JP3234942U - 深紫外線空間殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新型コロナウイルスの感染、特に空気・エアゾール感染を予防するために、対面者間の会話や飲食にあたり、卓上にアクリル板等よりも効果的な仕切りとして深紫外線を照射して光の幕を張る深紫外線殺菌装置を提供する。【解決手段】深紫外線LEDランプ3から照射される深紫外線を照射角制限筒に通して照射角を調製して逆円錐形の光の幕を張る深紫外線照射装置1を本体とし、また、人体を赤外線が感知して深紫外線の照射を止め、人体を感じなくなれば深紫外線を照射する赤外線感知機6を具備し、更に、モバイルバッテリーを動力源とするために、持ち運びできる程に小型化される深紫外線空間殺菌装置、という構成からなっている。【選択図】図1

Description

本考案は、新型コロナウイルスの感染を予防するために、深紫外線の照射によって光の幕を張る装置に関する。
新型コロナウイルス(SARS−CoV−2)による感染症(COVID−19)を予防するためには、一定の距離、いわゆる社会的距離をとる必要がある。そこで、現状では、オフィスや飲食店の対面者間の会話や飲食にあたり、卓上にアクリル板等の仕切りを設置する。
ところが、このウイルスの感染経路は、接触感染や飛沫感染のみならず、空気中に微粒子を放出する空気・エアゾール感染もある。したがって、このアクリル板等を設置して仕切るだけでは十分な効果を得られない。
本考案の解決しようとする問題点は、次の通りである。
新型コロナウイルスの空気・エアゾール感染を予防するためには、紫外線、特に深紫外線の照射が必要となる。この紫外線は、波長が短く(100〜280nmのUV−C)、生体に対する強い破壊力を持つために、このウイルスには有効な対応となる。
ところが、深紫外線の照射によって、人の目に痛みや皮膚に火傷等の炎症を起こすので、人体に障害を与えるという難点がある。したがって、深紫外線の取り扱いについては十分に配慮する必要がある。
そこで、深紫外線を照射する光源としてLEDランプを使用したとしても、人体に影響を与えずに、しかも、このウイルスを死滅させる効果のある深紫外線照射装置−見えぬ敵から身を護る術−を提案する。
本考案の解決する手段は、次の通りである。
先ず、深紫外線LEDランプ(3)から照射される深紫外線を角筒(4)に通して照射角を調整して逆円錐形の光の幕(5)を張る深紫外線照射機(2)を本体とする深紫外線空間殺菌装置(1)である。
次に、人体を赤外線で感知して深紫外線の照射を止め、人体を感知しなくなれば深紫外線を照射する赤外線感知機(6)を具備する深紫外線照射機(2)を本体とする深紫外線空間殺菌装置(1)である。
最後に、モバイルバッテリー(10)を動力源とするために、持ち歩きしかつ卓上に配置できる程に小型化される深紫外線空間殺菌装置(1)である。
本考案の効果は、次の通りである。
先ず、深紫外線照射機(2)は、深紫外線の照射角を調節して光の幕(5)を張り、新コロナウイルスを死滅させる。したがつて、本機(2)を対面者間の卓上に置いて使用すると、空気・エアゾール感染を防止できる。
次に、赤外線感知機(6)は、深紫外線の人体への影響を避けるために、人体を感知すると深赤外線の照射を中止し、これを感知しなくなると再開する。したがって、この装置(1)を対面者の間の卓上に配置しても人体は安全である。
最後に、深紫外線空間殺菌装置(1)は、小型でかつ持ち歩き出来るので、対面者の卓上に配置できる。したがって、いろいろな人達と接するオフィスや飲食店で会話や飲食の機会をもつ者はこれを持参することが礼儀となる。
本考案に係る深紫外線空間殺菌装置の深紫外線照射機の外観図である。 本考案に係る深紫外線殺菌装置の実施図である。 本考案に係る深紫外線の照射する光の幕の状態を表す図である。
1 深紫外線空間殺菌装置
2 深紫外線照機
3 深紫外線LEDランプ
4 照射角制限筒
5 光の幕
6 赤外線感知機
7 赤外線センサー
8 赤外線標示灯
9 動力機
10 モバイルバッテリー
11 バンド
12 ソケット
13 コンセント
14 スイッチ
本考案の実施の形態である。
本考案に係る深紫外線空間殺菌装置(1)は、深紫外線照射機(2)、赤外線感知器(5)、動力器(9)という三つの機器から構成される。
第一に、深紫外線照射機(2)は、深紫外線を照射する光源を用いて、新型コロナウイルを死滅させる光の幕(5)を張る。これは、深紫外線LEDランプ(3)と照射角制限筒(4)からなる。
一つは、深紫外線(UVC)を照射する光源は深紫外線LEDランプ(3)である。いずれの市販品でもよいが、通常、NCSU3348(日亜化学社製)1個使用する。このランプ(3)から深紫外線を照射して、空間に浮遊しあるいは物質に付着するウイルスを死滅させる。
2020年12月17日の朝日新聞デジタルによると、日亜化学工業(株)は、徳島大学大学院医歯薬学部に委託して自社の280nm深紫外線LEDを用いた実験において、新型コロナウイルスに対して30秒の紫外線照射(照射条件は、照射距離50nm,照度1.7《mW/Cm》)で99.99%の不活化効果を確認したと公表する。
新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価(経済産業省)は、除去効果について99.99%以上の感染化減少率を目安として判断する。このLEDランプ(3)は、紫外線(A〜C波)の中でも特にウイルスの不活性化に有効なC波(深紫外線/波長:100〜280nm)を照射するLEDである。コンパクトで省エネ・長寿命というLEDの特長のみならず、フィルター等の交換を不要とする安心設計である。
二つは、深紫外線の放射角を調整する照射角制限筒(4)である。深紫外線LEDランプ(3)は、球形であるために、110度という広範囲な角度に深紫外線を照射する。そこで、この深紫外線を角筒(4)に通して照射角を調節して逆円錐形をした光の幕(5)を張る。この角筒(4)は、本機(2)の外側に凸型に具備してもよいし、あるいは、本機(2)の内部に凹型に埋め込んでもよい。後者の凹型が使用しやすい。
この角筒(4)を高さ15mm、幅15mm、奥行10mmに設定すると、照射角は、横40度、正面60度、照射最長距離約50cm、照射最大直径約50cmとなる。この角筒(4)の大きさを変化させれば照射角をいろいろと調節できる。また、深紫外線LEDランプ(3)は、通常、本機(2)に1個使用する。このランプ(3)を2個以上並列して、深紫外線の放射する光の幕(5)を横長に伸ばすこともできる。
第二に、赤外線感知機(6)は、人体に対する影響を防ぐために深紫外線の照射を点滅させる安全装置である。これは、赤外線センサー(7)と赤外線標示灯(8)からなる。
一つは、人体に感応する安全対策用の赤外線センサー(7)である。このセンサー(7)は、市販品を組み込んだものでよい。深紫外線は、人体に有害であり、これに触れると目の傷みや皮膚の炎症を引き起こす原因となる。そこで、人体の動作を赤外線が探知して深紫外線を点滅させるセンサー(7)が必要となる。赤外線が人体を感知すると、これに連動して、深紫外線の照射を中断する機能が働くことになる。これに対し、赤外線が人体の動作を感知しなくなると、深紫外線を照射する機能が再開する。
二つは、深紫外線の照射の状態を表示する標示灯(8)である。本機(2)と照射空間の距離を測定中のとき橙色、深紫外線の照射がないとき緑色、それを使用中のとき赤色に表示される。このセンサー(7)を人体が遮ると深紫外線の照射を消灯する。これを照射しないときは人体が触れている可能性があるので注意を要する。
なお、本機(1)の両端にゴム等を素材とするバンド(11)で挟み、弾力性をもたせて卓上に配置して安定感をもたせる。
第三に、この装置の電源となる動力機(9)となるのは、AC電源ケーブル(USB Type‐C ケーブル一体型)のみならず、モバイルバッテリー(10)でもよい。モバイルバッテリー(10)は、いずれの市販品でもよいが、通常、5000mAhの容量と約113gの重量であり、フル充電して約8時間連続使用できる。このモバイルバッテリー(10)を使用すると、この装置(1)が小型となり、持ち運びも可能となる。
深紫外線空間殺菌装置(1)の実施は、対面者間の卓(高さ70cm以上)上にこの装置(1)を配置することから始まる。平らで安定して振動もない場所に水平な状態で置くことが必要である。
AC電源ケーブルあるいはモバイルバッテリー(10)のコンセント(13)を本機(2)のソケット(12)に挿し込むと自動的に作動する。そうすると、この装置(1)と照射空間の距離を測定し、深紫外線LEDランプ(3)から深紫外線か照射されて光の幕(5)を張るに至る。これを本機(2)より抜くと、作動しなくなる。
本機(2)から深紫外線を連続して照射する必要がある場合、手動的な操作により、スイッチ(14)をONにし、強制的に深紫外線を照射し、これを止めるときOFFにする

Claims (1)

  1. 深紫外線LEDランプから照射される深紫外線を角筒に通して照射角を調整して逆円錐形の光の幕を張る深紫外線照射機を本体とし、また、人体を赤外線が感知して深紫外線の照射を止め、人体を感じなくなれば深紫外線を照射する赤外線感知機を具備し、更に、モバイルバッテリーを動力源とするために、持ち運びしかつ卓上に配置できる程に小型化される深紫外線空間殺菌装置。
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