JP3234350U - 和太鼓台 - Google Patents

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小林 辰哉
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Abstract

【課題】各種姿勢に和太鼓を載置可能としつつも部品数を少なくすることで組立てを簡素化した和太鼓台を提供する。【解決手段】和太鼓打面Waの周縁部を十字方向で水平載置可能な正方形状の枠体4を構成し、該枠体4における角材3、3aの各端部上面4aに和太鼓Wの位置擦れ防止用の突片5を設け、枠体4内には、対向する角材3の夫々に別途角材7を平行配置し、この平行な角材3、7間に長穴を設けて成る台輪1と、該台輪1の長穴に下部が形状合致して挿脱自在に直立する一対の同一形状の和太鼓支持板2とから成り、該和太鼓支持板2の上部には、その上端面を凹欠して、和太鼓Wの直径Dより短い間隔の一対の垂下壁14と、該垂下壁14に連続して和太鼓打面Waの半周縁上の2箇所を載置可能な一対の水平面部15と、該水平面部15間に和太鼓Wの胴部Wbを支承可能な湾曲部16を設けた。【選択図】図5

Description

本考案は、胴の中央部がやや膨らんだビヤ樽型の長胴太鼓と称される和太鼓を演奏のために載せる和太鼓台に関する。
特許文献1には、左右平行に起立させた前後に長い一対の帯板と、該帯板の上端面に切欠した複数の凹溝に、該凹溝の幅の2分の1の厚みを有する和太鼓胴部の支持板と、該支持板と厚みが同一の矩形板とから成り、帯板の凹溝のいずれかに支持板と矩形板、又は1〜2枚の矩形板を組み合わせて嵌め込むことにより、和太鼓を直立、横臥、横斜などの様々な姿勢で載置できる様に複数の形態に組立て変形可能と成した和太鼓台が開示されている。
この和太鼓台の組立ては、1組の帯板に対し、和太鼓の横臥姿勢で載置の場合、支持板2枚と矩形板2枚、和太鼓の角度の異なる横斜姿勢で載置の場合、支持板1枚と矩形板2枚、又は支持板1枚と矩形板3枚、和太鼓の直立姿勢で載置の場合、矩形板4枚を必要とするため、帯板に対する支持板と矩形板の枚数合わせとその組立てが面倒で煩雑となる。
特許第3739340号公報
和太鼓の演奏形式は、その数や種類、打ち手の人数、演奏される際の打面の角度を変化させるための設置方法などにより多種多様であり、多数の楽曲を演奏するコンサートなどで、その曲間に演奏形式を変えるべく、和太鼓の移動や姿勢変更をするにあたって、上記和太鼓台を組み直す場合、支持板と補助板の増減や煩雑な組立て手順により、その組み換え作業に手間取るといった課題を有している。
また、上記和太鼓台では、打面を水平にして和太鼓を直立設置する場合は、帯板の長手方向前後の凹溝の夫々に重ね合わせた2枚1組の矩形板を嵌め込み、この後2枚1組の矩形板上に和太鼓の下側打面を載置するだけのため、和太鼓の演奏高さが制限されると共に、不安定で演奏時の振動によって和太鼓が位置ずれし脱落する不具合を招来している。
そこで、本考案では、各種姿勢に和太鼓を載置可能としつつも部品数を少なくすることで組立てを簡素化し、特に直立姿勢での安定性の確保と、高低差のある2種の直立姿勢を可能と成した和太鼓台を提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本考案の和太鼓台は、同一細幅で同一断面形状を有する複数本の角材を用いて和太鼓の打面の直径に一辺が等しく上面が和太鼓打面の周縁部を十字方向で水平載置可能な平面視正方形状の枠体を構成し、該枠体における角材の各端部上面に和太鼓の位置擦れ防止用の突片を設け、枠体内には、1組の対向する角材の夫々に、該角材よりも上面が若干低く枠体の内辺と同一長の別途角材を平行配置し、この平行配置した角材間に長穴を設けて成る台輪と、該台輪の長穴に下部が形状合致して挿脱自在に直立する一対の同一形状の和太鼓支持板とから成り、該和太鼓支持板の上部には、その上端面を凹欠して、和太鼓の直径より短い間隔を有する一対の垂下壁と、該垂下壁に下方連続する和太鼓打面の半周縁上の2箇所を載置可能な一対の水平面部と、該水平面部間に和太鼓の胴部を支承可能な湾曲部を設けたことを特徴とする。
さらに、台輪において、枠体の隅角部上で隣接する突片同士を連続一体形成して平面視鉤状の突堤と成し、各突堤に対応しない台輪底部の適宜4箇所に全長が突堤より低い旋回自在なキャスターを設け、和太鼓支持板下部に設けた長穴と形状合致する横長矩形状の凸部の上方にして長手方向両側には、凸部の長穴への挿嵌状態で突堤上面に載上掛止する鉤型段部を突設したことを特徴とする。
また、台輪において、枠体の一辺より打面の直径が若干長い別途和太鼓の周縁部を枠体上面の十字方向で水平載置可能に、突堤における突片の位置を設定したことを特徴とする。
要するに本考案は、同一細幅で同一断面形状を有する複数本の角材を用いて和太鼓の打面の直径に一辺が等しく上面が和太鼓打面の周縁部を十字方向で水平載置可能な平面視正方形状の枠体を構成し、該枠体における角材の各端部上面に和太鼓の位置擦れ防止用の突片を設け、枠体内には、1組の対向する角材の夫々に、該角材よりも上面が若干低く枠体の内辺と同一長の別途角材を平行配置し、この平行配置した角材間に長穴を設けて成る台輪を設けたので、和太鼓はその下側打面を台輪の各辺に内接する様に台輪上に水平載置することで直立姿勢と成すことができ、和太鼓の音響に影響のない下側打面周縁部の十字方向の4箇所だけが台輪における正方形状の枠体上面にのみ接地するだけのため、和太鼓の上下打面の振動や共鳴が維持され、音色が損なわれることはなく、台輪上の和太鼓下部の周囲に沿って配置された突片により、演奏時の振動によって和太鼓が台輪上から位置ずれして脱落することがない。
また、台輪の長穴に下部が形状合致して挿脱自在に直立し、上部には、その上端面を凹欠して、和太鼓の直径より短い間隔を有する一対の垂下壁と、該垂下壁に下方連続する和太鼓打面の半周縁上の2箇所を載置可能な一対の水平面部と、該水平面部間に和太鼓の胴部を支承可能な湾曲部を有する一対の同一形状の和太鼓支持板を設けたので、台輪の両側又は一側の長穴に和太鼓支持板下部を挿嵌することにより、台輪の両側又は一側に和太鼓支持板を直立させることができ、台輪の両側に和太鼓支持板を配置させた場合では、水平面部上に和太鼓の下側打面の周縁部の4箇所だけを水平接地することにより、上記と同様に和太鼓の音色を損なうこともなく、台輪よりも上方に直立姿勢の和太鼓を安定配置できると共に、垂下壁によって演奏時の振動で和太鼓が和太鼓支持板上から位置ずれして脱落することもない。
更に、台輪の両側に和太鼓支持板を配置させた場合では、各和太鼓支持板の湾曲部上に和太鼓胴部の打面側を支承することにより、和太鼓は、各打面を垂直と成した横臥姿勢と成すことができる。
そして、台輪の一側に和太鼓支持板を配置させた場合では、該和太鼓支持板と、これに対向する台輪の枠体を構成する角材とにより和太鼓の下側打面または胴部を傾斜配置することにより、和太鼓の打面を種々の角度に斜状に設置できる。
この様に本考案によれば、台輪と一対の和太鼓支持板の従来品に比し部品点数の少ない3品で、台輪に対する和太鼓支持板の挿脱による簡単な組立てで各種姿勢に和太鼓を載置できる。
台輪において、枠体の隅角部上で隣接する突片同士を連続一体形成して平面視鉤状の突堤と成し、各突堤に対応しない台輪底部の適宜4箇所に全長が突堤より低い旋回自在なキャスターを設けたので、該キャスターにより和太鼓を適宜姿勢で載置したまま和太鼓台を演奏位置へ素早く移動させることができる。
しかも、多数の和太鼓台の未使用時には、和太鼓支持板を台輪から離脱してこれらを積み重ね、台輪は突堤上に底部の隅角部を対応する様に積み重ねれば、キャスターを邪魔とすることなく、多数の台輪を整然と積載保管できるため、収納スペースの縮小化が期待でき、更にこの様に複数の和太鼓支持板や台輪を積み重ねた状態であれば運搬も効率的に行うことができる。
また、和太鼓支持板下部に設けた長穴と形状合致する横長矩形状の凸部の上方にして長手方向両側には、凸部の長穴への挿嵌状態で突堤上面に載上掛止する鉤型段部を突設したので、台輪の両側又は一側の長穴に和太鼓支持板下部の凸部を挿嵌すると共に、その長穴両端の突堤上面に鉤型段部を載上掛止することにより、キャスターによって台輪底部が床面に直接接地することがなくても、凸部が長穴を通り抜けることがなく、その上部を常に同一高さ位置に安定保持でき、台輪の両側又は一側に和太鼓支持板を安定的に直立させることができる。
台輪において、枠体の一辺より打面の直径が若干長い別途和太鼓の周縁部を枠体上面の十字方向で水平載置可能に、突堤における突片の位置を設定したので、同一大の2種の台輪を用いて2種の和太鼓を上記と同様に各種姿勢に載置できると共に、2種の台輪を区別することなく、積み重ねが可能となることで効率的に保管運搬を行え、より一層の収納スペースの縮小化が期待できる等その実用的効果甚だ大である。
本考案に係る和太鼓台の分解斜視図である。 和太鼓台の第1形態を示す平面図である。 直立姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台の第1形態を示す斜視図である。 和太鼓台の第2形態を示す平面図である。 直立姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台の第2形態を示す斜視図である。 横臥姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台の第2形態を示す断面図である。 縦向き傾斜姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台の第3形態を示す断面図である。 横向き傾斜姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台の第3形態を示す断面図である。 台輪の積み重ね状態を示す断面図である。 和太鼓台の変形例を示す台輪の平面図である。
以下本考案の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本考案に係る和太鼓台は木製から成り、主体となる台輪1と、該台輪1に着脱自在に付属する一対の同一形状の和太鼓支持板2とから構成されている。
台輪1は、同一細幅で同一断面形状を有すると共に、全長の異なる2種の長さを有する4本の角材3、3aを用いて和太鼓Wの打面Waの直径Dに一辺(角材3aと同長)が等しく上面4aが和太鼓打面Waの周縁部(図2に二点鎖線で示す。)を十字方向で水平載置可能な平面視正方形状の枠体4を構成している。
また、枠体4における角材3、3aの各端部上面4aには、先端に傾斜面を設けた和太鼓Wの位置擦れ防止用の突片5を設け、枠体4の隅角部上で隣接する突片5同士を連続一体形成して平面視鉤状の突堤6と成している。
枠体4内には、1組の対向する角材3の夫々に、該角材3よりも上面7aが若干低く枠体4の内辺4bと同一長(角材3の全長に同じ。)の別途角材7を平行配置し、この平行配置した角材3、7間に長穴8を設けている。
また、各突堤6に対応しない台輪1底部の適宜4箇所(図示例では、各角材7の両端底部)には、全長が突堤6より低い旋回自在なキャスター9を設けている。
和太鼓支持板2は、平板を正面視で丈の短い横長なTシャツ状に形成して成り、その下部には、台輪1の長穴8に形状合致して挿脱自在な横長矩形状の凸部10を設け、該凸部10の上方で長手方向(左右)両側には、凸部10の長穴8への挿嵌状態で突堤6上面に載上掛止する鉤型段部11を突設している。
和太鼓支持板2の上部には、長手方向両側へ袖状に突出した張出部12を設け、該張出部12の下側は湾曲状の弓形部13を介して鉤型段部11に連続形成している。
和太鼓支持板2において、左右両側の張出部12間にわたる上端面は水平に形成され、該上端面の中央は凹欠され、和太鼓Wの直径Dより短い間隔を有する一対の垂下壁14と、該垂下壁14に下方連続する和太鼓打面Waの半周縁上の2箇所を載置可能に離間した一対の水平面部15と、該水平面部15間に和太鼓Wの胴部Wbを支承可能な湾曲部16を設けている(図4参照)。
なお、垂下壁14は、左右の間隔が正面2aから背面2bに向かって徐々に狭まる様に、平面視ハ字状の斜めに形成されているが、垂下壁14の両端の間隔は、いずれも直径Dよりも短く設定され、水平面部15は背面2b側よりも正面2a側が若干拡幅された平面視台形状に形成され、湾曲部16は和太鼓胴部Wbの打面Wa側の周面に対応する様に、所定曲率を以て背面2bから正面2a側へ向かって下方へ傾斜している。
図10に和太鼓台の変形例を示す。この変形例は、例えば、打面直径D(枠体4の一辺長に同じ)が45cm、胴部全長が57cmの和太鼓Wよりも1段階大きい(打面直径D1が48cm、胴部全長が60cm)別途和太鼓(図示せず)を、台輪1における枠体4の大きさを変更せずに載置可能と成したものである。
したがって、この変形例では、台輪1において、枠体4の一辺より打面Wcの直径D1が若干長い別途和太鼓の周縁部を枠体4上面4aの十字方向で水平載置可能に、突堤6における突片5の位置を設定している。
また、この変形例では、和太鼓支持板2は上記と同一のものを用いるか、少なくとも上部の凹欠形状(垂下壁14、水平面部15及び湾曲部16)以外の輪郭を同一にして、上部の垂下壁14、水平面部15及び湾曲部16を、これらが載置する別途和太鼓の大きさに適合する様に寸法変更したもの(図示せず)を使用する。
上記の様に構成された和太鼓台にあっては、和太鼓Wを5通りに載置できる。
即ち、台輪1のみを用いた和太鼓台の第1形態(図2、3、10参照)では、和太鼓Wをその下側打面Waが台輪1の各辺に内接、又は各辺より外方へ若干食み出る様に、四方に有する各上面4aに水平載置することで直立姿勢と成すことができる。
和太鼓Wの打面Waの周縁部は、その胴部Wbの図示しない開口部端面で接触支持されるため和太鼓Wの音響に影響を及ぼす部分ではなく、上記の第1形態による和太鼓Wの直立姿勢では、その下側打面Waの周縁部の十字方向の4箇所だけが、台輪1における正方形状の枠体上面4aにのみ接地するだけのため、和太鼓Wの上下打面Waの振動や共鳴は維持され、音色が損なわれることはなく、台輪1上の和太鼓W下部の周囲に沿って配置された突片5により、演奏時の振動によって和太鼓Wが台輪1上から位置ずれして脱落することがなく、演奏者は安定した姿勢で演奏できる。
次に、台輪1に一対の和太鼓支持板2を用いた和太鼓台の第2形態(図4〜6参照)では、台輪1の両側の長穴8に各和太鼓支持板2の凸部10を挿嵌すると共に、その長穴8両端上方の突堤6上面に鉤型段部11を載上掛止することにより、台輪1の両側に和太鼓支持板2の正面2a同士が内向する様に直立させる。
この第2形態による和太鼓Wの直立姿勢にあっては、各水平面部15上に和太鼓Wの下側打面Waの周縁部の4箇所だけを水平接地することにより、上記と同様に和太鼓Wの上下打面Waの振動や共鳴が維持され、音色を損なうこともなく、台輪1よりも上方に直立姿勢の和太鼓Wを安定配置できると共に、垂下壁14によって演奏時の振動で和太鼓Wが和太鼓支持板2上から位置ずれして脱落することがなく、演奏者は安定した姿勢で演奏できる。
また、和太鼓台の第2形態では、各和太鼓支持板2の湾曲部16上に和太鼓胴部Wbの打面Wa側を支承することにより、和太鼓Wは、各打面waを垂直と成した横臥姿勢と成すことができる。
そして、台輪1に1枚の和太鼓支持板2を用いた和太鼓台の第3形態(図7、8参照)では、台輪1の一側の長穴8に和太鼓支持板2の正面2aを内向きにして凸部10を挿嵌し、突堤6上面に鉤型段部11を載上掛止して台輪1の片側に和太鼓支持板2を立設させる。
この第3形態にあっては、和太鼓支持板2の一対の水平面部15と、和太鼓支持板2の正面2aに対向する角材3の内辺4bの上方中間部の3点で和太鼓Wの下側打面Waの周縁部を接地して上側打面Waを所定角度を有する様に和太鼓Wを縦向き傾斜姿勢に設置できる。
さらに、和太鼓台の第3形態では、和太鼓支持板2の湾曲部16の最深部と、和太鼓支持板2の正面2aに対向する角材3の内辺4b上部中央の離間した2箇所が、和太鼓Wの胴部Wbの中央寄り部位の1点と、下側打面Waの周縁部の近接した2箇所の夫々に接地して打面Waを所定角度を有する様に和太鼓Wを横向き傾斜姿勢に設置できる。
この和太鼓Wの縦向き傾斜姿勢及び横向き傾斜姿勢においても、角材3の内辺4bが和太鼓Wの音響に影響のない下側打面Waの周縁部を接地するだけのため、和太鼓Wの上下打面Waの振動や共鳴が維持され、音色を損なうことはなく、和太鼓支持板2と角材3の上記の適宜3点支持により、和太鼓Wは各姿勢が安定堅固に保持され、演奏時の振動で位置ずれして台輪1から脱落することはなく、演奏者は安定した姿勢で演奏できる。
この様に、本考案によれば、台輪1と、一対の和太鼓支持板2の3品だけを用い、台輪1に対する和太鼓支持板2の挿脱による簡単な組立てにより、和太鼓台を3通りの形態に変形させ、和太鼓Wを5通りの姿勢に載置させられ、これらの姿勢に対応して演奏者はさまざまな姿勢で演奏できる。
しかも、台輪1底部には旋回自在なキャスター9が取付けられているので、適宜姿勢で載置した和太鼓Wを脱落させることなく、演奏位置へ素早く移動できる。
なお、図8に示す横向き傾斜姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台の第3形態では、演奏者は和太鼓Wの上側打面Waを立った状態で打ち鳴らす以外に、長座位(股関節屈曲位で両下肢を前方に伸ばした体位)で開脚した股間に、横向き傾斜姿勢の和太鼓を載置した和太鼓台を配置し、上半身を後方へ反らしてその前方に臨む上側打面Waを打ち鳴らすことがあり、この場合に和太鼓支持板2の張出部12下側の弓形部13が湾曲形成されていることで、張出部12の下方空間が広げられ、演奏者は下肢の夫々を弓形部13の下方を潜らせて支障なく前方へ伸ばすことができる。
また、多数の和太鼓台の未使用時には、和太鼓支持板2を台輪1から離脱してこれらを積み重ね、台輪1は突堤6上に底部の隅角部を対応する様に積み重ねれば、キャスター9を邪魔とすることなく、多数の台輪1を整然と積載保管でき、複数の和太鼓支持板2や台輪1を積み重ねた状態での運搬も効率的に行うことができる(図9参照)。
台輪1の積載は、図10に示す台輪1が同一形状の枠体4を基に構成されているため、2種の台輪1を区別することなく積み重ねでき、より一層の効率的な保管運搬が行える。
1 台輪
2 和太鼓支持板
3 角材
3a 角材
4 枠体
4a (枠体)上面
4b 内辺
5 突片
6 突堤
7 角材
8 長穴
9 キャスター
10 凸部
11 鉤型段部
14 垂下壁
15 水平面部
16 湾曲部
D 直径
D1 直径
W 和太鼓
Wa (和太鼓)打面
Wc 打面

Claims (3)

  1. 同一細幅で同一断面形状を有する複数本の角材を用いて和太鼓の打面の直径に一辺が等しく上面が和太鼓打面の周縁部を十字方向で水平載置可能な平面視正方形状の枠体を構成し、該枠体における角材の各端部上面に和太鼓の位置擦れ防止用の突片を設け、枠体内には、1組の対向する角材の夫々に、該角材よりも上面が若干低く枠体の内辺と同一長の別途角材を平行配置し、この平行配置した角材間に長穴を設けて成る台輪と、該台輪の長穴に下部が形状合致して挿脱自在に直立する一対の同一形状の和太鼓支持板とから成り、該和太鼓支持板の上部には、その上端面を凹欠して、和太鼓の直径より短い間隔を有する一対の垂下壁と、該垂下壁に下方連続する和太鼓打面の半周縁上の2箇所を載置可能な一対の水平面部と、該水平面部間に和太鼓の胴部を支承可能な湾曲部を設けたことを特徴とする和太鼓台。
  2. 台輪において、枠体の隅角部上で隣接する突片同士を連続一体形成して平面視鉤状の突堤と成し、各突堤に対応しない台輪底部の適宜4箇所に全長が突堤より低い旋回自在なキャスターを設け、和太鼓支持板下部に設けた長穴と形状合致する横長矩形状の凸部の上方にして長手方向両側には、凸部の長穴への挿嵌状態で突堤上面に載上掛止する鉤型段部を突設したことを特徴とする請求項1記載の和太鼓台。
  3. 台輪において、枠体の一辺より打面の直径が若干長い別途和太鼓の周縁部を枠体上面の十字方向で水平載置可能に、突堤における突片の位置を設定したことを特徴とする請求項2記載の和太鼓台。
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