JP3236066U - 玩具カプセル - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、いわゆるガチャマシンやガチャポン(登録商標)などと称される自動販売機等において用いられている、中にミニチュアフィギアなどの物品(以下、「人形等」という。)を展示状態で入れた玩具カプセルに関する。
ガチャポンなどにおいて用いられる玩具カプセルにおいて、カプセル本体の中に入れられている人形等の商品を、当該カプセルの内部や外部に仮固定して人形等を展示状態できるようにした玩具カプセルが、下記の特許文献1、2などにより知られている。
従来のカプセル内に入れた人形等を展示状態に見せる展示機能を持たせた玩具カプセルにおいては、カプセルを開けて中に置かれている人形等を取出し、カプセルの内部や外部に形成された固定箇所に取り出した人形等を仮固定して展示状態にするものが大半である。
しかし、公知の玩具カプセルでは、特許文献1、2に示されているように、人形等を展示状態にするための仮固定の位置(展示位置)がカプセル底部の中心やカプセル外面の天頂中心になるため、展示状態が単調であり、従って趣味性豊かな展示形態ではないから、短時間で見飽きてしまうという難点がある。
しかし、公知の玩具カプセルでは、特許文献1、2に示されているように、人形等を展示状態にするための仮固定の位置(展示位置)がカプセル底部の中心やカプセル外面の天頂中心になるため、展示状態が単調であり、従って趣味性豊かな展示形態ではないから、短時間で見飽きてしまうという難点がある。
そこで本考案では、展示形態を多様にして趣味性豊かな展示を可能にする人形等の展示機能を備えた玩具カプセルを提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案玩具カプセルの構成は、ミニチュアフィギア等の物品(以下、「人形等」という)を出入れ自在に収容するために上、下で二つ割にされ結合・分離可能に形成された略球状又は略筒状のカプセル本体において、分割された下位カプセル部材は、その内部に、当該カプセル部材の内面に支持される展示板を着脱自在に備え、前記展示板には複数の支持穴が設けられ、前記複数の支持穴に多くても前記支持穴と同数の人形等の夫々の下端に設けた挿込片を嵌合することにより、人形等を前記カプセル本体の内部に展示状態で収容することを特徴とする。
結合、分離可能に上下で2つに分割したカプセル本体において、下位カプセル部材は、当該カプセル部材の内面に支持される展示板を着脱自在に備え、前記展示板には複数の支持穴を設け、前記複数の支持穴に人形等の夫々の下端に設けた挿込片を嵌合することにより、前記人形等を前記カプセル本体の内部に展示状態で収容するようにしたから、複数の支持穴に複数種類の人形等を任意に入れ替えて展示することができる。従って、持ち主の趣味や好みに応じた人形等の展示状態を容易に設定でき、また容易に変更することができる。
次に、本考案玩具カプセルの実施形態例を図1~図5を参照しつつ説明する。
図1において、TCは本実施形態の玩具カプセルで、図では略球状のカプセル本体1が、上下方向の略中間部において上位カプセル部材1aと下位カプセル部材1bの2つに分割されている。上位カプセル部材1aと下位カプセル部材1bは、その分割ラインに沿って雌雄関係による結合縁部1c、1dを備えている。ここで、上位カプセル部材1aは透明、下位カプセル部材1bは不透明であるが、両部材1a,1bとも透明にしてもよい。
下位カプセル部材1bの内部には、後に説明する展示板3が配置されている。本実施形態では、カプセル本体1が略球状であるから、展示板3の平面形状は略円形である。カプセル本体1が平面視四角形などの多角筒状や多角多面体の場合には、展示板3はこのカプセル本体1の中間部を平面でカットした平面形状に沿った平面形状のものとなる。
本考案では、展示板3の下位カプセル部材1bの内部での高さ位置を変更(又は選択)できる工夫が、下位カプセル部材1bの内面と展示板3の外周縁とに施されている。その工夫について以下に説明する。
図2,図3に示す実施形態では、下位カプセル部材1bの内面に、展示板3の支持高さを変えるために、平面座標上で90度位相を変えた位置に、平面から見て略等間隔で4個の上位支持突起1eと4個の下位支持突起1fが設けられている。平面から見た2組の上位支持突起1eと下位支持突起1fは、夫々の先端が、下位カプセル部材1bの中心に立てた垂直軸から等しい水平距離に位置するように調整されている。なお、上位支持突起1eと下位支持突起1fの個数は3個以上あればよく、それらの平面から見た位置も同位相であってよい。
一方、下位カプセル部材1bの内面に設けた上位支持突起1eと下位支持突起1fとに、選択的に支持されるために、展示板3には、図2に拠って説明する構成が付与されている。
まず展示板3は、その直径が、対面する上位支持突起1e同士の間の距離D(この距離Dは対面する下位支持突起1f同士の距離と同じ。)よりも僅かに大きく、且つ下位支持突起1fが設けられている位置での下位カプセル部材1bの内部直径dよりも僅かに小さい直径に整えられた(図5参照)円板体により形成されている。
次に、その円板体の外周上の4箇所(略90°間隔)に、上位支持突起1cを通過するための凹状の切欠部3aが設けられている。
さらに、この円板体の内部には、一例として平面から見て細い長方形状(略スリット状)の支持穴3b、3c、3dの3個が設けられている。なお支持穴の形状や個数はこの例に限られず任意である。
次に、その円板体の外周上の4箇所(略90°間隔)に、上位支持突起1cを通過するための凹状の切欠部3aが設けられている。
さらに、この円板体の内部には、一例として平面から見て細い長方形状(略スリット状)の支持穴3b、3c、3dの3個が設けられている。なお支持穴の形状や個数はこの例に限られず任意である。
上記のように形成された展示板3は、その切欠部3aのないところで上位支持突起1eの上に載せ、また切欠部3aで上位支持突起1eを通過して平面内で少し回し下位支持突起1fの上に載せることにより、下位カプセル部材1bの内部での高さを変えることができる。
前記展示板3の支持穴3b~3dには、異なる形態や姿態に形成した3つの人形等4~6が、夫々の下端部に設けた舌片状の挿込片4a、5a、6aが夫々に嵌入されて、夫々の人形等4~6の立姿勢を保持できるようになっている。ここで、各挿込片4a~6aは、支持穴4~6にきつく嵌合するため、浅いテーパが付いた舌片状に形成されている。
図2、図3に示した支持穴3b~3dは、夫々に長さ(平面から見た左右幅)が異なり、配設も平行であるが、支持穴の数や形状、大きさ、それらの配向は、図示した例に限られない。例えば支持穴3b~3dを、真円状の丸穴又は正方形状の角穴にして展示版3の上に規則的に設ける(座標的に設ける)一方で、人形等4~6の下端に設ける挿込片4a~6aも、前記丸穴や角穴に嵌入できる1本又は2本等の複数本の丸ピン状又は角ピン状に形成しておけば、人形等4~6の展示版3の上で立設する位置を任意に選択することが可能になる。
上記に説明した3種類の人形等4,5,6は、これら全部で一つのキャラクタを形成したり、ストーリーを表現するもの、或は、3つの人形等4~6が個々に特定キャラクタやストーリーを表現するものなどがある。図示した人形等4~6は、プラスチック板にキャラクタを印刷し、当該キャラクタの外形状にレーザーカッター等で切出したものであるが、人形等の形成方法や材質は、上記の成形プラスチック板以外の材料で形成した人形等であってもよい。
図2において、7は上位カプセル部材1aの外表面の天頂の略中心に上向きに設けた結合用の凸部、8は下位カプセル部材1bの底部外面の略中心に設けた凹部で、凹部8は前記凸部7を嵌合するための構造である。即ち、上記カプセル本体1を分離したとき、半球状の上位カプセル部材1aを机等の上に伏せた状態で置き、その天頂にある凸部7に下位カプセル部材1bの凹部8を嵌合させることにより、伏せた上位カプセル部材1aの上に人形等4~6を配置した展示板3を備える下位カプセル部材1bを位置付けることができる。なお、上位カプセル部材1aの凸部7と下位カプセル部材1bの凹部8の設置位置は上記例とは逆であってもよく、また凹部8は凸部7が嵌合できる穴であってもよい。
本考案の玩具カプセルは以上の通りであって、カプセル本体内に収まる展示板に設けた複数の支持穴に、複数の人形等の下端部に設けた挿込片を嵌合することにより、カプセル内に人形等によるキャラクタ物品を展示状態で収容することができる。
従って、様々な異なるキャラクタの人形等を、その嵌込片において展示板の支持穴に嵌合することにより、複数の異なるキャラクタによる人形等を展示状態でカプセル内に収容できるから、ガチャマシン等の販売機で提供する玩具カプセルとして極めて好適である。
TC 本考案玩具カプセル
1 カプセル本体
1a 上位カプセル部材
1b 下位カプセル部材
1c、1d 結合縁部
1e 上位支持突起
1f 下位支持突起
3 展示板
3a 切欠部
3b~3d 支持穴
4~6 人形等
4a~6a 挿込片
1 カプセル本体
1a 上位カプセル部材
1b 下位カプセル部材
1c、1d 結合縁部
1e 上位支持突起
1f 下位支持突起
3 展示板
3a 切欠部
3b~3d 支持穴
4~6 人形等
4a~6a 挿込片
Claims (5)
- ミニチュアフィギア等の物品(以下、人形等という)を出入れ自在に収容するため上、下で二つ割にされ結合、分離可能に形成された略球状又は略筒状の玩具カプセルにおいて、分割された下位カプセル部材は、その内部に、当該カプセル部材の内面に支持される展示板を着脱自在に備え、前記展示板には支持穴を設け、前記支持穴に前記人形等の下端に設けた挿込片を嵌合することにより、前記人形等を前記玩具カプセルの内部に展示状態で収容するようにしたことを特徴とする玩具カプセル。
- 前記下位カプセル部材は、その内面に前記展示板の支持高さを変更するための上位支持突起と下位支持突起を備える請求項1の玩具カプセル。
- 前記展示板は、外周上に前記上位支持突起を通過するための切欠部を備える請求項2の玩具カプセル。
- 前記展示板は、その面内に複数の支持穴を有し、各支持穴に複数種の人形等の下端に形成した挿込片が嵌合されることにより、前記複数種の人形等を展示状態で支持できる請求項1~3のいずれかの玩具カプセル。
- 上位カプセル部材の頂部略中心と下位カプセル部材の底部略中心に、雌雄関係で結合する凸部と凹部又は穴による結合部を設けることにより、机等の上に伏せて置いた分離した前記上位カプセル部材の上に、人形等を立設した展示板を内部に備えた下位カプセル部材を、前記結合部を結合させて配置できるようにした請求項1~4のいずれかの玩具カプセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021004487U JP3236066U (ja) | 2021-11-24 | 2021-11-24 | 玩具カプセル |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021004487U JP3236066U (ja) | 2021-11-24 | 2021-11-24 | 玩具カプセル |
Publications (1)
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JP3236066U true JP3236066U (ja) | 2022-01-27 |
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Family Applications (1)
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JP2021004487U Active JP3236066U (ja) | 2021-11-24 | 2021-11-24 | 玩具カプセル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3236066U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7466041B1 (ja) | 2023-06-27 | 2024-04-11 | 株式会社バンダイ | 玩具 |
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2021
- 2021-11-24 JP JP2021004487U patent/JP3236066U/ja active Active
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