切欠き間に畝引縄を巻き付ける様になっていることを特徴とする畝引縄張設具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004570U JP3236135U (ja) | 2021-11-30 | 2021-11-30 | 畝引縄張設具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004570U JP3236135U (ja) | 2021-11-30 | 2021-11-30 | 畝引縄張設具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3236135U true JP3236135U (ja) | 2022-02-01 |
Family
ID=80123936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004570U Active JP3236135U (ja) | 2021-11-30 | 2021-11-30 | 畝引縄張設具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236135U (ja) |
-
2021
- 2021-11-30 JP JP2021004570U patent/JP3236135U/ja active Active
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