JP3234730U - 窓開口用カバー - Google Patents

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【課題】降雨時にも窓を開けっぱなしにして換気を行う窓開口用カバーを提供する。【解決手段】窓開口用カバー20は、家屋03に設けた窓枠12と、窓枠12に設けた開閉自在な窓13a、13bと、窓13a、13bの開閉によって形成される開口14とを備えてなり、開口14とに間隙15を設けつつ開口14を閉じるように板材24を取り付けることによって屋外から屋内への空気00の流路を形成する。【選択図】図3

Description

本考案は、家屋に設置する窓の換気に関するものである。
従来窓を使用した換気は、換気の際に必要な雨除けとして、網戸にアクリル板を取り付けて空気の流路を形成する方法がある。(特許文献1参照)
また、網戸枠外側に取り付けるブラインドパネルがある。(特許文献2参照)
登録実用新案第3228848号広報 特開2016−121517広報
一般住宅では、たとえば、暑い夏の夜中に窓を開け放しにする際に、室内への虫の侵入を防ぐために、窓の屋外側に網戸を取り付けすることが多く、降雨の場合には、網戸からの雨除けのために、背景技術に記載のような技術が開発されている。
しかし、近年の新型コロナ禍では、不特定多数の客が出入りする店舗や職場においても天候を問わず常時換気が求められるという社会的なニーズが発生しており、高所のように網戸が不要な場所においても、網戸の有無にかかわらず窓の開口に対する雨除けがニーズとなってきている。
そこで、本考案は、網戸の有無にかかわらず換気のために開口を設ける窓に対して、清掃や部材の交換といった周辺部分の取り扱いを容易にする単純な構造によって、雨除け性能の向上と換気性能の向上を図るという課題を安価で容易に解決を図るものである。
かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1考案の構成は(請求項1に係る考案をいう、以下同じ)、家屋に設けた窓枠と、窓枠に設けた開閉自在な窓と、窓の開閉によって形成される開口とを備えてなり、開口とに間隙を設けつつ開口を閉じるように板材を取り付けることによって屋外から屋内への空気の流路を形成することをその要旨とする。
窓枠の上部と下部にそれぞれ設けるガイド部材と所定の寸法関係で対応する被ガイド部材を設けることによって、工具を使用せずに脱着自在とすることができる。
板材の材質を樹脂とすることができる。
両側に補強フレームを設けてもよい。
窓枠に別途加工部材を取り付けることによってガイド部材を形成することができる。
板材の材質を形板ガラスにすることができる。
アルミサッシ網戸の金網の一部を上下方向に板材を取り付けることによって形成してもよい。
上下に戸車の被ガイド部品を取り付けることができる。
かかる第1考案の構成によるときは、窓開口用カバーの板材が降雨時に雨を跳ね返すことによって開口から屋内への雨水の侵入を防ぐラビリンスシール型のシール構造を形成するとともに、窓開口用カバー側面から流入して窓に当たる空気が方向を変えて、間隙を介して開口から屋内へ流入するという流路を形成することによって屋内の換気が可能となる。
工具を使用せずに窓開口用カバーを脱着することができるため、窓周辺の清掃が容易に行え、必要時の交換も容易になる。
既設のアルミサッシ網戸の枠に設けられたガイド部材を使用することができる。
樹脂製の窓開口用カバーは、軽くて扱いやすい。
金属製の補強フレームは、樹脂製の板材の変形を防ぐとともに、損傷が起こりやすい板材の端部を保護することができる。
たとえば、トイレや風呂といったデリケートな場所での窓の開口を隠すことができる。
市販の標準化されたアルミサッシの網戸を改造して窓開口用カバーを取り付けることができる。
市販の標準化されたアルミサッシの引き違い窓における固定側と開閉側の窓位置を逆にした場合でも、窓開口用カバーを天地を逆にすることによって使用することができる。
全体構造説明図 全体構造説明図 横断面構造説明図 縦断面構造説明図 全体構造説明図 全体構造説明図 横断面構造説明図 全体構造説明図 全体構造説明図 全体構造説明図
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
図面は、市販の標準化されたいわゆるアルミサッシの引き違い窓の構造を単純化して作成している。
窓開口用カバー20は、上部に被ガイド部材22と下部に被ガイド部材23が設けられた金属製のフレーム21の内側に板材24が取り付けられている(図1)。
板材24は、用途に応じて材質を樹脂にしたり、形板ガラスにすることができる。
窓開口用カバー20は、家屋03に設けた窓枠12と、窓枠12に設けた開閉自在な窓13a、13bと、窓13a、13bの開閉によって形成される開口14とを備えてなり、開口14とに間隙15を設けつつ開口14を閉じるように板材24を取り付けることによって屋外01から屋内02への空気00の流路を形成する(図2、図3)。
なお、図2と図3とでは、窓開口用カバー20が板材24と同一として示してあり、また、開口14は、固定側の窓13bに対して窓13aを開閉することによって形成される。
屋外の空気00は、窓開口用カバー20側面から流入して窓13a、13bに当たる空気00が方向を変えて、間隙15を介して開口14から屋内02へ流入するという流路を形成し、同時に室内から空気00が逆方向に屋外に流出する。
窓開口用カバー20は、上部に設けられている溝形状の被ガイド部材22と所定の寸法関係で対応し窓枠12に設けられているレール状のガイド部材12aにはまりあうことによって、上部の横方向の姿勢が規制されており、同様に、下部に設けられている戸車の被ガイド部材23、23が形成する溝形状と所定の寸法関係で対応するレール状のガイド部材12bの上に載ってはまりあうことによって、縦方向に支持され下部の横方向の姿勢も規制されている(図4)。
上部の被ガイド部材22(幅w1/深さd1)とガイド部材12a(厚みt1/高さh1)と、下部の被ガイド部材23、23(幅w2/深さd2)とガイド部材12b(厚みt2/高さh2)とにおける所定の寸法関係は、部材が剛体という条件において、両方の部材がはまりあうためにw1>t1、w2>t2が成立し、窓開口用カバー20が縦方向に脱着自在に動くためには、被ガイド部材22とガイド部材12aとの重なり寸法をeとすると、d1−e>d2、h1−e>d2が成立する。
窓開口用カバー20は、深さd2以上持ち上げて横方向に傾けると、被ガイド部材22(幅w1/深さd1)とガイド部材12a(厚みt1/高さh1)が形成する角度αで、被ガイド部材23、23がガイド部材12bから外れ、被ガイド部材22がガイド部材12aから外れるまで下方向に引き抜くことによって取り外すことができ、逆に、角度αに傾けて被ガイド部材22をガイド部材12aにはめあわせつつ持ち上げて、被ガイド部材23、23をガイド部材12bに載せれば、取り付けることができる(図5)。
樹脂を切断しただけの窓開口用カバー20は、板材24と一体化して上部と下部にそれぞれ被ガイド部材22、23を形成しており、窓枠12に取り付けられるガイド部材12a、12bによって姿勢が規制され、両側に補強フレーム21a、21aが設けられている(図2、図6)。
なお、図6は、カバー20にガイド部材12a、12bをはめあわて、両側から補強フレーム21a、21aをはめあわせようとしている状態と、ガイド部材12a、12bを介してカバー20を窓枠12に取り付けようとしている状態を示している。
この場合、窓開口用カバー20は、上部にレール形状の被ガイド部材22と下部に下向きのレール形状の被ガイド部材23が形成され、弾性的な溝形状を形成するガイド部材12a、12bが変形しつつ被ガイド部材22、23と所定の寸法関係で対応することによって、脱着自在となっている。ただし、弾性体の窓開口用カバー20が脱着の際に窓開口用カバー20自体が変形する場合や、同様に、ガイド部材12a、12bの溝の形状が弾性変形する場合には、ガイド部材12a、12bと対応する被ガイド部材22、23との所定の寸法関係が剛体と異なったものとなる。
窓開口用カバー20は、アルミサッシ網戸の金網25の一部を上下方向に板材24を取り付けている(図8)。
なお、前述「板材24を取り付けている」が意味することは、完全に交換する場合や、金網25の上から被せられている場合も含む。
市販のアルミサッシの引き違い窓13a、13bは、屋外側を固定側の窓13bとして屋内側の窓13aを開閉するように設計されており、図示しない一対の施錠部品が取り付けられているため、左右方向の位置が予め定まっている。通常は、屋内から見て左側に固定側の窓13bと右側に開閉用の窓13aが取り付けられる(図3)。
そのため、窓13bは、枠12と接触する端面13b1にシール性を確保するために図示しない溝形が形成され、逆側の端面13b2が平たんに形成されており、枠12に当たるまで屋内側から見て右側に移動させると、枠12との間に虫が入り込む隙間が生じる(図7)。
窓13aを屋内側から見て左側で開閉するために、窓13bは、枠12との隙間を塞ぐ部材12cを枠12の側面に取り付けている。
表側と裏側がある窓開口用カバー20は、上下に同一の溝形状の被ガイド部材22、22の内部に、上下に各2個の戸車の被ガイド部材23、23が埋め込まれるように取り付けられている(図9)。
表側と裏側がある窓開口用カバー20は、窓13aを屋内側から見て右側に取り付ける場合には、上部の戸車の被ガイド部材23、23を取り外しして窓開口用カバー20の板材24が屋内側から見て右側になるように取り付け、窓13aを逆の左側に取り付ける場合には、窓開口用カバー20の天地を逆にして、上部の戸車の被ガイド部材23、23を取り外しして窓開口用カバー20の板材24が逆になるように取り付ける(図3、図7)。
家屋03にある既設の一式の窓10、10…に窓開口用カバー20、20…を取り付けて、換気扇30のあるたとえば、台所、トイレ、洗面所まで空気00の流路を屋内02に設ければ、常時一方向に効率よく空気を流すことが容易にできる。悪天候の場合でも開口サイズを調整すれば屋内を快適な状態に維持することができる(図10)。
上下のガイド部材は、一方をレール形状として他方を溝形状とすることができる。
弾性体の窓開口用カバーは、曲げて変形させることによって工具を使用せずに脱着自在とすることができる。
窓開口用カバーは、弾性体のガイド部材の変形によって工具を使用せずに脱着自在とすることができる。
窓開口用カバーは、弾性体の被ガイド部材の変形によって工具を使用せずに脱着自在とすることができる。
本考案は、開け放しても雨除け可能な窓開口用カバーに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
00…空気
01…屋内
02…屋外
03…家屋
10…一式の窓
12…窓枠
12a…ガイド部材
12b…ガイド部材
12c…隙間を塞ぐ部材
13a…窓
13b…窓
13b1…端面
13b2…端面
14…開口
15…間隙
20…窓開口用カバー
21…フレーム
21a…補強フレーム
22…被ガイド部材
23…被ガイド部材
24…板材
25…金網
30…換気扇

Claims (8)

  1. 家屋に設けた窓枠と、該窓枠に設けた開閉自在な窓と、該窓の開閉によって形成される開口とを備えてなり、該開口とに間隙を設けつつ前記開口を閉じるように板材を取り付けることによって屋外から屋内への空気の流路を形成することを特徴とする窓開口用カバー。
  2. 前記窓枠の上部と下部にそれぞれ設けるガイド部材と所定の寸法関係で対応する被ガイド部材を設けることによって、工具を使用せずに脱着自在とすることを特徴とする請求項1記載の窓開口用カバー。
  3. 前記板材の材質を樹脂とすることを特徴とする請求項1記載または請求項2記載の窓開口用カバー。
  4. 両側に補強フレームを設けることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の窓開口用カバー。
  5. 前記窓枠に前記ガイド部材を取り付けることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の窓開口用カバー。
  6. 前記板材の材質を形板ガラスにすることを特徴とする請求項1記載または請求項2記載の窓開口用カバー。
  7. アルミサッシ網戸の金網の一部を上下方向に前記板材を取り付けることを特徴とする請求項1記載の窓開口用カバー。
  8. 上下に戸車の前記被ガイド部材を取り付けることを特徴とする請求項7記載の窓開口用カバー
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